fc2ブログ

2022-12-30 12:35

闇の組織Colaboの住民監査請求の回答と果てしない闇

 昨日、暇空茜さんが行っていた一般財団法人Colaboの住民監査請求が通りました。
 これについてはかんぱちさんが大量の情報を集めてコメント欄で教えてくださいましたので、そこから一部お借りして解説していきます。
 
暇空茜さんはTwitterを使っています
https://twitter.com/himasoraakane/status/1608290591586017281
Colaboの不正会計疑惑について行った住民監査請求の結果全文です
ざっくりまとめ 
2月28日までに
・遡って調べろ、不正があったら返金とかさせろ
・区分守らせろ
・こんなクソ報告書で通すな
・按分しろ
・他に流用すんな
・宿泊、給食費に上限つけろ
・ちゃんと指導しろ

東京都監査事務局からの回答
https://twitter.com/himasoraakane/status/1608284703638913030
5.結論 以上のとおり、本件精算には不当な点が認められ、その限りで本件請求には理由 があるから、以下のとおり、法第242条第5項に基づき、次に掲げる措置を講じることを勧告する。


 監査委員会が出した結論は、暇空さんのツィートで超簡単にまとめられている通りです。
 監査委員会が指摘している問題は、実はこれまで暇空さんが動画やツィッターで指摘し来た内容をほぼ全面的に認めています。

 つまりColaboが東京都に提出した事業報告書や会計報告書の内容には、非常に疑わしく、東京都が5000万円を出してColaboに委託した事業が、実はマトモに行われていない、都から受け取った公金の使途に多くの疑惑があると言う事を、監査委員会が認めたのです。

 この住民監査請求の結果は、現在暇空さんの所にだけ届いているのですが、これは結果が出たのが28日だったからで、来年1月4日には都で公式に公開されます。

 で、東京都側はこの監査委員会の勧告に従って、来年1月4日から都としてコラボの事業内容や財務諸表を精査して、問題を糺していかなければなりません。

 それにしても驚きました。
 この暇空茜氏の動画とColaboの件については、以前にもエントリーしていますが、Colaboも酷いけれど、都庁の対応も酷いのです。
 例えば暇空さんが開示請求した文書の殆んどが黒塗りです。
 
 毎年都庁に提出義務のあるはずの貸借対照表や、定款や組織図まで全部真っ黒なんです。
 定款や組織図が黒塗りって信じられますか?

 だって団体や企業の定款って、国家にとっての憲法みたいなものです。
 だから団体の理念やその運営規則などの基本を書いているのです。 そして組織図と合わせてみると、それがどんな組織だかを知る事ができます。
 これって中学の公民で習った日本国憲法と、政府・国会・最高裁などの関係図みたいなものですよね?
 
 だからどんな団体や組織でも、普通に公表するし、まして広く寄付やボランティアを集めて社会活動をする団体なら、積極的に公表するべき物でしょう?
 ところがColaboってその定款と組織図が黒塗り、つまり公表できないと言うのです。

 組織図や定款を公表できない団体って、フリーメーソンみたいな秘密結社? 
 それとも何か闇の犯罪組織でしょうか?

 因みに都条例では政治活動を目的にした団体には、都の事業を委託したり補助金を出したりすることはできません。
 しかしColaboは前々からColaboで保護している少女達を連れて、辺野古の基地移設反対の座り込みや、慰安婦強制連行捏造運動の為に韓国に行ったりしています。
 この旅費はColaboの資金から出ています。
 Colaboを支える会が自分で言っています。

 Colaboのお金で行くのは別に問題ないでしょう……なにか勘違いされてますよ。

 これ完全に政治団体じゃないですか?
 
 実はワタシも前々からColaboの主催者仁藤夢乃氏の事は知っていました。 ネトウヨなら誰でも知っているんじゃないですか?
 「差別の当たり屋」何でも差別だか「性搾取」とかイチャモンをつけまくる馬鹿フェミ、そして常に反政府の立場で、立憲民主党や共産党など左翼政党と一緒に活動する政治活動家。 
 それ仁藤夢乃氏のイメージです。
 
 ところがその人が都から多額の補助金や業務委託費を受けて活動する一般社団法人の主催者だったなんて夢にも知らなかったのです。
 そして前記のように東京都は政治活動団体には、補助金や業務委託費を出してイケナイのです。
 
 で、この件を暇空氏が問い合わせると、都は「Colaboは政治活動はしていない。」と回答しました。
 それは「どのようにColaboの政治活動の有無を調べたのか?」と聞くと、都側は「定款を調べた。」と言うのです。
 そしてその定款は黒塗り、組織図も黒塗りです。

 しかし都予算を定款も組織図も公表できないような組織に出してよいのですか?
 そしてこのような物まで黒塗りにして情報開示を拒否するとなると、Colabo以上に都の方に重大な問題があるのでは?と考えざるを得ません。

 実際、女性支援事業などの予算を得てColaboと類似の活動をしている団体は、他にもバッブス若草プロジェクトBONDプロジェクトの三団体あります。
 で、暇空さんがれらの団体についても、都に情報開示を求めた所、事業報告書も会計報告書も、Colabo以上に出鱈目で、これらの団体自身の報告書だけから見ても、救済している人数は、三団体合わせてColaboに届かないのですが、しかしなぜか同額の補助金を得ています。 
 
 そしてこの三団体の理事や代表を見ると、これまた仁藤夢乃氏と同様お馴染みの左翼活動家です。
 そして彼等を取り巻いているのが、乗り越えネットなどお馴染み反日左翼団体と左翼メディア、と左翼政党です。

 こうしてみると女性支援、女性差別反対と言われる活動が、実は特定左翼の食い物として利権化しているのがわかります。
 しかもこの仁藤夢乃等、左翼利権屋たちが有識者として厚労省に招かれ、彼等に更に利権を与える法案が既に成立しているのです

 因みに杉田水脈議員は10年余り前から、男女共同参画事業が左翼の食い物になっている事を問題にしていました。
 だから政務官してこの掃除に乗り出す所で、左翼が騒ぎだして辞任に追い込まれました。

 本当に闇は果てしなく広がっていたのです。

 
  1. パヨク
  2. TB(0)
  3. CM(22)

2022-12-28 14:13

コロナにパブロン?

 一昨日、近所のドラッグストアに行ったので、風邪薬の棚を見てみました。
 中国の感染爆発で、中国人が日本の風邪薬を買い占めていると言うニュースがでていたからです。
 特に大正製薬のパブロンゴールドが大人気で、品切れになる店が続出しており、購入制限をしていると言うニュースもありました。

 それでチョッと気になって、風邪薬の棚を見てみたのですが、龍角散その他、風邪薬は普通に並んでいました。
 そしてパブロンゴールドも沢山ありました。

 しかしパブロンゴールドAだけは「お一人様、3箱まで」の購入制限がありました。

IMG_3165.jpg

 この店は凄く大規模なのですが、しかし札幌の郊外の住宅地にあって、近隣に観光施設は一切ありません。
 また近所の住民に中国人が全くいないわけではないでしょうが、殆どいないと思います。
 だから中国人がこの店まで買い占めに来る事は殆どないと思います。
 それでもマスゴミが騒ぐから用心のためにこの貼り紙を貼ったのかもしれません。
 それともマスゴミ報道が大げさだったのでしょうか?

IMG_3166.jpg

 因みにパブロンにはパブロンゴールドA以外にも何種類かあって値段がそれぞれ違いますが、皆風邪薬です。
 でもパブロンゴールドA以外のパブロンには購入制限を示す貼り紙はありませんでした。
 値段からすると一番効きそうなのはパブロンSゴールドWだと思うし、気休めなら値段の安いパブロンSαでいいと思うのですが・・・・・。

IMG_3163.jpg

IMG_3164.jpg

 しかし日本では2019年にコロナパンデミックが始まった時から、こうした風邪薬がコロナに効くなんてデマは一度も出なかったのです。
 それなのにこんなデマが出るなんて、ホントに中国は不可解です。

 現在中国の感染者数は2億5千万人と言うニュースも出ていました。
 この数字は現在の中国の混乱状況と整合します。
 中国では感染者が増すぎて、宅配便の集配や、役所の窓口業務などに支障が出るようになった為、PCR検査陽性でも無症状者や軽症者は出勤するように言われています。
 企業や役所の業務に支障が出る程と言うのは、最低でも従業員の1~2割は病欠していると言う事でしょうから、2億5千万人、つまり中国の総人口の2割弱と言う感染者数なら納得できます。

IMG_3158.jpg

 しかし凄いですね。
 ゼロコロナを止めたのが12月7日です。 それからたった20日余りでこんなすごい感染爆発になるなんて・・・・・。
 そして死者がドンドン出て火葬場が満杯だと言います。
 共産党幹部からもドンドン死者が出ていると言います。

 思い返すと、日本も欧米もこんな無茶苦茶な事は起きていません。
 感染当初は欧米では多数の死者が出て、ロックダウンもやったし、随分悲惨な状態になりましたが、しかし2020年のワクチン接種後、見事に終息しています。 
 日本も2021年にワクチンを接種して以降、致死率が激減して、今はインフルエンザより低くなっています。

 中国政府は現在、中国で感染爆発を起こしてるのは新型コロナのオミクロン株だと言っています。
 だからホントにこれが新型コロナのオミクロン株なら、ワクチンの威力は絶大だったのです。
 最近は致死率が非常に低下したことから、ワクチン接種について、デメリットばかり言われるようになったのです。
 しかし中国の惨状を見たら、ワクチンの効果を痛感します。
 そしてオミクロン株でも、ホントにワクチンの効果ゼロなら、相当な毒性があると思わざるを得ません。
 しかも感染力は当初出た新型コロナとは比較にもならないのです。

 それでもこれがホントにオミクロン株なら、日本ではもう中国の感染爆発は他人事で済みます。
 しかし余りと言えば余りに早い感染拡大が不可解です。
 そして何と中国政府は民間企業が遺伝子解析を行う事を禁止しました。
 そうなると今、中国で猛威を振るっているのは、ホントに新型コロナのオミクロン株なのか?どうかが疑わしくなります。
 
 これでは2019年の武漢ウィルス発生時と全く同じではありませんか?
 違うのはその感染者数とウィルスの感染力だけです。

 それでさすがに岸田首相も12月30日から中国人の来日を制限するそうです。
 他国も皆同様の制限を始めているし、それ以前に大使館員の感染を恐れて、大使館を閉めてビザを出さなくなった国も多いようです。

 それでも中国は日本政府の渡航制限に文句を言っていますから、ホントにどうしようもない国です。
 他国に感染を拡大させてはならないとか、そういう事は一切考えない国なんですね。

IMG_3160.jpg

 因みに中国は塩野義製薬の開発したコロナ薬を買うとか言っています。
 この薬の効果は微妙で、厚生労働省の認可について議論がありますが、しかし今の所、他にこれと言った特効薬はありません。

 それにしてもこの新薬の生産量はパブロンゴールドより遥か少ないでしょうから、全然足りないんじゃないかと思います。

 結局一番効くのは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカなど既に西側で使われたワクチンなのですが、しかし今から注文したって全然間に合わないでしょう。
 今から億単位で発注しても、生産するまでに何カ月もかかってしまいますから。

 中国政府は西側のワクチンを拒否して、ゼロコロナを続けた間に、コロナウィルスは変異して感染力を激増させていたのです。
 ホントにすごい事になってしました。

 因みにパブロンゴールドAが効くとは思えません。
 でも買うのは勝手です。
 大正製薬とドラッグストアは年末特需でウハウハでしょう。

  1. コロナ
  2. TB(0)
  3. CM(16)

2022-12-27 13:10

何が何でも女子トイレ その2

 昨日「何が何でも女子トイレ」と言うエントリーをしました。
 そしてここで「女性スペースを守る会」がアップした動画を貼りました。
 女性スペースとは女子トイレ、女湯、女子更衣室など現在一般社会で、男女を分けて男性が入れないスペースです。

 ところが「LGBT差別禁止」の法案が成立すると、こうした場所から男性を追い出せなくなりそうなのです。 
 その為、それに危機感を抱いた人達が「女性スペースを守る会」を作りました。
 再度貼りますがこの動画は「女性スペースを守る会」の人達が、自民党議員にこの危機を訴える集会の動画です。


 2022年5月17日 院内集会

 で、動画を見ていただくとわかりますが、最初に発言するのは、トランスジェンダーの方です。 この方はGID(性同一障害体)男性なのに心は女性、その為、自分自身の肉体に非常な嫌悪感と違和感を持ち苦しむと言う問題を抱えている方です。
 
 それにしても何でこういう深刻な問題を抱えたトランスジェンダーの方が、「LGBT差別禁止法」に反対するのでしょうか?
 これはこの動画でこの方が明確に述べていらっしゃいます。
 でもワタシも少しこれに補足して状況を説明します。

 日本では自民党稲田朋美議員などが中心になって、こうしたGIDの人達の為に、戸籍変更を可能する法案が成立し、既に戸籍を変更した人達もいます。
 しかしこの戸籍変更には、ホルモン治療や性適合手術を受けている、未成年の子供がいないなどの条件が付いています。

 けれども国連や欧米では、この性別変更の条件をドンドン緩めろと言う方向に進んでいるのです。
 しかも既に、イギリスやアメリカでは「性自認」による性別変更が認められています。 「性自認」つまり肉体的な性別には関係なく、自分で自分を男と思えば男、女と思えば女になれるのです。
 そして国家や自治体は勿論、一般個人もこれを認めなければなりません。

 だから「自分は女」だと言えば、完全に男性の肉体を持つ人間がスポーツの女性競技に出場することもできるし、またその人間は他の女子選手と同じ更衣室を使うのです。 そしてそれを嫌がる女性の方が「トランスジェンダーを差別した」として、出場停止を食らったりします。
 悪質なのは性犯罪被害者のケアをする施設にこの手の自称女性が入り込み、被害女性が恐怖から彼を拒否すると、これも「差別」として被害女性が施設から追い出されます。

 こういう状態ですから、女子トイレや女子更衣室に自称女性が入ってくるのを止める方策はありません。
 そして当然の事ながらこういう施設での性犯罪が続出しているのです。

 女装して女子トイレに入り込む痴漢は、昔から結構いました。 
 今までなら日本では、女装だと見抜かれた時点で、通報されて逮捕されたのですが、しかし欧米並みにトランスジェンダー差別が禁止されると、簡単に逮捕も通報もできなくなります。
 痴漢が「自分の性自認は女性なので、自分は女性である」と言えば、彼は男ではない事になるのですから「男が女子トイレに入った」と言う事にはならず、変わりに通報した女性や逮捕した警察が「トランスジェンダーを差別した」として処罰されますから。

 更にイギリスでは2018年には「性的少数者に配慮して」公共施設のトイレを男女共用にしてしまいました。
 これで耐えかねた女性職員達が、職場のトイレを使わず、近隣の商業施設まで行ったり、女子学生が学校のトイレを使う事に耐えられず登校拒否になったりと言う事態になりました。
 それでさすがにイギリス政府はこの男女共用トイレを止めました。

 しかしこのような惨状があるにもかかわらず、まだこの性自認絶対のトランスジェンダー差別禁止の基本政策は変わっていません。

 そして日本でもLGBT活動家と左翼活動家は、日本にも欧米同様にしようと活動しているのです。
 とりあえず彼等は、性適合手術やホルモン治療なしで性別変更を求めており、その為の裁判を行っています。 彼等はこうやって少しずつ性別変更のハードルを下げて、最終的には性別は自分が選べるようにしたいのです。

 しかしそうなったら、前記の欧米の例のような問題が続出します。
 つまり女子トイレや女湯に女装痴漢が入り込み、それを追い出す事も、通報することもできない事なるのです。
 そしてこうしたスペースでの性犯罪が激増するでしょう。

 だから「女性スペースを守る会」が生まれたのですが、LGBT活動家はこれに対して「トランスジェンダーを犯罪者扱いする、差別だ。」「女性スペースを守る会は差別団体だ。」と話をすり替えた反論を続けています。 

 勿論トランスジェンダーの人全てが犯罪者であるはずもないし、「女性スペースを守る会」の側だってそんなことは考えていません。 
 因みにワタシもそんなことは考えいません。

 しかし無条件で「自分は女だ」と言う人間は、全て女性だとして対応しなければならない事になれば、女装痴漢は激増するし、連続強姦魔など超悪質な性犯罪者が「自分は女だ」と言って女子刑務所への収容を要求しても、国家はこれを拒否できません。
 実際、イギリスやアメリカでは連続強姦魔が「自分は女性」と言い張って、女子刑務所に収容された挙句、刑務所内で女子受刑者を強姦すると言う事件が何件も起きています。

 元来、GID(性同一障害)は非常に希少な障害で、これで苦しむ人の人数は僅少です。 一方性犯罪者は相当数います。 まして痴漢程度なら随分な数になります。
 こういう連中が逮捕されたら「自分は女だと思うから女」「自分はトランスジェンダー」だと言い張れば、国家はそれを認めなければならないならどうなるでしょうか?
 トランスジェンダーが犯罪者ではないけれど、犯罪者の多くがトランスジェンダーになります。
 トランスジェンダーの大半は痴漢など性犯罪者で、凶悪犯もゴロゴロいると言う事になってしまいます。

 そしてこれで一番苦しむのは、GIDで苦しむ真物のトランスジェンダーなのです。
 こういう事なったら、活動家や偽善者が何を言おうとも、トランスジェンダー=犯罪者と言う認識が社会に定着して、本当に社会から排除されてしまいます。
 そうなれば偽トランスジェンダーはさっさと元の男に戻るでしょうが、真物のトランスジェンダーはGIDが治るわけではないので、GIDの人達だけが偽トランスジェンダーの悪行の付けを払わされる事になるのです。
 だからGID当事者が「女性スペースを守る会」に入って、「LGBT差別禁止法案」の成立を阻止しようとしているのです。

 日本でGDIの人達の戸籍変更が可能になったのは、やはりGIDで苦しんだ山本蘭さん殆ど一人の活動によります。
 彼女はほぼ自費だけで、政治家に働きかけて戸籍変更を可能にしたのですが、しかし一方で女子トイレの仕様など、女性の羞恥心に関わる問題には非常に慎重でした。
 女性に忌避されてしまえば、GIDの人達が普通に社会生活をおくれなくなくなることは自明だからです。

 ところが今の日本の状況を見ていると、LGBT活動家と左翼活動家は、女性スペースに入る事を最大目的にしているとしか思えないのです。
 
 しかし考えてみればそれも当然の事で、江戸時代ならともかく、現在の日本社会では女性と男性の間に、生活の違いは殆どないのです。 
 例えば海上自衛隊で艦上で勤務する隊員で、男子隊員と女子隊員の生活の違いはあるのでしょうか? 
 こういう社会で女性と男性が、厳然と分けられているのは、女子トイレなど「女性スペース」だけなのです。
 
 だからこそトランスジェンダー差別禁止が言われるようになると、標的は「女性スペース」だけになるのではありませんか?
 
 実際、トランスジェンダーの話が出始めて直ぐに、経産省の官僚が女子トイレに入れろと言う裁判を起こしました。
 彼は性適合手術は受けておらず、受ける気もなく、ある日突「自分は女だ」と言い出し女装で出勤するようになったのです。
 
 経産省側はそれは全く問題にせず、また女子職員達は彼を女子会に招きました。
 但し経産省側は女子トイレの使用は認めず、男子トイレが嫌なら、障碍者用トイレを使うように指示しました。
 しかし彼は「女子トイレを使わせろ」と言って経産省を告訴したのです。

 しかも一審では彼が勝訴しました。
 二審では敗訴したのですが、現在は最高裁で係争中です。

 つまり今現在こうした活動家がトランスジェンダー差別と言っているのは、文字通り「女性スペースから排除される」事なのです。
 逆に言えば活動家の最終目標は、女性スペースに入り込む事なのです。 
 何が何でも女子トイレなのです。
 
 こういう現状を考えると、本当に危機的としか言いようがありません。
  1. シャベツニダ!!
  2. TB(0)
  3. CM(22)

2022-12-26 12:37

何が何でも女子トイレ 男女共同参画・トランスジェンダー

 夕べ凄い動画を見ました。
 どうやら日本でも左翼が本気で男を女子トイレに入れる気のようです。
 動画は1時間余のやや長い動画なのですが、全編発言者の危機感が伝わってきます。



 この動画をアップしているのは、「女性スペースを守る会」です。
 
 女性スペースとは女子トイレ、女湯、女子更衣室など、一般社会では男性が完全に排除されて、女性だけが使える施設です。
 ところが今ここに男性が入る事を権利として認める法案が、可決しようとしているのです。
 これは女性なら誰でも恐怖ですが、しかし殆どの女性はこの事実を知りません。 だから全然問題になっていません。

 しかしこの現状に気づいた人達が、何とかこれを止める為に声を上げ始めたのです。
 非常に驚くのは「女性スペースを守る会」のメンバーは、実はレズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーつまりLGBTと、更に強姦など性犯罪被害者の支援をしている人々なのです。

 なぜこのような人々が、一般女性に先駆けて声を上げ始めたのかと言うと、実は今こうした人々が既に、被害に遭っているからです。

 トランスジェンダーと言うと、体の性と心の性が一致しない、体は男性なのに、どうしても自分は女性だと認識してしまう、だから非常に辛く苦しい、と言う人達だと言う事になっていました。 そしてそれ自体は同情に値するし、何とか助けてあげたいと思うのです。

 しかし心の性と言われても、他人には心など見る方法がないのです。
 実は医学的にも、正確な診断法もなく、それ以前に医学的な概念自体が確定していません。
 だから定義自体が曖昧模糊としていているのです。
 それで国連ではこの定義を異様に拡大解釈して、一時的にせよ性別を変えてみたいと思うような人達までトランスジェンダーに含めています。
 更に性別は自分で勝手に決める事ができ、国家や社会、そして一般国民も当人が決めた性別に従って扱うべきであるとしています。

 その為、辛いホルモン治療や性適合手術を受けてでも心の性に体を合わせたい人ばかりではなく、男性性器はそのまま女装もしない男、しかも妻子までいる男でも、自分はトランスジェンダーで心は女性だと言い張れば女性だと言う事になります。

 また「体は男でも、心は女」なら、性愛の対象は男性だと思ってしまいますが、「体は男、心は女、性愛の対象は女性」と言うトランスジェンダーも多数いるのです。
 そして何と法務省が「体は男性で心が女性で性愛の対象は女性」をレズビアンに含めていたのです。

 もう何が何だかわからない話ですが、しかし現在欧米では既に、完全に男性の肉体のまま公的に女性になる事が認められています。
 だから完全に男性の体でその上妻子までいる男が、そのまま女性として認められてるのです。
 そして彼等がぞのまま女子トイレや女湯や女子更衣室に入り込む権利を得ているのです。

 そればかりかレズビアンの集会に押しかけて、無理矢理レズビアンの女性に言い寄り、拒否されると差別だと騒ぐ為、レズビアンが集会を開けない、レズバーの営業に差し支えるなどの問題が起きています。

 更に悪質なのは、性犯罪被害者の保護施設に入り込もうとしているのです。 
 性犯罪の被害者の圧倒的多数は女性です。 彼女達は被害に遭った事で、男性に対して大変な恐怖を感じているのですが、彼等は「自分は女性だ」と言って無理矢理こうした被害者に近づこうとするのです。

 幸い日本ではまだトランスジェンダーと名乗れば男が女子トイレや女湯に入り込む事も、性適合手術なしでの戸籍変更は認められていません。
 しかしレズビアンの集会やレズバーに入り込んで営業を妨害する事は、既に行われています。
 また性暴力の被害者に近づいて、被害者を脅かす行為も既に行われています。
 だからレズビアンや性暴力被害者の支援をしている人達が、一般女性に先駆けて、声を挙げざるを得なくなったのです。
 それでこうした人々が、一般女性に先駆けて「女性スペースを守る会」を作ったのです。

 でもこれは女性全てにとって深刻な問題で、彼女達だけに任せておいて良い話ではないのです。
 ワタシはレズビアンでも性犯罪被害者でもないけれど、女子トイレや女湯に男性器を付けた人間が入り込むのは絶対に嫌ですから、女性スペースを守る会の活動は全面的に支持します。 

 欧米では既に、完全に男性の肉体をしていても自分を女だと思えば女として扱う事を国家や個人に義務化されています。
 これでどんな問題が起きているかは、この数年来苺畑カカシさんがブログで解説してくださっていました。

 カカシさんはいつも非常に正確に冷静にそして解りやすく欧米の状況を解説してくださるので、ワタシは心から尊敬し信頼しています。
 しかしそれでも余りと言えば余りに異常な話なので、日本で現実にそんなことが起きるとは思えませんでした。 BLMやイスラム移民のテロや犯罪などと同様、欧米独特の問題だと思っていたのです。
 ところが「女性スペースを守る会」の人達の話を聞く限り、日本でも既に同じ問題が起き始めていたのです。

 そしてこの動画を見ていると、何でそんな異常な事が認められてきたのかも、わかります。 これは恐らく欧米でも同様だったのでしょう。
 
 今現在「自分は女だと思うから女子トイレに入れろ!!」と言う活動をしている人間達は、実は専業の左翼活動家です。 或いは自称女性で専業の活動家と言うべき連中です。
 そしてその背後には、共産党や立憲民主党など左翼政党や左翼活動家がいまう。
 彼等はプロなのです。

 だから非常に手際が良く、一般国民がこうした問題の意味の深刻さに気づかない間に「反差別」「すべての人が差別されない社会」などと言う誰も反対できない理念を錦の御旗にして、法務省や自民党などまで取り込んでいくのです。

 一方「女性スペースを守る会」の方は、こうした活動に無縁な人々だったので、自分達に被害が出てきて、初めて事の深刻さに気づき、初めてこうした政治活動を始めた人達です。
 だから今必死で防戦を始めたのです。

 こういう防戦に対して自称女性達は、集中攻撃をかけています。
 「女性スペースに男性を入れたくない、入れるべきではない」と言う一般常識で考えてたら当然の話を、「トランスジェンダーへの差別!!」「レイシスト!!」として執拗な抗議や嫌がらせを繰り返すのです。
 
 現在の民主主義国家では一旦「差別主義者」「レイシスト」のレッテルを貼られると、そのレッテルの真偽に関係なく社会的に抹殺されます。
 これはそれ自体非常に問題なのですが、しかし彼等はこの状況を見事に利用して、女性スペースを守ろうとする人達を徹底的に攻撃しているのです。
 だから本来であれば女性の権利を守る事を本業としているフェミニスト団体も、全く声を挙げません。 
 そして彼等は最初からフェミニスト達を取り込んだ上で、反対派を攻撃してくるのです。

 このやり方は、在日コリアンが在日特権を得てきたり、更に同和利権が作られてきたやり方と同じです。
 
 自分達は差別されている。
 自分達の要求を聞かないのは差別主義者だ。
 
 彼等もこうやって「差別」を元に、不当な利権を貪ってきました。
 これはマイノリティを名乗る悪人が、マジョリティの良心に付け込んで利権を貪る時の王道です。
 そして現在、女子トイレに入りたい男達が、これを利用して女性の安全を脅かそうしているのです。

 これが「差別のない社会」「男女共同参画社会」の結末です。
 だったらこれ自体を根本的に考え直すべきなのです。
  1. レイシスト
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2022-12-24 12:14

冬の停電を思う

 一昨日の夜、雨が降りました。
 11月30日に初雪が降ってから随分と雪が降り続き、完全に根雪になったのに雨です。

IMG_3059.jpg

 しかも昨日は一日雪が降り続きました。
 べったりと重い雪です。
 だから道はグチャグチャになっています。 

IMG_3062.jpg

 しかし道東は強風が吹き荒れて、送電線の鉄塔が倒れて、停電になるなどもっと大変な事になっています。
 胆振東沖地震によるブラックアウトの時に、これが冬なら大変な事になっていただろうと想像していたのですが、実際にその冬の長時間停電が起きているのです。

IMG_3092.jpg

 冬の停電が怖いのは暖房器具が使えなくなるからです。
 北海道で一番一般的な暖房は、大型の温風石油ストーブです。 実は現在の我が家も暖房はこの大型温風石油ストーブ一つです。
 しかしこれは電気がないと動きません。
 だから停電になると止まるのです。

IMG_3102.jpg

 電気なしで稼働するのは、ポット式の小型の石油ストーブと薪ストーブぐらいです。
 ワタシは以前の家ではポット式石油ストーブを使っていました。
 小型のポット式石油ストーブを二つ使うと、14畳ぐらいの部屋が気持ちよく温まりました。

IMG_3109.jpg

 温風ではなく輻射熱なので、傍にいると凄く気持ちが良かったです。
 よもさんもいつもストーブの傍の一番温かい場所で寝ていました。
 ストーブでお湯を沸かしたお湯を湯たんぽに使う事もできました。

IMG_3112.jpg

 でも集合住宅の賃貸では、殆ど禁止されています。
 今、ワタシが住んでいる所も禁止です。
 だから引っ越しの時に処分してきました。
 
IMG_3116.jpg

 ストーブだけなら緊急用に持ってくることも考えたのですが、しかしそうなると灯油も備蓄しなければ意味がありません。
 灯油の入ったポリタンクを持ち込むのはさすがに気が引けました。

IMG_3118.jpg

 だから札幌で長時間停電が起きたら、ワタシも凍えるしかありません。
 そして長時間停電になって怖いのは、建物の温度が下がり続ける事で、水道管始め建物内の水の配管が凍り付いて破裂することです。

IMG_3120.jpg

 破裂を防止するには「水落とし」をするしかありません。
 北海道建物の配管には、この「水落とし」の為の便がついているので、水落とし自体は簡単です。
 
IMG_3129.jpg

 水道菅凍結防止のもう一つの方法は、水を出しっぱなしにする事です。
 少しづつですが水を出しっぱなしにして、水道管の中の水が常に流れるようにしておくと、余程の低温にならない限り凍結しません。

IMG_3131.jpg

 けれどもスティーム暖房の配管などの凍結はどうやったら防止できるのでしょうか?
 大規模な集中暖房の場合、厳冬期の停電時、これをどうやって管理するのかは、全く見当がつきません。

IMG_3134.jpg

 今回の道東の停電は、強風による送電線の鉄塔倒壊が原因なので、道東だけの話でしたが、どこの鉄塔が倒れるかなんて完全なロシアンルーレットです。
 そして泊原発が未だに稼働していないのですから、全道ブラックアウトがまた起きない保障もないのです。

IMG_3140.jpg

 胆振東沖地震のブラックアウトでは二人の死者が出ました。 しかし死にかけた人は70人と言われます。
 この70人は人工透析機など医療機器を使って自宅療養していた人達ですが、長時間の停電で病院への移動に大変な目に遭った人達です。

IMG_3152.jpg

 でも冬のブラックアウトなら、ロードヒーティングも止まり、除雪にも大変な支障が出るのです。
 救急車の移動だって胆振東沖地震の時とは比べ物にならない困難が想像されます。

IMG_3153.jpg

 昨日の夕方、妹がクリスマスの御馳走を色々差し入れてくれました。
 ケーキ屋さんはどこも予約のケーキやホールケーキしか置いてなくて、ワタシの為のケーキを買うのに大苦心したそうです。
 あんなグチャグチャの道をケーキ屋さんを回るのは大変だったでしょうに。

 そして札幌は今の所、停電の心配もないようです。
 だからワタシは今夜は楽しいクリスマスを祝えます。
 でも、実は板子一枚下は地獄なのだと思います。
 
  1. 札幌の四季
  2. TB(0)
  3. CM(16)

2022-12-22 12:33

常人は狂人に勝てない 長野市公園廃止

 少し前ですが、長野市で公園が廃止になると言うニュースが出ました。
 その公園は保育所と学童保育所が両隣にあり、この二つの施設の子供達の為に長野市が空き地を借りて公園にしたのです。
 しかしこの数年、隣接する一世帯が「子供の声がうるさい」と苦情を言い続けるので、長野市長はこの公園の廃止を決定しました。

 一世帯だけの苦情で多くの子供達が利用している公園を廃止と言うのは、何とも不可解なので、少しニュースを拾っていくと、長野市の決断も理解できます。
 この苦情を出していたのは高齢の元大学教授夫妻なのですが、この夫の方が長野市だけでなく、保育所や学童保育所にも執拗に苦情を入れ続けるばかりか、公園で遊んでいる子供を捕まえは、厳しく注意すると言う事を繰り返していたようです。
 それで子供達も、子供の親達も気味が悪くなって、もう久しく公園で遊ぶ子供はいなくなっていたのです。

 しかし元大学教授はそれでも執拗に長野市への抗議を続けていました。
 それで長野市は遂に公園を廃止するに至ったのです。

IMG_3035.jpg

 ワタシが長野市長でも廃止を考えると思います。
 だってこれだけ異常な男ですから、このまま公園を維持すると、子供を襲うなどの事件を起こす可能性もあります。
 しかし子供に注意するとか、市や保育所の抗議すること自体には、全く違法性はないので、合法的にこの男の行動を止める方法はないのです。

 この男に常人として理性があれば、子供の声で文句を言っているのは、自分達夫婦だけなのだから、子供の声が耐えがたく煩く感じたら、それは自分達の方に何か問題があるのではないか?と考えるでしょう。
 しかし彼等は近所の人達に対して、ひたすら「お前たちがオカシイ。 自分の配慮しろ。」との姿勢を徹底し、近所の人達からも相手にされなくなっているそうです。
 
 これではもうどうしようもないのです。
 長野市や近所の人達が、この夫婦と話し合って解決するなどと言う事は不可能なのです。
 だから結局長野市としては、一人の狂人の為に多数の子供達から公園を奪う決断をせざるを得なくなったのです。

IMG_3036.jpg

 ワタシはこれを見て思いました。
 常人は狂人に敵わないと・・・・・。

 そしてこれを見て思い出したのは、在特会が結成されたころ、沢山you tubeにアップされた自治体への質問動画です。
 在特会が結成された当初、在特会の会員が地元の自治体に行って朝鮮学校への補助金の内容や補助金を出す理由について質問する動画を多数アップしていました。

IMG_3041.jpg

 で、その中で朝鮮学校への補助金の使途の内訳とかが出てくるのですが、これが凄いのです。 生徒数20~30人の小学校で巨大なマイクロフォンや大型テントを買っていたり、或いは毎年毎年テレビなど同じ機材を同じ業者、しかも電気屋でもない業者から買っていたり、どう考えてもまともに使っているとは思えないのです。
 何より呆れるのはそういう出鱈目な使途の報告書を自治体に提出しているのに、自治体側は毎年毎年何も言わずに補助金を出していたのです。

 何でこんなオカシナ事をするのか?
 でもネットでこの手の情報を見ているうちにわかりました。
 自治体側がこの補助金を打ち切ると、大量の抗議電話が入ったり、補助金に関わる窓口に毎日大人数で押しかけたりして、業務ができなくなるばかりか、職員達が恐怖に慄く状態になってしまうのです。

IMG_3043.jpg

 こんなことで公金の使途が出鱈目なまま放置されるのは大問題なのですが、しかしNHKはじめ日本のメディアはこれを報道しません。
 それどころか朝鮮学校側が違法行為で摘発されると、「差別だ」と騒ぐ有様です。
 京都朝鮮学校の公園不法占拠事件など典型ですが、朝鮮学校が隣接する公園を長期間不法占拠し続けた事は一切問題にせず、それに抗議した在特会側だけを問題にするような報道をするのです。

 これはメディアの中にも所謂活動家が多数いて、彼等が積極的に親北朝鮮の情報を発信しようとしているからでもありますが、メディアその物が同様の朝鮮総連やその仲間からの脅迫に非常に弱くて、彼等を刺激する報道はひたすら避けるからです。
 彼等が「社会正義」の名で騒ぐのは、相手が絶対に反撃しないとわかっている相手だけです。

 例えば統一教会などが典型で、文鮮明の存命時、統一教会の勢力が強大だったころは、メディアは一切統一教会の悪事を報道しませんでしたが、今は完全に弱体化して、メディアへの反撃能力がなくなったので、安心して叩きまくっているのです。
 幾ら悪質な組織でも既に弱体化した物を叩いていも意味はないのですが。

IMG_3045.jpg

 ともあれジャーナリズムとか社会正義を看板するメディアが実は、尤も臆病で社会正義より保身なのです。

 これでは自治体側が朝鮮学校に毅然とした態度をとる事などできるわけはないのです。
 だから使途説明書が幾ら出鱈目でも黙って補助金を出し続けるし、公有地を不法占拠されても放置するのです。

 常人なら公金を不法に使ったり、公有地を不法占拠しているのが見つかれば、それで平身低頭して謝罪するしかないのですが、朝鮮総連とその仲間のような狂人は違うのです。
 彼等は日本人や日本の自治体に対する違法行為に全く罪悪感がありません。 その意味で完全な狂人なのです。

 そういう狂人の集団に、常人の集団である自治体は敵わないのです。
 
 勿論このような狂気の行動は、日本人もやります。 所謂同和なんてこの典型で、しかも非常に悪質なのです。

IMG_3053.jpg
 
 彼等のやり口ややっている事は暴力団と全く同じです。
 そして人数だって暴力団と同程度でしょう。
 だから彼等は「マイノリティ」を名乗るのです。
 「自分達はマイノリティだから、マジョリティに迫害されている」と言って、暴力団と同じ事をやるのです。

 暴力団が怖いのは1人ではなく、小さな組で複数の人間が組みになって脅迫等をしてくるからです。
 しかしそもそも暴力団の存在そのものが違法なので、戦う事になっても法も社会も完全に味方になってくれます。

 そしてこうした「マイノリティ」の団体も暴力団と同じで、一人ではなく複数が結束して脅迫や業務の妨害をするので、非常に恐ろしいのです。
 
 なるほど日本全体で見れば少人数だからその意味ではマイノリティなのですが、しかし例えば京都府のようなサイズの自治体でも、公園を管理する部署や、外国人学校に補助金を配分する部署の職員など各数十名程度なのです。
 だからそこの数百名で押しかけられたら多勢に無勢になります。

 しかも「マイノリティ」を自称する狂人達は「自分達は不幸な被害者である」と言う立場を利用し、マスコミも全面的に「被害者の味方」ですから、法はともかく社会が味方になってくれるかどうかわかりません。

 同和問題、朝鮮学校・朝鮮総連、からLGBTまで、この種の「不幸な被害者」を名乗る団体への行政の異常な優遇、不法な公金の支出などの背後にあるのは、結局長野市の公園廃止と同様なメカニズムだと思いました。

IMG_3056.jpg

 しかしこれに対して勇気をもって立ち向かわない限り、日本の社会は守れません。
 だから勇気をもって立ち向かうしかないのです。
  1. 大言壮語
  2. TB(0)
  3. CM(16)

2022-12-20 12:55

辻本清美明言 中国は非人道国家

 ワタシは岸田総理の増税は絶対反対なのですが、増税の口実の為に行った安保3文書改訂は立派な物だったと思います。
 これは憲法改正に優先しても良い話だと思います。
 だから当然、パヨクが怒り心頭です。

 「反撃しても、原発狙われたら終わり」立憲民主党・辻元清美参院議員 安保3文書改定、与党だけの決定に怒り

 なるほどこういうアタマのままだから、岸田首相は安心して増税できるのでしょう。

 それにしても辻本清美は、この「反撃しても、原発狙われたら終わり」と言う事の意味を理解しているのでしょうか?
 同様にパヨク一同、前々から「原発を狙われたら終わり」と言い続けてきました。
 
 でも原発などインフラ攻撃は国際法違反なのです。
 原発どころか現在ロシアがウクライナに対して行っている変電所を攻撃して電気を止めると言う攻撃だって国際法違反なのです。
 一方ウクライナがロシアの国内空軍基地を攻撃したことは、国際法では完全に合法的な自衛権の行使です。

 そして今回、日本が安保3分書の改訂で書かれた反撃能力と言うのは、このウクライナが行っているようなロシアへの反撃ができる事を明記しただけです。

 ロシアはロシア国内の空軍基地に大型爆撃機を集めて、ウクライナの変電所その他、民間施設を爆撃しようと準備していたのです。
 この情報を得たウクライナ軍は、この爆撃が行われる前に、ロシア国内の空軍基地を攻撃して、この爆撃を阻止したのです。
 
 この攻撃でロシアの爆撃機や燃料タンクが損傷し、数名の死者が出ましたが、しかしそれは軍人です。
 どこをどう考えも、無問題でしょう?
 ロシア軍の爆撃準備を放置して、自国民が死ぬに任せる方が余程問題です。
 
 日本も今後は中国の攻撃が予見される場合は、その攻撃を阻止する為の攻撃を行う事にしたのです。
 
 しかし辻本清美は「反撃しても、原発狙われたら終わり」と言うのですから、辻本清美は「中国は日本の自衛権行使に対して中国は国際法違反の原発攻撃を行う」と明言したわけです。
 つまり辻本清美は中国は非人道的な国家だと明言しているのです。
 同様に前々から「原発を攻撃される!!」と言い続けた反原発の人達も、中国や北朝鮮は非常に非人道的な国家だと喧伝していたわけです。

 さすがのロシアもまだ原発の直接攻撃は控えているのですが、反原発の皆様は、中国や北朝鮮は平時にでも、今直ぐにも、原発を攻撃するかもしれないと言っていたのですから、中国や北朝鮮の非人道性は計り知れないと明言していたことになります。

 怖いですね。
 こんな国が隣国だなんて・・・・。
 でも中国や北朝鮮が非人道国家である事には、ワタシも完全に同意します。

 だって今現在も自国民をジェノサイトしたり、女子中学生を拉致して返さない国に人道性があると考える方がオカシイのです。
 そのことに辻本清美議員や反原発派の皆様が、同意してくれたのです。

 しかしそうなるとこれまで辻本議員等が言ってきた反戦平和論・「外交で解決」はオカシクないですか?
 
 だって国際法で認められている基地攻撃をされたら、即原発を攻撃するような非人道的な国家と話し合いをして意味があるのでしょうか?
 非人道国家ですから、話し合いをしてどんな条件を出すかわかりません。 その話し合いで途方もない条件を出されたときにどう対応すればよいのでしょうか?
 そしてその途方もない条件をこちらが呑んだとしても、安全が保障されるのでしょうか?

 誰とでも話し合いで仲良くが通じるのは、一定の善意を持ち、善良な人同士の話です。
 暴力団やDV男などにはこんな話合いが通用しない事は、反原発派の皆様や辻本清美先生も十分わかっていらっしゃいますよね?

 で「反撃しても、原発狙われたら終わり」と言う発言で、辻本先生は中国は超悪質なDV男か凶悪な暴力団のような国だと明言されたわけですから、話し合いなど無理だと言う明らかではありませんか?
 だったら日本側も相応の反撃能力を保持して、またアメリカなど同盟国の力を借りて、中国からの侵略を防止することを考えるしかありません。

 因みに去年ロシア軍がウクライナに侵攻する前から、ロシアが侵攻を止める条件として出していたのは「ウクライナの非武装化」でした。
 でもウクライナは断固拒否したので、今のような戦争状態が続いています。
 ウクライナはソ連の支配下で、ホロドモールなど悲惨な経験をしました。
 そして非武装化=プーチン政権の支配下で、また悲惨な歴史が繰り返されると確信しているのですから、徹底抗戦を選んだのです。

 去年ロシアがウクライナに侵攻した時は、ウクライナは72時間で降伏するだろうと言われていました。
 でも今はロシアを追い込んでいるのです。 
 勿論ウクライナも甚大な被害を受けています。 でもホロドモールのように国民の1割が餓死するような目には遭っていません。 それは国家主権がありロシアに抵抗することができたからです。

 「原発を狙う」非人道国家中国と戦争になれば、日本も無事ですまないとは思います。
 でもウィグル人やチベット人の運命を考えたら、降伏するよりも徹底抗戦した方が被害は少ないのではありませんか?

  1. 戦後民主主義
  2. TB(0)
  3. CM(10)

2022-12-19 10:32

健脚の理由

 今日も寒いです。 
 天気は良くて、明るいし、朝からずうっとストーブを焚いているのになんだか肌寒いと思ったら、外は-8℃でした。
 ホントに寒いです。

IMG_3013.jpg

 でもまた買い物の行かなければなりません。
 春まで自転車を使えないので、徒歩です。

IMG_3014.jpg

 尤もワタシは足には自信があります。
 高校生の頃は学校一の健脚だと確信していました。
 重い荷物さへなければ、歩く事は全然苦ではありません。

IMG_3015.jpg

 何で健脚になったかというと、子供の頃車酔いが酷くて、バスやタクシーに乗るのが絶対嫌だったからです。
 汽車は良いのですが、バスは30分乗れば嘔吐したし、タクシーなら15分でアウトです。

IMG_3016.jpg

 だから遠足は拷問になりました。
 小学校3年までは大阪にいて、その大阪の小学校は、近くに近鉄奈良線の駅があったので、遠足はこの奈良線に30分程のって奈良へ行き、春日大社の境内や奈良公園でお弁当と言うのが定番でした。

IMG_3017.jpg

 これは楽しかったです。
 広々とした飛火野で、友達と輪になってお弁当を広げたら、鹿に襲われて全部奪われたりしたけれど・・・・。
 奈良公園の鹿はイジーターゲットを見分けて、食料を強奪するのですが、小学校低学年の女の子なんてまさにイジーターゲットその物で、子供達が必死に声を上げて抗議しても、平然と子供達のお弁当を食べ続けるのです。

IMG_3018.jpg
 
 しかし4年生になって名古屋に引っ越すと、遠足は全部バスになりました。
 校庭からバスで2時間前後の所に行くのですが、ワタシは30分で嘔吐を始めて、そのまま目的地に着くまで嘔吐し続けました。
 胃の中は最初の数回の嘔吐で空になり、その後は目的地まで胃液をはき続けました。
 大変辛かったです。

IMG_3021.jpg

 それで目的地についたらぐったりなって、何も食べられず、ただ水を飲むだけでした。
 水を飲んでおかないと、帰り道に吐く物がなくなって、余計辛いし、口の中が胃液で苦くてたまらないので水を飲むのです。
 そして帰り道は呑んだ水を吐き、水がなくなるとまた胃液を吐きました。

IMG_3019.jpg

 こんなわけで遠足は完全に拷問になり、胃液を吐きながら思いました。
 この世からバスとタクシーがなくなってくれたらどんなに良いだろう・・・・と。
 でもやっぱり遠足には行っていたのです。

IMG_3022.jpg

 それでも中学生ぐらいないなると少し知恵がついて、遠足は車酔いを理由に全部パスし、修学旅行もいきませんでした。
 だって修学旅行はバスで道内一周なんですよ。 
 生きて帰れません。

IMG_3023.jpg

 こんなんですから、路線バスに乗るのも絶対嫌で、一人で出かける時はバスに乗らずに歩きました。
 10分バスに乗るぐらいなら、1時間半歩いたほうがマシだと思って歩きました。

IMG_3026.jpg
 
 それなのに高校に入ると、バス通学になりました。
 実はバス通学が嫌で、家の直ぐ傍の高校を受験し合格したのに、入学直前に引っ越しすることになり、せっかく合格した高校までバスを乗り換えて30分強かかる事になったのです。

IMG_3028.jpg

 ワタシは朝は泣く泣くバスに乗って学校へ行ったのですが、帰り道は歩きました。
 一時間~2時間かかりましたが、それでもバスに乗るより歩く方が楽です。
 そしてこれを高校三年間続けたので、足に絶対的自信ができました。

 ワタシの高校では定山渓まで徒歩で27キロ歩く遠足があるのですが、ワタシは普通に歩いているとドンドン他の生徒を追い抜かしてしまうので、時々時間調整が必要でした。
 目的的についても全く疲れていませんでした。
 他の生徒は疲労困憊していたのに・・・・・。

IMG_3029.jpg
 
 大人になって車酔いは嘘のように治りました。
 でも子供の時の記憶のせいか、車は好きじゃないです。
 そして歩くのは好きです。
 荷物さへなければ歩くのは楽しいのです。

 こうして車酔いのお陰で文明人として不適格な人間になってしまいましたが、それでも歩く喜びを得られたのはありがたかったと思っています。

  1. 未分類
  2. TB(0)
  3. CM(4)

2022-12-18 11:15

ワクチンは効いた 中国感染爆発

 ここ暫くネット上では、ワクチンが効くか?効かないか?、必要か?不要か?についての論争が続いていました。
 ワタシは最初のうち少しこれを見ていたのですが、直ぐに見るのを止めました。
 
 2020年トランプ大統領のワープスピード作戦で、コロナワクチンが開発されて一回目のワクチン投与では、ワクチンの効果が絶大だったことは、誰も疑いませんでした。
 実際、ワクチン投与でそれまでの大量死がピタリと終わり、このワクチンを取り入れた欧米諸国は、それまでのロックダウンを止めた後も、死者や重症者が多数出るようなこともなくなり、生活を完全に元に戻す事ができるようになりました。

 しかしその後も、コロナ感染者その物は増え続け、ワクチン接種も続けています。
 一方死者数や重症者数は減り続けて、致死率等もインフルエンザ並になっています。

 それではこのワクチン接種に効果はあるのか?
 必要なのか?
 コロナウィルスの感染力は増えたけれど、毒性はすでに弱まり、敢えてワクチンを接種しないでも、特に問題はないのではないか? 
 
 この疑問が持たれるようになってきたのです。 
 元来、ウィルスは進化については、感染力を強めるとともに、毒性は弱まると言う法則があります。
 そして感染力はその法則通り強まっているのですから、毒性の方は弱まっているはずでは?
 十分弱まっていれば、ワクチンは必要ないはずです。
 それについて、まだワクチンは必要派ともう不用派で論争が続いていたのです。
 しかしこの論争は双方決定的な論拠を出せず、議論が面倒臭くなるばかりだったので
す。

 なぜならこの議論に決着をつけるには、ワクチンを接種している集団と、していない集団を同じ環境において、感染者数・重症者数・死者数の変化を比べるしかないのです。
 しかし西側諸国は殆どの人が既にコロナワクチンを接種しています。
 ロシアなど西側のワクチンを接種しなかった国は、最初から好きに感染させて、死ぬ人は死ぬと言う形で自然に免疫を獲得した状態です。
 
 これでは集団としてワクチン接種の効果を確認するサンプルがありません。
 しかし一つだけ重要なサンプルがありました。
 それは中国です。

 中国はファイザー始め西側のワクチンの輸入は拒否しているので、実質西側のワクチンは摂取していない集団です。
 しかも中国は徹底したゼロコロナ政策を取ってきたので、感染者は非常に少ない、つまり自然に感染して免疫を獲得した人も僅少です。

 だからもしこれでゼロコロナ政策を止めて、感染者数・死者数・重症者数が増えなければ、コロナウィルスは十分に弱毒化しており、ワクチンはもう必要ない事になります。
 逆にゼロコロナ政策を止めて、感染者数・親者数・重症者数が増え始めたら、まだコロナウィルスは十分には弱毒化しておらず、ワクチンは暫く続けた方が良い事になります。

 それでワタシは中国がこの世紀の人体実験をやってくれる事を切望していました。
 しかしワタシが切望したって、中国がワタシの希望なんか聞いてくれるはずもないので、実際にやってくれることなど全く期待していませんでした。

 ところが・・・・・。 
 習近平が白紙革命に恐れをなしてゼロコロナ政策を止めた途端に、中国ではコロナの死者や重症者が激増しました。 それで人民がコロナに恐れをなして街から一切の人影が消えたそうです。
 病院は満杯になり、薬ももらえないとかで、人々は民間の売薬に殺到しドラッグストアの風邪薬が品切れになるなどの騒ぎが起きています。 日本製の風邪薬を買い占めて転売する人も多数いるようです。

 中国政府はゼロコロナを止める時に「オミクロン株は毒性が低いので、ゼロコロナを止めても問題ない。」と言っているのですから、現在中国で感染爆発をしているのはオミクロン株です。

 一方、日本でも欧米でもオミクロン株が感染は激増しているのですが、今の所、病院が満杯になるとか、ドラッグストアの風邪薬が売り切れるとかいう騒動は起きていません。
 致死率も非常に低い状態が続いています。

 という事はオミクロン株でも、ワクチンなしでは十分危険だと言う事になります。
 尤も日本の場合、まだオミクロン株対応のワクチンを接種していない人も多いでしょう。
 実はワタシもまだです。
 
 でもとりあえずワクチンを接種していれば、オミクロン株に感染しても重症化のリスクは大幅に減らせるのでしょうね。
 だから感染数は10月ぐらいからドンドン増えているのに、それほどの騒ぎにもなっていません。
 こうしてみると日本のワクチン政策は概ね成功だったと言えます。

 後何回ワクチンを接種するべきかはわかりませんが、中国の感染爆発と被害は、ワクチンなしでオミクロン株の被害がどうなるかは、非常に良い判断材料になりますから、これを参考にして考えていくのが良いと思います。

 それにしても中国はコロナには最悪の対応を取ってしまいました。
 アメリカはとりあえず行動制限をして感染者数を抑えている間に、ワクチンを開発してワクチンでコロナを制圧すると言う方法を取りました。 そしてアメリカの友好国は皆このワクチンの恩恵を受けました。
 それでコロナ禍も1年余で終わり、今は経済も社会も旧に服しています。

 中国も厳しい行動制限を課して、ワクチンや治療法の開発を急いだのでしょうが、その間に、ウィルスの感染力はドンドン強まったので、ゼロコロナを守ろうとすると行動制限をドンドン厳しくしなければならなくなりました。
 しかし有効な治療法もワクチンも用意できないままです。

 で、行動制限に耐えられなくなった人民が、反乱をはじめ、それに政府がそれにビビッて行動制限を止めたら、速攻で感染爆発です。
 こんなんだったら他の途上国みたいに、好きに感染させておいた方がマシだったのでは?
 だってそれならいきなり感染力MAXのオミクロンが、いきなり感染爆発なんて事にもならなったし・・・・。

 それにしてもこれでコロナで死屍累々という事になったら、中国の人民はどう思うのでしょうか?
 
 「やっぱり、政府は正しかった、ゼロコロナを止めろと言った自分達は間違いだった」と思うのでしょうか?
 「こんなことなら、何でいきなりゼロコロナを止めたんだ!! 許せない!!」と思うのでしょうか?

 それにしても中国と言う国は、共産主義と言いゼロコロナ政策と言い、国家全体で常に凄い人体実験をやる国なんですね。
 無責任に見物する分には、これほどオモシロイ国はないです。

  1. コロナ
  2. TB(0)
  3. CM(14)

2022-12-16 12:56

増税はするが、国防には使わない 岸田政権の方針

 岸田政権が「防衛費増額の財源の為に増税!!」と言い出しました。
 ああ、やっぱり・・・・。

 昨年のロシアのウクライナ侵略開始から、岸田政権の対応は??と思える程積極的でした。 検討士岸田が妙に早々と決断を下して、きっちりとウクライナ支援、NATO側につく事を表明しました。 
 そして早々と国防費GDP2%への増額を明言し、南西諸島の防衛力強化や住民保護策、トマホークの購入など具体策も出してきました。 

 これはネトウヨとしては大歓迎で、岸田総理はやるべきことはやってくれる総理だと思いました。
 一方、検討士岸田にしてはあまりと言えば余りに素早い決断に、何か裏があるのではと言う不安を感じました。
 かんぱちさんはコメントで以下のような意見を述べておられました。

 岸田総理は中国の台湾侵攻など中国の動きについてアメリカから何か重要な情報を得ているのではないか?
 中国の台湾侵攻が数年内に起きるとか、ホントに戦争の危機が迫っているのではないか?

 だったらホントにお尻に火がついているわけで、幾ら検討士でも延々と検討を続けるわけにはいかないでしょう。 
 だからワタシも非常に不安になりました。

 ワタシは戦争は起きてほしくないです。
 戦争は起きてほしくないから、必要な抑止力を持つべきだと思うし、またそれでも戦争になった時の為に、軍備を増強するべきだと思っていたのです。 

 しかしその為に官邸が開いた防衛費増額に関する有識者会議なる物は何とも異様でした。
 だって自衛隊幹部など軍備の専門家は1人も入っていないのです。
 これだと防衛費増額は良いとして、具体的に何にどのぐらいの金額が必要なのかの見積もりもできません。
 代わりに財務省の関係者など、財務関係の人間ばかりが入り、いきなり財源について議論し始めたのです。
 そしてすぐに「増税」と結論しました。

 その後も、増額した防衛費を何に使うのかは、全く議論されないまま、ひたすら増税議論を続けています。
 さらに増額した防衛費を少子化対策に使うと言う話まで出てきました。

 少子化対策の為に出産した家庭に10万円ずつ配り、その財源は防衛費の為に増額した税金から出すと言うのです。
 
 猪口元少子化担当大臣:「少子化対策に失敗すれば、国そのものの人口が減りますから、自滅していく危険性だってあるけれども、何よりも、何よりも、もともと子どもを守るために国防費はあるんでしょ」

 もし台湾有事が近いと言うような逼迫した状況なら、少子化対策どころではないでしょう?
 そもそも台湾有事があろうとなかろうと、こんなお粗末なこじつけで、防衛費増額の為に増税して得た予算を他に使うなら、軍備増強に使う分なんか全然残らないのではありませんか?

 これを見ると、最初から岸田内閣には防衛費を増額する意思などなく、最初から唯増税をしたいだけだったのではないかと思います。
 防衛費増額を口実に増税し、増税で増えた税収のごくごく一部は国民にばら撒き、大部分は財務省の言う「財政の健全化」に使い、防衛力整備には殆ど使わないのではないでしょうか?
 
 岸田総理が総理になった目的は唯それだけ、つまり何か口実を設けて増税することだけだったのではないでしょうか?
 だってこの人、総理になって以来、これまで一切明確な政策目標を示した事がありませんでした。
 総理の唱える「新しい資本主義」は何が何だか意味不明でした。

 安倍総理から託された憲法改正や原発再稼働、コロナの2類から5類への変更など、日本の為にやらなくてはならない事は沢山あったのですが、しかし総理はこれを全部先延ばしにしてうやむやにしてきました。
 そうかといって岸田総理が独自の政策を出したわけでもありません。
 何もやらない・・・・。
 面倒な事は全て先延ばし・・・・・。
 そういう岸田総理が突如、電光石火「防衛費増額の為の増税」を言い出したのです。

 こういうこれまでの岸田政権の政策を見ていると、結局この人は総理になったら増税をしたかったのであって、防衛費増額はそのネタとして利用しただけでしょう。
 ロシアのウクライナ侵略戦争や、北朝鮮のミサイル発射、そして中国の台湾侵攻など、国民の不安が高まり、今は日本国民の大多数が防衛費増額に賛成している状態です。

 で、岸田総理としたら「今だ!! 今なら防衛費増額を理由にすれば増税できる」という判断だったのでしょう。
 だから増税まっしぐらなのです。

 しかし日本の経済・財政状況を考えたら、増税など全くする必要がありません。
 世界はインフレに苦しんでいますが、日本は円安の恩恵を受けて、日本の上場企業全社が史上最高益を出しました。 夏のボーナスは84年以来最高の伸び率でした。
 外為特会は37兆の含み益を抱えています。 外為特会自体が120兆の原資を保持しています。

 これなら税収は上がり、政府保有資産の含み益は増え、全くウハウハ状態です。
 だったら防衛費増額分ぐらい楽々と出せるでしょう?
 それが何でいきなり増税なのでしょうか?
 増税なんかしたら、何とか景気回復モードになった日本経済がまた元のデフレに戻ってしまうではありませんか?

 ところが岸田内閣はこうした財源の増加も、日本経済への影響も完全に無視して、増税一直線なのです。
 つまり何が何でも増税!!
 増税が絶対命題!!
 国家は増税の為にある!!
 これが岸田総理の国家観であり、政策目標のすべてだったわけです。

 因みに岸田総理には凄い違和感を感じた事があります。
 それは今年の観艦式の時です。
 岸田総理は観艦式に普通の背広で出席しました。

 これまで観艦式には歴代総理も一緒に参列する閣僚寮も、モーニングにシルクハットで出席しています。 あの菅直人でさへちゃんとモーニングを着ていました。
 ああいう式典での衣装は、きちんと決まっていて、普通なら周りの人が調べて知らせるのではないですか?
 前回の海上自衛隊の観艦式は2015年で、この時岸田首相は外務大臣でしたから、他の閣僚と一緒にモーニングを着用して列席したはずです。
 それなのに何であんな格好で観艦式に出たのでしょうか?
 ワタシは凄く不思議でした。

 因みに韓国の文在寅も韓国海軍の観艦式に皮ジャンバーで出席していました。 
 だからワタシはあの時から岸田総理って実は文在寅並じゃないかと思ってしまいました。

 でも今回の増税を見ると、ホントに文在寅並だったようです。

 ついでに言うと、今回の増税について前出の猪口議員は「自民・猪口氏 防衛増税に賛意「国債は失礼に過ぎる」と珍説を述べています。
 何で国債だと失礼なんでしょうか? 
 今回のロシアのウクライナ侵略戦争でドイツも防衛費を倍増しましたが、ドイツは防衛費増額分を国債で賄う事を決定しました。
 ワタシも防衛国債が発行されたら買います。
 これ自衛官に失礼なんでしょうか?

 この人は「国債も補完的にはいいが、初めから国債でやるといえば、この国は防衛を本気でやろうとしていないと思われかねない
 とも言っています。
 これまた珍説です。

 何かをしたり、買ったりするときに、必要な資金を「借金してでも工面する」と言う人間と、「収入を増やして必要な金を出す」という人間のどちらが本気だと思いますか?
 不動産屋に家を買いたいと言う客が来た時、「家はローンで買います」と言ったら、この客は本気で家を買う気がないと思うでしょうか?

 チュチュ思想で考えると、必要な資金を借金してでも工面すると言うのは「本気じゃない」ことになるのでしょうか? 
 
 因みにこの人はこれまでひたすらお花畑軍縮を叫んでいた人です。
 そしてチェチェ思想に非常に近い人で、なぜ自民党にいるのかよくわからない人です。
 こんな人が突然防衛費の為の増税に大賛成なのです。
 
 こういうの見るとホントに岸田政権の目的は増税であって、防衛費増額は増税が目的であって、防衛力の強化は目的ではないとしか思えません。
 だから防衛費増額を名目に増税されても、それで増えた税収は殆ど防衛力強化には使われないでしょう。
 だからワタシはこの増税には断固反対だし、岸田政権は支持しません。
 
  1. 岸田
  2. TB(0)
  3. CM(8)