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『さんしょう太夫』だより
初日はすぐそこ
『さんしょう太夫』というと二十代のころ、中学校の体育館公演をしたのを思い出します。
前日の夕方から体育館で仕込みを始めて、
次の日の朝九時半から芝居をやって、
終演後すぐに撤収して次の中学校へ移動、
夜九時過ぎまで体育館で仕込みをやって、
そして次の朝公演。
この繰り返しの毎日でした。
確かにきつかったけど、
中学生たちが次第に芝居に引き込まれてきて、
おしまいには、体育館いっぱいに拍手が鳴り響くのが感動的でした。
体育館仕込みというと、
当然普通の演劇ホールを仕込むよりずっと大変で時間も掛かるんですけど、
毎日体育館だったから、
段々みんなが体育館仕込みのエキスパートみたいになっちゃって、
まったく無駄のない働きぶりになるんですよね。
で、結局演劇ホール仕込むのと時間的に対して変わらなくなってきたのを覚えています。
慣れるってすごいですよね。
芝居も何度も再演して慣れてくるとずっとよくなることありますけど、
逆に気持ちの新鮮さがなくなったりする怖さもありますよね。
その新鮮さが無くならないように、
『さんしょう太夫』の稽古は連日白熱しています。
三郎役の益城さんと、あんじゅの祥子さん。
あんじゅが三郎に責め立てられている場面です。
迫力も当然必要ですが、怪我の無いようにしないとね。
ですので入念な段取り稽古中です。
『さんしょう太夫』の一つの特徴である楽器演奏。
江林さんと、北澤さん、稽古の合間に打ち合わせ。
ちなみにわたしの担当楽器はこちら
「びんざさら」と言います。
ジャッ、ジャッ、といい音がします。
『さんしょう太夫』の旅はもうすぐスタートです。
これから伺う公演地の皆様、待っていてくださいね!!
嵐芳三郎
『さんしょう太夫』というと二十代のころ、中学校の体育館公演をしたのを思い出します。
前日の夕方から体育館で仕込みを始めて、
次の日の朝九時半から芝居をやって、
終演後すぐに撤収して次の中学校へ移動、
夜九時過ぎまで体育館で仕込みをやって、
そして次の朝公演。
この繰り返しの毎日でした。
確かにきつかったけど、
中学生たちが次第に芝居に引き込まれてきて、
おしまいには、体育館いっぱいに拍手が鳴り響くのが感動的でした。
体育館仕込みというと、
当然普通の演劇ホールを仕込むよりずっと大変で時間も掛かるんですけど、
毎日体育館だったから、
段々みんなが体育館仕込みのエキスパートみたいになっちゃって、
まったく無駄のない働きぶりになるんですよね。
で、結局演劇ホール仕込むのと時間的に対して変わらなくなってきたのを覚えています。
慣れるってすごいですよね。
芝居も何度も再演して慣れてくるとずっとよくなることありますけど、
逆に気持ちの新鮮さがなくなったりする怖さもありますよね。
その新鮮さが無くならないように、
『さんしょう太夫』の稽古は連日白熱しています。
三郎役の益城さんと、あんじゅの祥子さん。
あんじゅが三郎に責め立てられている場面です。
迫力も当然必要ですが、怪我の無いようにしないとね。
ですので入念な段取り稽古中です。
『さんしょう太夫』の一つの特徴である楽器演奏。
江林さんと、北澤さん、稽古の合間に打ち合わせ。
ちなみにわたしの担当楽器はこちら
「びんざさら」と言います。
ジャッ、ジャッ、といい音がします。
『さんしょう太夫』の旅はもうすぐスタートです。
これから伺う公演地の皆様、待っていてくださいね!!
嵐芳三郎
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- カテゴリ : さんしょう太夫
- 2012-06-29
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