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『木槿の咲く庭』だより

木槿の咲く庭 千穐楽

無事千穐楽を迎える事ができました。
御覧頂いた皆様に心から感謝致します。
打ち上げを劇場地下のレストラン「サンハウス」をお借りして行いまして、出演者やスタッフの皆さんだけでなく御覧になって頂いた演劇関係の方、マスコミ関係の方そしてピアノ演奏の崔善愛さんやアドバイザーの黄慈惠さんなども参加して下さいました。

黄さんは料理している時が幸せだそうで色々韓国の料理を作って振る舞って下さいました。
挨拶では演出家と意見を闘わせた事、反日思想で育った事や作品に対する思いを時には涙を交えながら語って下さいました。
と、それは良かったのですが、若い人と呑みたいとの事で、打ち上げ後別の店へ。
若手俳優(と言ってもホントに若い俳優はいませんでしたが…)数名、演出部の若手二人、脚本家、某メディアの方などで飲み直し。
ですが黄さんはそこに来る前我々が「サンハウス」の片付けしている間に制作者や演出家などと別の店で飲んで来ているんです。
我々と合流した後彼女は勧められた芋焼酎をグビグビ。
そうこうしている間に終電を逃した黄さんは「もうちょっと飲もう」という事で、何人かでさらに別の店へ。
そこではナンと泡盛を…

ワタシなんぞ暫くすると居眠りしてしまい途中で失礼してしまいましたが、もちろん黄女史はパワー全開!
きっとあのまま始発を迎えた事でしょう。
恐るべし黄慈惠さん。
ワタシなんぞまだまだひよっこです。

これからも日韓のためにバリバリで働いて下さい!
有り難うございました。


 巡査 役 亀井栄克:記
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『木槿の咲く庭』だより

『木槿』班はりいこと針谷理繪子です!
あと1日でこのお芝居も終わりです。
世の全てにははじまりがあって終わりがある。
願わくば
すべての人に幸せなはじまりがあって未来への扉を開けるための終わりを迎えられますように。

出会いに感謝しています。
一生涯続くご縁であることを祈念しつつ…。

戦争がもたらした悲しいことの多くは
個々人のエゴや心の闇が生み出した些末な事象によってできていることを
この芝居から痛切に学びました。

希のはただ
大切なひとの明日の幸せ。
皆様の明日がきらきらしますように。


はりい
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『木槿の咲く庭』だより

本日です!!
3/23に初日を迎えました『木槿の咲く庭』
大変嬉しいことに、NHKのテレビ取材が入りました。
本日25日(木)18:10~19:00放映の「首都圏ネットワーク」の中で、
お稽古や初日の様子、私・池田舞美のインタビューなどが映る予定です。
是非ご覧ください。


全員が民族衣装で…
この写真は、
出演者全員が民族衣装を着て、アリランの練習をした時のもの。
木槿の額
これは“木槿の額”です。
芝居のどこかで出てきます。
探して下さいね。


★池田舞美:記★  ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『木槿の咲く庭』だより

皆様こんにちは。
研修生の森愛美です。
今回の『木槿の咲く庭』では、主人公スンヒィの友人であるジャンシンという役をやらせていただきます。
登場時間は少ないですが、印象に残るジャンシンを演じたいです。
また、女優は皆チマチョゴリ姿になったりするのでその辺も注目してみてください☆


そして、なんと、
『木槿の咲く庭』の稽古風景やスンヒィ役の池田舞美へのインタビュー、
初日の舞台の様子などがNHKで5分ほど放送される
予定です!
是非ぜひ、チェックしてみてくださいね!

□森愛美:記□

★放映予定★
3月25日(木)18時10分~
NHK総合テレビ「首都圏ネットワーク」
の中にて
※番組の都合上変更になる場合がございます
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『槿の咲く庭』だより

松永ひろむです。

「木槿ー」では、主人公の少女スンヒィの幼なじみ「友(とも)くん」役です。
このお芝居の中では数少ない日本人役のひとりです。

ところで、先日、利根川へ行ってきました。
何しに?石を拾いに。
友くんのセリフで「利根川で石を拾ってきた。」という内容があるのです。
稽古初日に演出家が「ひろむ、利根川で拾ってこい」とおっしゃったので、「そうだ、利根川、いこう。」と、JRで利根川のそばの街まで行ってきました。
とても天気がよくて気持ちのいい日でした。
川までたどり着いてびっくりしました。
んまぁ~、でかいこと!
さすが坂東太郎、たしか流域面積は日本一だったような…。
ひろむ1の3
し、か、し…。
川岸はどこも護岸されてて、石は全然ありません。
しかも、コンクリートの手前側(陸側)はアシばかり生えてて、これまた石はありません…。
ひろむ2の2 ひろむ3の2
レンタカーでずーっと川沿いを上って行きながら、
降りては川岸を見、
降りては川岸を見、
やっっと、ちょこっと護岸されていないところを発見。
なんとかとりあえず、石を4個ほど拾ったのでした。

セリフでは「丸くてきれいな石」。
やっと見つけた石は「丸くて、まぁ普通の石」。
本番では、なんとかみがいたりしてきれいにするか、他のきれいな石で代替するかこれから検討です…。

でも、実際に、大きな利根川に行ったことや石を探す行動を体感できたのはとてもよかったです。
役づくりの糧にしたいです。
日没には車も返しましたが、うちに帰ったのは23時すぎてました。
1日かかりました。

お芝居全体の稽古も一歩ずつ積み重なってきています。
いい作品になる予感がします。
みんなで頑張って創りたいです。
皆様ぜひご覧ください。


 友くん役  松永ひろむ:記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『木槿の咲く庭』だより

池田舞美です。

 昨年は「龍の子太郎」の龍の子太郎役をやらせていただきました。
皆さんの温かいご声援がとても励みになりました。
ありがとうございました。

池田舞美です
今回『木槿の咲く庭』では、キム・スンヒィ役をやらせていただきます。
上の写真は、新大久保にある博物館でチマチョゴリを着せていただいた時のものです。


このお芝居は韓国を舞台に物語が進んで行きます。
真剣!
写真は物語のおしまいに唄われる『アリラン』を練習しているところです。
韓国舞踊・歌・楽器のやり方を、先生に教えていただきました。

お稽古風景
とても賑やかで、楽しいです☆

お稽古風景
本番にむけて頑張っています。
是非観にいらしてください。

    スンヒィ役  池田舞美:記
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『木槿の咲く庭』だより

 皆様こんにちは。

 3月23日~28日まで前進座劇場で公演の「木槿の咲く庭」に出演します竹下雅臣です。
工作と飛行機が大好きなテヨルという役をつとめます。


 1940年~1945年の朝鮮半島が物語の舞台です。
最初原作を読んだ時私の知らない歴史の事実が沢山あり、自分の知識のなさに恥ずかしくなりました。
でも多分私だけでなく私の世代は知らない人が多いのではと思います。
近代史を詳しく知らない世代の方も観に来て頂ければと思ってます。

 稽古も中盤戦!良い芝居になるよう本番まで気合い入れて頑張ります!!

ぎっこんばったん!

 写真は舞台で実際使う小道具の稽古風景です。
「ノルティギ」という板跳びで日本で言うシーソーのようなものです。
二人の息を合わせないと跳ぶ事が出来ず難しいです…。皆さんしっかり跳べてるか劇場まで観に来てくださいね♪


     テヨル役 竹下雅臣:記
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『木槿の咲く庭』だより

『カムサハムニダ!ハルモニ』 

 稽古二日目、『木槿の咲く庭』の主人公スンヒィと同世代のハルモニたちに、当時のことや日本にいらしてからのことなどをうかがいました。

 ハルモニたちは、“川崎ふれあい館トラヂの会”の皆さんです。
「【サイタサイタ サクラガ サイタ】という教科書を使った。九九も覚えた。いきなり日本語をしゃべれと言われて朝鮮語が出ると墨を顔に塗られたよ。」

 「苦労は口では言えない・・・思い出すと胸が詰まる・・・」。
そんなご苦労をされてきたハルモニたちですが、皆さんとても明るくパワーに満ちた女性たちでした。
おしまいにはハルモニたちに“アリラン”などを歌っていただき、あっという間に時間が過ぎました。

 うかがったお話を肚におさめて、当時の人々の心に思いを凝らして、良い芝居にしたいと思っています。
「本番での再会を楽しみにしています。カムサハムニダ!ハルモニ」


     オモニ役  浜名実貴 記
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『木槿の咲く庭』だより

まもなく…
3月23日より公演が始まる『木槿の咲く庭』、まもなく稽古入りです。

1940年の創始改名から45年の終戦、解放までを描いた、10代の兄妹が主人公のこの物語、
原作は戦争を題材にしながらも、後味のよいさわやかな印象を残して終わる良書です。
読書好きや見識者からも支持され、推薦図書とする声も聞きます。
このさわやかさを舞台にも活かすべく、改稿を重ね、脚本もまとまりました。
後は稽古入りを待つばかり!

いまむらいづみはじめ出演者のほとんどが現在、大阪文楽劇場で行われている『さんしょう太夫』に出演中です。
(こちらの公演は20日まで行っていますので、お近くの人は是非、こちらもご覧下さい。)
この公演が終わってからの稽古入り。
今から、新しい作品を作り出す楽しみでワクワクしています。

2010年は韓国併合100年です。
当時の韓国の一家族の姿を通して、日本と韓国の歴史を見直すにはよい機会かも知れません。
おいしい食べ物や、韓流ブームも相まって、より身近になったお隣の国、韓国。
もっとよく知りあうことで、心よりの交流を目指します。
今回は若い世代にも見ていただきたく、25歳以下の料金をもうけました。
学生さんから、この当時を知る方々まで幅広くお待ちしております。

★全国公演事務所 金子義広:記★
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『木槿の咲く庭』だより

2010年3月公演ご紹介
前進座創作劇場
『木槿(むくげ)の咲く庭』
リンダ・スー・パーク=原作/柳田由紀子=翻訳 (新潮社刊)
◆公演日程◆
3月23日(火)~28日(日)予定

来年2010年は終戦65周年であり、日韓併合から100年に当たります。

そこで前進座では2010年3月、前進座劇場にて戦前から終戦までの韓国を舞台とした物語『木槿の咲く庭』(新潮社刊)を劇化、上演いたします。

物語はアボジとオモニ、兄妹と叔父の五人家族を中心に展開していきます。
主人公はこの兄妹です。
当時の韓国は、
日本人により食料、物資が強制的に徴収されるのはもちろん、
風習、言語、国旗、更には名前さえも奪われ、
韓国人の尊厳は巧みに否定され、日本人化させられていくのです。
タイトルにある木槿(むくげ)とは、夏から秋に白い花を咲かせる韓国の国花です。
しかし、この花ですら韓国人の反逆の精神の象徴とされ、燃やさせることまでおきます。
こんな暗鬱な時代ではあっても、
主人公である子どもたちの目はいつでも希望や楽しみを見つけ輝いています。
乗り物好きの兄テヨルは、いつか飛行機に乗りたいという希望を持って、叔父さんとガラクタを集めては自転車を組み立てています。
妹スンヒィは好奇心、向学心にあふれていて、大人たちや男たちだけの話にも耳をそばだて、謎を解き、機知に富んだ日記を描きます。
そんな二人にもやがて時代の暗い影が覆いはじめます。

これまで、前進座で韓国に触れた作品には、
三浦綾子さん原作の『銃口』(2003年初演)、
弁護士布施辰治の生涯を描いた『生くべくんば 死すべくんば』(2007年初演)があります。
これらは昭和の日本を描いた作品でしたが、
今回は韓国を舞台とし、韓国の家族の視点から同時代を描いていきます。
これは初めてのことで、劇界でも大変意義のある試みであると、自負と責任とを感じています。

原作者は在米韓国人二世のリンダ・スー・パークさん。
彼女が幼少の頃から聞いてきた母親の体験をフィクション化したのが今作品です。
リンダさんの作品は日本語に翻訳されたものはまだ少なく舞台化は今回の「木槿の咲く庭」が初演となります。
アメリカでは主に児童文学を書かれており、2001年にはニューベリー賞を受賞、本作では児童書の平和賞であるジェーン・アダムス賞他17の賞や候補作に選ばれています。
韓流ブームと円高の影響で今まで以上に身近となった隣の国、韓国。
しかし、根っこには未だに解決されていない思いが横たわっています。
真の友好平和を願う作品を目指します。

https://www.shinchosha.co.jp/book/505221/ (新潮社)
木槿の咲く庭

☆全国営業所・金子義広:記☆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

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