今日は加東大介さんの御命日でした。
「南の島に雪が降る」チームは佐賀の公演のため、
制作チームがお墓参りに行かせていただきました。

高台で風通しのいい、
千の風が舞うような所に加東大介さんのお墓はありました。
「夢」という文字が。



お花と
「南の島に雪が降る」の原作本、
そして
舞台の脚本をお供えしました。




私たちの大先輩、
加東大介さん、
どうぞ私たちの舞台を見守っていてください！
劇団員一同、精一杯つとめます！

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佐賀公演の今日は、
４０年前―１９７５年に亡くなった
加東大介さんのご命日。



主催の皆さまとの対面式で共に
黙祷を捧げました。

喜八郎☆記 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

7/30、31と花輪高校演劇部の生徒さん達を交え
ワークショップを開催。
普段歌舞伎を観ることもあまりないということで、
前進座ならではのワークショップ！
１日目は歌舞伎の時代物・世話物の違いを勉強して頂き、
実際に立廻りなど実際動いてみてもらったり、
役作りをしていくことを体験して頂き、






２日目は今回お芝居で三味線を弾いてくださる杵屋邦寿さんに
お芝居と音の関係について面白おかしく、
そして目からウロコな話を教えていただきました◎
素晴らしい演奏まで聴かせて頂きウットリ(*^-^*)



劇団員の私達が楽しんでいた、、、というのは置いておいて、、、

色々体験していただきました◎




こういうことから少しでも歌舞伎やお芝居を観ることに興味を持ってもらえたら、、、
最高の喜びです☆

ご参加頂きました皆様、
本当にありがとうございました！

記・平澤 愛 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

7月11日・仙台国際センターでのチャリティ公演を終えて、「如月の華」公演班は無事帰京。ゆっくり休む間もなく、俳優たちが、10月の東京公演に向けて、都内・近県のご挨拶まわりをさせていただいてます。

九條武子役の今村文美は、25日に、和田堀廟所の武子様のお墓にお参り。6月～7月巡演のご報告をさせていただきました。お参りしていたところを、若い頃から60年も和田堀廟所の庭師を勤められているというおじい様からお声をかけていただきました。聞けば、武子様のお墓の脇に立派に聳える木々を植えられた方とのこと。真夏の日差し照り付ける中、武子様の墓石をかばうようにして立派に聳え立つ木々を見返すと、いっそうの感慨を覚えずにはいられませんでした。
文美は、7月の京都公演中に、大谷本廟にもお参りさせていただきました。大谷本廟の職員の方によると、廟所にお参りに来られる方が急に増えたとのこと。前進座公演が武子様のご供養にお役に立てているように思え、嬉しく思いました。

本日29日は、お打合せがあり、築地本願寺を訪問。また、境内にある武子様の歌碑に手を合わせてきました。




「おほいなるものの ちからにひかれゆく わがあしあとの おぼつかなしや」
武子様のご生涯を知って、この歌を読み、また直に歌碑の筆跡を辿らせていただくと、これまた、言い知れぬ感動を覚ずにはおられません。武子様の心そのものに打たれます。

10月浅草公会堂にお運びいただけます皆様方が、和田堀廟所、築地本願寺境内の歌碑にも、お立ち寄り下さると、この上ないご縁になろうかと思います。

制作部　林健太郎

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『くず～い屑屋でござい』班は只今
秋田は鹿角におります。



今回お世話になる会館、
鹿角市文化の杜交流館コモッセは、



今年４月にオープンしたばかり！！
なので、、、





とっってもキレーイ(≧∇≦)
ここでお芝居が出来ると思うと
気持ちも上がります↑↑


それにしましても
東北だろうとなんだろうと、、、
暑い（；´д｀）
本番直前、
暑さに負けず気合い入れていかなくちゃ！！
皆様も水分補給忘れずに暑さを乗りきってくださいね♪

記・平澤 愛

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こんにちは、小宮幹之助役の松浦海之介です！


　関西公演を終え一時帰京中でした。
…いやぁ〜暑い…関西巡演は台風と出会っちゃいましたので
ムシムシした日々が続いていました…
それが一転して暑い日が続き、倒れるんじゃないかと思う
今日この頃です
が、
ニューギニアではこれに
湿気を足し
虫を足して、
物資不足を足す…
本当に過酷な地獄だったのだなと改めて考えさせられました。

今日は高知の皆様の所へお邪魔いたします。
自分は初四国上陸でありますので楽しみにしておりました！！

1人でも多くのお客様に観ていただけることを祈って…

松浦海之介☆記 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

皆さん、こんにちは。嵐芳三郎です。
「南の島に雪が降る」は、最初の旅を終え一旦東京に帰ってきました。

ところで、私は役作りのため日焼けとダイエットに励んでおります。

今日は猛暑のなか、ジョギングでカロリー消費です。



食事制限だけでなく、運動もしないとすぐに体重が戻ってしまうので、なるべく走ってます。

いつもは1時間走るのですが、今日は気温が３６℃もあり、熱中症が怖いので40分にしときました。

それでも汗だく、日焼けもできて、まさに一石二鳥です。

それにしても、だいぶ黒くなったなぁ。でも9月の大阪公演では「棒しばり」の次郎冠者をやらせて頂くので、その時に黒いのはちとまずい。う～ん・・・どうしたもんかなぁ・・・ま、いまはいーか。

そして走った後はもちろんこれです。



そう！ビール！！

せっかく走ったのに、意味ないじゃん！！と、思われることでしょう、でも大丈夫。ビールは太りません。ビール飲みながらいろんなもの食べるから太るのです。つまみを野菜系にすれば問題なし。私のお勧めは冷やしトマトに塩キャベツ。

それに人間は、楽しみがあるから頑張れるのです。なにもかも我慢するのはストレスです。私の場合、ビールははずせません。

いい休みになりました。まさに兵士の休息。

さて芝居の方ですが、各地の公演で感じるのは、お客様の反応が大変良いということです。笑い、すすり泣き、拍手、それらがダイレクトに帰ってくるという感じです。新作のお芝居は、お客様がどんな反応をくださるのか、本番を開けてみないと分からないのですが、こちらの想像以上の反応を頂いていることを、とても嬉しく思っています。

今回の旅では、私も搬入搬出と舞台の仕込みを手伝っていますが、終演後トラックに荷物を積み込んでいると、ご覧になったお客様が、「よかったよ～！！」と、お手を振ってくださることがしばしばあります。こちらも、「ありがとうございまーす！！」と大声で返しています。旅公演の醍醐味ですねぇ。

さて、我が演芸分隊、また旅にでて、帰ってきたら東京公演です。三越劇場という、南の島も楽しみです。

記　嵐芳三郎 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

　舞台稽古の亀有から大津に移動、初日を開けて
8日間8ステージで、いったん帰京。
明日から又『南の島に雪が降る』演芸分隊の旅が始まります。

高知、松山・佐賀・宇土市（熊本）、
帰京して8月7日から日本橋・三越劇場
そして18日武蔵野・市民文化会館。

”本土”では８月１５日を終戦（敗戦）記念日と呼ぶけれども、
広範囲に亘った戦場と”本土”とでは、
だいぶ様相が違う。

゛8月6日を命日に持つ”
と詠った詩人は誰だったろう。

今日はこの後伺う松山市大空襲の日。
他に名古屋、大阪、福島、富山、新潟、茨城に
爆弾が落ちている。それらは松山とは違う
模擬原爆、原爆投下の予行演習。
名古屋にはエノラ・ゲイ、
富山にはボックスカーが飛来した。

南の島の終戦の日も様々。
ニューギニアでは8月18日に知ったと記す人が多い。
勿論、ジャングル深く籠って十年後に”終戦”を迎えた人たち、
迎えなかった人たち・・・。
戦後30年前後に帰国した人たち。

戦後70年、それぞれの時間。
幸福は皆似ているが、
不幸はそれぞれの顔を持つ。
喜八郎☆記



　



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江戸三座の一つ、
市村座で旗揚げした前進座。

　出演してきた劇場は数知れません。

　黒河内雅子が明日日曜日まで出演している
明治座は創立１４２年。
ロビーに掲げられたその歩みには
１９４３（昭和１８）年３月
前進座初出演と記されています。

『将軍江戸を去る』や『暫』を上演したこの公演は
加東大介＝市川筵司出征の半年前。

二年後、東京大空襲で歌舞伎座、新橋演舞場とともに烏有に帰す。
焼け残った三越劇場、帝国劇場などが
戦後の大都市演劇を支えた。

　創立８８年の三越劇場には
新美南吉『花の木村と盗人たち』が
前進座初出演、
三越ロイヤル・シアターにも
『ママちゃまーエリザベス・サンダース・ホーム物語』で
出演しています。

『くず～い屑屋でござい』に引き続いての
『南の島に雪が降る』三越劇場公演は
いよいよ二週間後。

３０歳以下対象のユース・チケットも設定しています。

喜八郎☆記
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毎日毎日暑いですね！！

前進座の稽古場も,,,

熱いです！！！




８月１日の鹿角公演、
そして
８月４日、５日三越劇場公演に向け、
『くず～い屑屋でござい』は絶賛お稽古真っ最中です◎

是非劇場にお誘い合わせの上遊びに来てくださいね♪

記・平澤 愛 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

　今日は久し振りにマノクヮリに行かない日です。

和歌山の公演を終えて、移動。２７日の高知まで舞台は一寸お休み。
あのジャングルの舞台に身を置いていないのが不思議な感じです。

　明り合わせー照明さんのリハーサル―を客席で見ていると、
ジャングルと演芸分隊宿舎の姿が、照明によって
万華鏡のように
変わっていく美しさに見惚れてしまいます。

　隊員たちは夏向きのさっぱり頭、
「歌舞伎の楽屋風景と違ってて新鮮だね」と
演劇鑑賞会さん。

この頭で今日はちょっと娑婆を歩いてきます。

喜八郎☆記 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

盛況の名古屋を終えて全員でバス移動。
今朝は和歌山です。　　　　　　　　　　
名古屋の年金者組合の皆さまの取り組み、
各支部の責任に初めは不安もあったけど達成して、
結束が更に深まったと有難いお言葉。
戦争の芝居でこんなに笑ってて良いの？と
稽古場でも一寸思ったけれど、
今日の客席は笑い全開。
そうして大切なことはちゃんと持ち帰って頂きました。
「マノクヮリ歌舞伎座が遺っているなら観に行きたい」
素敵なお言葉も頂きました。
残念ながらこの奇跡の劇場取り毀しについては加東さんが復員前に見届けて記しています。
でも人類の遺産たる劇場は、お芝居を御覧いただいた皆様の心の中に遺っているはずです。

喜八郎☆記

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名古屋公演。
昨日は京都から広島に移動して公演、搬出後とって返して名古屋に。　　
広島では搬入時の雨もあがり、蝉時雨に包まれた会館での『南の島に雪が降る』。　　　
７０年目の夏を迎えた広島にいいものを持って来てくれた、と有難いお言葉。
市民劇場会員さんからは、例会に持ってこられないの？と熱いラヴコール。
来週に『蟹工船』の例会を控えながら搬入出までお手伝い下さいました。

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各地梅雨明け、猛暑日の中、京都２ステージを無事終えて今日は広島。
搬入口で待つ間、普通なら日焼けを避けて日陰にいるはずの役者達が、日向ぼっこ。
南洋の芝居のために日焼けに勤しみます。
京都ではマノクヮリ帰りの叔父さんからお話を聴いた想い出に涙が停まらなかったというご婦人も。
一方、こんな事実があったのか、と原作をお求めになる方も。
楽しんで頂いた舞台を新たな出会いいろいろな切っ掛けにしていただければ幸甚です。　　

喜八郎☆記　　　　　

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今日海の日は京都にて２ステージ、
このあと広島、名古屋、和歌山と続きます。
サイパン島と言えば海のリゾート地。
小学校の時に民間人迄が飛び降りたバンザイクリフについて読んでいたから違和感を覚えたが、
オアフ島とて真珠湾攻撃の地。
ニューギニアの戦跡も美しい海と空に囲まれて
重戦闘機呑竜の機体は優しく蔦に絡めとられる。
ゴクラクチョウの住む島を、兵士たちが地獄と口を揃える戦場に変えたのは人の為す業に他ならない。

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大阪メルパルクホールに雪を降らせた演芸分隊、
明日の京都２ステージに備えます。

世間は連休そして夏休みに。
学生生徒さん等若い皆さまにも是非お運び賜りたいもの。

閑話休題、
赤道に面したニューギニア島にも雪は降ります。
この手記が最初に発表されたとき
『南海の芝居に雪が降る』とタイトルされたのも、
脚本家が「マノクワリじゃ絶対に見られない」と言わせているのも
その為なのでしょう。

南の島に雪は降ります。
が、それた情緒深く舞台に降る雪ではなく、
峩々と聳える３、４千メートル級の山塊が頂く雪。
そこには未だ
山越えの行軍に斃れた数えきれない
白骨が眠っています。

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大雨で運休が出る中、演芸分隊２ステージ目。
動いている新幹線で駆けつけて下さった方、
何時間もかけてお運びくださった方。

　幕が開いてみれば一階席は一杯、
今日も熱い熱い客席でした。

　それでも今日の観劇を諦めざるを得なかった方たちに
大阪京都で是非と呼び掛けられました。
映画と違って舞台だけはその場に足を運ばないと
ご覧頂けない。そして、その場の皆様と一期一会で創るもの。
　
　『南の島に雪が降る』もあと
３９回こっきり。

　　　≪搬出後の移動の急遽変更を伝える人責（移動責任者）≫

戦地の人達は芋の蔓の弁当をポケットに三日、四日歩いて
マノクヮリ歌舞伎座を観に来た人々の心に
想いを馳せつつ
今日、大阪のステージを開けます。

喜八郎☆記

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　嵐の予感の中、
大量の藻が打ち上げられる岸辺の
びわ湖ホールには早くから行列。
　
　初日の快い緊張と
熱い客席に支えられて
幕が上がりそして降りました。

　台風本州再上陸の中
今日は雨の神戸に
『雪』が降ります。

御足元の悪い中ですが
充分お気を付けての
お運びをお待ちしております。

近畿では明日の大阪メルパルクホール
　　　　　　２０日の京都呉竹文化センター
　　　　　　２２日の和歌山市民会館
中四国では　　
　　　　　　２１日の広島・上野学園ホール
　　　　　　２８日の高知県民文化ホール
　　　　　　２９日の松山・ひめぎんホール
中部地方では
　　　　　　２２日　名古屋・市民会館
と続きます。

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　パンフレットの表紙も、勿論チラシやポスターと同じ
スタジオ・ジブリの近藤勝也さん。

　表紙裏に記された近藤さんのコメントに
この素敵な絵の出来るまでの事情が記されている。

　実は、この依頼お断りになるつもりだったらしい。
読まずに断るのも失礼、と律儀に原作に目を通されて、
その素晴らしさに断れなくなった。
困ったことに絵にしてみたくなってしまった、
というのである。

　その素晴らしい『南の島に雪が降る』の
前進座版舞台が、今日
びわ湖の畔で初日を開ける。

強風と断続的な雨の合間に
湖水がたたえる深い色はふと
南の海を思わせる。

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　今日無事開場の運びと相成りました。
もとより拙い芸ではござりまするが、誠心誠意…


　マノクヮリ歌舞伎座開場の加藤徳之助口上の文句は、
其の儘、文学座・前進座混成
(北海道を『わが町』で巡演中の作者からは、
道内銘菓と共にメッセージが届きました）
『南の島』分隊の想い。

　無事？舞台稽古を了えて、
一同、初日の大津に向かって移動中。
　明日より
大津、神戸、大阪、京都、広島、名古屋、和歌山、と
各地に
雪
が降ります。

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三浦綾子『銃口』の
舞台稽古で前進座劇場に籠ってた日に
イラク攻撃が始まりました。
翌日からの公演の客席の熱さは
忘れられません。


亀有での居処稽古から
日付が変わる間際に帰ってきたら
”安保法案”が明日採決？

明日は舞台稽古、
一週間後に
広島 上野学園ホール
（白島の前アルソックホール　
元　郵便貯金ホールと言った方がお馴染みでしょうか）
で。

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亀有です。

リリオホールで舞台稽古。
本日は仕込み、
９階の舞台に大道具を搬入、
美術家・佐藤琢人大活躍
劇中の演芸分隊と同じく
自分たちの手で舞台を作っていきます。

演技空間が出来ました。
一週間後は京都公演。

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すっかり夏の日差し。
新宿・芸能花伝舎で
『南の島に雪が降る』
惣浚いでした。

戦場で出会った
経歴もバラバラの
男たちが織り成す人間模様。

人間とは芝居とは平和とは
その原点を見詰める芝居
間もなく産声を上げます。

明日は亀有で仕込。

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「違う｡これまでの客席の反応と全然違う｡」
『如月の華』第一幕終了後､楽屋に戻ってきた國太郎さんの第一声でした｡

『如月の華』2015年前期巡演の千穐楽は
初めての東北､宮城県仙台市で迎えました｡



「こころの東北支援公演」と銘打っての震災復興チャリティー公演です｡
仙台国際センター大ホールは超満員｡
1000名を越える客席に膨れ上がりました｡

そもそも私たちがこの芝居を立ち上げようと決意したのは4年前､
あの東北の震災が起きたからに他なりません｡
90年前に起きた関東大震災の折､自らも被災されながらも､
多くの人々を救済するために命を懸けて
ご尽力された九條武子さんの物語が､
今復興のために懸命に努力されている東北の方々のお力に少しでもなれたなら…｡
今日の仙台公演は私たちにとっても特別な意味を持っている舞台でした｡
一幕のラストが関東大震災の場面です｡
冒頭の國太郎さんの言う通り､今日の客席の反応は今までと全く違うものでした｡
それまで比較的のんびりとご覧になっていたお客様の雰囲気が地震の場面が始まると一変｡
客席中から溢れ出る“恐怖の記憶”が舞台で演じている私たちに鮮明に伝わってきました｡
中には顔を覆って舞台を見つめている女性もおられました｡
4年4ヶ月経っても今なお行方不明の方々が
1,244名もおられるという現実がここにあるのです｡
カーテンコールは割れんばかりの拍手でした｡
震災場面で顔を覆っていた女性も笑顔で拍手してくださっていました｡
武子さんの台詞が私たちに問いかけます｡
「私にはまだ､やるべきこと､すべきことがある」
今日の舞台は演劇人としての私たちの責務を改めて痛感した貴重な一日でした｡

今日の公演は千穐楽の舞台に花を添えるかのように､
これまでずっと劇団を支え､応援してくださっている方々が
東北中からたくさん駆けつけてくださいました｡
今回のチャリティー公演を実現に導いていただいた西本願寺仙台別院の晨(はやし)教務所長､“石巻の赤ひげ先生”こと矢崎先生､『生くべくんば死すべくんば』公演で多大にお世話になった石巻の弁護士の庄司先生､郡山の前進座応援団長とも云える焼鳥“河童”のお母さん､郡山前進座友の会の皆さん､仙台演劇鑑賞会の藤本事務局長､青森からはチラシ､パンフレットなど劇団の印刷物を作っていただいている印刷屋の斗沢社長､北上から劇団の特別アドバイザーをしてくださっている新田さん…
前進座東北応援団オールスターで千穐楽のつどいは大いに盛り上がりました｡




そしてなんと言っても嬉しかったのは､
病気療養中で地元で懸命にリハビリをしながら女優復帰を目指している高橋亜紀ちゃんが楽屋を訪ねてくれたことです｡
1年半ぶりの再会に皆々､涙でした｡
右手一本で作ったという手作りハンバーグは本当に絶品でしたが､
亜紀ちゃんの元気な笑顔が何よりの御馳走でした｡




北海道から始まった『如月の華』の巡演も
北陸､京都､徳島を経て今日の仙台公演でひとまずの千穐楽です｡
今回の公演で各地でいただいたエネルギーを糧にして､
秋からの再出発に向けて､これからも誠心誠意､全力で舞台を務めて参ります｡

柳生啓介 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

　東京・三越劇場の前後に
全国各地で『南の島に雪が降る』をお迎え下さいます。


　出征や被爆のことを
親は一言も話さなかった・・・
というお話をよく伺います。

　孫が出来て初めてその経験を話しだした、
いや、亡くなる間際に初めて出征先がニューギニアだった事だけを知った、
といったお話から
戦場で負ったキズの深さが伺われます。

　フィリピンからの引揚げでは
怖かったのは敵国でなく日本兵。
自国の兵隊に襲われて死んでいった人が多かった、
という引揚者の方のお話も聞きました。

　まだまだ語られない戦争の様々な顔が
あることを感じます。

皆様のお話を肝に銘じつつ
　『南の島に雪が降る』を掘って行きます。

来週の今日は大阪
メルパルクホール公演。

喜八郎☆記 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

久々に晴れた新宿・芸能花伝舎（稽古場）のロビーは、
洒落たテラス。
日差しの中で夕べのお話を反芻します。


青年劇場―正式名称は秋田雨雀・土方与志記念青年劇場ーの
創立者にして初代代表・
瓜生正美さんにこの芸能花伝舎まで
御足労を頂いて、
お話をお聞きしました。

土方与志先生の演出助手として前進座の
『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』などにも
ご参加いただいています。
「いやぁ（いまむら）いづみちゃんが可愛かった」
なんてお話も・・・。

　戦争も末期に召集されたので、
外地に行く術もなく本土決戦準備、
敗戦武装解除の時には後日を期して
沢山の手榴弾を埋めて隠した、

というお話に出演者から溜息が漏れます。

物心ついた時から軍国教育を受けた
自分たちは戦争に懐疑的になる目など
持ちえなかった。

中国への出兵は日常という感覚で、
対米宣戦で突如”戦争”が
始まったという実感だった。

が、突如始まるように見えて突如ではない。
少しずつそれに慣らされてそこに突入してしまう。
今、何歩か既にそれに向かって歩いてしまったが
まだ間に合う。

御歳９１とは思えない力強い語り口に
引きこまれます。


「平和がなければ、健全な芝居もない。
でも、芝居は泣いたり笑ったり
楽しくなきゃね。」

南の島に雪が降る
のメンバーに大事な言葉を
手渡されました。

一週間後には神戸文化ホール。

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本日は衣裳さん、小道具さん参加、照明さんもフル・メンバー、
そこに”職場見学”の生徒さんも並んで大盛況の稽古場でした。
　デッサンに色を累ねて行くように
芝居が成長して行きます。


一週間後は、大津
びわ湖ホールで
初日。

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　今日の稽古から音楽が入りました。

曲が入ると同じ芝居もまた
一変。

《音響・照明のプランも芝居と共に日々進化します≫

演ってる方も観てる役者も
新しく発見しながら
稽古は初日に向かいます。

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　東京で天の川は見られませんでした。

七夕、織姫彦星の夕べ、
南の島の舞台、マノクヮリと同じ半島にある
ソロンに過ごした
劇作家・加藤道夫が
南十字星を見上げた空に浮かんだ
面影の女性と帰国後に結ばれたと書いているのを
おもい出します。

　ニューギニアは南半球。
マノクヮリは南緯で言うと一度弱。
日本の標準時を定める兵庫・明石を通る子午線は
ほぼここを通ります。

日本の倍あるニューギニアですから
東部ニューギニアは日本と一時間の時差がありますが、
マノクヮリのある西部は日本と同じ時間。

南半球では北半球より
天の川がくっきりと見えるとか。

喜八郎☆記 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

　京都公演も無事に終り、徳島にやってまいりました。

　7月5日は夕方１８：００から仕込みの為、日中はOFF。徳島の街中を散策してみました。
徳島と言えば、なんといっても阿波踊り！街中が踊っています。

ポストも踊っています。


道路も踊っています。


橋も踊っています。


公園の東屋も踊っています。


トイレまで踊っています。


ご当地出身の山崎辰三郎先輩も、お囃子が聞こえると条件反射で踊りだしちゃうな～。納得♪

　せっかくの機会なので、徳島の街を一望できる眉山に、ロープウェイで登ってみました。
丸っこいボディーが可愛らしいロープウェイで、標高300m程の山頂へ。


　この日は生憎のお天気で見えませんでしたが、晴れていると淡路島まで見通せるそうです。「四国三郎」の別名で有名な吉野川を左手に、徳島の街を見はるかす事が出来て、ゆったりした気分を満喫できました。



　翌7月6日はいよいよ徳島公演。四国で唯一の公演でもあり、四国全県からお客様がご参集下さり、徳島郷土文化会館あわぎんホールの客席はほぼ満席の賑わいです。

　徳島公演にあたって、徳島市民劇場の皆さまに多大なお力添えを頂きました。ご観劇のご案内だけでなく、前日には会員さんとの交流会、当日は事務局長の佐野さんはじめ、市民劇場の方が表方までお手伝い下さいました。本当に、本当～にありがとうございました<(_ _)>
9月例会では『芝浜の革財布』でお世話になります！どうぞよろしくお願い致します。



　幕が開くと、お客様の素朴で温かい雰囲気が舞台に伝わってきました。遠くから足をお運び下さった皆様、お力添え頂いた皆々様のお心に、少しでも何かをお持ち帰り頂く事が出来たら・・・そんな思いで胸が一杯になりました。
　
　今回の『如月の華』巡演も、7月11日、仙台でのチャリティー公演を残すばかりとなりました。関東大震災の折に、多くの人々を救済するためにご尽力された九條武子様のエネルギーを、公演班のメンバーが心を合わせて仙台の皆様にお届けしたいと思います！

おまけ☆運河のほとりで踊る徳島の猫さん

でした。


北澤知奈美☆記 ※前進座メールマガジン会員募集中です！チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。