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『龍の子』旅だより

ネズミ 驚く!!
またまたブログに登場のネズミ役の竹下雅臣です。

9月23日は石川県加賀市での公演。
舞台で元気よく走り回る為にストレッチしにロビーへ行くと…
ひゃ~!! で、出たぁ~!
ひゃあ~~
でた~~~!!
龍じゃあ~~~~!!!

突如加賀市文化会館のロビーに龍が登場!
すごい迫力で体長は3メートル以上あります。

今にも動き出しそうな龍は
ロビーの入り口で舞台を楽しみにして来た皆さんをお出迎えしています。
「龍の子太郎楽しんでいってね」と我々の代わりに言ってるのかもしれません。
何となく、顔には愛嬌が…

カーテンコールでは、スタッフ、キャスト全員にお箸を頂きました。
いただいた、リボン付きのお箸
今日からこれを“マイ箸”にして
環境に優しいエコな生活の始まり始まりぃ♪

そしてもう一つお米3kg。
みんなで分けて、いただきま~す
この旅が終わったら、このお箸でこのお米を腹一杯食べたいです。
いやぁ楽しみだなぁ!

旅もまだまだ後半戦。
おやこ劇場さん方の素敵な想いを胸に、気合いを入れてネズミは今日も走り回ります!


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『龍の子』旅だより

日本の原風景
9月22日―直江津から富山を経て加賀温泉へ。
今日は公演の間の移動日です。
燕、十日町、新潟、上越と続いた新潟県から
石川、福井と北陸各地を巡演して行きます。
新潟はさすがに米どころ、
車窓から見える風に揺らぐ黄金の稲穂の波は、
とても懐かしいような日本の原風景です。
飢餓ゆえに竜となってしまった母の背に乗って、
命がけで山を崩し水を引いて豊かな村をつくろうとした龍の子太郎が夢見たのも、
こんなふうに実った一面の稲穂だったのでしょうか。

風景写真1  風景写真2
食文化や働くことの大切さを感じさせてくれる『龍の子太郎』その劇中、
太郎が、にわとり長者から山のような稲束を授かり旅に出る、
その一瞬だけ、太郎に背負わす黒衣として私も舞台に登場しています。
それ以外の時は、舞台袖から、
劇がつつがなく進行するよう見守りながら、
暗転転換や幕、雪の昇降などの諸事に携わっています。
搬入、仕込みから公演、撤収まで休む間もなく働く私達の支えは、
公演地の先々でお待ちいただく皆さんの笑顔と拍手、
そしてご用意いただいた美味しいご馳走…
今日の宿では、この旅でははじめての宿飯。
四脚膳にのりきらない程の珍味と、ご飯が美味い。
支えられてあと一週間、9月末まで、旅は続きます。

お宿のご飯=宿飯
古式ゆかしい四つ足の膳には、山海の珍味が、山盛り…

0909写真2。  0909写真3。
新潟県最後の巡演地、上越駅に林立する幟は、「天地人」、「トキめき新潟国体」、そして「新潟米」

☆文芸演出部・山口誓志:記☆
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外部出演だより

ドリームダン本日、中日

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ドリームダン「ありとあらゆる涙」
本日、中日を迎えました☆
劇団員や前進座ファンの方も観に来て下さってます。
皆様、面白い!大笑いした!や
佑一郎の違う一面を見た!
と感想をいただいてます。
残りあと3日、
皆様、大山サブテレニアンでお待ちしてます★


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外部出演だより

ドリームダン初日

20090926131627
ドリームダン
初日、無事に開きました!
画像は初日打ち上げです。
若い仲間と楽しくやってます。

とても楽しいお芝居に仕上がってますよ♪

皆様、大山サブテレニアンでお待ちしてます★

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『龍の子』旅だより

『天地人』のふるさとにて
9月も下旬となると大分涼しくなり、
こちら北陸は夜となるとヒンヤリする日もありますが、
しかしこの日は汗ばむほどのギラギラとした暑さでした。

新潟県上越市。
ここは大河ドラマ『天地人』のふるさとであります。
そして間もなくはじまる『ときめき国体』では
今回お世話になるリージョンプラザ上越が、体操とハンドボールの会場となっているという事もあり
今から大変な盛り上がりとなっております。
ここは体育館の他スケートリンクやコンサートホールのある総合施設。
正面には上杉謙信公の像が馬上より威風堂堂と来場者を出迎えてくれます。
上杉謙信公
今回の主催は上越おやこ劇場と柏崎子ども劇場の合同で
長い間私達の到着を待ち望んでいて下さいました。
また柏崎の皆さんは先の地震で地元の会館が壊れてしまい、今新しくしているところだそうです。
本来なら柏崎でも上演したかっのですが残念です。
今回はバスを仕立てて上越までやってきてくださるそうです。
私達が上演するコンサートホールのロビーには
皆さんが心を込めて作ってくださった『龍』と『太郎』がお出迎え。
正面の謙信公に「負けるもんか!」と言わんばかりにそびえ立っておりました。
龍と太郎
劇中では子ども達の真剣な眼差しや曲や歌に合わせての手拍子、本当にうれしかったです。
ステージが2階だった為、
搬入搬出では重い荷物を階段で行ったり来たりして運んでいただいたり、
リフトに乗った荷物をエンヤのよいしょと下ろしていただいたお手伝いの皆さん、
本当に助かりました、
ありがとうございます。

新潟は、
上越は『天地人』や『国体』にと暑く燃えております(残暑も暑かったけど)。
でもこの日は『龍の子太郎』が一番暑くギラギラと燃えていたのではないでしょうか。
上越の皆さん、柏崎の皆さん。
暑い一日をありがとうございました。

☆寺田昌樹:記☆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『龍の子』旅だより

9月18日新潟県十日町
越後湯沢から“ほくほく線”に乗り換えて、
六日町から山間部へ入っていく。
私事ながら、この六日町は私の生まれ故郷、
途中下車したいところ。
公演地・十日町は数年前の地震で大きな被害の有ったところ。
前進座の公演は長年やれていませんでした。
現地の皆さんも待ちわびた面持ちで、素朴であたたかい客席でした。
終演後は、翌日の仕込みの関係で新潟市内へバス移動、
十日町に泊まれないのが、チョッピリ残念でした。


☆鈴木龍男(演出):記☆
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『楽しい!歌舞伎入門』『鳴神』旅だより

「歌舞伎入門」大好評(^^)b
朝夕涼しくなってきましたが
全国の前進座ファンの皆様にはお元気でお過ごしでしょうか。
東北はこれからいい時期だと思います。
演劇鑑賞には持って来いの季節ですね。
巡演中の各地での客席からの反応が、とてもいいのです。
観客の反応がダイレクトなのが歌舞伎の醍醐味のひとつでもあります。
今回、皆でああだこうだと言いながら新しく創った「歌舞伎入門」と新生『鳴神』。
今後も多くの方に御覧頂きたいし、日本の芝居の面白さを再認識して頂けたらと思っています。
「歌舞伎入門」は若手中心の座組で、皆生き生きと舞台に立っております。
これを観て前進座の将来も安泰だと言った会員さんが、いたとかいないとか…。
(某歌舞伎風にやっているコマーシャル風に)
前進座の将来はおまかせあ~れ!
ホンマかいな…


◆亀井栄克:記◆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『龍の子』旅だより

リフレッシュの一日
今日(9月20日)は、
世間では大型連休中ですが、
この日は私達『龍の子』班も旅公演が続く中での
移動日の一日でした。

この後、新潟県上越、更には石川、福井と
各地での公演スケジュールが続いていくことになりますが、
班のメンバー、もちろん私自身も含めて、
今日は一日ゆっくり休んで旅疲れを取る貴重な一日となりました。
この日は直江津という所が宿泊地で、
ここから15分も歩けば広大な海の眺望を眺める場所へ行くことができます。

ホテルに荷物を預けてから
気軽に足を運んでみることにしました。

気分転換にはちょうど好いかもしれない、
と思って出掛けることにしたわけですが、
その直江津の遠い景色はなかなかのもので、
今日は一日とても好い気分転換の一日となりました。

直江津! 広大! 投げ捨てたのは誰なのかな?

☆枦川孝一(舞台監督):記☆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『楽しい!歌舞伎入門』『鳴神』旅だより

こんにちわ☆
いえ、
おはようございます!
本村祐樹です。

シルバーウィークも明け、今僕は福島行きの電車の中です。

ゆ~っくり休ませてもらったおかげで、かなり元気です。
しかし、シルバーウィーク前は信じられないミスを犯しました。。。
忘れもしません。
常磐市民会館の搬入の時です。

その日僕は、
終演後移動もないのに旅行バッグを持ってきてしまったんです!!

………

……



あの~…、大した事件でなくてすみません。。。
でもこんな事を21才にもなってやっとっちゃいかん!いかんばい!
と、気を引き締め直して福島へ向かっております。
P1070156.jpg

ところで話しは変わりますが、
東北は僕にとっての「お初」なんです♪
修行(?)、新人教育の一環で『赤ひげ』の演出部についたのが東北。
僕にとっての前進座デビューです。

そして歌舞伎班で旅するのも東北がお初!
そして僕が歌舞伎に出会ったのも、『鳴神』がお初♪

なんともこれほどお初に恵まれる土地も無いものです!
これからも気を引き締め(笑)、「フレッシュ」に頑張ります!


◆本村祐樹:記◆ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『龍の子』旅だより

50名もの新しい仲間!
19日は、新潟西、新潟中央、まき、黒埼おやこ劇場さん主催で、2ステージの公演でした。
新潟の皆さんとは、7月に事前学習会でお会いした時に、
「“ひとつぶは千つぶになれ、ふたつぶは万つぶになれ”を合言葉に、当日までにたくさんの仲間を集め皆さんをお迎えします。」
という力強い言葉をいただいていました。


なんと公演当日、その約束通り、新しい仲間を50名以上も増やし、私達を迎えて下さいました。
大看板がお出迎え  新潟西、新潟中央、まき、黒埼おやこ劇場の運営の皆さま
会館のホワイエには、その新しい会員さんのお名前を鱗に書き込んだ龍や、巨大な龍、布制の龍がところせましと飾られ、
空飛ぶ龍  地龍?
芸術的な龍  鱗は新入会の皆さまです
楽屋には、手作りのお菓子とメッセージ。
心のこもった出迎えを受け、ボルテージも最高潮。
シルバーウィーク中で、客席はお父さん、おじいちゃんの姿も多く、ご家族皆さんで楽しんでいただけたようで、本当に嬉しくなりました。
もちろん、子ども達の反応はすばらしく、楽しい公演になりました。


★横澤寛美:記★
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外部出演だより

もうすぐ初日です。

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シルバーウィークいかがお過ごしでしたか?
佑一郎は夜遅くまで稽古に励んでます。 
本日から通し稽古もはじまりました。

どこまでも熱く、どこまでもくだらなく!
を目指しがんばってます。

皆様お待ちしてます。


散歩道楽プロデュース
ドリームダン第4回公演
『ありとあらゆる涙』
作・演出:川原万季
2009年9月25日(金)~9月30日(水)
板橋 サブテレニアン

◆キャスト
安東桂吾
立浪伸一(はらぺこペンギン)
松本貴史キムユス(散歩道楽)
郷志郎(散歩道楽)
植松隆史
高橋佑一郎(前進座)
菊池美里
真美子
川原万季(散歩道楽)

◆日程
25日 19:30
26日 15:30 19:30
27日 15:30 19:30
28日 19:30
29日 15:30 19:30
30日 14:30 18:30

◆チケット
前売り/当日:2500円
(日時指定・全席自由)
29日、30日の昼の部は2000円になります。

チケット予約先・問合わせ先
散歩道楽→[email protected]

◆アクセスサブテレニアン
東武東上線大山駅から徒歩5分
板橋区氷川町46-4B1F


ドリームダン稽古ブログ
「ありとあらゆる日記」
http://sanposium.jugem.jp/


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『小倉日記』だより

或る「小倉日記」伝
大好評につき追加公演決定!

『或る「小倉日記」伝』の観劇に、
多くの申し込みをいただきまして、ありがとうございます。
おかげさまをもちまして、残席僅少となり、
新しくお申し込みいただくお客様のお席が、非常に取りにくくなっています。

そこで前進座では、
出来るだけ多くのお客様に観劇していただけるよう、
前進座劇場におきまして、
追加公演をすることを決定いたしました。
日時は、下記の通りです。

☆10月11日(日) 午前11時 開演☆

公演期間が短くて申し訳ありませんが、
この秋の話題作になること必定の作品です。
是非お見逃しなきよう、お願い申し上げます。

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『小倉日記』稽古場だより

稽古場からこんにちは
今年は松本清張先生の生誕100年を記念する年です。
清張先生には、座の若手俳優を育てる「矢の会」の代表世話人をやっていただき、
また、『左の腕』という座を代表する作品を提供していただいたりと、
前進座は長いお付き合いをさせていただきました。
そうした経緯もあり、
このたび、北九州市の“松本清張記念館”より『或る「小倉日記」伝』の上演依頼があり、
今その稽古の真っ最中です。

ここで稽古風景を皆様に御覧いただきましょう。

稽古風景① もと「耕ちゃんは?」ふじ「白川先生んとこ」  稽古風景② もと「恩に着るわ。本当に助かった。」  稽古風景③ 耕作「ただいま~」
稽古風景④ ふじ「あら、仙蔵さん、しばらくぶりやね」仙蔵「こりゃどうも、奥さん、いや、とてもこう面出せるもんやないんやけど…」  稽古風景⑤ お末「じいちゃん!」  稽古風景⑥ 仙蔵「えれえもんや、まったくありがてえもんや」
稽古風景⑦ とめ「書き置きやね?」ふじ「[本当に長い間お世話になりました。さようなら。お末]」  稽古風景⑧ ふじ「東禅寺でそんな会が…」アキ「と云って、それ以上のことは、私には分かりません…。」  稽古風景⑨アキ「あそこにある人力車は、あんた方のですか?」ふじ「はぁ。」
稽古風景⑩ ふじ「あの人たち、決して悪い人たちやないけね」耕作「違う、ただ…」  稽古風景⑪ ふじ「耕ちゃん、もとおばさんがおいしい魚を持って来てくれたよ」もと「ほら、ヒラメの刺身よ。一口食べちゃらんね」  稽古風景⑫ もと「もうすぐお医者さんが来てくれるけね」耕作「いやだ!もうじっとしてられない!」


お末=森 愛美
こんにちは!
研修生の森 愛美です。
今回私は『或る「小倉日記」伝』というお芝居で【お末】という役をやらせていただきます。
このお末ちゃんという子は主人公である耕作の幼なじみであり、初恋の女の子でもあります。
とても重要な役なので大切に演じたいと思います。
ただ今、稽古の真っ最中で悪戦苦闘の毎日ですが、
稽古場の雰囲気もとても良くお客様の心に残るような作品になるように頑張ります。!

◆津田恵一:記◆

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『法然と親鸞』青山だより

玉日御廟わらじ参り
親鸞が常陸国の布教の本拠地として約20年間過ごしたとされるのが「稲田の草庵」。
『法然と親鸞』では第三幕で、親鸞と人々が、この草庵に集い、和やかに問答し合う場面があります。
その稲田草庵の跡を受け継ぐお寺が、稲田御坊西念寺です。
浄土真宗立教開宗の地として、今も門徒さんの崇敬を集めています。

この西念寺から東に800mほどのところに、玉日御廟(玉日姫のお墓)があります。
玉日姫は親鸞の妻として遠い昔から言い伝えられてきました。
現在では、恵信尼としてよく知られています。
「玉日御廟わらじ参り」は、玉日(恵信尼)報恩講法要の一つとして、往時の恵信尼を偲んで、わらじ脚絆の扮装で、西念寺の本堂から玉日御廟までを歩いてお参りする行事です。
恵信尼の命日である毎年九月に行われています。

東京公演を約二か月後に控えて、恵信尼の遺徳を偲び、公演の安穏を念じる機会にしたく、恵信尼役の今村文美が参列してきました<9月6日(日)>。

当日は、雲一つなく天高い青空。秋を感じさせつつもまだまだ強く照りつける日和でした。
着物姿にわらじ脚絆を身につけた文美が、僧侶の皆さん門徒の皆さんと一緒にお参りしました。
なだらかな山々の稜線に囲まれた農村風景は、八百年前に親鸞と恵信尼が毎日見たであろう風景を十分に感じさせてくれます。

西念寺さんと門徒さんの尽力で、玉日御廟は大切に手入れされていました。
離れた地所にひっそりとあるこの廟所が今日に至るまで守られていることに感動します。
「西念寺は恵信尼の寺なのです」とは、ご僧侶の話。
親鸞は常陸国の各地に布教に出かけていて稲田を留守にすることの方が多かった。
むしろ草庵を守っていたのは恵信尼だったと。
その苦労を偲ぶ心が、わらじ参りとして、大切にされているのでしょう。

本堂を朝八時半に出発し、往路、御廟でのお勤め、帰路を含めて一時間半くらい。
茨城新聞社の記者さんにもご同行いただきました(9月7日付で素敵な記事と写真を掲載していただきました)。
十一時から本堂でお満座。
伶人(雅楽の演奏者)も配された立派なお勤めでした。
おしまいに親鸞の主著である浄土真宗の聖典『教行信証』が読み上げられるのも、執筆されたご当地のゆえに格別の趣きでした。

ご住職、ご僧侶、そしてご門徒の皆さま。
たくさんのお話、細やかなご親切、ありがとうございました。
わらじを履く文美  記念撮影

玉日御廟参道にて  西念寺山門前にて

おしまいに文美からメッセージです。

「わらじばきに手甲、脚絆と、舞台ではよくある扮装も、何故かとても新鮮に……。
また、足元の感覚も舞台を歩くそれとは違い、木々の匂い、風の香りを感じながら、八百年前の恵信尼さまに想いをはせて歩いたあのひと時。
私にとりまして忘れられない貴重な体験でした。
玉日報恩講・わらじ参りをご一緒できたご縁に感謝の想いで一杯です。
精一杯大切につとめさせていただきます。」

□制作部・東京営業所 林:記□

稲田御坊西念寺 茨城県笠間市稲田469 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

外部出演だより

こんにちは佑一郎です。

ドリームダン!

この度、久しぶりに前進座を離れて外部出演いたします☆
ここ数年交流があり、去年末の公演で殺陣指導で参加した
散歩道楽プロデュースの舞台です。
前進座では演じない役で、お芝居もかなり面白いものになってます。
ぜひぜひ観にいらして下さい!

散歩道楽プロデュース
ドリームダン第4回公演
『ありとあらゆる涙』
作・演出:川原万季
2009年9月25日(金)~9月30日(水)
板橋 サブテレニアン

◆日程
25日 19:30
26日 15:30 19:30
27日 15:30 19:30
28日 19:30
29日 15:30 19:30
30日 14:30 18:30

◆チケット前売り/当日:2500円
(日時指定・全席自由)
29日、30日の昼の部は2000円になります。

◆アクセスサブテレニアン
東武東上線大山駅から徒歩5分
板橋区氷川町46-4B1F

チケット予約先・問合わせ先 散歩道楽
  [email protected]


ドリームダン稽古ブログ
「ありとあらゆる日記」
http://sanposium.jugem.jp/



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『龍の子』旅だより

皆様の反応を楽しみに
『龍の子』班は一時帰京しております。

このお芝居の音響はとにかく時間がありません!
その為、仕込みからバラシまで、ほとんど人と接することなく黙々と仕事をしております。
そんな中、唯一のお喋り時間は、開演してからの休憩時間です。
操作場所に座っていると、機材に興味を持った子どもたちが集まってきてくれます。
お芝居は楽しい?と聞くと、
「楽しい!」と、これまた素直な反応が嬉しくて仕方ありません。
「次は何が出てくるの?」
「このあとはどうなるの?」
中には、「電源消したろかー」なんて言ういたずらっ子も。
言ってる間は可愛いもんです‥★
終わってからも「楽しかった!」と言いながら片付けを手伝ってくれる子もいました。
皆の声が力になり、あっと言う間に一日が終わってしまいます。
この後もまた、皆さんの声を楽しみに頑張って行きます!


これから『龍の子太郎』を観る方々は楽しみにしていて下さい。

★趙 郁(音響操作):記★
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『龍の子』旅だより

里帰り
 ~伝説が眠る街、上田~


でで~~~~~~~ん!!!!!
迫力の龍!

でででで~~~~~~~~~~んんん!!!!!

何の石?

今回の『龍の子』旅だよりは、
長野県上田市から
有田佳代がお届けします。

1枚目の写真は、ロビーに飾られた木彫りの龍。
上田市在住の水野和雄さんが作ってくださったものです。

2枚目の写真は、蛇骨石(じゃこついし)。
ん?んんん?
この石は、一体『龍の子太郎』と何の関係が・・・?

実は、何を隠そう、ここ長野県上田市は、
龍の子太郎のふるさとなんです!


龍の子太郎のモデルとなった“小泉小太郎伝説”。
太郎のお母さんは龍ですが、小太郎のお母さんは大蛇。
小太郎のお母さんは、小太郎を産んで死んでしまいます。
その遺骨が散らばったものが、この蛇骨石なんだそうです。
ロビーの蛇骨石は、
この公演をきっかけに民話誕生の地を訪れた実行委員の方々が拾って来てくださったものです。


“小泉小太郎伝説”が伝わる長野県上田市での公演。
「上田の子供たちにこそ、この作品を観せたい!」と
地元の方々が、自ら実行委員会を立ち上げてくださいました。
会場の準備から美味しい小夜食、搬出のお手伝いまで
本当にありがとうございました。

心のこもった小夜食

太郎のふるさと・上田で『龍の子太郎』を上演でき、
また、地元の子供たちに観てもらうことができて
感無量です!!


★有田佳代:記★
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『鳴神』『楽しい!歌舞伎入門』

霹靂―ヘキレキ―の幕開け    

大蛇が喉を鳴らすような不気味な音で眼を覚ました。
まだ未明、初日を控えた秋田のホテル。
               
 雨を止める上人が主人公の歌舞伎十八番巡演は、何故か水不足の四国や米不足の中国地方をこれまでも巡ってきました。
東北演劇鑑賞会コース『鳴神』の初日に今にもホテルに落ちそうな不気味な雷鳴と豪雨とは、余りにも出来過ぎ。
           黒雲坊、今日の地元ネタはこれ、さて明日は・・・?
        
 18:00に開いた初日の幕は、20:15無事に引かれた。
前進座の演鑑例会としては、異例の短さ。
が、鳴神所化メンバーの若手全員が主役となる六場を繋いだ盛り沢山の『楽しい!歌舞伎入門』30分は笑いと拍手の濃厚な半時間。
ああでもないこうでもないと、台本づくりにない知恵を絞り、稽古を重ねた一同はほっと一息。
15分の休憩を挟んで、原点復帰を目指した『鳴神』はたっぷり90分。

 秋田演劇鑑賞会の皆様にはご満足いただけた様子。
先ずは順風の初日ながら、秋田の大気はまだ不安定。
今夜も雷雨、突風に、雹の予報まで出ております。
               秋田の竿灯祭をホテル近くの郷土芸能資料館で疑似体験

これから伺う東北各地、埼玉千葉の皆さま、
ことによると悪天候まで引き連れて参るかもしれませんが、
よろしくお願い申し上げます。 

□松涛喜八郎:記□
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『龍の子』旅だより

ねずみ役の竹下雅臣です
今回の旅が始まって6ステージ目。
新潟県の三条おやこ劇場さん方に温かく迎えて頂き、ねずみは今日も舞台を走り回っております。

カーテンコールで稲穂と目録を頂きました。
稲穂と目録
稲穂って美しいですね!
こんな素晴らしものを主食にする日本人を誇りに思います。
腹一杯になる陰には、長い時間かけて汗水流して作ってくれてる人がいる。
食に対し改めて感謝の心をもつ事が大切だなと思いました。

目録です
そして目録の色紙には
「目録 三条産コシヒカリ白米10kg
本日採れたてのコシヒカリを贈呈する予定でしたが、おいしくなるにはもう少し日数がかかります。
この稲穂を一千倍一万倍にしてお贈りしますので今しばらくお待ちください。」

と書いてあります。
こんなすごい想いで私達を迎えてくれるなんて…胸が熱くなりました!
お米が出来ると同じように、
長い時間かけて大切に大切に準備をして公演を育てて頂いてるおやこ劇場の方々がいます。
おやこ劇場の皆さんには本当に感謝の気持ちで一杯です。
皆さんの気持ちに応えられるよう、
今後もお米に負けないエネルギー溢れる『龍の子太郎』を公演していきます!


★竹下雅臣:記★
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『龍の子』旅だより

こんにちは~
・・おれさま なにより たいこずき・・
【赤おに】こと松永ひろむです。

9/5は飯田での公演でした。
朝も早よから飯島を出発しました。
小さな飯島駅の時刻表は、平日と休日のダイヤの区別は無く、
「毎日」の表示に思わず笑ってしまいました。

飯島駅の時刻表

私も幼稚園、小学生の頃は地元佐賀の子ども劇場さんの会員でした。
飯田でも客席から子どもさん達の笑い声が聞こえてきました。
カーテンコールでの笑顔や、片付け後の移動のバスを見送ってくださった時の笑顔にも会えて本当に嬉しかったです。
私がそうだったんですが、
家に帰ってからも、寝るまで『龍の子太郎』で見たいろんな役をマネしてくれていたらいいなと思っています。

今日はめっちゃいい天気  洗濯日和・シャツがずらぁ~り。ほんの一部です。もっとあります。
龍の子太郎パン「おいしかった」

★松永ひろむ:記★
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前進座遺産

此処で観たれば100年目
         ―山中貞雄上映会―


 五月に上演した松本清張先生の『左の腕』は、『町の入墨者』という前進座映画の印象から書かれたもの。
この映画を撮った山中貞雄監督は、松本清張先生と同い年。

28年の短い生涯だが、そのデヴューから天才の名を欲しいままにした。
が、残念ながら現在観られるのは三本の映画と幾つかの断片のみ。
前進座との第一作『町の入墨者』も幻のフィルム。

 馴れない映画の演技に戸惑って実力を出し切らない前進座の役者たちから
良いところを引き出してくれた大恩人。
『町の入墨者』の試写を見た役者たちは、自分が余りに上手いので嬉し泣きしたという。
第二作『河内山宗俊』第三作『人情紙風船』は、黙阿弥の歌舞伎を原作にしながら改作、
“今”を撃つ映画として高い評価を受けた。
今観ても決して古びては居ない。

 『人情紙風船』を撮り終えて戦場に向かった山中貞雄は帰ってこなかった。
現存する三本の映画の内の二本が『河内山―』『人情―』という前進座映画。
 この二作品がこの九月、久々に大スクリーンで蘇る。
処は東京国立近代美術館のフィルムセンター。“生誕百年映画監督山中貞雄”の特集には、
監督がシナリオを担当した『戦国群盗伝』、原案を映画化した追悼作品『その前夜』も上映される。
この二本も前進座映画。
 監督を偲ぶと共に、若き前進座創立メンバーの雄姿をご覧下さいませ。

18日(金)15:00戦国群盗伝 19:00河内山宗俊
19日(土)13:00人情紙風船 16:00その前夜
22日(火)17:00河内山宗俊
23日(水)11:00その前夜
27日(日)17:00人情紙風船
詳しくは、“フィルムセンター 山中貞雄”で御検索下さい。


喜八郎:記
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『龍の子』旅だより

20☆◇年前!
前進座劇場で幕を開けた『龍の子太郎』班の旅が始まりました~!

旅初日は信州の飯島町。
中央アルプスと南アルプスに挟まれた、伊那谷の牧歌的な町です。
人口一万人余りだそうですが、
毎年お芝居や朗読会など、様々な文化行事を意欲的に実施されている町なのです。


新宿発の高速バスで三時間半、
バス停に降り立つと、会館の担当者の方が迎えに来て下さっていました。
私は6月に事前学習会で伺っておりましたので、当日を迎えて感慨ひとしお!
お宿のバスを待つ間に会館の方が
「北澤さん、中学三年の時の国語の先生を覚えてますか?」
「はい…はひっ!?」
「飯島中学校に、その先生がいらっしゃるんですよ!」
「えええ~っ!!」


私の故郷は信州の松本なのですが、
山ごとに隔てられた信州では、松本平と伊那谷はとても遠い感じがするのです。
その飯島町に、20☆◇年前(^。^;)の私を記憶していて下さる先生がいらっしゃるとは…!
その後会館の方が学校にお電話をして下さり、先生とお話をする事が出来ました。
担任ではない先生が覚えていて下さったなんて、(しかも20☆◇年前!)本当に嬉しい驚きでした。

公演も、会館の皆さんとサポーターの皆さんが手を携えて、町の文化を支えていらっしゃるのが感じられ、本当に素敵な公演となりました。
ご当地の皆様、本当にありがとうございました!


泊めて頂いた「ホテル陣屋」さんも素敵なんですよ~!
写真はホテルに展示してあった道具の一部です。
ほんものの人力車!  マジマジと観察  こちらも素敵!
舞台の小道具ではありませんよ!
『龍の子太郎』の後に出演させて頂きます『或る「小倉日記」伝』で人力車のくだりが出てきますので、まじまじと観察してしまいました!


★北澤知奈美:記★
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『龍の子』旅だより

ふたたび旅へ…
半年のブランクがありましたが、『龍の子太郎』が再び旅に出発しました。
前進座劇場で2ステージはこなしたものの、旅は久々…。
みんなアタフタしながら仕込みをしておりました(笑)

そんな中、
海老名子ども劇場の皆様に温かく迎えて頂き、
『龍の子太郎』を迎える迄の準備会のお話を伺いました。
写真↓はその時に皆で作った龍だそうです。
みんなで作った龍
これを持ってキャンプファイヤーで練り歩いたそうです。
可愛いですね。
 かわいい顔(*^^*)

そして…
『龍の子太郎』Tシャツ絶賛発売中です(笑)
オリジナルTシャツ
私達も勿論着用しております。

因みに…
このデザインは太郎ママこと゛北澤知奈美゛さんのデザインです!!


★高橋亜紀(いのししお母役):記★ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『龍の子』公演だより

前進座劇場公演終了!
龍の子太郎役の池田舞美です。 
二日間の公演が無事に終わりました。
東京出身の私が、東京で公演が出来る!
しかも、前進座劇場で『龍の子太郎』が出来て本当にうれしかったです。
台風のなか、観に来てくださった方々、本当にありがとうございました。
これから、旅公演が始まります。
団子を食べながら、元気一杯にまわってきます☆
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

大きな口で団子を頬張る太郎…
★池田舞美(太郎役):記★

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