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『薄桜記』静岡巡演千穐楽 嵐芳三郎

嵐芳三郎です。

1月16日、沼津にて初日を開けた『薄桜記』静岡の旅は、2月7日三島にて、「伊豆市民劇場」さんの例会で無事千穐楽を終えました。この作品を初めて例会に取り上げて下さいました、静岡県の皆様に改めまして心から御礼を申し上げます。

さて、私がやらせて頂いた「丹下典膳」という人物。

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自分には全く非が無いのに、左腕を切り落とされ旗本の身分も剥奪され浪人に落ちぶれます。

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妻から、なぜ真実を言わず全ての責任を負うのかという問いに、「武士とはそういうものだ」と胸を張って言い切る人です。怒ることも、嘆くことも、人をなじることもせず、運命を受け入れる。現代では到底理解できないけど、江戸時代のまっとうな武士には本当にこんな人がいたのだと、信じています。

そして、片腕になった夫の今後の生活を心配する、妻を安心させるためにこんな言葉をかけます。

「神君、家康公はこう仰せになられた。人の一生は重き荷を負うて遠き道をゆくが如し・・・」

この徳川家康公が残された御遺訓の全文をご紹介します。

「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、急ぐべからず。不自由を常と思へば不足なし。心にのぞみおこらば、困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基。怒は敵と思へ。勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば害其の身に至る。己を責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり」

旗本の典膳としては、この御遺訓が武士としてのあり方なのです。

さて、この芝居のクライマックスは、片腕の剣豪丹下典膳と、堀部安兵衛を含む三人の赤穂浪人との死闘です。その様子を一枚の写真でご紹介してこのブログを終わります。

右腕で安兵衛の動きを封じつつ、睨みで他の二人をけん制する典膳。

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『薄桜記』修善寺より 浜名実貴です!

丹下典膳の妻千春をつとめております浜名実貴です。

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今日(2月6日)は、“夢すてぃじ・いず”さんの主催による修善寺公演。
三島から伊豆箱根鉄道に乗って修善寺へ。

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こんな楽しい一日乗車券もあります。

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修善寺駅ではわさびアイスをいただきました。

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ホールの脇には川が流れ、まわりには温泉旅館が。
さすが温泉地修善寺です。

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日本一のわさび処ということで、楽屋設営の合間に入ったお蕎麦屋さんでは、生のわさびが一本ついてきました。

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こんなによく食べ楽しく巡演しておりますが…(笑)
私のつとめる千春は、上杉家江戸留守居役長尾権兵衛の娘。
ある事件により夫典膳とは離縁を余儀なくされます。でも心はいつも典膳一筋❗
静岡巡演も残り僅か、典膳様に逢えなくなるのが本当に寂しいです💦

さて、先日のブログで母上が、かつらの紹介をされていましたが、私のかつらもぜひご覧くださいませ。

①幕開きのかつら
“下げ下地”
衝撃的事件の折の頭です。
実は、乱れることを想定した造りになっています。
床山矢嶋さんの職人技。

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②典膳の妻時代のかつら。
“勝山”

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タボが後ろに跳ね上がった形が特徴の元禄タボ。

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③吉良家の腰元になってからのかつら。
“つぶし島田”

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これは、私の頭ではありませんが、典膳に淡い思いを寄せている白竿屋のお三(横澤寛美さん)のかつらです。
“つのぐる髷”
年増の頭なんですって。

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いやはや芸術的ですね~!

そうそう、終演後の伊豆箱根鉄道の中でこんな吊革を見つけました。
全30車両のうちひとつだけあるというハートの吊革💕
恋のご利益があるとか…ホンマかいな(笑)
でもこういうの楽しいですよね。
典膳と千春にも春が来るのでしょうか…🌸

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あと1ステージ、伊豆市民劇場さんの三島公演も万感の思いをこめてつとめます。

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浜名実貴 記
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『薄桜記』 富士宮より おまけ!

富士宮での公演を終え、今日は三島への移動日。
つまり休演日です。

富士宮市民劇場の運営委員長・土橋さんは富士宮の観光ボランティアガイドさん。

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いろいろお話を伺っているうちに富士宮観光に行きたくなりました!
そして、行きました。

まずは、富士五山と呼ばれる、日蓮宗所縁の5つの本山。
ここでも見事な富士山に出会えました。

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国民休暇村は、逆さ富士とダイヤモンド富士の絶景ポイント。
残念ながら、田貫湖が凍っていて、湖面に映った富士を見る事は、出来ませんでしたが、ぽんぽこ(たぬき)蕎麦を堪能。

そして、歴史を辿る旅に。
蘇我兄弟が、工藤祐経を討つ前に隠れていた岩や、滝の音が煩いと言ったら、音がやんだと言う音止めの滝に、工藤祐経のお墓。

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源頼朝が、富士の巻狩の際に馬を繋いだ、駒止の桜。

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本当かなぁ?と思うところもありますが、そこは歴史ロマン。
富士宮には、隠れた観光スポットがあるようです。

そして有名な白糸の滝。

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国の天然記念物で、「富士山信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産に登録されている場所です。
まさにパワースポット。

今回私は行けませんでしたが、昨年末にオープンした世界遺産センターには、出演者はもちろん、スタッフさんも大勢行ったようです。
たくさん鋭気を養った休演日でした。

横澤寛美 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『薄桜記』富士宮より 横澤寛美です!

『薄桜記』今日は、富士宮市での公演でした。
全国にたくさんある市民劇場、演劇鑑賞会の中でも、世界遺産・富士山の最も近くにある“富士宮市民劇場”さんの例会です。
朝から快晴で、ロケーションばっちり!
見事な富士山が出迎えてくれました。

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会場の文化会館は、浅間神社のすぐお隣。
全国の浅間神社の総本宮、富士山信仰の中心地です。
仕込み中ちょっと抜け出し、浅間神社へ。

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さすがは、日本一の富士山のお膝元。日本一のものがたくさん!
昼食は、B級グルメの初代王者!
富士宮やきそばをいただきました。
B-1グランプリで第1回と第2回連続1位を獲得した御当地人気料理です。

富士宮の町は、いたるところに富士山の湧水が…。

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たくさんのマイナスイオンを浴び、富士山の勇姿を眺め、お腹もいっぱい。


そして、富士宮市民劇場さんからは、「前例会をクリアした!」(前回例会より会員数を増やした)という嬉しいニュースが届き、パワーをいっぱいいただいて、公演する事が出来ました。
本当にありがとうございます。

私は、丹下家の女中“きよ”と、

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典膳さまを秘かに慕う、白竿屋の“お三”の二役を演じています。

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この『薄桜記』を、雪と桜が似合う富士山の麓で公演する事が出来て、とても幸せです。

『薄桜記』も残すところ、修善寺と三島での2ステージ。
夢すていじ・いずさんと伊豆市民劇場さんの例会です。
。お一人でも多くの会員の皆様にご覧いただきたいと思っています。

横澤寛美 記
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『薄桜記』掛川より 中嶋宏太郎です!

『薄桜記』で、中山安兵衛(のちの堀部安兵衛)を勤めております、中嶋宏太郎です。
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本日は、掛川演劇鑑賞会の例会でした。
島田からの移動でしたので、2駅13分で、菊川に到着〜。
仕込み時間より随分早く、ホテルに到着してしまいました。
静岡コースならではの、贅沢な悩みです!
ホテルに荷物を預けて…、と言ってもフロントに預けるのではなく、若手の部屋に押し込んで、
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タクシーが来るまで待機。
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そして搬入メンバーは、仕込みに行きました!

さて皆さま、話は変わりますが、本日は節分であります。
節分と言えば『恵方巻き』という事で、スーパーで、「恵方巻き」買ってきました。
色んな種類があるんですね!
驚きましたが、、買ってしまいました…。
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今年の恵方は、「南南東やや右」だそうです。
やや右…というのが曲者ですが、そこに難癖をつけても始まりませんので、素直に従いたいと思います。
美味しく頂きました!!

会場は、菊川文化会館アエル!
我々にはおなじみの会館です。
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舞台も客席も一面グリーン。
そう!「お茶の色」だそうです。
全国の会館を回ってますが、これはなかなか珍しいと思います。

これは、顔合わせのショット。
事務局長はじめ、運営サークルのみなさま。
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掛川演劇鑑賞会さんには、地元の例会のみならず、東京や京都にもツアーでお運び頂いております。
前進座のファンがたくさんいるのです。
本当に感謝しております。

今日の例会も、大いに盛り上がりました。
舞台の上で我々も、たくさんの刺激を頂きました。
残りの例会もしっかりと勤めたいと思います。
お世話になりました。ありがとうございます!!

そしてこれは、サービスショット!
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ラストの立廻りの後の場面です。
これからご覧になる方もいらっしゃるので、多くは語れませんが、感動的な場面です!(自分で言うのも、なんですが…)
後輩が、袖から撮ってくれました…。

中嶋宏太郎 記
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『薄桜記』島田より 早瀬栄之丞です!!

「髷も島田に由比ヶ浜」白浪五人男の弁天小僧菊之助の台詞にも出てくる、島田髷で有名な島田で公演でした。
プラザおおるりの御手洗いまで島田髷♪

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開演前の島田市民劇場運営サークルの皆様との顔合わせでは大変嬉しい報告がありました。
前例会を二名クリアされたとのこと。ありがとうございます!!
全国的に市民劇場、演劇鑑賞会さんの会員さんが減少傾向にあるなか、前回例会の退会者を上回る入会者を迎えるのは至難の技です。
一人一人に声をかけて何とか新入会者を増やし我々を迎えて下さろうとしている皆様には頭が下がります。
ですからクリアで迎えて頂けるのはとても励みになります。
皆様の期待に応えられた舞台でしたでしょうか。
これはロビーで開演前に準備して下さっている運営担当サークルの皆様 。

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私の役は前回公演に引き続き千春の兄の長尾龍之進 。

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そして今巡演から新たにやっているのが…

雪降らし!

典膳の腕を切ったお詫びという訳ではありませんが、クライマックス雪の谷中七面社の場面、大立廻り、そして典膳の最期を雪で彩っている?のは私です。
雪降らしている所は流石に紹介出来ないのが残念ですが…。

早瀬栄之丞 記
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『薄桜記』静岡より おまけ!!

駿府城公園まで、「スーパーブルーブラッドムーン」を見に行って来ました!
3年振り、次は150年後、二度と観られない天体ショー、寒さに震えながら堪能しました!








小林祥子 記
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『薄桜記』静岡より 小林祥子です!

「薄桜記」巡演も後半に入り静岡市民劇場さんにお世話になっております。
前回、「夢千代日記」巡演中の旅だよりでは、衣裳を着るところまでをご紹介しましたので、
今回はかつらをご紹介しましょう!

前進座の俳優たちのかつらを一つ一つ結ってくれている職人さん、矢嶋さんです。

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巡演にも同行して日々撫でつけをし、本番中かつらをつけてくれます。
一人一人の頭の形、顔の長さや歪み、耳の位置から張り具合などなど全てを把握して上手にさり気なくカバーして結ってくれています。

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浮世絵などさまざまな文献を参考に描かれている時代、流行り、身分や年齢そしてその役々の性格などを総合的に考慮してひとつひとつ丁寧に結って下さっているのです。

今回私の役は上杉藩江戸家老の奥方、「下げ下地」という形です。

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元禄はタボ(襟足の上)が跳ね上がっているのが大きな特徴で「元禄タボ」とか「かもめづと」などと云うそうです。
武家の女性の第一礼装としては下げ髪(後頭部で纏めた髪を下げる)ですが、日常的には活動しやすいように纏めた根元に差した笄に巻いた状態にし、鼈甲の櫛と紋の入った平打ちのかんざしを差しています。
お化粧も眉を剃って(青く描きます)お歯黒をします。

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こうして一人の俳優が幾つものかつらを使います。
身近にいるたくさんの裏方さんから、初日に至るまでの多くの方々の手によってつくられた、かつらに衣裳、大道具、小道具、照明さまざまな皆さまのお陰で一流の舞台が出来上がるのです。
ですから自ずとお芝居にも大きな責任がございます。
「薄桜記」千穐楽の三島での伊豆市民劇場さんの公演まで、大切に心を込めて努めてまいります。

小林祥子 記
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『薄桜記』浜松より 追伸! 上沢美咲です!

浜松名物“浜納豆”
料理の隠し味に便利な大豆発酵食品。
私は麻婆豆腐や回鍋肉などに刻んで入れています。
浜松に伺うと必ず買って行く品です!



上沢美咲 記
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『薄桜記』浜松よりNo.3 上沢美咲です!

浜松公演の2日目、1月26日に中日を迎え、巡演も後半に突入致しました。

私は二幕目では町娘に生まれ変わります。

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芝居の中では交わることの無いご身分の皆様と写真をご一緒しました。
吉良上野介役の志村智雄、長尾権兵衛役の津田恵一、千阪兵部役の武井茂、3人の先輩方です。

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お三方が活躍する“吉良邸の場”は、物語の中後半のクライマックス。
飄々としたやり取りの中に緊張感が走ります。
上野介の台詞の中には『薄桜記』のテーマが込められ、兵部の存在は各局面で典膳の運命を左右する事になり…

まだご覧になっていない皆さん、是非楽しみになさって下さいませ。

上沢美咲 記
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『薄桜記』浜松よりNo.2 上沢美咲です!

わたくし上沢美咲から、嫁の千春を紹介致します。
ご当地浜松出身の浜名実貴でございます。
嫁姑の中は大変良好、千春に全幅の信頼を置いております。

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丹下家を支える優しい奉公人達に囲まれて、わたくしご隠居は幸せでございます。
残念ながら舞台の上では幸せな丹下家は描かれませんが、
死ぬるという事は生きていた証し!
典膳や千春がどう生きて来たかをこの奉公人達ときちんとお伝えできたらと思うておりまする。

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上沢美咲 記
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『薄桜記』浜松よりNo.1 上沢美咲です!

丹下典膳の母“ぬひ”をつとめております上沢美咲です。




1/25〜28浜松の公演、浜松演劇鑑賞会さんの例会です。楽屋口を入るといい香りが…おおこれは老梅!



そして主催者事務室の一室が「お花屋さんかしら?」と見紛うばかりの花でいっぱいになっています。



私達の楽屋を飾ってくださる為にご用意いただきました。

勘蔵役の昌樹さんの化粧前にもこんなに可愛らしく飾ってあります。癒される〜




そして2回公演の日には昼と夜の間に手作りのお料理をご用意いただき栄養満点、疲れも吹き飛び無事つとめることができました。



運営サークルの皆さんの沢山のお心遣いのお陰で、私達は日々の公演を務めることが出来るのです。浜松の皆さん、4日間5ステージよろしくお願い致します。そしてこの後伺う各地の皆さん、お会いするのを楽しみにしています!

上沢美咲 記
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『薄桜記』浜北より 寺田昌樹です!

首都圏に4年振りの大雪を降らせた翌日の1月23日、24日の2日間、
浜松北市民劇場第211回例会『薄桜記』公演を行いました。
今回主催の浜松北市民劇場さんは、
1981年、前進座、山本周五郎原作『さぶ』公演から始まり、
当初は一例会一回公演だったのを数年後、前進座『五重塔』(幸田露伴原作)公演から一例会二回公演となってから現在に至り、今回で24回目。
本当に長いお付き合いをさせていただいております。

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会場は浜松市浜北区の浜北文化センター大ホール。
私達にはお馴染みの会場です。

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今回楽屋は芳三郎さん、宏太郎君主役2人と同じ部屋。
でも近しい先輩と同期ですから居心地は良く楽しい楽屋でした。

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私の演じる“勘蔵”は丹下家の中間(ちゅうげん)、いわゆる奉公人です。
故あって奉公人達は皆お暇(解雇)を出されるのですが、
勘蔵はまた縁あって再び奉公をする事に…
おしまいまでご主人様と奥さまにお仕えが出来て本当に幸せです。
この物語は愛と友情と忠義に溢れていますが、
勘蔵は丹下家におしまいまで忠義を尽くします。

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終演後毎回ロビーに行くのですが、今回も両日お客様の暖かで嬉しい御感想を沢山頂きました。
私自身素敵な作品に巡り会えてこんなに幸せなことはありません。
もっともっと多くの方に観て貰いたいですね!
今回御覧になっていただいた皆様、
そしてご尽力して下さりました。
浜松北市民劇場の皆様本当にありがとうございました!

追伸、
ここ浜北は演出助手の市川正さんの生まれ故郷。
市川さんは数多くのお芝居の演出を手掛けてますが、
元々は私たちの大先輩、前進座の演出部のご出身。
いつも冷静で激昂せず的確に解りやすく演出をつけて頂き、またジェームス先生のサポートして下さいます。
この『薄桜記』には無くてはならない方のお一人です。

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寺田昌樹 記
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『薄桜記』藤枝にて 渡会元之です!

藤枝市民劇場さんの例会を終えました!
会場の市民会館は客席700人、大きな劇場ではありませんが、その分舞台との距離は近く、臨場感たっぷりの公演だったと思います。
私は講釈師の役で舞台の先端に座って、『高田馬場の敵討』を「サテサテお立ち会い!」とやるわけですが、最前列のあまりの近さに気恥ずかしいやらニコニコ顔につられそうになるやら。

仕込み(舞台の設営)をするスタッフさん達には手強い条件だったようで、開演ギリギリまで作業していました。
サテお立ち会い!
そんなスタッフさんの紹介をします!
今日は「照明チーム」です(次回があるか知りませんが)。
ギリギリまで作業していて僅かな休憩に、渡会が「記念撮影させてー!」って言うとホイホイ集まってくれる優しいチームです。
「チーフの田中さん」
「お世話になってます圭子姐さん」
「お久しぶりね一暢さん」
「2代目クールビューティー齋藤さん」
「秘密兵器酒井さん」の5人です。



優しくてこだわりが強く、オッカナイのが公演班のスタッフです。
お芝居を愛すればこそ一切の妥協はしない。
このチームが正にそうです。
そんなスタッフに支えられてこそボク達は舞台に立っていられます。
イヤ、違うな。
演者もスタッフも全力一丸となってお芝居を作っています。
で、今回は自分の写真を撮るのを忘れたので、こちら、ドーン!チーム!



記・渡会元之
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『薄桜記』富士市にて 新村宗二郎です!

みなさんこんにちは!
新村 宗二郎でございます!

私たち『薄桜記』公演班ですが、沼津・清水・磐田での公演を終え、1月20日には富士市に於きまして公演をさせていただきました!

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これは会場のロゼシアターの写真です。
近代的でとても使い勝手の良い素敵な会場です。


そして会館の正面からは

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日本一の富士のお山が一望出来る絶景スポットになっております。
こんな景色が毎日見れるなんて羨ましい限りです!


こちらは富士市民劇場の皆様との対面式の様子です。

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肝心のお芝居も、要所要所での皆様の盛大な拍手に助けられ大成功の内に幕となりました。
改めまして富士市民劇場の皆様、本当にありがとうございました。



こちらは初日沼津での仕込みの様子ですが、今回のお芝居も沢山のスタッフに支えられて作られております。

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私新村は、幕開きで今回の物語のすべての発端とも言える役どころ瀬川三之丞、そして恐れ多くも浅野内匠頭を演じさせていただいております。

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こちらは浅野家の家紋である『丸に違い鷹の羽』の紋の入った小道具です。
本来分不相応な、本当に立派な物を使わせていただいております。




最後に

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これは中村梅之助先輩が生前吉良上野介を演じていた時に化粧前に飾っていた上野介の人形です。
今は大切に自分の化粧前に置かせていただいております。



巡業は始まったばかりで、まだまだ旅は続きます。
体調に留意して精一杯全公演勤めさせていただきます。
今回のお芝居は男と男の友情、そして男と女の愛情の物語です!
涙なしには見られません!
個人的には大詰の雪の谷中七面社の場面は必見です!(私は出ていません。)
これから伺わせていただく藤枝、浜北、浜松、静岡、島田、掛川、富士宮、夢すていじ・いず、伊豆の皆様、どうぞ期待してお待ちください!

〜新村 宗二郎 記 〜
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『薄桜記』磐田にて 松浦海之介です!

皆様こんにちは!
今回は、磐田演劇鑑賞会様にお迎えいただき、
静岡県磐田市より、"劇団で3番目に大きい"松浦海之介が、お送り致します!
磐田!と言えば…そう!!Jリーグの名門クラブであるジュビロ磐田の本拠地です!!

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改札を出ると、ジュビロ磐田の公式キャラクター…その名も!ジュビロくん!!…。がお出迎え!

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調べてみたら、静岡県の県鳥"サンコウチョウ
"がモチーフになっているそうです!!

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実は初日を迎えた沼津、次に清水、そしてこの磐田は全てJリーグ所属のプロサッカーチームがあります。
さすがはサッカー王国静岡です!!

さて、今回は2役を演じています。
まず第一幕は、丹下家お取り潰しの下知を申し渡す奉行所役人・熊倉文吾役。



人生で初めて肩衣をつける役をやらせて頂いております!
嬉しい!!

そして第二幕は、
中嶋先輩演じる堀部安兵衛、そして市太郎演じる勘六と共に丹下典膳と大立廻りをする片岡源五右衛門役です。
もの凄い雪の中、もの凄く激しい立廻りを、雪が鼻や口に貼り付きながら全力でしています!
どうぞ、クライマックスの立廻りもお楽しみに!

以上、"若手で1番太ももが太い"松浦海之介でした!
磐田演劇鑑賞会の皆様ありがとうございました!!
明日は富士市民劇場様にお世話になります!
よろしくお願い致しま〜す!

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↑舞台の上より

松浦海之介 記
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『薄桜記』清水にて 嵐市太郎です!

嵐市太郎です。
『薄桜記」班、本日は清水市民劇場の皆様にお迎えいただきました。
個人的には2年ぶり2度目の清水となります。
『切られお富』でお邪魔して以来です。
駅を降りて会館の外装、その奥に見える海を見てとても懐かしい気持ちになりました。

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しっかりと海鮮丼も頂き、食べた分しっかり頑張らねばと気を引き締めて本番に臨みました!



しかし、、、海鮮丼美味しかったなー(笑)
また食べに…あ、お芝居しに来たいと思います!!

今回の役は、瓦版売り。
色々なものを売り歩いていた江戸の街でも、一際粋な物売りです。

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もう一役は近松勘六。
播州赤穂浪士の1人で、安兵衛と共に典膳と一戦交える役をやらせて頂きました。


まだまだスタートしたばかりの『薄桜記』班、これから1ステージ1ステージ毎回大切に、楽しんで努めて参ります!!
清水市民劇場の皆様、本当に本当にありがとうございました!!

嵐市太郎 記
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『薄桜記』沼津にて 松永瑤です!

おはようございます。研究生の松永瑤です。
薄桜記、沼津市民劇場様のお迎えで、沼津市民文化センターにて無事初日を迎えました。
人物紹介も作って頂きました! ありがとうございます!

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今回、私は初めて歴史上の人物を二人、演じさせて頂いております。
一人は吉良家の小姓である「新貝弥七郎(しんかい やしちろう)」
この方、赤穂浪士の討ち入りの際、玄関にて闘い、戦死。腹の内から槍の穂先が見つかったそうで、その槍は堀部安兵衛の物であったと言われております。

今回のお芝居では、出演時間のおおよそ8割が正座をしているシーンでございます。




そしてもう一人がなんと!

赤穂事件の起きたあの松の廊下で!


吉良上野介!!





を、斬る浅野内匠頭!!!






を、羽交い締めにして止める「梶川与惣兵衛(かじかわ よそべえ)」でございます。
この方は「梶川与惣兵衛日記」の内に赤穂事件の仔細を残されました。
一場面のみですが、大変目立つと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

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松永瑤 記
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『薄桜記』舞台稽古でした!

今井鞠子です。
本日は東京で『薄桜記』の舞台稽古がありました!

今回、私は初めての参加です(*^_^*)
前回は助演の宮嶋麻衣さんが演じていらっしゃった丹下家の小僧とお豊の二役を演じます。

小僧は、幕開きの火事のシーンに登場します。
一瞬ですので、お見逃しなく!!

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お豊は、典膳と安兵衛と同じ長屋に住む元気な娘です(*^ ^*)
お芝居の前半は大変な事件が多いので、このシーンでは、観ているお客様に少しでもほっこりして頂ければ幸いです。

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明後日、沼津で初日を迎えます。
静岡県の演劇鑑賞会の皆様に観て頂くのが、今からとても楽しみです(*^_^*)

演劇鑑賞会静岡ブロックの皆様、どうぞよろしくお願い致します!!

今井鞠子 記
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『薄桜記』お稽古始まってます!!

来年の1月〜2月にかけて、演劇鑑賞会静岡県ブロック主催の『薄桜記』の巡演が始まります!!

今回、新しく参加するキャストもおりますので、またブログの中で紹介していこうと思います(*^_^*)


お稽古風景です↓↓

典膳と安兵衛
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典膳と千春
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立廻り
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立ち回りのシーンでは、お稽古中はあえて小刀を使っています。
何故かというと、前進座の稽古場の天井が低いため、大刀だと振り上げた時に天井に当たってしまうからです。
なので、年明けには天井の高い稽古場に移動して稽古します。

静岡県の演劇鑑賞会の皆様、楽しみにしていて下さい(^_^)

今井鞠子 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

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