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『毛抜』『水沢』旅だより

中日劇場公演、千龝楽っ！
から旅初日っ！
石田聡でございます。

中日劇場公演、２日間４ステージ、無事終了致しました。
名古屋の皆様、有難うございました！

楽屋ロビーにて。
恒例の集い。

…というのがもう先日の出来事。

さて本日からは、巡演『毛抜』『水沢』班のブログです。

名古屋を発ちまして、岡山県へ。
搬入、仕込みだけの日でしたが、
とっても美味しいお通しをご用意して頂けました！
二種類のカレーやチヂミとネギ焼、棚田のお米が絶品でした。。

今日からノンストップの１０日間。
さあ、頑張るぞー！

石田聡：記

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中日劇場公演だより

名古屋公演！
石田聡です。

２月２６日、名古屋公演の初日が開きました。
演目は『毛抜』『水沢の一夜』で、
間に『創立八十周年記念　口上』が入ります。
今回はすぐ『毛抜』『水沢』の巡演に続くとは言え、
中日劇場は二日間だけの駆け足公演。
つい先日の大阪公演から一週間も経たずに突っ走りますよ。

前進座発山梨経由名古屋入りのバス移動、談合坂ＳＡでのひとこま。
お気楽写真のようですが、長ーい一日のちょっとした休憩時間。
プレミアムの名に恥じない濃厚な味で、初めてアイスで満腹しました。

そして翌日搬入、仕込み。
明けて初日、二回公演。
芸どころ名古屋のお客様は反応も大変温かく、ハードスケジュールの疲れも吹き飛ぶ様な、素敵な客席での初日でした。
この日午後の部では、東京と関西のパル（友の会）の方々も１０数人観劇、
終演後は名古屋パルの方々と３０名で合同交流会！
初めての試みでしたが、それぞれの友の会のこと、お芝居のことで、親交が深まりました。

なのに明日２７日は千龝楽。
なんだか妙な気分です。

石田聡記

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『ブレスト』だより

朗読劇『死んでもブレストを』
皆さんは東京大空襲をご存知でしょうか？
おそらくほとんどの方が、この言葉を耳にした事があると思います。
長崎や広島の原爆や、終戦の日と同じ意味で、良く知っていらしゃると思います。
広島・長崎の原爆の恐ろしさは、
写真や、その日がくるとマスコミが取り上げるので、若い方も知っているでしょう。

では東京大空襲はどうでしょう。
おそらく酷い空襲があったと思うくらいで、どんな悲惨なことや非道なことが行われたか、
また、
二度とあのような悲惨な戦争にならないように東京大空襲を語り伝え、資料を通じて多くの人に知ってもらおうと、
１０年前から下町の北砂に「戦災資料センター」を建て、
数少ない当時の資料を展示しながら、民間の手で「東京大空襲」を語り伝えている方々がいることは、
あまり多くの方はご存知ないのではないでしょうか。

この度「戦災資料センター」が１０年を迎えるのを記念して、
早乙女勝元氏がお書きになった「死んでもブレストを」の本を、
前進座が朗読劇として上演する事になりました。
来たる３月２４日(土)、１１時開演と１４時開演の２回、【曳舟文化センター】にて。

「死んでもブレストを」は、東京大空襲の際、
通信業務を務めていた墨田電話局のうら若い娘達２８人が、
電話局の建物の中でまるこげとなって発見された話です。
平均年齢１７～１８歳、中には１５歳の娘さんもいたそうです。
彼女達は猛火の中で逃げる事も出来ず焼かれて行きました。
この朗読劇を通して、
二度とあのような悲惨な戦争にならないようという思いを込めて演じたいと思います。

墨田電話局の慰霊碑で…　左から小林祥子（出演）・鈴木幹二（台本・演出）・前園恵子（出演）

どうか多くの皆様、ご来場下さいますよう、お願い申し上げます。

津田恵一：記

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文楽劇場公演だより

大阪千穐楽
石田聡です。

２月１９日、大阪は日本橋、国立文楽劇場公演『毛抜・口上・唐茄子屋』の千龝楽を迎えました。
大阪の皆様、本当にありがとうございました！
そして２６日には、名古屋は栄、中日劇場にて『毛抜・口上・水沢の一夜』が初日を迎え、
そのまま『毛抜・水沢』班の全国巡演へと続きます。

まずは名古屋公演へ向けて。
頑張ります！

石田聡：記

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文楽劇場公演だより

２月１４日！
こんにちは上滝啓太郎です。
今日は二月国立文楽劇場公演の中日(なかび)になります。
公演も折り返し、ますます頑張らなくてはいけません。

ところで２月１４日といえば、
中日の他に、皆さんご存知のイベントがありますよね。
そうです、バレンタインデーです。
というわけで、今回は『毛抜』のお姫様“錦の前”から、皆様へプレゼント！

これからもご贔屓にお願いします。

上滝啓太郎=記

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文楽劇場公演だより

前進座創立８０周年記念
　　２月特別公演　　
大阪日本橋・国立文楽劇場にて初日を迎えました！

演目は『毛抜』『創立八十周年口上』『唐茄子屋』の３本立て！！
そして私、有田佳代は『毛抜』では腰元役、
『唐茄子屋』では子守役で出演します☆

実は、私は歌舞伎に出演するのは、初めてでして・・・
嬉しい半面、
初白塗りに、
初お引きずり(衣裳)
と、新たに覚えることがたくさ～んあって大変でしたが、
出演できて幸せだなと改めて感じました。
この機会にたくさんのことを吸収したいと思います！

千穐楽までどちらの役も、楽しみながら精いっぱい勤めます！
公演は２月１９日まで。
皆様、劇場にてお待ちしてます☆

◆記：有田佳代◆

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文楽劇場公演だより

大阪公演初日
皆さま、こんにちは！！
生島喜五郎です。
本日、創立八十周年記念大阪・国立文楽劇場公演の初日をあけました。

私は大阪出身で、
更に、この大阪の地で『毛抜』の【秀太郎】を演らせて頂いております。

本当に幸せでいっぱいです。

昨日までは、雨がパラパラ、ぐづついていたのですが、
初日の本日はカラッといいお天気で、いい初日でした。
そして、
何といっても、お客さまがとても喜んでくださっているのが、
舞台からもわかりました。
大阪のお客さまに、とても笑って頂けました。
今日から１１日間、精一杯頑張ります。
是非、劇場へ足をお運び下さいませ。
お願い致します！！

生島喜五郎：記

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『髪飾』旅だより

板橋から大阪へ～
皆様こんにちは、新村宗二郎です！
昨年末から続けて参りました(私はお正月の東京公演からの参加)『髪飾不思議仕掛』も、
お陰様で２月５日の板橋公演をもちまして、
めでたく千穐楽を迎えさせていただきました！
私は、昨年の『三人吉三巴白浪』以来の板橋での公演だったのですが、
搬入搬出でお手伝いして下さった皆様の雰囲気をはじめ、
美味しい小夜食や劇場ロビーの会場作り、
対面式への大勢様でのご参加等、
皆様の歓迎して下さる雰囲気にとても励まされました！

そして、
なんと言ってもカーテンコールでの温かい盛大な拍手には、
逆にこちらが感動を与えていただいた程です！
板橋の皆様、本当にありがとうございました！
またお伺い出来る日を心から楽しみにしております！

これで今回の公演は終わりますが、
まだまだ今年も始まったばかりでございます！
本年も前進座は様々なお芝居を皆様に御覧いただきたいと思い、
鋭意準備を整えております！

矢継ぎ早に私は、
２月９日から大阪国立文楽劇場に於いて始まります、
『毛抜』『創立八十周年記念口上』『唐茄子屋』に出演致します。
『毛抜』では八劔数馬と裃後見を、
『唐茄子屋』では、主人公・徳三郎の叔父の六兵衛宅に唐茄子を届けに上がる使いの男を、
演じさせていただきます！
こちらは１９日まで毎日公演しておりまして、
まだ若干ではございますが、お席もございます。
皆様のご来場を
役者・スタッフ一同心よりお待ちしております！

それでは、
体調管理に気を付けて、
大阪公演、気合い入れて頑張ります！
引き続き前進座を御贔屓お引き立ての程、
宜しくお願い申し上げます！

大阪へ向かう新幹線車中より　新村宗二郎：記

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文楽劇場公演だより

劇場でのお稽古です
石田聡でございます。
大阪文楽劇場公演、
午前は『毛抜』、
午後は子役さんも参加しての『唐茄子屋』の、
劇場での稽古２日目です。

６日の夜には若手メンバーは大阪入りを控えての、追込み。
短期間の稽古で、かえって変化が際立ちます。

初日まで、あと３日。
さぁ～、もうすぐですよ～！

石田聡：記

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前進座友の会だより

　２０１２年度前進座友の会
東京パル総会が開催されました！
東京パルでは、
“集って楽しく、元気の出る総会”を合言葉に
年に一回、１～２月頃、ミニ芝居塾や講演会を併せて、総会を開いています。

今年は、
去る１月２８日（土）台東区民会館にて、
創立世代の上演した『勧進帳』を映像でご覧いただく企画を併せて、
開催されました。

第一部の総会では、
スライドを使って、昨年一年間の観劇とイベントの振り返り。
予定していた音が出ないというハプニングの中、
辰三郎さんが、場面場面を見ながら解説を加えてくれました。
そして、今年度の活動計画の提案。
すでに発表されている演目ラインナップの他、
芝居塾や納涼会といったイベントについても提案がありました。

また、会場の皆様からのご意見・ご要望をうかがうコーナーでは、
あらかじめお願いしていたグループの皆様から、
観劇や独自のイベントの取り組み、
そのグループの歩んできた長年の歴史などが語られ、
聞いていた方から
「今まで自分が参加することを考えていたが、常に周りの方を誘わなくては…」
と力強いご発言もいただきました。
新しい方々も交えた２０１２年度の友の会世話人さんを選出して、
第一部は終了。

続く第二部では、
長十郎の弁慶・翫右衛門の富樫・先代国太郎の義経で上演された
１９６４年の『勧進帳』をご覧いただきました。
映像でありながら、
創立メンバーの至芸にうっとり、
その迫力にびっくり、
皆様、おおいに堪能された様子でした。

第三部は“大交流会”。

参加した３０人近い劇団員とお客様で、
あちらでもこちらでも語らいの輪ができていました。
小一時間の歓談時間の間に、
劇団への要望を熱く語って下さる方、
初春公演のご感想を語って下さる方、
先ほどの『勧進帳』の話題など、
様々な交流の後に、
おしまいは、昨年度総会から恒例？となった、
“前進座座歌斉唱”。
皆様と声をあわせ、より親密な雰囲気で、会場が一つになりました。