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『ちひろ』千穐楽! 嵐芳三郎

『ちひろー私、絵と結婚するのー』公演は、10月21日広島にて無事に千穐楽を迎えました。今回の巡演も、「いわさきちひろ」さんの若き日を描いたお芝居を通して、平和を訴えたいという私たちの思いに賛同して下さった、沢山の皆様のご尽力により公演を続けることが出来ました。

公演実行委員会の皆様と、お芝居を観に来てくださったお客様に、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。

毎公演、開演の1時間半前にロビーにて、実行委員会の皆さんと「顔合わせ」をさせて頂きました。その折、ご挨拶を頂いた委員長様の中には、公演決定からこれまでのご苦労を思い出され、思わず涙ぐむ方もいらっしゃいました。

そんな皆様の思いを裏切ってはいけないと、出演者、スタッフ一同毎日の舞台を真摯に真摯に務めました。その甲斐あってか、終演後のお見送りでは、握手を求められるお客様が大変多く、芝居にご満足頂いている様子が伺えました。

去年幕を開けた、「ちひろ」ですが、今年の再演によりさらに階段を上がれたように思います。これでこの芝居はいったん終了ですが、またいつか全国の皆様に観て頂ける機会があることを、出演者の一人として切に願います。

『ちひろー私、絵と結婚するのー』をご観劇頂いたすべてのお客様に、改めまして御礼申し上げます。

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(画家 椎名洋二)

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『ちひろ』 ぐるめ特集! 嵐芳三郎

こんにちは、嵐芳三郎です。今は大阪にいるのですが、昨日今日は芝居が無く、僕はみんなより一日早く大阪に入って、来年一月の京都南座公演に大勢のお客様が来てくださるよう、関西のお客様の元へご挨拶に伺うお仕事をしていました。これも劇団前進座の俳優の大事な仕事。僕だけでなく『ちひろ』公演班のメンバーみんながしています。

と、いう訳で今回のブログは『ちひろ』のお話は一切なく、ほとんど僕の趣味の世界、仕事の合間の食べ歩き大特集です。題して、

『芳三郎流、孤独のぐるめ』

すみませんが、しばらくお付き合いください。

先ずは、大阪に来る前の日に柳生啓介氏からの情報で知った、島根県松江市のラーメン屋「ちくてい」さん。

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ここで食べたのがチャーシューラーメン。

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このラーメンほんとに旨かった。スープが半透明なので塩ベースなのかなと思ったら、塩とかしょう油というよりテールスープみたいな美味しさで、さらに熱々なのがいい。細麺が良く合ってチャーシューも絶品。この旅で食べたラーメンで間違いなく一位。来年も松江に来るので、また絶対食べたい。

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そして翌日、同じ大阪前乗りチームの新村宗二郎と嵐市太郎と一緒に高速バスで京都へ。京都事務所に寄ってから、それぞれ京都、大阪の各地へ出向いた。僕は大阪の十三でお仕事を終え、駅までの帰り道にふらっと立ち飲み屋へ。

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店内は大阪弁が飛び交っていてとっても賑やか。テレビでプロ野球のドラフト会議をやっていて、みなさんそれに夢中。選手が各球団から一位指名され、くじ引きによって交渉権を得た球団が決まると、「あ、こいつちっとも嬉しそうな顔してへんでぇ」、「そやなぁ、他の球団行きたかったんとちゃうかぁ」、「顔でばればれやなぁ」など、言いたい放題。これを聞いているのがとっても面白く、僕は一人でにやにやしていた。

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この日のつまみは何よりも常連の皆さんの会話だった。これも飲み屋のいいところ。

そして今日。早朝から滋賀県に入りお仕事を済ませた後、前々から楽しみにしていた計画を実行。それは、テレビ東京さんでシーズン8が放映中の、僕が今一番好きな番組、本物の「孤独のグルメ」。そのシーズン6の一話、「大阪出張編」で取り上げられたお店に実際に行くこと。

先ずは大阪まで戻ってきて、地下鉄で「平野」という街へ。そこからスマホを頼りに五分ほど歩くと、あった、あった。

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「串かつ どて焼き 武田」さん。そう、このお店は屋台なのだ。ドラマの中で主人公の井之頭五郎を演じる松重豊さんも、ここで食べてたよなぁ、と感慨に浸りながら、次々と注文した。

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どれも、とっても美味しかったけど、やっぱり目の前でずっとぐつぐついってる、名物のどて焼きが最高だった。どて焼きだけで四本も食べちゃった。

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僕が手にしているのは紅生姜の串揚げ。これもめずらしいけど、美味だった!お店の方もとってもいい方達で行ってよかったなぁ。

結局いろんな串を合計で十本食べて、大満足して歩いてたら前方にねこちゃん発見。

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近づいても全然逃げないので、「ちょっと、こっち向いてよ」と何度もお願いしたが、ずっと無視してる不機嫌なねこちゃんでした。

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一人の…じゃない、一匹の時間を邪魔してごめんね。

さて、これで終わりじゃないんです。ドラマではもう一軒出てきたのです。再び電車に乗って今度は美章園というところへ。駅から徒歩二分のところにありました!お好み焼きの「甘辛や」さん。

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店内に入ると、あぁ、ドラマで見たとおりだ。思わず井之頭五郎が座ってた席に座ってしまった。そして注文も同じもの、「豚たま」。

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串かつ食べた後だけど、美味しくてあっという間に平らげた。しかもこのボリュームと味で600円は安い。道頓堀界隈でもっと小さいのに1000円払ったことがある。このお得感はいい!

う~ん、お好み焼き旨かったぁ、ということは焼きそばも絶対旨いよなぁ、どうすっかなぁ……明らかに食べ過ぎ、でも、えーい食べちゃえ!

ということで、季節の限定「牡蠣そば」を注文。

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これも旨い! 一口食べる度に食欲がぶり返す、そんな焼きそばだ。これは多分ソースがいいんだな。「甘辛や」ってネーミングだしきっと自家製秘伝のソースなんだ。こりゃ、最高だ~ね~。

さすがにお腹がパンパン。でも孤独のグルメはしごが出来て、楽しくて美味しかった!!いい日になりました。旅先で美味しいもの食べるのはやめられない。だけど、東京帰ったら本気で体絞るぞー、

お終いまで読んでくださり有難うございました。

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『ちひろ』有田の故郷 菊池公演 有田佳代

皆様こんにちは。有田佳代です。
10月13日は私の故郷、菊池で
『ちひろ -私、絵と結婚するの-』公演が
菊池市文化会館で上演されました。

この日は台風19号が
11県に甚大な被害をもたらした日。
台風19号で犠牲になられた方へ
お悔やみ申し上げますとともに
被災された全ての皆様に
お見舞い申し上げます。

ちひろ菊池公演を実現できたことに
お力添えいただいた皆さま、
ご来場くださった皆々様に
改めて御礼申し上げます。

私にとって文化会館は
清水バレエスタジオの発表会の会場で、
劇団前進座と出会った場所で、
県民文化祭の市民ミュージカル
『くさびら物語』で舞台に立たせてもらい、
演劇の素晴らしさを身を持って体感した場所。
その文化会館で、菊池の皆さまに
ちひろ公演を観てもらえたこと、
これは私の大きな大きな財産です。

客席からの温かい雰囲気、
カーテンコールで出演者が並んだ時の拍手、
生涯忘れることは無いと思います。

菊池市長の江頭実さんに
開演前にご挨拶を賜り、

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赤ちゃんの頃から私を知っている
親戚の皆さんに当日お手伝いいただき、

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近所の皆さま、
バレエ教室の先生、
同級生、
同級生のお母さん、
小学校の先生、
小児科の先生、
くさびらの時お世話になった皆さま、
菊池高校演劇部の女子高生、
私の思いを受け止めて
文化会館に足を運んでくださった
全ての皆さまに心より御礼申し上げます。

菊池で頂いたたくさんのエネルギーを
自分のパワーにして、
魅力ある女優になれるよう
精進して参ります。

本当にありがとうございました。

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記 有田佳代

本日のおまけ

『芳三郎のここだけの話』

僕自身は菊池に来たのが二回目。一回目はもう二十五年ほど前になると思うけど、子供のための創作歌舞伎『牛若丸』という芝居で菊池の舞台に立った。

あの時、公演班メンバーと一緒に記念写真に納まっていた八歳くらい?の女の子。それが有田佳代ちゃんだった。本人によると、前進座の存在を知ったのは『牛若丸』が初めてだったとか。

牛若丸をやらせて頂いていたのは二十代の僕でした。あの時の少女が大人になって、菊池の舞台に一緒に立つことになるとは、夢にも思わなかったなぁ。

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『ちひろ』柳生啓介特集! 嵐芳三郎

『ちひろ』班は10月13日の熊本県菊池市公演と、本日14日の熊本市公演を無事に終了致しました。台風19号の影響で熊本までの渡航が大変懸念されましたが、急遽移動を一日早め、さらに飛行機をあきらめ新幹線に切り替えたことによって、全員が11日中に熊本入りできました。

最悪の事態を想定して、公演班班長の益城宏先輩の的確な指示により、迅速な決断と行動に踏み切ったことが大正解でした。もし、あの時決断しなかったら……菊池市も熊本市も公演中止になっていたかもしれない。それを思うと怖い気持ちになります。「そんなに心配しなくても、台風がそれるかもしれないよ」などという考えは、絶対に持ってはいけないと再認識できました。

しかし、全国各地には甚大な被害を受けた方たちが大勢いらっしゃいます。被災地の皆様の生活が、一日でも早く元通りになることを願うと同時に、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

さて、それではいつものブログを始めます。今回は、ちひろちゃんが上京して勤めた新聞社の編集委員、「野々山悟」を演じる柳生啓介特集です!早速いつもの質問コーナーから行ってみましょう。

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①まだ旅の途中ですが、『ちひろ』という芝居に初参加してみて如何ですか?

初参加ですが、私はこの芝居が大好きです。自分でも驚くほど、相当に好きみたいです。ちひろチームに参加出来て本当に光栄です。野々山という、やりがいのある楽しい素敵な役に出会うことが出来て幸せです。

②演出の鵜山さんに言われた印象的な言葉は?

鵜山さんとは“初仕事”で、最初はとても緊張しましたが、その穏やかで温かい、深いまなざしと言葉に私はすっかりやられてしまいました。一日目の読み合わせの稽古が終わって、「じゃあ柳生さん、明日立ちましようか」と言われたのには驚きました。この人、優しい顔して何て恐ろしいこと言うんだ!って思いました(笑)。
一幕の終わり、ニューギニアで戦死した親友の遺した絵をわざわざアトリエに持ってきた野々山の心情を大事にしてください、と言っていただいたお言葉を今も大切に舞台を勤めています。

③ズバリ趣味は?

韓流ドラマです。旅先でもポータブルブルーレイ持参でホテルの部屋で観ています。韓国の役者さんたちの情熱、高い志にいつも励まされています。今は、ちょっと昔の作品ですが『烏鵲橋の兄弟たち』というドラマを視聴中です。

④ストレス解消法は?

ストレスは…ないです。もちろん日常生活でいろいろとストレスがないわけではありませんが、それらは全部舞台で解消しています。例えば『裏長屋騒動記』で芳三郎さん演じる久六に大家の私が、「帰ってそう言え!その兄弟分とかいうバカ野郎に!」と超のつく大声で怒鳴る台詞は本当にスカッとします。ずっと台詞のない役ばっかりだったら…ストレスたまるでしょうね(笑)

はい、柳生さんありがとうございます。趣味の韓流ドラマ鑑賞はもう長く熱中されていますね。韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』というドラマが、流行する前から観てましたもんね。しかも、韓国語も勉強していてちょっとした会話ならできる程です。

『楽屋のひととき』

柳生さん演じる「野々山悟」には、ともに画家を目指した親友がいた。しかしその親友の命は若くして戦争によって絶たれた。

この芝居の一幕の終わりは、親友が残した絵を野々山が画家仲間達に見せて、思い出を語るシーンで終わる。自分よりずっと絵が上手かったあいつ。この絵はあいつ自身の夢を描いた、一家団欒の風景だと。

ある日、小道具担当スタッフの宮内さんという方が、柳生さんに話しかけてきた。

「柳生さん、実はね。一幕の終わりの場面、毎回舞台袖から観ているんですけど、たまらない気持ちになるんですよ」

宮内さんにも画家の親友がいらしたが、病によって若くして亡くなった。生前親友から、「お前が先に死んだらおれが遺影を描いてやるよ」と冗談交じりに言われていた。

「あんなこと言ってたのに、先に死んじゃってね。でもね、あいつより上手い絵を描く人を僕は知りません」

宮内さんに楽屋でそんな話をしてもらった柳生さん。毎日本当に大事に演じたいと、改めて思ったそうだ。

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『ちひろ』みんなの休日 嵐芳三郎

おっはようーございます!!嵐芳三郎です。『ちひろ』班は高知公演の後いったん帰京して、明日11日から熊本にまいります。台風が怖い……無事に全員到着できることを願います。

そんなこんなで、今日もブログのスタートですが、今回は宇部市からの移動日含めて岡山で二日間お休みだったので、ちひろ班メンバーの過ごし方を大公開です!! みんなの休日はどんなかな?

では、行ってみましょう、トップバッターは上滝啓太郎。

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上滝啓太郎です。瀬戸内海に浮かぶ本島(ほんじま)にある木烏神社の境内の中にある芝居小屋、千歳座で『ひとごろし』の公演があったので船に乗って観てきました。
建築から150年を超える芝居小屋で、晴天にめぐまれ(すぎ)ての野外観劇は他では味わえないものでした。

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芳] おーっ! 岡山から本島まで芝居観に行ったか! 仲間がやってるんだもんね。 『ひとごろし』班のみんなも嬉しかったと思うよ。
聞くところによると芝居中は最高の天気だったけど、開演前には何度か雨が降ったそうで、そのたんびにみんなでパイプイスを雑巾で拭いたんだって。ご苦労様でした。

次の登場は演出部音響担当の横山あさひちゃん!

横山あさひです。宇部から岡山への移動日、私は広島で途中下車して親友のライブを観に呉へ行って来ました!

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(芝居と歌で活動されている、佐々木友里さん)

呉の造船会社さんのお祭りだったので、ライブ後には一緒に生ビールを飲みました!楽しかった〜(^^)

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芳] 旅中に親友のライブを観られるなんて最高だね!前から思っていたんだけど、あさひちゃんはとっても友達を大事にする人だよね。よかったね! しかし、お二人ともべっぴんさんだなぁ……あ、すみません、こころの声が……

お次は、嵐市太郎!

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嵐市太郎です。6日の休演日は、瀬戸大橋を渡って高松に在ります、屋島神社に行ってきました。

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2021年に「子午線の祀り」が再演するにあたり、1人ロケハンの旅です。一ノ谷の合戦に敗れた平家が逃げ込むのが屋島です。再来年の再演に向け、パワーを頂きました!パワーついでに屋島神社の麓にあるうどんの名店、「わら家」さんで釜揚げうどんを頂き、この先の公演に向けて力を付けてきました!

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芳] 再来年の子午線の為に、ロケハンして来たか。我が甥っ子ながら感心、感心。グッジョブ!!
うどん、美味そうだなぁ。

お次は四人娘の登場です。レポートは松川悠子!

こんにちは!松川悠子です。先日、岡山での公演前に休日を頂いたので、いろいろと観光に行って参りました!まず、移動した当日は、岡山城周辺をブラブラと散歩してきました♪とっても良い天気で、素敵な写真が取れました!

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そして、翌日には『ちひろ班』の再若手女子メンバーで朝5:00にホテルを出発し、雲海を見に、いざ備中松山城雲海スポットへ!!

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今回は残念ながら雲海は見れませんでしたが、これまた素敵な景色でした。

その後は実際に松山城へ。なんと!松山城には猫城主の『さんじゅーろー』が☆

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(さんじゅーろーさんを取り巻く、左から松川、秋元、照明スタッフの中易さん、演出部の楓ちゃん)

私は犬派ですが、このさんじゅーろーはと~っても可愛かったです!!

朝早くに出ましたので、まだまだ時間はあります。その後も鬼ノ城や、最上稲荷、吉備津神社、倉敷など、いろんな所を観光してきました!

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(最上稲荷)

倉敷では、しあわせプリンで有名な有隣庵へ。私以外のメンバーは、皆しあわせプリンを食べておりましたが、、、。私は『本日最後の1個です』という店員さんの言葉につられ、パンダの顔が描かれたパンナコッタを頂きました。

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ジュースは、桃尻カップに入った桃ジュースです!どちらもとっても美味しかったです。とっても充実した休日を過ごさせていただきましたので、またこれから千穐楽まで!気合いを入れてお芝居も頑張って参ります!!!

芳] いやぁ~、朝5時出発で観光して来ましたか、と~っても良いことだと思う。若いうちはいろんなもの、自分の目で見ないとね。たくさん感動して、たくさん美味しいもの食べて、有意義な時を過ごしましょう!

そして夜には、柳生啓介氏のお父様主催で「カラオケ大会」も開かれたそうです。

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かなりの盛り上がりを見せたそうで、最高に楽しかったと。参加者のみなさん、良い夜を過ごせてよかったですね。

さて、そう言うおまえは何やってたという話ですが、僕はですねぇ、なんと! ホテルの部屋にこもりました。いやいや、たくさんやることがあったんです。主にパソコン仕事です。ブログを上げたり、依頼されている原稿を書いたり、今度踊らなければならない日舞の動画を観て、実際に部屋で踊ったり(つまり一人稽古、狭かったけど)。見逃した海外ドラマ見たり……パソコンさえあれば、ずっと部屋で過ごせてしまいます。で、夕方になったら一人でふらっと飲みに。

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(肉じゃがとてんぷら)

一人が好きな僕は自分の時間を楽しみました。

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なんか、いつもお酒飲んでる印象ですか? そんなことまったくないんですよ。たまたまです、たまたま。

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『ちひろ』黒河内雅子特集! 嵐芳三郎

芳三郎です、こんにちは。今日は岡山に居ます。夜はだいぶ秋らしくなってきましたね、よかった、よかった。こうなると食欲も増してくるので、太りすぎには注意です。というか一年中食欲旺盛なので困ってますが…そんなわけで、今日もブログの始まりです。今回は紙芝居作家の稲村泰子を演じる、黒河内雅子にスポットです。

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では、さっそく質問を!

①自分の中で初演と再演の違いはありますか?

今回は、昨年見落としていた、1つ1つのやり取りの面白さを沢山発見できていると思います。昨年は、どこかでまだ台詞や段取りに囚われていたのかも…今回は相手の台詞が前よりよく聞けるようになった気がします。

②演出の鵜山さんに言われた印象的な言葉は?

まず、気持ちが盛り上がった台詞に対して「ピッチ(音程)を下げて」と何度か言われたこと。ここは大事!と言うところをつい大きく、あるいは高めに言ってしまうのは違うんだ、と気付かせて貰いました。
あとは「犬になって下さい」でしょうか…舞台を観たかたはわかるかと思います(笑)
鵜山さんに言われればどんな生き物にもなりたい…なります!!

③ズバリ趣味は?

・妄想
・本屋めぐり
・けっこう遠くまで歩くこと
・三味線
・人の家の片付け、引っ越し手伝い
・日本酒に合うスピード料理、つまみ研究
・映画、芝居をとにかく観る、
です!!

④ストレス解消法は?

★泣く
★友達に話を聞いてもらう
★部屋の片付けをして、要らないものを無くす
★プールでへとへとになるまで泳ぎ、おしまいにアイスを食べる
★クイーンのライブのDVDを観ながら歌って踊る
★本屋で、その時の自分の気持ちにぴったりな本を探す
★「本当はあそこでこう言いたかった」という内容を、思い切り感情を込めて実演してみる。

どれが一番かわかりません…
…これを全部やると、大抵スッキリ!
そこのあなたにもオススメです❗

は、はい、くろちゃん、ありがとう。いやぁ~、趣味もストレス解消法もつっこみどころ満載ですねぇ、どこから行ったらいいのやら……そうですね、やはり趣味で気になるのは、人の家の片付け? やって貰えるならぜひやって欲しいですねぇ、片付け面倒なので。あと、妄想は僕も好きです。

ストレス解消法では何と言っても、「本当はあそこでこう言いたかった、という内容を、思い切り感情を込めて実演してみる」ですね。これも僕としては結構理解できる。妄想にも繋がりますよね。あの時悔しかったけど、言い返せなかった。それを一人で実演ですね。でも言い返さなくて良かったと、自分をほめる場合もあるよね。

話は変わって、元前進座の女優丸山貴子ちゃんが松山公演に来てくれました。

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(まるちゃん、くろちゃんのツーショット)

今は愛媛県内子町に嫁がれて山岡さんと言います。出身は僕と同じ武蔵野市吉祥寺で、小学校も中学校も一緒なんですよ。もちろん僕よりだいぶ後輩だけど。久しぶりに会えてみんな喜んでました。たまには吉祥寺に帰って来てね。

本日のおまけ

『ヨッシーの、このラーメンうま三郎』

私、ラーメン大好きです。山口県宇部市公演の時、照明チームのチーフ鈴木さんから、「芳三郎さん、激辛の美味いラーメン屋があります!」と言われ、いてもたってもいられず親友の柳生啓介氏を誘い食べに行きました。激辛と聞いては挑戦せずにはいられない。

お店の名は「辛麺 龍輝」。店内には辛さを選べる表が貼ってある。

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辛さ30倍まで選べてそれ以上は要相談か。じゃ、とりあえず30倍行っとこう。柳生さんはとても無理ということで無難な6倍を注文。

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(これが6倍)

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(これ30倍)

明らかに色が全然違う。食べてみるとこれが美味い!辛さだけでなく、こくのあるスープが中華麺とよくあって、お箸が止まらない。たまごもいい仕事してる。柳生さんも「ふー、ふー」言いながら完食してました。

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このラーメン間違いなく美味! よって、うま三郎! でも辛いかって言われたらそれほどでもない。もっと辛いラーメン食べたことある。50倍にすれば良かった。

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(楽勝でかんしょく~)

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『ちひろ』渡会元之特集! 嵐芳三郎

え~っと、夏っていつまでですかぁ……もう10月なんですけどぉ

というわけでいまだに気温が30度近いですが、我が『ちひろ』公演班は全員元気に日々の舞台を務めております。

さて今回は画家、風刺漫画家の松川冬雄役、渡会元之くんにスポットです。ちひろちゃんの絵にはきびし~い松川さん。僕の演じる椎名とは犬猿の仲?

そんな松川を演じる渡会君にも早速四つの質問です!

①今回再演ですが、初演からの変化、違いはありますか?

メガネをかける事にしました!役のモデルである松山文雄さんのによく似たメガネです。

②演出の鵜山さんに言われた印象的な言葉は?

印象的というか、稽古中の何気ない話で松川について「滅多に笑わないけど周りにはそれが自然、な人」と言われました。あぁ、いるよなそんな人って思いました。いろんな人がいるから面白い。で、今回から笑顔の出し惜しみをする事にしました。

③ズバリ趣味は?

読書、映画、散歩ですね。最近映画には行ってませんが。

④一番のストレス解消法は?

最近あんまりストレス感じないんですよね。嫌なことあってもすぐに忘れちゃうし。

はい、渡会君ありがとう。嫌なことあってもすぐ忘れる。それってほんとに素晴らしい、でも簡単にできることでもない気がする。その技、僕も習得したい。それにしても、ストレス溜めない人が多いなぁ、この質問やめようかなぁ。

ところで渡会君はメガネを掛けただけではありません。

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(のりを塗って)

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(手でおさえて)

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そうです、付け髭もしています。するとこうなる。

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なかなかの雰囲気ですなぁ、笑わない松川をこれからご覧になる皆様、どうぞお楽しみに!

本日のおまけ

『楽屋のひととき』

え~、このコーナーは楽屋のひとときをお伝えします…って、そのまんまやないかい!という皆さんのつっこみが聞こえてくるようです。

先ずはこの人、浜名実貴。

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こんな顔して時々変なイタズラを仕掛けてきます。実貴ちゃんに、「お客様から、とってもめずらしい、サソリの標本を貰いました。芳三郎さんも見たいですか?」と言われ、「うん、見たい」と答えると、こんなもの渡されました。

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なにこれ?…なんか気持ち悪いもの入ってるのかな、と恐る恐る開けてみると、急に中の物が「バタバタバタ!!」と動き出してびっくり!!

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「うわっ!!」と思わず大声で叫んでました。

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中身はゴムで固定された五円玉。紙を開けると動き出す仕組み。要するにどっきりのおもちゃなんですね。一部始終を観ていた柳生啓介が、涙ぼろぼろ流すほど笑い転げていました。実貴ちゃんが「芳三郎さん最高! リアクション大賞です!」だって。やったー大賞受賞、って嬉しくないわい!

それにしても、昔から人の言うことなんでも信じちゃうんだよなぁ、疑うことを知らない。今の世の中生きていくには危なっかしいね。

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『ちひろ』浜名実貴特集! 嵐芳三郎

芳三郎です、こんにちは。『ちひろ』公演班は四国の徳島にまいりました。夜になっても気温が高い、もう10月なのにね。やっぱり阿波踊りの街だから熱気があるのかなぁ……

それはさておき、今回はちひろちゃんの師匠とも言える、「丸山俊子」を演じる浜名実貴ちゃんにスポットです。早速四つの質問に行ってみましょう!

①今回再演ですが、自分のなかで初演との変化、違いなどありますか?

どんな芝居でもそうですが、積み重ねが大切ですね。またインターバルを置くことによって見えてくるものもありますし…。“丸山俊子”は、「原爆の図」を描かれた丸木俊(赤松俊子)さんがモデル。描かれた絵からその当時の思いを想像したりしています。先日もこの舞台と時期の重なる俊さんの絵(『自画像』と『解放され行く人間性』)を観てきました。

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(俊さんの自画像とまったく同じ格好の浜名)

②演出の鵜山さんから言われた印象的な言葉は?

私自身が言われたことだけでなく、鵜山さんから発せられる言葉のひとつひとつがとても深いし、勉強になります。他の人への指摘も興味深く聴いています。とにかく稽古が楽しかった!初日が開いてからは「鵜山ロス」に陥りました。

“自分がアップになる芝居ではなく、人を動かす芝居”、“人を動かす語尾”、“強調しようとするところを逆に落とす”、“刻みが多くなると単調になる、フレーズを長めにしゃべる”などなど…演技の技術的なこともたくさんヒントをいただきました。

③ズバリ趣味は?

陶磁器が好き。旅行も好き。プライベートで旅行した際は、ささやかでも必ず一点は食器などを買っちゃいます。それから、柳生先輩にすすめていただいた韓国ドラマも観だしたら止まりませ~ん。

④一番のストレス解消法は?

旅番組を観たり、YouTubeで海外旅行の動画を観たりして現実逃避しています。いや、ストレスはそんなにたまらないかな~。
余談ですが、衣裳で初めて着たラクダのシャツ、柔らかくて着心地最高!オススメします。

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はい、実貴ちゃんありがとうございました。初日が開くと、稽古中毎日会っていた鵜山さんとは会えなくなる。それで鵜山ロスか……一度でいいから芳三郎ロスとか言われてみたい……って、いやいや、なんでもないです。

本日のおまけ

『芳三郎のここだけの話』

え~、このコーナーは私、芳三郎が日常で思ったことなどをつぶやく企画です。ここだけの話って、ネットで書いてるからここだけもなにもないですけどね笑

僕が尊敬している演出家の方が、今回の芝居『ちひろー私、絵と結婚するのー』の初日を観に来てくださった。残念ながらお会いできなかったが、「とてもいい芝居だった」と本気で感動して下さったそうだ。それを聞いて、間違いなくいい作品に仕上がったと確信した。やはり去年の初演を経験して、一人一人が成長できたのだと思う。ただ、再演には怖い部分もあって、初めて役に取り組んだ時の新鮮な感情が薄れる場合もある。

同じ芝居を二度観て下さった方から、「まえ観た時より上手くなった気もするけど、今回はあんまり感動しなかったなぁ」なんて感想を頂く場合もある。それは役者が芝居に慣れてきて、感情がおろそかになるからだと僕は思う。

初日の緊張感は独特で気持ちも高揚しているから、いい舞台になる場合が多い。でも旅が続いて疲れも出てきたりすると、中だるみになってしまう場合もある。そんなことは絶対あってはダメ。
鵜山さんの適切な言葉をたくさん貰った僕らが、新鮮な感情を失うことなく、毎日の舞台を務めないと。

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『ちひろ』新村宗二郎特集! 嵐芳三郎

芳三郎です。今回スポットを当てるのはこの人!ちひろさんに恋する橋本善明を演じる、新村宗二郎君です。

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彼にも四つの質問に答えてもらいました。では、行ってみましょう!

①今回再演ですが、初演との変化、違いなどありますか?

初演はちひろさんの生誕100年の記念公演として取り組ませていただきましたが、この再演を前にちひろさんの伴侶・松本善明さんが天寿を全うされましたので、今回は善明さんの追悼公演としての側面も持つ公演となりました。以前よりも丁寧に真摯に、ちひろと善明二人の場面を勤めさせていただきたいと強く感じております。

②演出の鵜山さんから言われた印象的な言葉は?

たくさんあります。特に印象的だったのが、残念ながら自分に向けてではないのですが、稽古場で他の出演者におっしゃられていた言葉で、『リアクション始動で性格づけをする。他に保障するものが少ない時には特に。』という言葉です。芝居は受けが大切だと言うことだと思うのですが、役として生い立ちやおかれている境遇を話す機会が少ない時には特に、共演者のセリフをしっかり受けて、そこからリアクションする自分の言動でその役の性格づけをしていかないといけない、という事と自分は解釈しました。

③ズバリ趣味は?

スポーツ観戦です。特にバスケットボールが大好きです。あとはサメや深海魚が好きです。

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④一番のストレス解消法は?

ストレスを溜め込むことがあまりないものでこれといった解消法もありません。すみません。

『ちひろー私、絵と結婚するの』公演はまだまだ続きます!終演後には出演者がロビーにてお見送りをさせていただきます!皆様と劇場でお会い出来ることを心より楽しみにしております!

はい、宗二郎君ありがとうございました。サメが好きということなので、サメのどういうところが好きなの?と聞いてみたら、「自分でも何故好きなのかよく分からない」とのことです。この件は謎です。

ストレスは溜まらないのですね……普段の彼を見ていて、もしかしたらそうじゃないかと思ってました。素晴らしい特技ではないでしょうか!

本日のおまけ

またまた、この「ちひろ」班でお誕生日を迎えた方がいらっしゃいます。しかも二人。「鼠小僧」班でも山崎辰三郎さんがお誕生日だったそうで、ちょっとしたバースデイラッシュです。

先ずはこの人、鈴木幹二さん。

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プレゼンターは黒河内雅子ちゃんです。よく見ると後ろで柳生啓介氏が歯ブラシを持って手を合わせています。いったいどういう意味が?

二人目は横山あさひちゃん。

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プレゼンターは有田佳代ちゃん。部屋を暗くして、ローソクの火が綺麗ですね。

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『ちひろ』〝有田佳代特集!〟 嵐芳三郎

はい!! 嵐芳三郎です。『ちひろー私、絵と結婚するのー』班は、ひたちなか、柏での公演を終えて今日は和歌山に来ております。これからのブログは、各出演者にスポットをばんばん当てて行きます。

そのトップバッターはもちろんこの人!

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いわさきちひろを演じる有田佳代です。彼女に四つの質問を答えてもらいました。では行ってみましょう!!

①今回再演ですが、自分のなかで初演との変化、違いなどありますか?

昨年の初演の千穐楽から9ヶ月の間、たくさんの方たちに出会い、ちひろさんの話をしたり、伺ったりする中で、ちひろさんのことを考えない日は無い日々を送ってきましたので、自分自身がちひろさんをより身近に感じられていると思います。また、初演で23ヶ所35ステージ、上演させてもらえたことは、この作品をお届けすることへの大きな確信につながっています。

②演出の鵜山さんから言われた印象的な言葉は?

初演の稽古初日におっしゃられた「いわさきちひろの剥製を出す必要はありません。」です。この言葉がどんなに私を勇気づけたか。「その当時を知らない我々が、今を生きている方たちにこの舞台を届けるのだから、私たち自身がその時代を知ってどう思ったか、どう感じたか、という思いが重ならなければ、今、この舞台を上演する意味はない。」ちひろ役をどうやっていったらいいか、まだ迷っている段階でしたので、背中を押してもらいました。自分の思いも重ねて精一杯努めています。稽古中にも、たくさんの言葉をいただきました。全て私の宝物です。

③ズバリ趣味は?

野球観戦、大のヤクルトファンです!

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他には温泉、旅行、美術館(絵画鑑賞)、家計簿付け、海外ドラマ鑑賞です。

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④一番のストレス解消法は?

歩くことです。東京にいる時は吉祥寺界隈、旅先では知らない土地を歩きます。季節の風、花、空に元気をもらいながら、歩く。これが最高のストレス解消です!

有田ちゃん、とても興味深いお答え、ありがとうございました。ところで、ヤクルトファンだったんですなぁ、僕は巨人ファンです。セリーグ優勝万歳!あと、趣味の中の家計簿付けが気になる~……どゆこと?数字が好きなのかなぁ、うん、きっとそうだ。

本日のおまけ
芳三郎流、「孤独のぐるめ」

和歌山市駅から程近くにある食堂、「カレーヤ」さんに来ました。前からずっと気になっていたお店にやっと入れました。

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先ずは一番人気の、和歌山B級グルメと言われる「バラホル」と瓶ビールを注文。

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濃い味付けの豚バラですが、ビールにぴったし。でも、でも、白いご飯で食べたら最高だろうな、と思ってたら突然甥っ子の嵐市太郎が入店。

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彼も以前和歌山に来た時からずっと気になっていたそうです。「バラホル」と塩で味付けの「バラシオ」を食べてました。叔父さんのほうは〆に「カレーライス」

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家庭的な味で大満足。

偶然出会った甥っ子との夕食のひと時でした。

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記 嵐芳三郎


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『ちひろ』初日を終えました 嵐芳三郎

少し間が空いてしまいました、すみません。『ちひろ』班ブログ担当! 嵐芳三郎です。

さて、我々ちひろ班も舞台稽古を経て、なかのZEROホールでの初日を終えて、明日からは巡演が始まります。

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(初日を前に演出の鵜山さんを囲んで記念撮影)

こうやって見ると、大阪で公演中の「鼠小僧次郎吉」班とは全く様相が違う。そりゃ、そうですよね、鼠小僧は江戸のお話、ちひろは昭和です。新歌舞伎から時代劇、現代劇まで、なんでも挑戦するのが前進座です。

ところでこんな写真も撮りました!

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ちひろちゃんと画家仲間たちが、アトリエで宴会をやっているところです。場面が終わるとスクリーンにこういった写真を投影するという演出です。でも去年、初演の時に撮った写真があるので必要なかったのですが、出演者の一人が役作りのため今回は髭を生やしたい!と言うので新たに撮ることになりました。

その出演者とは渡会元之君です。この髭、かなりしっくりきてて成功してますね。髭一つで印象がアップするものです。僕も別の芝居で付け髭をしたことがあるのですが、はっきり言ってまったく似合わなくて不評でした。髭は似合う似合わないがあります、僕は無理です。

初日の終演後にはいつものように、出演者全員ロビーに出てお客様をお見送り。

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お声をかけて頂いたり一緒に記念写真を撮ったりと、幸せなひと時です。こういう交流をして、前進座のファンの方がもっともっと増えて下さったら嬉しい限りです。これから始まる巡演先でも、たくさんのお客様にお会いしたいです。

本日のおまけ

稽古中に、出演者の黒河内雅子が誕生日を迎えたので、みんなでワインをプレゼントしました。そして記念に鵜山さんとツーショット。

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大の鵜山ファンの黒ちゃん……嬉しそうな顔してるなぁ、よかった、よかった。

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『ちひろ』 若い二人の決意と恋 嵐芳三郎

芳三郎です、こんにちは。

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『ちひろー私、絵と結婚するのー』公演班は連日稽古で、9月20日の「なかのZEROホール」初日に向けて出演者の気持ちがどんどん昂っています。

この芝居を多くの方に、ぜひ観て頂きたい。そこで、僕なりにこの芝居の概要をご紹介させて頂こうと思います。

戦後間もない1946年5月。「いわさきちひろ」という一人の女性が、信州の松本から上京し小さな新聞社を訪問する場面から、この物語は始まります。絵の才能を認められて、無事に新聞社に就職することができ、さらに、編集長の紹介で女流画家の「丸山俊子」のデッサン会に参加するようになります。プロの画家を目指しながら、新聞社で働くという「ちひろ」の新生活が始まるわけです。

新聞社の面々や、デッサン会で知り合った画家達、温かく見守る下宿先の大屋さんなど、ちひろを取り巻く人々は皆心優しく、魅力的な登場人物ばかりです。

3年後の春、紙芝居作家の稲村泰子から絵の仕事を依頼され、それをきっかけに新聞社も辞め、本格的にプロの画家として歩み始める「ちひろ」。その頃知り合ったのが、東大出の若き活動家「橋本善明」でした。彼の真っ直ぐな人間性と、庶民のために世の中をもっと良くしたいという信念と情熱に、次第に心惹かれていく「ちひろ」。

善明のほうも、ちひろへの思いを募らせるのに時間は掛かりませんでした。

ある日、若い二人は自分の過去を語り始めます。

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(橋本善明=新村宗二郎)

善明は、自分は軍国青年だった。国の為に戦場へ行き命を投げ出すのが当たり前だと思っていた。中学の後輩たちに、自分の後を追って国の為に戦って欲しいと訴えた。その自分の言葉が、誰かの人生を捻じ曲げたかもしれない。それをずっと後悔して生きてきた。

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(ちひろ=有田佳代)

ちひろは、母親が満州開拓団に花嫁を送り出す仕事をしていた。その母と共に満州へ渡り、女子開拓団の訓練所で習字の教師をしていた。しかし、聞かされていたのとは全く違うひどい暮らしで、体を壊し、軍のツテで敗戦の前に帰国した。あの頃ともに暮らした人たちを残して……あの方達がその後どうなったか、それを思うと自分のことが許せない……

二人とも強い後悔の念をずっと抱いて生きてきた。でもあの頃は、あの戦争の時代は、自分のやっていることが間違っているなんて、微塵も思わなかった。お国の為に正しいことをしているのだと信じていた。でも間違いだった。

やってしまった過去は消せない。だからこそ、これからだ、これからをどう生きるか。善明は、弱者の為の、弱者を救う弁護士になろう。ちひろは、子供たちの未来の為に、絵を描くことによって世の中を良くしたい。そして二人とも、戦争だけは絶対に許さないという強い決意。二人の気持ちが、芝居の終幕へ向かってどんどん近づいていく。

私、芳三郎がこの芝居に参加して思うのは、ちひろさんの日常を描いた作品なので、割と静かに物語が進行していき、ことさら激しく「戦争反対」というメッセージを放っている作品ではない気がします。

でも観終わった後に、今、平和であることの有難さをしみじみ感じたり、また、人と人はお互いを尊重し合って、意見がぶつかり合うことがあったとしても、人に対して常に優しい心を持っていたいなぁ、と、そんな気持ちになる芝居だと僕は思います。

他人を思いやることができれば、すぐ暴力を振るう人も少なくなるのではないかと……ましてや、戦争など起こるわけがない。

以上です、読んでくださりありがとうございました。

あと、一つお知らせです。演出の鵜山仁さんからのメッセージがユーチューブで配信されております。鵜山さんのお人柄が分かるとてもいい動画です。ぜひ、こちらのURLからご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=t-KcRJhiOm0

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『ちひろ』再始動! 嵐芳三郎

昨年初演の幕を開けた、『ちひろー私、絵と結婚するの』が再び始まりました。今、稽古真っ最中です。

申し遅れましたが私、嵐芳三郎。『ちひろ』班のブログ担当を仰せつかりました。私たちが普段考えていることや、日常の生活、楽屋内の面白い話、グルメ、趣味など、なんでも飛び出す、気さくで、楽しい内容目指して書いてみます。どうぞ、よろしく!!

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それにしても、一つ前の記事で柳生さんが書いた、一人ロケハンの内容が素晴らしい!!役への意気込みが感じられるし、偶然の出会いなんかもあって感動的なものになっています。ぜひ読んでみてください。

さて、これから出演者たちがこのブログに度々登場すると思いますが、演出の鵜山仁さんには、公演が始まるとなかなかお会いできなくなるので、今回スポットを当てさせていただきました。

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稽古風景を撮らせて頂きました。中央の青いシャツを着てらっしゃるのが鵜山さん。有田佳代、柳生啓介、益城宏先輩とディスカッション中。

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鵜山さんの演出手腕については、演劇界でのご活躍を見れば、いまさら僕などが言うべきことではないので差し控えますが、ここで強調したいのは、鵜山さんの演出家としてのオーラ。

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佇まいと言うか、風情と言うか、何か人の目を惹くものをお持ちです。うちの女優陣の人気を一身に集めているのも無理はないかも……

あげくの果てに女優陣は、鵜山さんをスペシャルゲストに迎えての、「女子会」を計画中とか。

「僕も行きたい!」と言ったら……

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浜名実貴と有田が、「ぜ~ったいにダメ。どうしても参加したいのなら女装して来てください」と。

よぉ~っし!そんじゃ、とりあえずスカート買いに行こう……って、んなもん買わないって!……くっそう、こうなったら女優陣には極秘で鵜山さんとの野郎会開くぜ!!

こんな稽古場ですが、出演者一同去年より絶対いい芝居にするぞ!!という強い気持ちを持って、稽古に励んでいます。先ずは初日の9月20日、「なかのZERO小ホール」公演が目の前です。東京アンコール公演ということで昼夜二回公演です。ぜひ、中野にお越しください。それと、「鼠小僧次郎吉」もとっても見応えのある作品に仕上がるようです。僕も楽しみです。

秋の二公演、どちらも稽古に熱入ってます!!

本日のおまけ

芳三郎流、『孤独のぐるめ』

稽古が終わったら真っ直ぐ家に帰ろう……なんて、そりゃ、ちっと無理。やっぱり、こう、冷たいのをキュッといきたいのが人情。と、いう訳で最近お気に入りの立ち飲み屋へGO!立ち飲みのいいところは長居しないこと。サッと飲んでスッと帰る。サッとキュッとスッ!です。

生ビールを一杯飲んだら、黒ホッピーに切り替えて、分厚いハムカツにかぶりつく。

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うまいんだなぁ、これが。

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しあわせ~

記 嵐芳三郎






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【「無言館」、そして“親友”を訪ねる旅】柳生啓介

いよいよ『ちひろ―私、絵と結婚するの―』の稽古が始まります。

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『ちひろ』初出演!
私は昨年秋の初演の舞台には出演していませんでしたので、このプレッシャー、緊張感たるや尋常ではありません。何しろ私以外は全て初演メンバー、たった一人の新参者の私が皆の足を引っ張るわけにはいきません。稽古入りまでのこの期間をいかに過ごすかが私の大きな課題です。
私はちひろが最初に就職する人民新聞社の同僚の記者で、詩人でもある野々山悟という役を演じます。ちひろさん、善明さんを始め、この芝居に登場する人びとのほとんどが実在の方々をモデルにしていますが、この野々山だけは作家朱海青さんが創作した人物。物語の狂言回し的な役割を担いつつ、純真で明るく懸命に生きるちひろさんにいつしか恋心を抱くというちょっと“つらい”役でもあります。
野々山は、ニューギニアで戦死した伊澤洋(いざわひろし)という画学生の友人で、彼の書き遺した《家族》という絵を今も大切に預かっています。この伊澤さんという戦没画学生は実在の方で《家族》という作品は現在長野の「無言館」に展示されています。伊澤さんの“親友”役である私は、この絵に、伊澤さんへ会いにゆかねばなりませんでした。

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8月26日。上田電鉄塩田町駅からシャトルバスで10分。

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『無言館入口』で下車。蝉が激しく鳴く木立、息が切れそうな急な坂道を登ると丘の上に教会のような美術館「無言館」がひっそりと建っていました。

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「無言館」は徴兵により画家としての夢を断たれ戦地で死んでいった美術学生たちの絵だけが展示されている美術館です。平日にもかかわらず美術館には多くの人たちが訪れていました。館内は“清謐(せいひつ)”そのもので物音一つしません。私の隣で美大生風の若い女性が鼻をすする音だけが聞こえます。初めて知覧特攻記念館を訪れた時以来の衝撃でした。これほど人の心を強く動かす美術館は他にはないと思います。どの絵からも、
「もっと絵を描きたい」「生きたい」
という声なき叫びが聞こえて来るようでした。
応召一ヶ月前に描かれた伊澤洋さんの《家族》は、新聞を読む父、着物を着た母、蓄音機から流れる音楽に耳を傾けるスーツ姿の兄、編み物をする妹、一番後ろで絵筆を握る画学生…裕福で幸せそのものの家族団欒の光景を描いています。

実はこの絵は、
「いつか家族でこんな団欒をしたい」
という作者伊澤さんの空想画で、貧乏な農家で苦しい家計から自分を美術学校に送り出してくれた家族への精一杯の感謝が込められています。その隣には召集令状を受け取った翌日に描かれた《風景》という絵も展示されていました。


8月28日。私はJR宇都宮線の「自治医大駅」に降り立ちました。ここから車で20分、栃木県下野市南河内町が伊澤洋さんの実家のあるところです。
「無言館」館長の窪島誠一郎さんが書かれた『無言館への旅』という本の中に、窪島さんが洋さんの兄、伊澤民介さんを訪れた様子が詳しく記されています。
その民介さんも亡くなり、私がご遺族に連絡を取ることは不可能でしたが、その本を頼りに民介さんが俳句を教えていたという公民館を目印に洋さんのご実家に向かいました。タクシーを降りて田んぼと畑しかない田舎道をうろうろしていると「伊澤家之墓」が見つかりました。奇跡だぁ!

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「どうか『ちひろ』公演が無事に終わりますよう、お見守りください」
私は
『戦没画家 東京美術学校 油画科 伊澤洋之墓』
と書かれたお墓に手を合わせました。

「洋さんの家はどこだろう?」
お墓の横の、右側に樹木が鬱蒼と生い茂った細い畦道を奥に入りました。
「この道何か見覚えあるなぁ」「岡山のおばあちゃんちの田舎道に似てるのかなぁ」
とぶつぶつ独り言を言いながら木立の道を歩いていると古い木造のすっかり朽ち果ててしまった廃屋がありました。

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私は直感的にここが伊澤さんのご実家に違いないと確信して廃屋のまわりをうろうろしておりますと隣の家の方が不審に思い、声をかけてきました。
「あんた、誰?何の用ね、どこからいらした?」
私が事情を話すと確かにここが伊澤民介さんの家に間違いないとのことです。今は誰も住んでなくてこのような廃屋になっているが向かいの伊澤一(かず)さんが民介さんの親戚だからその家で詳しく聞くといい、と親切に教えてくださいました。ちょうど腰の曲がったおばあさんが玄関から出てこられたのでお話をうかがいました。
「民介さんは20年前に亡くなったけど、一人娘が今埼玉の方に住んどる」「確か今年も年賀状が来とった」
と年賀状を探してくださいました。葉書には《埼玉県吉川市 山口方子》と記されていました。

9月3日午後。JR武蔵野線吉川駅から徒歩5分という地の利の良いマンションに山口方子(みちこ)さんはお住まいでした。電話番号がわからなかったので一か八かのアポなしでの訪問でしたが、
「叔父様の伊澤洋さんのお話をうかがいにまいりました」
と言うとビックリされ、そして大変喜ばれて、駅前の喫茶店に連れて行ってくださいました。白髪のショートカット、小柄でとても上品なご婦人です。
方子さんは終戦後の1946年生まれで、叔父さんを直接には知らないけれど、お父様の民介さんから洋さんのことを詳しく聞いておられました。
洋さんはご家族からは“ヒロちゃん”と呼ばれていました。中学を卒業されたあと実家で農業をされていたのですが画家の夢が諦めきれなくて本郷洋画研究所に飛び込んだそうです。洋画研究所で岡田三郎助先生に師事し、その後名門東京美術大学に入学。合格するはずがないと思っていたのに見事合格して家中大騒ぎ、大喜びでした。
「岡田三郎助先生の弟子だったちひろさんとはきっと洋画研究所で何度も会っているはず」
と方子さんはおっしゃいます。
民介さんは亡くなるまでずっと、
「《家族》の絵を遺してくれたことはとてもありがたいことなのだけど、やっぱり死んでは何にもならない、諦めきれない、生きて戻って来てほしかった」
と何度も何度も言っておられた、民介さんは70を過ぎてもとてもお元気で、毎日トラクターに乗って農作業をされておられた…ある日の朝、民介さんは興奮して奥さんを呼びました。
「洋が会いに来た。女の人を連れて戻って来た」「わしが『その人と結婚すればいいのに』と言ったら目が覚めた」
それから三日後に民介さんは突然にお亡くなりになったそうです。
「野見山さん(野々山だけど…)、よく来てくださいました。9月20日の中野の公演にはきっとうかがいます」
方子さんに見送られて私は武蔵野線に乗りました。浦和を過ぎたあたりから窓の外は急に大雨になりました。ゲリラ豪雨。雷も鳴ってます。
「明日から稽古か…」
「あっ!」
車窓の稲妻を見ながら突然に思い出しました。
伊澤さんの実家へ行く道、どこかで見たあの風景は「無言館」に展示されていた召集令状を受け取った翌日に書いた《風景》そのままでした。

「あれは故郷の絵だったんですね、ヒロちゃん」

記 柳生啓介
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『ちひろ』独りロケハンの日々

こんにちは!再び『ちひろ』台本係、朱海青こと高柳育子です。

昨年の『ちひろ』初演時は、時間と資料との闘いに明け暮れ、台本進行状況のSNSへのアップなど、夢のまた夢でしたが、遅ればせながら、昨年の独りロケハンの時の写真を少々…。

舞台で重要な位置を占める、「丸山俊子(モデルは、原爆の図で有名な、丸木俊さん)」のアトリエ。」史実通りにしたくて、
池袋モンパルナスと呼ばれた画家村について勉強しました。
丸木俊さんは、アトリエで早朝デッサン会を開き、ちひろさんも通ってデッサンの腕を磨かれたそうです。


豊島区郷土資料館には、なんと、池袋モンパルナスの資料、アトリエ模型、そして戦後の池袋駅前の闇市のジオラマまで、豊富な資料が!!

立廻り


三期生の皆様




赤く塗られていたという画家村の家の屋根や闇市の看板は、舞台にも登場します…

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当時の雑誌に掲載されたアトリエ村写真(白黒)の出典を訪ねて、西国分寺の都立図書館に通いつめたのも懐かしい思い出です(朝日グラフでした)。

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あらためまして、豊島区郷土資料館、都立図書館のスタッフの皆様、ありがとうございました!!

そして、皆さまの劇場へのお越しをお待ちしております。

Ikuko Takayanagi

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『ちひろ』再始動です!

こんにちは!朱海青こと、高柳育子です。

昨年秋に上演いたしました『ちひろ―私、絵と結婚するの―』、おかげさまで今秋も、東京・中野を皮切りに西日本各地で上演させていただきます。

9月20日(金)の初日(於:中野ZERO小ホール)に向けて、ちゃくちゃくと準備が進んでおります。
再演に向けて台本もリニューアル!。初演時の台本は、稽古を重ねる中で、推敲・カット・加筆を加え、かなり読みづらく・・・。

ちひろ台本2018



今回新たに印刷した台本は、稽古中に出演者が生み出した名台詞などもすべて盛り込んだ決定版!・・・のつもりです。

ちひろニュー台本



初稿を書きなぐった「ちひろノート」(全3冊)をめくると、(ずいぶん変わったな~)と自分でもびっくりします。

ちひろノート

今回、新たなアイデアや舞台効果も付け加えて、さらに進化した舞台をお届けいたします!

まだご覧になっていない方はもちろん、一度ご覧になった方も是非、劇場にお出かけくださいませ。
そして、各地で公演を迎える準備をして下さっている皆さま、どうぞご期待くださいませ!


(公演予定は ↓HPをご覧くださいませ。)
『ちひろ-私、絵と結婚するの-』
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2019年 『ちひろ』全国巡演

皆様、明けましておめでとうございます!

昨年、11月12日に産声を上げた
『ちひろ -私、絵と結婚するの-』は
12月25日、関内にて無事に
千穐楽を迎えることができました。

ご観劇くださいました皆様、
本当にありがとうございました。


さて、今、京都劇場にて、
前進座初春公演『裏長屋騒動記』が
1月4日より連日絶賛上演中です!!

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満席のお客様、抱腹絶倒!
劇場は笑いに包まれていました!!

ロビーには

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そうです!
ちひろ公演のポスターです!!

今年も上演致します!!

昨年、東日本を巡演しましたので、
今年は9月〜10月に西日本を中心に。

関西では
【大阪公演】
10月19日(土)エル・おおさか エル・シアター
【滋賀公演】
10月20日(日)栗東市芸術文化会館SAKISA大ホール

での公演を予定しております。
詳細は追ってお知らせします。
また、九州、四国の各地でも予定しております。

皆さま、楽しみに待っていてくださいませ!

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前進座初春公演『裏長屋騒動記』、
京都劇場にて1月14日(月)まで上演しています!
是非、2019年の幕開けを笑い溢れるお芝居を観て
笑いと共に福を呼び込みましょう!
そして、
2019年が皆様にとって
幸せ溢れる一年になりますように(^^)

本年もどうぞよろしくお願いします☆

◼️記:岩崎ちひろ役 有田 佳代◼️ ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『ちひろ』聞いちゃうよ第五弾 嵐芳三郎

『ちひろ』班は残すところついに1ステージとなりました。今日から四日間は公演が無くて、12月25日、そう! クリスマスに横浜の関内ホールで千穐楽を迎えます。

さて、今回は「聞いちゃうよシリーズ」の第五弾。この人に登場してもらいます。

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ちひろちゃんの妹、「小原佳子」を演じる松川悠子です。この写真を観ても分かるように、なかなかひょうきんな子です。それでは、聞いちゃいましょう。

台本を初めて読んだときの、小原佳子という役の印象は?

松川「役の印象としては、登場人物の中では一番普通…と言いますか一般的な人だなぁと思いました(笑)ちいちゃんとの姉妹関係としては、妹だけどお姉ちゃんみたいな人柄!」

なるほど。芝居の中では姉のちひろちゃんをとても気遣ってる感じが良く出てるもんね。姉妹が逆みたいなね。
では次の質問。今回お芋を食べながらの芝居があるけど、その苦労は?

松川「舞台稽古で初めて実際にお芋を食べた時に、加減が分からず、一口でたくさん芋を頬張ってしまい、もごもごして台詞が言えませんでした。それからは、芋を口に入れるのは少しだけれども、お客様にはちゃんと食べている様に見せる!ということを意識していますが、中々難しいです」

色々な経験をして、分かってくることがあるからね。お芋なんて、食べながら芝居するのが一番難しい食べ物だと思うよ。
じゃ、次行きます。演じていて特に好きなシーンや好きな台詞はありますか?

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(やっぱりひょうきんな子だね)

松川「好きなシーンは、二幕で紙芝居の絵のモデルになっているところです!佳子は少し嫌々な感じや、ちいちゃんに呆れている感じで『ほどほどにしなさいよ』と言ってはいますが。実は内心は、上手に描いてくれるちいちゃんの絵を見てとっても楽しくて嬉しくなっている!と思って私は演じています。なので、そのシーンを演じる私自身もとても楽しいです♪」

あそこは、姉妹の仲の良さがとても出ていると思うなぁ。
小原佳子を演じるにあたって、心掛けていることは?

松川「佳子は登場人物の中で唯一ちひろさんと血の繋がった家族です。どんな人でもやっぱり家族内での顔と外での顔は、違う部分があると思います。ちいちゃんは私といる時だけは他では見せない顔を出せる。私はそんな存在なんだ!ということをしっかり意識するようにしています」

うんうん。そういう日常性がこの芝居ではとっても大事だよね。では、最後の質問ね。今年入ったばかりの新人なので、この芝居が初舞台だよね。しかも巡演もあった。てことで、初舞台、初旅の感想は?

松川「初舞台で演じる役が、『妊婦』そして『幼子をもつ母』ということで、助産師をしていた私としては運命を感じました(笑)そして、この作品では『松川』という言葉もとてもご縁があります。(松川村に松川事件、登場人物にも松川先生がいたり…)わたくし松川としましては、これまた運命でしかないなと、思っております。初旅の感想は、公演で行く先々で、本当にたくさんのお客様が応援して下さってるんだなということを実感致しました。これからもっもっと頑張っていきたいです!!」

うん! 頑張って行こうね! 期待してます!

記 嵐芳三郎
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『ちひろ』聞いちゃうよシリーズ4弾 嵐芳三郎

『ちひろ』班、本日は名古屋公演でした。今日も本当に沢山のお客様で満席状態でした。嬉しい限りです。

さて、「聞いちゃうよ」シリーズもピッチを上げて行きましょう! 今回はこの人!

ちひろちゃんの画家仲間の一人、「松川冬雄」を演じている渡会元之です。

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僕の役、「椎名洋二」とは絵の論評で度々ぶつかる犬猿の仲!

とりあえず、聞いちゃいましょう!

では最初の質問。初めて台本を読んだ時の、松川と言う役の印象はどうでした?

渡会「美味しいなって思いました。登場から「凄い人が現れた!才能がある!」って皆が認めるちひろを、「気に入らないな、ボンヤリした絵を描きやがって」とそっぽを向く。それだけでも目立ちますもんね」

う~ん、ほんとそうだよね。ちひろちゃんも最初は、「なんか怖い人」って思ってるかも。そんな雰囲気あるよね。

では、次。松川の衣装は登場する画家の中で、唯一和服だけど、聞くところによるとこれは渡会くんのアイデアなんだって?

渡会「アトリエって空間の中に色々な個性があるといいな、と思っただけです。チグハグしてた方が面白いでしょう?強くこだわった訳ではないですが、採用されてよかったと思ってます」

そうだね。冬の場面ではとんびコートなんかも着てて、あれ案外かっこいいね、ちきしょう!!

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じゃ、次。特に大事だと思うシーンとかセリフはあるかな?

渡会「終盤アトリエでの飲み会のシーンで、浜谷(上滝)が「我々は絵を通してのみ何かを語る事が出来る」と叫び、松川が「おぉ、ゴッホの言葉だ」と受けます。無力な自分でも、絵を描くときだけ世界に発信出来る、自己表現出来る、だから自分には絵しかないんだ!と言う訳です。僕たちにとって演劇がそうですが、誰にでもそう思えるモノがあるんじゃないですか。身体一杯の歓びと誇りで「おぉ、」と応えたいと思ってます。この芝居の大切なテーマの一つだと思います」

演劇によって何かを語ろう!!……あ、すみません。ちょっとテンション上がっちゃいました。今の答え、共感できます。

さらに質問します。松川を演じるにあたって、心掛けていることはありますか?

渡会「結局、松川冬雄もちひろを認めて行くんですが、これまでの経緯で素直に褒められない。「君の作品をとても良いと思ったよ」と言いながら悔しい。そんなところが人間的だと思います。大事にしたいと思います」

うん。あのシーン、素直に褒めたらつまんないかも……確かに人間的だよね。

では、最後の質問。鵜山さんと初仕事してみてどう思った?

渡会「不思議な人だな〜、と思いました。身体の中アイデアで一杯ですもんね」

お、おぉ……ほんと不思議。あのアイデア、その時々に思いつくんだろうな……

はい、以上でした。今日も読んでくれてありがとうございます!!

記 嵐芳三郎 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

『ちひろ』 聞いちゃうよ第3弾 嵐芳三郎

『ちひろ』公演班は、劇団前進座の地元武蔵野市の、武蔵野市民文化会館での公演を無事終了しました。

おかげ様で満席のお客様に観て頂きました。本当に有難いことです。

さて、「ヨッシーの、この人に聞いちゃうよ」第3弾は、このお方!

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ちひろちゃんの出世作となる、紙芝居の仕事を持ってくる「稲村泰子」。その演技で登場した途端に、客席の笑いをかっさらっている黒河内雅子です。

では早速聞いちゃいましょう!

先ず、台本を初めて読んだとき、稲村泰子という役をどう思いましたか?

黒河内「面白い!でもなまってるし、急にスルメに飛び付くし、、変わった人?難しいかも、、と、正直思いました」

ほんと面白くて、変わってるよね。話していたと思ったら、いきなりスルメを見つけて食いつくとこなんか、もはや黒ちゃんにしかできない演技。見事にはまってる。

では、次。東北弁で喋るシーンがあるけどその苦労はあった?

黒河内「岩手出身のみやこうせい氏とたまたまご縁があり、台詞を岩手弁で録音させて頂き、そのまま真似!苦労というよりは楽しかったです」

うんうん、楽しんで演じられるって素敵! 普段は標準語で喋ろうと気を使ってる人が、興奮すると岩手弁になるとこがいいよね。では次の質問。特に大事だと思っている場面はどこ?

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黒河内「ちひろさんと初めて出会い、宮沢賢治や紙芝居について語るところ、大切ですし、毎回ドキドキしながら出ています」

ドキドキしてるんだね。観てるほうは想像つかないけど。むしろのびのび演じてるように見えるよ。では、稲村を演じるにあたって心掛けていることは?

黒河内「低めの声で話すこと、相手の台詞をよく聞くこと、あと、面白い人ではありますが、上品さを絶対に忘れないようにしたいです」

上品さ……いいこと言うね~、上品て絶対大事だと僕も思うよ。では、最後の質問ね。演出の鵜山さんとの初仕事の感想は?

黒河内「鵜山さんは、私たちが台本を読んで気づかなかった面白さを沢山、芝居に反映させて下さいました。稽古場では、皆がのびのびと、それでいて集中した引き締まった気持ちで稽古を重ねることができました。鵜山さんとの出会いは、私の宝物です。「ここは犬になってください」と言われた時は、目が泳いでしまいましたが、、鵜山さん、大ファンです!!」

い、犬になる?……それは皆様お芝居でご覧ください。現場からは以上です。

記 嵐芳三郎

本日のおまけ

芳三郎流、『孤独のぐるめ』

大好物の「蒙古タンメン中本」さんの激辛ラーメン食べてきました。久しぶりだったので、ほんと旨かった~

今日は、蒙古丼のハーフと、冷やし味噌ラーメンのハーフコンビ。先ずは蒙古丼。

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辛いマーボ豆腐と、肉野菜炒めと、ゆで卵が乗っかってる。白いご飯にぴったり。

そして、冷やし味噌ラーメン

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この真っ赤なつけ汁につるっつるの麺を付けて食す。初心者には辛すぎるけど、僕はこの店で一番のお勧め。
最後に白飯の上に残ったつけ汁をかけて食す。もうスペシャル大満足!

記 嵐芳三郎

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