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『如月の華』お陰様で神戸で千穐楽を

昨日神戸の公演の幕が無事下り、
『如月の華』おしまいのブログを綴っています。

今日は10月20日
明治20年の今日が九條武子様ご誕生の日

千穐楽の舞台を迎えて下さいましたのは、
兵庫教区教務所・神戸別院

阪神大震災から20年、ここ神戸での公演が実現しました事、
大きな意味を想わずにはおられません。。

千穐楽のつどいにて
記念の寄書を

昨年10月15日初日を大分中津で幕を開け、
それからおよそ一年がアッという間に過ぎたような気が致します。

この一年に出会い・再会にどれ程勇気をいただき、
励まされ、支えられた事でしょうか。


『如月の華 ~九條武子ものがたり~』

武子様がどんな方かも昨年配役されるまで
知る事もなくそんな私が、ご生涯を務めさせていただいたのです。

有難さ、申し訳なさ、言葉では言い尽くせない様々な想いが交錯する中、
初日の幕を開けてからは、お客様のお力に支えられて務めさせていただく日々でした。

千穐楽開演前の武子様

武子様は若い頃から海外のあれこれを観る中、
女性の自立に働き、自然の美しさを観、
心寂しければ幸せであれば和歌に記し、
震災後、生かされた命に「やるべき事・すべき事」に
目覚め、行動し、42年の精一杯のご生涯。

この1年間の舞台で文美自身どこまで近づけたかと思うと、
あまりの程遠さに、うな垂れてしまいます。

でもそんな弱い文美に、
「大丈夫ですよ、見守っておりますから」
武子様の遠くからの声が今でも支えてくださいます。

化粧前

この新作をご一緒に創ってくださったスタッフの皆様、
音楽・装置・振付の先生方達との出会いも宝物。

「文美ちゃん、武子様はお箏をひくからね」

稽古入りまでに、何とかしなければと縋る思いでお願いし、
熱心にご指導くださった、先生。

亡き祖母の弾いていたお箏が、たまたまあった事も嬉しいご縁となりました。
こうした事もなかったら、お箏に触れる事もなかったでしょう。

お筝
お箏の足には、小道具さんの細かい工夫の飾り


終わってしまった寂しさ・・・
もっともっと多くの方に武子様のご生涯お届けしたかった・・・
でもチョット安堵感・・・
そして何より感謝

ご縁をいただきました皆様
「本当に、ありがとうございました」

千穐楽終演後の武子様

文美
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『如月の華』 大田公演

『如月の華』公演も佳境に入り、今回は島根県大田市にやってまいりました。
会場は大田市民会館大ホール。
大田市民会館

入口の立派な立て看板

ここでは中ホールも借りてそこに男性俳優、衣装さん、床山さん、
舞台スタッフさんも入り、お茶場まで作り広々と楽しい楽屋を作りました。
盛りだくさんの楽屋


そうそう、ここ大田には大正九年(1920年)に九條武子様がご法話をしにいらしており、
大勢の方と撮られた記念写真も残っているんです。
95年前の記念写真

ちょっとわかりづらいかも知れませんが前列の真ん中の方が武子様です。

いわば95年振りに武子様が大田に戻られた訳です…ね。

武子様や私達を呼んで下さったのは『如月の華』大田公演実行委員会の皆様。
以前にも『蓮如』や『法然と親鸞』、そして『ホモイの涙』も取り組んでいただきましたが、
今回も大田だけではなく近隣の鳥取や浜田から約800名の皆様を呼んでいただきました。
対面式1
対面式2
対面式3

実は前日、広島での公演が終わりその足で島根の大田へ。
バス移動

ホテル到着が午前1時頃と少々疲れぎみだったのですが、
800人の皆様の反応がそれこそ化学反応となりパワーを貰って
疲れも一気にぶっ飛んでしまい良い舞台になったと思います。
実行委員会の皆様、ご覧になってくださった皆様、
本当にありがとうございました。

『如月の華』公演も残すところ神戸の2回公演となってしまいました。
もっといろいろな方に九條武子様の事を知ってもらいたいと思っているので
とても残念でさびしいですが、おしまいの公演をみんなと一緒に
力一杯努めたいと思います。
おしまいまでよろしくお願いいたします。
…そしていつか再演が叶いますように…
吉永職員 渡会画伯による吉永職員
                    画:渡会元之

■記:寺田 昌樹■
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『如月の華』広島公演

10月14日は浄土真宗本願寺派安芸教区さまの公演です。
今日の広島は汗ばむ位の秋晴れでした。
開演のはるか前から会館の前には
大勢のお客様が溢れていました。

上野学園ホールの入口!

荷物の搬入からお揃いのロゴ入りジャンパーに
身を包んだ別院の方達がお手伝いしてくださいました。
この広島は、安芸教区教務所、仏教婦人会さまのご奮闘で
1回だった公演が2回に増えた公演です。
楽しみに待っていてくださる皆様のご期待を裏切らないように、
終盤に入った巡演を体調管理もしっかりと勤めたいと思います。

対面式

開演前の対面式では、会場係やロビー係などのスタッフとして
支えてくださる方々からご挨拶をいただきました。
一人一人に声をかけて、2回公演を作ってくださいました皆様の
当日を迎えた晴れ晴れとした顔に、感謝と尊敬を感じます。
またいつかご一緒できますように。

強面の刑事2役に扮する渡会さん 千軒長屋のリーダー、銀二兄貴

刑事2、銀次 役 渡会元之
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《“如月の原点”山口公演は満員御礼》

昨年の秋に九州中津で産声をあげた『如月の華』。
「一人でも多くの方に武子様のことを知ってもらいたい」
と名古屋、大阪、北海道、四国、東北、九州、東京…
この一年間無我夢中で全国を駆け抜けてきた巡演も
今回がいよいよファイナル。
山陽、山陰のあと6ステージを残すのみとなりました。
その最初の公演地は山口市

山口公演ポスター

本願寺山口別院・山口教区の皆さんが中心となって
実行委員会を立ち上げてくださいました。
思えば昨年の夏、この『如月の華』に取り組むにあたっての
一番最初の学習会で全員で鑑賞したのが
九條武子夫人の生涯がわかりやすく解説された映像でした。
私達にとっては原点とも言える記録フィルムですが、
このDVDを作成してくださったのが
今日の舞台を支えてくださる山口教区の皆様だったのです。

対面式

前進座は徳山、柳井、岩国、宇部、下関、と山口県下で
何度も公演でおじゃましていますが、
ここ山口市にうかがったことはあまりなく、
本当に久しぶりの山口市内での舞台でした。
市民会館は1500人が収容出来るとても大きなホールですが
客席は何と1450人を超す大入り満員
お客様のすすり泣きの声だけが聞こえてくるラストシーン…
幕が降り始めても客席は静まりかえったままで、
完全に幕が閉まってから場内が割れんばかりの物凄い拍手。
何という光景でしょう。
圧巻のカーテンコールに私も思わず涙しました。

千穐楽を目前に控えた私達ですが、
ここ山口で再び“如月の原点”に立ち返ることができました。
山口の皆さん、本当にありがとうございました。
私、六蔵も最後の気力をふりしぼって精一杯舞台を務めます。

震災で傷ついた六蔵さん

柳生啓介記
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『如月の華』東京公演 千穐楽

東京公演も本日千穐楽。

昨年10月15日に幕を開けたこの公演も
残すところ6ステージ。
この1年間演じてきた女中スミさんとも
もうすぐお別れです。
スミさん大好きだよ。

女中のスミさん 

震災後のスミさん

この公演を通じて多くの方との
出会いがありました。

シルバーウィークのある日、
私、西川は営業所の電話当番で
この『如月の華』の切符申込みを
受けておりました。
そんな中 遥か奄美大島から
お申込みを受けました。

電話対応の中で
「西川が承りました。」と言ったところ
手元にチラシをお持ちで、
「出演者の西川さん?」
「はい、出演します。
どうぞお気をつけてお越し下さい」
と電話を置きました。

なんと、8日にわざわざ楽屋を訪ねて下さり
自ら織られた大島紬の巾着を頂きました。
田中さん、西條さん
それぞれ男柄、女柄を織り、
それを合体させた巾着です。
大島紬の巾着
ありがとうございました。

たまたま受けた電話でしたが、
何か大きなご縁を感じます。
北海道から沖縄まで日本全国
ほとんどお邪魔しましたが、
まだ奄美大島には行ったことがありません。

是非お芝居で伺えると良いのですが、、、
本当に遠いところありがとうございました。

またお会いできることを
楽しみにしております。

■記:スミ役 西川かずこ■
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『如月の華』 東京公演

『如月の華』がいよいよ浅草公会堂にやって参りました。
浅草公会堂

早朝8時からの搬入です。
ちょっと早く着いたので、浅草寺にお参りしてきました。
浅草寺

境内からの見えるのは古い塔(五重塔)新しい塔(スカイツリー)?
五重塔 スカイツリー


昨年の10月から勤めている九條良到男爵とのお付き合いも
残りわずかとなりました。
自分勝手な旦那さんですが、1年もお付き合いをしていると、
彼は彼なりに苦しんでいたんだなと…
良致男様!!

今年の前進座東京公演は5月、8月に続いて3回目となります。
『棒しばり』『芝浜の革財布』の巡演を終えたばかりのメンバーも
応援に駆けつけてくれました。
芝浜班のみんな 差し込み作業まで!

■記:河原崎 國太郎■
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『如月の華』熊本公演

10月2日の八代に続き、
10月3日は熊本市内、
熊本県立劇場での公演でした。

この2つの公演は
浄土真宗本願寺派熊本教区教務所、
寺族婦人会、仏教婦人会の皆様に、
多大なお力添えをいただきました。

対面式にて、
《この公演を一人でも多くの方に
観てもらいたい》との思いで
今日まで力を尽くして参りましたと
お話くださり、

対面式

また、私、有田が
熊本県菊池市の出身だとお話したところ
「(この公演に)より親近感が湧きますね。
もう、家族ですね。」

という思いがけないお言葉をいただき、
故郷の有り難さと温かさに
胸が熱くなりました。

さらに
兵戈無用(ひょうがむよう)
という言葉を教えていただきました。

『仏説無量寿経』というお経に出てくる言葉で、
武力も武器も用いる必要が無いという意味の言葉だそうです。
この文字に
【私たちはいかなる戦争にも反対します】
という言葉が添えられています。

兵戈無用

950人を超えるお客様で
埋め尽くされた客席。

熊本教区の皆々様の
《一人でも多くの》という思いと
ご苦労の賜物です。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。

それから、今日は前進座の
もう一人の熊本出身、
新村宗二郎さんが
お休みを取っての帰省中に
観に来てくださいました!

しかも、搬入、搬出まで
お手伝いくださいました。

屈強な宗二郎さん!

熊本での公演というだけでも幸せなのに
いろんな方々の温かい思いに触れ、
忘れられない公演となりました。

浄土真宗本願寺派熊本教区教務所、
寺族婦人会、仏教婦人会の皆様、
劇場に足を運んで下さった皆様、
宗二郎さん、
本当にありがとうございました!!

この鉛筆の芯で!

■記:有田 佳代■
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『如月の華』八代公演

皆さんこんにちは!
嵐市太郎です。

今回は「如月の華」の公演で熊本県八代市にお邪魔しております!
僕は初熊本です!
東京と比べるとすこーし暑いかな?と思いつつ半袖で過ごしております。
さて、今回は八代市厚生会館という所で公演させていただきました!
いつものように朝から仕込んでお昼過ぎには対面式です!
宗務所の方々及び仏教婦人会の素敵な方々に
お出迎えいただきまして大変嬉しかったです。
ありがとうございました!

対面式

さて、今回の役は以前にもご紹介させていただきましたが、
武子様の御臨終の際に九州から東京までお見舞いに訪れる青年の役です。

当時の鉄道の速度では九州から東京まで、
約24時間掛かったそうです。
丸一日電車に揺られ続けてようやく東京に辿り着きます。
そんなひたむきで純朴な田舎の青年を
爽やかに演じられるよう、日々研磨です!
残りステージも多くはありませんが、
一回一回を大切に楽しんで努めたいと思います。

嵐 市太郎
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『如月の華』長崎公演

皆さま、こんにちは!!
生島喜五郎です。

生島喜五郎です!

早いもので、今日から10月始まりです!!
10/1 本日は長崎県のブリック大ホールで、【如月の華】公演です。
最近は涼しい日が続いたと思うと、
真夏のような暑い日が戻ってきて、変な陽気ですね、、、。
実は今日、長崎県に大雨洪水警報が発令されていたのです。
ところが、晴天とまではいきませんでしたが、
その心配なく雨も終演するまでは降らず、
公演は成功をおさめることができました。
この公演を武子様が見守って下さっているからでしょうか(^◇^)

長崎ブロックホール

僕は、このお芝居では4役も演じてさせてもらっています。
その1つは関東大震災後の悲惨な長屋に住んでいる吉之助役です。

吉之助です!

浄土真宗本願寺派長崎教区教務所の皆様、
本当にありがとうございました。
そして、ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
カーテンコールでの暖かい拍手に、感動で一杯です!!

対面式

■記:生島 喜五郎■
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『如月の華』佐賀公演

今井鞠子です(≧∇≦)
佐賀市文化会館にやってきました(^_^*)

佐賀教区教務所の皆さんを中心に、
この公演を成功させるためにお力を尽くして下さいました。
本当にありがとうございますm(_ _)m
仏教婦人会の皆様がおそろいでピンクのジャンパーを着ていたのが、
可愛らしくて印象的でした(o^^o)

対面式

実は、
4月に『夢千代日記』を主催してくださった佐賀市民劇場の皆様が
搬入と搬出作業をお手伝いして下さいました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
すごく助かりました!!

そして、こんな素敵な楽屋見舞いまで頂きました(≧∇≦)
カットフルーツをたくさん!!


久々の2ステージなので、パワー切れしないように気合い入ってます!!

幼き日の武子様

リン

この舞台を観るために、朝8時から並んで下さっていたお客様もいたようで、
本当に心待ちにして下さっていたんだなぁと感じました。

昼夜合わせて1900人という沢山のお客様がいらして下さって嬉しく思います!!

佐賀教区の皆様、佐賀市民劇場の皆様、ありがとうございました(o^^o)

今井鞠子 記
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『如月の華』九條武子物語

武子夫人 たーさまは西本願寺のお姫様としてお生まれになり、
清く正しく美しくそして仏教を通して慈しみ慈愛に満ちた女性へとご成長されました。
一方白蓮さんは柳原伯爵家に側室の子として生まれそのまま養女となりますが、
長く品川の乳母の家に預けられ、明るくおてんばで幸せに育ちました、
柳原伯爵家に引き取られるまでは…
 
その後白蓮さん(燁子さん)は結婚を前提に再び養女に出され、
あまりに酷い結婚生活のなか男の子をもうけますが、
子どもも奪われ逃げるように出戻りました。
  
あーさまとたーさまは和歌仲間として親交を深め、
やがて心の内を、秘密を打ち明けられる友となりました。
上流階級のお嬢さま方の結婚には家柄はもちろん、その裏にはしばしば、
何らかの取引が隠れていたりするものです、その事を当たり前に受け止め
周囲の期待に応えられるように精一杯勤めるこれが良家の子女、

ところがあーさまはその常識を破って白蓮事件を起こします。
事件の少し前にあーさまとたーさまとそれぞれの想い人、
四人で会った事があるそうです。

一体何を話したのでしょうか?
想像するだけでもワクワクしませんか?

素敵な白蓮さん 白蓮さん、ふきちゃんと

■記:柳原白蓮役 小林 祥子■
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役づくりの モデルは…

京都公演も終わり、『如月の華』も残すところ一ヶ月になりました。
時は否応なしに進み、 毎回 心をこめて積み上げた舞台も後一ヶ月で
終わってしまいます。

俳優は やはり自分が出演した作品や役に大きな愛着を持っていますので、
役とのお別れは寂しいものです。

今回の私の役は「仏婦婦人-山本サク」と「キヨばあちゃん」

メインは「山本サク」という、武子さまのお人柄や
成さる事に深く心酔して お尽くしする女性の役です。
役の人物に血を通わせる作業は俳優にとって楽しい時間。
実はサクさんは架空の人物です。
(ということは、自由に人物を作り上げることができるのです。)
いろいろ空想します。

「作家が何故この人物を登場させたいのか…?」
「あたたかいホッコリした雰囲気をだす…?」
「武子さまを支える働き者」
「好感の持てる明るい性格」等など…
好きに考えて…

あっ!!

ピッタリの モデル人物 発見です!

サザエさん! (⌒_⌒)
山本サクさん!!

■記:前園 恵子■
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武子さんに会いにいらしてください。

一年前の10月15日、
「如月の華-九条武子ものがたり」は
大分県中津にて産声をあげました。
九州から北陸、北海道へと巡演。
武子さんの精力的な講演旅行とまではいきませんでしたが、
各地の皆さんには「武子さんの素晴らしさ」は
伝わったのではないかと思っています。

わたしはなぞの老人と、
武子さんが亡くなる前の「臨終法話」をします兄の「木辺孝慈」の二役を
演じさせていただいています。
この「法話」の素晴らしさを緊張の中でも、日々の舞台を努めています。

皆様、武子さんに会いにいらしてください。

宜しくお願いします。

なぞの老人 木辺考慈

■記:武井 茂■
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『如月の華』京都公演、初日!

『如月の華』京都公演、本日初日を
迎えました。
京都劇場の客席にはたくさんのお客様。
本当に幸せな初日でした。

今日は京都公演の初日でもあり、
10月19日まで続く全国巡演の
初日でもあります。

今回は京都から始まり、
福岡、佐賀、長崎、八代、熊本、
東京(浅草)、山口、広島、大田(島根)、
神戸と各地へ伺います!

各地で待っていてくださる皆様へ、
小佐川源次郎さんより
メッセージです!


====================
   関東大震災の後、武子様と
 難民医療に携わる小角医師で
 出演しております。
  芝居を観終った後、なんとも
 すがすがしく、又、力の湧く作品に
 仕上がっております。
   是非、劇場へお運び下さい。
  
   小角先生
    小佐川 源次郎

====================
    

   ■記:有田 佳代■
            

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如月班、京都入り!!!

9月14日、
如月班は京都入りしました!

京都タワー

今回の巡演のスタートは、京都からです。

劇場にて出演者、スタッフ一同、
9月16日の初日に向けて、準備を整えております。

9月16日~18日、3日間3ステージ、
京都劇場にて皆様のお越しをお待ちしております!!

京都劇場

■記:有田 佳代■
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『如月の華』稽古場だより

皆様、お久しぶりです!!
今井鞠子です(*^_^*)

如月の華班、まずは京都劇場での公演に向けて再始動です(o^^o)

昨年から巡演を重ねてきて、さらに良い作品にしようと活気のある稽古場になっております!!
武子様とリンと吉永職員
武子様とリン
演出家志村さんも

私が演じる幼き日の武子様のシーンでは木登りをしています。
ですが、舞台稽古までは実物の木のセットには登れません。
なので稽古場では、大木に登ってるつもりで、こんな低い台の上で稽古してます!!
幼き日の武子様と籌子様

沢山の方にこのお芝居を観て頂き、九條武子様のことをもっと知ってもらいたい!
そんな思いで毎日、稽古に励んでおります(*^_^*)

10月には東京公演もあります。
皆様のお越しをお待ちしております(o^^o)

今井鞠子 記
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築地本願寺「在京門信徒の夕べ」と盆踊り

8月1日、築地本願寺での東京親鸞会主催『在京門信徒の夕べ』にて、九條武子様を演じる今村文美先輩がお話をされるということで、私、今井もお手伝いで参加させて頂きました!!
東京親鸞会は、故郷を離れて在京されている門信徒の皆様が中心になって、築地本願寺にお参りされたり行事に参加されたりする集まりとのこと。熱心な門信徒の皆様を前に、しかも築地本願寺の本堂でのお話ということで、緊張して眠れない日々を過ごされた様子でした。

前進座でこれまで上演された『蓮如』、『法然と親鸞』のお話を交えつつ、本題の『如月の華』のお話では、ご自身の武子様への想いや役作りの秘話などを楽しい雰囲気でお話されておりました。 また、劇中の武子様のご法話の台詞をノーカットで演じる場面もありました。 本堂でご法話をされる文美さんの姿が、まるで本当に武子様がそこにいらっしゃるように感じられ、感激しながら聞いておりました。
在京門信徒の夕べ2

終わってからは、懇親会に参加させて頂きました。
文美さんのお話に感激されて声をかけて下さる方が沢山いらっしゃいました(*^_^*)

そして懇親会も終わり、外に出てみますと、和太鼓の音が鳴り響いております!!
なんと築地本願寺境内で開かれている盆踊りが最終日だそうで、すごく賑わっていました(o^^o)
在京門信徒の夕べ3

会場を副宗務長の山本政秀さんに案内して頂きました。
盆踊りには築地本願寺で働いてる皆様も全員浴衣を着て参加されているそうですよ!!
文美先輩と一緒に、盆踊りにも参加させて頂き、築地音頭など踊りました!
すっかりお祭り気分です(*^_^*)

すごく良い一日となりました。

築地本願寺の皆様、東京親鸞会の皆様、本当にありがとうございました!!

今井鞠子 記 ※前進座メールマガジン会員募集中です!チケット先行受付・プレゼント企画など、メルマガ会員限定のお得情報が満載。★登録・購読もちろん無料★ 【前進座メールマガジン】⇦登録はこちらから空メールを送るだけ。

武子様の歌碑

7月11日・仙台国際センターでのチャリティ公演を終えて、「如月の華」公演班は無事帰京。ゆっくり休む間もなく、俳優たちが、10月の東京公演に向けて、都内・近県のご挨拶まわりをさせていただいてます。

九條武子役の今村文美は、25日に、和田堀廟所の武子様のお墓にお参り。6月~7月巡演のご報告をさせていただきました。お参りしていたところを、若い頃から60年も和田堀廟所の庭師を勤められているというおじい様からお声をかけていただきました。聞けば、武子様のお墓の脇に立派に聳える木々を植えられた方とのこと。真夏の日差し照り付ける中、武子様の墓石をかばうようにして立派に聳え立つ木々を見返すと、いっそうの感慨を覚えずにはいられませんでした。
文美は、7月の京都公演中に、大谷本廟にもお参りさせていただきました。大谷本廟の職員の方によると、廟所にお参りに来られる方が急に増えたとのこと。前進座公演が武子様のご供養にお役に立てているように思え、嬉しく思いました。

本日29日は、お打合せがあり、築地本願寺を訪問。また、境内にある武子様の歌碑に手を合わせてきました。
歌碑と文美2

歌碑と文美1

「おほいなるものの ちからにひかれゆく わがあしあとの おぼつかなしや」
武子様のご生涯を知って、この歌を読み、また直に歌碑の筆跡を辿らせていただくと、これまた、言い知れぬ感動を覚ずにはおられません。武子様の心そのものに打たれます。

10月浅草公会堂にお運びいただけます皆様方が、和田堀廟所、築地本願寺境内の歌碑にも、お立ち寄り下さると、この上ないご縁になろうかと思います。

制作部 林健太郎

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すべきこと、やるべきこと~『如月の華』夏巡演千穐楽in仙台~

「違う。これまでの客席の反応と全然違う。」
『如月の華』第一幕終了後、楽屋に戻ってきた國太郎さんの第一声でした。

『如月の華』2015年前期巡演の千穐楽は
初めての東北、宮城県仙台市で迎えました。

仙台国際センター

「こころの東北支援公演」と銘打っての震災復興チャリティー公演です。
仙台国際センター大ホールは超満員。
1000名を越える客席に膨れ上がりました。

そもそも私たちがこの芝居を立ち上げようと決意したのは4年前、
あの東北の震災が起きたからに他なりません。
90年前に起きた関東大震災の折、自らも被災されながらも、
多くの人々を救済するために命を懸けて
ご尽力された九條武子さんの物語が、
今復興のために懸命に努力されている東北の方々のお力に少しでもなれたなら…。
今日の仙台公演は私たちにとっても特別な意味を持っている舞台でした。
一幕のラストが関東大震災の場面です。
冒頭の國太郎さんの言う通り、今日の客席の反応は今までと全く違うものでした。
それまで比較的のんびりとご覧になっていたお客様の雰囲気が地震の場面が始まると一変。
客席中から溢れ出る“恐怖の記憶”が舞台で演じている私たちに鮮明に伝わってきました。
中には顔を覆って舞台を見つめている女性もおられました。
4年4ヶ月経っても今なお行方不明の方々が
1,244名もおられるという現実がここにあるのです。
カーテンコールは割れんばかりの拍手でした。
震災場面で顔を覆っていた女性も笑顔で拍手してくださっていました。
武子さんの台詞が私たちに問いかけます。
「私にはまだ、やるべきこと、すべきことがある」
今日の舞台は演劇人としての私たちの責務を改めて痛感した貴重な一日でした。

今日の公演は千穐楽の舞台に花を添えるかのように、
これまでずっと劇団を支え、応援してくださっている方々が
東北中からたくさん駆けつけてくださいました。
今回のチャリティー公演を実現に導いていただいた西本願寺仙台別院の晨(はやし)教務所長、“石巻の赤ひげ先生”こと矢崎先生、『生くべくんば死すべくんば』公演で多大にお世話になった石巻の弁護士の庄司先生、郡山の前進座応援団長とも云える焼鳥“河童”のお母さん、郡山前進座友の会の皆さん、仙台演劇鑑賞会の藤本事務局長、青森からはチラシ、パンフレットなど劇団の印刷物を作っていただいている印刷屋の斗沢社長、北上から劇団の特別アドバイザーをしてくださっている新田さん…
前進座東北応援団オールスターで千穐楽のつどいは大いに盛り上がりました。

千穐楽のつどいにて
千穐楽のつどいに参加してくださった皆様

そしてなんと言っても嬉しかったのは、
病気療養中で地元で懸命にリハビリをしながら女優復帰を目指している高橋亜紀ちゃんが楽屋を訪ねてくれたことです。
1年半ぶりの再会に皆々、涙でした。
右手一本で作ったという手作りハンバーグは本当に絶品でしたが、
亜紀ちゃんの元気な笑顔が何よりの御馳走でした。

亜紀さんと☆
文美さんと亜紀さん☆☆☆

北海道から始まった『如月の華』の巡演も
北陸、京都、徳島を経て今日の仙台公演でひとまずの千穐楽です。
今回の公演で各地でいただいたエネルギーを糧にして、
秋からの再出発に向けて、これからも誠心誠意、全力で舞台を務めて参ります。

柳生啓介
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『如月の華』が徳島に伺いました!

 京都公演も無事に終り、徳島にやってまいりました。

 7月5日は夕方18:00から仕込みの為、日中はOFF。徳島の街中を散策してみました。
徳島と言えば、なんといっても阿波踊り!街中が踊っています。

ポストも踊っています。
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道路も踊っています。
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橋も踊っています。
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公園の東屋も踊っています。
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トイレまで踊っています。
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ご当地出身の山崎辰三郎先輩も、お囃子が聞こえると条件反射で踊りだしちゃうな~。納得♪

 せっかくの機会なので、徳島の街を一望できる眉山に、ロープウェイで登ってみました。
丸っこいボディーが可愛らしいロープウェイで、標高300m程の山頂へ。
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 この日は生憎のお天気で見えませんでしたが、晴れていると淡路島まで見通せるそうです。「四国三郎」の別名で有名な吉野川を左手に、徳島の街を見はるかす事が出来て、ゆったりした気分を満喫できました。
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 翌7月6日はいよいよ徳島公演。四国で唯一の公演でもあり、四国全県からお客様がご参集下さり、徳島郷土文化会館あわぎんホールの客席はほぼ満席の賑わいです。

 徳島公演にあたって、徳島市民劇場の皆さまに多大なお力添えを頂きました。ご観劇のご案内だけでなく、前日には会員さんとの交流会、当日は事務局長の佐野さんはじめ、市民劇場の方が表方までお手伝い下さいました。本当に、本当~にありがとうございました<(_ _)>
9月例会では『芝浜の革財布』でお世話になります!どうぞよろしくお願い致します。

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 幕が開くと、お客様の素朴で温かい雰囲気が舞台に伝わってきました。遠くから足をお運び下さった皆様、お力添え頂いた皆々様のお心に、少しでも何かをお持ち帰り頂く事が出来たら・・・そんな思いで胸が一杯になりました。
 
 今回の『如月の華』巡演も、7月11日、仙台でのチャリティー公演を残すばかりとなりました。関東大震災の折に、多くの人々を救済するためにご尽力された九條武子様のエネルギーを、公演班のメンバーが心を合わせて仙台の皆様にお届けしたいと思います!

おまけ☆運河のほとりで踊る徳島の猫さん
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でした。


北澤知奈美☆記
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