S家の別宅

４ヶ月ぶりぐらいで、地球に帰ってくる若田さんが、宇宙で実験しているのをテレビで見て、目からうろこ・・・

水と油を宇宙で混ぜたらどうなるか？

な、なんと、水と油は完全に混じり合うのでした！
地球では水と油は比重が違うので、絶対に混じりあわないんだけど、宇宙ではしっかり完璧に混じるのです！

地球では当たり前のことが、宇宙では通用しない。
世界はこうだという思い込みは無残に打ち砕かれて当たり前なのでした。


わたしは、若田さんをみていてうらやましくなった。
そういう宇宙に飛び出せた若田さん、そういう世界を自分で体験できた若田さんがうらやましかったです。

世界のそして宇宙の大きさを感じます。

地球上ではものすごく仲が悪く、戦争している国も宇宙では水と油みたいに仲良くなれるかもよ・・・・


視野をひろく持って、心を広く持って世界を見ないと、とんでもない狭い井戸に落ちた蛙になってしまうと思った。


あと身近にも目からうろこ・・・
近所のスーパーのご主人にへそ曲がりきゅうりの話をしたら、ご主人いわく「きゅうりって本来は曲がっているものなんだよ、それが自然なきゅうりで、今は売るために人間が袋をかぶせたりしてわざと真っ直ぐにしちゃってるんだよ」って！

ああ、そうなんだ！
きゅうりを初めて作ったわたしのへそ曲がりきゅうりはへそ曲がりなんじゃなくて、自然児だったんだ！

そうわかったらまたきゅうりがいとおしくなった。
自然に育て！きゅうりちゃん、

橋下知事も最近なんとなく・・・おかしい、

ストレートなのはわかるんだけど・・・ケチつけてばかりの人ってなんとなく・・頭の上に飛んでいるハエみたいで・・（たとえが悪いけど）

長野県の知事さんはどっしりして、静かに、あのうるさい知事さんたちと距離を置いているのでそこは安心。
地味にがんばる人こそ、うるさくぶんぶん飛び回る人よりは、わたしは信頼できるそうな気がするんだけど・・・


毎日夜になると、雨がすごい。
それでも昼間はやんでくれるので、仕事が忙しい現場は助かる。
みんな必死になって仕事をしているので、雨が降るとすごく困るから・・・

納期に間に合わないと信用問題だから。

暑くても、みんなが現場で大変なので、熱中症にならないように、毎朝冷たい麦茶をせっせと作って持たせる。

今、会社はフル回転で忙しい。

BUT,代金の回収がすまないと、まだボーナスが出せない。
例外ではなく家の会社も昨年の前半より売上は落ちている。

啄木が詠んでいたなあ・・
「働けど働けどわが暮らし楽にならざり、じっと手を見る」

でも元気だから・・・。

まるでオズの魔法使いみたいだ・・・
きのうの群馬の竜巻はびっくりするほどだった。

竜巻らしきものが日本でも発生しはじめたのは、ここ２年ほど前からだろうか？

日本の気候も少しずつ変わっていて、昔のような感じではないみたい。

あんなすごい竜巻だったら猫も犬も人も空へ巻き上げられてしまうかもしれない。
っと思ったらこだまが夢で竜巻に巻き上げられ、空高く舞い上がっていく夢を見てしまった.


こだまはまるでムササビが空を飛ぶみたいに、４本の足を風呂敷みたいにひろげ、顔はトトロに出てくる猫バスだった。

娘が作ってくれたこだまの首輪の鈴がきらきら光った。

いっしょに飛んでいきたいと、なぜだか夢のなかで思った。


日本はすっぽり雨雲のなかで、いつまでたってもカラッと晴れない。
天候不順で野菜の値段もあがっている。

豪雨の被災地の方は本当に大変です。

水も風もものすごい破壊力に変身する・・・

トルーマン　カポーティーの「夜の樹」を読んでいる。

娘が置いていった文庫本。

短編だけど、とてもおもしろい。
独特な世界を持っていて、少しの哀しみ、怖さ、そしてどこかあたたかい感じがしてこの人の世界が好きになった。

わたしたちが日常なにげなく生きていて、きっとこんな印象的なできごとにもふと出会うかもしれないと思える。

それから知人が出版した詩集。送っていただいた。
「ちかしい喉」
この詩集もずっしりと胸に重さや哀しみやほのかな明るさをも持っていて、とてもよかった。


良い作品に出逢うと、ひかりを浴びたようにうれしい・・・・

自分もそういうひかりを呈示できるようにがんばりたい！

日曜日埼玉に行ったとき、大先輩に「評論も詩もすごくいいね」と誉められた。
誉められてうれしかった・・・と家で話したら、息子が「詩人をだめにするには誉めることだな・・」と皮肉にも言った。

確かに・・・・
誉められたらなおさら、真剣に書かないとだめだな・・・

息子にはえらそうに時々釘をさされる・・・

きのう、わたしはある亡くなられた詩人の追悼の会で埼玉にでかけた。
帰ってきたのはもう夜もおそかった。

お父さんは今年は自治会の役員なので、市の夏のお祭りに・・・・

夕方から夜９時ごろまで、子供達も参加するお祭りなので、飲み物やおやつもリヤカーに乗せて踊っている連の最後に引いていく。

わたしも子供達が小さい頃から何度も参加したお祭り。
お父さんは１０年ぶりぐらいに参加した。
ここのところ歩いているから体力もついてきたので・・・

このお祭りが終わると子供たちは本格的な夏休みだ。

そういえば、この夏休みの映画で「サマーウォーズ」というアニメは、わたしの住んでいるU市が舞台です。なつかしい風景や、実際にあるところなどがいっぱい出てきて、この間テレビで少し見ながら（外側から見るとすごくいいところだなあ）と思ったのでした。


今朝、新聞を見ていて背中が寒くなった・・・・
タスポやクレジットカード、携帯電話など個人情報を検察に呈示していたという記事・・・

「個人情報保護法」とかいうもっともらしい法律を作っておきながら、影で国家権力にその情報をみんな筒抜けに流されていたというのは、なんだか戦時中の日本のような、治安維持法の頃の日本のような薄ら寒い思いがして、背中がぞっとした。


私たちの気付かないところで、わたしたちはみんな把握され、番号をつけられ、まるでリスト化され、見えない網でがんじがらめになっているような気がする。

これが法の下に生きているわたしたちの置かれた位置なのだろうか？
知らないあいだにバリアーが張られ、どこにも逃げられない飼いならされた生き物になっているような・・・・・気持ちの悪さだ。

ふたたび洗濯物の森ができている・・・

梅雨が明けたのは幻だったかも？？

朝方、雨の音でパッと目が覚めて、「梅干ばあさんが！」とわけわかんない寝言を叫び、あわてて下に降り梅干をとりこんだ・・・

危機一髪でばあさんは無事？だった。よかったあ。

大事なばあさん、じゃなかった梅干なので、雨に濡れたら大変でした。


その代わり、こだまがびしょぬれで家に帰ってきた・・・
（一体誰が締め出したんじゃ！かわいそうに）
ある意味、子どもよりわたしはこだまを可愛がっているので、締め出したヤツはゆるせない！

昼間は雨も上がって、それでも世の中には湿気がむんむんしていて、雨上がりの夏の世の中はかなり蒸し暑い・・・・・

空高くキリンもうなだれている・・・
キリンは、近くのおぞましい・・裁判所が新しく近代的な無機質の建物に建て替えられているので、そこで巨大なクレーンが一匹働いている。

クレーンはキリンに見えて、空に向かって首をのばしている。
わたしは裁判所には恨みもいっぱいあるので、近くを通るたびに「裁判所燃えろ！」と呪い？をかけている・・・・

そしてキリンを森に還してあげたい。

今朝は朝から晴れていたので、３日目最後の日の梅干をベランダにならべてから、仕事にきた。
（雨ふらないでよお）

梅は３日間干す。
最後の日は朝まで干して夜露にあてます。
それがどう違うのかはよくわかんないけど、そうやって梅干を作ってきた。
しわしわになった未来のわたし？？みたいな梅干は、太陽の光を浴びて、おいしくなった気がする。

この梅干おにぎりが、何を入れたおにぎりよりおいしい気がするのだ。

へそまがりきゅうりも糠漬けになる。

どうしたらまっすぐなきゅうりになるのか？なぜ曲がるのか？きゅうり栽培初めてのわたくしめに、知っていたらお教えください・・・・


最近、お父さんのメタボ克服キムジョンイル作戦の為、必然的に料理は魚と野菜中心にして、なるべく油も使わないようにしている。

今すごく安いのがアジで、お刺身もたたきもおいしいけど、わたしはアジフライが好きで、たまに食べたくなる。

けれど、揚げ物をじっとがまんして、玉葱やしめじ、トマトの上に並べ、塩やスパイスをふり、オリーブオイル、ワインをかけオーブンで焼いた。

野菜もとれるし、イタリアンっぽくておいしいです。


ほんとうは安いアジを１０匹ぐらい買ってきて、アジの干物を作ってみたい。
うちの猫のこだまはアジは食べないので、干しておいても食べてしまわないけど、野良ちゃんはだめかも・・・

朝、会社に行く前にあわてて皆既日食観察できるように、トイレットペーパーの芯の先にアルミホイルを張り、針の先で小さな穴を中心にひとつあけたものを作って、かばんに入れていった。

１２時近くは、曇っていてちっとも太陽が見えない・・・・

せっかくの皆既日食はお天気が良くなくてほとんど見えなかった・・・・

つまらない。ブスっ


もう次の皆既日食は生きていないから・・・見ることはできないな。


きのうの偽装一致団結自民党は、見ていてなんだかしらけた。
こういう時に熱くなれるのって政治家だけだろうなあ。
麻生さんのうるうる・・・中華やのおじさん風中川氏との握手？？

これから４０日の選挙戦の戦いっていうけど・・・・国民は日々生活との戦いをしていることを忘れてるんじゃあ？


小泉氏はもう顔を見ること無いけど、小泉チルドレンの顔も武部氏の顔も、あたしゃもう見たくない・・・・ついでに小池のおばさまも片山さつきという人のヘアースタイルももう絶対見たくない！
みんな普通の国民の仲間に入れてあげましょう。

きょうは１日、忙しかったあー。

うちの会社は夏が一番忙しい。１年を通して忙しいならもっと売上もあがって会社も楽なんだろうけど・・・・冬はまったく売上がないので、楽にはならない。

朝から必死で仕事をした。
やっとひといき・・・・です。


娘は今日婚姻届を出し、入籍をすませた。
もう名字が変わるので、はんこも要らないと思っていたら、婚姻届を出すのに、旧姓の印がいるのだそうで・・・（わたしはあまりにも昔で忘れている）、近くの百円ショップに入ったらあったから買ったそうだ。

百円ショップの印鑑で婚姻届もなんだかなあ・・・
でももう使わなくなる印鑑だからそれでいいよ、と思う。

昔と違って今は便利でもある。



新しい生活！がんばって！（いやあんまりがんばると続かないから、がんばれるだけでいい）


娘のいなくなったがらんとした部屋の真ん中で、こだまはながーくなって寝ている。
夜は、網戸を手で開けて屋根に出て行って外にいくようで、わたしの部屋の網戸は朝にはあいていて、蚊にさされて目が覚める。
こだまは歳をとっているのに、二階の屋根からどうやって下におりるんだろう。

開けたら閉めなさい！と怒りたくなるけど、開けてちゃんと閉める猫がいたらすごいかも。

百円ショップできゅうりの種を買って、プランターに蒔いて、初めて大きくなってきたわたしの初体験きゅうりだ！
へそ曲がりなのが自分に似てるので、苦笑してしまう。

でも重力にさからって、天に向かって顔を（お尻か？）もちあげようとしているきゅうりが、なんだかけなげにも見えた。


娘は朝早く、赤帽さんがきて荷物を載せ引越ししていった。
小さなトラックにいっぱいにもならなかった娘の嫁入り道具だけど、きのう彼のお母さんに電話を入れたら、これから少しずつ二人で必要なものを買っていけばいいので・・・・・と言ってくれた。

娘の新しい生活のスタートの朝、お仏壇にお茶をあげて、「見守ってください」とお願いした。


駅までお父さんと見送った。
帰ってきて、からっぽになった娘の部屋を見渡していたら、少し淋しくなった。
今日から、お父さんと息子とこだまとの生活。
これも初体験・・・
女の子がいないのは、なんとなく殺伐としてる。

さっきまで娘のベッドで寝ていたこだまもいない。

お父さんと息子は今日も仕事。家の会社は夏はとても忙しいので、淋しいといってられないほど、これからしばらくはくるくる回りっぱなしだろう・・・


晴れたり、曇ったりだったけれど、この間漬けておいた梅を干した。