「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」
辺見庸「いまここに在ることの恥」という本を読んでいる。
これは、ひとりがでたらめを語ると、多くの人々がそれを真実として広めてしまうという意味の後漢のたとえだ。
辺見さんは、(小泉劇場と観客の5年間)という中で書いている。
今もまったく同じことが起きている。
万犬すなわち群衆というものの危うい変わり身と、一犬と万犬をつなぐメディアの功罪
群衆の「殺せ、殺せ」という中世の魔女裁判の声が聞こえる。
この国はメディアが嘘の報道を繰り返せば、戦争にでも突入するぐらいのファシズムの恐怖すら感じる。
小泉劇場も政権権力とメディァが合作した空気だった。と辺見さんも書いている。
井戸端会議のような市民?による検察審議会が、政治をさえ左右するなんていうアホな国家がどこにあるのだろう。
不起訴にした検察判断が素人でひっくり返るならこの国に検察なんていうものさえ必要ないではないか。
公判を維持できないから不起訴なのだ。
検察はほんのささいなことでも有罪にできうるとみれば、必ず起訴するという組織だ。
その組織が不起訴にしたものを、起訴してどうやって公判を維持するのか?
莫大な税金を使って、1年も捜査して何もなかったことをどうやって裁判できるのか?
半分仕事の祝日。
泥付きのらっきょうを買ってきて、らっきょうづけを作った。
辺見庸「いまここに在ることの恥」という本を読んでいる。
これは、ひとりがでたらめを語ると、多くの人々がそれを真実として広めてしまうという意味の後漢のたとえだ。
辺見さんは、(小泉劇場と観客の5年間)という中で書いている。
今もまったく同じことが起きている。
万犬すなわち群衆というものの危うい変わり身と、一犬と万犬をつなぐメディアの功罪
群衆の「殺せ、殺せ」という中世の魔女裁判の声が聞こえる。
この国はメディアが嘘の報道を繰り返せば、戦争にでも突入するぐらいのファシズムの恐怖すら感じる。
小泉劇場も政権権力とメディァが合作した空気だった。と辺見さんも書いている。
井戸端会議のような市民?による検察審議会が、政治をさえ左右するなんていうアホな国家がどこにあるのだろう。
不起訴にした検察判断が素人でひっくり返るならこの国に検察なんていうものさえ必要ないではないか。
公判を維持できないから不起訴なのだ。
検察はほんのささいなことでも有罪にできうるとみれば、必ず起訴するという組織だ。
その組織が不起訴にしたものを、起訴してどうやって公判を維持するのか?
莫大な税金を使って、1年も捜査して何もなかったことをどうやって裁判できるのか?
半分仕事の祝日。
泥付きのらっきょうを買ってきて、らっきょうづけを作った。