若い俳優がひき逃げ容疑で逮捕されたり、俳優やミュージシャンが覚せい剤や大麻で逮捕されると
すぐに公開間近い作品(映画やCD)を公開できなくなることによる違約金という話が出てくることは
たくさんの人が反対意見かもしれないけれど、わたしは作品とその個人の人間とは分けて考える
ので公開することはかまわないという気がする。
CMなんかは企業のイメージがダウンするのでこれは仕方ないけれど、映画は作品なわけだから
映画のなかでは悪人も演じるし、狂気の人を演じることもあると思うから、作品とはそういうものだと
思う。
詩をかいている先輩が、詩も作品がすべてでその作者がいい人間かどうかは関係ないと言っていた。
ただひき逃げは犯罪になるので、そこはむずかしいかもしれないけれど、もう演じ終わった
あとの逮捕だから、演じていた時には犯罪者ではなかったわけで・・・
わたしのように考えると反対意見も多いのだけれど、逮捕されたあとでその人を叩くまくったり、
不倫が発覚すると叩きまくるのってどこか論点がずれていると思う。
自分とは遠い世界にいる人をネットで叩いたりしても自分には関係ないところの話なので
なんだか意味がわからない・・・・・
生きていくことが難しいような社会になったら哀しい。