S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

ジャコメッリの世界の衝撃

2009-11-30 16:33:03 | Weblog
少し高価だったけれど、マリオ・ジャコメッリの写真集「黒と白の往還の果てに」を買いました!

ジャコメッリの写真は好きです。
モノトーンというより、はっきりと黒と白の世界。グレーはほとんど感じられないほどだ。

母のポートレート、妻のポートレート、そして死に往く人々を見つめるホスピスの写真、カレントという村の写真。

ジャコメッリの写真は、詩だった・・・・

空気や光、ほこり、大地との接触に身を晒しながら裸足で歩いていく・・・・という詩だった。
そして、すべてのものに対する入念なまなざし・・・
ただ見るというものではなくそこに向ける真摯で強い眼を感じた。

貧しい少年時代を送ったジャコメッリは最初印刷工になって働いていたので、印刷のインクの黒というものが、原点にあったかもしれないと思う


写真を勉強している娘に見せたくて、りんごを少し入れて娘に送った。
早いけど、クリスマスプレゼントだよ。


中東の砂漠に巨大リゾート帝国を築いたドバイは、またもとのなにも無い砂漠になるんだろうか?
世の常を感じるなあ。

そして、朝青龍が負けて、内藤さんが負けて、強きものも永遠ではなく、栄華もまた永遠ではなく、幸福もまた永遠ではなく・・・・

そんな世界もジャコメッリは、表現しているような気がする。

きょうは、一日、仕事がすごく忙しかった・・・(疲)


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懲りない麺々

2009-11-27 16:35:26 | Weblog
中華街でおみやげにかたやきそば、ラーメン、冷麺、とメンズパレードみたいに買ってきたのに、帰りに寄った高速のパーキングで、上州名物の黒い焼きそば、というのに、やたら心惹かれたお父さんは、それも「買っていこうよお」と駄々をこねる悪ガキみたいにしつこく言うので、買ってきて・・・・

冷蔵庫のなかは麺だらけだ。

きのうお昼に黒いやきそばを作ったが、すごくおいしかった!
ソースがとても黒くて、こくがあるのです。

そして今日のお昼にラーメンを作ったが、これもおいしかった!

さすがに昼、夜と麺麺だと気が引けるので、かたやきそばは日持ちがするから少し間をおいて食べましょう・・・・とか、食スケジュールを頭に組み立てている。


当分買い物に行かなくても食べられそう・・・・


急激な円高できのうからざわついている。
家の会社は輸入なので、歓迎なんだけど、この円高のうちになんとか仕入れも多くしておこう・・・・とか、仕入れのお金を工面しなくては・・・とか、頭の中の食スケジュールの横で円高計画スケジュールも組み立てている。

ただ円高も度が過ぎたら、日本企業を直撃して、不景気に拍車がかかって、仕入れたものもなかなか売れない・・・・という状況にもなりかねない。

世の中はお金が回っていなければうまくいかない。

もう12月も近いから、心細くもある。


雇用もなかなか改善しないし・・・就職活動をはじめた我が家の次女、嫁いだ長女もいい就職先が見つければいいんだけど・・・


干していた大根がかなりおばあさんのようにしなびてきたので、きのうの夜はたくわんを漬けた。
おいしくなあれとみかんの皮の干したのも入れた。

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元気な街、元気な人

2009-11-26 16:27:31 | Weblog
しばらくぶりでした。

連休に車で横浜に行って遊んでました。
中華街でいっぱい食べてました。

何度来ても、このたくさんのお店が軒を連ねている中華街のパワーはすごいと思います。元気。
さすがにチャイナパワーです。
何年か前のギョウザ事件のダメージをもう跳ね返していました。

世界のいろんな国に中華街はあって、ニューヨークの中国人街は、看板も中国語、飛びかう言葉はすべて中国語で、まるっきり中国だったことを思い出します。


家に帰ってからは、反動でさっぱりしたご飯ばかり食べてました。

きのうの夜は、自治会の役員最後の会議で、やっと1年間の仕事が終わり。
会議が終わって、慰労会があってみんなで乾杯した

いろんな人と話をして、けっこう盛り上がった。
となりにすわったおじさんは67歳で、介護士の資格を取り、老人施設で働いていると話してくれた!

すごいと思った。会社を辞めて67歳でまた初挑戦するパワーは、チャイナパワー顔負けのジャパンパワーだよ!

おじさんは「自分がもうすぐ介護されるようになるかもねえ」と笑っていたけど、おじさんはジャージ姿でフットワークがすごく軽そうだった。
拍手


写真はかあさんが留守で、自分のまん丸クッションで両手を足にはさんで寝ていたこだまです。かわゆいでしょ!(親の欲目か・・)


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念死・・ということ。

2009-11-21 16:26:13 | Weblog
一日クロスウォーカーパンツを穿いていたお父さんは、夜、「ああ、このパンツ早く脱ぎてえ・・」とつぶやいた・・(大笑いでーす)
かなりきつかったらしい・・・
っということは、効果有りとみた。


仕事で行ったお寺の和尚さんといろんな話をした。
和尚さんは浄土宗のお寺なので、浄土宗の話などもしてくれた。

「念死念佛」ということば、死を想い、仏を想うということ。
死を想う心を持っている人は、自ら死を選ぶのではなく、それを乗りこえようとするということ。

そして、沖縄では、中学生が同級生8人もに殺された。
おじいさんやおばあさんが亡くなっていく姿を子どもには側で見守らせなければ、念死のこころはわからない・・と和尚さんは言った。
そういう人間の死にゆく姿をきちんと見た子どもは、人の命も大切にすると。

藤原新也さんの写真でも「メメント・モリ(死を想え)」というのがある。

人間は「生まれ落ちる」ということばがあるように、悟りの世界から落ちたものだから、生まれてから一生懸命生きて、高みに昇ろうと努力していかなければいけないこと。

お釈迦様が7歩歩いて立ったのは、自分の存在には父がいて母がいて、父方の祖父、祖母がいて、母方の祖父、祖母がいて自分の存在は7歩目だということ。

和尚さんの話は、仏教用語がでてくるので、とてもむずかしいけれど、でもひとつひとつ話してくれるので、わたしにはとてもおもしろい。

帰り際に和尚さんが「亡くなったあんたのお父さんは、とてもおもしろい男だったよ」と言った。
それは、わたしにとってとてもうれしいことだった。
父が亡くなって7年になる。和尚さんと父の話をしばらくした。

上から見ていて、笑っていそうだった。


話は違うけど、ぷっちょのストラップ欲しいなあ。

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穿いて歩いてエクササイズ!?

2009-11-20 16:20:57 | Weblog
スーパーの競争も激化している。

ボジョレヌーボーがペットボトル?ってすごい!新聞ではフランスがワインのペットボトルにダメだしをしていた記事がのってた。

でもすぐ飲んじゃうんだったら、味は変わらないし・・・・軽いし・・・・

家はこの間、ボジョレヌーボーが解禁される前に298円のワインを2本も買っちゃったのでペットボトルのワインは買わなかった。

ワインはよく味がわからないので、何を飲んでもおいしい!(幸)

この間知人のおじさんの喜寿のお祝いパーティーで、イタリアンのお店で出してくれた赤ワインはめっちゃおいしかった!そんでもって仲間のおじさんがおいしい日本酒を持ってきてくれたので、それもおいしくてチャンポンで飲んで、かなり楽しかった。

わたしが喜寿になってもこの仲間の人たちが生きていて、お祝いしてくれると約束したが・・・・・?


お父さんがワコールの穿いて歩くだけでエクササイズ?というクロスウォーカーというパンツを欲しがっていたので、少し高いけどクリスマスプレゼントの前渡しで、買ってあげた。

女の人のガードルみたいで、ビシっとしているので慣れないと足がきつい・・・と言っている。さあ、このパンツでお父さんは痩せられるだろうか??
(でも食べ過ぎるときついから食べすぎ予防にはいいかもしれない)

腹筋したり、夜歩いたりしているけど、なかなか少しは減った体重が今は横ばい状態、これ穿いて散歩したら、痩せるかも?しれない。
いや、世の中そんなに甘いもんじゃないかも。

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寝室はジャングルに・・・・

2009-11-18 16:39:48 | Weblog
きのうの夜、すごく変な夢を見た。

いつも寒いとこだまがわたしのお布団にもぐりこんでくるんだけど、きのうこだまはわたしが寝る前、じぶんの丸いクッションの上で丸まって寝ていた。

(ここから夢)
こだまがお布団に入ってきて「ぐうっ」とないた・・・
しばらくしてお布団のなかでこだまはケンカする時の声を出したので、びっくりして起きた!

するとみたこともないベージュ色の猫がわたしの足元から出てきた。
そのあと、犬も出てきた(犬はやせた柴犬だった・・)

次にでてきたのは猿で、猿はキーキーいいながら天井の電気のかさの上に飛び乗った。みるまにお部屋が動物だらけになって、樹もたくさん生えてきて、川が流れ、まるでジャングルになった・・・・

お布団からジャングル?
かなりあせりまくって、ベッドは川に流されはじめ、どうすることもできずに、パニくって、目が覚めた・・・・


お布団のなかにはこだまはいなかった。

疲れた夢・・・・だった。
強烈な夢をみた朝は、寝たんだか、寝なかったんだかよくわからなくなる。

目覚めると天井はぐるぐる回っていて、まだめまいが治っていない。

向かいの自治会館では資源ごみ回収がはじまっていて、ビンや缶の音が、朝早くからガラガラ、ガチャガチャしている。
(朝、早すぎます・・・)

家の資源ごみをまとめて、ねぼけまなこで持っていく。
自治会長さんが元気な声で「おはよう!」と言った。
わたしは目やにがついてそうな気がして、下を向いたまま「おはようございます」と言った。

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先生とぬいぐるみのアンバランス・・・・

2009-11-17 15:53:22 | Weblog
朝から冷たい雨・・・・

例年どおり、また右手の親指にあかぎれができた。
毎年、毎年、同じところに、年に一度の行事のようにあかぎれは顔を出す。
冬の風物詩みたいなもんだ。

料理の時、塩がつくととても痛い!

また冬が終わるまで、このあかぎれとつきあっていかないといけない。

土曜日からめまいがひどいので、お医者さんに行った。
毎朝、ぐるぐる回りながら目が覚める。
階段から落ちそうにもなる。

耳鼻科にはあまりかかったことがない。
近所の内科の先生に教えてもらった耳鼻科の医院は、看板に大きな象ときりん、
そして、先生の机の前には天井まで、網目のラックがあって、すごい数の動物のぬいぐるみがぶらさがっている。

もしかして先生はUFOキャッチャーの名手か??

お医者さんって個性的な人が多いよねえ・・・
圧巻!

そして先生はというと、動物のぬいぐるみなんてまったく興味のないようないかつい中年のおじさんで・・・・・・あまりにアンバランスで笑いそうになった。

わたしは聴力の検査と、オウムの人たちがかぶっていたようなヘッドギアをつけ、椅子を倒したり、横を向いたり、寝たりすると目が回っているかわかる機械をつけて検査。

寝ると一番ひどく回っているし、左耳が聴力が落ちていることがわかった。

「ストレスためないように、よく睡眠をとって疲れないように」と先生に言われ、薬を山ほどもらってきた。


歳を重ねるといろいろ故障が出てくる。

ストレスってあまりにも抽象的でよくわからないんだよ。
ストレスがたまっているのかも自分ではまったくわからない。
仕事は休めない・・・・・し・・・

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あたたかな日曜日。

2009-11-16 16:52:40 | Weblog
きのうは市の短詩型文学祭。

選者の仕事を引き受けて今年で4年目。
毎年、入選作品を選ぶのはとても神経を使う。
とくに子供たちの作品は、応募作品数がとても多いのはうれしいことだけれど、そのなかでいくつかを選ぶということは、難しい。

でも感覚がきらっと光っている作品に出あうとそれはとてもうれしい。

表彰式のあと、合評会をする。
子供たちはお母さんやお父さんといっしょに参加してくれる。こんなところがとてもよかったよ、と話すと、にこっとして小学生はかわいい。

これからも詩をかいてくれるとうれしいなと思う。


大人の人は、年齢もだいぶ上で、生涯学習などで詩の勉強をしている人もいる。
なるべく一緒に勉強するような形で、みんなで合評会をして、帰りに、「とても勉強になりました」と言われるとうれしい。

こうやって自分も勉強していくつもりで毎年やっている。

市もこういうことに予算を入れてくれるので、それはとてもありがたいなあと思う。

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ああ、イルミネーション・・・

2009-11-14 16:48:11 | Weblog
イルミネーションの季節だ。

用事で駅にいったら、イルミネーションの飾りつけをしていた。
毎年、我がステーションのイルミネーションはかなり評判が悪い。

それは、青色ダイオードの青と、どぎつい赤が隣り合わせで飾られるので、まるで生き方を間違えちまったイルミネーションみたいになって、あたたかさもないし、ほっとする癒し効果もないまま、なんてどぎついの?と電球が可哀想になるのだった。市役所には、毎年市民から「きれいじゃない」との抗議も来るみたいで、毎年毎年、少しずつ色がかわっていくんだけれど・・・・・

基本的にあの青と赤をとなりどうしに並べて発光させるので、イメージが変わらないのでした。(ドフトエフスキーの罪と罰みたい・・)

うーん、どうしたもんか・・・

青なら白との同系色、赤ならオレンジや黄色とならあたたかいのになあ。
ちなみにわたしがプロデューサーなら、徹底的に、青や白で雪の女王的な冷たい美を追求したい!そこに大きな黄色の星とか・・・・どうよ?


やっぱり市民としては新幹線の玄関なので、ここに降りた旅行者の人が、ああ、あったかいなあとか、きれいだなあ、とか思って欲しい。

そして公園のもみじはますます真っ赤になり、自然の色とは思えないほど、あざやかに美しいです。
イルミネーションも自然には勝てないね。


日本中が注目し、逮捕された彼は、ハーマン・メルヴィルの「代書人バートルビー」という小説を読んでいるんじゃないだろうか?
(わたしとしてはしないほうがいい)とすべてを拒否して何も語らず、監獄で餓死していったバートルビーの話。何も食べず、何も語らず・・・

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記念コインは買えなかった。

2009-11-13 16:39:56 | Weblog
家に女の子の気配がなくなってはや4ヶ月・・・・

お父さんは淋しいのか、やたらこだまを猫可愛がりしている。ひもでじゃれさせてみたり、猫なで声で「こだちゃーん」と呼んでみたり・・・

ひもで遊んでいてもこだまはそのうち飽きて横目で見ているだけ。どっちが遊んでもらっているかわからなくなる。

こたつの真ん中にドデーんと横になって寝ているこだまにお父さんが足を出すと、その足にこだまは足をのっけている。文句言いながら可愛くて仕方ない顔をしている。

昔は猫嫌いだったことがうそのようだ。

こだまはもうおばあにゃんなのに、まだしっかり女の子で、お父さんにとっては娘の代わりになってしまっている今日この頃。


事業仕分けをテレビのニュースで見ていると、特殊法人のやっている事業というのはすごく多いんだなあ、と思う。そこでの役員の人件費は一般企業とはくらべものにならないくらい高給だ。
そしてきちんと入札されていないものもあるし・・・
こういうことがテレビを見ている国民に晒されることは、それはそれで有意義かもしれない。


エグザイルのあつしさんが、天皇陛下の前ではサングラスをはずして歌っていた!
即位20年の記念コインを銀行にいったついでに聞いたらもう売り切れてなかった。(そんなに固執してたわけじゃないけど・・・)

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