S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

カッチカチからプルプルへの変身

2010-01-31 16:33:40 | Weblog
台北の市場街で買って来た1200円ほどのカチカチに乾燥したふかひれを、休日なので、4時間も煮ながら(こりゃあ、根気がいる作業ですなあ)、その間、ふらふらとネットサーフィンしていた・・・・

グーグルで、「東京恥犬」と検索したら、検索数が3230000件もあった・・・

週刊朝日、日刊ゲンダイも売れているらしい。
他の週刊誌も売れるためなら、方向転換する??

ネットの情報はあっという間にひろがっていくのだとびっくりした。

右に習えみたいな、テレビや新聞の報道と真っ向から対立した週刊朝日の根性に「あっぱれ!」


作ったことのない高級料理。

ふかひれの姿煮は、おいしくなるのだろうか?

1200円のカチカチふかひれが、1万円のふかひれの姿煮に変身できるか??


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外に出ると初めて見える内側・・・

2010-01-30 16:20:25 | Weblog
台北の中正記念堂などは、門のところに微動だにせずに立っている憲兵がいる。
観光客はまばたきもほとんどしないこの憲兵さんたちのとなりで、にこやかに記念写真をとっている。そのテンションの差がすごい!

ガイドさんは、台湾の徴兵制度にはかなり批判的だった。
大事な青春時代を、軍隊という場所で拘束され、厳しい訓練を受けることは、青春を無駄にしていると、つぶやくように言っていた。

も昔は3年の徴兵制度だったから、ガイドさんも軍隊で3年過ごしたと言っていた。
自由はまったくなく、それは厳しい訓練だそうだ。

逃げ出す子もいるらしい。日本は徴兵制度の無い国だからいいと言っていたけれど、日本の若者はそんな自由の真っ只中にいるからこそ、自由には慣れていて、それを幸せだとは感じてないだろう。


憲兵さんたちは、まだ20代の若者で、1時間交代で、1日3から4回の仕事。

まったく動かず、銃を持ち、そしてまっすぐ前を向いている。
感情など微塵も感じない・・・・・本当に機械のようにさえ思える。

交代の儀式もまたすごい。観光客はいっせいにカメラを向ける。

ガイドさんは、台湾は独立もままならず、中国に監視され、中途半端な国だと言っていた。
その気持ちは少しわかるような気がした。


写真は士林夜市でのおもちゃやさんの店先にあった山のような小さな顔が、わたしを見ていたので、思わず撮ったものです。


今日は新春朗読会で、この地区の詩人達が集まって、朗読会をした。
毎年新年会をかねてやっている。
朝からバタバタと準備して、今年は準備当番なので忙しかった。

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眠らない街だ。

2010-01-29 16:00:38 | Weblog
無事、みんなで元気に帰ってきました。

夜中の2時半に会社に集合して2台の車に分乗して成田に向かうはずだったが、ひとり目覚まし時計を止めてからまた眠ってしまい、電話したときはまだお布団のなかで、会社の庭で待っていたら、パトカーが入ってきて、「こんな真夜中に人気の無い会社で、一体何をしてるんですか?」と職務質問され・・・・社長は「今から社員旅行で、一人待ってるところだ」とすごみのある声で言っていた。

社長はすごむととてもこわい顔や声になる・・・・

出だしからハプニング・・・

しかし、台北は1日目は小雨でしたが、ずっと天気もよく25℃まで気温が上がり、汗ばむ陽気でした。

楽しかったし、食べまくり、歩きまくり・・・・よく遊びました。

遊んでいるとあっという間に時がたち、また現実の長野の寒さの中に戻ってきました。

台北には夜市がたくさんあって、そして台北の人たちは夜おそくまで、エネルギッシュに食べ、飲みしている。本当に眠らない街だ。
真夜中12時すぎにも街の食べ物やさんには、たくさんの人が夕食?を食べ、お酒を飲んでいるし、2歳ぐらいの子どもも元気に飛び回っている・・・・

一体いつ眠るんだろう??朝も7時半ごろからもうほとんどお店は開いている。

空港に迎えに来てくれた宇さんというガイドさんは、60歳になるおじさんで、この宇さんはとても個性的な人だった。
2日目の観光と3日目の九分観光もいっしょに行動した人だ。

みんな精力的に食べまくっていたけれど、さすがに2日目のお昼では、日本の味噌汁が恋しくなり、日本そばが恋しくなり・・・・

3日目は「台湾にきたらやっぱ小龍包でしょ!」というわけで、3日目の夜はおいしいと言われている小龍包やさんに行った。
熱々の小龍包は、すごくおいしくて、みんなで一斉に「う、うまいっ!」

食べ物ばかりじゃなくて、占い横丁の太った占いのおばさんもすごいリアルだった。
みんな真剣な顔で占いしてもらっていて、端から見てたらめちゃくちゃおかしかった・・・

そんなんで、楽しかった旅行が終わって、今日は朝から仕事で大忙しです。

名護市の市長選で基地反対を訴えていた稲嶺さんが当選したのを台北のホテルのネットで知った。




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お腹の薬も持っていこ・・・・

2010-01-23 16:35:04 | Weblog
明日から台北旅行。

せっせとネットで台北の情報もゲットして、行きたいところの地図も印刷したので、みんなを引率して・・・行動もシュミレーションした。

少々不安があるものの、けっこういつも楽しくワイワイ、はちゃめちゃしながらいい思い出を作ってきている。

あまりの安さに「ホテルに屋根がないんじゃないか?」と弟に言われたりしているが、屋根はあるだろう・・・か??

お天気はネットの世界の天気予報を見るとあまりよくない。
会社には雨男もいる、わたしは典型的な晴女です!
旅行で天気が良くなかった・・ということはまずないくらい。

どんな珍道中になることやら。

では、行ってきます。


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春になりそうだったり冬に戻ったり・・・

2010-01-22 16:39:11 | Weblog
動物は温度にとても敏感だ。

こだまは、一昨日とてもあたたかくて春になったみたいだったから、真夜中にわたしを起こして外に出て行った。

夜明け前に帰ってきてごはんをしこたま食べ、そしてわたしが寝ているお布団の上にどっかと寝た。足が動かずいやな夢をみたら、こだまは足の間に丸まって寝ていた。
最近太ったからやたら重い・・・・・おもっ・・・


きのうはまた寒くなったので、こたつの中で朝まで寝ていた。

温度によって寝る場所が違う。
人間もこのぐらい温度に敏感に反応したら、きっと風邪もひかないかもしれないよ。

きょうは朝からまた目医者。
眼圧はおもうように下がっていなくて、また点滴を打たれる。
目医者さんの奥の片すみのベッドに横たわって、そのまま1時間爆睡していた。

いろいろ検査してもらったら、眼の視神経の1箇所がおかしいらしい。

人間これほどながく生きてれば、いろいろ故障箇所が出てくるなあ。


眼がチカチカする・・・

会社の決算書類もやっとすべて作り終わった、ほっと一段落。

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苦しげな人々・・・

2010-01-21 16:29:50 | Weblog
なぜ今まで一方の政党の議員は収支報告書を訂正するだけで、すんでいたものが、小沢さんだけが特別に秘書が逮捕されたり、メディアが声をはりあげてまだ何も解明されていないのに、犯罪のように騒いでいるのか??

そして自民党の中でも二階氏は表ざたにされ、なぜ他の人はは表ざたにされないのか?
いろんな疑問・・・・


検察が片方は何もなく、片方だけを異常に事件としてとりあげているのは、何か理由があるとしか思えない。

検察こそ「セツメイセキニン」とやらがあるではないか。

「法の下の平等」なんて絵に描いた餅みたいだ。


公平中立な立場でなくてはいけないマスコミも、新聞もまるでコピーしたような記事や報道ばかりということは、検察よりの記事ばかりも妙に不自然・・・おかしいじゃないか?っておばさんにだってわかる。

なぜ弁護士サイドからの記事も報道もなくて、一方的に検察よりの記事ばかりが並び、一方的に検察よりの報道ばかりがされるのか?たぶん原口大臣が言ってたように、新聞、テレビ、ラジオ、みんな大きな資本が連携して牛耳っていることの弊害、検察よりの記事をかかなければ、新聞社もテレビ局も生き残っていかれないのだろう・・・・・

背に腹はかえられない・・・・・ってことか。



「セツメイセキニン」「セツメイセキニン」ってまるで説明責任教という宗教みたいだよ。
何年か前「カイカク」「カイカク」って騒いでいた改革教という宗教にそっくりだ

お金も時間もかかる国会で、早くたいへんな国民の為に、予算を通すことが一番いそがなければならないことだろう。


きのうからまた目の調子が悪い。
左目は光が異常にまぶしくなり、紫色のお花が華々しく咲き乱れる・・・

きょうは目医者さんにいって、また上がっている眼圧を下げるために点滴を打たれる。

目のおかしいときは、ものすごく不思議な世界になる。
夜寝る前に目をつぶると、いろんな知らない人の顔が次々と浮かんでは消える。
そしてその人たちは、悲しい顔か、恐ろしい顔か、苦しげな顔をしていてとてもこわい。

誰かわからないけれど、たくさんの苦しい人が浮かんでは消える・・・

あたたかかったり、寒くなったり・・・落ち着かない。


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発展途上でありたい。

2010-01-19 16:45:32 | Weblog
最初、このブログを始めたきっかけは、会えなくなった友だちに、わたしは元気でそして日々あたふたと暮らしていることを伝えたかったからだった。

同時に離れて暮らしている娘に、我が家はこんなふうにお父さんもお兄ちゃんも母も元気でやっているよ、とも伝えたかった。

料理も家族もペットもそして世の中に起こるいろんなことに対して自分が考えることも、政治のことも、テレビから垂れ流される一方的な情報も、自分のなかで1回反芻して、ものを考えたかったこともある。

このブログを始めてから経験した親の死。

息子の悲劇、わたしたち家族がそれに対峙し戦った日々。

哀しかったことも、うれしいこともそれなりに1回反芻し、自分をそのまま書くのではなく友だちが言ってたように異化した自分みたいなものも書いたりしていた。


だんだん読んでくださる人が増え、けれど書かれるコメントのなかには、とてもせつなくなるものもあった。コメントトラウマになりそうなものもあった・・・・もちろん励ましていただいたり、うれしいものもたくさんあった。

ブログは楽しくやっていきたい。

だからしばらくコメントは拒否させてください。
たかがコメントでトラウマになりそうだったり、落ち込むのは日々生活していて余計なエネルギーを使ってしまう・・・・

人の眼ばかり気にしていたら、好きなものを好きと言えない。
好きな服、好きな食べ物、好きな人たち、好きな風景、そういうものを好きと言いたい。

自分の頭で考えて、好きなものは好きと言いたい。
たった一度しか生きられないんだから、自分らしく自分の世界をちゃんと持って生きたい。
何歳になっても発展途上人でありたい。

読んでくださっている方、どうぞこれからもよろしくお願いします。

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カワハギさんの顔、そして男の顔

2010-01-18 16:46:56 | Weblog
買い物にいったら、かわはぎが140円で売ってた。
安いかも・・・・と2匹(2枚?)買ってきた。お店のおにいさんが、お刺身にできるからね、と言ったので、かわはぎの肝あえやお刺身を作った。

かわはぎさんはかなりユーモラスな顔をしている。

おちょぼ口と、尾と、背中のとげと、おなかの固い骨を切り落とす。

それからべりっと皮をはぐ。
「かわはぎ」という名前に納得するぐらい、べりっと皮はずるりとむける。
大きく1枚にはげるので、これでパックしたいぐらいだ・・・・

かわはぎさんの皮がはがれた顔はどきっとするほど、グロテスクではある。

肝は大事にとる。
たたいてお味噌とまぜて、糸状に切った身とあえたら肝あえ。

日本酒にはバッチリ合います!
寒いので、最近日本酒の熱燗が増えました。


顔、
わたしは小沢一郎という人の顔が好きだ。
わたしは小沢さんが口を一文字に結んだ顔も、笑った顔も好きだ。大人の男の政治家の顔をしている。

三浦春馬くんの顔も好きだけど、彼はまだ少年の顔をしている。

大人の男はイケメンでなくていい。
生き方が顔に出る・・・

(顔については人の好みなので、コメントでけなさないでください、小沢さんの顔をけなすコメントは一切受け付けません)

そして石川議員の弁護士、安田好弘氏も大人の男の顔をしている。この人の顔もわたしは好きだ。安田氏の本は何冊か読んでいるけれど、この人は弁護士という職業が天職なんだと思う。

かわはぎさんも味のある顔してるなあ・・・


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黙す(もだす)という意味。

2010-01-16 19:52:34 | Weblog
人の顔とは本当に不思議だ。

仙台の義父のことをきのう書いたけれど、亡くなる前、家族で仙台にじいちゃんに会いにいったお正月、じいちゃんは本当にいい顔をしていた。

鼻に酸素ボンベの管がはいっていたけど、庭の芝生でゴルフクラブを持って打つまねをしながら笑いながら写真を撮った。その顔が今我が家の仏壇に飾ってある写真。
あの笑い顔が亡くなるたった1週間前とはとても思えないくらいだ。

じいちゃんはすべて覚悟して冬の澄みきった青空みたいな笑顔だった。
顔に出ていた「黙す」ということ。語らずともわかったじいちゃんの意思やみんなへの優しさ・・・

中学の時、担任の先生が「40歳過ぎた顔は自分の責任、自分の生き方が顔にそのままあらわれてくるからな」と言った。その時の自分は子どもでピンとこなかったけれど、今はとてもよくわかる。

40歳過ぎて、うさんくさい顔?という人はとてもたくさんいる。
政治家、えらいお坊さん、

うさんくささは饒舌すぎる言葉にも出る。
しゃべればしゃべるほど・・・・薄っぺらさが透けて見えるひともいる。

ガーガーとがなりたてる・・・

「黙す(もだす)」という意味のことを辺見庸さんが書いていた。


三島由紀夫の「憂国」を読んでいた。
奇しくもまるで今の日本のような2.26事件

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お帰りなさい・・・

2010-01-15 16:51:05 | Weblog
仙台の義父が亡くなってもうすぐ3回忌。

献体で、東北大学にいたおじいちゃんが戻ってくることになった。
1月19日でちょうど2年になる。

肺ガンってわかったときに、じいちゃんは献体したいと手続きをとった。
亡くなって住職が枕経をしてすぐに大学の車が迎えに来て、そのままじいちゃんは行ってしまった。

今度はお骨になって戻ってくる。

あっという間に大学病院に献体してしまったから、おばあちゃんが少しは家に置いておきたいということで、3月に納骨することに決まった。
納骨の時は、お父さんと私で仙台にいくことにした。

おじいちゃんの日記帳を出してみる。

最後の日記は1月15日・・・・
亡くなる4日前だ。
じいちゃんは毎年元旦に新しい大学ノートをおろして、日記を書いていた人だ。

最後のページは今読んでも泣けてしまう。

「夕方5時より、紙おむつを使うようになった。
 ありのままに生きれば、恥ずかしい事はない。
 とらわれない心、こだわらない心、かたよらない心
 どんど祭で正月も終わった」

(おとうさん、お帰り)
今朝、仏壇の笑った写真のおじいちゃんに話しかけた。

とてもいい顔をしている。

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