S家の別宅

きのうのお休みは恒例年に一度の味噌の仕込み。

朝早く起きてきのうから水に漬けておいた大豆を煮る。

大豆の匂いが家じゅうにもあもあ・・・・

大豆はかなり煮るのに時間がかかるし、あくがたくさん出るのであく取りをしながら
ぐつぐつ煮る。

今年はためしに少し圧力なべで煮てみた。
けれど圧力なべはたくさん入れるとお湯がじゃわじゃわとふきだすので、結局は少しづつしか
煮ることができないから、何度もやってたら結果的には時間は大差がないということに気づく。


大豆がやわらかくなったら手で回すつぶし機でつぶす。
これはお父さんの仕事。

せっせとつぶす。（せっかちなので力任せにしゃかりきにつぶしている・・・）


つぶす前の大豆を少しとっておいて、市販の納豆を少しまぜて殺菌した容器に入れてこたつに入れる。
これはお味噌作りでいつも作っている自家製納豆。
一日置いておくと、おいしい納豆ができます！


こうじと塩をまぜておいたものにつぶした大豆を均等にまぜて味噌玉をつくり、容器に
ぽーんとたたきつけるように空気をぬきながら入れて・・・


味噌の仕込みが完成です。
この手前味噌はおいしいのです。（呪文となえながらつくってるからねえ）

味噌も麹菌という生き物が活躍してできるので、いわゆるぬかみそと一緒でペットみたいなもんです。


でもこの大豆というひとつの食物からしょう油ができ、味噌ができ、納豆ができ、豆腐ができ・・
なんというすぐれものでしょうか！

考えついた人もすごいと思う。


さあ、美味しいお味噌になあれ、と最後の呪文を唱える。
我が家の来年のお味噌です。

「ふじふじのフィルター」さんのブログで、ＴＰＰ参加の議論のテーブルにつくために、アメリカが
要求しているのが、アメリカ産牛肉の輸入緩和と郵政民営化をおしすすめることが条件という
ことを知った。亀井さんが大反対するわけだ。

ひどいじゃん、

参加の議論のテーブルにつくだけのためにそういうのを平気で要求してくるアメリカは
経済的にもかなり崖っぷちにあるだろうことが推測できる。

郵政民営化の時のコイズミ政権みたいにテレビはＴＰＰでバラ色のこと言ってるけど、
まゆつばものだぞ！

議論に参加するのなら、加入しないなんていうことはゆるさない雰囲気になってもいるし・・・

さんしょは小粒でピリッと辛い・・・ここは日本踏ん張りどころかもしれない。
ここは石橋を叩いて渡るぐらいでないと・・・


石橋を叩いて渡る・・っと言えば、トルコに行った時の現地のガイドさんのババチャンさんは
カッパドキアにたくさんのカラフルな気球が青空にきれいに浮かんでいるのを見て、乗りたいなあっと
思っていたら、
「あの気球にはこのぐらいの（手で20センチぐらいのわを作って）穴があいてるんです。
　だからいつか落ちるんです、3万円もだしてあんなに危険なものにのることないです」
っと言った。

他のところでも地下にもぐる遺跡の時に、
「こんなに古いものに観光客がいっぱい押し寄せて入るとくずれるかもしれないんです。
　早くでましょ」
っと言った。

「糖尿病になるからお酒をたくさん飲むのは早く死にます」とか・・・

かなりの危険回避の人で笑えた。


ババチャンさんはたぶん長生きしそうだけど、お腹はかなり出ていた！

タイの洪水のニュースを見ていると、日本の企業がものすごくたくさん海外でものを作っていることが
わかる。

洪水で被害４６０社！

この状況で、ＴＰＰの恩恵なんてそれほど真実味があるわけじゃあないなあ、と思う。

海外企業がわんさか入ってきて、森とか伐採して工業地帯にしたのかもしれない。
そのせいで、雨を吸収してきた森がなくなって洪水も被害が大きくなったのかもしれない。

原発しかり、人間は知らず知らず（知っていてか？）自然を破壊してきたから、いざいろんな災害が
起きてはじめて、自分たちのしてきたことがまちがっていたのかもしれないと思う・・・

自分勝手って人間にしか当てはまらない言葉だな、

しっかし、今年の日本は水にたたられまくっているよ。
津波に台風、そして日本企業のタイ洪水被害・・・・


田中康夫さんはＴＰＰは「開国」ではなく「壊国」だと言ってた。



そういえば以前タイに行ったのも１０月だった。
雨季が終わるころで、チャオプラヤ川は水をたたえまくっていて、川の岸のボート乗り場の脇の
お店は、膝まで水につかって、普通に平気にお店を開いて商売していた！

お客さんだって、ジャブジャブしながら・・・・すごい光景だった。

きのうのテレビの映像でもまるでお風呂のように、すわって胸まで水につかった裸のおじさんが、
お手手で水をチャプチャプやりながら、笑いながら携帯電話で電話していたのにびっくり！

わたしは（トイレはどうなっちゃうんだろう？？）とそればかり気になる。

タイの人は水のひとだなあ・・・

わたしはあれだけ水につかったままだときっと冷えて膀胱炎になりそうだ・・・
っと想像するとやっぱりトイレはどうなっちゃってる？と気になる。

イスタンブールにいたこの犬はのらちゃん、とても人なつっこい。

イスタンブールも冬がもうすぐでどんどん寒くなったら、この犬はどこで寝るのかなあ？

我が家のこだまも冬にそなえて、最近ものすごく食べるようになった。
がつがつしている。

動物は冬に備えて身体の脂肪をたくわえるのは本能ｍなのだろう・・・

人間も動物だから秋に太る人が多いのは道理にかなっているのかもしれない。


我が家は最近揚げ物を少なくして、なんとかタニタに近づけるように食事に気を使っている。

なかなかむずかしいけれど、とにかく肉食形のお父さんや息子にカロリーのおさえた食事を食べさせないと
すぐ太っちゃう。

同じく肉食形の娘は、職場の異動で数カ月は今度の職場の近くのアパートに引っ越した。
ご飯を炊く量が目に見えて減った。（ご飯大好きな娘だったので）


筋肉を鍛えるしかないだろう・・・
筋肉を鍛えて代謝をあげる・・・・・これが一番健康的に痩せる方法。

そのかわり辛いぐらい運動しないとだめだな。

なんでも王道はないってことですね、きっと。

イスタンブールのブルーモスクとモスクの中の天井、それから甘いパンの屋台が町の中にありました。

焼き栗の屋台でおじさんからあつあつのクリを買いました。

トルコの地震から3日、懸命の捜索活動、きのう生まれたばかりの赤ちゃんが救出された。よかった・・・




沖縄の県民の希望をふみにじって、なぜアメリカの言うことばかり日本の政府は従おうとするのでしょうか？！

これでは一体どこの国の政府なのかさえわからない・・・・
植民地じゃん、これじゃあ・・・

ＴＰＰしかり、ニュースや新聞はいいことしか言わないけれど、雇用も保険も農業も打撃を受けることが
とても大きいのではないかと思う。

他国が自分の国の国益を日本よりしたたかに追求しているなかで、日本は自国の国益をもっと主張して
とにかく独立した国なのだから遠慮したらマイナスな面ばかり・・・・

昇り続ける円高にアズミさんじゃあ、ちっとも頼りにならず・・・

この国のリーダーはもっと今こそ強く主張する人が欲しい。

あっちにニコニコ、こっちにニコニコしたリーダーじゃあ乗り切れる時代じゃないよなと思う。
能天気な日本にいら立つ。

年金も崩壊してるし・…68歳なんて詐欺じゃん！

かといって「今必要なのは独裁」なんていってるハシモト氏のような人は勘違いしている気がするんだけど・・・

トルコで大きな地震があった。
トルコにいってきたばかりだから、人ごとではない気がした。
私が周った西部ではなく、東部の方。被害は甚大。

バスの中でババチャンさんが言ってた。
トルコは地震が多いと、そして日本から今度原発を入れることになる話。
原発は地震に弱い。
福島も津波で破壊と最初報じられたけれど、地震でまず機能不全になったことが後でわかった。

せっかく原発がなく、ホテルも使わない所を節電しながらやっているのに、この地震のある国に
あえて原発を入れる必要があるのだろうか？？

原発は建ててしまって核燃料を入れたらもう後にはひけない・・・・・

福島は使用済みの核燃料の行き場がなく、事故をおこした福島第一原発の4号機のプールには
何トンもの使用済み核燃料が入っている。
しかも地震でゾンビのようになった建物の４階部分にプールがある。

わたしはまた地震がきて、弱った建物がくずれたらもう日本は終わりだと思っている。


原発事故は自然をも人をも農業、産業、経済をもめちゃくちゃに破壊する。

しかもその影響は何十年、何百年と続くのだ。


地球はつながっている。たったひとつだ。
大陸でなくても海はつながっている。
一つの国が大きな原発事故を起こしたら、海は汚染され、風はどこにでも流れる。

そして、洗い流して除染しても、放射性物質はなくならない。
家や道路を洗い流した水は地面にしみ込んで今度は地下水を汚染する。
出てしまった悪魔は形を変えても、けして無くなって消えてしまうことがない。
どこかにそのまま在るという怖さ。

今更ながら大事なたったひとつの地球を大切に汚さないようにするのが人類の責任だと思える。
そうじゃなきゃ、いのちとして生まれてきた意味がないだろうと思う。


ネットで見つけた「千の風になって」の替え歌。
福島原発の歌・・・・・この通りだからうんと怖い。ぞっとする・・・
千葉県柏市でも高濃度汚染の土地が見つかった。
娘たちが千葉に住んでいるからとても心配でもある。



私のお釜の前で　泣かないでください

そこに私は　いません　眠ってなんかいません

千の風になって　水蒸気と共に　福島の東京の空を　吹き渡っています

春は畑にふりそそぎ　夏は地面にしみこんで

朝はあなたを目覚めさせ　夜はあなたを見守る

私のお釜の前で　泣かないでください

そこに私は　いません　冷えてなんかいません

千の風になって　----------------

エフェソスの遺跡の写真です。

古代ローマに想いをはせて、いろんな国のたくさんの観光客でにぎやかでした。
ナイキのロゴマークの原型になった勝利の女神のニケの像がありました。

遺跡の上でひなたぼっこしている猫ちゃん。

トルコには猫も犬も普通に道をたくさん歩いていました。
人に飼われていない自由さとたくましさと厳しさがありそうです。
でもあたたかい日の光の下で気持ちよさげです。



ニュースでしつこくカダフィ大佐の捕まった時の動画を放映していて、みているとあまり
気持ちのいい映像ではない。

リビアはこれから石油利権がからんで、いろんな国も思惑が交差して、大変になるだろう。

本当に国民が自由と平和を手に入れるのは容易ではない。

バムッカレ・・・・・青い水は温泉です。
みんな裸足で足湯のように歩いてみました。

真っ白の石灰質の岩と、青い温泉、青い空がとてもきれいでした。

自然は不思議な美しい風景を作りだします。びっくりです。

とてもつるつるしてすべるので、以前、成瀬さんという日本の人が転んで救急車で運ばれたとかで、
その時ガイドしていたババチャンさんは、「みんな第2の成瀬さんにならないでね、それから集合場所は成瀬さんの現場ね、」
っと言って成瀬さんには悪いのですが、笑ってしまいました。

トルコはバスでの長距離移動なので、朝が早くハードスケジュールでしたが、そんなことも
この光景で疲れも吹っ飛びます。

一日で700キロ移動した日もあります！


長く休んでいたので、仕事はたまっていて大忙しのきのうと今日でした。

日常生活に戻ると抜けた分のしわ寄せが大変！

朝から晩までアリのように働いた2日間でした。


タイの洪水も大変、ギリシャも大変、トルコもわたしが帰ってきた次の日は大変だったようだ、

そして日本もいろんなところが放射線量が高いことが今頃ニュースであちこち問題になっている。

そして今朝、カダフィ大佐が殺されたニュース・・・・

トルコ、すごく楽しく行ってきました。（クリックして大きくしてみてね）
原発事故で暗い日本をしばし離れて、食べ物も気にせず、原発のないトルコへ・・・

写真は世界遺産になっているカッパドキア、カッパとは馬という意味で、静かなおとなしい馬、という意味だそうです。

お天気がよく、石灰岩の浸食がめずらしいかたちを成して、広く続いているこの土地は青空が最高に似合っています！


カッパドキアはハイキングをして写真を撮って歩きました。観光用の気球がたくさん飛んでいて、ラクダがいて、まるで不思議な
近未来の光景に出合ったようですごく感動しました。


トルコはトロイ、バムッカレ、などフェリーやバスで回りながら最後にイスタンブールの町。

現地のガイドさんのババチャンさんという方がおもしろい人でイスラム教の話などもわかりやすくしてくれました。

トルコでは朝夜明け前、どこにいてもモスクからコーランが響いていて、（ああ、イスラムの国なんだなあ）と実感。
コーランはとても不思議な響きをもっていました。

時差が6時間あるので、ちょっと時差ぼけ・・・・

あさってからわたしはトルコをぐるっと周る旅にでます！

しばらくブログもお休みです。

今年になってからいろんなことがあり、そして会社の仕事も必死にがんばってきたので、
ここらあたりで、一息ついて、トルコの文化や世界遺産に触れて、自分のなかの力を
蓄えなおそうと思いまーす。


家事も仕事も家庭もこだまもしばし離れて・・・・・


行ってきます！