ウルトラシブリン その93 「古代怪獣ツインテール来襲」
「何?」
「ジャイロに液体が付着しているだろ?
ヤツは尻尾から分泌する麻酔液を振り飛ばしていたんだ。テッポウウオの様にな。
ヤツは尻尾から分泌する麻酔液を振り飛ばしていたんだ。テッポウウオの様にな。
アローもこれにやられたんだ。機体は炎上して液は蒸発して原因が全く掴めなかった。
しかし、これで爆撃作戦は中止させられる。」
しかし、これで爆撃作戦は中止させられる。」
「ここを爆撃?爆撃なんかでアイツを・・・」
「・・・」
「!?何?」
「・・・作戦本部は、キミがツインテールに倒された場合、
核攻撃によるツインテールの掃討を検討している。」
核攻撃によるツインテールの掃討を検討している。」
「・・・ふうん・・・
この星のお偉方は揃いも揃って、未だにそんなものを最強の兵器と妄信している。
どういう頭の構造をしているのさ?
どういう頭の構造をしているのさ?
他の星の人たちは、核攻撃を無力化する手段を持っているのに。
だから地球人はレベルが低いって言われている。
「いや、言い過ぎじゃない。」
「お偉方に念を押しとしてよ。
「・・・分かった。そう伝えておく。
君も使わせないようにしてくれ。」
君も使わせないようにしてくれ。」
「・・・うん」
・・・・・・
コイツだって、地球に棲んでいる生き物なんだよね・・・
コイツだって、地球に棲んでいる生き物なんだよね・・・
つづく