はてなキーワード: サンタさんとは
ぼくは小学三年生のケンジ。クリスマスが大好きで、毎年12月になると待ちきれない気持ちでいっぱいになる。サンタクロースが本当にいるのかどうかは、ずっと半信半疑ではあったけれど、それでもクリスマスの朝にプレゼントが届いているのを見つけると、「やっぱりサンタクロースっているんだ」と思わずにはいられなかった。
ところが、今年のクリスマスに限っては、いつもとは違う出来事が起きてしまったんだ。ぼくはついに、「サンタクロースの正体」を突き止めてしまった。それは嬉しい発見なんてものではなく、どちらかというと、心のどこかで知りたくなかったような苦い秘密だったんだ。
その夜、ぼくはベッドの中でうとうとしていた。いつもは「サンタが来るかもしれないから、早く寝なさい」と言われると、ワクワクしながらも眠れなかったりするのに、その日は妙に眠気が強くて、あっという間に目が閉じてしまった。パパは会社の大きなプロジェクトだとかで、クリスマス前後はほとんど家に帰ってこられない。ママも少し寂しそうだけど、ぼくにはできるだけ笑顔で接してくれていたから、ぼくも「パパが頑張っている間に、早くいい子に寝なきゃ」と思っていたんだ。
ところが、夜中にふと目が覚めた。お腹がすこし冷えたようで、トイレに行きたい気分だった。部屋は真っ暗で、廊下の電気も消えている。ぼくは薄暗い中、そっとベッドから抜け出して、足音を立てないようにドアを開けた。廊下はシーンとしていて、時計の秒針の音がいつもより大きく聞こえる。サンタクロースを待ち伏せしようなんて気はなかったのに、でもこういう時って少しだけ期待してしまうものだ。もしかしたら、このタイミングで会えるかもって。
トイレを済ませて部屋に戻ろうとしたとき、リビングの方からかすかに話し声が聞こえてきたんだ。時計を見れば、夜中の2時を過ぎている。ママはもう寝ているはずだし、パパはもちろん仕事で家にいない。でも確かに人の声がしていて、しかも何か低い男性の声のような気がした。ぼくは心臓がどきどきして、血が頭にのぼるような感覚になった。
そんな恐怖が一瞬頭をよぎったけど、なんだか雰囲気が静かすぎる。泥棒だったら、もっと物音を立てないようにするんじゃないか? それに、声の調子も緊迫しているというよりは、落ち着いている感じがする。そっとリビングの扉を開けようと近づくと、ドアの隙間から少しだけ暖かい光が漏れていた。
思い切って、ドアに耳をあてる。そこから聞こえてきたのは、ママの声と、低い男性の声。ぼくはママが誰かと電話でもしているのかなと考えた。でも、よくよく聞くと、声は確かにすぐ近くから聞こえてくる。ぼくは思い切ってドアノブを少しだけ下げて、ほんの少しすき間をつくった。その瞬間、リビングの中の光景が目に飛び込んできたんだ。
そこには、赤い服を着た人物が立っていた。ふわふわの白いひげのようなものをつけて、頭には赤い帽子。見た目はまさに「サンタクロース」そのものに見えた。最初は「わあ、サンタだ!」と胸が高鳴ったんだけど、その次の瞬間、ぼくは息を飲んだ。
そのサンタが、ママの頬にキスをしたんだ。しかも、ちょっと優しく微笑んでいるような表情で。
最初は「え、どういうこと?」と頭が真っ白になった。「ママとサンタがキス?」 いつもおとぎ話みたいに思っていた光景とは違いすぎて、ぼくの頭は全然理解が追いつかない。その上、ママも嫌がる様子はまるでなく、むしろ少し照れくさそうに笑っている。二人が仲良さそうに見えて、クリスマスのサプライズとしてはあまりに衝撃的すぎた。
しばらくして、ママがサンタの帽子を少しずらして、その下から見えたのは茶色っぽい髪の毛。パパではない。パパは黒髪だし、こんなに柔らかそうな髪質じゃない。それに、パパは今夜、仕事で家にいないはずだ。じゃあ、このサンタは誰なんだ? ぼくは混乱しながら、ドアの隙間を通してじっと様子を見つめていた。
「もう行かなくちゃ」とそのサンタが言うと、ママは残念そうにしていた。どうやら、長居はできないらしい。そのサンタは、ぼくが子どもの頃から憧れていた「プレゼントをくれる優しいサンタ」とは違う、“ただの人間”に見えた。ふだん着慣れていないはずのサンタ衣装をスルッと脱ぐと、中には普通のセーターとジーンズが現れた。あまりにも現実味のありすぎる光景に、ぼくは冷たい汗をかくのを感じた。
その男性は脱いだサンタ服をクシャクシャに丸めて、抱きしめている。ママは優しく笑いながら、「来年こそはちゃんと一緒に過ごせるようにしたいね」と言った。二人のあいだには、ぼくには到底入り込めない特別な空気があるように感じられた。
ぼくは耐えきれなくなって、あわてて自分の部屋に戻った。けれど、頭の中がぐるぐるして眠れるはずがない。どう考えても、あのサンタはママの知り合いで、ママとキスするような関係……つまり、不倫相手ってことなんじゃないか。つい数時間前まで、ぼくは「今年は何がもらえるかな」「早くサンタさんに会いたいな」なんて無邪気に思っていたのに、このクリスマスの夜中に目撃したものは、まったく別の秘密だった。
「パパは関係ないの?」 ふとそんな疑問が浮かんだけど、パパはずっと会社に詰めっぱなしで、今夜も徹夜だと聞いている。ママが一人で寂しい夜を過ごしているのは知っていたけど、その寂しさを埋めるためにあんなことをしているとすれば……ぼくはなんだか、胸の奥が締めつけられるようだった。
翌朝、ぼくはクリスマスツリーの下にプレゼントを見つけた。きれいに包まれた箱には、「ケンジへ サンタクロースより」と書かれたカードが付いていた。だけど、そのカードの文字はどこか見覚えのある書き方で、ママの字にも似ているし、もしかしたらあの男の人が書いたのかもしれないと思うと、手を伸ばすのをためらってしまった。
ママはいつもと変わらない笑顔で、「メリークリスマス! 開けてみたら?」と言ってくる。ぼくは一瞬だけ迷ったけど、やっぱり小学生のぼくには、プレゼントへの好奇心が勝ってしまった。恐る恐る包装紙をはがすと、中には欲しかったゲームソフトが入っていて、思わず「わぁ!」と声をあげてしまった。だけど、その喜びのあとに、どうしようもない違和感が押し寄せてきた。
プレゼントを受け取ってしまったことは、あの場面を見てしまったぼくにとって、なんだか後ろめたい気持ちになった。結局、あの“サンタ”はぼくのためというより、ママと会うために来ていたんじゃないだろうか。もしかしたら、どこかで「ケンジにはゲームでも渡しておけばいいだろう」なんて考えていたのかもしれない。そんな想像がぐるぐるめぐって、心が苦しくなる。
だからといって、ママに直接問い詰めることなんてできない。そもそも、ぼくが夜中に起きてしまったこと自体を隠しているわけだし、証拠といえば、あのサンタ服とキスの場面を見たぼくの記憶だけだ。ママの笑顔は優しいし、これまでだってぼくのことを大切にしてくれている。だけど……あの夜、確かにぼくは見てしまった。あのサンタはただのファンタジーなんかじゃない。ママが密かに会っている“特別な存在”に違いない。
自分の部屋に戻って、ゲームソフトを手に取りながら、ぼくは一人で考え込んだ。このまま見なかったことにして、来年も再来年も「サンタはほんとうにいるんだ」と思い込みたい気持ちもある。でももう、サンタクロースがただの伝説の存在や、パパやママがこっそり用意しているっていうレベルの話じゃない。実在する男の人で、しかもママと親密な関係にあるという決定的な事実を、ぼくはこの目で見てしまったのだ。
そう思った瞬間、自分の中で何かが壊れたような気がした。今まで純粋に信じていたクリスマスの魔法が、一気に色あせてしまったような。もちろん、ファンタジーのサンタクロースというより、ママが用意してくれる優しさの方が大事だったのかもしれない。けれど、それすらも「不倫」という形で見せつけられてしまったからには、どうやってこの先クリスマスを楽しめばいいのか、ぼくにはもうわからなくなってしまった。
それでも、世間一般のクリスマスはいつも通りやってくる。友達はみんな「サンタがスイッチをくれたんだ!」「サンタさんに大きなぬいぐるみをお願いしてたのが届いたよ!」と楽しそうに話してくる。ぼくも一応、「ゲームソフトをもらったんだ」と自慢げに言ってみたけど、心はちっとも晴れない。
学校の先生が「みんな、サンタさんに何をお願いしたの?」と聞いてきたときにも、ぼくは声をあげて答えられなかった。何か言葉にしようとすると、あの夜の光景がちらついて、言えなくなってしまうんだ。サンタクロースがママにキスをしている姿……誰にも話せない。それを話したら、どんな空気になるのか想像もつかないし、同級生のみんなも先生もどう反応していいのかわからないだろう。
こうして、ぼくは「サンタクロースの正体」を突き止めた。だけど、その代わりに、ぼくが手にしたものは何だったんだろう。ゲームソフトというプレゼントは嬉しいけれど、心の奥底に残っているのは、裏切られたような、でも裏切られたのはパパじゃないのかもしれないという、複雑な感情だった。
パパもいつかは気づくのかもしれない。だけど、もしパパが何も気づかないままぼくとママの三人で暮らしていくとしたら、ぼくはあの夜の秘密を抱えたまま大人になっていくのだろうか。クリスマスのたびに、あのキスの光景を思い出すのだろうか。サンタクロースを見つけたはずなのに、喜びよりも重苦しさの方が大きい。子どものぼくには、このことをどう消化していいのかまったくわからなかった。
でも、ひとつだけ言えるのは、ぼくの知っていたはずの「サンタクロース」はもういないということ。いや、最初から本当は「いなかった」というべきか。今ここにいるのは、赤い服と白いひげを身につけた“ただの大人”であり、ママとキスを交わしている「不倫相手」でしかない。いつか、ぼくがもっと大きくなったら、ママに「どうしてあんなことをしていたの?」って聞けるのかな。そのときには、ぼくはもうクリスマスなんて信じる歳じゃないのかもしれないけれど……。
とにかく、今は誰にも言えない秘密を抱えたまま、ぼくは冬休みを過ごすしかない。ぼくにとってこのクリスマスは、決して忘れられない特別な日になってしまった。みんなが幸せそうにサンタクロースを信じている中で、ぼく一人が全然違うサンタ像を胸に抱えているなんて、想像もしなかったことだ。サンタクロースの正体を突き止めるというのは、こんなにも苦いものなのかと思い知らされた。
気づけば、外は雪が降り始めていて、街はクリスマスの余韻とお正月ムードが混じり合っている。来年のクリスマスには、ぼくはもっと大人になっているかもしれない。でも本当に大人になったとき、この夜の光景をどんなふうに思い返すのだろう? あのサンタの姿は、いったいどう映るのだろう? そんなことを考えても、今のぼくには答えられない。ひょっとしたら、いつかは笑い話になる時がくるのかもしれないし、ずっと重い秘密のまま、心の奥底に沈んだままかもしれない。
とにかく、ぼくはこの冬、ちょっぴり大人になってしまった気がする。もう「サンタさん、プレゼントちょうだい!」と純粋にお願いできる子どもではなくなってしまったから。だけど、もし願い事が許されるなら、ぼくはサンタにこう言いたい。「ほんとうの魔法をかけてほしかった」と。あの夜の出来事が夢だったとしたら、どんなに幸せだっただろう。
結局、ぼくはサンタクロースという夢を失くしてしまった。その代わりに、ママの知られざる一面と、“現実”を手に入れてしまった。こんなクリスマスの真実なんて、知らないほうがよかったのかもしれない。だけど、知ってしまった以上、元に戻る方法はわからない。少なくとも、ぼくの中で「サンタが本当に存在する」というロマンは、もう二度と同じかたちでは戻ってこないのだ。
それでも、時間は過ぎていく。来年のクリスマスには、また同じようにツリーを飾って、ママがケーキを用意して、パパは「残業だ」なんて言いながら仕事に向かって、そして夜中には「サンタ」が訪れるのかもしれない。ただ、その“サンタ”は、誰にも言えない大人の秘密を抱えたサンタだということだけは、ぼくがいちばんよく知っている。
俺はこう聞かれたら「他の人も前世の記憶を持って産まれてきているのだと考えます」と答えるだろう。
君も多分そうなんじゃないのか?
単にそういうのは隠しておくのが普通なだけで、実際には皆前世があるって可能性を考慮しないものなのかな?
実際我々が生きてる現実地球ではテレビで色んな占い師が「貴方の前世は織田信長です」みたいなことをほざいて回っている。
それを見て俺達は自分に前世の記憶がないのでファンタジーだと思っているが、もしも自分が生まれつき前世の記憶を持っていたら「そうなのか!でも皆知らない振りをしているものなんだ!大人が子供に赤ちゃんがキャベツ畑から産まれると自分たちも信じてると語り、サンタさんに手紙を書こうと提案するみたいにだ!」と考えるんじゃないのか?
どうなんだ?
俺はこの辺りの整合性が本当に取れているのか気になってしょうがない。
だってそこが適当だったらもう転生した主人公の気持ちに感情移入なんて出来ないだろう?
皆この辺の感情をどう処理してるんだ?
自分が親になったら親の気持ちが分かるようになるよ、というやつ、私は自分が親になって自分の親の気持ちがどんどん分からなくなっている。
子供の誕生日を祝わないこと、国旗敬礼のときに一人だけ直立不動を取らせること、子供の柔らかいお尻をアクリル板を4枚重ねた自作のムチ棒で叩くこと。
全部私には理解できない。
クリスマスツリーの横にプレゼントを見つけた瞬間、ねぼけまなこだった顔がパッと輝くのを見るのは一年に一度の私にとってのご褒美だ。
クリスマスはキリストの誕生日ではない、そもそも誕生日を祝うべきではないと否定する親の元では、私はサンタクロースの存在を信じることもその逆に疑うことすらもできなかった。
だけどあの当時の自分は間違っていたとも言う。
けれどあの当時はああするしかなかった、仕方なかった、私の苦しみを知らないくせに、私がどんな思いでいたか知らないくせに、と言う。
知らないよ、あなたの苦しみなんて。
自分で選んで入った宗教で、自分の信仰心の強さを証明するために我が子のお尻にみみず腫れを作る人間の気持ちを、みみず腫れを作られて正座すらできなくなる子供時代を過ごした人間に何を推し量れと言うの。
私は自分の子供に毎年サンタからのプレゼントと親からのプレゼントを用意している。
子は文字が書けるようになってからはクリスマスの2週間くらい前にサンタへの手紙を書いて、窓の外に向けてそれを貼ってサンタに読んでもらうようにしている。
今年は「サンタさんへ。わたしはプレゼントはいりません。」という手紙を書いていた。
遠回しにサンタ業終了を通告されてるのか?と思ったりもしたけれど、我が子はサンタの存在は変わらず信じている。らしい。
Eテレに日本人唯一の公認サンタが出演していたのを見て、子は『サンタという職業があり、その人たちが世界中にプレゼントを配っている。人間だから本人は空は飛べないが、空を飛ぶ乗り物に乗るのであれば人間も空を飛べる』という認識でいる。と、思う。かわいい。
24日の夜、一緒に風呂に入り、私より先に風呂を上がった子は洗面所でスキンケアをしている私のところへコップとお椀を持ってきた。
「これでいいかなぁ?」と言う子に「何のこと?」と尋ねると、トナカイはコップだと飲みにくいだろうからお椀なら牛乳飲めるだろうっていう話だった。かわいい。
子はクリスマスツリーの横に小さな折りたたみテーブルを用意して、牛乳を入れたコップとお椀を置き、お椀の横には「トナカイさんへ、このぎゅにゅうのんでいいよ」と手紙を添えていた。
日本人の公認サンタがテレビで『サンタはお菓子をこぼして食べる』言っていたのを見たので、ポケモンのスナックを入れたお皿の下にはティッシュを敷いていた。
玄関からの動線を考えて、「ここにこうやって座って食べるんじゃない?」とテーブルの向きを考えていた。
プレゼントをもらう気はないけれど、サンタをもてなす気持ちはあるらしい。かわいい。
サンタは、「プレゼントはいらないって書いてある手紙は読んだけど、君はいい子だったからちょっとしたプレゼントをあげるよ」という英語のメッセージを書いたサンタクロースのイラスト入りのポストカードと、小さなサンタのぬいぐるみとお菓子のセットを置いていった。
寝起きでそれを見つけた子は喜んだ。
牛乳が減っているのもお菓子がなくなってまわりに食べカスが落ちているのも確認して、私に「見て!」と言って、サンタのぬいぐるみを早く袋から出してほしがった。
サンタのぬいぐるみを膝の上で踊らせ、「これサンタが作ったのかな」と言っていた。
私はあくびをしながら「サンタ来たねぇ、よかったねぇ」と言って、朝食作りに取り掛かった。
そのあといつも通り出社して、同僚とそれぞれの家に来たサンタの話をした。
そして、サンタって親のために来るんですよね、という話もした。
我が子は多分まだサンタを信じていると思うけど、もしかしたらそうじゃないのかもしれない。
だけど、もう少し信じていてほしいなあ、と思う。
私は我が子にサンタ業務をすることで、サンタを信じる余地すら与えられなかった子供時代の私をあやしているのかもしれない。
そう思うと、子に申し訳なさもある。
もう少し信じていてほしいなぁ、と思うのも、もしかしたら健全じゃないのかもしれない。
それも私にはよく分からない。
だけど、私は子が喜んでいる姿を見るのが好きだ。
みじめな思いをしているのは見たくない。
私は子供の頃、「誕生日に何もらった?」「クリスマスプレゼントなんだった?」という話題が、本当に苦手だった。
誕生日おめでとうを言われるのも苦手だった。
メリークリスマスやあけましておめでとうを口にすることには、罪悪感すらあった。
いい子だったらサンタはやってくる、という、幼少期だけ真の理として存在するそれを、信じられる環境にいてほしい。
私は私の子供が大人になったとき、誰かとサンタの思い出を話してあるある話と盛り上がれるような大人になってほしい。
私は今年でサンタになって6年目、サンタがいなかった私の世界にサンタが存在し始めて6年目ということでもある。
そしてサンタがいる世界にやってきて、この世の全てを憎むように子育てしていた私の親のことが、私はいよいよ分からなくなった。
私はサンタのいる現世で生きていくよ。
🤓「知能が足りなくてガイジ、ハッタショ、アスペと言わりぇ、顔もそれ特有の顔、ボキはピエロなんでつ…」
🎅「ふぉっふぉっふぉっ、弱者かつ生まれながらに足りぬ者の悲鳴は聞いてて気持ちいいのう、そんな君にプレゼントじゃぞ」
🤓「さ、サンタさん!いたんだ!」
🤓「え…」
🎅「さあさあ!遠慮せずに!君に組み込んであげよう!君は人より一つ多いみたいだが、もう一つ増えたらきっと良くなる!」
🤓「や、やめてくださ、この余計な染色体のせいでボキは、や、やめ、や、ああああああああああああああああああああ!!」
🌜🤪🌛パカッ
🤪「ウー‼️ウウー‼️」
🎅「ふぉっふぉっふぉっ!悩みとは無縁じゃぞ!メリークリスマス!」
🤪「ヴ‼️ウウウ‼️ウーッ‼️」
読んで思い出したので自分も書く。
うっかりこどもの枕元にプレゼント置き忘れて疲れて寝落ちしてしまったクリスマスの朝、
「おがあざん ぷれぜんど…… なかった…… サンタさん…… きてくれなかった」
ってわんわん泣いて私に報告しにきた娘と息子。
やらかした!と真っ青になりつつ、こども達が泣いてる間にどうにかこっそりベランダにプレゼントを置いて、
「あっ!こんなとこにプレゼントあったよ!サンタさん急いでてここに置いて行ったんだね!」って声かけた。そしたら、ズダダダダ!って物凄い勢いで全力で2Fに駆け上がってきて見つけた時の笑顔といったら。
あった!よかった!よかったよぉぉぉって泣き笑いしながら大喜びしてたわ。
思い出すと、可愛くていじらしくて申し訳なくて、でもちょっと可笑しくて、懐かしくて、泣けてくる。
とうにサンタごっこもやめた今は「好きなもの自分で買うからプレゼントはお金がいい」ってさ。
それはちょっと寂しいけど、この思い出がいまでもあなたたちから私へのクリスマスプレゼントだよ。
大きくなってもきっとずっとずっと毎年思い出すよ。ありがとう。
増田も親業が終わってしまうの、寂しいよね。お疲れ様。増田は私みたいなやらかしはしない良い親さんなんだろうね。
これからは見守ることばかりになりそうだけど、お互いぼちぼちがんばろう。
(続き)
🎄次の日もネコチャン相談室は混雑中。
🐰お次の方どうぞー。
🐱ネコチャン相談室です。クリスマス時期によくあります。あるある案件ですね。まず、家を縮めるか頭を透明にする魔法を検討してくださいニャ!
🐰お次の方どうぞー。
🐙タコなんですけど、プレゼントを包むとき、どうしても自分が絡まっちゃうんです~!
🐱ネコチャン相談室です。クリスマス時期によくあります。あるある案件ですね。脚は3本だけ使って、それ以外はお休みさせるニャ!あとリボンは控えめに。
🐰お次の方どうぞー。
👾宇宙人なんですが、地球のクリスマス風習が複雑すぎて理解できません。
🐱ネコチャン相談室です。クリスマス時期によくあります。あるある案件ですね。とりあえず、ツリーに光るものをつけて踊っておけば地球人は満足するニャ!
🐰お次の方どうぞー。
🐱ネコチャン相談室です。クリスマス時期によくあります。あるある案件ですね。赤い飾りを外してピンクに統一すれば逆におしゃれになるニャ!
🐰お次の方どうぞー。
🍳フライパンなんですが、クリスマスディナーに使われたくないんです!
🐱ネコチャン相談室です。クリスマス時期によくあります。あるある案件ですね。焦げやすいアピールをして、お鍋に主役を譲るニャ!
もともとクリスマスには興味がない。なくなればいいと思っている派だ。
しかし、わが家には10歳の娘がいる。もうサンタさんを信じていないかもしれないが、妻によるとまだ信じているという。
娘の心変わりは早い。クリスマスに欲しい物がころころ変わるから、今年はプレゼントを決めるのが遅れてしまった。
22日にAmazonに注文した。数日前に注文した商品は翌日には届いていたのでぎりぎり間に合うだろう。
娘は自宅に届いた荷物の中身を詮索するのが趣味なので、自宅に届けるとバレるリスクが高い。そのため、近所のロッカーを指定した。すると、23日だった配送日が1日遅くなり24日になった。すこし不安だが、24時まで開いているスーパーの店内だから夜に間に合えばなんとかなる。
24日は、いつ荷物が届くか知りたくて、頻繁に配送状況を確認していた。
24日の午後、配達中のプログレスバーが徐々に長くなってまもなく届きそうな感じだ。
お待たせして申し訳ございません。
は?
ウソだろ?
妻はパニック。Amazonにクレームの電話かけてって。Amazonにそんなことしても意味ないことはわかっている。ヤマトだったら営業所に取りに行くとかできたかもしれないが、だれが配達しているかもわからない。
翌朝、娘のがっかりした顔は見たくない。25日は登校日である。友達とプレゼントの報告をしあうときに泣いてしまうかもしれない。しかたがないから、深夜まで営業しているメガドンキに行ってきて、代替品を買ってきた。
Xで「Amazon 届かない」「Amazon 遅延」を検索すると、同じくがっかりしている親がいっぱいいる。そして役に立たない公式アカウントからのリプライ。
サンタさんは小4までやで
子どもにとってクリスマスと言えばプレゼントだろうが、クリスマスと誕生日が近い家庭は一般的にどう準備しているのだろうか。
うちはプレゼントはどちらか一つという家庭だったので、子どもながらに親の財布の事情かと思ってはいたが。
そうは解釈しても下のきょうだいがクリスマスと誕生日それぞれで貰えていたので未だに自分だけ1回だったのが解せないんだよね。
ちなみにサンタさんがいたのは小学生になるまでの6歳までだった。それ以降はもう親にリクエストして貰う形。
ただ、それも玩具であろうが、どう勉強に有益なのか親を説得する必要があって、
例えば電子系デジタル系の玩具であれば計算が早くなるというふうに。
10歳にもならないうちから理由付けの必要があったのことがもどかしかったプレゼント関連の記憶。
勉強頑張れってことらしい
クリスマスにサンタさんから枯れ木をもらった者です。今でもトラウマです。
朝起きると枕元に紙袋が置いてありました。中を覗くと枯れ木の束と手紙がありました。
手紙を読むと「サンタです。お母さんの言うことを聞かなかったから今回は枯れ木です」と書かれていました。
私はそれを読んで大泣きしました。
可哀想に思ったのか、その後親がプレゼントを買ってくれましたが、やはりトラウマはトラウマです。
自分なりに親の言うことを聞いてがんばっていたつもりだったので、認められなかったんだというショックが大きかったです。
旦那をブン殴って蹴り倒してでも寝てる子供の枕元にプレゼントを置きに行けばいい話。
「お前の成績が悪いからパパがサンタさんを追い返そうとして戦いとなり、お父さんは死んでしまった」
と伝えればいい。