2024年12月08日

FC岐阜観戦記2024 特別編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 和田侑樹・岡本亨也

KYG03_20241207_13563031112/7、神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜×高知ユナイテッドSCとのJ3・JFL入れ替え戦(第2戦)を見に行ってきました
この試合は、ホーム&アウェイの2戦で行われ、第1戦は12/1に香川県丸亀市にあるPikaraスタジアムで高知のホームとして開催しています。その時の結果は1-1のドローで、前半Y.S.C.C.が先制したものの、その後高知が追い付く格好になりました。
今回はY.S.C.C.のホームで開催することから、ドローで終えたY.S.C.C.が優勢だと思われていました。どちらも勝たないといけない状況ではあったものの、仮に引き分けに持ち込まれても、延長戦やPKはホーム側であるY.S.C.C.に有利に展開されるのではないかと思われたからです。ゆえに、高知としては、これまで以上に勝利が必須条件となってしまったのです。総得点数が低いチームがアウェイで1点をもぎ取るのは、かなり難易度の高いものだと思っているので、高知がそれに臆せず戦えるかが焦点になったと思っています。



KYG03_20241207_160656657こちらは、後半開始時に撮った高知側のスタンド高知からのツアーバスが中止になったという話は聞いていたものの、なんのなんの、地元や関東圏などの高知出身者が、これだけ多く来場してくれましたメインスタンドもぎっしりしていましたよ。
この状況は、Y.S.C.C.サイドも同じで、普段開放されないバックスタンドも開放されるほどでした。その結果、この試合は5101人の来場者が来ておりました。けれども、普段からこのくらいの人間を呼べなかったのかとY.S.C.C.の運営には問いたいですね。






KYG03_20241207_165143327試合は、前半から双方緊迫感のある展開を見せるかと思ったら、前半7分、高知の左からのフリーキックをY.S.C.C.が弾いたと思ったら、それが高知の選手の下に飛び、右へ大きく展開。その展開された球を数人のパス回しを経て、今度は中央にクロスその球をこの試合先発になった新谷聖基選手が頭で合わせ、ゴールマウス左隅に吸い込まれました。Y.S.C.C.が第1戦で行った奇襲を今度は高知がやってのけました。シンプルながらもお手本のような鮮やかなクロスからのヘディングシュートで先制となりました。
その後は、Y.S.C.C.が攻撃的になっていったものの、高知が全員で守る従来のプレースタイルが光り、精度の低さもあってシュートが入らない状況に。高知もチャンスは掴むものの、Y.S.C.C.の執念ある守備で追加点を許さないふうになっていました。

しかし、攻守を入れ替えてフレッシュにしたはずのY.S.C.C.の猛攻は実らず、高知は何とかして追加点を入れたい執念が徐々に実を結びそうな状況になった中、アディショナルタイム突入直後に大一番がやって来ました。
高知は、カウンターで前線に球を持っていき、左に出ていた途中交代の内田優晟選手(29番の選手)がY.S.C.C.の狭い守備の間をかいくぐる一閃を放ち、それがキーパー棒立ちになってしまうほど、ややふかし気味だったものの、まっすぐな弾道を描き、ゴールマウス上部に突き刺さっていきました高知にとっては、J参入を決定付ける、Y.S.C.C.にとってはJクラブとしての終焉を示すことになった追加点となりました。しかも、彼は2年目の若手で、この試合が初登場という『持ってる』選手だから、ホントわからない。



KYG03_20241207_165732946そして、そのままタイムアップ。
0-2(2試合合計1-3)で、高知がJ参入を決めました。一方Y.S.C.C.は、いわてグルージャ盛岡に続くJ退会が確定となり、来年はJFLで戦うことになりました。


高知がアウェイながらも90分間を上手く支配していたように思いました。逆境かつ圧倒的不利な中で、自分達のサッカーを貫けたのが大きかったと思いますし、最後まで点を取る姿勢も素晴らしかったと思います。
一方でY.S.C.C.は細かいミスが目立っており、最初の失点は、ショートコーナーで起こしたミスがきっかけだったと思いますし、2点目も最後決めきれなかったことで生じたミスだと思います。たった一つのプレーでガラッと変わるY.S.C.C.の特徴が、今回は悪目立ちしてしまったようです。



KYG03_20241207_165734821遂に高知がJ参入を決めました。
今年のシーズンから独走状況で、首位での参入も夢ではなかったものの、後半失速して、今回の入れ替え戦にまで至ったわけですから、サポーターの人達も焦燥感を味わったのではないのでしょうか。



KYG03_20241207_165916549今回のために作られた、お手製の切符。
途中経由のアイゴッソ高知と高知UトラスターFCというのが、高知県のサッカー事情を表しているとも。

高知県には、元々J参入を目指したアイゴッソ高知と高知UトラスターFCの2チームがあり、お互いが地域リーグ内で潰し合う格好になっていました。そこで、高知県で一つのチームを作るべきだということで、双方を合併して生まれたのが、高知ユナイテッドSCなわけです。チームカラーの赤(えんじ色)はアイゴッソ、緑は高知Uトラスターのチームカラーだったんですね。このあたりは、鹿児島ユナイテッドFCが生まれた過程とよく似ています
2016年に合併後、四国リーグで圧倒していたものの、地域サッカーチャンピオンズリーグでなかなか勝てない中で、2019年に遂にJFL昇格を獲得。しかし全国展開することやコロナ禍で経営面での悪化が目立つようになり、チーム解散の憂き目にも遭いながら、少しずつ成長し、2023年の天皇杯ではJ1のガンバ大阪と横浜FCを下し、ベスト16まで進みました。そして、今年2位で入れ替え戦に進み、J参入を果たしたのです。



KYG03_20241208_080227425このお手製の切符、本物のような切符で作られました。200枚限定配布だったようです。



KYG03_20241207_172100810「祝J3入会!」と書かれた紙弾幕が用意され、集合写真の時に出されました。



KYG03_20241207_172247404選手とスタッフが集合し、勝利の雄たけびを上げる瞬間。
この日は、高知の全選手が来場しており、FC岐阜から期限付き移籍していた和田侑樹選手もいました。ちなみに、プロ契約をしていたのは、その期限付き移籍でやって来た3選手のみで、それ以外の選手(つまり元々高知所属のチーム)は、全てアマチュア契約になり、どこかで働きながら選手活動を行うというふうでプレーしていたのです。



KYG03_20241207_172730750吉田岳史監督の胴上げシーン。
吉田監督は高知県出身で、現役時代は名古屋グランパス・横浜FC・水戸ホーリーホックなどで活躍していたそうです。だから名古屋サポも来ていたのか・・・。そして、ニッパツ三ツ沢球技場は選手時代の思い出の地でもあるのね。



KYG03_20241207_1207173111一方のY.S.C.C.サイドは、お通夜状態最後は選手や監督がゴール裏に来たそうですけど、怒号に近いエールが飛んでいたらしい。スタジアムDJの1年でJリーグに戻ろうと訴えたものの、平均観客動員数が2000人を越えない中で、本当に戻れるのかが心配ですね・・・。だから5101人来たのに驚かされたわけですけど、半数が高知のサポーターだったとしても、2500人くらいは呼べる実力はあるのですから、普段からこの営業活動を行ってほしいよねぇ・・・。



これで、来年のJ3は栃木シティFCと高知が参入を決め、ザスパクサツ群馬・栃木SC・鹿児島がJ3降格となります。勢いのあるチームと実力のあるチームがやって来ることもあり、来年も激戦が予想されますが、大宮アルディージャのように頭一つ飛び抜けたチームは無いため、団子レースになる可能性もあります。そうなると、選手の個性よりも集団で組織的に戦えるチームになるかだと思います。その点では、高知は有利に働くかもしれませんが、運営面での問題は、まだ完全に払しょくできていないため、今後運営面で安定を図れるのか気掛かりではあります。


来年、高知に行けるのはうれしい反面、アクセス大丈夫かなとか日程大丈夫かなという不安もあります。しかし、今は高知のJ参入を喜ぼうではありませんか。高知ユナイテッドSCの皆様、J参入おめでとうございます。来年の活躍を期待しています。


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Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)

2024年11月19日

【J3】初の入れ替え戦が、とんでもないことに【JFL】

J3の19位がY.S.C.C.横浜に、JFLの2位が高知ユナイテッドSCに決まったことにより、史上初のJ3・JFL入れ替え戦が開催される運びとなりました。
1戦目が12/1にJFLのホームで開催し、2戦目が12/8にJ3のホームで開催となるホーム&アウェイ方式となります。両方勝てばいいんですけど、双方引き分けないしは1勝1敗になった場合は、以下の通りになるそうです。


  1. 2試合の得失点差

  2. 第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦

  3. 同じくPK戦(各チーム5人ずつで行い、勝敗が決定しない場合は、1人ずつ蹴り合うサドンデス方式)



得失点差は、例えば1試合目でJ3のチームが1-0で勝ったとしても、2試合目でJ3のチームが1-2で負けて1勝1敗になっても、総得点で見ると、2-3となって、JFLチームの方がJ参入となるという意味になるのでしょう。できることなら、複数得点で勝つというのが求められそうです。
問題なのは、得失点差で決まらない場合で、延長戦以降は、J3チームのホームで行われるので、事実上J3のチームが有利になるのです。JFLチームとしては、先述の展開が必須になるわけです。


そんな入れ替え戦の会場ですが、高知にとってはかなり苦しいことになりました。何と高知のホームが、香川県丸亀市にあるPikaraスタジアムになったのです。そう、カマタマーレ讃岐のホームになっているあのスタジアムです。
何で春野総合運動公園陸上競技場で開催できないのか。答えは簡単で、その日にHi-Six(エフエム高知)主催のマラソン大会が開催されることになっており、あらかじめ抑えられていたんですね。夏の段階で決まっていたのなら、まさか入れ替え戦まで・・・とは想定してない順位だっただけに、見通しの甘さが出てしまいましたね。
じゃあナイトマッチならと思ったら、実は今回の入れ替え戦は、Jリーグが主催の大会なので、J規格が求められるという側面もあり、春野総合運動公園陸上競技場では、照明の基準(1500ルクス以上)が満たされないということなので、できないんですよ・・・。この照明基準は、シーズン終了後に改善される運びだったため、こちらも見通しの甘さがあったのかなと悔やまれます。それでも、高知とはいえ寒い中での開催、かなりキツい試合になっただろうなぁ・・・。
そう思っても、やはりPikaraスタジアムでやるのは、高知には不利Y.S.C.C.は讃岐との試合で何回もやって来ているので、ある程度の特性を知っているはず芝に関しては悪くはないと思うので、Y.S.C.C.が普段通りのサッカーをやれれば、高知を蹂躙してしまう可能性もあります。
それでも、讃岐のサポーターがボランティアでスタジアムのごみ拾いなどの活動を行うとのことで、高知の運営に対してサポートしてくれるようですし、恐らく讃岐の運営が試合運営のノウハウ(特にシャトルバスなど)を伝授してくれるかもしれません。また、中国・四国のJチームのサポーターは、高知のJ参入を望んでおり、Jリーグ空白県ということもあって、近場のアウェイが無くなる関東圏のチームを除いて、大方高知参入を望んでいるようです。今回会場を貸し出す讃岐のサポーターは、土讃線ダービーだと息巻いている人もいるそうで・・・。FC今治がJ2に昇格してしまっただけに、J3が讃岐だけになってしまったら、近くのチームが中国地方(鳥取県)のガイナーレ鳥取だけになってしまいますからね・・・。

ちなみに、入れ替え戦が行われるのは3回目で、最初は当時JFLに所属していた讃岐がJ2に所属していた鳥取との入れ替え戦で使用しています。奇しくも今回と同じ日程で行われたJ2・JFL入れ替え戦というプロ・アマ入れ替え戦だったんですけど、この入れ替え戦が始まる前にJ3設立が決まったため、実際はJ2・J3入れ替え戦になっていました。この時は1-1・0-1で讃岐が合計2点・鳥取が同じく1点取ったため、讃岐のJ2参入、鳥取のJ3降格が決まりました。
その翌年にJ2で21位に終わった讃岐がJ3で2位になったAC長野パルセイロを迎える形で戦うこととなったものの、讃岐が長野を下しています


入れ替え戦の聖地とも言えるPikaraスタジアムで、ジャイアントキリングとJ2の意地を見せた讃岐の力を高知は拝借できるか、それとも何度も戦ったPikaraスタジアムゆえに特性を知り尽くしていると思われるY.S.C.C.が最後まで優勢に運べるか。運命の試合まで、残り2週間弱。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2024年08月28日

FC岐阜観戦記2024 第12節 おまけ おかしい、もっと紹介できたはず

さて、ここからは、先日長良川競技場で行われたFC岐阜×Y.S.C.C.横浜戦のスタジアムグルメの紹介・・・をしていくのですが、思った以上に少なかったぞ(汗)。もっと食べてた気がしたけど、紹介できるのは、わずかだった(爆)。


KYG03_20240825_155731388それでもやるぞ!<もう見切り発車感バリバリだな。


一つ目は、中華料理しょうりゅうの「焼き小籠包」。中華料理では、お馴染みの一品ですね。



アッツアツのを出されるのではないかとヒヤヒヤしたのですが、食べる時には丁度いい熱さになっていてよかったよかった。
で、肝心の味は、中のスープが肉の旨味と渾然一体になっていて、濃い味わいになっていました。皮はモチパリになっていて、なかなかよかったです。アッツアツならもっと美味かったんだろうなぁ・・・。


KYG03_20240825_160105236もう一つは、キリンタスの「飛騨牛生フランク」随分前にあったのは、ここのだったのだろうか。



味は、塩味だったのか、結構塩気のあるものになっていて、そこにコショウのパンチが来たというふうかな。それでいて、牛肉の味わいが噛んだだけですぐにわかるのだから、今回のは牛100%なんじゃないかと思ったほど。飛騨牛100%なのかは知らん(ギャハ)。


KYG03_20240825_141024583さすがにこれだけでは・・・と思い、行きに頂いたものも紹介。


ベルマートキオスクで買ってきた「2種のサラダサンド」というものです。
左はコールスローサラダにハムとレタスを挟んだもの、右はブロッコリー入りポテトサラダにボイルした人参を挟んだものになっています。



こちらは、コールスローサラダが入っているからか、シャキシャキと程よい酸味があり、そこに塩気の利いたハムのバランスのいい左側の方が、圧倒的に美味い右側も美味いんだけど、なかなか個性の弱い者同士が集まっているので、寝ぼけたような味わいなのよね。もっとパンチを利かせてもよかったんじゃないかなと思ったけど、左側があるから右側のはそこまで際立たせなくともというふうになったのかもしれない。


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Posted by alexey_calvanov at 22:57Comments(0)

2024年08月26日

FC岐阜観戦記2024 第12節 獅子よ、目覚めの時です

FC岐阜、昨日はY.S.C.C.横浜と戦いました。
ホームで勝ったのはいつのことだったか。調べてみると、3/24のいわてグルージャ盛岡戦が最後となっています。それ以降の勝利は全てアウェイ。こんなことってあるのと言いたくなるくらい、ホームで全く勝てていません。順位も13位に落ち込み、下の方が見え始めてきた状況でもあります。
そして迎えたこの試合、前回の試合で勝ったアウェイの試合の一つです。ここで勝てないと、正直どこにも勝てないという気持ちで挑まないといけないと思っています。下が見えてきた今だからこそ、ここで勝たないとズルズルと引き込まれるんだという気持ちで挑みたいものです。


KYG03_20240825_155409977今日の試合は、8/21に誕生日を迎えたギッフィーの誕生祭も兼ねていました。おめでとうギッフィー。






KYG03_20240825_205823688試合は、久しぶりに岐阜が大暴れになりました。年に一回ホームかアウェイのどちらかで起こるガチャの大当たりのような残虐ショー・・・なんだろうけど、今回を含め、これまでの試合展開を見ていると、そう思えないんだよなぁ(苦笑)。
ただ、入り方は悪くなかったと思いますし、嫌らしいパスを通されたりはしたものの、押されているという雰囲気はあまり無かったように思います。新加入の選手が絡んだディフェンダー陣が健闘したのかなと。実は、甲斐健太郎選手が累積警告で出場停止処分を食らっていただけに、守備の面では心配だったんですね・・・。


そして、今回の残虐ショーの先鋒は、前半26分の粟飯原尚平選手ヴィッセル神戸から期限付き移籍でやって来た寺阪尚悟選手からのクロスを一旦は相手選手が止めるものの、岐阜の選手に囲まれて、最終的に粟飯原選手に奪われる格好に。間髪入れずに左足で振り抜き、先制点となりました。

次鋒は、その2分後に現れます。水野泰輔選手からの縦パスが粟飯原選手に通った。そこで打ってくるのかと思ったら、『珍しくいた(粟飯原選手談)』という庄司悦大選手にパスこれを冷静に流し込んで2点目(ゴールとしては2022年以来2年ぶり)となりました。俗にいうプレゼントパスというものらしいですが、これを見るのは2018年の古橋亨梧選手から難波宏明さんに回したあの時以来だ。もしや・・・と思ったけど、今は止めておこう(汗)。

その後、Y.S.C.C.が息を吹き返し、オニエ・オゴチュクウ選手に入れられてしまうものの、ここで『2-0は危険なスコア』という文句に流されずに、自分達のプレーをやってのけたのが大きかった
この後、前半終了間際(45+3分)に中将が現れます新垣貴之選手のフリーキックに寺阪選手が頭で合わせてゴールインですよ。彼自身Jリーグで初めての得点が、試合を運命付けるものとなりました。これはY.S.C.C.に与えた精神的ダメージが大きかっただろうなぁ・・・。


後半に入ってからは、岐阜もY.S.C.C.も暑さから動きが停滞していた状況。試合前に降った雨でピッチコンディションもよくなかったでしょうから、やりにくさで疲労もピークに達したことでしょう。そんな中で、眠れる獅子だった藤岡浩介選手が後半25(70)分に投入されました。
その藤岡選手がフィニッシャー(副将・大将)になったのです。まずは後半30(75)分、遠藤元一選手→庄司選手→水野選手と小刻みにパスが回り、水野選手が前方にいた藤岡選手に大きくポーンと縦パスを出したオフサイドになるかならないかのラインで藤岡選手が受け取って、そのまま飛び出すと、右足で大きく振り抜いたボールは、弧を描きながら、ゴールマウス右隅右側のネットに当たって入った!ものすごく取りにくい位置に打ち込む芸術的なシュートで、『藤岡浩介、ここにあり』と存在感を示しました田口裕也選手がツエーゲン金沢に移籍したことをチャンスと言わんがばかりに(ニヤニヤ)。

そこから、最終盤に勇猛果敢に攻め込んだ藤岡選手が、ペナルティエリア内でキーパーの岡本道也選手によるPKをもらう結果になり、そのまま蹴り込んで得点に。実に2022年以来の2ケタ得点になると同時に、彼がトップ下では機能しなかったことを意味する得点にもなってしまいましたとさ(ギャハ)。もうトップ下は粟飯原選手に任せよう


なお、今回ホームでの勝利は先述の試合以来、5ヶ月ぶりになりました。そして、今シーズン初のダブルゲット。かつ観客動員の少ない試合は、何かが起こる(一番印象的だったのは、レオナルド・ロシャのコーナーキックが、バナナシュートになってダイレクトインした試合(爆))ということを改めて立証した気がします。



KYG03_20240825_210422518ということで、MOMは2点目を決めた庄司選手(右)になるものだと思っていたんですが、こうもすごい試合になってしまったからね・・・。



KYG03_20240825_210430152こうなっちゃうと、眠れる獅子が目覚めたと思って、藤岡選手を推すしかないだろうと言いたくなるのもわかります
まだモヤモヤが残っているから、写真がいいふうに写ってないというふうではないぞ(ギャハ)。



とまぁ、ここまでいいふうに書いていますが、実際のところ、Y.S.C.C.の拙攻・拙守に助けられた感もあるのは事実で、Y.S.C.C.がポテンシャルを発揮して試合に勤しんでいたら、2-2ないしは逆転負けを食らってもおかしくない展開でした。このチームは、誰が監督になっても、たった一つのプレーでガラッと変わるところだと思ってますけど、今回は稚拙なプレーの積み重ねで自滅してしまったのかなと思います。これはウチにも言えることで、特にここ最近の負けは、稚拙なプレーの積み重ねで負けていたんですよ。これを今回は起こさなかったことだけは評価したいと思います。それでも正直今回の勝ちでは、まだ信用・確信ができない
だからこそ、次の試合、ホームになる松本山雅FC戦で、どんな形であれ、勝ちを得られれば、ウチのスタイルができたんだなと確信を持て、ホンモノだと思うんです。そうなるように、次も全力で挑んで下さい。今の松本山雅は、それほど恐ろしいチームではないはず。前回勝てたのですから、今回もやれるはずです。
・・・と書いてはいるけれど、台風10号の動きによっては、平日開催になりかねないんだよなぁ(泣)。台風が足早に過ぎてくれますように。


あ、スタグルは都合により次回(ギャハ)。


残り試合は13。プレーオフ進出までの勝ち点差は6、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は14。


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)

2024年06月16日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その9 夜空(そら)が涙をこらえきれなかったほど

FC岐阜、昨日は神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と戦いました。
あれからどれくらい経ったのだろう・・・と長渕剛さんの♪乾杯の一節じゃないですけど、そう言いたくなるほど岐阜は長らく勝っていません足掛け2ヶ月強、実に9試合勝ちから遠ざかっています(5敗4分)。天皇杯を挟んでいるので、あくまでリーグ戦だけですけど、ここまで長く勝っていないとのことで、チームワースト記録にもなったそうです。
そして、この試合は先述した天皇杯を挟んで挑むことになっています。Y.S.C.C.は休養十分で挑むのに対し、岐阜はサブ組メインで挑んだ天皇杯の後とはいえ、中2日しかありません。しかも横浜・F・マリノスに対し、最終盤に追い付かれ、PKで負けるという精神的にも堪える負け方をしており、メンタル面で回復できているのかも心配になってきます。


さて、朝早くから東京に着いて、本来ならキックオフ2時間前に着くスケジュールで来たはずなのに、少し思惑がずれたことで、結果的にキックオフギリギリの時間に着いてしまったとさ(苦笑)。やっぱり、豊洲に行く・登戸に行く・ぼっちのパネルコンプは盛り過ぎたか(ニヤニヤ)。
だから、ニッパツでのスタメシは全くもって期待しておらず、小田急内で食べてきて正解だったと思ったけど、ハーフタイムで営業終了・1222人しか観客がいなかったとはいえ、メイン席側の売店がハーフタイムでほぼ完売なのは、何ともはや・・・残っていたのはチーズケーキだけだもんなぁ(汗)ホーム側の売店がどうだったのかはわかりませんけど、状況はほぼ同じだったかもしれない。





KYG03_20240615_192339820試合開始前から雨がぽつぽつと降り出し、前日発表の天気予報とは全く違うことに最近の天気予報の精度が落ちてきているなぁと思いながら見ておりました。
はっきり言ってしまえば、Y.S.C.C.に主導権を握られっぱなしの試合でした。それでもY.S.C.C.に完全に流れが行かなかったのは、相手側のシュート精度が酷かったからかもしれません。ホント面白いくらいに決まらないウチはほとんどシュートを打たないでもどかしいと思っている中で、Y.S.C.C.のサポーターは何でこんなに打って入らないのともどかしく思っているのでしょうな(汗)。それもそのはず、この日の試合のシュート数、岐阜は6本に対しY.S.C.C.が14本なんですよね・・・。明らかに精度の悪いY.S.C.C.。
そんな天気予報の精度の悪さとシュートの精度の悪さが因果関係でも引き起こしているのかと思いながら、見ていた後半18(63)分、左ウィングでパス回しをして相手の動向を窺うと、北龍磨選手が左隅に抜け出すと見せ掛けて、田口裕也選手にパスを回す。その間にボールを追い掛けようとした荒木大吾選手がペナルティエリア内に倒れた中でも主審は笛を吹かず試合を続行(恐らく岐阜のアドバンテージがあるので吹かなかったのだろうけど、明らかにY.S.C.C.びいきの目立つ主審だったから、Y.S.C.C.にファウルを取らせたくないとも見えるので、何とも(苦笑))。そんなこともあって、田口選手は相手選手をかわしながらもシュートチャンスを見出し、見事先制点を挙げました

写真は、ゴール裏に駆け寄ってきた田口選手(右端)達。コアサポの面々とアツいハイタッチを交わしていました。脱臼するなよ(ニヤニヤ)。<野球の門田博光さんじゃないんだから(苦笑)。



しかし、喜びもつかの間。後半31(76)分にY.S.C.C.の菊井篤資選手に見事なまでのゴラッソを決められてしまいます。選手が戻り切れなかったこともあるのでしょうけど、あの距離から左隅に決める精度の高さにあっぱれですよ・・・。ここだけ見ると、またY.S.C.C.はたった一つのプレーでガラッと変えてしまうのではないかと危惧しておりました。


KYG03_20240615_194940112そんな悪い雰囲気を一気に消し飛ばしてくれたのが、途中交代で出場した粟飯原尚平選手。

後半44(89)分、アディショナルタイム突入寸前の中、上田智樹選手のゴールキックから始まったプレーは、同じく途中出場の野澤陸選手を経て、石田崚真選手に。石田選手は縦ポンのロングボールを放つと、イ・ヨンジェ→松本歩夢→粟飯原の途中交代組でパス回しを図り、相手に詰め寄られているのもあって、右隅でフリーになっていたイ選手に再び回します
右サイドに駆け上がったイ選手はクロスを展開し、Y.S.C.C.の選手に弾かれるものの、いいところにボールは巡り、駆け上がってきた北選手が回収し、そのままシュートを選択その球がこのままだと枠外に外れると思ったのか、粟飯原選手が頭で軌道修正を図ったのが、見事に左枠隅に吸い込まれ、決勝点となりました。実に3/31以来の4得点目(意外に思われるが、まだ4得点目なのだ)、そう最後に勝った3/31の松本山雅FC戦以来の得点で勝利を引き寄せたのです。あの時はアディショナルタイム最中だったけど、粟飯原選手は(終盤に)何かを起こすジョーカーのような役割を果たす選手に成長したんだなぁ。まるで2017年の難波宏明さんのような活躍ですわ。あの時のナンチャンは神懸っていましたからね・・・。

皆が去るシーンになってしまった写真をここに出しておきますね(泣)。左端の24番の選手が粟飯原選手ですが、この写真だけ見ると、何かやらかして落ち込んでる姿にしか見えない(苦笑)。



KYG03_20240615_195714290結果として、松本山雅戦以来の勝利。粟飯原選手が長いトンネルを抜け出させるシュートを放ったことで、もたらされました。ぽつぽつ程度だった雨が、この時ばかりは雨粒がはっきりわかるほどの雨になっていました。夜空が歓喜の涙で祝福してくれたんだと思うと、雨も悪くないね。



KYG03_20240615_200136446試合終了後にやって来た選手の代表として田口選手がトラメガ持って感謝の言葉を述べていました。
0-1だったら、田口選手がMOMなんだろうけど、今回は違うのよね(ニヤニヤ)。

ところで、田口選手は今回の試合で8得点目。ルーキーイヤーの点数に並び、キャリアハイタイ(2年目の得点数)まであと1得点。前半戦終了まで残り2試合あるので、前半戦終了まで2ケタ得点も十分狙えます。岐阜のJ2昇格のためにも、藤岡浩介選手と共に両輪となって活躍を願うばかりです。



KYG03_20240615_200410410そして、ヒーローインタビュー後にやって来た粟飯原選手。先程も書きましたけど、ミスタージョーカーというふうに呼んでもふさわしい活躍を見せてくれていまよ。
なお、トラメガを渡された時、サイレンを鳴らしてしまい驚愕する(爆)。持ってるなぁ(ギャハ)。



KYG03_20240615_200247205の間には、岡本享也選手がやって来ました。この日はスタメンで出場していました。児玉潤選手が北海道コンサドーレ札幌に電撃移籍したことで巡ってきたチャンスですね。
悔しい逆転負けの中でも来てくれました。もちろん、そんな岡本選手を讃えるのも兼ねて、ゴール裏のサポーターは温かく迎えておりました。是非とも、このままレギュラーで出場してほしいものです。



実に2ヶ月以上ぶりの勝利に酔いしれる岐阜ですが、この勝ちを生かすためにも、次のアウェイ・ガイナーレ鳥取戦は負けるわけにはいきません
相手は和歌山県で行われたFC大阪戦を逆転で落とし、引き分けを挟んで5連敗と調子も悪いです。ここで相手を叩ければ、再び上昇気流に乗ることができるでしょう。そうなれば、再びホームに帰ってくる、前半戦最終戦・岐阜市民総力戦にもなるヴァンラーレ八戸戦に意気揚々と挑めると思います。


ケガ人が多くて苦労した時期もありましたけど、大ケガになった茂木秀選手以外は何とか帰って来れそうです。とはいえ、ここは全員での総力戦で難局を戦い抜きましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 21:22Comments(0)

2024年06月15日

長いトンネルを抜けた!

神奈川県横浜市にあるニッパツ三ツ沢球技場で行われたY.S.C.C.横浜×FC岐阜の試合は、1-2で逆転勝ちを収めました!

主導権をY.S.C.C.に握られっ放しな中、少ないチャンスをモノにした今日の岐阜イレブンは、よく頑張った。中でも途中出場の粟飯原尚平選手のジョーカーっぷりが際立った。困った時の粟飯原、かつて同じ背番号を背負った難波宏明さんと風貌が似てきたように思えてなりません。
そして、コルリの感極まった姿にもらい泣きしそうでしたよ。ホント長くて苦労して、時に怒りをぶちまけて選手を鼓舞してました。


今回の勝ちを次に生かせるかは、これまたアウェイになるガイナーレ鳥取戦にかかってくるでしょう。調子を落としているとはいえ、気の抜けない相手。会うでも圧倒するんだという気概を持って挑んでほしいです。


・・・いやぁ、勝ってよかった(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 20:42Comments(0)

2023年08月29日

【このチームも】また出た解任劇【仕方ないかな】

昨日、AC長野パルセイロのシュタルフ・悠紀・リヒャルト元監督が解任された話をしましたけど、この流れに乗ったのか、また下位のチームで解任劇が起こりました


Y.S.C.C.横浜は、星野敬監督を解任したそうです。


星川監督は、選手引退後は、女子サッカーの監督をメインに行っておりました。日テレ・ベレーザ(現在の日テレ・東京ヴェルディベレーザ)やINAC神戸で活動し、特にINAC神戸では、なでしこリーグを2度制覇、復帰後の1年目にはWEリーグ初代王者に輝いています。

女子サッカーでの輝かしい成績を引っ下げて、初めて男子サッカーの監督で挑んだのですけど、初年度は途中就任ながら18位に終わり、2年目になった今年も、序盤から低空飛行第3節~第8節まではJFL強制入れ替えに繋がる最下位に沈むなど、沈み具合が半端ない状況になっていました。その後連勝を重ね、盛り返すものの、すぐに鎮静化再び下降線をたどるようになっていました。そして、前節(第24節)敗戦したことで、18位となり、JFL入れ替え戦となる19位に勝ち点4差、JFL強制入れ替えになる最下位に7差と詰められていました。


星川監督には、してやられていますからね・・・。5月の時には4連敗になる負けを食らい、居残り(監督の方針を窺う)のきっかけになりましたし、7月の時には何もできずに負けてしまって、ダブルを食らうという有様。恐らくY.S.C.C.が持ってる唯一のダブルなんですよね・・・。なので、個人的には、まさかの部分もありますけど、順位的に見ると仕方ないのかと思えてなりません。

こちらも後任監督が決まらない中での解任劇になりました。長野に関しては、つい先日までFC今治を率いていた髙木利己元監督が監督に就任したとのこと。この流れで行けば、一昨年までY.S.C.C.で監督をしていたシュタルフ監督かな・・・と思ってたら、本人が否定したそうな。そうなると、ガイナーレ鳥取で監督を務めていた金鍾成元監督か、鹿児島ユナイテッドFCで監督を務めていた大嶽直人元監督辺りが候補になるんじゃないかなとも。J3の経験も豊富ですし、金元監督ならFC琉球で優勝経験があるし、大嶽元監督なら女子サッカー監督の経験があるところは星川元監督との共通点にはある。もちろん、それ以外のところから招へいする可能性もあるので何とも言えませんが、資金力は乏しいチーム、どこまでいい監督を引っ張れるのか・・・。


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2023年07月31日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その10 反動未だ止まず

FC岐阜、昨日は神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と戦いました。
この試合も、どちらも○試合未勝利というふうで、Y.S.C.C.は6試合未勝利(3分3敗)とのこと。アスルクラロ沼津にボロ負けしたのをきっかけにウノゼロ・引き分け・逆転負けの満漢全席です。引き分けはスコアレスドローもやっているので、役満かもしれない(苦笑)。
岐阜も4試合未勝利。7月の声を聞いた途端に、いわてグルージャ盛岡に引き分け(スコアレスドロー)、奈良クラブにウノゼロ、FC今治とAC長野パルセイロに引き分けの3分1敗逆転負けが無いだけマシではあるものの、内容は至って悪い決定力が無い試合は相手に攻撃パターンを読まれているか守備の硬さにやられている。一方でスコアを取ってのドローは、守備に緩慢さが出て失点、悪く言えば気を抜いてしまったのではないかという失点劇なので、噛み合ってないなぁという印象よかった時の前半の早いうちに先制をし、後はきっちり守って終わるができてないんですよね・・・。夏の暑さが原因なのか、それともそれ以外に何かあるのか。後半戦初戦にになるこの試合で見極められればと思います。


SOG03_142400今回は、横浜市営バスで宮ヶ谷(みやがや)の停留所から。
ニッパツ三ツ沢球技場の最寄りのバス停は、三ツ沢総合グランド入口なんですが、停留所から少し歩かないといけないので、少々大変
ところが宮ヶ谷の停留所から下りると、ニッパツの大型ビジョンが目の前に・・・となるんですけど、入れるのはもう少し先の方まで歩かないといけないので、三ッ沢総合グランド入口ほどじゃないけど、まま歩かされるのよね。そう考えると、その1個前になる市民病院の停留所なら、宮ヶ谷と三ツ沢総合グランド入口のほぼ中間地点になり、メインとホームゴール裏しか入れない仕様になっていることを考えると、市民病院の停留所が一番便利かもしれないと、今地図を見て思うのだった(爆)。<はいはい、備忘録備忘録。



SOG03_142550そして、残念なお知らせ。
ニッパツ三ツ沢球技場は、あくまで横浜FCのホームグラウンドなのです(汗)。横浜市営地下鉄ブルーラインの三ッ沢上町駅(ニッパツ三ツ沢球技場の最寄り駅)では、横浜・F・マリノスのエンブレムが掲げられた広告があるので、もうY.S.C.C.は蚊帳の外かつゲスト扱い(泣)。<だけどYOKOHAMAなんだよ、Y.S.C.C.は。
・・・五木ひろしさんの歌う♪だけどYOKOHAMAの歌詞には、Y.S.C.C.の本拠地がある本牧(ほんもく)が入ってるのよね。



SOG03_145432去年誕生したハマピィが炎天下の中やって来てくれました。オカピを父に持ち、ペガサスを母に持つ彼には、カモメの羽が生えているという不思議生物(爆)。なお、カモメは横浜市の鳥なのだそうな。
・・・カメラを向けると、決めポーズをするだなんて。さては、オマエはガクモンだな!?<中の人などいない!



SOG03_150859そんなニッパツ三ツ沢球技場でのスタメシ。去年は開幕戦ということで人でごった返しており、買うに買えなかった思い出(泣)。なので、今年が初めての紹介。縁日と称してホームゴール裏でもやっていたので、意外に多かった印象。
今回はメイン内にある店で「麻婆丼」(左)と「チキンフィレスパイシー」(右)を買いました
「麻婆丼」は、横濱龍宮軒というお店で作られたものらしい。「チキンフィレスパイシー」も同じところかもしれないと思ったのは、日産スタジアムに同じ店が出店しているのを確認したから(ニヤニヤ)。



SOG03_150915「麻婆丼」の中は、こんなふう。



「麻婆丼」は、あまり辛くなく、誰もが食べられそうなオーソドックスな仕上がり。店内調理じゃないので、どうしてもご飯がやや硬くなってきてましたね。それでも悪い仕上がりではなかったし、十分美味しかったです。

「チキンフィレスパイシー」は、食べた瞬間に旨辛な味わいと肉汁あふれる仕上がりに。シンプルに美味い(ニヤニヤ)。これ「ファミチキ」だろ(ギャハ)。<違います。


この日は、某サイトの管理人を誘っていきました。関東圏のアウェイは、この試合と9月にあるSC相模原しかないので、どっちにすると事前に話していたのです。そうしたら、この試合をチョイスしたという次第。無理言って16時より前の方がいいと言った手前もあるので、土産をたくさん持たせました(爆)。<それはワイロって言うんじゃないのか?
ちなみに、F1で着る時の服で参上した某サイトの管理人今度は緑のユニフォームを着て来ると言って、どこぞのF1チームの服を見せてきた(苦笑)。サポーターの面々に怒られるぞ(汗)。せめて、今年の限定ユニフォーム(関ヶ原合戦のアレ)でお願いします(ニヤニヤ)。あれならF1で着てもものすごく目立つし、海外の人にも大ウケだよ(ギャハ)。





SOG03_190001そんな私にとっての接待試合になったこの試合、非常に申し訳ないと思える内容になりました。


前半からY.S.C.C.が飛ばしている印象があったんですけど、ウチの攻撃が攻撃になっていないシュートまで持ち込める展開が少ないのと、打ったシュートが正面か枠外の2択状態サイドを突くとか意表を突くとかのバリエーションがあまり無いので、見ていてイラつきを覚える感じですかね・・・。
後半になってもY.S.C.C.の勢いがあまり落ちてこない。昼は暑かったけど、夕方になってから涼しい風が吹いていた気候だったので、その涼しさを見越したプレーを図っていたのかと思ってたら、遂に波状攻撃で突破しつこくねちっこいプレーで一瞬の隙を突かれ失点したのは痛かった。あそこを守り切れというのは酷かもしれないけど、この暑い時期だからこそ、集中を切らしたら負けに繋がることを忘れないでほしい

柏木陽介選手や田口裕也選手を入れてからギアを上げていったものの、万事休す。相変わらず決定力が向上せず、Y.S.C.C.に逃げ切られてしまいました。
実は、試合前にY.S.C.C.のサポーターがお気持ち弾幕を出していたので、彼らが発する並々ならぬものを感じ取ったのかもしれませんホームジャックされていたのに、勝ちまで持ってきたのですから。



守備がいいという状況だったからこそ、攻撃(決定力)を磨かないと、今回のようなコツコツとヒビを入れられて決壊する事態になった時、非常にもろいチームになってしまう。繰り返しになりますが、決定力を何とかせいと。前を常に向いてゴールを奪うくらいの気持ちを持ってほしいし、攻撃はバリエーションを付けないといけないことを痛感したでしょうもうサイド攻撃は通じにくくなっていると思います。新たな一手を用意しましょう。


7月勝てない状態で終了したのと不甲斐無い部分が垣間見えたことでサポーターの怒りが少し漏れ伝わってきました。この状況を見て、某サイトの管理人いわく、サッカーは怖いと言っていたのがまた印象的でした。同じく彼の述べていた負けてもサポーターの前に行かないといけないのかという言葉も印象的なもので、これに関してはサッカーを見始めた時には思っていたものの、今は負けても来るのは当たり前だと思っていたので、そう言われればと思いましたね。
負けても行くのは、サポーターのガス抜きもあるのでしょうけど、真剣に向かい合っているんだという意味合いもあるんだと思います。サッカーはサポーターとの信頼とコミュニケーションと一体感が重要なんだと思っておりまして(もちろん私論)試合数が少ないので、1つ1つの試合が重要ゆえに、サポーターとの向き合いは非常に大事だと思うんです。彼らの力で勝てた試合もあるからこそ、負けてもサポーターの前に向かっていくのだと思います。行かなければ、もっと激しく燃えるでしょうから・・・。そこが野球との違いなんでしょうね。まぁ野球も長い連敗になれば、ファンが選手や監督に向かって生卵投げることもあるし(苦笑)


SOG03_190806試合後に岡本享也選手がやって来た。向こう側ヘは、ンドカ・チャールス選手が向かっている。これもサッカー独特のものだよねと、某サイトの管理人と話しているのは言うまでもない。

そういえば、ハーフタイム中に小野悠斗さんがやって来ていたようで。某サイトの管理人は(ちゃっかり(笑))写真に収めていた。うらやましい。
小野さんは、今年(しかも今月)引退したんだ・・・。タイでJ復帰を願いながらプレーしていたと思うと、ホントにご苦労様でしたと。地元が横須賀市なので、実家に住んでいるんでしょうね。



この不安に陥った状況下で、8月最初の試合を迎えることになるとは。そして相手が首位にいる愛媛FCJ2時代から何かと苦手にしている印象のあるチームなので、ここをどう乗り切るかで、今年の状況が決定してしまうのではと思っています。既に悪い意味での分水嶺なっているので、愛媛には何とか勝って軌道修正を図りたいです。何せ、愛媛戦の後は今治とアウェイで戦わないといけない短い期間なので、相手もウチの状況を知り尽くしているわけです。こうすれば勝てるという戦略を練っていると思うと、愛媛で軌道修正を図れなければ、ズルズル負の連鎖に引き込まれるだろうなぁ・・・。


残り試合18。J2昇格への勝ち点差は9。


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2023年07月30日

ショックで何も言えない・・・

神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場で開催されたY.S.C.C.横浜×FC岐阜との試合は、1-0でY.S.C.C.が勝ちました・・・。


守備が悪いわけじゃない。決定機に決められないだけじゃなく、シュートが打てないのが悪いのです。相手がウチの動きを読んでる可能性も含め、もう一度攻撃の構築を考えた方がいいです。前にも言ってますけど、サイドの攻撃からだけでなく、正面突破や縦ポン・縦抜けといった攻撃も絡めて、ワンパターン化しないようにすべきだと思います。
しかし一番辛いのは、Y.S.C.C.にダブルを取られてしまったことダブルを取られること事態ダメですけど、万年下位に沈んでいるチームに勝てないのは、取りこぼし以外の何物でもない相性の問題もあるんでしょうけど、あまりに酷い勝てない相手ではない。むしろ相手を蹂躙できないといけないほどの差があったはず。だからこそサッカーはわからないのだけど、だからこそ石橋を叩いて渡るほどの慎重さで挑まないといけないのだ。


・・・これは、今シーズンの分水嶺になるだろうなぁ。ここで勝てなかったことが昇格争いに大きく響くでしょう。もちろん、悪い意味で。次の試合も負けた相手になる愛媛FC。相手は差は少ないとはいえ現状首位だから余裕があるので、ウチはひねり倒されかねないぞ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)

2023年05月03日

FC岐阜観戦記2023 第4節 介錯?

FC岐阜、今日Y.S.C.C.横浜と戦いました。
いきなりですけど、「エアーズアドベンチャー」というクソゲーというのかバカゲーというのか、酷い作りのゲームがありまして。その作品の主人公が、物語の冒頭、処刑される寸前というショッキングなシーンがあるんです。その際、介錯人に「俺の首は細いんだ、仕損じるなよ」と述べます
その細い首を洗って待っているのが、上野優作監督なのではないかと思えてなりません。まだ就任して少ししか経っていないので、そうやすやすと落とすことはないとも言えます。しかし、ここまで2勝2分4敗で負けが込んでいるのと3連敗という状況。さらに負け(3連敗)の内容が酷いので、やすやすと落とすことはないとも言い切れない状況なのです。
そんな中でやって来たY.S.C.C.との一戦。彼らが介錯人となって上野監督の首を落とすことになるのか。すぐに決まることではないとはいえ、振り返った時、あの時の試合が・・・となるのでしょうか。


SOG03_111055今日スタジアムに来てみると、新しいのぼりが。おお、杉田隼選手ののぼりだ。まだ背番号も名前も入ってないけど(苦笑)。



SOG03_111235この日は、こどもの日に一番近い日になるので、子供向けイベントが多かったのとこいのぼりをあちこちで見掛けました



SOG03_115710全く関係ないですけど、長良川球場のスコアボードが変わったんだね。全面フルカラーLEDになったんだ。



SOG03_122209スタジアムに来たのが列整理ギリギリだったため、開場後にスタメシセレクト。
そこで選んだのが、中華料理しょうりゅうの「ハヤシライス」。中華料理店で「ハヤシライス」とは。
それ以外にも、ひだコロッケ本舗の「飛騨牛コロッケ」とこもりの「牛串」を買ったということは、一番上に、普段ないものがカギに・・・。<はいはい、ゴールデンなウィーク、ゴールデンなウィーク。



そんな「ハヤシライス」は、中華料理屋とは思えない、至ってオーソドックスな味山椒が利いてるとか唐辛子が入ってるとかは全くない、柔らかく煮込まれた大きめの肉の入ったものになっていました。やや酸味があるのかな。悪く無い味でした。


SOG03_125137久しぶりに、かさなるステージも見てきた。難波宏明アンバサダー(以下ナンチャン)が、自身が監督を務める岐阜聖徳学園大学のことを話すのではないかと思ってです。
そのナンチャンが斬る選手トークショーに登壇したのが、何度もやって来ている村田透馬選手(左端)と地元出身のルーキーである横山智也選手(左から2番目)村田選手に関しては、あまりに何度も来ていることもあって、ナンチャンはまた来るんじゃないのと言ってたら、村田選手はまだ呼んでも無いのに登壇するというオチまで披露する(笑)。ゆえにナンチャンの表情が渋い(ニヤニヤ)。
・・・あと、トップチームと戦うからって、2人にお腹が痛くなる薬を盛ろうとしない(ギャハ)。



SOG03_134805ナンチャンは、センターサークル応援団にも登場しました。
アツい思いを(カンペを目で追いながら(爆))語っておりました。その中で、勝って子供達に最高の笑顔を・・・と語っておりました。選手達は、それを実現できるのでしょうか。



SOG03_155636待っていたのは最悪の展開だ(泣)。笑顔どころかギャン泣きの展開だわ・・・。
序盤は、今までと違い、やってくれそうな雰囲気を醸し出しており、これはイケるとさえ思っていました。今思えば、相手がY.S.C.C.だということを差っ引いていないで思ったのがいけなかったんでしょう。
前半には裏を抜かれただけでなく、頭で合わされて失点。守備陣は何をやっているんだというくらいに見事に抜かれました。後半は、同じ選手に急襲されて失点。こちらは、最終ラインで杉田選手と川上竜選手が対応しきれていないのが原因で、特に川上選手はちゃんとクリアをしてほしい。それ以前にセンターサークルあたりのシーンでパスカットしきれていない時点でアウトなのですが・・・。
岐阜が点を入れたのは、PKでの1点のみ。後半10(55)分で上野輝人選手が得たペナルティエリア内のファウルを田口裕也選手がキッカーとなって入れたというものでした。プレーの流れで出たシュートは、ことごとくバーに嫌われていたり、キーパーにファインセーブされたりと運も味方してくれない状況でした。
何かズルズル沼にハマった中で試合が進み、そのまま終了となりました。PKがなかったらシャットアウトされるという最悪の展開でした。



正直、Y.S.C.C.の選手達は荒っぽいプレーもさることながら、粗削りなプレーなのも3年見てきて相変わらずなのよね。しかし、3年間変わっていないのは、アグレッシブさと下位に沈むことの多いチームにいるのに腐らないでいるマインドの強さでしょう。プレーの面では、とても褒められるものではないのですが、ハートの面では見習うべき点が多いのではないのでしょうか。
ただし、中里崇宏選手、テメェはダメだ試合終了間際にボールが中に入ったのに出そうとしない、ウチの選手が指摘しても無視してピッチを歩いてるなんてあり得ないわ・・・。


SOG03_160538ということで、サポーターの怒りが爆発。まずは選手達に思いの丈をぶつけることとなりました。矢面に立つ選手は、基本的に悪くはないのです。ただ、不甲斐無いプレーを反省しないといけないのは、気付いてほしいなぁ。
キャプテンの庄司悦大選手が、言葉を選びながら(しどろもどろとも言う)、謝罪の言葉を述べていました。



ただし、サポーターの怒りは収まりません今回の目的は、監督を呼んで、どんなチームにしたいのかを伺いたいという点に絞られました。しかし、監督はおろか、フロントの面々もやって来ません


SOG03_161259そんなピリピリした状況下で、今年Y.S.C.C.に移籍した岡本享也選手がやって来ました
こんな状況下で来てくれてありがとう、そしてごめん。いや、こんな状況下でも来るということは、相当肝が据わっているのかもしれない



SOG03_162430そして、仕事を終えたGGG(トリプルジー)がやって来た。帰るだけなんですけど、すわフロントの懐柔策かと思ってしまったワイ。



片付け作業が着々と進む中、誰も来ない。いや、正確には穏便に済ませたいチームの職員が、コアサポと交渉していたというふう。
そして、試合が終わって1時間半ほど、山道守彦強化部長が対応に来ました。
動画とかが撮れないので、細かいやり取りは難しいとは思いますけど、恐らく有志が色々とアップしてくれることでしょう。その詳細なやり取りは、検索などしてみてもらうことにして・・・。

私が思ったのは、思っていた以上に緻密に考えていたのでしょうけど、何だかふんわりとした回答しかもらえなかったかなと。ただ、私達の述べていた意見を落とし込んでフィードバックさせると言ってくれたので、それに期待します。ただ、上野監督をチョイスしたのが山道さんで、説得とかも彼が行ったというのには驚いた。しかも、同じ釜の飯を食う仲間(同級生)なのにも驚いた。何か、小松裕志社長になってから、やたらと縁故採用が多くなった気がするのは気のせいかな


庄司選手は、次は勝つと言いました。山道さんは、次の試合に向けて勝てるようにするという趣旨のことを述べました。また、私の権限で監督を切るとかは言えないと述べました。正直どこまで我慢して使うのかとかは明言してくれませんでした。まぁそうなんですけどね・・・。ただ、最悪の状況を想定しながら、いかにそれを避けるための最善のルートを進むかを見定めておかないといかんと思います。


この最悪の状況下で、迎えるのは天皇杯岐阜県予選決勝戦。その相手は岐阜聖徳学園大学、ナンチャンが率いる県内アマチュア最強の称号をもらったチームです。砂利のグランドから人工芝のフィールドまで得たというのですから、難波宏明の影響力は大きいと思います。ナンチャンのことだ、今日の試合を見たら、勝てると踏んでいるかもしれません。


組織立ったチームにどう挑むのか。ナンチャンが介錯人になるのか。そのあたりも気にしながら見ていこうと思います。あとは天候面で試合が左右しないといいなぁ・・・(5/6は雨予報です)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2022年09月03日

FC岐阜観戦記2022 第10節 TJ覚醒!?

FC岐阜、今日はY.S.C.C.横浜と戦いました。
思えば、対戦相手のY.S.C.C.とは開幕戦で戦った仲。しかも双方期待を込めていた監督同士の戦いになったものです。しかし、結果的には岐阜もY.S.C.C.も監督が途中交代になり、成績も昨年よりも悪いという有様。特にY.S.C.C.は『定位置』とも言える最下位になってしまい、来年以降アマチュアリーグへの降格となると、大変なことになるのではないかと心配しております。
そして、心配な面は選手にも言えるわけで。今年そのY.S.C.C.から移籍してきたンドカ・チャールス選手やJ1のヴィッセル神戸から移籍し、ストライカーとして期待された田中順也選手が、思うような活躍を見せていないのも気掛かり。その2人がスタメンで出場とのことなので、一矢報いることができるかを期待しながら見ていたのでした。


SOG03_165219今日は、こんなシーンから。
防災啓発イベントということで、地震体験車や消防車が来ていたのですけど、ギッフィーは消防士の服装を着せてくれたようです。
なお、しっかりと着れなかったし、ヘルメットも被れなかった模様(笑)。



SOG03_165225後ろ姿もりりしい感じで何より。



SOG03_165912そして今日は漢祭りとカレー祭りの同時開催カレー祭りは、昨年開催時は勝ったというジンクスがあるので、今回もあやかりたいところ。
・・・まぁ、昨年に紹介しきったので、今回は1つだけ。願いごと一つだけ叶えてくれるなら(ニヤニヤ)。<小松未歩さんの歌でごまかすのはやめろ!

そのカレーは、オクトパスファイヤーズの「悪ノリたこ焼きチーズカレー」<だからさっきのフレーズを出したのか!



中のたこ焼きは、結構カリカリ。だからカレーに浸しても、そんじょそこらのたこ焼きのようにしなっとならんかったわい(苦笑)。ただ、味は普通(爆)。カレーも中辛の普通なヤツ(ニヤニヤ)。でも、悪くないとは思った今度試してみたいけど、たいていソースとかが掛かってるから、家にたこ焼き器が来ない限り無理だ(ギャハ)。


SOG03_205530そんな試合は、序盤から岐阜ノリノリの中で始まりました。すると序盤早々、あの選手が躍動しました。
宇賀神友弥選手から村田透馬選手に回った球が、ペナルティエリアの中に一気に電光石火のごとく駆け抜けて、マイナスのクロスで受け取った相手が、ストライカーとして期待されていたTJだ!狙いすましたかのように、ちょこんとカップインするかの如く入れた点が、岐阜には久々の先制点となりました。
そして、その10分後の前半12分、今度はチャールズ選手が敵の包囲網に飛び込んで窮地になったところをすかさず村田選手がフォロー死守した球は菊池大介選手に回り、前方にふわりとしたクロスにして送り出します。一旦敵に回るものの、再びチャールズ選手の足に収まり、また再び浮いた球は、またTJの下に!またカップインのようなちょこんと打ったシュートが面白いくらいにゴールマウスに転がり込んで、2点目!序盤でここまで上手くいくとは、そして今まで点が入らなくて苦しんだ田中選手から生まれるとは、誰が思ったか!

しかし、『2-0は危険なスコア』とはよく言ったもので、その後Y.S.C.C.が立て直しに掛かります一時はゴールされるのではと危うい中でも桐畑和繁選手のファインセーブで大いに救われます。
そして、岐阜がいいシーンを見せながらも入らない中、Y.S.C.C.もいいシーンを見せ始めたものの、何とか抑えているという状況下で、遂に決勝点が生まれます。

後半22(67)分、何度かあったコーナーキック、柏木陽介選手のコーナーキックで始まった攻撃、服部康平選手がヘディングでペナルティエリア内に流し込んだのを菊池選手が見逃さなかったくるっと回って放たれたシュートは、先日生まれた第2子に捧げる得点となりました。なお、その時のゴールパフォーマンスの際、皆がゆりかごダンスをする中、田中選手は律儀にセンターサークルに戻っていた模様(爆)。いや田中選手、あなたの行動も正しい。

その後も危ないシーンはあったけど、冷静に勝利をもぎ取りました。最後は声出し声援ができることから、♪アイーダまで飛び出す始末。声出し声援が、いい方向に向かった試合でもありました。

そういえば、この日はリスペクトデーだったのに、ちょっとした小競り合いがあったのは内緒だ(爆)。



SOG03_210714MOMは、2得点で文句なく田中選手でしょう。
この時、田中選手のチャントが出来上がっていたので、本人の前で公開♪ポパイのテーマをベースにアレンジされたもので、案外歌いやすい。



これで、アウェイの愛媛FC戦まであった悪い流れを断ち切れたと思う。しかもワンサイドかつクリーンシートに抑え込み、相手が最下位のチームとはいえ、気を抜かないで戦えたことは大きいですね。チャールス選手のゴールシーンが見られなかったのは残念ですけど、悪い流れに持って来させないように頑張っていたことは評価したいです。


次もホームでAC長野パルセイロ戦になります。落ちてきたとはいえ、まだ上位にいる長野。中庸でくすぶっている岐阜としては、勝っても順位は変わらないけど、負けて落ちるよりかは幾分マシ。何とか倒して上昇のきっかけにしたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2022年03月12日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その1 それぞれの想いが交錯する開幕戦

いよいよJ3が開幕しました。J1・J2に遅れること約半月、いよいよJリーグが本格スタートというふうになったのかなと。今年はカタールのドーハで開催されるワールドカップの影響で、11月中には全ての日程を終えないといけないとのことなので、かなり巻いた感じのスケジュールになってるようです。それでもJ3はチーム数が多くなった(今年は18チーム)とはいえ、きっちりサマーブレイクを設けておりますね。ここの過ごし方とここから先のスタートダッシュがきちんとできるかが大きな課題になるのかもしれません。もちろん、今日行われた試合に勝てるかどうかで今年の岐阜は大丈夫なのかもわかるかもしれません。


さて、今日は神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と戦いました。ニッパツ三ツ沢球技場に行くのは、随分久しいなぁ・・・。横浜FCの試合があった2019年以来か。コロナ禍になってからは初めてですし、もちろんY.S.C.C.のアウェイとして行くのも初めてです。


今日は「青春18きっぷ」が使える期間なので、朝一番の列車に乗って向かったものの、アカン、キックオフが13時からだった(泣)。着いた時には正午過ぎとかなりギリギリになりました。もうそんなんだから、スタメシなんて食えんかったわ(大泣)!ハーフタイムでいいかと思ってたら、結構混んでんだもの・・・。店も実質2つしかない感じだったし(店そのものは4・5店舗出ていたらしい)


今日の試合は2152人来ていましたけど、2/3くらいは岐阜のサポーターだった気がするくらい、大勢の人が来ておりました。いやー、ホームジャックってやつですよ(ニヤニヤ)。でも、Y.S.C.C.のサポーターの皆さん、ウチの動員で驚いてたらあきませんよ。次の試合になる松本山雅FC戦の方が、ものすごく来ますからね!ウチは方々に空きがありましたけど、松本山雅の場合は、空きを見付けるのが難しいくらい密になりますからね(ギャハ)!


SOG03_124556とまぁ、そんな感じだったので、写真は少ない(ニヤニヤ)。
とりあえず何とかY.S.C.C.のマスコットであるハマピィは撮った。
ハマピィは2020年に誕生し、2021年シーズンに本格的な活動を始めましたオカピとペガサスをモチーフにしたものだそうです。
・・・ドアラの出来損ないと言ったヤツ、そこへ直れ(ニヤニヤ)!<オマエ、そう思ってたろ?



今日の試合は、双方ともに何かしらの想いがあったのではないかと思います。もちろん、双方とも開幕戦だから勝ちたいという欲望に駆られたと思いますけど、それだけじゃありません。
Y.S.C.C.にとっては、今年加入したンドカ・チャールス選手は去年仲間だった選手。ルーキーイヤーだった昨年活躍していたので、今年も・・・と思ってたら、岐阜への移籍になったので、驚いたサポーターも多かったことに思います。ウチも過去にルーキーが引っこ抜かれた経緯がありますから、心中お察しします。
一方で岐阜にとっては、昨年までヘッドコーチを務め、2020年には監督も務めたことがある仲田建二さんが、Y.S.C.C.の監督に就任しています。選手が大きく変わったとはいえ、岐阜の特性を知っている方だと思うので、一筋縄ではいかないだろうなぁと思ってます。


SOG03_145501その試合は、前半に関しては岐阜は完璧とも言えるような華麗な動きを見せていました。ボール奪取も上手かったし、パス回しもしっかりしていた。何より相手に攻め込まれる時間帯が少なかったし、攻め込まれてもシュートを打たせなかった。もっと言えば、打つ前にボールが回収できていたので、何でここまでできて点が入らないんだろうという不思議が頭の中をよぎって仕方なかったんですね・・・。
しかし、前半終了数分前に起こったペナルティキックもどきのフリーキック以降、Y.S.C.C.の動きが少し良くなった気がします。あれがターニングポイントになったと思うし、このチームはホントにたった一つのプレーでガラッと変わるんだなと思わされます。怖い怖い。


後半に入ると、少しギアを入れてきたY.S.C.C.イレブン。岐阜のイレブンは疲れが出てきたのか、若干精度が落ちてきました。前半と後半に1本ずつバーに嫌われたシュートを放っている以外は、どちらかというとキーパー正面のひねりが少ないシュートだった気も。フレイレ選手が放ったペナルティエリア外からのシュートも悪くはなかったんだけどね・・・。やはり精度の部分で気掛かりになると、もう少しボールをこねて相手を翻弄してから放つとかシュート練習の時のようなサイドを狙うシュートを積極的に放つとか、ひねりを加えた方がいいかなと。

結論として、どちらも決め手に欠けた格好になり、スコアレスドローとなりました。Y.S.C.C.としては命拾いしたかもしれません。岐阜としては動きは悪くなかったけれども精度が付いて行ってない。
まぁ、宇賀神友弥選手が結構いいプレーをしていたのが印象的だったし、庄司悦大選手もヘニキ選手も元気いっぱいだったのがよかった。藤岡浩介選手も精度の面とシュートの工夫ができれば、今年は得点王を狙えるところに行けますよ。総じて悪くはなかっただけに、シュートが決まらないのが甚だ気になります。



次の試合はホーム開幕戦になります。相手は愛媛FCで、J3を初めて戦うため、どうしようかと模索して岐阜に来るのではないかなと。愛媛とはJ2時代に幾度となく戦った相手。難敵なのはわかってる。それでもJ3の厳しさを相手に伝えるためにも、勝ちを得たいものですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年12月11日

カズ争奪戦?

Jリーグ草創期から、いやその前の時代から日本のサッカー界を引っ張ってきた男、カズこと三浦知良選手。36年目を迎えた今年、大きな動きがあるようです。


横浜FCで2006年以来、J2とJ1で戦ってきたのですが、今年に限って言えば、リーグ戦は1試合、カップ戦は3試合の出場のみとなり、リーグ戦に至っては、3/10の浦和レッズ戦の途中出場で出た1分のみとなっていました。既に54歳となり、ピッチの上に立っているだけでも驚かれる有様で、プレーに関しては老いを隠し切れないと評する人もいるくらいです。


それでもなお、来年はJ2で戦うことになった横浜FCは来季の契約を打診したそうですけど、ここに来て出場機会を求めて移籍するのではないかという報道が、にわかに沸いてきました


かねてから言われているのは、来年はJ3で戦うことになったSC相模原
このチームは、望月重良がオーナーを務めているのですけど、彼がカズを慕っており、彼のためにチームの背番号11を空席にしているとさえ言われています。実は、地域リーグ時代から行っているとのことなので、カズへの想いは半端ないとも言えます。同じ神奈川県にあるチームなので、今住んでいる家から通えるのもメリットではあります。

同じJ3ならY.S.C.C.横浜も獲得に名乗りを挙げたと言われています。
Y.S.C.C.の場合、ホームグラウンドが横浜FCと同じニッパツ三ツ沢球技場のため、同じ環境で戦えるのが強みになってくるでしょう。監督も変わることが決まっているため、監督で衝突するということも現状ありません。何よりフットサルチームもあります。フットサルの経験もあるカズ、そこには松井大輔選手も所属しているので、サッカーのオフシーズンでもプレー感覚を失いたくないのなら、フットサルでプロとしての感覚を維持することも可能と言えば可能です。


J2に残りたい場合、横浜FC以外で名乗りを挙げたのは、FC琉球
この場合は、観客動員数を伸ばしたいという意味合いが強くなってくることでしょう。琉球は今年コロナ禍の影響をモロに受けたというのもあるのですけど、観客動員数が大きく伸び悩みました野球・バスケットボールの人気が高い沖縄で、サッカーはマイナースポーツの印象がぬぐい切れません。そうなると、小野伸二選手を読んで集客の上げた経験のある琉球は、カズを招聘してもおかしくないことでしょう。ただ、出場機会を得られるかという部分では厳しいかもしれません。


カズに関しては、アマチュアリーグも注目を集めているところがあります。
一つは、高知ユナイテッドSC2019年に地域リーグから上がってきたJFLのチームです。来年が(2020年から戦ってきた)JFLでの3年目になります。
高知が欲している理由は、高知がJリーグに上がるための機運を盛り上げたい点・観客動員数を伸ばしたい面。そして何よりプロとしての戦いを植え付けたい面があるそうです。高知は、若手の多いチームであり、アマチュア契約の選手ばかりのチーム。そんな中でJリーグの経験も若い時にブラジル留学をしているカズから学ぶことは多いと思っているからです。カズの出場機会を求める面でもある程度は合致するのでしょうけど、J3並のレベルがあるJFLでやっていけるのかという疑問は、ファンならずとも思っているのではないのでしょうか。

そして、鈴鹿ポイントゲッターズも注目すべき球団になるでしょう。
このチームは、今年夏からカズの兄である三浦泰年さんが監督を務めています。そして三重県初のJリーグ入りを狙っています今年は上位3チームに大きく引き離されながらも4位に入り、来年上手く行けばJリーグ入りを果たせるかもしれません。それを見据えた新スタジアム構想もあるのですが、反対派の活動も少なからずあるため、彼らへのけん制と機運の盛り上げのためにカズ投入というのも十分にあり得ます話題性で行けば、このチームが一番なのではないかなと思ってなりませんけれども、三浦監督のいなくなった時が一番辛い・・・


ちなみに、横浜FCのロッカールームからは、置いてあるはずの荷物が既に引き上げているという情報もあり、移籍は既定路線という見方もあります。彼がどの道を選ぶにしても、来年がラストイヤーになる覚悟で挑んでほしいものです。


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2021年11月11日

もうどうなるかわからないJ3の昇格争い

先日、第26節が終わり、FC岐阜はカターレ富山に勝ったんですけど、他はいかに・・・ということで、順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(47) +17 ④
2位 宮 崎(47) +12 ③ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(43) +10 ④
4位 富 山(41) +6 ④
5位 福 島(40) +7 ③ ×
6位 岐 阜(40) +7 ④
7位  YSCC(37) ±0 ④
8位 鹿児島(36) +3 ④


首位のロアッソ熊本が3位のいわてグルージャ盛岡と引き分け、2位のテゲバジャーロ宮崎が勝ったことで、遂に勝ち点では熊本と宮崎が並びました。そして福島ユナイテッドFCは終盤に追い上げたものの、遅かったようです。なお、福島が岐阜より上位なのは、試合数の差で福島が上になっているのだと推測

この結果、7位に上がったY.S.C.C.横浜と8位に下がった鹿児島ユナイテッドFCまでも優勝争いに参入することになりました。『なるかもしれない』と書いたら、本当になってしまったという恐怖(汗)。あくまで熊本と宮崎が全敗が条件ですけど、一縷の望みを賭けて挑んでくるでしょう。全ては次の試合次第と言えるのかな・・・って、その一つはウチが絡んでくるやん(泣)!


実は、この中で最も勢いがあるのが、Y.S.C.C.直近5試合で見ると4勝1分という驚異的な勝ちを見せているのです。とても序盤負けっ放しだったチームとは思えませんねぇ・・・(鼻ホジー)。<その状況をブレイクスルーさせたのは、どこのチームだったっけかな!?
その次は宮崎で、3勝1分1敗となっています。1敗はしているものの、勝ち点は10稼いでいるので、まだまだ勢いはあるウチは前半では勝ってるんだけど、後半勝てるのか不安(汗)。
そして、岐阜と盛岡が2勝3分直接対決は既に終わっているので、今後この勢いが重要になってきます。富山に勝った岐阜の方が、熊本に引き分けた盛岡よりも勢いはあると思いますけど、相手が悪いのよねぇ・・・。
鹿児島は、岐阜・盛岡より若干落ちます(2勝2分1敗)けど、先述の通り、まだまだチャンスはある。ただ次節の相手がヤバいのよ・・・。
最後に、福島(1勝2分2敗)と富山(2勝3敗)どちらも連敗を重ねており、順位の割にかなり苦しい状況に立たされています。ましてや福島は、残り4試合の中に休みが挟まっているため、3試合しかありません次の試合は落とせないのですけど、どっちも分が悪いんじゃないのか?


と、ここまで相手を書いてませんけど、ここで書くからですよ(ギャハ)。じゃあ、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 富 山 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 岐 阜 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 YSCC 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 熊 本 宮 崎 盛 岡 鹿児島
福 島 長 野 休 み YSCC 讃 岐
岐 阜 宮 崎 八 戸 藤 枝 熊 本
YSCC 盛 岡 熊 本 福 島 藤 枝
鹿児島 今 治 藤 枝 長 野 富 山


熊本・宮崎・富山は残り全試合が昇格争いに関わるチームとなっています。他のチームも必ず1試合は昇格争いに関わるチームとの争いになるため、全く気を抜けません。中でも勢いが落ちてしまっている富山は次が熊本で、その後宮崎に盛岡と(投稿日時現在)上位との争い最後の鹿児島戦だけが昇格争いの中でも下位なので何とかなるかな・・・というふうですけど、厳しいことに変わりがない

じゃあ昇格争いでは最下位の鹿児島は4連勝できそうなのかというと、FC今治の調子のよさを打破でき、かつ富山に勝てば、さもありなんという状況に。最後の最後で鹿児島は来るかもしれないですね。同じさもありなんでいくと、福島も休み明けのY.S.C.C.が胸突き八丁の大一番になるでしょう。

で、その最も勢いのあるY.S.C.C.は、盛岡と熊本が胸突き八丁の大一番になりそうです。ただ、盛岡で負けたら勝負あったとなり、昇格争いから脱落となるので、秋田豊監督の采配が気になるところでしょうね。若き監督であるシュタルフ・悠紀・リヒャルトさんは、いかに裁くかな。

最後に岐阜は、宮崎と熊本が大一番。中でも宮崎は前半に勝っているものの、後半に勝てるかわからない。実力が付いてきているし、勢いもある。熊本は前半に負けているので、引き分け狙いでもいいとも弱気ながら思っているものの、どこかで引き分けになってしまうと、熊本戦で勝利必至になるので、宮崎で勝てるか、その後の下位対決で自分達の力を勝ちに持っていけるだけの能力を発揮できるか、それだけですね・・・。


11/14の試合後、これら8チームは昇格争いに生き残れるのでしょうか。それとも・・・。また来週以降追い掛けていきたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2021年09月05日

FC岐阜観戦記2021 DAZN観戦だぞーん②

FC岐阜、昨日は神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜と戦いました
前節は福島ユナイテッドFCに屈辱的な完敗を喫し、正直今年の昇格はないとまで言わせてしまった試合になりました。メインを張っている選手が出ていない時点でお察しというのか、安間貴義監督はあまり出ていない選手にもチャンスを与えやすい方なのかしら。確かにそれで活躍する選手はいるのだけど、その出した選手が今季活躍できていない富樫佑太選手や三島頌平選手なんだよね・・・。あまりにチャンスを与え過ぎというのは、言い過ぎなのでしょうか。三島選手に至っては控えにもいて、途中出場も結構してるよね・・・。

一方で対戦相手のY.S.C.C.、前回の試合(ホーム)では最後の最後に菊谷篤資選手にダイビングヘッドを決められ逆転負けを喫しています。今回こそそんなみじめな負け方をしないように、圧倒的になってほしいものです。なお、Y.S.C.C.は前節がお休みだったため、今節がサマーブレイク明けとなります。


この日の試合は、神奈川県内で緊急事態宣言が発令されていたため、アウェイ席が設けられませんでした。そうじゃなければ行ってたんだけどなぁ・・・。まぁ、ワクチン接種の翌日なので、副反応が出てたらアウトだったかもしれん(苦笑)。ゆえにアウェイのガイナーレ鳥取戦以来のDAZN観戦となりました。


さて、試合はと言うと、この日の試合は川西翔太選手が控えにもいない展開で大丈夫かなと思ってたら、水戸ホーリーホックから期限付き移籍でやって来た深堀隼平選手が2試合目にしてスタメンを張ってきました足の速いフォワードということで、本格派とも言えるわけで、川西選手とはまた違った特徴を持っているのかなと。
で、前半はどちらかというと我慢の展開双方決め手に欠けた中でしたが、ややY.S.C.C.が押し気味だったので、もしかすると福島戦の二の舞になるのではないかとやきもきしながら見ておりました。ただ、柏木陽介選手や今回スタメン入りしていたレレウ選手の動きがよかったので、必ずチャンスは来ると信じられたのが救い

そして後半に一気に爆発しましたよ。
後半4(49)分に、サマーブレイク後初出場となった大西遼太郎選手が左にボールを振ると、レレウ選手がゴロのクロスを上げ、受け取ったのが、この日スタメン入りした深堀選手深堀選手はやや浮き気味のシュートをゴールマウス左側に放って、相手キーパーを翻弄しました。移籍後初の得点がチームサマーブレイク明けの初得点になったのです。やっぱり大西選手はいい選手だ。繋ぎが上手い。レレウ選手も狙えただろうに、黒子に徹することもできる、役割をわかる選手なんだね。
そして後半12(57)分には、中島賢星選手が敵を上手くいなした後、前に出ていた舩津徹也選手に回し、右の空いたスペースからクロスを放つと、先程レレウ選手にいいパスを流した大西選手がダイレクトでシュートを決め、2点目。相手キーパーが動けない右隅へのシュートとなりました。
その後、後半35(80)分には、途中出場の山内寛史選手から再び深堀選手が合わせる形で3点目・・・と思ったら、公式記録ではオウンゴールに。恐らくY.S.C.C.のディフェンダーが蹴り込んだと判定されたのでしょう。お久しぶりです、ウンゴルさん(ニヤニヤ)!
守備に関しては、前半のような危なっかしさは見られにくくなってきました。ゴールマウスに押し込まれそうになっても、守備陣が身体を張って守ってたし、何より桐畑和繁選手の身を粉にしたセーブが、この日は冴えていました。いつも素晴らしいのだけど、この日はとてつもなくすごかった。
終盤もほぼ危なげなく進み、0-3で勝利。久しぶりのクリーンシートになったばかりか、福島戦で奪われた4点をほぼ取り返した格好になりました。勝ち点以上に大きな3得点の勝利ですね。
これは先日の福島戦をよく反省して、自分達の課題を見定めた中での練習を行ってきたからでしょう。あの日の試合の柏木選手のコメントが他の選手達に響いてくれたのだと私は思いたいですね。


このいい流れを次の鳥取戦でも・・・と思いますね。緊急事態宣言でお客は入れど静かな会場での試合になりますが、いつものように戦って、ダブルを狙っていきましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 09:31Comments(0)

2021年05月31日

FC岐阜観戦記2021 第5節 おまけ 『おまけ』としか書けない(泣)

ここからは先日行われたFC岐阜×Y.S.C.C.横浜の試合以外の模様をお届けします。いやぁ、試合が試合だっただけに、その前の事態がまぶしい(爆)。


SHV47_1251この日は、「FC岐阜春のパン祭り」と題し、シールを7点集めるとマグカップがもらえるというイベントが行われていました。今回は寝そべるギッフィーにしましたけど、このバージョンの方が人気だったようです。
ちなみに、7点集めるのにだいたい2000円ほど一番安いメロンパンなら1400円くらいになります。私の場合は、1000円の商品と500円の商品と250円の商品2個の計4個で7点集めましたわ。しかしマグカップ2つで4000円というのは何ともボ(以下自主規制)



SHV47_1255そして、こちらは「FC岐阜春のパン祭り」対象外の商品だったのですが、Beringei cafeで「スラッピー・ジョー」というのを買ってみた。
この「スラッピー・ジョー」というのは、20世紀初頭のアメリカで生まれた料理で、挽き肉をパンで挟んだものになっています。ハンバーガーのバンズで挟むのが一般的みたいですが、今回のものはコッペパンを割ってその中に挽き肉を詰めたものになります。そして一緒にパプリカも入ってるのが一般的な物と違うみたいですね。この時点でまま凝っていて、名前にあるスラッピー(怠け者)という意味合いはないなぁ(ニヤニヤ)。



そして味は、怠けてもいないし、だらしなくもなく、しっかりした者でしたわい(笑)。
挽き肉の旨味と甘みがパンのカリカリの中で引き立つばかりでなく、一緒に入ってたパプリカとの相性もよく、相乗効果さえある。互いが互いの味を盛り上げてくれてましたよ。挽き肉が飛騨牛だってことを差っ引いてもです。これで400円は安かった(爆)。


SHV47_1253この日は献血車も来ていて、献血を呼び掛けていました。
ちなみに、献血すると「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」のポスターがもらえるらしい。赤十字とのコラボなんだけど、普段は岐阜駅前の献血センターとかでしかもらえないそうで。
・・・釣られないクマー!<この人、血を抜かれるとかの行為が全くダメな人間なので。



SHV47_1257そして、CCNの重なるステージでは、いつもの市橋大輔さんの身に何かあったのか(苦笑)、西村知穂さんがピンチヒッターを務めていました。ゆえに、ナンチャン(難波宏明アンバサダー)とのやり取りが、ラジオのノリになっていたようで(ニヤニヤ)。そうか、普段からナンチャンのトークは酷かったんだ(ギャハ)。
しかし、『油断大敵』だけは的中させるあたり、サッカーを見る目は確かなんだなぁ。<ん、何か『だけ』と言いそうにならなかったか(ニヤニヤ)?



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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2021年05月30日

FC岐阜観戦記2021 第5節 爆弾処理の難しさよ・・・

FC岐阜、今日はY.S.C.C.横浜との一戦でした。
今回は試合の前と内容を詰めて書いていくつもりなので、スタグルなどの話は後日書きます。とにかく酷い試合だった。その過程になってしまったのは何だったのかを突き止められればと思っております。


まず、この試合を迎えるまでの岐阜とY.S.C.C.の状況を整理しましょう。
岐阜は、リーグ戦は当時無敗だったいわてグルージャ盛岡に0-2で完勝しています。後半の部分でもどかしい部分はあったものの、前半に関してだけ言えば、完璧な内容。この流れが組めれば、次も大丈夫・・・と思っていました。
ところが、次の週は天皇杯の1回戦になり、Honda FCに0-2で負けています天皇杯とはいえ初めて複数失点での敗北となり、内容に問題があるのかなと思っています。YouTubeで配信されているそうなので、そこで見ればいいのですけど、2時間近くの内容を詳細に見る時間が無いので、何とも言えません。ただ、柏木陽介選手がスタメンで川西翔太選手が外れていたということを考えると、プランBが機能するかを考えての作戦だったのだと思います。連携の面であまり上手くいかなかったのか、Honda FCが一枚上手だったのか、なのかな・・・。

一方Y.S.C.C.は、ここまでリーグ戦で勝っていない状況でした。ところが、天皇杯1回戦で流通経済大学に2-3で逆転勝利。しかも初勝利がアウェイでの戦いだったということを考えると、今思えばこれがフラグになっていたのではとも思えてならないのです。


SHV47_1258そんなこの日の試合、アウェイ席は設けられない状況となりました。神奈川県でまん延防止等重点措置が採られているからという理由だそうです。芝生部分にちらほらいるのは、岐阜のサポーターでしょう。
確か去年もJリーグの規約でアウェイ席が設けられず、一度も来場できないまま2年目を迎えることになったのではないかなと思います。サポーターの数がどれくらいなのかわからないので何とも言えませんけど、少なかろうと多かろうと行きたかった人がいたのではないかと思えば、やるせないものです。それなのに、まん延防止等重点措置が採られている岐阜県のサポーターはアウェイに行けるという矛盾このあたりは正直もう一度Jリーグで規約を揃えないと不公平が生じないかいなと。行けることはありがたいんですけどね・・・。



SHV47_1259久しぶりの晴天の中で迎えた試合、岐阜の攻撃が思っている以上に機能しない。そしてY.S.C.C.は最下位のチームとは思えないほど動きがいい最終防衛ラインで岐阜のゴールに向かうボールをことごとくブロックしていました。キーパーが防ぐのもそうですけど、ディフェンダーがよかった・・・。クロスやシュートコースをことごとくブロックしちゃうのよ。
ただ、そこからY.S.C.C.は攻撃を構築できないディフェンダーから攻撃を作るチームなんだろうけど、見ていてもどかしいほどで、繋がりが悪かったり、凡ミスがあったりと点の取れない理由が何となくわかってきました。要は精度が悪いんです。天皇杯1回戦で決勝点を挙げたルーキーのンドカ・チャールス選手がまだフィニッシャーとして機能していないんですわ。それ以外でも攻撃の起点がなかなか作れていない感じに見えましたね。この時は・・・。


事態が大きく変わったのが、後半19(64)分。ペナルティエリアでのファウルを誘い、PKを得ることになり、キッカーの川西選手が決めて先制した時からです。
実のところ、この日の岐阜は攻守に決め手を欠き、Y.S.C.C.の動きのよさに引っ張られる格好で動きが悪くなっていったのです。
するとその後すぐ(後半25(70)分)にペナルティエリア外からダイレクトで決められ、この先もどかしい動きで必死に守っていたけれども攻めに転ずることもできず、じりじりとY.S.C.C.のイレブンの魔の手が忍び寄っていたのに気が付かずに試合は進んでいたのです。

そしてアディショナルタイム終了間際。終盤にメインになっている攻撃陣を下げたので、相手も守備固めに来ているから何とか粘って引き分けに持ち込めるだろう・・・と今思えば楽観視していたんでしょうね。その思いを打ち砕かれる事態で試合が終わります。
左サイドから上がってきた選手に弾丸クロスを上げられたと思ったら、突っ込んできた途中出場の選手にダイビングヘッドを決められ、Y.S.C.C.が劇的な勝利を収めたのです。
・・・ホントに最下位のチームがやるプレーか!?この日、イベントで難波宏明アンバサダーが述べていた油断禁物が見事に突き刺さることになってしまったのです。Y.S.C.C.は最下位に沈んでいてもあきらめず、腐らず、最後まであきらめない気持ちで全力を出してぶつかってきた結果、勝ったんだと思います。岐阜は結局棚ぼたで得た先制点を生かすどころか、もどかしいプレーをして緩慢さが出ていたんではないかと思います。個人的には、しっかりしていたのは途中出場の柏木選手だけだったと思います。打開しようと動いてたけど、他が付いていけてない感じだったのかなと。



SHV47_1261試合後にやって来たY.S.C.C.の選手達。
自分達のサポーターが誰もいない、オールアウェイの中で勝ったことも、今後大きな糧になるでしょう。PKを取られた後、ギアが上がり、精度も動きもいいふうに向上してきたのかなと思いました。岐阜はその真逆でしたから・・・。
そして、私達に挨拶し、喜びを爆発させる姿、高校生の部活かよ(爆)!



さぁ、最悪の負け方をした岐阜、他の上位が勝っているだけに、J2復帰に黄色信号が灯ったと正直思っています。今年もJ2復帰が叶わなかった場合、この試合が原因になりかねないと思えるほどです。敵に『長良川劇場』を献上するなんてあり得ない・・・。

そうなると、次の試合の福島ユナイテッドFC戦でどう戦うかが気掛かりです。ここで勝ち点を拾う、いやもう勝たなければ、本当に今年のJ2復帰が難しくなると思っています。何とか4位に踏み留まっているものの、福島は3位と上位対決になる一方、実力面ではそこまで上位に付けるほどかと疑問符の付くチームでもあるのです。だからこそ気を抜けない、だからこそ慢心してはいけないのです。また慢心が出れば、Y.S.C.C.の試合の二の舞になります。そして6位以下になったらば、もう今年の復帰を諦めないといけないでしょう。それだけ追い詰められているのです。
去年はアウェイでは勝ってホームで負けています。アウェイだから大丈夫と思わずに、天候の良し悪し関係なく、星を落とさないことを頭に入れて挑んでほしいです。


そしてY.S.C.C.は、この試合をきっかけに勢いがつくんじゃないかなと思います。攻撃面で磨きが掛かれば、今年の台風の目になるでしょう。今まで勝てなかったことが不思議なくらいに。


次回はスタメシやイベントの紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)

2020年11月04日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その13 生き残るためのゴール

FC岐阜、今日はアウェイ(ニッパツ三ツ沢球技場)でY.S.C.C.横浜と対戦しました。
以前にも紹介したように、5位の岐阜、今日の試合は17位に沈むY.S.C.C.が相手。実力差はホームでもわかっているはず。気さえ抜かなければ勝てる試合だし、勝たないといけない。既にロアッソ熊本とSC相模原は前日に試合を終えており、熊本・相模原とも引き分けになっています今日勝っておけば、3位にまで上昇する可能性があります。
昇格ラインまでもう少しのところに・・・。その願いは届くのでしょうか。


試合は、ホームになるY.S.C.C.が優勢・・・というか圧倒的な展開攻撃的な試合展開に岐阜のイレブンはタジタジになっているようでした。長良川の時も似たような展開だったでしょうに・・・。
そう思っていたら、前半11分に左サイドに振られた球をダイレクトにゴール前センターに運ばれ、ジャストの位置にいた宮本拓弥選手のスライディングシュートで先制されます。守備が競っていた中で打たれたので、もう1人くらいいてもよかったんじゃないのと思ったのですが・・・。敵に先制されるという最悪のパターンで前半は終わります。

後半に入り、徐々に岐阜は攻撃を立て直したものの、Y.S.C.C.が手堅く選手を配しているため、なかなか破れませんシュート数はY.S.C.C.より多いんですけど、なかなか破れないことで正確性に欠けていたのが大きな要因でしょう。
それでも潮目が出たのが、後半23(68)分、この少し前に途中交代で出てきた前田遼一選手が決めてくれました
大西遼太郎選手のヘディングで川西翔太選手に回し、少し持った後にシュートを打つもキーパーに阻まれます。そこに駆け込んできた前田選手が奇襲を掛けるも、体制を立て直したキーパーに二度阻まれます前方にディフェンダーもいる中で、もう一度前田選手が押し込んだのが入って、同点に。前田選手にとっては、昨年7月14日のジェフユナイテッド市原・千葉戦以来のゴールということなので、1年以上無かったのか・・・。
その後も勝利のために強引とも言える展開や執念を見せたものの、結果的には1-1で終了岐阜は負けはしなかったものの、引き分けで昇格争いから一歩後退というふうになってしまったのかなと。
それでも、前田選手の生き残るためのゴールが価値あるものになるように、次回のホームであるカターレ富山戦は勝たなければいけません富山は昇格争いからは厳しい立ち位置にいるものの、まだあきらめていないでしょう。せめてプライド・オブ・北アルプスは首位で・・・と思っております。まだチャンスは残っている。そのチャンスを手放すことなく、あきらめず頑張ってほしいです。


残り9試合、自動昇格への勝ち点差は4。


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2020年09月02日

FC岐阜観戦記2020 第6節 たった一つのプレーでガラッと変わる

FC岐阜、今日はY.S.C.C.横浜との一戦になりました。
Y.S.C.C.は、神奈川県横浜市にある3つ目のJリーグチームで、元々は横浜市中区にあったクラブが後に全日空の資本参加で日本サッカーリーグ1部に昇格した全日空横浜サッカークラブになりました。その際、全日空横浜のOBやスタッフが、全日空に依存したクラブ運営に疑問を抱き、地域に根差したサッカークラブ作り組織したサッカークラブをと設立したのが、横浜スポーツクラブで、現在のY.S.C.C.になっていきます。つまり、後にJリーグ入りし、消滅(正確には横浜マリノスと合併)した横浜フリューゲルスの遠戚にあたるわけです。

Y.S.C.C.は2011年にJFLに昇格し、そのままアマチュアクラブで行くのかと思われましたが、2013年のJ3創設に際して参加を表明その年のシーズンオフにJ3参入が承認され、現在に至ります。その際、クラブ名に地域名が入っていないということで、略称でのチーム名で登録していた『Y.S.C.C.』を『Y.S.C.C.横浜』としたのです。
なお、Y.S.C.C.とは横浜サッカー&カルチャークラブの略で、イメージ的にはKBS京都(KBSは京都放送の略)と同じ語呂だと思います。


さて、この試合を迎えるまでの間の岐阜はというと、とんでもない事態になりました。
ホームのいわてグルージャ盛岡戦の後はアウェイ2連戦でしたが、SC相模原には完敗といってもいい内容窮地に陥った中で迎えた福島ユナイテッドFC戦は、前半で圧倒的な展開を見せていたものの、ハーフタイム中に轟いた雷がきっかけで雷雨になり、そのまま中止が決まりました。この日取りも今日決まったのですが、それは後程。
そして気持ちを切り替えて臨もうと、ホームに戻って来て首位のブラウブリッツ秋田戦を迎えたものの、試合開始直前にまたもや雷雨。1時間半延ばしたものの、中止になりました。

この間、実に1試合半試合が無かったことになります。一方でY.S.C.C.はきっちり日程をこなしているので、中2日となります。はっきり言ってしまえば、この試合を落とすようなら、今年のJ2復帰は無理でしょう。もっと言えば、普通に勝つのではなく、圧倒的に勝たないといけないと少なくともサポーターからは思われるでしょう。J3に入ってからも順位は下から数えた方が早く、参入年から3年間最下位にもなったほどです。当時寄せ集めと言われたJリーグ選抜U-22やU-23チームよりも弱かったと暴力的に言えばそうなります。ここ最近は、最下位になるようなことは無くなったものの、まだまだというふうでしょうか。


SHV47_0307というわけで、この試合は平日に組まれたナイトマッチになったわけですけど、1505人来ていたのですから、何だかんだでよくやってると思うよ。
その華を添えるかのように、今日は特別メニューが多かった。その中の一つを紹介します。

こちらは、グーテライゼの「どて丼」飛騨牛のすじ肉が入ったものです。
・・・ネギに隠れているのですけれども、コイツには卵(温泉卵のようなもの)が入ってたよ(泣)。



味としては、すじ肉が柔らかく仕上がっていて、一緒に入ってたごぼうもあくがしっかり抜いてあって、かつ味噌がしみ込んでおり、美味い。ただ、少々薄味だったかなというのともっとどての味噌はたっぷり掛けてくれないと、ご飯に絡まない(苦笑)。惜しい、実に惜しい。


SHV47_0309さて、岐阜の秘密兵器とも言える町田ブライト選手が先発に名を連ねたこの試合、序盤は岐阜がY.S.C.C.を圧倒しているともとれるふうでした。前半6分には粟飯原尚平選手のクロスを川西翔太選手がペナルティエリアで受け取り、その後は独壇場。個人技でY.S.C.C.の守備陣を翻弄し、労せず先制点をゲットします。
その後も実に岐阜がいい流れで試合を流します。Y.S.C.C.は何をするにもワンテンポ遅い感じ、つまりは格の違いを思わせるようなプレーに。岐阜もJ2にいた頃、下位に沈んでいたチームなので、上位にいるチームには、今回のように翻弄されるわ攻守のテンポがイマイチ遅いわとなっていたなぁと感じておりました。
しかし、格の違いを見せていたはずの岐阜は、前半36分に与えたファウルをきっかけに一気に流れを失ってしまうのです。しかもその2分後(実際はほぼ同じ時間のはずだが、公式ではそうなっている)に行われたフリーキック、見事に岐阜が築いた壁を越えてゴールマウスに吸い込まれてしまいました。もうお見事過ぎて拍手が沸いたわ(苦笑)。
このワンプレーで流れはY.S.C.C.に傾き、岐阜は浮足立ちます。相変わらずテンポは悪いのに、ことごとくゴール前にボールを運ばれるのよ・・・。

このままではまずいと思ったのか、ゼムノビッチ・ズドラブコ監督は、町田選手から石川大地選手に、三島頌平選手から高崎寛之選手に交代します。今回は、この交代がズバリ的中となったのです。
まずは後半21(66)分、左サイドから上がってきた橋本和選手の強烈なクロスを受け取ったのが、石川選手!まるで飛び込むようなジャンピングヘッドで逆転します。しかし、橋本選手のクロスが強烈過ぎたのか、吹き飛ばされそうになったぞ(爆)。
さらに後半29(74)分には、柳澤亘選手のクロスを受け取った高崎選手がドンピシャで合わせたヘディングで追加点を挙げます。このようなクロスで得点が取れる時というのは、非常に調子のいい証拠ですけど、やはり交代というワンプレーがきっかけになってイケドンになってくれるんですよね。この時の岐阜は再びノリのいい状態になっていたのです。

しかし、再びY.S.C.C.が反転攻勢に。こちらも途中交代だった宮本拓弥選手に決められて、また1点差に。またY.S.C.C.に流れが傾き始めます。
ただ、最後は岐阜が何とか意地を見せて守り切り、3-2で勝利。ホームの無敗記録を6に伸ばしました。



勝ってよかった。確かに勝ってよかった。ただ、先程述べた圧倒的ではなかったのが誠に残念です。本来なら3-0ないしは3-1で収めていればOKだったのですけど、気の緩みで取られたと言っていい2点目が蛇足になっています。これはちょっとJ3を甘く見過ぎていないかと心配になってきました。しかも過密日程ではなかった試合勘というのもあるので一概に言えないですけど、1週間以上試合が無かったので、もっと余裕で戦えたんじゃないのかと。前半(特に序盤)のあの動きを90分できないと、J3は厳しいぞ・・・。


とりあえず勝ち点と得失点差のプラスを1つ増やして、次の試合を迎えます。

次の相手はアスルクラロ沼津です。もし観客が入って、かつコロナ禍でなければ、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチ(アニサカ)だった可能性があっただけに、残念至極です。まぁ、アニサカだと仮定すると、御前試合になったのと同じレベルになるかもしれないので、異常な強さを発揮してくるかもしれません。去年・一昨年見た試合が、その御前試合でしたけど、ホントに怖いぞ・・・。

そして次の試合が、何と9/9に福島と後半部分を再開試合として行うことになりました。場所はさすがに変更となり、郡山市にある郡山西部サッカー場から、福島市にあるとうほう・みんなのスタジアムとなります。芝の状態が悪いと伺っておりますけど、大丈夫なのかしら。それ以前に台風襲来の方が怖い・・・。

さらに次の試合もアウェイ、ヴァンラーレ八戸戦になります。つまり、アウェイ3連戦。Jリーグの規定ではないのですけど、公平性の観点から日程くん(Jリーグの試合をマッチングするシステム)が組まないように設定されている条件なんですよね。ワイらJ3の1年目やぞ。こんな酷を受けなアカンのですか・・・(泣)。

今回のようなケースだと、一旦ホームに戻ってからアウェイに向かう(この場合、沼津→福島→八戸なので、岐阜→沼津→岐阜→名古屋→仙台→福島→仙台→名古屋→岐阜→名古屋→青森→八戸→青森→名古屋→岐阜)のは、非効率かつ経費も掛かるんですよ。そうなると道中で練習できるようにして移動を繰り返すというジプシー的なものになるとも言われています。


この3連戦を経て、やっとホームになります。その相手はAC長野パルセイロ当初の開幕戦の相手だったチームです。そしてトップ・オブ・北アルプスの盟主になるべく大事な一戦になるでしょう。


厳しい日程が続くけど、ここを乗り切れば、J2復帰が見えてきます。気を抜かず乗り越えていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)
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