2024年12月14日

2024年のFC岐阜クリスマスフェスタに行ってきた

今日、岐阜県岐阜市にあるアクティブGで行われた「FC岐阜クリスマスフェスタ in アクティブG」に行ってきました私が今年岐阜関連で行くイベントとしては最後になるだろうなぁ。マーサ21で行われるイベントは普段行かないし。
アクティブGでのイベントは、来年のユニフォームが見られるというのが大きく、それを見てどうするか考えるわけですよ。ここ何年かは、ユニフォームを買っていますけど、今年はいかに。


昼頃にアクティブGに着いたのですけど、早く来た理由は、ガラポン抽選会のためアクティブGで飲食や買い物をすることでもらえるレシート1000円分以上で1回くじが引けるんです。しかも、1枚のレシートで2000円以上なら2回というふうに、1枚のレシートで額が多くても、その金額分引けるというのだから、太っ腹。たいてい1枚1回なのにね・・・。
しかし、そんなことになるという理由は、なかなか当たらないからだ(ギャハ)。結局、「うまい棒」とクリアファイルをたくさんもらうだけになってしまった(泣)。しかも、私の一人前の人間が、残った景品を全てかっさらうというシーンを見てしまったというオマケ付(大泣)。


KYG03_20241214_160033625そんな和気あいあい(なわけねーだろ(爆))な中で執り行われたイベント、司会はひらともこと平松友康さんが務めましたこの手のイベントは、最近久世良輔さんじゃないのね。あの人は、スタジアムでメインを務めるようになったから、棲み分けというふうなのだろうか。



KYG03_20241214_160551568さて、毎年行われているのは、ユニフォーム発表だけではありません。岐阜に期限付き移籍でやって来ている岐阜県のマスコットであるミナモの契約更改も行われるんですね。
今回は、クリスマス前ということなので、サンタ姿での登場です。



KYG03_20241214_160947050契約更改の席に着いたものの、その前も含め、色々と追加してほしいとねだったり、そもそも期限付きじゃなく完全にしてほしいようなそぶりを見せていたので、若干渋ってはいたようですが・・・。



KYG03_20241214_160955813観念・・・じゃなかった(爆)、納得の上でサインしてくれました。
ちょっとスペルを間違えそうになったらしい(ニヤニヤ)。



KYG03_20241214_161049918さぁ、来年もミナモは岐阜の期限付きマスコットとして登場してくれます。
もうギッフィーという正式なマスコットがいてくれているにもかかわらず、こうやって期限付きでも登場して頂けるのですから、ホントありがたいです。フロントは何か盛ってやれよ(ニヤニヤ)。



KYG03_20241214_161547648そして、いよいよ新ユニフォームお披露目になりました。
この日登壇してくれたのは、甲斐健太郎選手(左)と粟飯原尚平選手(右)
・・・しかし双方、特に甲斐選手は浮かない顔今年の状況もあるのだろうけど、背番号4だったとか言ったりして、何ともどこかに行く素振りのような、のど元に引っ掛かることを言っておりました(苦笑)。



KYG03_20241214_161747631そんな中でも粛々と進み、お披露目となりました。詳細は最後に書いていこうと思います。



KYG03_20241214_161843138途中、何か2人がニヤニヤしだしたので、何事かと思っていたら、どうも與那覇航和選手が来ていたらしいまだ2人はベテランというには若いですけど、中堅どころとしては十分な年齢。これからは若い選手が増えていくと思うので、背中(プレー)で自分達のやりたいこと・やっていくことをアピールできるようになってほしいです。
なお、この後2人の契約更新が発表・・・というより、選手の方が口を滑らせた格好でなし崩し的に知られることになった(ギャハ)。でも、残ってくれてよかった・・・けど、ここに来ている=契約更新という図式なんだよねぇ(ニヤニヤ)。<つまり、「知ってた」ってヤツですね、わかります。
そうは言っても、守備の要とジョーカーが残ってくれたのは、チームの骨格が作れるから大きいですよ。



KYG03_20241214_162559014こちらは、メディア撮影の一コマ。2人だけでガッツポーズもありましたけど、とりあえずユニフォームサプライヤーとして継続となったラッツォーリ(三敬)の方とのショットをば。



KYG03_20241214_170418628では、2025年のユニフォームの紹介です。


1stユニフォームは、チームカラーの緑ですが、今年のものと比べて深緑(ダークグリーン)になっています。
あしらわれている模様は、織物でよく使われているもので、ダマスク模様をあしらったものになっているそうです。もちろん模様は、岐阜の県花であり岐阜のエンブレムにも使われているレンゲソウをモチーフにしたもの生地は去年よりいいものらしい。
なお、こちらのユニフォームは、オーセンティックユニフォームとなります。

2ndユニフォームは、白になっております。恐らくアウェイで着用するものとして設定されたものでしょう。
あしらわれている模様は馬、岐阜県羽島郡笠松町にある地方競馬場である笠松競馬場で育ったオグリキャップです。
オグリキャップは、2025年で生誕40周年を迎えるとのことで、今回コラボユニフォームを兼ねたものになっています。地方から全国に旅立ち、数多くの勝利を重ねた名馬のように、岐阜も頂点=優勝を目指してほしいと願って作られました。
なお、こちらのユニフォームは、レプリカユニフォームになっています。



KYG03_20241214_170345595こちらは、キーパー1stユニフォーム
1stユニフォームと同じくオーセンティックユニフォームになっています。こちらは、ここ数年同じく青になっています。ダマスク模様入りのものになっています。



KYG03_20241214_170519597こちらは、キーパー2ndユニフォーム
2ndユニフォームと同じくレプリカユニフォームになっています。同じ馬ですが、赤いので若干目立ちにくいかな。しかし、赤で馬だとロアッソ熊本を思い出す粟飯原選手に着せていたのも熊本にいたからということなのか(苦笑)。



いやはや、2025年ユニフォームが1stの柄のみだったら、間違いなく見送ってた(ギャハ)。これは2ndユニフォーム一択でしょう。私自身競馬には興味がないですけど、知らない人でも知ってる有名な馬ですし、アウェイに行ったら、皆の注目の的になるでしょうから、話題性でもこっちの方がいいのかな。まだ背番号が決まってないから決められないという人もいらっしゃるでしょうけど、私はJ3にいる間は12にするつもりでいるので、年内には注文を出そうと思っています。
なお、今回は対面販売はホーム開幕戦(2/22ないしは2/23)まで行われず、オンラインショップでの展開のみになるそうです。来年もイベントがありますけど、行われていないので、十分気を付けて下さい。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 22:10Comments(0)

2024年12月11日

こ、これはフラグなのか・・・

FC岐阜は、ヴァンラーレ八戸から佐々木快選手を完全移籍で獲得したそうです。
今年、自身初の2ケタ得点を取ったことで大きな自信を得た上でのステップアップ移籍なのかな・・・。それとも先日監督に就任した大島康明さんの意向なのでしょうか。ちなみに、現在26歳ということもあり、若い選手にもなります。
その前にも、北龍磨・文仁柱・横山智也・與那覇航和の4選手の契約更新を発表しています。與那覇選手以外の3選手はスタメンやリザーブで名を残していたし、特に北・文両選手に関しては大活躍していましたからね。主軸になる人物だと思うので、残ってほしい選手ではありました。ちょっとだけホッとしています。

そうなると、ストライカーの意向が知りたくなるよね・・・と持っていた矢先に、この発表。佐々木選手をストライカーに据えてやっていくのか、トップ下に据えて、ストライカーを引き立てたいのか。
そういえば、右ウイングが固定されていなかったなぁ・・・ということを思い出し、そうなると彼を底に据えるのかとか考えたくなるんですけど、そうはならんやろなぁとも。左にしても然り。荒木大吾選手がいるので、彼は右ができたかなとか思っていますけど、あまり右はやっていなかったような・・・。
じゃあ、アレだよな。移籍へのフラグがストライカー様に点灯してしまったのかなと。もちろんそんなことは考えたくないですし、まだわからないと思いますけど、今年得点王を取ってしまったら、その可能性は十分ある残ってくれれば、心強いですけど、それは彼の心持ち次第。


12/14のイベント(新ユニフォーム発表イベント)で、彼の姿が拝めたら、9分9厘残留なのでしょうけど、はてさてどうなるか。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2024年12月10日

うーむ、どうなのかのぉ・・・

FC岐阜は、新監督に鹿児島ユナイテッドFCでの監督経験のある大島康明さんにすることを発表しました。まだ43歳なのね・・・。
大島監督は、徳島ヴォルティス・ギラヴァンツ北九州でプレーした後、徳島・カターレ富山でのコーチ経験を経て、2017年から鹿児島でのコーチ、2020年からは同チームのヘッドコーチを務めました。
2023年からは大嶽直人元監督(現在FC大阪の監督)の解任に伴い、ヘッドコーチから昇格する形で監督に就任し、チームを立て直して鹿児島のJ2昇格に貢献しました。しかし今年は、シーズン途中でチームか崩壊し、解任の憂き目に遭っています
これは、J3からJ2に昇格した時の戦績を見て、監督にしようと思ったんでしょうかねぇ。そうなると、昇格を果たしたら別の監督に据え直す可能性もあると言いたげな人事発表のようにも思います。J2での戦いっぷりが壊滅的な部分もあるようで、一部のサポーターからは、この人でいいのかという意見も。

まぁ、1年で昇格する意識があり、それを確約できるのなら、それでいいのかもしれないですけど、そうじゃなくて数年掛けて・・・というふうなら、ちょっと困りものだよなぁ(汗)。だったら、もうちょっと違う経験を持った監督の方がいい。
あとは、どんな人を連れてくるのかだと思っています。鹿児島の監督だった経験を考えると、鹿児島に半年間期限付き移籍していた西堂久俊選手が(再度の期限付き移籍なのか完全移籍なのかに関わらず)残る可能性もあるし、彼が監督の時に獲ったンドカ・チャールス選手と大野哲煥選手を戻す可能性もゼロではなくなったのかなと。


とりあえず、今は天命を待ちましょう。彼自身がどんなチームを作りたいのか期待と不安を入り混ぜながら・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2024年12月09日

高知ユナイテッドSCのグッズが売っていたので買った

先日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われたY.S.C.C.横浜×高知ユナイテッドSCの試合に行ってきたのですが、公式サイトには恐らく掲載されていなかった高知のグッズ販売が行われていました。


KYG03_20241208_01_075809今回買ってきたのは、2つ。


一つは、「ミレービスケット」野村煎豆加工という会社で製造されたものです。
実は、名古屋にも「ミレーフライ」という名前で同じ形・製造方法のものが販売しており、高知県のものは名古屋がルーツなのではないかという説もあります。ただ「ミレーフライ」・「ミレービスケット」が名古屋と高知にあるのは、元々明治製菓(現在の明治)から二次加工と販売をそれぞれの地域の会社で請け負うようになったのが有力なようです。


こちらは、4連で1つとなっており、1袋30g入りになっています。高知のチームカラーである赤と緑の袋入りになっているんですね。



味は、勝手知ったるもので、油で上げた香ばしい風味と甘い仕上がりのビスケット名古屋の人間なら懐かしさも感じるあの味ですよ。お茶請けにピッタリな一品なので、是非ともお買い求めいただきたいものです。


KYG03_20241208_075949786もう一つは、「おとどのえさ」という魚肉ソーセージ愛媛県八幡浜市にある西南開発という会社で製造されたものです。
野球の独立リーグである高知ファイティングドッグスも推奨する一品で、かつおの落とし身などかつおをたくさん練り込んだものになっています。商品名になっているおとどというのは、高知県高知市にある桂浜水族館のメスのマスコットキャラで2015年に誕生しました。魚肉食系キャラということなので、魚肉ソーセージなのね。
なお、この商品の監修はアスリートフードマイスターの山本志穂美さん・・・って、高知のオーナー兼社長兼寮母さんやんけ!



味は、一般的な魚肉ソーセージとは違い、かつおの味わいの濃い仕上がりになっています。魚としての旨味とちょっとしたほろ苦さもあり、魚を食べているというインパクトを感じ取れるものになっていますね。


来年はJリーグチームとしてやって来る高知。もしかするとアウェイの試合でもグッズ販売を行ってくれるかもしれません。これ以外にも、タオルマフラー・折り畳みクッションや高知らしい一品である鳴子やゆず入りの応援のど飴や入浴剤もあります。Yahoo!ショッピングでも販売しているので、よろしければ。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)

2024年12月08日

FC岐阜観戦記2024 特別編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 和田侑樹・岡本亨也

KYG03_20241207_13563031112/7、神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C.横浜×高知ユナイテッドSCとのJ3・JFL入れ替え戦(第2戦)を見に行ってきました
この試合は、ホーム&アウェイの2戦で行われ、第1戦は12/1に香川県丸亀市にあるPikaraスタジアムで高知のホームとして開催しています。その時の結果は1-1のドローで、前半Y.S.C.C.が先制したものの、その後高知が追い付く格好になりました。
今回はY.S.C.C.のホームで開催することから、ドローで終えたY.S.C.C.が優勢だと思われていました。どちらも勝たないといけない状況ではあったものの、仮に引き分けに持ち込まれても、延長戦やPKはホーム側であるY.S.C.C.に有利に展開されるのではないかと思われたからです。ゆえに、高知としては、これまで以上に勝利が必須条件となってしまったのです。総得点数が低いチームがアウェイで1点をもぎ取るのは、かなり難易度の高いものだと思っているので、高知がそれに臆せず戦えるかが焦点になったと思っています。



KYG03_20241207_160656657こちらは、後半開始時に撮った高知側のスタンド高知からのツアーバスが中止になったという話は聞いていたものの、なんのなんの、地元や関東圏などの高知出身者が、これだけ多く来場してくれましたメインスタンドもぎっしりしていましたよ。
この状況は、Y.S.C.C.サイドも同じで、普段開放されないバックスタンドも開放されるほどでした。その結果、この試合は5101人の来場者が来ておりました。けれども、普段からこのくらいの人間を呼べなかったのかとY.S.C.C.の運営には問いたいですね。






KYG03_20241207_165143327試合は、前半から双方緊迫感のある展開を見せるかと思ったら、前半7分、高知の左からのフリーキックをY.S.C.C.が弾いたと思ったら、それが高知の選手の下に飛び、右へ大きく展開。その展開された球を数人のパス回しを経て、今度は中央にクロスその球をこの試合先発になった新谷聖基選手が頭で合わせ、ゴールマウス左隅に吸い込まれました。Y.S.C.C.が第1戦で行った奇襲を今度は高知がやってのけました。シンプルながらもお手本のような鮮やかなクロスからのヘディングシュートで先制となりました。
その後は、Y.S.C.C.が攻撃的になっていったものの、高知が全員で守る従来のプレースタイルが光り、精度の低さもあってシュートが入らない状況に。高知もチャンスは掴むものの、Y.S.C.C.の執念ある守備で追加点を許さないふうになっていました。

しかし、攻守を入れ替えてフレッシュにしたはずのY.S.C.C.の猛攻は実らず、高知は何とかして追加点を入れたい執念が徐々に実を結びそうな状況になった中、アディショナルタイム突入直後に大一番がやって来ました。
高知は、カウンターで前線に球を持っていき、左に出ていた途中交代の内田優晟選手(29番の選手)がY.S.C.C.の狭い守備の間をかいくぐる一閃を放ち、それがキーパー棒立ちになってしまうほど、ややふかし気味だったものの、まっすぐな弾道を描き、ゴールマウス上部に突き刺さっていきました高知にとっては、J参入を決定付ける、Y.S.C.C.にとってはJクラブとしての終焉を示すことになった追加点となりました。しかも、彼は2年目の若手で、この試合が初登場という『持ってる』選手だから、ホントわからない。



KYG03_20241207_165732946そして、そのままタイムアップ。
0-2(2試合合計1-3)で、高知がJ参入を決めました。一方Y.S.C.C.は、いわてグルージャ盛岡に続くJ退会が確定となり、来年はJFLで戦うことになりました。


高知がアウェイながらも90分間を上手く支配していたように思いました。逆境かつ圧倒的不利な中で、自分達のサッカーを貫けたのが大きかったと思いますし、最後まで点を取る姿勢も素晴らしかったと思います。
一方でY.S.C.C.は細かいミスが目立っており、最初の失点は、ショートコーナーで起こしたミスがきっかけだったと思いますし、2点目も最後決めきれなかったことで生じたミスだと思います。たった一つのプレーでガラッと変わるY.S.C.C.の特徴が、今回は悪目立ちしてしまったようです。



KYG03_20241207_165734821遂に高知がJ参入を決めました。
今年のシーズンから独走状況で、首位での参入も夢ではなかったものの、後半失速して、今回の入れ替え戦にまで至ったわけですから、サポーターの人達も焦燥感を味わったのではないのでしょうか。



KYG03_20241207_165916549今回のために作られた、お手製の切符。
途中経由のアイゴッソ高知と高知UトラスターFCというのが、高知県のサッカー事情を表しているとも。

高知県には、元々J参入を目指したアイゴッソ高知と高知UトラスターFCの2チームがあり、お互いが地域リーグ内で潰し合う格好になっていました。そこで、高知県で一つのチームを作るべきだということで、双方を合併して生まれたのが、高知ユナイテッドSCなわけです。チームカラーの赤(えんじ色)はアイゴッソ、緑は高知Uトラスターのチームカラーだったんですね。このあたりは、鹿児島ユナイテッドFCが生まれた過程とよく似ています
2016年に合併後、四国リーグで圧倒していたものの、地域サッカーチャンピオンズリーグでなかなか勝てない中で、2019年に遂にJFL昇格を獲得。しかし全国展開することやコロナ禍で経営面での悪化が目立つようになり、チーム解散の憂き目にも遭いながら、少しずつ成長し、2023年の天皇杯ではJ1のガンバ大阪と横浜FCを下し、ベスト16まで進みました。そして、今年2位で入れ替え戦に進み、J参入を果たしたのです。



KYG03_20241208_080227425このお手製の切符、本物のような切符で作られました。200枚限定配布だったようです。



KYG03_20241207_172100810「祝J3入会!」と書かれた紙弾幕が用意され、集合写真の時に出されました。



KYG03_20241207_172247404選手とスタッフが集合し、勝利の雄たけびを上げる瞬間。
この日は、高知の全選手が来場しており、FC岐阜から期限付き移籍していた和田侑樹選手もいました。ちなみに、プロ契約をしていたのは、その期限付き移籍でやって来た3選手のみで、それ以外の選手(つまり元々高知所属のチーム)は、全てアマチュア契約になり、どこかで働きながら選手活動を行うというふうでプレーしていたのです。



KYG03_20241207_172730750吉田岳史監督の胴上げシーン。
吉田監督は高知県出身で、現役時代は名古屋グランパス・横浜FC・水戸ホーリーホックなどで活躍していたそうです。だから名古屋サポも来ていたのか・・・。そして、ニッパツ三ツ沢球技場は選手時代の思い出の地でもあるのね。



KYG03_20241207_1207173111一方のY.S.C.C.サイドは、お通夜状態最後は選手や監督がゴール裏に来たそうですけど、怒号に近いエールが飛んでいたらしい。スタジアムDJの1年でJリーグに戻ろうと訴えたものの、平均観客動員数が2000人を越えない中で、本当に戻れるのかが心配ですね・・・。だから5101人来たのに驚かされたわけですけど、半数が高知のサポーターだったとしても、2500人くらいは呼べる実力はあるのですから、普段からこの営業活動を行ってほしいよねぇ・・・。



これで、来年のJ3は栃木シティFCと高知が参入を決め、ザスパクサツ群馬・栃木SC・鹿児島がJ3降格となります。勢いのあるチームと実力のあるチームがやって来ることもあり、来年も激戦が予想されますが、大宮アルディージャのように頭一つ飛び抜けたチームは無いため、団子レースになる可能性もあります。そうなると、選手の個性よりも集団で組織的に戦えるチームになるかだと思います。その点では、高知は有利に働くかもしれませんが、運営面での問題は、まだ完全に払しょくできていないため、今後運営面で安定を図れるのか気掛かりではあります。


来年、高知に行けるのはうれしい反面、アクセス大丈夫かなとか日程大丈夫かなという不安もあります。しかし、今は高知のJ参入を喜ぼうではありませんか。高知ユナイテッドSCの皆様、J参入おめでとうございます。来年の活躍を期待しています。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)

2024年12月07日

高知にJクラブ誕生へ

神奈川県横浜市神奈川区にあるニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ3・JFL入れ替え戦の第2戦Y.S.C.C.横浜×高知ユナイテッドSCの試合は、0-2で高知が勝ち、通算1勝1分で高知がJ参入を決め、Y.S.C.C.がJ退会(JFL行き)となりました。
高知はもどかしい時間が続いたものの、序盤に入れた棚ぼたの1点を全員で守り抜き、最終盤にできた得点の機会を魂込めて入れたという素晴らしい試合展開になりました。Y.S.C.C.も幾度となくチャンスは築くものの、焦燥感からか決まらないまま時間だけが過ぎていく格好となり、最後は力尽きて万事休すとなってしまいました。


どちらも、これからが大変。いかにリーグを戦い抜くかでしょう。戦力の維持だけでなく、どれだけ積み上げられるかに掛かっています。あとY.S.C.C.は年平均2000人・1000万円以上の年間収入を達成できるかも気掛かりです。今日の試合は、5101人集めたものの、普段からこの集客ができるかと言われると、難しいかもしれません。普段から地道な営業を行って、動員数を増やさないと・・・。居残りしたサポーターもかわいそうでなりません。


ともあれ、今はこれでしょう。
高知の皆様おめでとうございます。この先もアマチュア時代以上の苦労を味わうかもしれませんけれども、高知家で挑めば、苦労は減るかもしれません。高知家の皆様にいつまでも愛されるクラブになって下さい。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 18:01Comments(0)

2024年12月04日

残念ながら、切られるのも致し方なし

先日、FC岐阜の天野賢一監督が退任となり、契約満了選手も10人発表されました。この他、コーチ・コンディショニングコーチも退任となりました。


天野監督は、今年の6月に上野優作元監督の退任に伴い、暫定で監督に就任したものの、特に夏場の不振が響いて、一時はJ3・JFL入れ替え戦の枠になる19位との差が大いに縮まりました
その後、10月のAC長野パルセイロ戦以降、調子が上向いた(以降負け無しだった)ものの、最終的には8位になり、J2昇格を逃す格好になりました。
個人的な意見ですが、退任は当然で、来年も監督をするという事態になったら、ちょっと心から応援できないなと思っていました。暫定で監督をやらなければならなかった点は同情するものの、夏の時期のゴタゴタを招いたのは、明らかに天野監督の時期で、全く勝てなかった時期でもあります。先述の長野戦で勝てるようになったのは、その直前に就いた大橋浩司ヘッドコーチがきっかけであり、賜物だと思っています。つまり大橋ヘッドコーチがいなければ、今の順位もなかったと見ています。
これに伴い、新監督が誰になるのかも焦点になるのですけど、降って湧いたかのように、FC今治をJ2昇格に導いた服部年宏監督が退任(契約満了)になったとのこと。2011年~2013年にウチにいたということもあり、そのよしみで監督を依頼してもいいと思います。もちろん、ヘッドコーチを務めていた大橋さんを監督に据えるという手もありますけど、ユースの面倒を見てほしいから・・・ということで反対される人もいて、それもわからんでもないなと思っています。だったら、ユースの監督として、フットボールコーディネーターという役職にいる上野優作元監督を新たな修行先としてユースに派遣し、研鑽させてもいいんじゃないだろうかと。将来有望な選手を見抜く力が発揮できるでしょうし、元日本代表のコーチが面倒を見るというのなら、親御さんも行かせてくれるんじゃないかと思います。


一方で満了になった選手に関しては、ほとんどの選手が、そうなるよね・・・と言わざるを得ません期待して入団した選手も切ってしまったあたり、将来性が乏しいと判断されたのでしょう。これが、クラブのイメージに悪い印象を与えないか心配ではあるものの、プロの世界というのは厳しいという点は理解しないといけないでしょう。若い選手は、まだ次のクラブへ行けるチャンスがあると思うので、あきらめずに活動してほしいと思います。
なお、ホームグロウン枠だった羽田一平選手も満了になっています。恐らくホームグロウン枠になる選手の入団のメドが付いていると思われます。そうじゃないとペナルティがありますからね・・・。
ただ、思い切った『出血』を伴っているので、残すべき選手を残すようにしないと、新監督になっても同じ轍を踏むのではないかと心配です。全ては新監督の発表と残ってほしい選手が残ってくれることを願ってプレスリリースを眺めることにしましょう。でも、個人昇格をする選手がいるんじゃないかなぁ・・・(泣)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2024年12月03日

順当と厳しい結果が交錯した中のプレーオフ・入れ替え戦

12/1にJ1昇格プレーオフとJ2昇格プレーオフの昇格プレーオフ、J3・JFL入れ替え戦とJFL・地域リーグ入れ替え戦の入れ替え戦が行われました。
まずはJ1昇格プレーオフ。J2で3位のV・ファーレン長崎が同じく6位のベガルタ仙台と、同じく4位のモンテディオ山形が同じく5位のファジアーノ岡山とそれぞれ上位クラブのスタジアムで開催されました。
その結果、下位のチームである仙台と岡山が勝つという下克上が発生しました。


仙台は、長崎に対して有利に進め、前半に先制。その後後半になっても仙台が押せ押せムードで進め、追加点を着実に奪います終盤に長崎が1点を入れるものの、時既に遅しアディショナルタイムにダメ押し点を仙台に入れられ、万事休すとなりました。

岡山は、山形に仕掛けたプレスが功を奏し、先制点を奪うと、その3分後にはコーナーキックから追加点を奪います山形はツキに恵まれず、相次ぐ選手の負傷と後半に起こった一発退場で徐々に精彩を欠き、最終盤にダメ押し点を岡山に叩き込まれ、山形は無得点で試合終了。この結果、岡山が初の決勝進出となりました。

決勝戦は、岡山のシティライトスタジアムで開催となりました。岡山ではNHK岡山放送局が、優勝した際は特番を組むということで、鼻息が荒いようです(試合は、テレビせとうちで放送)


続いては、J2昇格プレーオフ。J3で3位のカターレ富山が同じく6位のFC大阪と、同じく4位の松本山雅FCが同じく5位の福島ユナイテッドFCとそれぞれ上位クラブのスタジアムで開催されました。
その結果、双方とも引き分けに終わったものの、レギュレーションに伴い、上位に着けていた富山と松本山雅が決勝に進みました


富山もFC大阪もがっぷり四つで進んだ試合は、前半に双方点が入ったものの、それ以降は膠着状態に。下位に着けているFC大阪がゴールを攻めるも、富山の守備を割ることができずに試合終了となりました。

松本山雅と福島の試合は、序盤に福島が先制を挙げるものの、その後点が奪えずに前半が終わります後半に入ると松本山雅のペースになり、後半半ばに同点弾を叩き込みます福島は初のJ2昇格に向けて猛攻を仕掛けるものの、松本山雅のホームでできることとサポーターの多さという地の利が生きたのか、松本山雅の守備陣を打ち破ることは再び叶わず、引き分けに持ち込まれてしまいました


決勝戦は、富山の富山県総合運動公園陸上競技場で開催となります。富山は10年ぶり、松本山雅は3年ぶりのJ2復帰の掛かった大事な試合になります。この時期の北陸地方は雨がち(時に雪)な天気になるようで、かなり寒いことが予想されます。そんなコンディションの中で十二分なポテンシャルを出せるのは、どちらなのでしょうか。そして、松本山雅のサポーターによるホームジャックが行われるのかも注目です。


そして、J3・JFL入れ替え戦。ホーム&アウェイ方式で行われる入れ替え戦の1試合目は、JFLで2位だった高知ユナイテッドSCのホームで行われることになっていたのですが、春野総合運動公園陸上競技場がイベントで使えなかっただけでなく、照明でもJリーグ基準を満たせなかったため、香川県丸亀市のPikaraスタジアムで開催されることになりました。相手はJ3で19位だったY.S.C.C.横浜です。
堅守速攻の高知と攻撃的なY.S.C.C.という構図だったはずが、試合開始から全く逆の特徴が出る展開になりました。前半早々にY.S.C.C.が先制したものの、前半半ばにY.S.C.C.のわずかなスキを突いた高知が同点に追い付きます。しかし、双方追加点が遠く、1-1でのドローとなりました。
これに伴い、双方が勝たないといけない状況に陥ったものの、高知の方が若干不利になったように感じます。総得点数がJFLの中でも低かったこととシュート数がY.S.C.C.の倍打ったにもかかわらず1得点で終わったことがその理由です。

史上初のJ3・JFL入れ替え戦の第2戦は、12/7にY.S.C.C.のホームであるニッパツ三ツ沢球技場で開催されます。高知が不利と言ったのは、Y.S.C.C.のホームであるという点ですね。仮に延長→PKになっても、ホームの地の利を生かせるのは、やはり大きなアドバンテージになりますよ・・・。


最後に、JFL・地域リーグ入れ替え戦。一発勝負で行われるこの試合は、JFLで16位に終わったミネベアミツミFCが、自身のホームで、全国地域サッカーチャンピオンズリーグで2位に躍り出たVONDS市原FCを迎え撃つ格好となりました。
試合そのものは、がっぷり四つを組みながらも双方チャンスを潰し合い、膠着状態に陥っていました。このまま延長戦になるのかなと思われた最終盤にコーナーキックからのセットプレーで、クロスの上げ損ないになったボールが市原のゴールマウスに吸い込まれる意表を突く展開に。まさにミネベアが棚ぼたの勝利でJFL残留を勝ち取りました。一方で市原は関東1部に残留となり、熾烈なリーグ戦を戦い抜くこととなりました。


三者三様というのか、各リーグの特徴が如実に出ていた試合になったのかなと。特に最後のJFL・地域リーグ入れ替え戦は、一発勝負から来る残酷さと意外性が詰まったものになっていましたね。過去私は、FC刈谷×クリアソン新宿の入れ替え戦を見に行きましたけど、その時は同じ残酷さでも下克上の勢いみたいなものが見られたように思いました。JFLの公式で見た今回の試合とは全く違う異質なものでした。Jリーグでもなかなか見ないヒリヒリしたものでしたよ・・・。


12/7には、昇格プレーオフとJ3・JFL入れ替え戦が行われます。どんな戦いを見せるのか楽しみですし、どこが昇格・参入してくるのか楽しみでもあります。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2024年12月01日

FC岐阜観戦記2024 特別編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 山岸祐也

昨日、名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に、長良川競技場に行ってきました長良川競技場で行われる理由は、2023年に行われた鳥栖戦や柏レイソル戦との試合の時と同じで、WRC(世界ラリー選手権)が豊田スタジアムで開催されたため、芝をひっぺがしてしまっているからです。養生するのに数ヶ月掛かるらしいからね・・・。
そんな名古屋には、山岸祐也選手が在籍しています。山岸選手は、ザスパクサツ群馬(2年在籍)から岐阜に移籍し、約1年半在籍。2019年夏にモンテディオ山形に移籍し、約1年在籍した後、アビスパ福岡(約3年半在籍)を経て名古屋にやって来ますストライカーとして大きく成長して岐阜に凱旋となったわけですな。
鳥栖にも元岐阜の選手が在籍していたんですけど、移籍でいなくなってしまい、今は監督の木谷公亮さんだけです。


KYG03_20241130_132121683試合開始前は雨が降り、息の白くなるくらい寒くなった気候だったにもかかわらず、長良川競技場には14734人の観客が訪れました名古屋からのアクセスが悪くないのもありますけど、ホーム最終戦である点と名古屋のキーパーで7年間活躍したミッチェル・ランゲラック選手のホームでの最後の試合になるから大勢来たのではないかと。とはいえ、ゴール裏は満員で、バックスタンドはやや空席の目立つレベルだったのに対し、メインスタンドは空席が目立っていたように思えました。全て埋まれば2万は軽く行くはずなんですけどね・・・。
なお、今回は鳥栖側のアウェイ席にしました。山岸選手がいるなら名古屋側じゃないのか・・・と思われるでしょうけど、鳥栖には何とも言えない愛着があるし、ゴール裏とはいえ、岐阜のそれの倍くらいの値段がするから、メインとかバックとかの値段の高さは想像に難くないでしょう(泣)。



KYG03_20241130_130717643アウェイ席にやって来たグランパスファミリーとグランパスポンタ(左端)。
グランパスファミリーは、右端からグランパスくんJr.・グランパスくん・グララ・グランパコちゃんになります。小雨混じる中でもやって来てくれてうれしかったですね。



試合に入る前に、名古屋と鳥栖の現状を話しておきましょう。


名古屋は、ルヴァンカップではアルビレックス新潟を破り優勝したものの、リーグ戦は低調で、前節までの結果により9位に着けています悪くはない順位かもしれませんが、中庸と言われたあの頃のようですな・・・。
鳥栖は、第3節以降、負けが込み始め、第5節以降は降格圏を行ったり来たりしていました。クラブにも迷走が見られるようになり、監督の交代が後手に回ったり、(移籍金でクラブの債務返済を行わないといけない理由があるとはいえ)主力選手の大量移籍が行われたりと事実上チームが崩壊状態になり、第24節以降降格圏を脱することができなくなり、第29節には最下位転落、第30節にはJ2降格が決まりました。12年間いたJ1から陥落することとなったのです。



今回はDAZNの公式サイトが上げている動画を使用します。
尺が長い分、詳細なハイライトが見られるからですね。


KYG03_20241130_160036965しかし、蓋を開けてみると、鳥栖の動きがかなりいい。もちろん上位にいる名古屋の動きも序盤は悪くなく、鳥栖のゴールを攻めていました。しかし、その序盤に詰められなかったのが痛かった鳥栖のキーパーである朴一圭(パク・イルギュ)選手のファインセーブで、鳥栖の勢いが増すこととなります。
すると、前半8分にボールの奪い合いの中から生じた名古屋の選手のトラップミスから鳥栖の選手が回収し右サイドへ。右ペナルティエリア方面に低い弾道のクロス気味のボールを飛ばすと、受け取った鳥栖の選手がさらにマイナスのゴロクロス。そこに待ってましたとばかりに夏に加入したヴィキンタス・スリヴカ選手のシュートがランゲラック選手の身体を弾くほどの強烈なものになり、先制点となりました。
こうなると、鳥栖の勢いが止まらない。2分後には、今度は名古屋のパスミスをプレスで突いた鳥栖の選手がペナルティエリア中央付近に駆け寄った鳥栖の選手が受け取れず、名古屋の選手2名と交錯。その時にこぼれる格好になった球を受け取ったのが、今シーズン当初から加入した中原輝選手ペナルティエリアのラインを蹴りどころにしたかのようにシュートを放ち、それがゴールマウス左隅に突き刺さりましたランゲラック選手も届かなかった今シーズン初ゴールとなるゴラッソで、鳥栖は一気に2点リードを取ります。
しかし、2-0は危険なスコアとも言われる点差。その後は鳥栖は追加点を奪えず、名古屋は本来の調子を取り戻し始めていました。前半終了間際には、山岸選手が詰め寄ったものの得点には至らず、さらに永井謙佑選手が点を入れたと思ったら、VARの判定の結果名古屋側のオフサイドとなって得点取り消しになり、鳥栖は命拾いをしますホントに足先のほんのわずかな部分で、競馬の世界ならハナ差と言われるレベルでしょう。ちなみに、前半のラストプレーで山岸選手は鳥栖の今津佑太選手と交錯したことで脳震盪(とう)の疑いが出たため、ハーフタイム明けに交代となりました。

後半は、交代したことでフレッシュになった前線を中心に積極的な展開を見せたものの、鳥栖の守備陣が粘りに粘って球を掻き出し、名古屋のチャンスを徹底的に潰します
そして後半22(67)分、ゴール前に詰め寄った鳥栖のイレブンが、一度シュートを放つものの、これはバーに嫌われ、再び正面に。そのこぼれ球を打ったのが、2点目を取った中原選手強烈な右足のシュートは、先程のバーに嫌われたシュートの前に放たれたシュートに対応するためにランゲラック選手がゴールマウスから離れていたため、無人になったその場所に叩き込まれるごっつぁんゴールとなりました。まさかランゲラック選手のようなプレイヤーがそんなことを犯すとは・・・と思うほどのある意味情けないプレーで名古屋は自滅してしまったのです。
その後は、名古屋も打開しようとするものの、鳥栖の選手が一枚上手で、特に朴選手のゴールマウスを離れながらもゴールを死守する献身的なプレーが光っていました。ともすれば、先程のランゲラック選手のように自爆・自滅しかねないリスキーなプレーですけど、この日の試合ではそれが見事に的中していました。


試合は、0-3で鳥栖のクリーンシートで終了。これにより、名古屋はホーム最終戦を白星で飾れなかったばかりか、続投の決まった長谷川健太監督で来年も大丈夫なのかという不安を残す結果にもなりました。



この日の試合の鳥栖は、ホントにJ2に落ちてしまうのかと思えるほど洗練されたプレーを連発しており、文字通りサガン鳥栖の名の由来になった砂岩のようになっていました
砂岩は、粒は小さくとも集まれば強固な岩になるとのことで、それによってサガン鳥栖のサガンは、強いチームから勝ちを奪うという意味合いも込められているのだそうです。名古屋のような9位とはいえトヨタマネーで大きくなったチームを倒し、さぞかし気持ちよかったでしょうね。これができれば、1年でのJ1復帰も可能だと思います。ただ、戦力が残ればの話で、特に朴選手のカリスマで成り立っているチームだとも思ったので、彼の流出は絶対に避けないといけないでしょう。


KYG03_20241130_160646242試合後にやって来たのは、ヒーローインタビューを受けていたMOMの中原選手。
移籍しても活躍できなかったそうなので、この試合に賭けたものは大きかったでしょう。
ちなみに、チャントは先日引退をしたガイナーレ鳥取の長谷川アーリアジャスール選手のものと同じで、荻野目洋子さんの♪恋してカリビアンという曲ですね。<V・A・N・I・L・L・Aのアレか(ギャハ)!



この結果、名古屋は13位に転落しました。鳥栖は最下位のままですが、最終節でジュビロ磐田に勝てば、北海道コンサドーレ札幌の結果次第では最下位を脱出できます。


ホント、鳥栖はいい試合をしていました泣けてきましたよ・・・。だからこそ、来年1年でJ1に復帰して頂くよう、改めて思うのでありました。


次回は、スタメシの紹介をしていきましょうか。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 20:56Comments(0)

2024年11月30日

【昇格プレーオフ】上がるための戦いと生き残るための戦い【入れ替え戦】

いよいよ昇格プレーオフと入れ替え戦が始まります。今回は、それらを追い掛けてみましょう。


まずは昇格プレーオフ。J1昇格プレーオフ(J2)とJ2昇格プレーオフ(J3)ですね。
J1昇格プレーオフもJ2昇格プレーオフもレギュレーションは同じです。
リーグ戦で3位~6位までに入ったライセンス所有チームが対象で、3位×6位・4位×5位がそれぞれ戦い、勝ったチーム同士で決勝戦を戦います。そこで勝った1チームが、昇格となるわけですね。
なお、1試合目に勝ったチームは上位下位関係なく決勝戦に進めますけれども、1試合目に引き分けとなった場合はリーグ戦上位チームに決勝進出権が与えられます。つまり、3位×6位の試合なら3位のチームが、4位×5位のチームなら4位のチームが進出となるわけですね。それを踏まえて見ていきましょう。


J1昇格プレーオフは、V・ファーレン長崎、モンテディオ山形、ファジアーノ岡山、ベガルタ仙台の4チームになり、長崎×仙台、山形×岡山となるのですが、一番有利なのは長崎なんじゃないかと。新スタ効果が出ているのと一番勢いがある(引き分けを挟んで14連勝をシーズン中に達成し、中断以降一旦調子を落としたものの、10月以降5連勝中)からですね。
同じ勢いなら、下位から巻き返しを図り、4位に入った山形が対抗馬になるでしょう。もしくは最後の最後に滑り込んだ仙台か。長崎の勢いを止められたら、一気にJ1に進むことになるでしょう。
岡山は2016年・2022年に次ぐ3度目のプレーオフとなりますけど、初戦突破できるかどうかというレベル。ただ、岡山はホームでもアウェイでも仙台を破っているだけに、侮れない相手とも言えます。3度目の試合でも仙台を破ると・・・。


J2昇格プレーオフは、カターレ富山、松本山雅FC、FC大阪、福島ユナイテッドFCの4チームになり、富山×FC大阪、松本山雅×福島となるのですが、初めてのプレーオフになる中で、一番有利なのは、意外にも松本山雅になるのかなと。
というのも、過去J2時代にプレーオフを経験しているからですね。プレーオフの何たるかを知っている選手がまだまだいるのとポテンシャルの高さ、そして何よりホームでもアウェイでも恐ろしいサポーターの動員力があります。ただ、調子に波があり、ここぞという時に勝てないシーズンだったので、福島には1敗1分というのもあって、気が抜けないでしょう(ただし1分はアルウィンでの試合なので、負けない試合を展開できれば勝ち抜けられると思われ)。
その次に来るのは、富山になるでしょう。シーズンを安定した戦いで切り抜け、天皇杯やルヴァンカップで上位カテゴリーのチームを苦しめた実績を持っています。ただ、今年も秋風が吹く頃に失速病を罹患しており、抜けきっていないのが気掛かり。それでも3位に着けたことから、引き分けでもいいという割り切った戦いをできるようになれば、富山の10年ぶりのJ2復帰も夢じゃないかなと。
ダークホースは、福島でしょう。終盤の戦いっぷりもさることながら、松本山雅との相性はいいのもある。さらに富山のホームで勝った数少ない相手でもあるので、勢いが付くと止められないでしょう。後輩のいわきFCに抜かれた悔しさもあって、初めてのJ2を狙ってくると思います。


一方で、入れ替え戦も行われます。J3・JFL入れ替え戦とJFL・地域リーグ入れ替え戦がそれにあたります。
J3・JFL入れ替え戦はホーム&アウェイの方式で行われ、今回はJFLのホームでの開催になります。
通算成績ないしは2試合の合計得点で勝敗が決まり、通算成績なら2勝したチームの勝ち、同成績ならどちらかの得点の多いチームが勝ちになります。ただし合計得点が同じ場合、2試合目終了後に前後半15分・計30分の延長戦で雌雄を決します。それでも決まらない場合は、5人制のPK戦となり、さらに決まらなければサドンデスで勝負となります。
そのJ3・JFL入れ替え戦は、J3を19位で終えたY.S.C.C.横浜とJFLを2位で終えた高知ユナイテッドSCとなりました。Y.S.C.C.は攻撃力は高いものの、守備力はザルな部分が多いのに対し、高知は守備力が高く失点がJFLでは最少なものの、スカッドが無いため、双方互角と言いたいところですけど、第1戦が高知のホームである春野総合運動公園陸上競技場ではなく、香川県丸亀市にあるカマタマーレ讃岐のホームになるPikaraスタジアムになったんですね。
こうなると、Pikaraスタジアムでの使用経験のあるY.S.C.C.が選手もサポーターも含めスタジアムの特性を知っているので、俄然有利高知は引き分けを狙った戦いができないため、攻める展開で終始いかないといけなくなりました。普段採らない戦略で戦えるか。そして勝てるかが高知のカギになるでしょう。ただ、高知は県民総力での応援が大きな後押しになっているだけに、Pikaraスタジアムにどれだけ動員できるかもポイントになってくるでしょう。


もう一つの入れ替え戦であるJFL・地域リーグ入れ替え戦ですが、レギュレーションは一緒なものの、唯一違うのは、JFLのチームのホームでの一発勝負になる点ですね。J3・JFL入れ替え戦以上に上位カテゴリーのホームが有利になります。
そのJFL・地域リーグ入れ替え戦を戦うのは、JFLで15位に終わったミネベアミツミFC(九州)と全国地域サッカーチャンピオンズリーグで2位になったVONDS市原FC(関東1部)になります。
実は、どちらも入れ替え戦を戦った経験があり、市原は昨年JFLの沖縄SVと戦っています。延長戦までもつれ込んだものの、沖縄に惜敗し、関東1部に残留しています。
一方でミネベアはホンダロックSC時代に戦っており、相手はFC岐阜だったんですね。当時東海1部だった岐阜は、2006年にホンダロックとの入れ替え戦(当時はホーム&アウェイ方式)に臨んでおり、連敗で九州リーグに落ちています。つまり双方いい経験を積んでいない中での戦いになります。
そうなると、2年連続で戦っている市原が、地域CLでの大どんでん返しをやってのけてることから勢いがあるように見えます。一方で最終盤でやられたミネベアがホームで巻き返せるかがカギになるでしょう。


昇格プレーオフの第1試合は14時(長崎×仙台のみ13時5分)にキックオフ。J3・JFL入れ替え戦の第1試合は13時キックオフ。JJFL・地域リーグ入れ替え戦は12時キックオフになります。
配信ですが、J1昇格プレーオフはDAZNのみ、J2昇格プレーオフとJ3・JFL入れ替え戦はDAZNとLeminoで行われます。JFL・地域リーグ入れ替え戦はYouTubeにあるJFLの公式チャンネル(JFL Official Channel)で配信されます。なお、JFL・地域リーグ入れ替え戦以外は、NHK(総合テレビ)での放送もあるそうなので、Jリーグの公式サイトないしはNHKの各放送局の番組表でチェックして下さい。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2024年11月29日

2024年のFC岐阜を振り返る

2024年の岐阜は、8位で終わりました。あと勝ち点6積み上げていたら、昇格プレーオフに飛び込めたんだけどなぁ・・・(泣)。
そうなると、やはり痛かったのは、カターレ富山(ホーム)戦と大宮アルディージャ(ホーム)戦を引き分けたことだなぁ・・・。これで勝ち点を4つ失ってしまっています。あとは、負けが込んでいた時期に、一つでも勝つ、ないしは2つ引き分けに持ち込んでいたら、変わっていたんでしょうね。例えば、引き分けに持ち込まれたSC相模原(アウェイ)戦や奈良クラブ(ホーム)戦・終盤に逆転されたAC長野パルセイロ(アウェイ)戦や相模原(ホーム)戦や福島ユナイテッドFC(アウェイ)戦とかがそうかな・・・。
一番まずかったのは、上野優作元監督の交代時期と天野賢一監督の暫定期間の長さではないかと。難波宏明アンバサダーも述べていましたけど、大人の事情があったとはいえ、『暫定』があまりに長かったのではと。その間に選手達も落ち着かないから、メンタル面で試合に集中できなかったのではと思っていたようです。実際に、負けの込んだ時期は、『暫定』の時期だったんですね。大橋浩司ヘッドコーチがもう少し早く就任していたら、上野優作元監督がもう少し監督でいたら、岐阜の運命も変わっていたかもしれません。
あとは、戦術面では蜜(組織力)を重視したサッカーに来年以降も行っていくべきだと思います。実際終盤は3バックの組織だったサッカーが機能したおかげで、勝ちを拾えるようになりました。そして若手を中心にする組織に切り替えたことで、機動力も増したと思います。あとは涼しい時期だったのもよかったのでしょう。問題は、これを夏の暑い時期にできるかどうか。やはり、岐阜は毎年夏が課題になります。ここを勝ち越せれば、プレーオフばかりでなく昇格も見えてくると思っています。


そして、選手をどうするか。


キーパーに関しては、大卒選手が入団を決めたので、まず残してほしいのは、茂木秀選手と後藤大輝選手。特に後藤選手は、大ケガした茂木選手の穴を見事に埋めてくれました3番手からスタメンまで上り詰めたのは、ウチでは久しくないと思っています。残れるのなら、上田智樹選手かなと。個人的には、鹿児島ユナイテッドFCを満了になった大野哲煥(ちょるふぁん)選手の復帰が望ましいかなと。年齢的にはベテランになりますけど、茂木選手と後藤選手ら若手を引っ張っていく見本になってくれると思うし、昨年終盤に見せたビッグセーブは、彼らに何かあった時に十分頼もしいと思えたからですね。

ディフェンダーに関しては、遠藤元一選手の契約満了が発表されました。彼が満了第1号になろうとは・・・(泣)。終盤は特に使われていて、来年もベテランの域に入るとはいえ、アグレッシブさはあったので、少しもったいないなぁと思いながらリリースを見ておりました。
ということで、残すなら守備の軸になっていた甲斐健太郎選手、右にいた野澤陸選手、左にいた寺阪尚悟選手でしょう。特に野澤・寺阪両選手は期限付き移籍なので、延長か完全かどちらでもいいので、獲得に動いてほしいです。あとは、石田崚真選手も残すべきでしょう。3バックになってから活躍は減ったものの、野澤選手の位置に入れる選手なので、野澤選手が別のところに行くことになった場合は、彼に白羽の矢を立てるべきです。もちろん、スタメンも張れる選手だと思います。

ミッドフィルダーは、北龍磨選手・萩野滉大選手を軸にして、左に文仁柱選手、右に松本歩夢選手か生地慶充選手を残すべき選手になるのかなぁと。ただ右が安定していないので、誰か取ってくる可能性もあります。次に残すなら、川上竜・新垣貴之両選手かなと。ただ、新垣選手は期限付きなので、完全なり延長なりで残すべきかと言われると・・・

フォワードは、ミッドフィルダー登録になっている荒木大吾選手を左、西谷亮選手を右に据え、藤岡浩介選手をトップに置く布陣が一番しっくりくるのかもしれません。先述の松本選手を西谷選手の控えに持ってくるのも悪くないですけど、横山智也選手が右に据えてよく動いてくれたので、彼も十分やっていけるのではと思います。藤岡選手の代わりに粟飯原尚平選手ないしは長井結矢選手を据えるのも悪くないですが、スカッドの面で弱いのかな・・・。左に関しては替えがいない状況なので、新たに取るか、文選手をコンバートさせるか(北朝鮮代表でフォワード登録された経緯があるため)。もしくは、河波櫻士選手は左右両方できるとのことだったので、期限付き移籍を延長させるか完全で獲るかというふうになるのですけど、今年芽が出そうで出なかっただけに、来年は厳しいのかなぁ・・・。個人的には残ってほしいですけど。

期限付き移籍の選手だと、呼び戻すべきは、ヴィアティン三重に期限付き移籍した山内寛之選手くらいかなぁ・・・。フォワード不足になった時に、替えの利く選手が彼くらいなのよね。他の期限付き移籍の選手は、残念ながら片道切符になりそうです。

なお、ミッドフィルダー・フォワードで獲ってもいい選手は、いわてグルージャ盛岡を満了になったミッドフィルダーの桐蒼太選手なのかな。途中出場の多い選手とはいえ、J2の経験もあり25歳と若い選手。中盤をやってもらうには十分な選手かなと思っています。


まだJ1が2試合残している・J2とJ3はプレーオフ、J3は入れ替え戦もあるため、まだまだ市場は流動的だと思います。もしかすると、J1(降格するサガン鳥栖や当落線上にいるチーム)からサプライズで獲るなんてこともあるのかな・・・。オフシーズン中の獲得・流出情報が出てきて、これはと思うものがあれば、書いていこうと思います。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:42Comments(0)

2024年11月26日

大どんでん返しのあったアマチュアリーグ2024

Jリーグの戦いはJ1がクライマックスを迎え、J2はプレーオフ、J3はプレーオフとJFLとの入れ替え戦が控えている中、アマチュアリーグでは大きな動きがあったようです。


まずJFL。既に上位が最終節を前に決まっており、栃木シティFCが首位でJ3への参入を決め、2位になった高知ユナイテッドSCがJ3で19位に終わったY.S.C.C.横浜との入れ替え戦に進みます
一方で最後まで決まらなかったのが残留争いで、今年はソニー仙台FCが今年で活動を終了することになったため、最下位が地域リーグとの入れ替え戦に臨むことになります。
ミネベアミツミFC・クリアソン新宿・横河武蔵野FCの3チームに絞られていた残留争いは、最終節で15位だった新宿と16位だった武蔵野がいずれも引き分けた一方で、ミネベアミツミは最終盤に失点を喫したことで最下位が決定。地域リーグとの入れ替え戦に進みます。
思えば、JFLに所属している今年の企業チームは、どこも厳しい状況になっており、Honda FCの7位が最高で、活動終了の決まっているソニー仙台が12位、FCマルヤス岡崎が13位、そしてミネベアミツミが16位と惨憺たるものになっています。モチベーションの維持に難儀しているのではないかと思われてならないのですが、それでもHonda FCは上位に君臨し、門番の役割を果たしているのですから、一時的なものだと思いたいです。

そして地域リーグは、全国地域サッカーチャンピオンズリーグが行われました1次ラウンドが11/8~11/10に、決勝ラウンドが11/20~11/24(試合日は11/20・11/22・11/24)に開催されました。
1次ラウンドは、各地域リーグで優勝した9チーム(北海道十勝スカイアース・ブランデュー弘前FC・VONDS市原FC・福井ユナイテッドFC・FC.ISE-SHIMA・飛鳥FC・福山シティFC・FC徳島・ヴェロスクロノス都農)と全国社会人サッカー選手権に勝ち進んだ3チーム(JAPANサッカーカレッジ・ジェイリースFC・FC刈谷)によって行われ、それぞれ4チームずつ3会場に分かれて行われた結果、Aグループ(ジェイリース・都農・FC徳島・FC.ISE-SHIMA)はジェイリース、Bグループ(市原・飛鳥・刈谷・弘前)は市原、Cグループ(福井・福山・十勝・JSC)は福井がそれそれ決勝ラウンドへ、3会場の中で最も得失点差の多かった飛鳥がワイルドカードで決勝ラウンドに進出しました。
決勝ラウンドは、福井が2試合終えた時点で首位に立ち、市原が最下位に沈んでいた状況下の中、その2チームとの直接対決が最後の試合に組まれ、その結果、市原が6点(福井は3点)を取る大勝利となり、得失点差で市原が2位、福井が3位に転落し、先の試合で勝っていた飛鳥が得失点差マイナスながらも2勝を挙げていたことで1位に躍り出てる結果となりました。これにより、飛鳥が初のJFL昇格、市原が2度目のJFLチームとの入れ替え戦に挑むこととなりました。過去最高の結果に終わったはずの福井が、まさかのJFL行きならず。思えば、失点数が多かったのが響いたのかな・・・。1次ラウンドの立ち回りが見事だった(1勝2分ながらも無失点で切り抜けていた)だけに、決勝ラウンドでなぜできなかったのかが今後の課題になってくるのでしょう。


これに伴いJFL・地域リーグ入れ替え戦はミネベアミツミ(九州)×市原(関東1部)になりますが、関東圏の地域リーグの人達は、リーグ全体に影響を与えかねないくらい激戦区なので、市原に勝ってもらわないと・・・と思っていることでしょう。九州リーグの人達も、強豪が揃い踏みなので、ミネベアミツミには落ちてきてもらいたくないと思います。


J3・JFL入れ替え戦は、12/1に香川県丸亀市にあるPikaraスタジアム(高知のホーム扱いで開催)で13時、12/7にニッパツ三ツ沢球技場で15時にそれぞれキックオフになります。DAZNとLeminoでの配信が決定しており、高知県の方は12/1の試合のみNHKでの放送が決まっています

JFL・地域リーグ入れ替え戦は、12/1にひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場で13時キックオフになります。こちらの入れ替え戦は一発勝負で、JFLチームが有利なレギュレーションになっています。放送はYouTubeのJFLチャンネルで配信されます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)

2024年11月25日

FC岐阜観戦記2024 DAZN観戦だぞーん 後編

FC岐阜、昨日は沖縄県沖縄市にあるタピック県総ひやごんスタジアムでFC琉球と戦いました。
この試合で2024年のJ3のリーグ戦は終了。既にプレーオフ進出のチームとJFL行きおよびJFLとの入れ替え戦行きのチームは決まっているので、プレーオフの中でも順位の決まっていない松本山雅・FC大阪・福島ユナイテッドFC以外は、消化試合になったわけです。
かくいう岐阜も消化試合本当なら、ここまで粘ってプレーオフに行けるかどうか・・・という粘りを見せたかったものの、カターレ富山・大宮アルディージャで引き分けてしまい、万事休す。あとは、順位をどこまで上げられるかが一つ目のポイントになったわけです。それ以外のポイントは、おいおい語っていきましょう。

一方の琉球は、金鐘成(キム・ジョンソン)監督が退任を決め、一部の選手が満了になることも発表されています。スタメンの中にも満了が決まった選手が名を連ね、その中には、ウチで頑張ってた福村貴幸選手も・・・。何でも今年大ケガをしたそうで、何とか復帰して、初めて(と同時に最後)の試合を掴んだわけです。


本当なら、現地に行きたかったんですけど、次の日が仕事ということもあり、帰りの飛行機が取れないとアウトだったので、かなり前から予約したら大丈夫だったんでしょうけど、万全を期して今回は見送りました。まぁ、ここまでやるとも思ってなかったけど(苦笑)。来年も琉球とは戦うので、日程を見ていくかどうか決めましょうっと(ニヤニヤ)。





DAZNで見た試合ですが、総じて岐阜は押していたように思います。早い展開で琉球をかく乱・疲弊させ、パスミスなどを誘ったり生じさせてからの奪い取りが上手く機能していたように見えました。状況によっては、高い位置(相手内の陣地)での奪い取りもできており、これなら・・・と思ってたのですが、なかなか点を入れられないフィニッシャーである藤岡浩介選手に球を集めることにこだわりを持っていたので、相手もそれをわかっているんですよね。藤岡選手もなかなか決められず、もどかしい時間帯が続きました。もちろん、他の選手もシュートは打ってたんですけどね。
そこまで藤岡選手に回したかった理由は、彼自身に得点王のチャンスがあったから。この試合の始まる時点で、FC今治のマルクス・ヴィニシウス選手が19得点でトップに立っており、藤岡選手は17得点で2位に着けていました。この試合で2得点以上を上げれば、得点王が決まります。彼自身も得点王になることが自身の成長に繋がると述べているので、是が非でも欲しいと思っていたんでしょう。ゆえに皆のサポートを得てもらっているのでしょう。


そんな彼の思いは、後半になって結実します。
後半8(53)分、琉球の選手が打ったパスを甲斐健太郎選手が奪い取り弾き返すと、一旦西谷亮選手と琉球の選手との小競り合いから生じたこぼれ球を北龍磨選手が冷静に処理し、前方へ。長いパスになったこの球が、藤岡選手の下にやって来て、思いっ切り振り抜いた!振り抜いた球は、琉球キーパーの東ジョン選手をかいくぐり、ゴールマウス右隅に収まった!欲しかった先制点は、藤岡選手に球を出すこだわりを貫いたウチの執念が実った格好になりました。
その4分後、ペナルティエリアの揉み合いから琉球の選手が掻き出すものの、センターサークルあたりまで飛んだ球を甲斐健太郎選手が頭で返し、ワンバウンドして野澤陸選手の下に。余裕で受け止めた野澤選手は、ちょっと考えた(テンポを作った)末に、中央へクロスを上げます。ただ、そこは琉球の選手が食い止める。しかし、食い止め方が悪く、西谷選手の正面に飛んでいき、藤岡選手の胸元に飛ばすと、トラップして思い切り振り抜くと、ゴールマウス左側に突き刺さった!この得点で、得点の入っていない今治のマルクス・ヴィニシウス選手に追い付きました
その後も、琉球が選手交代で前線や中盤をフレッシュにして追いすがるものの、岐阜が割らせない正キーパーとして成長した後藤大輝選手の奮闘もあって、今年最後の試合をクリーンシートで終えました
ただ、藤岡選手はゴールを狙っていくものの、琉球の選手達が立ち塞がって割れない。自身も疲労から思い切ったプレーもできない。本人としては是が非でもハットトリックで単独得点王と思っていたのでしょうけど、叶わぬ夢となりました。それでも得点王にはなったのですから、名誉あること自身の選手生活の中で誇れる部分になっていくでしょう。ちなみに、岐阜から得点王が出たのは、2021年の川西翔太選手(現 : カマタマーレ讃岐)以来3年ぶりになります。
さらに、岐阜と琉球との戦績は未だ負け無しとなり、この記録も継続して来年を迎えますJFL時代から積み上げた大きな記録も、ホームでは引き分けに持ち込まれ、勝ちっ放しは無くなったものの、負けない試合をやれたことは大きく、来年もこの試合で大きくステップアップを図るきっかけ作りになっていくかもしれません。


この試合をもって、岐阜は8位に終わりました最終盤(AC長野パルセイロ戦以降)は、負け無しで突っ走れたことはよかったですけど、これをもう少し早くやれたら・・・という悔しさを抱き続けたままシーズン終了となりました。このあたりは後日まとめましょうか。


これからオフシーズンに突入し、選手の入退団でやきもきすることとなるでしょう。残ってほしい選手が残ってくれるか。このあたりも後日に(苦笑)。
しかしながら、夏場のあの頃を思えば、よくここまで持ち直したと思います。来年もこの勢いを継続させられればいいのですが、先程言った通り、残った選手が残ってくれたら計算できる話で、まず100%は無理でしょう。じゃあ、新しく入った選手で100%にしていかないといけない。そのあたりは強化部がちゃんと働いてくれるかに掛かってきますわ。


色々と思うところはありますが、今回はこのあたりで終わりましょう。とりあえず岐阜の試合はおしまいですが、まだ11/30に名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に行きますし、もしかするとJ3・JFL入れ替え戦を見に行くかもしれません(たぶん12/7のニッパツ三ツ沢球技場)。まだまだアツい試合を見られるよう願っております。


それでは、また来年ホームないしはアウェイのどこかで・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)

2024年11月22日

【2024】どうなるJ2昇格プレーオフ【順位決め】

J3の残る試合は1つのみ。既に大宮アルディージャとFC今治がJ2昇格を決め、カターレ富山が3位を決めているため、富山に関しては、J3昇格プレーオフは1回戦・2回戦共にホームで挑め、引き分けでもOKになる権利を得たので、1回戦さえクリアできればJ2昇格を大きく手繰り寄せられるでしょう。その他、松本山雅FC・FC大阪・福島ユナイテッドFCの3チームが、J3昇格プレーオフに進むことは決まりました
一方で残留争いも決まり、いわてグルージャ盛岡は最下位でJFL行きとなり、Y.S.C.C.横浜は19位でJFL2位になった高知ユナイテッドSCとの入れ替え戦に挑みます。


そうなると、進むことは決まった松本山雅・FC大阪・福島の最終順位がどうなるかになるでしょう。現状を見てみましょうか(左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。


4位 松 本(57)+15
5位 大 阪(57)+12
6位 福 島(56)+12


・・・いやぁ、煮詰まり具合が半端ない(ギャハ)。カオスという表現がぴったりな3チームの現状なんですけど、まずは対戦相手を見てみましょうか。


沼 津 × 松 本(A)
八 戸 × 大 阪(A)
盛 岡 × 福 島(A)


何といずれもアウェイ(爆)。対戦相手は残留や入れ替えは決まってしまっていますけど、来季に向けて勝ちを得たいところでしょう。特に沼津・八戸は一ケタ順位にいるので、この順位を維持したいと必死になるでしょうね。また福島は盛岡とは最後になる東北ダービー。しばらく会えなくなる可能性もあるのと盛岡にとっては最後のJリーグの試合なので、勝ちたいでしょうね・・・。


その結果、どうなるのか。こちらをご覧下さい(左から勝ち・引き分け・負けの順)。


松 本 60 58 57
大 阪 60 58 57
福 島 59 57 56


一番怖い状況なのは、松本山雅とFC大阪が負け、福島が引き分けた場合で、勝ち点が57で並ぶからです。そうなると得失点差が問題となってきますけど、福島が得失点差で現状ついている3点取っておくと、FC大阪をかわすことができ、松本山雅の得失点差を上回れます(負けることで得失点差を少なくとも1減らすことになるので。もちろん状況次第では2点でも1点でもOK)。この時、得失点差が同数になった場合、今度は福島と松本山雅の総得点数で見る形になります。この総得点数は、試合前の状況で見ると、実は同じ(60得点)。こればっかりはどうなるかわからないのですが、仮に総得点数も同じだった場合、福島と松本山雅のホーム&アウェイの成績で決まります第4節と第23節で戦っていますけど、第4節では1-0で福島の勝ち、第23節では1-1で引き分けとなっているので、福島が上位に立つこととなります。
ちなみにFC大阪と得失点差で同数になった場合、総得点数で福島が優勢(FC大阪が42、福島が60)なので、こちらも福島優勢ですね。


順位表で見れば、松本山雅が有利なんですけど、勝ち進み方次第では福島が有利になるかもしれないというふうなのは意外でした。ウチに開幕戦ボロ負けだったのに(ニヤニヤ)。


ということで、松本山雅は勝つか引き分けで4位キープ
FC大阪は松本山雅が引き分けた場合、勝てば4位になり、松本山雅が負けた場合は引き分けでも4位になります。
福島は、松本山雅とFC大阪が引き分けないし負けになれば一気に4位にジャンプアップ。ただ、引き分けた場合は、FC大阪はかわせるものの、松本山雅とは得失点差→総得点数→ホーム&アウェイの成績にもつれる可能性があり、そこで勝れば4位になれるというふうです。


・・・こんなにややこしくもつれるとは、改めて書きますが、意外です。そしてJ3のカオスさを象徴しているなぁと。もうJ3も魔境レベルだよ・・・。


そんなJ3最終節は、全試合11/24の14時キックオフDAZNなら同時視聴もできるようになっているとのことだそうなので、気になる方は是非とも。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2024年11月19日

【J3】初の入れ替え戦が、とんでもないことに【JFL】

J3の19位がY.S.C.C.横浜に、JFLの2位が高知ユナイテッドSCに決まったことにより、史上初のJ3・JFL入れ替え戦が開催される運びとなりました。
1戦目が12/1にJFLのホームで開催し、2戦目が12/8にJ3のホームで開催となるホーム&アウェイ方式となります。両方勝てばいいんですけど、双方引き分けないしは1勝1敗になった場合は、以下の通りになるそうです。


  1. 2試合の得失点差

  2. 第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦

  3. 同じくPK戦(各チーム5人ずつで行い、勝敗が決定しない場合は、1人ずつ蹴り合うサドンデス方式)



得失点差は、例えば1試合目でJ3のチームが1-0で勝ったとしても、2試合目でJ3のチームが1-2で負けて1勝1敗になっても、総得点で見ると、2-3となって、JFLチームの方がJ参入となるという意味になるのでしょう。できることなら、複数得点で勝つというのが求められそうです。
問題なのは、得失点差で決まらない場合で、延長戦以降は、J3チームのホームで行われるので、事実上J3のチームが有利になるのです。JFLチームとしては、先述の展開が必須になるわけです。


そんな入れ替え戦の会場ですが、高知にとってはかなり苦しいことになりました。何と高知のホームが、香川県丸亀市にあるPikaraスタジアムになったのです。そう、カマタマーレ讃岐のホームになっているあのスタジアムです。
何で春野総合運動公園陸上競技場で開催できないのか。答えは簡単で、その日にHi-Six(エフエム高知)主催のマラソン大会が開催されることになっており、あらかじめ抑えられていたんですね。夏の段階で決まっていたのなら、まさか入れ替え戦まで・・・とは想定してない順位だっただけに、見通しの甘さが出てしまいましたね。
じゃあナイトマッチならと思ったら、実は今回の入れ替え戦は、Jリーグが主催の大会なので、J規格が求められるという側面もあり、春野総合運動公園陸上競技場では、照明の基準(1500ルクス以上)が満たされないということなので、できないんですよ・・・。この照明基準は、シーズン終了後に改善される運びだったため、こちらも見通しの甘さがあったのかなと悔やまれます。それでも、高知とはいえ寒い中での開催、かなりキツい試合になっただろうなぁ・・・。
そう思っても、やはりPikaraスタジアムでやるのは、高知には不利Y.S.C.C.は讃岐との試合で何回もやって来ているので、ある程度の特性を知っているはず芝に関しては悪くはないと思うので、Y.S.C.C.が普段通りのサッカーをやれれば、高知を蹂躙してしまう可能性もあります。
それでも、讃岐のサポーターがボランティアでスタジアムのごみ拾いなどの活動を行うとのことで、高知の運営に対してサポートしてくれるようですし、恐らく讃岐の運営が試合運営のノウハウ(特にシャトルバスなど)を伝授してくれるかもしれません。また、中国・四国のJチームのサポーターは、高知のJ参入を望んでおり、Jリーグ空白県ということもあって、近場のアウェイが無くなる関東圏のチームを除いて、大方高知参入を望んでいるようです。今回会場を貸し出す讃岐のサポーターは、土讃線ダービーだと息巻いている人もいるそうで・・・。FC今治がJ2に昇格してしまっただけに、J3が讃岐だけになってしまったら、近くのチームが中国地方(鳥取県)のガイナーレ鳥取だけになってしまいますからね・・・。

ちなみに、入れ替え戦が行われるのは3回目で、最初は当時JFLに所属していた讃岐がJ2に所属していた鳥取との入れ替え戦で使用しています。奇しくも今回と同じ日程で行われたJ2・JFL入れ替え戦というプロ・アマ入れ替え戦だったんですけど、この入れ替え戦が始まる前にJ3設立が決まったため、実際はJ2・J3入れ替え戦になっていました。この時は1-1・0-1で讃岐が合計2点・鳥取が同じく1点取ったため、讃岐のJ2参入、鳥取のJ3降格が決まりました。
その翌年にJ2で21位に終わった讃岐がJ3で2位になったAC長野パルセイロを迎える形で戦うこととなったものの、讃岐が長野を下しています


入れ替え戦の聖地とも言えるPikaraスタジアムで、ジャイアントキリングとJ2の意地を見せた讃岐の力を高知は拝借できるか、それとも何度も戦ったPikaraスタジアムゆえに特性を知り尽くしていると思われるY.S.C.C.が最後まで優勢に運べるか。運命の試合まで、残り2週間弱。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2024年11月18日

【JFL】ストレートインか入れ替え戦か【第29節】

KYG03_20241117_111930585昨日、愛知県岡崎市に行ってきました。というのも、この日にFCマルヤス岡崎×高知ユナイテッドSCの試合を開催しているマルヤス岡崎龍北スタジアム(岡崎市龍北総合運動場 龍北スタジアム)に行くからです。
この日の試合で、高知が勝てば、栃木シティFCの結果次第では、最終節までもつれ込みます。ただ、引き分けないし負け、あるいは栃木Cが勝つか引き分ければ、その時点で2位確定になります。とりあえず、今回は高知がどんなチームなのかを見ようと思って来たわけです。


ということで、名鉄の東岡崎駅前にやって来ました。建て替え工事に向けて、駅ビルが閉鎖されており、本来の乗り換え方向とは逆の方向に行ってしまった(泣)。
ただ、2030年に完成予定の駅舎が、ちらりと見える看板が撮れただけよしとしよう。
なお、この建て替えに伴い、東岡崎駅名物のバックで出発するバスターミナルも無くなります



KYG03_20241117_122907623スタジアムに着くと、高知の選手バスが停まっていました。高知から瀬戸内の橋を渡って岡崎まで来たのか・・・。かなりの時間を掛けてやって来たのでしょう。ご苦労様です。



KYG03_20241117_123443554右側がアウェイになった高知、その一角には個人幕などの弾幕が張られていました



KYG03_20241117_123515899その中には、FC岐阜から期限付き移籍で行った和田侑樹選手の個人幕も。誰かが作ってくれたんでしょうね。
残念ながら、和田選手は移籍後も出場機会に恵まれず、この日の試合もメンツから外れていました。



KYG03_20241117_123618912そして、高知といったら・・・じゃないけど、大漁旗の横断幕がありました。



KYG03_20241117_123314665さて、スタメシ・・・と意気込んではいない(苦笑)。過去、岡崎のスタメシは、それほど多くないことはわかっていたんです(泣)。
そんなこともあって、最初にセレクトしたのは、MOGUMOGU cafeの「福肉焼きそば」(左)と「知多豚ソーセージ」(右)



「福肉焼きそば」は、やや甘めのソースに青のりの風味が生きている味わいになっていました。ただ、肝心の肉が少なかったのは残念至極
それを補うかのように買った(爆)「知多豚ソーセージ」ですけど、こちらは香ばしい味わいと少し辛めの味付け(しょっぱいというのが正確か)が、肉のジューシーさを引き立てておりました


KYG03_20241117_124733262あまり無いスタメシ、もう少し何か欲しいと思って、etcの「自家製からあげ」を買いました
中は、ごく普通のから揚げですけど・・・。



KYG03_20241117_124737592袋に入っているそれは、結構デカいのよ(苦笑)。8個で1000円なら、1個あたり125円と、3個600円(1個あたり200円)に比べりゃ、まぁまぁオトクか。



こちらは、揚げたてだったのか、結構ジューシーな仕上がりに。醤油の風味も相まって、あっという間に食べてしまった(爆)。


KYG03_20241117_145016172試合はというと、高知はプレッシャーからなのか1年突っ走った疲れからなのか、粗っぽい部分が垣間見えました気迫とかは伝わってくるんですよ。でも、パスが雑だったり、受け取る側も弾いてしまうような受け方が散見されていたんです。アマチュアリーグならいいでしょうけど、プロならそこは狙われます。取りに行きます。取られちゃうかもしれないですよ。止めて受けるという基本を1年できるようにならないと、プロでやる時はヤバいです。

それでも、前半15分にスローインから受けた球をクロスで上げて、岡崎の守備をかいくぐった高知の選手が頭で飛び込んで先制点を挙げました
このまま高知としては逃げ切りたかったのですけど、岡崎も食い下がる双方シュート数は多くなかったものの、岡崎に関しては精度が高いものが飛んできて、あわやゴールとなりかねないシーンが幾度か見られました。そして後半24(69)分、左サイドにボールを展開した岡崎が、中央にクロスを上げ、岡崎の選手も飛び込んだものの間に合わず、高知の守備陣もゴールマウスを防ごうとした中、あわやボールがラインを割るかという時に岡崎の選手が飛び込んできて、角度のない中で放ったシュートがゴールマウス左隅に刺さり、同点になりました。
その後も双方点の入らない膠着状態に陥って、試合終了。これに伴い、高知の2位が確定となりました。



とはいっても、首位に立っていた栃木Cなんですが、カンセキスタジアムとちぎでアトレチコ鈴鹿と戦っていたんですけど、前半で4点取っていた(汗)。その後も点を重ね、6-0の圧勝。この結果、栃木Cが自力で優勝を手繰り寄せ、Jリーグ参入も決めました。そして、高知は2位確定となって、J3・JFL入れ替え戦に挑むこととなりました。その対戦相手は、J3で19位に終わったY.S.C.C.横浜。入れ替え戦のあたりは後日に。


正直、勝負弱いんじゃないかとか思う部分もありましたし、前述の通り、コンディションのせいもあるのか雑で粗い部分も垣間見える。でもスプリントの速さ・飛び出しは目を見張る部分があるので、持ち味を出せれば、上手く転がっていくんじゃないのかなと思っています。
Y.S.C.C.は、決して組織立ってはいないものの、一つのプレーで大きく展開を変えられる力あるチームです。インターセプトが成功した・パスが通った・波状攻撃を仕掛けてきた・同点に追い付いたという本当に単純なことで、展開を変えてしまうのですから、恐ろしいですよ。
高知としては、自分達のサッカーを今一度思い出して、残り少ない時間で、それを再び叩き込み、連携をしっかりと見直して、プロチームに挑んでほしいです。天皇杯で挑むプロチームとは違い、ベストメンバーで挑んできます。ゆえに、軟なことをすれば、あっという間に足をすくわれますよ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:12Comments(0)

2024年11月17日

FC岐阜観戦記2024 最終節 激動の1年

FC岐阜、昨日は大宮アルディージャと戦いました。
今年最後のホームゲーム。色々な思いがある中で、ここまでやって来ました。


KYG03_20241116_143320736こと大宮にとっては、題名の通り、激動の1年だったと思っています。
初めてのJ3を迎え、大分トリニータのように1年で復帰できるのか、あるいは松本山雅FCのように1年で復帰できず泥沼にハマるのか、不安にさいなまれた中でキャンプを迎え、開幕に至ったのではないのでしょうか。
しかし、蓋を開けてみれば、圧倒的な戦力を背景に連勝と勝ち点を重ね、第32節でJ2復帰、第33節でJ3優勝を決めました。どちらもホームで決めたということで、持ってる部分もあったねぇ・・・。



KYG03_20241116_143048262運営面では、2月にエナジードリンクの「レッドブル」を販売しているレッドブル社が買収を計画していることがリークされ、9月にNTT東日本(男子サッカーの大宮アルディージャ)とエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ(女子サッカーの大宮アルディージャVENTUS)から運営会社の全株式を譲渡してもらい、10月からRB大宮という会社を立ち上げています
チーム名にはアルディージャの名は残りますが、エンブレムはレッドブルのロゴに準じたものになります。チームカラーは当面オレンジとのことですけど、「レッドブル」のカラーであるネイビーもチームカラーに加わっているので、将来的に赤になるのかもしれません。そして、マスコットのアルディとミーヤの今後は不明です。
なので、このエンブレムも見納めになるんですね・・・。リスが語源なのに牛が描かれている不可思議なクラブになりそうです。



KYG03_20241116_105741220さて、ホーム最終戦なので、DAZNの年間パスを買ってきました。とはいえ、今回は品切れを恐れ、オンラインショップで先行買い。ただ、安くなっているとはいえ、3万円って高いよなぁ・・・(汗)。
まだプロ野球とか海外サッカーとかが見られるだけマシなんでしょうけど、Jリーグだけなら、他の配信にしてほしいとなってくるかもしれませんね。実際に来年からJ3のみですけど、Lemino(NTTドコモが運営する定額制動画配信サービス)で配信開始になるそうなので、そちらに切り替えるという人も出てきそうです。



KYG03_20241116_124546519この日は、スープ祭りとのことで、寒い日に温かいものを・・・というある意味粋な計らいなんですけど、このところの異常高温で、大丈夫かいなと思っていましたが、まぁまぁの天候になったので、よかったのかな(雨降ってたりしたから、よろしくないけど(苦笑))


最初は、中華料理しょうりゅうの「クリーミーコーンスープ」
普通中華料理屋の出すコーンスープって、鶏ガラだしなどの中華スープに溶き卵と粒々コーンが入った代物だったりするんですけど、この店のそれは、ガチの西洋風コーンスープだった。



味は、滑らかな舌触りに仕上がったコーンの風味たっぷりな味わいなんですが、粉を溶いて作ったそれに近い気もするのは、気のせいだろうか(ニヤニヤ)。


KYG03_20241116_125405916そして、キリンタスの「豚汁」こちらは、追加で150円払えば、うどん入り(500円)になりました。



根菜類から出る甘味が汁にも回ってきて、味に深みが出ていました。そして、こんにゃくなどの具もたっぷり入って、身体が温まりますね。ホント、晴れて暑い日にやらなくてよかった(ギャハ)。





KYG03_20241116_170153926先程もちょろっと書きましたけど、時折雨の降る曇り空のやや肌寒いかなと思わせるような天候の下で行われた試合。やはり大宮は強かった・・・。
展開が非常に素早く、こちらのミスがあろうものなら、その隙を突いて、ボールを奪ってきます。かつボール回しも早く、選手達は翻弄されていたようにも感じます。
それでも、前半9分にオリオラ・サンデー選手、同じく14分に杉本健勇選手のゴールが決まったかと思ったのですけど、どちらもオフサイドで助けられました。それでも、前半26分に先程決めれなかった恨み節のごとく、オリオラ・サンデー選手が決めてしまい、これでやられたな・・・と思っておりました。

しかし、後半に入って、岐阜は徐々に自分達のサッカーをやれるようになってきました。それでも大宮の屈強な攻守に阻まれ、なかなかチャンスが生まれなかった中、追い付けるチャンスを得ます
後半10(55)分、北龍磨選手のコーナーキックからのセットプレー。高く蹴り上げた球は、甲斐健太郎選手が頭で合わせたものの、後方にそれてしまい、大宮の選手に飛んで行ってしまいますが、クリアが小さかったことで幸いにも松本歩夢選手の下に落ちてきて、蹴り返します前方に飛んだ球は、藤岡浩介選手の下にやって来て、ダイレクトで蹴る!この球が見事にゴールイン!大宮の選手がほとんど動けないシュートが同点弾になりました。これで藤岡選手は17得点最近はマークが厳しいので、トップにいるFC今治のマルクス・ヴィシニウス選手をかわせるかどうか・・・。

その後は、膠着状態に陥っていた中で、また大きく動きそうな展開が起こりました。
後半25(70)分、寺阪尚悟選手が杉本選手をプッシング(押し出し)して倒してしまい、ファウルの判定。このままなら至って普通の事象ですけど、その時にキレた杉本選手が北選手にボールを投げつけるような格好でぶつけてしまい、報復行為によるレッドカードで退場となりました。どうやら、すぐにボールを返してくれなかったことに起因しているようですが、そんなふうには見えなかったですけどねぇ・・・。この件で大荒れに荒れる大宮の選手達ですけど、レッドは至極当然ですわな。むしろ大宮ボールになっただけありがたかったんじゃないの・・・と、その後の失点劇をハイライトで見て思いましたとさ(泣)。せっかくのチャンスをそこで不意にしたらアカンわ・・・とこの時は思いました。

しかし、岐阜はここで終わらなかった。いや、終わらせなかった岐阜の未来を背負う選手が、やっとプロ初得点を挙げてくれたのです。
後半37(82)分、北選手が大宮の選手をかわすパスを出し、何とか西谷亮選手が繋ぎます。このパスを後方にいた久しぶりの出場になった青木拓矢選手に回し、青木選手は早いパスで前方に蹴り出します。彼の古巣である大宮の守備をかいくぐった球は、前方にいた横山智也選手の足に収まり、振り向きざまに左足で蹴り出した!大宮の守備陣が急いで戻るも間に合わず、キーパーも動けない渾身のシュートは、試合を振り出しに戻しただけでなく、横山選手自身思い出に残るであろうプロ初ゴールとなりました。
ただ、この後追加点が加えられず、試合終了2-2のドローゲームとなりました。



この引き分けをもって、岐阜は6位以上の勝ち点を越えることができなくなったため、終戦となりました。つくづく、杉本選手の退場後のセットプレーで生じた失点劇が、重くのしかかってしまいました・・・。そして、昇格プレーオフの掛かっているチーム・JFL行きになるのか否かの瀬戸際に立っているチームの第37節の結果がどうなったのか、後程書いていきましょう。


試合後に行われたサンクスセレモニーでは、小松裕志社長のコメントに引っ掛かるものを感じました。
確かに売り上げ面でコロナ禍前に戻ったこと、配分金が少なくなった中で、営業による自前の資金調達の面では、評価に値するのかもしれません。しかし、それが選手の強化・育成に回ってくれたのか疑問に残ります。そして、夏の酷暑対策に関してどうするのか、もっと言えば、夏の時期あるいは敵に対策され始めた時の対策をどうするのかについて、社長自身どう思っているのかを触れてほしかったです。売り上げを作ることも大事だけど、もっと大事なのは、勝つこと(特にホームで勝つこと)が観客動員への最大のパフォーマンスであること、この日の試合や直近の試合のような心躍る『長良川劇場』と称されるような試合展開を皆にもっと見せるようにできることではないのかと問いたいです。
さらに感じたのは、やはり蜜(組織力)を重視するチームでなければならない点でしょう。大宮のような個で押し切れるチームには、逆立ちしても無理でしょうし、それをやろうとして失敗した過去は、戒めないといけません
人件費にお金を掛けられないのなら、有名どころやベテランを呼ぶのは、エッセンスレベルないしは選手達のために必要だと感じる最低限の人数に留め、基本的には将来性のある伸びしろの高い若い選手で固め、彼らに組織だったサッカーを叩き込むべきなのではないかと思います。成長して抜かれても、例えは悪いかもしれませんが、雑草のようにすぐに生え変わってくれば、抜かれても抜かれてもたちまち強いチームに変貌できるでしょう。伸びしろのある・向上心のある・技術などはイマイチで粗削りでも何か秘めたものを持つ選手をセレクションし、複数人で競わせれば、誰がやっても同じようなプレースタイルに持って来れ、夏の暑い時期やけが人が続出した時でも対処できるようになるかもしれません。できれば、複数のポジションをこなせるマルチプレイヤーができれば、なおのことよしですけれども・・・。果たして、そんな補強やチーム編成が、今のウチにできるのでしょうか。


KYG03_20241116_173413665サンクスセレモニーでは、庄司悦大選手の引退セレモニーも行われました。
過去に所属していたクラブの写真、若かりし頃の写真が、所狭しと並んでおりました。



KYG03_20241116_18071200613年間の思い出を涙ながらに語ってくれた庄司選手。パレードの途中で、ゴール裏席にやって来た際、拡声器をもらって、前に立ってくれました。特に印象的だったのは、7/28のホーム・ガイナーレ鳥取戦での出来事かなり気にしていたようで、あの時は申し訳ないと述べていました。
いやいや、あの時は、皆もう気が立っていておかしかったんだよ。庄司選手ももどかしい中で、お前が悪いと矢面に立たされてしまったがゆえに、怒るのも当然だと思います。チームがおかしい時は、皆そうなるのです。
その後、一部の選手に強制連行され、胴上げされることとなりました。改めて、13年間お疲れ様でした。
ちなみに、娘さんは、グリーンエンジェルスの一員になっていたんですね。ウチに一度所属してた時(2017年)に生まれた息子さんも、大きくなってたなぁ・・・。



KYG03_20241116_181611206もう見ることはない、庄司選手の弾幕の一つ。
俺達と共にどこにでも行ってくれた庄司選手、改めて改めてありがとう。

この庄司選手のチャント、製作サイドは非公開(恐らく著作権を気にしているのだと思う)ですけど、恐らくこのチャントのベースは、和田光司さんの♪Butter-Fly(テレビアニメ「デジモンアドベンチャー」のオープニング)じゃないかなと思っています。3年前、偶然「デジモンアドベンチャー」関連のテレビCMを見る機会があって、その時流れていたこの曲が、やたら庄司選手のチャントのメロディーに似てるなぁと思いながら見ていた記憶があるんですよ(ニヤニヤ)。



先程も触れましたけど、この試合を引き分けたことで、今年のJ2昇格は無くなり、終戦となりました。他のチームの動向がどうなったのか、触れていきましょう。

まずは昇格プレーオフを巡る戦い
11/15に行われたFC大阪×SC相模原の試合は、FC大阪が勝ちました。
岐阜の試合と同じ日に行われた松本山雅FC×FC琉球の試合は、松本山雅が勝ちました。
そして、今日行われたカターレ富山×ヴァンラーレ八戸の試合は、富山が勝ち、福島ユナイテッドFC×アスルクラロ沼津の試合は、福島が勝ちました。最終盤で、調子のよかった沼津が脱落となりました。
これに伴い、上位陣が全て勝った中、唯一プレーオフ進出の可能性を残しているギラヴァンツ北九州もAC長野パルセイロ戦を引き分けで終わりました。この結果、6位の福島との得失点差が11あるため、事実上の終戦となりました。よって、富山・松本山雅・FC大阪・福島の4チームによるプレーオフ進出が決まり、富山が3位を確定させました。松本山雅・FC大阪・福島は全てアウェイでの試合になるものの、最下位のいわてグルージャ盛岡戦になる福島がやや優勢なのではないかと思われます。

一方、JFL行きになるか否かの瀬戸際に追い込まれた残留争いですけど、北九州×長野の試合を除いて、J参入対象になるJFLの試合も含め、共に今日行われました。
奈良クラブ×盛岡の試合は、奈良が勝ち、テゲバジャーロ宮崎×Y.S.C.C.横浜の試合は、最終盤に宮崎に逆転を許して負けとなりました。
そして、JFL首位の栃木シティFC×アトレチコ鈴鹿の試合は、栃木Cの快勝で優勝を決めただけでなく、累計観客動員も3万人を超えたことにより、J参入が認められました。FCマルヤス岡崎×高知ユナイテッドSCの試合は、引き分けに終わっています。先制したまではよかったんですけど、岡崎の執念に押される格好になってしまいました。
これに伴い、栃木CのJ参入の一方で、盛岡のJ退会が決定となり、2位に終わった高知がY.S.C.C.との入れ替え戦に進みます。なお、1戦目が高知のホーム、2戦目がY.S.C.C.のホームになりますが、純粋に得点数の多いチームが勝ちとなり、それで勝負の付かない場合の延長戦とPKはJチーム側のホームで行われるので、Jリーグチーム優勢のように思えてなりません。


さて、終戦を迎えて目標を失ったかのように思える岐阜ですけど、まだ目標があります琉球のアウェイで勝って、負け無しの伝説を続けること。負け無しで終えること。しかも勝って一ケタ順位でフィニッシュすることです。他力本願とはいえ、上手くいけば最高7位にまで着けることができます。その時の勝ち点差は3と、あと1勝していたら・・・と悔やまれる順位にはなるのですけど、それを来季への糧にしていきたいですね。
日曜に沖縄での開催になるので、飛行機に乗れなかったら・・・ということもあって、DAZNでの観戦になりますけど、想いは一つだと思っています。最後まで全力で、最後まで走り抜け!


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 21:20Comments(0)

2024年11月14日

【2024】残り1つの椅子に座るための前哨戦(プレーオフ)へ進むための戦い【J3リーグ】

残り試合が2となりました。昇格プレーオフを巡る争いは、まだまだ緊迫したものになっています。
3位以降の順位を見てみましょうか。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。なお、大阪はFC大阪になります。


03位 富 山(58)+15
04位 松 本(54)+14
05位 大 阪(54)+11
06位 福 島(53)+11
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 沼 津(52)+9
08位 北九州(52)+1
09位 八 戸(50)+4
10位 相模原(50)±0
11位 岐 阜(49)+6


残り9チームが昇格プレーオフに向けて挑む大混戦の中で、ウチもギリギリ踏み留まっていますが、カターレ富山との試合を引き分けにしてしまったことで、大きく後退してしまったとも。勝ち点が51になっていれば、9位に食い込めて、アスルクラロ沼津・ギラヴァンツ北九州を射程圏内に持ち込めただけじゃなく、万一大宮アルディージャに負けないし引き分けになっても、少し余裕ができてたんじゃないかなと。
そう思った理由を、次節勝ち・引き分け・負けになった場合の勝ち点を一覧にして見るとよくわかるかなと。左から、勝ち・引き分け・負けになります。


03位 富 山 61 59 58
04位 松 本 57 55 54
05位 大 阪 57 55 54
06位 福 島 56 54 53
07位 沼 津 55 53 52
08位 北九州 55 53 52
09位 八 戸 53 51 50
10位 相模原 53 51 50
11位 岐 阜 52 50 49


富山は、次の試合で引き分け以上なら3位確定となり、昇格プレーオフで最も有利な立ち位置になります。2試合ともホームゲームになるからですね。一方で北九州のチームまでが勝つと、ヴァンラーレ八戸・SC相模原・FC岐阜の3チームが引き分けないし負けた場合には脱落となります。ただ、今節は沼津が福島ユナイテッドFCと戦うので、双方に勝ち点3が与えられる事態は無く、どちらかがプレーオフ争いから大きく後退となります。なお、松本山雅FC・FC大阪・福島が勝つと、富山の勝ち負け関係なく、その時点でプレーオフ争いが終了となります。


・・・こう見ると、岐阜は松本山雅・FC大阪が負けて、福島が勝ってくれると、まだチャンスがあるのかなという感じですけど、同時にFC大阪と戦う相模原も勝ち点を3つ積み上げるので、順位が10位に上がれるかどうかになってしまい、勝ち点差が2残ってしまうのよね・・・。
岐阜にとっては、かなり厳しいのですが、他のチームにとっては、まだまだチャンスのある2試合になるでしょう。最後の最後まで死力を尽くしてほしいものです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2024年11月13日

心臓・ダイナモと呼ばれた男、引退へ

主にミッドフィルダーの中でもボランチ(守備的ミッドフィルダー)として活躍し、『心臓』とも『ダイナモ(発電機)』とも称された庄司悦大選手が、先日引退を表明しました。


庄司選手は静岡県沼津市出身で、専修大学からFC町田ゼルビアに入団当時町田はJリーグ参入を控えており、彼がJ参入後第1号の補強になりました。
町田では、J2時代からJFLへの降格を経て、J3加入時までの3年間在籍し、その間に後の彼の象徴となる背番号10を与えられており、キャプテンシーを買われて副主将(副キャプテン)に就任しています。しかしながら、チーム事情や自身のチャレンジが仇となり調子を崩してしまい、遂には自由契約になってしまいます。
その時獲得に大きく動いたのが、J3に参入したばかりのレノファ山口町田の元同僚の推薦もあって、完全移籍を果たし、J2昇格のキーパーソンになりました。これまた彼の代名詞になるパスワークの多さと上手さで評判となり、2年間活躍しました。

その後、当時監督だった大木武さんのサッカーに魅力を感じ、2017年にFC岐阜へ移籍チームに大きな変化をもたらし、なくてはならない選手となったものの、わずか1年で当時J1に所属していたベガルタ仙台へ移籍してしまいます。この時は、もう二度と彼のような選手は帰って来ないと思っていましたよ・・・。

しかし、仙台ではフィットせず、わずか半年で当時J2に所属していた京都サンガF.C.に期限付き移籍(2019年に完全移籍)。すると、すぐにチームの核となりました。しかし、曺貴裁(チョウ・キジェ)監督になってからはスタメンを外れる日が多くなり、契約満了となります。

すると、2022年から活動したのは、2017年に在籍していた岐阜でした。彼が抜けた間にJ3に降格したのもあり、その状況から脱却するためにやって来てくれたのかもしれません。2023年と今年はキャプテンを務め、チームの中心選手となってくれましたが、今年は監督交代後にケガもあり、活躍を若手に譲る時期も多くなったこともあって、引退を決意したのではないかと思われます。思えば、8/25のY.S.C.C.横浜戦で、プレゼントパスをもらって入れた得点が、現状の最後の得点になるのですけど、同じ状況で引退していった難波宏明アンバサダーとオーバーラップしてしまうんですね・・・。もしかしたらが、ホントになってしまった。


13年間お疲れ様でした。サンクスセレモニーで引退会見を行うことになるのでしょうけど、何を語ってくれるのでしょうか。厳しいことを言われたりもした中でも岐阜のために尽くしてくれたことを忘れません。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2024年11月11日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その17 走れ、俺らと共に!

FC岐阜、昨日は富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山と戦いました。
ここに来て4連勝中で突っ走っている岐阜、上位陣を粉砕して、ここまでやって来ました。そして、この試合に勝てば、クラブ記録更新の5連勝となり、昇格プレーオフまで大きく詰め寄れることになります。
ここまで、10/20のいわてグルージャ盛岡戦から歌われるようになった新しいチャントの♪フェネルのように、共に走ってきました。最後の試合まで、このチャントのように向かっていきたいものです。





富山に関しては、もう自動昇格のためには負けられない試合。しかしながら、先行して始まるFC今治が勝ってしまった場合、この試合の結果を待たずして、富山は昇格プレーオフに回ることになります。さらに順位が確定しないため、ホームでの開催ができるかもわからなくなり、かなり苦しい展開になる可能性も・・・。
共に負けられない戦いを控えることになり、試合前から気合いの入った雰囲気が漂っていました。


KYG03_20241110_110446361そんな雰囲気の中でも、和ませてくれるのが、マスコット。ライカくんがステージ前にいて、双方のサポーターに愛嬌を振りまいていました。
・・・素の姿を撮ろうと思ったら、察知したのか、ポーズを取りやがった(笑)。アイツ、中身はロアッソ熊本にいるガクモンだろ(ニヤニヤ)。<中の人などいない!



KYG03_20241110_120927978スタジアムの中に入ると、富山の数多くの弾幕が整然と並んでいたのですけど、中でも際立っていたのが、『昇格』の弾幕この時期になると、ほぼ毎年出てくるアレですな。
しかし、富山のサポーターは知らなかった。『昇格』という弾幕が、フラグになることを(ニヤニヤ)。






KYG03_20241110_160149519当初は雨予報だった富山、実際は快晴の下で行われた試合は、その日和とは逆に感情のぶつかり合いとも言えるものになりました。なお、試合開始時には、ウチはアウェイでは珍しくビッグフラッグの掲出を行っていました。どうもアウェイでここまでやるのは珍しいらしく、ネット上でも話題になったようです。
展開的には、やはり負けられない富山優勢。5試合勝利から遠ざかっていたこともあり、勝利への渇望が見える試合展開になっていました。岐阜に関しては防戦一方。わずかなチャンスを掴んでシュートを仕掛けるものの、なかなかゴールを割れないというふうになっていました。それは富山にも言え、岐阜以上の攻撃を仕掛けていたのにもかかわらず、同じ状況後半に入って、セットプレーから先制点を入れられるまで、本当にどちらに転ぶかわかりませんでした。

先制された岐阜は、普段ならこのままズルズルと流されてしまっていたでしょう。特に夏の時期にこれをやられていたら、立ち直れなかったかもしれません。しかし、AC長野パルセイロ戦で、先制されてからもひっくり返すことをやりのけた岐阜。終盤になって逆転の萌芽が出てきます。

後半27(72)分、途中交代の粟飯原尚平選手から始まるセットプレー、ディフェンダーの遠藤元一選手の渾身のヘディングの先にいたのが、同じディフェンダーの甲斐健太郎選手。彼が頭で合わせ、叩き入れました。普段は後方で守備を担い、攻撃の起点も担っていた彼らが、前線でアシストを担い、同点弾をクリエイトしてくれたのです。
さらに9分後の後半36(81)分、再び粟飯原選手が起点になるセットプレー、大きく弧を描いたボールに今度は遠藤選手が頭で合わせて、ゴールマウス右隅に叩き込む!これが入って、遂に逆転まで持ち込みました。歓喜で大いに揺れるアウェイ席は久しくなかった光景でもありました。
このまま突っ走って、クラブ記録の更新・今季初のアウェイでの逆転勝ち・・・と思っていた最後の最後、嫌なところで起こったセットプレーとシュートが、ここで決まってしまい、このプレーで試合終了
満身創痍になっていた中、ホームの地の利と気持ちだけで押し切った富山にしてやられる格好で、引き分けに持ち込まれてしまいました・・・。藤岡浩介選手がほぼ封じられ、後藤大輝選手が試合途中でケガをしたのか、満身創痍(アウェイ席まで足を引きずっていたのが印象的)じゃなければ、生地慶充選手のデュエルでのシュートが入っていたら・・・と、たらればとかを言い出したらキリがない。それくらい悔しい試合になりました。
この悲劇的結末、何回見たことだろう。味の素スタジアムでの大逆転劇になった味スタの悲劇、ポカリスエットスタジアムでの最終盤に追い付かれた年逆転負けした年最終盤で入れられ負けた年と3年連続で味わったポカスタの悲劇、そして今回の最後のラストワンプレーにしてやられた県総の悲劇・・・というふうに語り継がれていくのでしょうか。7点取らないといけないところで7点取って東海1部に昇格を決めた口論義の奇跡・東京ヴェルディに4-2の逆転勝利を掴みJ2残留を決めたFC岐阜の一番長い一日に次ぐ奇跡を起こせたところまで来ていたのに・・・。



この結果に伴い、富山は勝ち点を得たものの、1時間前に行われたガイナーレ鳥取×FC今治の試合で、今治が0-5の快勝で地力でのJ2昇格を決め、富山はプレーオフに回ることになったのが、前半終了時点でわかっていたのだと思います。それでもこれですから、意地ですよね・・・。

で、ウチはどうなったのかというと・・・(左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。なお、大阪はFC大阪になります)。


01位 大 宮(84)+41 ☆
02位 今 治(67)+22 ☆
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 富 山(58)+15
04位 松 本(54)+14
05位 大 阪(54)+11
06位 福 島(53)+11
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 沼 津(52)+9
08位 北九州(52)+1
09位 八 戸(50)+4
10位 相模原(50)±0
11位 岐 阜(49)+6


と、このような結果になっています。

ツエーゲン金沢・FC琉球・鳥取が終戦を迎えたものの、まだ9チームも昇格プレーオフの可能性が残っているウチもまだ徳俵で踏みとどまっているものの、かなり厳しいです。後日お話ししていきましょうか。


次は、大宮アルディージャ戦、今シーズン最後のホームになります。これで勝ちを得られなければ終戦で、引き分けでも相手の動向次第で終戦、いや5点以上入れられないと終戦なので、実質終戦になります。もう勝つしかない。勝っても苦しい展開なので、悲しい勝利になりかねない中でも、とにかく勝つしかない
3度目の対戦になる大宮で、大きな成長を遂げたことを示したい。J2に帰っていく大宮に大きなくさびを打ち込みたい。FC岐阜というチームが、大宮に脅威を与えたことを・・・。


残り試合は2。プレーオフ進出までの勝ち点差は4。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)
<% for ( var i = 0; i < 7; i++ ) { %> <% } %>
<%= wdays[i] %>
<% for ( var i = 0; i < cal.length; i++ ) { %> <% for ( var j = 0; j < cal[i].length; j++) { %> <% } %> <% } %>
0) { %> id="calendar-311084-day-<%= cal[i][j]%>"<% } %>><%= cal[i][j] %>
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
タグクラウド

ジオターゲティング

'); label.html('\ ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
\ このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
\ また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
\ 詳細はライブドア利用規約をご確認ください。\ '); banner.append(label); var closeButton = $('