秋の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
いい作品と悪い作品の差はあまり無いと前回ベスト作品の紹介で書きましたけど、悪い作品は、よどみのように溜まっていくんですわ・・・。今期もそんなふうに溜まってきた作品から紹介することになりそうです。早速見ていきましょう。
今期のワーストは、「来世は他人がいい」。
個人的な部分もありますけど、任侠モノがダメなようです。エグイ演出を多用されるし、登場人物に共感しにくいというのが最大のポイントで、イラストも好みじゃないのも手伝って、見てるのも少々辛いなぁ・・・。テンポもよろしくないので、今期の中で一番きつかった。
2番目は、「嘆きの亡霊は引退したい」。
この作品は、主人公のクズさが際立っている。しかも悪い方向にばかり目立ってる。同じクズでも明るいとか、根はいい人とかという部分が、もう少しあれば、人としての評価は高いんだよなぁ。それ以前に何もできない人間を祭り上げられてしまっている状況が、よくわからない。普通そこまで能力がないというふうなら、すぐに無能だとバレてしまって、他人が離れていくのにね・・・。ここの世界の人達が、無能なんじゃないかと思えてならないふうに見えてしまいましたとさ(苦笑)。
3番目は、「魔王様、リトライ!R」と「精霊幻想記2」を一緒に紹介していきましょうか。
両方とも言えるのは、続編モノなのに、ものすごく手を抜かれている作りになってしまった点でしょうか。
前者は、2期のようなタイトルを付けておいて、実は1期を繰り返しているような感じに仕上がっています。もしかすると2期をちゃんとやっているのでしょうけど、そうに見えない作り方は、他だの怠慢です。
後者は、1話で前期の最終話を半分くらいやってしまったことが尾を引いています。だから2話以降も、手を抜いているんじゃないかと思われてしまっているようにも。実際、作りがかなり手を抜いているように感じられ、作画が少々怪しいんですね・・・。ここまで来ると、持ち直しは難しいでしょう。