2024年10月26日

秋の新アニメ2024 ワースト

秋の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
いい作品と悪い作品の差はあまり無いと前回ベスト作品の紹介で書きましたけど、悪い作品は、よどみのように溜まっていくんですわ・・・。今期もそんなふうに溜まってきた作品から紹介することになりそうです。早速見ていきましょう。


今期のワーストは、「来世は他人がいい」
個人的な部分もありますけど、任侠モノがダメなようです。エグイ演出を多用されるし、登場人物に共感しにくいというのが最大のポイントで、イラストも好みじゃないのも手伝って、見てるのも少々辛いなぁ・・・。テンポもよろしくないので、今期の中で一番きつかった。

2番目は、「嘆きの亡霊は引退したい」
この作品は、主人公のクズさが際立っている。しかも悪い方向にばかり目立ってる同じクズでも明るいとか、根はいい人とかという部分が、もう少しあれば、人としての評価は高いんだよなぁ。それ以前に何もできない人間を祭り上げられてしまっている状況が、よくわからない。普通そこまで能力がないというふうなら、すぐに無能だとバレてしまって、他人が離れていくのにね・・・。ここの世界の人達が、無能なんじゃないかと思えてならないふうに見えてしまいましたとさ(苦笑)。

3番目は、「魔王様、リトライ!R」と「精霊幻想記2」を一緒に紹介していきましょうか。
両方とも言えるのは、続編モノなのに、ものすごく手を抜かれている作りになってしまった点でしょうか。
前者は、2期のようなタイトルを付けておいて、実は1期を繰り返しているような感じに仕上がっています。もしかすると2期をちゃんとやっているのでしょうけど、そうに見えない作り方は、他だの怠慢です。
後者は、1話で前期の最終話を半分くらいやってしまったことが尾を引いています。だから2話以降も、手を抜いているんじゃないかと思われてしまっているようにも。実際、作りがかなり手を抜いているように感じられ、作画が少々怪しいんですね・・・。ここまで来ると、持ち直しは難しいでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 21:27Comments(0)

2024年07月30日

夏の新アニメ2024 ワースト

夏の新アニメ2024、今回はワースト作品の紹介です。
ベスト作品が混戦模様ならば、ワースト作品は突き抜けていた・・・というふうに思っています。この手の展開もよくあるんですけど、今期の突き抜け具合は、なかなかのもんです。早速見ていきましょう。


今期のワーストは、「モブから始まる探索英雄譚」
30分が長く感じてしまうほど、淡々としている展開で、ヤマが無いんですよ。それでいて、作画のクオリティが怪しい作画崩壊までには至っていないものの、かなり煩雑ですよ。カードの中のキャラが強いくらいしか印象が残っていない(爆)。

2番目は、「下の階には澪がいる」
いわゆる中華系アニメで、原作は韓国の方が描いたマンガとのことで、エイジアンチックな部分が強くなってしまっていて、日本語にローカライズしていても、あちこちから漂うエイジアンを消すことができていないなと。日本の感覚(風習というのかな)に合わないことを平然とやってのける部分やLINEを思わせるSNSが中国語のままなのは違和感あるね・・・。作品の展開が日本を舞台にしているかのように見えて、そうじゃない部分が最後まで引っ掛かってしまいました。最近出てきた韓国で描かれたマンガをローカライズした感じと言うとわかりやすいのかな・・・。

3番目は、「魔王軍最強の魔術師は人間だった」
こちらは、作画が怪しいのが引っ掛かる。どうも外注(中国のクリエイター)に突っ込んでいる部分が多いようで、そのせいで作画が引っ掛かるのかなと。こちらも作画崩壊しているわけではないのに、面白みの無さに繋がってしまっているようにも。その作品の内容に関しては、煮え切らない部分が多く、主人公の立ち位置が、意外にバレてるんじゃないのかと錯覚しかねない展開もあり、設定を上手く生かしきれていないのかなと感じました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:16Comments(0)

2024年04月29日

春の新アニメ2024 ワースト

冬の新アニメ2024、今回はワースト作品の紹介です。
今期は、悪い作品が2トップで出てきた(苦笑)。そこからもう一本も案外すんなり出てきた(ニヤニヤ)。これほど『満場一致』のように決まったことはそうそうないよ。それだけクオリティの差が明確に出たシーズンは極めて珍しいです。では、早速見ていきましょう。


今期のワーストは、「HIGHSPEED Étoile」
これほど断トツにヤバいアニメはそうそうないです。序盤の掴みの部分で延々とレースの説明だけで、そのレースに疾走感が全く無い2話でいよいよ主人公登場と思ったけど、やっぱり面白味に欠けるレースを見せられる(苦笑)。じゃあレースの無かった3話だどうだったかというと、有名レーサーを知らないでタンカ切ってるというのか友達ヅラしているというのか、パーソナル的にも問題児だった(爆)。
ここまで面白くないのかというくらいに、作品のテンポと展開が悪く、その次の回(4話)も似たようなことをやってのけてお茶を濁そうとしているのですから、本来4話目は評価の対象外なんですけど、今までが酷かったので、もう断トツでワースト扱いにすることを決めました
あれだけすごいキャストを揃えているのに、作画とシナリオで全てを無駄にしているとしか言えないです。「戦姫絶唱シンフォギア」のヒットを追い掛け過ぎたと言ってもいいでしょうなぁ・・・。<しかも、いい方も悪い方もキングレコードなんだよなぁ・・・。

2番目は、「神は遊戯に飢えている。」
これも酷い。「HIGHSPEED Étoile」が無ければ、ワースト間違いなしの作品です。
こちらもヤマが無いどころか説明的な展開を淡々と見せられて面白味が無い「ライアー・ライアー」の再来(再放送)なのかと思えるほどに通ったものに仕上がっていましたよ・・・。
オマケに、隠しルールをしれっと出してくるので、ストレスもたまりやすい。そういうことは本来最初に言うべきものでしょう。隠す意味が分からない。

3番目は、「出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした」
これも作品の展開が甘いなろう系だとわかってしまうようなテンプレ展開で、見て早々飽きる。おまけに作中の演技が心配になるレベル。特に主人公の役をやっていて、主題歌も担当している人がねぇ・・・。もう少しあの人って演技は上手かったように思えるんですけど・・・。主人公と主題歌を兼任させるあたり、経費削減感が否めないけど、そこは評価の対象じゃないから、これ以上は言わない


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Posted by alexey_calvanov at 19:03Comments(0)

2024年01月29日

冬の新アニメ2024 ワースト

冬の新アニメ2024、今回はワースト作品の紹介です。
小粒ながらも悪い作品は少ない・・・とは言ったものの、悪い作品は突き詰めても悪い(汗)。とりあえず、今期の中でどうしようもないものを選んだつもりでいます。


では、早速見ていきましょう。


今期のワーストは、「最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される〜」
説明不足と展開の盛り上がりが少ないので、見ていてわかりにくいのかなと。話としては主人公が成り上がっていく格好になるのでしょうけど、それが伝わってこないんですよね・・・。
単調ではないのが唯一の救いなんですけど、このままの展開はちょっと辛いと思って、今期のワーストに据えました。

2番目は、「休日のわるものさん」
こちらは単調で、ギャグが滑ってるし、パンダを出せば万事解決が透けて見えて、正直つまらない作品他の悪の幹部も出てくるのですけど、特徴的な部分が薄く、出ているだけ感が強い。そして正義の味方との絡みも、戦闘シーンでは無いので、少し味気ない部分も。元々悪者の休日をフォーカスしたものなので、それでいいといえばそれでいいのだけれども、普段の生活とのコントラストが無いので、わかり辛いのよね・・・。

3番目は、「異修羅」
普通ならここまで悪い評価は下さないのですけど、オムニバスにしているかのような雰囲気になっているのが仇になっていると。1話の2人が主人公なのかなと思ったら、また別のキャラが登場し、次の話になるとまた別のキャラが・・・となっており、誰が主人公なのか定まっていない公式サイトに出てくるキャラを全て出すと、1クールでは収まらないのではないかというふうな不安に駆られてしまいましたね。もしかすると(分割)2クールの可能性も無くはないですけど、話を分かりにくくさせているのは、面白そうな作品だと思っただけに残念です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)

2023年10月26日

秋の新アニメ2023 ワースト

秋の新アニメ2023、今回はワースト作品の紹介です。
これだけ豊作だと、悪い方は結構目立つ・・・というのが、これまでの状況。今回もご多分に漏れず、酷く目立つ作品がありました。ええ、アレだよ、アレ(ニヤニヤ)!


では、早速見ていきましょう。


今期のワーストは、「絆のアリル セカンドシーズン」。これで決まりです。
やるべきでない2期をやってしまったことからアウトなのに、相変わらず中身が薄く、キャラ達も相変わらずお花畑。そして本編との繋がりがかなり薄い(本当に)オマケなコーナーと、悪いところを上げたらキリがない。今年色々なク●アニメが出てきましたけど、ナツコ脚本の作品以外なら、間違いなくこの作品が、今期のワーストになってしまいますよ。

2番目は、「僕らの雨いろプロトコル」
ヤマがあるように見えて、ヤマの無い作品というべきものでしょうな。話の盛り上がりが30分の中でなかなか見られない。試合が始まった時にそれが出てくれるのかも疑問符が付く。何より、主人公のアルバイト先の店長(ヒロインの父親)が本当のクズで、コイツの言動が見るに堪えないこの作品のクオリティを象徴していると言っても過言じゃないでしょう。

3番目は、「私の推しは悪役令嬢。」
「ポーション頼みで生き延びます!」と悩んだ末に、こちらの方が酷いと判断しました。
はっきり言えば、主人公の性格も主人公が好きなヒロインの性格も、どちらも酷い鼻に付く・癪に障るの典型的キャラなのよね・・・。話そのものは、そんなに酷くはないものの、キャラクター一つでこうも酷くなるのかという教訓を込めて、据えておこうと思います。あのキャラに感情移入するのは非常に難しい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:22Comments(0)

2023年07月29日

夏の新アニメ2023 ワースト

夏の新アニメ2023、今回はワースト作品の紹介です。
今期は不作と言いましたけど、面白くない不作も酷いけど、面白味の無い不作というのも何とも言えないものに。最初から面白くなければ、惰性で見るか切ってしまうかなんですけど、面白くいなって来るかなと思わせて、結局面白くない感じに仕上がってしまうのは、時間を無駄に浪費しているわけで、人をバカにしているよな・・・と思えてならんのです。そんな作品が散見されました。


では、見ていきましょう。今回はワースト3作品を紹介していきます。


今期のワーストは、「夢見る男子は現実主義者」ですね。
始まる前は、それなりに期待してたんですけど、蓋を開けたら酷い有様だったという最悪の展開
何でこんなに酷いのかなと思ってたのですけど、どうも原作で描かれていた諸所の重大なシーンをことごとくカット(端折って)しているらしい30分の中に詰め込むために仕方ない部分はあるのかもしれないけど、あまりにカットばかりだと話が分からなくなってしまうよね・・・。なかなかに不自然な作りだったので、まさかとは思ってたんですけど、そんな理由だったとは。
あとはサッカーボールのシーンに代表されるように、無駄な演出も気掛かり正確には、重要そうな演出かなと思ってたら、実は大したことないものだったというのが多い気がするんです。見ていてがっかりとさせるものは、何とかしてほしいですね・・・。

2番目は、「スパイ教室 2nd Season」
前期が散々だったので、今期は見ないとも思ったのですけど、乗り掛かった舟なので、見ることに。
今期は仲間の裏切りから始まっているのですが、何でこうなったのかもあまり披露されないまま、結果的に内輪揉めだった感が・・・。キャラの掘り下げとかに時間をもっと使ったらいいのに、何でまた無駄に時間を浪費するんだろうなぁ。そう思わされる展開でした。

3番目は、「ダークギャザリング」
ホラー作品なんですけど、ギャグも絡ませてしまっているため、結構中途半端な展開になっています。それでいて、主人公が理不尽に連れまわされるのが常で、話が早くもワンパターン化し始めています終盤に怖い展開を見せていますけど、逆にこれが強過ぎて、放送時間帯を間違えているとまで思わされる。次の日に仕事を迎える人間の見る時間帯にやるべき作品じゃないと思いましたね(CSとか配信で見ている人なら、そこまで評さなくともいいのかもしれないですけど)


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Posted by alexey_calvanov at 21:04Comments(0)

2023年06月21日

施錠の意味が問われる

台湾に行ったプロライダーの濱原颯道(そうどう)さんが、トイレで起こった珍事をツイッター上に挙げています。
トイレに入ったはいいものの、引き戸に付いていたカギが開き戸用のものだったのです。そのためカギを掛けても、引き戸をスライドさせると開放されてしまうという事態に・・・。何ともやるせない思いをしたことでしょう。ツイートの際には、「引き戸にこのタイプの鍵つけたタコは出てこい」と言っているくらいですから(苦笑)。

もちろん反響も様々で、地元の人も笑っていたとのこと。おい地元、何とかせい(爆)。


このツイートに貼り付いていた動画も見たのですけど、ちゃんと閉めているのに、ものの見事にオープンしちゃっているので、これは酷いわと思っちゃうほど。


その昔、中国の個室トイレには戸が無く、ニーハオトイレと揶揄されることもありましたけど、カギを違うものにしておいて、ニーハオトイレを再現させようと思っていたのなら、付けたヤツは相当高等なテクニックを持っているな(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2023年04月28日

春の新アニメ2023 ワースト

春の新アニメ2023、今回はワースト作品の紹介です。
今期が個人的には大豊作ではなく粒が揃っていると述べましたけど、これはいい意味で粒が揃っているということだけでなく、悪い意味でも粒が揃っているというふうでもあるのです。今期はホントに酷い作品が目立ったなと思っています。特に言われていたのが、「異世界はスマートフォンとともに。2」はどうなるのかという点ナ●コさんが製作から外れてよくなるはず・・・と言われていましたけど、やっぱりダメじゃないのという意見もありました。実際は、正直よくなかったです。赤尾さんに切り替わっても、ダメな作品はダメだったというわけです。これはナ●コのせいじゃなく作品のせいなんだなと。でも、そんなのが霞むほど、今期の作品は酷いのです。


では、見ていきましょう。今回もワースト3作品・・・といく予定だったのですが、もう酷いと思った作品を全て紹介する!それほど怒ってるぞ!


まず、「異世界はスマートフォンとともに。2」よりも酷かった作品で、ワースト3作品の選外になった作品を、サクッと紹介・・・できるかしら(ニヤニヤ)。


最初は、「私の百合はお仕事です!」
この作品は、主人公の性格の悪さが群を抜いていて、外面がバレたら総スカンやろ・・・と思ってたら、実際にそうやったやんけ!とツッコみたくなりましたよ(苦笑)。しかも、なし崩し的にバイトすることになったコンセプトカフェでお姉様になった方とか、何事ぞと。ゆえに主人公の性格以外は、ごく普通なので、ワーストからは外しました。まぁ、酷いけどね(苦笑)。

2番目は、「ワールドダイスター」
こちらは、ヒロインの性格が致命的主人公に対してセンスが無いとけんもほろろに酷評してるのに、そのくせ自分自身がセンシティブな面を持っており、ちょっと変な物音やトラブルが発生しようものなら、演技に集中できないという主人公以下のセンスだったというオチ(笑)。あとは、変なスイッチ(某塾のCMに出てくるやる気スイッチのような類)が入って覚醒するという、演技ってそんなふうでしたっけとツッコみたくなる謎仕様が起こっておりました。ともすればワースト作品の仲間入りですけど、これから紹介するワースト作品のインパクトがすご過ぎて外れましたとさ。
・・・あ、「ワールドダイスター」って、『ワールド大スター』が語源なのかねぇ?もしそうだとしたら、クッソダッサ(ギャハ)!<怒られるよ!

3番目は、「事情を知らない転校生がグイグイくる。」
正直、ワースト作品との当落線上に残っていた作品です。はっきり言えば、いじめを助長する番組だという点で嫌悪感を抱いていた点と主人公の天真爛漫さが逆に何で現状を打開する方向に向かないのだと思わされたのです。でもそれ以上でもそれ以下でもなく、それだけが作品を悪くする原因なので、ワーストにするほどではないという結果になりました。


さ、前座はこのくらいにして、本編です。


今期のワーストは、「転生貴族の異世界冒険録〜自重を知らない神々の使徒〜」
この作品を語るには、この一言で終始するのです。それは、「はいはい、なろうなろう」(ギャハ)。
この一言で片付くほど、主人公の超人的な能力とまたやり過ぎたと嘆く主人公の繰り返すこのポリリズム的な展開。もう全てが単調でセリフ回しでさえ嫌悪感を抱く(先読みができる)ような単調さナ●コが担当しているだけでは済まされないほど酷い作品に仕上がっておりましたとさ。30分があっという間に過ぎてくれるうちならいいのですが、30分を拷問に感じるようになってきましたからね・・・。個人的に一番酷いと思ったのは、オープニングの欽ちゃん走りと思えるような主人公とヒロイン2人が横向きに走るシーン。これは疾走感を表すシーンじゃないだろ!もう、何でそうなるのとアテレコしたかった(苦笑)。それほど作画も酷いのです。

2番目は、「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜」
こちらも、「はいはい、なろうなろう」な作品。前にも書いた通り、「進化の実」をシリアスに書いたら、こうなるのです。・・・と思ったら、作者が同じというから性質が悪い「進化の実」の方が、まだコメディ要素が残っていて、作品に面白味があるんですよ。酷い作品だと言われていますけど、愛嬌が残っている分、見ていて嫌味を感じないんですね。
ところが、この作品は、シリアスに置き過ぎるため、主人公の(自分ではわかっていない)自意識過剰な部分が見えてしまっているのです。あまりにチーターと化しているため、街を歩けばワーキャーされるわ、惚れ薬でも嗅(か)がされているかのようにメロメロだわ、何か陽キャの権化と化している部分もあって、もう見ていて怖い。うん、異世界のチート能力を現実社会に持ち込んではいけないという教訓でもあるのだと思った(苦笑)。そこにスガシカオさんのエンディングだぞ。もうお腹いっぱいです(汗)。

3番目は、「絆のアリル」
この作品は、3話見ても未だに何をしたいのかわからないという前代未聞なデキです。私の理解力が足りないのなら謝ります(汗)。でも、30分しっかり見ていてもわからないのです。要は、キズナアイを超えるバーチャルタレント(VTuber)になりたいということで、よろしいか(ニヤニヤ)?
こちらは、30分の視聴も苦しいくらいに単調・・・とか思ってたら、制作陣も30分を持て余したのか、2話では5分くらい作品の内容説明になってたぞ(ニヤニヤ)。一瞬「?」となったよ。次回予告とも思ったけど、それにしては長いな・・・と思ったら、そんなんだもの。キズナアイのいない世界なので、基準になるVTuberがいないのに、プロモVを見せられて、すごいだの何だの言われても、ワイには何も響きません(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:09Comments(0)

2023年02月25日

【ぼっち】これはひどい、ひどすぎる(笑)!【ひとり】

昨年(2022年)秋に放送され、大好評のうちに終了した「ぼっち・ざ・ろっく」。中でも主人公の後藤ひとり(ぼっち)の百面相的な変化が特に印象的だったという人も多かったのではないのでしょうか。
そのぼっちの誕生日である2/21から、アニプレックスの通販で「後藤ひとり誕生日記念商品」が展開されることになったのですけど・・・。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


こ れ は ひ ど い ( ギ ャ ハ ) !


作中のあのシーンやこのシーンが、見事に再現されたグッズとして展開されるのです。
例えば、「後藤ひとりのティッシュケースカバー」は、『口からティッシュが出ていく様子は本編中の口から魂が抜けていく場面を彷彿』と煽りに煽り、「後藤ひとりのキャンバスアート」は、『本編中で思わず絵画になってしまった後藤ひとりをキャンバスアートでお届け!』と公式がおかしいことやってるわ(笑)!「ツチノコぼっちのソックス」に至っては、『じめじめとした暗くて狭い場所が好きな未確認生物があなたの足元に・・・。どこかへ逃げてしまう前にぜひご注文ください!』と、もはや公式がノリノリでおかしいレベルを超えた(爆)!
で、個人的に気になってるのが、「後藤ひとりのネガティブ日めくりカレンダー」『後藤ひとりのネガティブなシーンを集めて、後藤ひとり節の効いた日めくりカレンダー』って、どんなのが出てくるんだ・・・。『後藤ひとりを見て少しでもハッピーな気持ちになってください』・・・って、なれるか(苦笑)!


「後藤ひとり誕生日記念商品」は、3/12までの受注販売になります。欲しいと思ったら、お早目の予約をオススメします。何せ、公式の頭がおかしいから(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 21:18Comments(0)

2023年01月30日

冬の新アニメ2023 ワースト

冬の新アニメ2023、今回はワースト編です。
小粒な作品が多い中で、酷い作品はすぐにあぶり出されたと思っています。もうわかりやすい理由だと思っていますので、早速あぶり出した作品を見て頂きましょう。今回もワースト3作品の紹介です。


今期のワーストは、「スパイ教室」ですね。
話の見せ方が悪いというのが結論になります。
1話で7人のメンバーと教員にあたるキャラが登場するのですけど、メインは7人のメンバーの一人だけその一人をほぼ3話で紹介していく格好になるので、残りのメンバーはもうモブ状態教員にあたるキャラの異常なスペックは、7人の作戦行動や不可能任務の中で明らかになっていくのですけど、他のモブはほとんどわからない。あまつさえ、そんな中で8人目の登場ですから、もう口あんぐりでしたよ。トリックの見せ方とか謎の解決とかの見せ方も気にしなきゃいけないけど、3話まででメンバーのディティールをしっかり見せないと、船頭多くして船山に上る状態になってしまいますよ。方向性とメンツの特徴がわからないまま進んでしまっているのですから。
そんな感じで、この状態が3話まで進行しているので、このまま1クール進んでも改善されないだろうなと思い、今期ワーストにしました

2番目は、「神たちに拾われた男2」になります。
2期モノはあまりどちらにも出さないようにしているのですが、ここで出したということは、それだけ酷いということ。
相変わらずヤマの無い展開で、見ていて厳しいです。そこに作画の怪しさも加わってしまったので、何でこの作品が2期をやれるのかわからないまま進んでいます長い分割2クールだと割り切って見るしかないのかな・・・。ただでさえBSだと、この時間帯は様々な作品が群雄割拠しているのに・・・。

3番目は、「The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War」です。
この作品は、ゲーム原作なので、ゲームをやらないとわからないのは、百歩譲って仕方ないと思うのです。でも、今回の作品はオリジナル作品とのことなので、ゲームを知っている人でもわかりにくい部分があるのかなと。ましてや主人公の影が薄いモブじゃないかと思える男2人が異様に目立つので、この2人が主人公じゃないかと思えてならない展開も。今後陰謀渦巻く中に放り込まれるのでしょうけど、視聴者が渦の中に入り込んで出られなくなるんじゃないかと心配になりますわ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2022年11月07日

秋の新アニメ2022 ワースト

秋の新アニメ2022、今回はワースト作品の紹介です。
ベストも迷ったけど、ワーストも迷った。いや、1つはぶっちぎりで確定だったんですけど、残り2作品が迷いに迷ったんですよ。まぁ、ワースト作品なんて出ない方がいいに決まってるのが毎度思う部分ではあるのですけれども、出てしまうのは仕方ない。無理やりワーストを決めなければならないという時よりも、今回のチョイスに関しては心が安らかなんですよ(汗)。
そんな思いを持っているうちに、ワースト作品を紹介していきましょう。先程も書きましたが、今回もワースト3作品の紹介になります。


今期のワーストは、「農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。」でしょう。こちらも先程書きましたが、もうぶっちぎりです。
テンポの悪さ・キャラの没個性・なろう系の悪い部分がにじみ出ているシナリオ展開と様々に悪い要素がある中で、一番は私が気にしてしまうほどのクオリティの悪さ素人に作画がかなり怪しいと思われるのは、アニメ作品として失格のらく印を押されてもおかしくないです。
あと気になったのは、エンディングのやる気の無さ止め絵を動かすだけの作画のように思え、こちらもクオリティが低い、低過ぎる。もう少し作画のスキルとシナリオのスキルを上げて下さい。「クソアニメ関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。」とか言いたくないわ。何が強くなったのかはわからんが(ギャハ)。

2番目は、「マブラヴ オルタネイティヴ(第2期)」
こちらは、第1期がアレなのに、第2期をやったという点で評価がダダ下がりなのに、肝心の第2期1話にあたる部分で、わずかな新規視聴者を置いてきぼりにするわ、作風的に仕方ないとはいえ、かなりの鬱展開で絶望しか与えないのは何ともはやで、視聴者を選ぶどころかふるい落とすしかできないのかと言いたくなります。
ただ決定打になったのは、主題歌。何と、過去のキャストの方が主題歌に参加しているではありませんか。これはあんまりで、だったら過去のキャストで固めろやとファンの方々は文句を言いたくなったでしょうね・・・。お気持ちお察し致します。<三重敬語で三重苦を表す高等テクニックかいな(ニヤニヤ)。

3番目は、「陰の実力者になりたくて!」
こちらは1話の出オチ感がにじみ出たかな。1話目は主人公の過去を描いたものなんですけど、この過去を描いた部分が一番面白かったのが何とも皮肉なもので、その後は主人公の影の薄さがずーっとつきまとい、ダークヒーロー的な出場の仕方をしても、どちら様ですかと問うほどに薄い。あとはなろう系のテンプレ(俺何かやっちゃいましたか感的な強さ)を見せつけられて、普段との姿のギャップを見せることで引き立てようとしているのでしょうけど、あまりの薄さにだしの味わいの差がわからないくらいに繊細になってしまいましたね・・・。あとはサブキャラ(主人公の部下)の性能差のわかりにくさや人物の多さがあるにもかかわらず、出場機会が少なく覚えられないのも残念な点。尻上がりに面白くなっても、視聴者はどれだけ残っているのかなと見ていて心配になってきました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:16Comments(0)

2022年08月03日

夏の新アニメ2022 ワースト

春の新アニメ2022、今回はワースト作品の紹介です。
ベストの時にも書きましたが、今期は1話目が酷いその後立て直して何とか体面を繕うという流れになっていくのですけど、その対面も繕えなかったのが、今期のワースト作品達・・・というふうに思って下さい。


では、早速見て行きましょう。今回もワースト3作品の紹介です。


今期のワーストは、実はぶっちぎりの「転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~」
序盤の説明がまるでなく、いきなり強くなった主人公が、とある街を救うというポカーンな流れ(苦笑)。スライムが強い&多い以外は、何にも印象の残らない作品で、主人公がチート級に強かったねしか言えない・・・。まぁ、なろう系の悪い部分が凝縮されたと思っていいでしょう。この作品が、BS日テレとBSフジで同時放送という電波の無駄遣いまで披露して、ホントに何をしたかったのかわからない作品に仕上がりましたとさ。4K放送だったら、4K放送の無いBS11かBS12で片方やればいいじゃんか!

2番目は、「惑星(ほし)のさみだれ」
これも序盤がわかりにくかった。いきなりトカゲが出てきて不穏なことを言う流れなので、主人公が放り投げたくなるのは当たり前視聴者の気持ちを代弁するかのような流れでもありましたよ・・・。そして世界観が突拍子も無さ過ぎて、かつ説明もないので、未だによくわからない。何か地球に落ちてくるものを防ぐことが目的・・・という大まかな流れしかわからないので、もっとその部分を説明してほしいなぁ。

3番目は同率で、「咲う アルスノトリア すんっ!」と「プリマドール」
この2作品で共通しているのは、日常系に見せかけて、いきなり意味不明なシーンを挿入してくるという点。特に前者が酷く、何の脈絡も無しに放り込まれる(恐らくゲームをやっている人ないしは知っている人ならわかるのでしょうし、オープニング映像で示唆する部分もありますが・・・)ので、視聴者は置いてけぼりになりますわ。後者もある程度説明はあったものの、やはり唐突過ぎて困ってしまった。ただ、まだ救いはあるかなと思わせる部分はあるけど、肝心の日常系にヤマが無いばかりか明らかに泣かせようと躍起になるシーンが散見されるので、醒めてしまうのよね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)

2022年05月05日

春の新アニメ2022 ワースト

春の新アニメ、今回はワースト編の紹介です。
見る本数が増えたからか、酷い作品もそれなりに登場しています。箸にも棒にも掛からないやつもあるといえばあるんですけど、今期に関してはそこまでひどいのは無かったと思います。個人的な主観がたっぷりなので、人によってはもっとベクトルの触れる作品もあると思いますが(苦笑)。


では、早速見て行きましょう。今回もワースト3作品の紹介です。


今期のワーストは、「魔法使い黎明期」
アニメリコ(TBSアニメ)の酷い部分が凝縮された作品になってしまいましたなぁ・・・。
序盤からわかり辛い展開が前半部分に凝縮されて、その後立て直そうとはしているんだけど、結局キャラの特性がわからないまま進行しているというふう。これは前の作品を見てないと厳しいんじゃないのと思う。見なくても大丈夫という触れ込みですけど、私は絶対違うと思います。話そのもののヤマがあるように見せかけて、案外単調・・・いや、難しい話ばかりして、わからせようとしていないだけだな。

2番目は、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(第2期)」
基本的に続編モノは、評価から外すようにしているんですけど、今回は外せなかった。
ひとえに、新規参入のあのキャラの独善的な態度が強烈に引っ掛かったね。かの国のイメージを引きずりかねないあの態度は、ものすごく虫唾が走ったし、今後彼女をスクールアイドル同好会に引き入れる格好になるのでしょうけど、ワイはお断りや!ともすれば、第2期の価値を失いかねない批評になっていますけど、こんなキャラ入れるなら2期はやらない方がよかった、別のキャラを立てて2期をやったほうがいいんじゃないのかね・・・。

3番目は、「ヒーラー・ガール」
アカン、ミュージカルアニメはキツかった・・・。
話は単調じゃないんだけど、3話だったかのミュージカルな展開が異常にしつこく、見ていて参った。それ以外の回も、登場人物のバカさが異常に際立っていて、普通のアニメならコメディで終わるんでしょうけど、この作品だけは、なぜかそんな気持ちになれず、見ていて辛い(汗)。作中のミュージカルシーンは、下手な見方をすれば、宗教臭いととあるところで言ってましたけど、確かにそうかもしれないなと。まぁ、『案件』と言われる作品(だと思う)なので、これ以上作品の作り込みも期待できんなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)

2022年01月30日

冬の新アニメ2022 ワースト

冬の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
今期も、いい作品が多く、ワースト作品を選ぶのに難儀しました。いわゆる突き抜けて悪い作品が無く、初回が酷かったけど、2話以降で立て直した・・・という作品が多かったんです。だから、状況によっては、ちょっとワーストにするのは忍びないなぁというのもあるにはあるんです。でも、今回は少々心を鬼にしてワースト作品の選定をしていきましょう。
その前に、今回はワースト作品だった候補を並べることにします。そして、いかにワーストを逃れたのかを語ってから本編に向かいましょう<珍しい構成だな。
・・・そうしないと、今期はそのラインが曖昧になりかねなかったからだよ。


ワースト3作品以外で候補に残っていたのが、「錆喰いビスコ」と「CUE!」でした。


正直「CUE!」は見る前から「SELECTION PROJECT」のような末路をたどるのではないかと思っていたほど。実際初回は16人の登場人物(それと運営事務所の関係者)がこれでもかと出てきて、それ見たことか・・・と思いましたけど、2話以降はメインビジュアルで出てきた4人組を中心とした物語構成になっており、二の舞を踏んでなるものかという雰囲気は出していましたね。3話はアイドルグループに挑戦する別の4人組が登場しましたし。ただ、2クールありますから、今後ダレないかとキャストの演技が心配という声があったので、そのあたりですかね・・・。16人がまた一斉に出るという暴挙もあるかもしれないけど。

一方「錆食いビスコ」は、1話と2話で過去と現在の目線が行ったり来たりしているので、話の展開をわかりにくくさせていたなと。右往左往していたので、頭が追い付かなくなりそうな展開にも。しかし、3話になって初めてその展開の意味が、いい意味で崩れてくれて、理解できるようになったかなと。ただ、そこまで引っ張らないといけないのかというと、そうでもない気がするんですよね・・・。だったら、1話で関所越えをする主人公が街に向かうまでのシーンを描けばよかったし、2話は町医者である主人公が関所越えをして来た主人公に会うまでのシーンを描けばよかった。で、3話で一気に描く・・・でもよかったかなと。


では、本編に行きましょう。


今期のワーストは、「リアデイルの大地にて」。いわゆるなろう系の初期作品という位置付けです。
正直昔の作品ということもあって、古臭さが否めず、かつ話の単調さに参ってしまうことこの上ない。ただ、これが原作の出ていた10年位前にアニメ化されていたら、「ソードアートオンライン」に匹敵するくらいいい作品として評価されていたのかもしれないですね。作り手の失敗と時代の流れで失敗した作品となってしまっただけに、残念至極です。

2番目は、「賢者の弟子を名乗る賢者」。またなろう系の賢者作品(「リアデイルの大地にて」も主人公がスキルマスターという賢者的な位置付け)なのか・・・。
この作品は、1話が演出面で失敗だったとも。特に後半のシーンは、イメージビデオ風に作られていたのが仇になって、最後までしゃべらないという演出が主人公のあざとい雰囲気を醸し出してしまって、いい印象を持てないんですね・・・。あと3話まで見てえげつない下ネタ絡めすぎ(苦笑)。1話で野小便、2話でトイレシーン、3話に至っては自分のお小水を『聖水』として運んでくる・・・ってどんだけやねん!

3番目は、「失格紋の最強賢者」。まーたなろう系の賢者作品だよ(苦笑)。
この作品は、1話で急展開過ぎて、視聴者置いてけぼりになった点でしょうか。そこまで早く見せなくても・・・と思いましたね。ちなみに、原作3巻分を一気に吐き出したそうです。それだけ見どころが少ないと判断されたのか・・・。2話以降は、原作のストックをどこまで吐き出したのかはわかりませんが、普通の展開になっていたと思います。ただ3話は少し駆け足的に見えたなぁ・・・。ともあれ、視聴者のペースに合わせられなかったらアカンわなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 20:49Comments(0)

2021年11月04日

秋の新アニメ2021 ワースト

秋の新アニメ、今回はワースト編です。
今期は、いい作品ばかりで悪い作品なんてあるの・・・と思ってたでしょう?まぁ、かねてからヤバいんじゃないのと言われていた「テスラノート」がそれにあたるんですけど、コイツが今期のワーストじゃないからね(ギャハ)!あの作品は、私はあまり評しない絵のクオリティの酷さが目立ってるだけで、作中のシナリオに関しては、そんな酷いものじゃないのよね。だからコイツは2番手ですよ。なお、ほぼ同じ作りをしていて、演技力さえ怪しいと思っていた「シキザクラ」がここに入らずかつベスト作品の候補にさえなっていたのは、絵のクオリティの面では、この作品ほど悪くなかったのとオリジナル作品でありながら完成度の高いシナリオに尽きます


じゃあ、今期何が一番酷かったのかと言えば、「SELECTION PROJECT」になってしまうわけですよ。
一部では、「先輩がうざい後輩の話」のデキのよさに、『おかえり動画工房』とか言われていますけど、まだ帰ってきてないぞこの作品の酷さを見たら、到底そんなことは言えないわけで、まだ怪しいとさえ思ってしまうほど。『おかえり○○』と言えるのは、広井王子とモネだけだ(ギャハ)!
色々と言いたいことがあるんですけど、一言で言えば、『リアリティショーをアニメで再現するのは無理、いや無茶だ』と。
リアリティショーを再現するためなのか何なのかわからんけど、初手から感情移入しにくいモブキャラの宝庫にして固めてしまった挙句、その子達でいきなり地方予選の決勝から始まってしまうので、ますます感情移入しにくい状況に。そして、誘導的に埼玉出身のモブを主人公にさせようとしている点が気に食わん。しかも際立たせるためなのか、そいつを落として、群馬出身のダブル(ハーフ)の子を全国大会に行かせる演出と施すという、半ば群馬出身のモブを『いけにえ』にしているんだよね・・・。案の定、何の脈略も無く辞退しやがった。総合的にはあなたの勝ちとかこのまま歌を嫌いにならないでほしいとかきれいごと言ってるけど、運も実力のうちだし、何より支持してくれたファンに悪いと微塵にも思わない(辞退の会見でちょっとそれが滲んていた)のなら、この子はアイドル活動はできねぇなぁ。
キービジュアルのモブ達をメインに据えるまで、つまり1話にまで至る過程をもっと見せるべきで、もしそうなるとその部分だけで1クールないしは2クール(全体としては2クールないしは4クール。後者なら全国大会の枠も2クールまで膨らませたい)くらい必要な作品になる、つまり1クールでは尺不足なんですよ。繰り返しますけど、キービジュアルにまでなったモブキャラ達を主人公に仕立て上げたいなら、なおのことです。
そして、ソシャゲのキャラのごとく皆にスポットを当てたいというだけじゃなく、主人公を決める要素の強いリアリティショーは、インタラクティブ性を求められる点があり、視聴者の人気投票でその後の動向も変わる演出も必要になってくるでしょうね。だからこそ、埼玉出身のモブを主人公に仕立てようと誘導的になっているのが鼻に付くんですよね・・・。
ただ、インタラクティブ性(視聴者の動向で今後の展開を変える演出)を番組内で、特にリアルでもやってみたいと思ってそれを放り込めば、1クールはおろか1年掛けて月1回放送にしてやるとか映画館で季節公開にしないといかんでしょう。その子のためにシナリオを書いて収録して絵を完成させるまでやらないといけないので、月1でも3ヶ月ごとの上映でも結構タイトなスケジュールになりそうですわ(汗)。ゆえに、この手の演出は実写ドラマないしはラジオドラマのように手間の掛からない演出方法になってくるわけで、アニメでは無理というより無茶なんですよ。スタッフの誘導で作り上げられたリアリティショーは、リアルじゃなくて台本のあるドラマだよ。それが「あいのり」とか「テラスハウス」で問題になったんじゃないの?

「SELECTION PROJECT」・「テスラノート」と続いて、3番目が何かなぁ・・・と思ってあれでもないこれでもないと悩んだ末、あったよ。それが3番目になる「Deep Insanity THE LOST CHILD」です。
この作品は、3話まで見ても何をしたいのかが見えてこない(苦笑)。2クールあるからキャラの詳細を描けれるのかなとか思ってますけど、そうじゃなかったら、かなり困り物だぞ・・・。何かとっ散らかって回収も疎かになる未来しか見えないんですけど、大丈夫か。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2021年08月10日

夏の新アニメ2021 ワースト

夏の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
今回も悪い作品のうち、2つはすぐに決まりました。それに対して、もう1つだけが悩みに悩んだ末で・・・というふうになったので、このあたりは好みなのかなとも思っております。早速見ていきましょう。


今期のワーストは、ダントツで「チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~」でしょう。
話の内容にヤマが無いばかりか、登場人物の詳細な紹介がいまだに無い主人公でさえ何者なのかを多く語られないまま、ただただ作ったものが飛ぶように売れるというおかしな世界が繰り広げられる有様。作中で主人公の作ったポーションは美味と称していますけど、私が思うには、この作品は美味ところか不美味、つまり不味く、それこそ同じく作中で出てくるゲロマズポーションなんじゃないかと思わされましたよ。とにかく作中に出てくる人や作品内の世界がおかし過ぎる。ひどいわ・・・。

2番目は、「魔法科高校の優等生」
作品を知らない人なら普通に見られるのでしょうけど、知ってる人からすれば、「魔法科高校の劣等生」の主人公が見た視線を同作品の妹がほぼそのまま見ている感があるので、視点を変えた意味をあまり成していないんです。結局同じ内容をトレースしているだけのようにも見えまして、凝ってたのは1話のみというのが現状。作画が悪いという意見もありますけど、作品構成が悪いから作画が悪く見えるんじゃないかと思っております。

3番目は、「SCARLET NEXUS」
話が早く飛び過ぎてしまって、内容を深く噛みしめられないまま進んでしまっている印象。あれよあれよと進んでしまっているので、わけがわからなくなっております。登場人物の多さもそれに拍車を掛けている感じがします。似たような構成である「探偵はもう、死んでいる。」も結構ヤバいレベルですが、登場人物の少なさで何とか治まってる感があります


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Posted by alexey_calvanov at 22:35Comments(0)

2021年05月14日

やる三浦爆誕?

三浦大輔監督率いる横浜DeNAベイスターズが、もう自力優勝を消滅させてしまったらしい。
コロナ禍の影響で、外国人選手が開幕まで間に合わなかった不運もあったのだろうけど、にしたって負け過ぎなんじゃないかと。今日(5/14)現在で11勝5分26敗でダントツの最下位で、首位巨人とのゲーム差は15.5ゲーム差ここまで酷い(42試合目での自力優勝消滅という事態)のは、1989年の大洋ホエールズ時代までさかのぼれる(タイ記録)のだそうな。

攻守がボロボロで三浦監督自身も天を仰ぐようなコメントが多く、かなり苦慮されているんだなと。北海道日本ハムファイターズも今年最下位に沈んでいますけど、こちらは栗山英樹監督の長期政権がマンネリズムを引き起こしていて、正直怠慢というのかたるんでいるというのか、長期政権の歪(ゆが)み・歪(ひず)みが出ているんですよね。長いスパンでやっておかしくなったのなら、すぐに辞めろと言えるのでしょうが、まだ1年目でこれだと、どうにも言えない思い切ってスパッと変えてしまった方がいいのか、長い目で見ましょうかとなるのか、オーナー次第だろうなぁ・・・。


何より、某サイトの管理人が、どう受け止めているでしょうかと気掛かりでなりません
「やる大矢」と揶揄された大矢明彦監督時代と並ぶ暗黒時代になりかねない事態なだけに、目が死んでるんじゃないかと(汗)。コロナ禍で会えてないですけど、コロナ禍じゃなければ、このネタでもちきりだっただろうなぁ(爆)。<もうリモートで怒られろ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2021年04月30日

春の新アニメ2021 ワースト

春の新アニメ2021、今回はワースト作品の紹介です。
冬の新アニメはワースト作品があっさり見つかった印象でしたけど、今期はクオリティの高い作品が多かったので、絞り込むのが大変でした。正直今回はスルー・・・というふうでもよかったんですけど、やっぱり最後はあぶり出されるんですよね(苦笑)。
というわけで、今期の中では悪くとも、他の時期ならそこまで酷くなかったかもしれないというふうで捉えて下さい(汗)。


今期のワーストは、「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」
正直、「慎重勇者」がよかったので、がっかりしたというのが本音理不尽&理不尽&理不尽のオンパレードで、何で仮想ゲームで下層ゲームをやらないかんのだと思わされるわ・・・。その理不尽さがストレスになりそうなくらい不快で、見ている側もイラつき気味になる。かつ主人公以外のキャラも人間性としては最低で反吐が出る3話の最後で主人公は、もう来ないと言ってたけど、正直もう見たくないと思わされたほど酷い作品でした。最後になって、それこそ「慎重勇者」のような逆転する展開になるかもと思いながら見ていくとは思うけど、それでももう惰性でしか見ていません

2番目は、「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」
これは爽やかな復讐劇とされているけど、幼馴染みが馴染めない(苦笑)。かなり性格的に嫌なヤツだなと。ヒロインの彼氏となろうとしている先輩も、どうも馴染めない。主人公の周りにはクセの悪い人間しか付いてこないんじゃないのかと思うと、話の広がりが乏しくなりそうですわ。もっとも主人公も何かしらのトラウマを抱えているわけで、そのトラウマがあの性格の悪そうな人々を引き寄せているのだとしたら、役者復帰は止めておけと言いたい

3番目は、「イジらないで、長瀞さん」
この手の作品は、ヒロインの性格の悪さが一因なんです。「からかい上手の高木さん」が嫌いな作品なのも、そういうわけです。ただ、今回の作品は、イジリ具合がいじめに近いとは言われているものの、主人公を想う気持ちをしっかりと出してるので、ワーストに挙げるほど酷いとは思わないのです。個人的には、高木さんより長瀞さんの方がマシだと思うこともありますわ。特に2話のファミレスで会食した相手への対応には、感心してもいる。高木さんならあんな対応は絶対できない。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)

2021年03月27日

何だこの最終回は!?

今日で「勇者ああああ」が最終回を迎え・・・たんですけど、何だよ!
確かに番組紹介で「感動ゼロの地獄ラスト」と書かれてるし、アルコ&ピースの2人もどうしようもないという主旨の展開だったそうですけど、これほど酷いとは・・・。
ペンギンズのノブオさんのいい話をスタッフは寝てるわ、ですよ。さんは変な合いの手入れて感動台無しにしてるわ、大原がおりさんと園山真希絵さんのテトリス対決なんて誰が見たいんだと思わされる低レベルの争いになってるわ(実況も大変だわ(苦笑))、ですよ。さんと園山さんの♪世界が終るまでは・・・のデュエットがエンディング・・・って、実に「勇者ああああ」らしいわ(ギャハ)!
もうあまりの酷さが1周回ってじわじわ来るのだから、この番組は本当に恐ろしい。その昔、伊集院光さんが「Game Wave」というゲームを題材にした似たようなバラエティ番組をやってたんですけど、あれを彷彿とさせる『いい番組』(教育上よろしい番組とは言ってない(爆))ですよ。

そんな「勇者ああああ」は「勇者ああああHP1」というネット番組で配信されることになりそうです。確か1回目は4/24の土曜。20時からで、見逃しに対応しています(配信終了直後~5/5)。既報の通り、お金を払わないといけないそうですが。


ともあれ、こんな貴重なバラエティ番組が終わってしまうのは、もったいないいつの日か地上波にリターンできるように、盛り上げていければなぁと思いましたよ、真面目に。


世界が終るまでは・・・
♪世界が終るまでは・・・ / WANDS



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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)

2021年02月05日

冬の新アニメ2021 ワースト

冬の新アニメ2021、今回はワースト作品の紹介です。


クオリティの高い作品が揃った今期、悪い作品はあっさり見つかりました。ただ、ツートップが際立っただけで3番目が難しかったです。ゆえに、今期ワーストの3番目は、いつもの時期ならそこまで悪く言われ無い作品だとも思って頂ければ。ただツートップ、てめぇらはダメだ(ギャハ)!


そのツートップのトップ、それは「ゲキドル」です。この作品はすごいわ。
いきなり誰もいない家のテーブルに人形が置かれてて、それらを両親と妹に見立てて一人しゃべりしている主人公。どうやら、この子は池袋で起こった消失現象をきっかけにPTSDを患っているんじゃないかと思われるほど危うい。でも普段はそれを全く見せないで普通に過ごしている。ゆえに怖い。ゆえにキ印入ってますわ(汗)。
その主人公(女子)に対してのヒロイン(もちろん女子(笑))は、ヒロインの昔の女(主人公が見た演劇を運営しているところにいるらしい)を追い掛けて来た主人公に逆切れ。紆余曲折を経て、やっと立ち直ったかと思ったら、アイドルだったのにカネ欲しさに着エロ的な写真を撮らせてしまうという心の病(トラウマ)を患っており、アイドル路線に進もうとした演劇集団の中で猛反対。さらにそいつが過去を知るファンが出てきたことをきっかけに症状悪化(爆)。
やっとヒロインがその件から脱したかと思ったら、今度は主人公との百合チックな展開からの主人公のPTSD(トラウマ)をヒロインが引き起こしてしまい、劇場にいるロボットに救われるような格好になってイチャラブしている主人公にヒロイン嫉妬・・・。以上、これだけのことを序盤3話でやられたら、もう嫌になるわ(汗)!
他のキャラは個性があるとはいうものの、PTSDを抱えている主人公と着エロの黒歴史を持っているヒロインに比べたら薄味薄味(笑)。唯一杖をついている座長が濃いめの味付けですけど、それでも薄味(でもね、普通の作品なら塩分過多ですわ(爆))
平たく言えば、主人公とヒロインが塩漬けの保存食をそのまま食わされたような濃さになっており、酷いを取り越して怖いですわ・・・。今後ライバルになる組織との絡みがあるのですけど、もしかすると、そこで薄味のキャラが精神崩壊を起こして、塩漬けレベルの味わいになってしまうのか?そう思うと・・・。

ツートップのトップで随分紹介を割くのは初めてかもしれない(爆)。というわけで2番目は、「裏世界ピクニック」
一言でいえば説明不足主人公とヒロイン(これも濃くはないけど百合チックな展開だった(爆))との関係が1話の中で深く語られないまま行きずりの関係になってしまうので、視聴者はわけのわからないまま進められている印象でした。で、裏世界に出てくる謎の存在もあやふやなままで進んでいるので、これも視聴の際に障害になる。敢えてそうしているのであれば、もう少し裏世界の説明をしてほしいとか思うんだけどねぇ・・・。キャラが少ないのに世界観が全くわからないから話が入ってこない。悪循環のまま話が進められているかなぁ。

3番目は、「真・中華一番!(第2期)」
元々「真・中華一番!」は好きな作品なので、こうなってしまったのが残念なところ。後半戦になるまで時間があったので、あらすじを少しでも追い掛けてほしかったなぁ。しかも放送局が変わったところが多かったと思うので、なおさらですね。演出面とかは可もなく不可もなくだったので、今期から見た人に不親切な設計が仇になったなと。あれでは前期を見なきゃとは思わないわ。


なお、当初ワースト入り間違いないと思っていた「IDORY PRIDE」は、2話に入った時に急激に評価が爆上がりですわ。これぞアイドルという素振りを見せ、仲間とのコミュニケーションがいい塩梅で進められ、個性もバッチリで濃淡くっきりになっておりました。ええ、「ゲキドル」のような変なくっきりじゃなくてな(ギャハ)!


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)
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