もうここしかなかったんかねぇ・・・。
昨年夏からポルトガルサッカー2部(リーガ・ポルトガル2)のUDオリヴェイレンセに期限付き移籍していた三浦知良選手が、今度はアトレチコ鈴鹿に期限付き移籍することになりました。2022年に鈴鹿ポイントゲッターズ時代に期限付き移籍で在籍していたので、1年半ぶりの復帰(国内復帰も同じく)になります。
実は、鈴鹿は1月と4月にオファーを出していたことが彼の口から明らかになりました。ということは、1月に関しては、三浦泰年さんが監督を務めていた頃から復帰を打診していたことになるんですね。4月に関しては、三浦さんが辞めているので、オーナー側も本気だったというふうにも捉えれますね。ただ、この頃はポルトガルリーグのシーズン中なので、期限付き移籍を切って移籍させるのは、お金の問題があるので難しかったとも取れるのかなと。あるいは、シーズン終了のタイミングでいいから来てねという打診の意味でのオファーだったのでしょうか。
本人自身も、「決断は簡単ではなかった」と述べており、特に身体の衰えを気に掛けているようにも思えました。ただ、それよりもピッチに立つという情熱の方が勝っているようで、それだけが彼を現役でいさせるモチベーションのようにも感じます。逆に言えば、それが無くなれば、オファーがあっても、現役を退くとも取れますね。ゆえに、「この状況で辞める選択はない」とも述べているのでしょう。
正直、周囲からも「本当に真剣にもう辞めろって。危険だと。負荷が高いスポーツだから」とも言われているそうなので、ホントケガだけは避けてほしいですし、自分自身に納得のいくプレーができないのなら、潔く引くという選択肢も悪くないとも感じています。それだけの歳になったんですから・・・。
ちなみに、家族には伝えていないそうで(汗)。暗黙の了解でOKサインが出ているようです。逆に何も言えないんじゃないかとさえ思った(苦笑)。
三浦選手は7/2からチームに合流するとのことで、早ければ第15節のHonda FC戦から出場することになるかもしれません。そして、このタイミングで監督交代もあるようで、元韓国代表のミッドフィルダーだった朴康造(パク・カンジョ)さんが就任するとのこと(ただし、公式サイトは未発表)。どうやら、三浦選手にとっては、ヴィッセル神戸時代(2003年~2005年)に一緒に戦った仲間が監督に据えられるというふうですね。
来年がプロ40年目とのことなので、そこまでやれるかどうかは、鈴鹿でのプレーに掛かっているとも言えるでしょう。