2024年10月24日

秋の新アニメ2024 その22 ありふれた職業で世界最強 season 3

秋の新アニメ2024、22回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」の第3期になる「ありふれた職業で世界最強 season 3」です。
何だかんだ言って、第3期の放送まで漕ぎ着けました。当初は、こんな作品で大丈夫なのかという評価だったんですけど、この手の作品では珍しく、尻上がりの評価を受けています。確かに話としてもメリハリが付いてきましたし、キャラの個性と掛け合いも面白味が出てきました。今期は、そのあたりに磨きをかけていけるのでしょうか。


あらすじは続きモノなのでなし。神の使徒を撃破し、魔人族の王都侵攻を退けた主人公達が、新たな一手を打って出るところから始まります。


久しぶりの放送になったことから、第3期1話放送前に振り返り特番を組んでいたので、それを見ていたら大丈夫かなと思っています。もちろん、第3期1話の中でも簡単な振り借りはやっていましたけど。
ということで、内容を見ていくと、何かコメディタッチな進み方していて、これから大事を済ませる感じじゃなかったような(苦笑)。それでも、〆るところは〆いているので、緩急の付け方は上手くなっているなと思います。
仲間が増えたので、多様な振る舞いが見られるようになったのですが、コメディに走る部分やシリアスに進む部分でコロコロ展開しているので、少し絞ってもよかったようにも。各キャラのディテールが上手く表現できればなぁとも。それでも上手くまとめていると思いますがねぇ・・・。


今後は、帝国との戦いに軸が写っていくように思いますが、どう決着をつけていくのか、楽しみではあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2024年10月22日

秋の新アニメ2024 その20 さようなら竜生、こんにちは人生

秋の新アニメ2024、第20回は個人運営の投稿小説サイトである「Arcadia」で始まり、後に「小説家になろう」→「アルファポリス」に移籍した「さようなら竜生、こんにちは人生」です。
投稿小説からの登場は、いくつかあるのですが、たいていは「小説家になろう」・「カクヨム」・「アルファポリス」のいずれかなんですね。しかし、この作品は、個人が運営している投稿小説サイトから出発している(後に大手に移ったとはいえ)異色の作品。それだけ古参のファンもいて、さぞかし面白かったんでしょう。実際にかなりの巻数でていますから・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、前世で最古の神竜として名を馳せた生涯を送っていた男で、神竜の時は、人々だけでなく神々からもひれ伏され、絶大な力を持っていた
そんな神竜が、前世よりもはるかに短い人間の人生を送ることとなった。人間となった彼は、畑仕事に精を出し、野に出て狩りをするというごく平凡な生活を謳歌していた。


ある日、沼地に調査に行ったところ、モンスターのラミアの少女と出会う彼女は伴侶を探す旅をしていたのだが・・・。



というふう。


この作品、ビックリするほど平坦で、全く印象に残らない(爆)。物語が動き出したのは、後半のラミア出現辺りからなんですけど、もうヤマの無い作品なので、見ていてどこまでやったんだろうとか、まだ話が進んでないのかとか思ってしまったよ・・・(汗)。


今後も、こんな展開だと厳しいなぁと思いますけど、いつからTBSアニメってクオリティが低くなったんだ・・・と心配になるほどです。かつては「けいおん!」のような素晴らしい作品が多かったのにねぇ・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2024年10月21日

秋の新アニメ2024 その19 やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中

秋の新アニメ2024、19回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAの角川ビーンズ文庫で刊行されている「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」です。
こちらは、タイトルから見て、一度詰んでしまった人生をやり直すというパターンの作品のようです。この手の作品も増えていますね。この手の作品は、どうオリジナリティを出すかが課題になるでしょうなぁ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、16歳ながらも数々の功績を上げていた騎士でもあった女子。しかし、何の咎もないにもかかわらず、婚約者の王太子に死刑を命じられる。理由は、王太子とその妹との禁断の恋を見てしまったがため。彼女は、その禁断の恋を隠すために王太子に利用されていただけだったのだ。


最後の抵抗とばかりに、脱獄を図るものの、結果的に処刑される。あの時、王太子と求婚しなければ・・・と最期に思いながら、目覚めたのは、何と6年前、王太子に求婚された日の夜だった。彼女は、王太子の求婚を断るために、そばにいた男と求婚をしたをウソを付くのだが、その相手は、前世で暴虐の限りを尽くした隣国の皇帝だった・・・。



というふう。


初回は、主人公と王太子、そして隣国の皇帝の関係が中心になって描かれていました。ただ、少しだけ前世のパートを引っ張り過ぎていなかったかなと思っています。それでも、Aパート丸々使って・・・というふうならば、妥当ではあるのでしょうけど、やっぱり間延びしてたかなぁ。
じゃあ、面白くないのかというと、そうではなく、暴虐の限りを尽くしているはずの隣国の皇帝が、実はかなりひょうきんな人なんじゃないかと思わせる部分を見せていたんですね。もちろん、暴虐の限りを尽くす部分も垣間見えていましたけど、どちらかというとコミカルでかわいい人間だったように感じ取れました。恐らく、一緒にいた竜神のせい・・・だと思いたい(ニヤニヤ)。


今後は、当初のイメージとは全く逆な主人公と隣国の皇帝との関係が、本当に婚約者の関係になっていくのかがポイントになるでしょう。まだまだ前途多難な部分も見えている(自国の動向も気になるし、彼の国の内情も気になる)ので、どう一緒に乗り越えていくのか楽しみではあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2024年10月20日

秋の新アニメ2024 その18 精霊幻想記2

秋の新アニメ2024、18回目はウェブ小説投稿サイトの「小説家になろう」が原作で、後にホビージャパンのライトノベルレーベルであるHJ文庫で刊行された「精霊幻想記」の第2期になる「精霊幻想記2」です。
こちらも久しぶりに2期が始まる作品ですね。製作開始が第1期放送終了直後の2021年なので、結構時間が掛かったんだなと思いましたね。ちなみに、一部の放送局では、この作品の第1期が放送されるそうです。第1期を放送していないのに、第2期を放送する局もあるのに・・・。


あらすじは続きモノなのでなし。前世の人間の住んでいた異世界の記憶を持つ主人公が、前世の人間が住んでいた異世界から転生されてきた人達を救うところから始まります。


・・・って、これどこかで見たことのあるシーンだなぁと思って、すかさずNETFLIXにあった前期の放送の最終話を見返してみると、これだ!最終話の途中(終盤あたり)から出てきた異世界にやって来た男女が奴隷売買のメンツにさらわれ、あわや売られそうなところで主人公が助けるっていうシーンだわ。
実は、第1話の放送のほぼ半分(つまりAパート)が、最終話のハイライト的な感じで進められていたので、実質半分の内容しかなかったんですね。悪く言えば手抜きです(苦笑)。振り返りの放送をやりたいのなら、もう1週枠をもらって、前期の最終話を丸々流した後で、第1話をやる「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の第5期のようにやってもよかったものを・・・。
これは、前期の最終話に今回のアフレコを行ったのか、改めて録り直したのか。どっちかわからないですけど、何かもったいない気がするのは、私だけなんでしょうか話そのものの評価に繋がる部分ではないんですけど、何か手抜きしそうな雰囲気を漂わせるような作りなのは、今後の評価にも悪く作用しそうです。


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2024年10月19日

秋の新アニメ2024 その17 魔王様、リトライ!R

秋の新アニメ2024、17回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」で連載が開始され、後に双葉社のモンスター文庫で刊行されているライトノベルが原作の「魔王様、リトライ!」の第2期になる「魔王様、リトライ!R」です。
第1期は2019年に放送され、今期は5年ぶりの放送になるわけです。ただ、5年も経つと何やってたか忘れちゃうんですよね(苦笑)。だから、振り返りなり何なりか欲しいんですけど、はてさて。


あらすじは続きモノなのでなし。ゲーム会社の製作者兼社長だった主人公が、ログインしていた自身のゲームの世界に飛ばされるところから始まります。


と、続きモノなのに、こんな書き出しになったのは、実は第2期ではあるものの、実際は第1期の焼き直しのような展開になっているのです。ゆえに、初回は飛ばされるまでの過程を描いたものになっているのです。前期よりも深掘りされたとも言えますが、同じものをまた見せられるような感じになり、話をややこしくさせるだけなんじゃないかと思えてならないんですよ。実際前期のラスト当たりの部分をやっていたりと、単純なリトライではないというふうになっており、私も含めた視聴者は混乱してるんじゃないかなと。
ちなみに、第2期にあたる今期はマンガ版をベースにしているのだそうで。うーん、こりゃ読んでないとわからんわい・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 17:45Comments(0)

2024年10月14日

秋の新アニメ2024 その12 パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき

秋の新アニメ2024、12回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後に双葉社のライトノベルレーベルであるMノベルスで刊行されている「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」です。
なろう系の中でも追放系と呼ばれるジャンルの作品ですね。この手のジャンルも結構増えてきた気がします。そもそも、なろう系は異世界転生モノが源流だったんですけど、そこから派生するような格好で、追放系や悪役令嬢モノが出てきたように思います。また、なろう系でも学園モノといった現代劇も出ているので、繁殖力は旺盛な気もしないでもない。まさに、何でもアリ系になってきましたよ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


世界が邪竜と呼ばれる凶悪な存在に滅ぼされそうになりながらも、勇者の登場により救われてから、200年後。


その世界にいくつかある迷宮都市に住む治療師の男は、初期治癒魔法であるヒールしか使えないことから、無能と呼ばれ、ギルドの登録者から蔑まれ、利用された挙句、捨てられる存在だった。
そんな日々を送っていたある日、一人の少女が現れる武闘家である彼女は、主人公を見付けると、こう述べた。「パーティーを一緒に組みませんか」と。



というふう。


初回は、主人公の扱われ方の酷さとヒロインの主人公の慕いっぷりの異常さ、そして意外にも主人公は無能ではなく、ある程度のノウハウを持っているのが印象的ですね。そのことに対して、ヒロインは何で主人公が無能と呼ばれるんだろうと思いながら初回が終わるというふうでしたね。
実は、子供の頃に魔物に襲われていたところを主人公に救われたことで、主人公のことを思い慕うようになったのがヒロインなわけですよ。だから、何とかしたいという思いがひしひしと感じられたんだけど、もうお慕い申し上げますレベルなのよね(ニヤニヤ)。これは何かに発展してもおかしくない(笑)。


作品の内容そのものは、正直そんなに深みは無い。でも、はいはい、なろうなろうと言うには、少し違うのかな。ホントに主人公は、そこまで有能なキャラじゃないように見え、最強なキャラというふうでもなさそう。ただ、何か隠しているなという雰囲気はあるので、今後そのあたりが見えてくると、面白さがもっと出てくるのかもしれませんね。


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2024年10月09日

秋の新アニメ2024 その7 歴史に残る悪女になるぞ

秋の新アニメ2024、7回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」で連載され、後にKADOKAWAのビーズログ文庫で連載している「歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!」が原作の「歴史に残る悪女になるぞ」です。
いわゆる悪役令嬢モノと言われる、なろう系の一大要素の一つですね。最近は、この手の作品も増えてきて、どうやって他にないオリジナリティを発揮するかを見せるのに躍起になっているとも。今作もそうなるんじゃないかと思うのですが、はてさて。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ある乙女ゲームに出てくる悪役令嬢が好きな女性。ヒロインよりも物怖じしない、言いたいことをはっきりと言う彼女の姿を自分の理想の姿と思うようになった。

すると、ある日彼女は、そのゲームの世界の悪役令嬢に転生したのだった。子供時代の彼女に転生した主人公は、早速理想の悪女になるために、行動を開始するのだが・・・。



というふう。


初回は、転生した主人公のアクティブな部分は垣間見えたし、ヒーロー候補や国の内情も垣間見えたものの、30分に詰め込むには、あまりに情報量が多いんじゃないのかなと。ともすれば、贅沢かもしれないけど、2話くらいに分けてやってもいい中身だったとも思えてなりません。こうしないと1クールを進められないのなら、仕方ないものの、もったいないよねぇ・・・。


次回以降も詰め込みで行かれると話が見えにくくなるし、逆に余りある展開だと、何で初回だけ詰め込んだんだという疑問も出かねない。そこら辺を気を付けて見ていこうと思います。


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2024年10月05日

秋の新アニメ2024 その5 ひとりぼっちの異世界攻略

秋の新アニメ2024、5回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」(後に「小説家になろう」と同じ会社が手掛ける18禁投稿小説サイトである「ノクターンノベルズ」に移籍)が原作で、後にオーバーラップのレーベルであるオーバーラップ文庫で展開している「ひとりぼっちの異世界攻略」です。
まぁ、名前から見て、一人で冒険をしていくもの・・・くらいしかわからないし、キービジュアルだと仲間がいるかのような展開を見せていますけど、たぶん違うだろうなぁ(ニヤニヤ)。この手の物は、見て判断するしかないということで、早速見ていきましょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ごく普通の高校生で、クラスの中ではどのグループにも属さずに一人で生活していた

ある日、教室に謎の魔法陣が展開され、必死になって逃げたものの、結局捕まってしまい、異世界に飛ばされてしまう
抗っていたことが災いしたのか、神様からもらえるスキルのいいものは、全てクラスメイトに持っていかれ、残ったものははずれスキルばかりで使い物にならないと思われるものだった。しかも、その残ったスキルを神様に全て押し付けられることに・・・。



というふう。


初回は、主人公の異世界ライフを描いたものになっていました。そこで過去も併せて語られるのですが、ホンマモンのぼっちや(汗)。はずれスキルばかりと主人公は嘆いていましたけど、実際のところ、案外役に立つスキルばかりなんですよね。村人のセットは、干し肉とか調理器具とかが入っているし、温度魔法は、火起こしの道具にもなる。いわゆる、残り物には福がある的な展開を見せていたんですね。


mujintouこれって、どこかで・・・と思ったら、ドラえもんの「無人島へ家出」に似てる展開なんですよね(写真は、そのワンショット)。
あれは、のび太が家出をして無人島に行ったものの、ドラえもんから奪い取った道具が役立たずだったので、万事休すと思ったら、使いようによっては役に立って、無事困難を乗り越える・・・という話なんですよ。ある意味、それをなろう風に落とし込んだようになっていて、わかりやすいといえばわかりやすい。それに付随して、主人公の使っているスキルなどの説明が丁寧なので、情報量の多さは困る部分があるものの、そのあたりは視聴者の方で調整して下さいというふうなんでしょうな。ただ、個人的には悪くないと思いました。



今後は、かつてのクラスメイト達が絡んできそうな展開になるのですが、どうも主人公は幼馴染みのことを気に掛けている様子何らかの理由で絡むことになるのでしょう。そして主人公の運命や、いかに・・・。


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2024年10月03日

秋の新アニメ2024 その3 Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season

秋の新アニメ2024、3回目は小説投稿サイト「小説家になろう」が原作で、KADOKAWAのレーベルMF文庫Jで刊行されているライトノベルである「Re:ゼロから始める異世界生活」の第3期「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」です。
今期は全8話と短い放送になりながらも、第1話(通算では第51話)は劇場で先行公開されることとなりました。「ダンジョン飯」でも行われた、この方式。「ダンジョン飯」で上手く行ったから、味を占めたかな・・・とか嫌な言い方をしてしまいますけど、元々この作品は実力もあるし、皆早くみたいだろうから、こうなったんだと思っています。


あらすじは続きモノなので無し。聖域の開放から1年経ち、1枚の招待状が来たことで、物語が大きく動き出すところから始まります。


さて、先程も書いた通り、劇場公開版を90分流すという方式を採ったのですけど、すごくよくできた作品になっていました。
放送内でバッキバキに伏線が張られており、どうしても3期までやると散在しがちなキャラ紹介や特徴をわかりやすく見せていましたね。

伏線に関して言えば、例えば、歌姫が歌っている途中で、主人公が茶々を入れたことで、街の人の怒りを買い、フルボッコにされるのですが、その時に「1年ぶりに死の覚悟をした」というセリフを吐くんです。もちろん、主人公の特殊能力「死に戻り」を意識させるだけでなく、終盤のあのシーンへのフラグになってるんですよねぇ。
そして、魔女教の話が出てきた時点で、大きなフラグだったんだなと、終盤のあのシーンで、やはり思わされるわけです。全てが集約されて、あのシーンになるのなら、かなり完成度の高い見せ方です。

キャラに関しての紹介も、個別にキャラの時間を作って、こんなこと喋ってたんだとか、こんな態度取ってたよね・・・とかがよくわかったシーンがいくつもありました。あとは今回見せた新しい魅力的なシーンも印象的でしたね。浴衣は反則だろう(ニヤニヤ)。

終盤のあのシーンは、皆魅了されてしまって、正常な判断ができなくなっているんですね・・・。一番おかしいと言いそうな主人公が何も言わない時点で、おかしいと思ってたら案の定だもの。この知らないうちにやって来る狂気という見せ方も相変わらず上手いですわ。


普段、シリーズものに関しては、あまり高い評価を下さない私でも、今回のデキのよさを見てしまうと、高く評価しないといけないと思ってしまいますわい。次回以降のハードルは上がりますけど、過去のデキも知っているので、大丈夫でしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)

2024年10月02日

秋の新アニメ2024 その2 嘆きの亡霊は引退したい

秋の新アニメ2024、2回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が大元の作品で、後にマイクロマガジン社から刊行しているGCノベルズで連載中の「嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターによる最強パーティ育成術〜」が原作になる「嘆きの亡霊は引退したい」です。
いわゆるなろう系の作品なんですけど、昨今は、なろう系=つまらないという作品は、前よりかは鳴りを潜めているのかなと(時に地雷級の作品がありますけど(苦笑))。実際のところ、キービジュアルだけでは、あまり何の作品なのかわからないので、実際の映像を見て判断していきましょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、幼馴染み6人と共にトレジャーハンター(世界最強の英雄)になるべく作られたパーティの中で、唯一これといった才能を持っていなかった男。彼自身、あまりの才能の無さに、パーティからの離脱を考えたものの、仲間達からリーダーに据えられ、最強ともてはやされた今でもその地位にいる。今や、周囲の期待から、主人公の何気ない言動一つでも勘違いされ、予想しない展開を見せることにまでなる。

ある日、新規メンバー募集を掛けたところ、彼が無責任極まりない発言と起こした行動で、ひと騒動が起きてしまうその責任を取るために、探索者協会の依頼をこなすことになるのだが、やりたくない主人公は、人任せにしようと画策し・・・。



というふう。


よくいうコレジャナイ感がよく出ている作品ですね(ニヤニヤ)。ホントは最強なんでしょ?と思っていたら、実は何にもできず、神輿に担がれた人なんですわ。政治家でもいますよね、神輿に乗せられて、周りが色々やってしまうというあの事態つい最近就任した石破何某さんもその臭いがプンプンしますよ(ギャハ)。

・・・と、現実世界の話は、ここまでにしておいて(苦笑)、その軽薄で人でなしのようにも思える主人公の人となりが、否が応でも感じられるものになっており、コイツクズだわと吐き捨てられてもおかしくない話になっていました。あの崇高な理念(冒頭数分に出てきたトレジャーハンターになる下りの話)は、どこに行った!?

ただ、今回は、それ以外の人物も結構出てくるので、初回であれだけ出されると、人物相関図が上手く描き切れなくて、視聴者置いてけぼりなんですよねぇ・・・。もう少し人を絞ってもよかったんじゃないかと。初回が新規メンバー募集の回なので、どうしてもそうなっちゃうんでしょうけど、ちょっと見る側の配慮が欲しかった
ただ、話そのものは、意外にも悪くない主人公のクズっぷりを面白いと思えるなら、大丈夫でしょう。逆に嫌悪感を抱いたら、その時点で視聴を辞めるべきという、好みの分かれそうな作品になりそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)

2024年09月30日

秋の新アニメ2024 その1 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期

秋アニメが10月に入る前、一足先に始まりました。その作品は、投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後に講談社から刊行されているKラノベブックスで連載している「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 〜弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた〜」が原作の「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」の第2期になります。
CBCテレビが日曜夜に設定した「アガルアニメ」の3作目・・・というか、実質「キン肉マン」との入れ替わりで、また出番がやって来たふうですかね(苦笑)。何かこのまま繰り返していくんじゃないかという不安もある(ニヤニヤ)。でも、シリーズを積み重ねられるということは、それだけいい作品だという評価をもらっているわけなので、悪いことばかりじゃないはず。作品そのものも悪くないので、個人的には、続きの見たい作品ではあります。


あらすじは続きモノなので無し。州時期総督を巡る、いわゆる家督争いが激しさを増し、いよいよドンパチしそうなところから始まります。


今回は、完璧な続きというふうなので、あまり今までのキャラの掘り下げは行われない<ふうだったのは、少々残念なところ。だって、主人公の鑑定スキル、タイトルにも付いているのに一切発揮されていないんだよなぁ・・・。恐らくこの先出てくるんだろうけど、やはり振り返りの回という、ある意味重要な回なのですから、何かで出してほしかった
でも、話が展開する回になったのは、実感できましたね。第1期では、ある意味いい雰囲気だったとも言える主人公とヒロインの関係が急展開して、結婚にまで至ったのですから。心強いサポーターが付いたのと同時に、主人公の能力を補う実力者が随行してくれるわけですから、今後楽しみですね。
ちなみに、エンディングの映像、結構好きです。シリアス展開になった時に、これを見ると心落ち着けるのかな・・・。


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2024年07月13日

夏の新アニメ2024 その17 魔導具師ダリヤはうつむかない

夏の新アニメ2024、17回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルであるMFブックスで連載中の「魔導具師ダリヤはうつむかない」です。
恐らく、なろう系の作品だよね・・・で終わっているところ、作画を頼んでいる外注が中国の会社だったんですけど、その中国の会社がさらに外注で北朝鮮の会社に頼んでいたことが発覚し、それが北朝鮮の制裁逃れの一環になっているのではないかと言われて、一気に注目が集まってしまいましたね。結果的に、その部分は国内のスタジオで作り直すことになったとのことですけど、これが作品のクオリティや製作スケジュールに影響を与えないかと言われていますそれを払しょくできるのか、そこが今回のポイントになってしまったのは、この作品に関わる人達には、不本意なのかなと思うと、そこは残念でなりません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、会社の仕事で徹夜続きになり、雑然とした仕事場の中で最期を迎えた元OL。
やりたいことをやれなかった中で、彼女は魔法のある世界、中でも魔道具と呼ばれる魔石を動力源にして様々な効果を発揮する道具を作る家の娘に転生した。
優しい父の下で、彼女は魔道具師の才能を開花させていくのだが・・・。



というふう。


初回は、原作とは違い、彼女の幼少期を描いたものになっていました(原作は、彼女の婚約破棄の時点から描かれている)まだ幼い彼女ながら、ドライヤーのような魔道具を作り出したいと悪戦苦闘すると、家を燃やしかねない事態に陥ってしまったので、結果的にお父さんと一緒に徹夜して作り出すというふうになるという過程を描いていました。確かに、その頃から彼女は才能はあるんだなと思わせる反面、まだまだ回路の設計等では父親に敵わないのだなと見受けられる点も部分もありましたね。
Bパートの途中あたりから、大きくなった娘と父親とのシーンになり、料理が上手くなった主人公が、深酒をして帰ってきた父親を労わるあたり、何かしらのフラグなんじゃないかと思えてなりません(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2024年07月10日

夏の新アニメ2024 その11 モブから始まる探索英雄譚

夏の新アニメ2024、11回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」とKADOKAWAが運営する投稿小説サイトの「カクヨム」で連載され、後にホビージャパンのレーベルであるHJ文庫で刊行されている「モブから始まる探索英雄譚」です。
こちらは、なろう系の作品なんですが、KADOKAWAの「カクヨム」でも連載されていたということなので、実力はある作品なんですね。ただ、キービジュアルからは不安な香りが・・・あまり作画がよろしくない匂いがしているのですけど、大丈夫かしら(ニヤニヤ)?


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


ある日突然、日本にダンジョンが現れた。
主人公は、日本に現れたダンジョン探索の英雄にあこがれてダンジョン探索をするものの、第2階層のゴブリンにボコボコにされたことで委縮してしまい、今は第1階層のスライム狩りを行って、小遣い稼ぎをするただの高校生になり下がってしまった。

ある日、スライム狩りに勤しんでいると、金色のスライムを発見し、倒すことに成功する。そのスライムからはレアアイテムなカードが出てきたので、売ろうか使おうか迷った挙句、召喚することにした。すると、主人公よりもはるかに強いヴァルキリーが召喚され・・・。



というふう。


やはりというのか、初回はモブとしての姿を見るのがメインで、かなり淡々とした雰囲気でした。じゃあ、カードを拾って召喚したらどうなのかというと、やはり淡々としている(苦笑)。初回は、主人公の身の回りの人物や主人公の動機など様々なファクターがあって、見どころが多いにもかかわらず、淡々としているふうに思えたのは、なぜだろう。ちょっと見せ方がもったいない気もしないでもないけど、1話で見せるためなら、そうならざるを得ないのかねぇ・・・。


今後ももったいない演出にならないようにしてほしい。丁寧な作りで進めてほしいなぁ。


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2024年07月08日

夏の新アニメ2024 その6 魔王軍最強の魔術師は人間だった

夏の新アニメ2024、6回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後に双葉社のレーベルであるモンスター文庫で刊行されていた「魔王軍最強の魔術師は人間だった」です。
文庫(小説)版は全5巻までとそれほど長くないので、恐らく全てを描き切る・・・と思ったら、今回のアニメ化に際し、マンガ版(モンスターコミックス)をベースにするのだそうです。こちらは、まだ刊行中なので、人気になれば続編も製作可能でしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、かの有名な大魔術師の孫。絶大な魔術を持って敵を薙ぎ払ったため、魔王軍最強の魔術師と呼ばれていた。彼は魔族と称されていたが、実は大魔術師の気まぐれで拾われた人間だったのだ。なお、それを知っている者は、ごくわずかである。


彼は、難攻不落の街を1週間で攻略した功績を買われ、最前線の街の長を務めることになったのだが・・・。



というふう。


初回は、彼の人となりと彼が大魔術師から魔法だけでなく過去の知識を伝授されていたことも明らかになります。どうもこの過去の知識は、主人公と大魔術師だけでなく、魔王も知っているようで、しかも彼女は主人公の正体も何となくわかっているらしいことまでわかってしまい、今後大丈夫なのかと思って心配です(苦笑)。
で、彼らの知っている過去の知識は、現代社会に関するものじゃないかと推測できる部分がありますね。8時間労働や交代制の労働、果ては報奨金制度まであるという、魔族界では画期的なものだったようです。

ただね、作画が正直よろしくない作画崩壊とまではいかないものの、見ていてきれいだなとは思えない。また話そのものは単調ではないけれども、少しヤマの少ない淡々とした作品だなぁと。
今後も面白味に欠ける部分が垣間見えながら進んでいくと、少々厳しいかなぁ・・・。唯一主人公のメイドになった元奴隷の存在が癒しです(ニヤニヤ)。


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2024年07月05日

夏の新アニメ2024 その4 俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜

夏の新アニメ2024、4回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にアース・スター エンターテイメントのレーベルであるアース・スター ノベルで展開している「俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜」です。
・・・まずパリイって何やねんと思って調べたところ、剣などの武器で相手の攻撃を弾くことをいうのだそうな。なので、敵の攻撃を紙一重で防いでいくことに執念を燃やした人の作品なんだなと思うと、結構すごいかも・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、病弱の母と2人暮らしで街から遠く離れたところに住んでいた。
しかしながら、子どもの頃に母を亡くし、以降一人で憧れだった冒険者になるべく街に出てくるのだが、どこの養成所に行っても才能なしと判断されてしまう
それでも、鍛錬すれば何とかなるのではないかと思い、何とか身に付けた6種類の最低限のスキルのうち、敵の攻撃を弾くパリイの技術を十数年ひたすら磨き続け、遂には千の剣を弾き返せるほどの腕前になる。

だからといって、冒険者として生きるなると話は別で、最低スキルを磨いただけではなれるわけがなく、ギルドのお情けで最低限の冒険者ランクに登録をしてもらい、街の雑用を担っていた


そんなある日、街外れで魔物に襲われている少女に出くわすのだが・・・。



というふう。


初回は、主人公の身の上話になっていて、主人公の不遇っぷりが大きくクローズアップされていましたね。もうここまで来ると、お涙頂戴レベルだった(苦笑)。やっと得たのは、冒険者の中でも最低ランクで、冒険者として外に出て魔物と戦うこともできず、街中での雑用だけしかできないという、本来物乞いの人間に与えられるようなものでも、ありがたがって受け取ってしまうのですから、何とも悲しくなってきた
酷い言い方ですけど、主人公には教養というものがほぼほぼ無いようで、魔物と動物の区別がつかないのと、最低限のレベルのスキルでも何とかなるんじゃないのかと思い込んでいましたからね。だから、ミノタウロスとの戦いで、その井の中の蛙っぷりに自分自身気付いて、これではダメだと悟ってしまうわけですよ。そこの部分は、主人公の中でいい部分で、自分の身の丈は、何かしらをきっかけにすればわかってくれるわけですよ。でも、勘違いしっ放しらしいけど(汗)。
何より一番驚いたのは、パリイでミノタウロスの首が落とせたことですわ(ニヤニヤ)。そんなことがあるのかとツッコみたくなったど、そうしないと話が進まないのか(汗)。


今後、主人公の言動にツッコミどころ満載になるのかもしれないけど、それを面白いと取れれば、この作品も面白く感じるのかなと思います。とりあえず、いつも垣間見える「はいはい、なろうなろう」的なものは、あまり無いですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 19:35Comments(0)

2024年07月04日

夏の新アニメ2024 その2 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

夏の新アニメ2024、2回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にKADOKAWAのレーベルになる角川スニーカー文庫で刊行されている「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」です。
この作品は、KADOKAWAのCM作品で時々流れていたので、知っている人も多いんじゃないのかなと。本来は春アニメとして放送される予定だったものの、諸事情で今期に延期となった作品でもあります。(遠回しな表現でしたが)クオリティアップのためということですけど、題材がロシア語ということもあり、昨今の事情で企画が進みにくくなったのではないかと邪推されてもいましたね・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


学園の美姫と称されるロシア人と日本人のハーフであるヒロインは、今日も先輩からの告白を無慈悲に木っ端みじんとしてしまうほどのクール女子だが、ある男の子の前では、一瞬その姿勢が緩んでしまう

その男の子は、授業中に居眠りし、休み時間には使用禁止のはずのスマホでソシャゲをプレイする自堕落な子だった。
それでも、彼の前では、日本語で注意した後にロシア語で二言三言ボソッと言うのだ。実は、彼女は主人公のことを何かと気に掛けており、その際にデレた言葉を発していたのだ。ところが、彼は何とロシア語を十二分に理解できる人間だった(もちろん、彼女はそのことを知らない)。だから彼女の本音は彼にダダ洩れだったのだが、そのことは知らぬふりして、今日も自堕落な姿で接するのだった。



というふう。


初回は、彼女の潔癖的なところ・クールなところがにじみ出ているのですけど、主人公に対しては、その姿を見せながらも、どこか好意的というのか、気になる男子という姿勢をロシア語で取り繕うとしている少しかわいいけど少し素直じゃないなと思える姿が印象的でしたね。それに対して、普段の学園生活は自堕落でロースペックっぽい主人公ですけど、実はロシア語のリスニングはネイティブレベル(回想によれば、会話もかなりネイティブらしい)と実は結構できる子なんじゃないかというふうな部分を匂わせていて、素性はわからないけど、すごそうだという部分を垣間見せていました
そんなギクシャクとも言える関係の中で、少しだけ距離感が縮まったかなと思ったのは、例のシーン(笑)。主人公にソックスを脱がさせちゃダメだよ(ギャハ)。で、その中で得た報酬がスカートの中の閲覧ですか(爆)。代償は大きかったけど、何か2人の距離感が縮まったかなと感じさせるエピソードとなりました。

ちなみに、毎回エンディング曲が変わるそうですけど、初回が♪学園天国じゃねーか!今時の子は、フィンガー5が歌ってた曲で、小泉今日子さんや香取慎吾さんがカバーした曲なんだよって言ってわかるのかしら(汗)?でも、1番の歌詞の内容が、無茶苦茶作中の内容に合ってるのがすごいなぁと。今後、懐かしのポップス・歌謡曲とかJ-POPの中からセレクトされていくのでしょうか。個人的には、こちらも楽しみです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)

2024年04月17日

春の新アニメ2024 その23 魔王学院の不適合者Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~(第2クール)

春の新アニメ2024、23回目は小説投稿サイトの「小説家になろう」が原作で、KADOKAWAのレーベルである電撃文庫で展開されている「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」の続編「魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ Ⅱ」の第2クールです。
第1クールは2023年1月に放送されていたのですが、新型コロナウイルスの影響に伴って同年7月に仕切り直しとなりました。この作品がコロナの影響を受けた最終盤あたりになるのかなと。今後コロナで延期という事態は、そう起こらないのかなと思っていますが、旬を逃したという意味では痛かったですね。正直盛り上がりに欠けていましたし・・・。よく第2クールまでやれる展開に持ってこれたと思います。


あらすじは続きモノなので無し。魔王となった主人公が強い魔族育成のために心血を注ぐところから始まります。


いきなり過去の話に飛んでしまうので、一瞬「?」となったんですけど、本題は魔王になった主人公がそのままの姿ではまずいので、少年の姿になって魔王学院に潜入する格好になりました。まるで水戸黄門のようだといえば、わかりやすいのかな。
相変わらず反乱分子の動きは活発で、魔族の国の先行きはまだまだ不安定なようですけど、来るべき敵との決戦に備え、色々と動くのだろうとは思うのですが、いかんせん話の分かりにくい部分もあるので、そこを何とかしてほしいかな・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2024年04月13日

春の新アニメ2024 その17 Unnamed Memory

春の新アニメ2024、17回目は元々個人サイトの中で掲載され、そこから投稿小説サイトの「小説家になろう」へ移行し、さらにKADOKAWAの電撃の新文芸で商業化された「Unnamed Memory」です。
個人サイトで執筆を始めたのは、2008年とのことなので、商業化に至るまで約10年(初巻の刊行が2019年)掛かっています。そこから今回のアニメ化に至るまで約5年なので、結構長い時間掛って進んでいったんだなと。楽しみにしている方も多いんじゃないのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


絶大な力を持つ5人の魔女が、人間にとって畏怖される存在だった頃の話。


ある大国の皇太子が、自身に掛かっている呪いを解くために、荒野に立つ塔の最上階を目指していた。そこには、人間にとって畏怖される存在の魔女の一人が住んでいた。
様々な難解な事項を突破し、出会えた彼女に自身に付く「子孫を残せない呪い」を解いてもらうために、自身の妻になってもらうことを提案するのだが・・・。



というふう。


初回は、かなりゆったりとした展開だったものの、主人公の提案した事象を魔女が断るという異例・・・いや、見ず知らずの人間に結婚してくれなんて言われたら、嫌だわな(ニヤニヤ)。結果的には、契約を結ぶという格好で、結婚までには至っていないのですけど、実質それに近いわな(苦笑)。そこまでの過程が静かなため、あっという間に契約成立みたいな感じになってしまったのが少々残念かなと。でも、話としては悪くないので、今後どういうふうに2人の関係が縮まっていくのかが楽しみですね。


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Posted by alexey_calvanov at 21:48Comments(0)

春の新アニメ2024 その16 Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ

春の新アニメ2024、16回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップより刊行されているオーバーラップノベルズで連載されている「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」です。
こちらは、なろう系の作品になるということ以外は全くわかりませんね。しかもチート系という部類になるので、差別化をいかに図っていくのかもポイントになるかと。これは結構大変になるぞ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は商人として働いていたごく普通の男。彼の住んでいた世界は人間以外の種族に対しての差別意識が強く、そのことに疑問を抱いていた主人公は、彼らにも分け隔てなく接しており、彼らへの差別が無くなることを望んでいた。


すると、ある日突然彼は異世界に飛ばされてしまう勇者候補として選定されたのだ。
しかし彼の能力は、異世界でも一般的な大人の能力程度とわかり、一緒に飛ばされた男の能力の方が勇者の素質があるとみなされ、主人公の存在は邪魔なものになっていた。さらに、主人公を元の世界に戻したくともできないという事情もあり、彼に王様から得たわずかな資金を持たせ、国の外れにある森に住むことを命じた。事実上の追放である。

森に着いた時に出てきたスライムを必死になって倒すと、レベルが上がったので、確認して見ると、そのステータスには、『∞』という見慣れないものが並んでおり・・・

うーむ、なろう系・チート系・追放系という昨今の要素てんこ盛りな作品なんですけど、見ていた感じでは、ヤマがあまり無く、主人公が何かやってしまったのかというレベルの強さになっている感じでしたね。飛ばされた世界の王様もある種の悪者なので、今後は王様に一泡吹かせるのが目的・・・だと思うんですけど、そこまでなるのだろうか(苦笑)。


結論とすれば、はいはいなろうなろうで終わってしまう感じになっていました(苦笑)。今後もこの状態が続くと、3話切りされてもおかしくないふうになってしまうんだろうなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 21:21Comments(0)

2024年04月12日

春の新アニメ2024 その14 無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜(第2クール)

春の新アニメ2024、14回目は投稿小説サイト「小説家になろう」で始まり、後にKADOKAWAの関連会社になったメディアファクトリーのレーベルであるMFブックスから刊行されている「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」の第2期「無職転生Ⅱ 〜異世界行ったら本気だす〜」の第2クールです。
今回は第2期の第2クールになるのですけど、実質的にはもう第4期のクラスになってくるんですね。いよいよ青年期のヤマ場に当たる部分が放送されるとあって、ファンの方々には待ってましたと思っている人も多いのではないのでしょうか。


あらすじは続きモノなので無し。紆余曲折を経て、幼馴染みとの婚約を果たした主人公が、結婚するために新居を探すところから始まります。


今回は夢のマイホーム探しということなので、出てくる人間は限られています。メインは主人公とその友人(先輩と弟子)。前期の最後で幼馴染みとの婚約を決めたのはいいのですが、今住んでいる世界の結婚の作法を知らなかったので、友人に相談したところ、まずは家だろうということで、家探しになったんですね。
この家探しは、3人の友情関係がよくわかるし、特に自動人形を見付けて目を輝かせている弟子の力強さが印象的な回にもなりました。私が何とかしたいと言って主体的に動く姿を見られるだなんて、かなり人間として成長しているなと。
この回は一部の人間だけ大きな動きがあっただけで、特に何かしら気になるものは無かった、実に平凡な平和的な回でしたね。今までがあまりに激しい展開だっただけに、何か今回は落ち着いて見られるのかなと思っています。

あとは、通算で4期になるこの作品、新規視聴者はなかなか話が掴めないと思うので、気になる方は、過去の作品をご覧下さい・・・と言うしかないのか(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:57Comments(0)
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