野球用語とも言える言葉の一つで、援護されずに終わった選手のことをムエンゴという言葉があります。語源はもちろん無援護から来ており、特に敗戦投手になった際に付けられることが多いです。
今日行われているオリックス×巨人の一戦、先発の金子千尋選手が素晴らしいピッチングを見せており、9回までノーヒットピッチングを遂げていました。しかしながら、打線が全く機能せず、全く援護のない中、代打を送られるという結果になりました。正に今回の言葉通りです(ちなみに、ノーヒットノーランは参考記録で残るらしい)。
実は代打の送られた9回はいいところまで行ってたんですけどねぇ・・・。いかんせん3番に入っていたヘルマン選手が初球を振ってしまって、ライトフライに終わっちゃったんですよねぇ・・・。まぁ、打てる球だと判断して振ったことなんでしょうけど、結果的には早打ちに見られてしまいました、と。解説者の吉田義男さんと有田修三さんの予測が当たってしまった例にもなってしまいました。
その試合、午後11時過ぎても続いているという今季最長試合になっていました。12回表に亀井選手のホームランで値千金の1点をもぎ取って、総力戦とも言える継投を見せて巨人が勝ちを収めたというのですから、オリックスにとっては何とも後味の悪い試合になってしまいました。
ここまで差が付いたのは何なのか・・・。オリックスナインの勝ちたいという意欲はないわけじゃなかった。でも、巨人の方が一枚上手だったんでしょうね。本人の意思があれば、点を取られるかヒットを打たれるまで、または本人が納得するまで投げさせてもよかったんじゃないのかなとも思えてきましたね。
正に勝負は時の運。しびれる試合ではありましたが、オリックスにツキの無い試合になってしまい、今後の試合展開に支障が出ないか心配でもあります。