昨日行われた東京マラソン(普通の人が走るので市民マラソンと思われがちですが、実は国際選考会も兼ねた立派な大会)。そこで3位に入ったのが全く無名の人で、学校で事務をしながらトレーニングを重ねていたとのことらしい。
昨今、朝ドラの「てっぱん」で出ていた滝沢(通称:駅伝君)もほぼ無名の中走って、やっと大きな会社に拾われる・・・という話が出てきていますけど、そういえば、よく似た話があったなと。
それは、丁度私が高校時代にマガジンで連載をやっていた「マラソンマン」というマンガ。
ここで出てくる東京マラソンで3位になった人と同じく、無名だった主人公の父親が、ある日破竹の勢いで優勝していったものの、無理がたたって競技中に死亡。その後息子が亡き父のために走る・・・といった話。
・・・いやね、そのままその人がどうこう言うんじゃなく、その破竹の勢いで上位に進出する姿がまさにマラソンマンに出てくる主人公の父親にそっくりなんですよ。
逆境から戦うその姿、まさに雑草魂は今の日本が失いかけている何かを持っているなと感じてなりません。
ぜひ、8月に韓国のテグで行われる世界陸上で上位入賞を期待したいと思います。
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