秋の新アニメ紹介、5回目はエンターブレイン制作のPS2ゲームが基になっている作品で、マンガ化だけなら、本家のエンターブレイン(ファミ通PS2)以外にも白泉社(ヤングアニマル)・スクウェアエニックス(ガンガンパワード)・秋田書店(チャンピオンRED)と4社4誌で扱われる異常な人気作品でもあるキミキスの初のアニメ化作品「キミキス pure rouge」です。
この作品、秋アニメではかなり注目されている作品で、実際私自身かなり期待している作品の一つでもあります。
その注目度ゆえか、アキバ行った時にはこのような宣伝ポスターがアキバの駅内随所に貼られていました(写真はヒロイン6人そろい踏みのもの。個別ショットのポスターもあった)。
ところで、今回のスポンサーは白泉社。てっきり白泉社版のキミキスがメインになると思われたんですが、オリジナルの作品構成になるようです。
なお、白泉社版の作者は東雲太郎さん。至って全年齢のはずなのに、なぜかアクションがエロいです(あれだけエロいのに、押し倒したり頂(検閲)はヒゲの検閲があるからか(爆))!<そこ力入れて言うほどのもんじゃないだろ?
・・・ショーちゃん奮戦しすぎ(爆)。
また、このキミキスに気合入れてるのか、別冊の「ヤングアニマル あいらんど」ではキミキス特集として放送直前に発売するという念の入れよう。
・・・ショーちゃん<ごくごく一部のユーザーにしかわからないネーミングで語るんじゃない!
とにかく、あらすじ(以下PCではイタリック体で表記)。
桜咲く春うららかな頃。
新学期がもうすぐ始まるというのに、光一は意中の女の子はいないゆえか平凡とした日々を送っていた。
その時、そこに一人の女の子が転がり込んでくる。
実は彼女は光一の幼なじみで、両親の都合でフランスに滞在していた摩央(まお)姉ちゃんこと水澤摩央だったのだ。以前のイメージと違う姿に驚きと動揺を隠せない光一。摩央の帰国はたまたま訪ねてきた近所に住む一輝やその妹の菜々にも伝わり、かつてのように和気あいあいとした雰囲気の中高校生活を過ごすことになる。
その生活の中で、光一・一輝・摩央はそれぞれ気になる人が現れるのだが・・・。
というふう。
ゲーム中やマンガ内と違うのは、主人公が光一だけでなく、アニメ版オリジナルとなる一輝とゲーム中ではヒロインになる摩央の3人の視点がめまぐるしく変わりながら展開されているということ。
こういう場合、あまりの展開の激しさに視聴者置いてけぼりなんてことが発生しかねないのだが、今のところ展開変更は最小限に抑え、あったとしても数分内で簡潔に行っているのでわかりやすいです。
で、それ以外で気になったところは・・・。
まず、この作品、ピュアではあるが、話の展開からしてどちらかというとシリアス寄りな作品なのに、いつから三の線入ってるんですか(ギャハ)?
何かギャグに走ったり、意図してない面白方向に走ったりとコメディ作品と見紛う位に三の線が走ってます。逆に言うと、それだけ構えずに見えて面白いんですけどね。息抜きにもなりますし。
この作品のキモになるキスシーンというのは『実験』と称してやった瑛理子のワンシーンのみだが、クライマックスまでのお楽しみなのかもしれない。その頃にはこの作品の醍醐味にもなるピュアでほんの少し甘酸っぱいストーリー展開になるんだろうと推測。
3話が終わった段階で、光一×結美・一輝×瑛理子・摩央×栄二のラインが本命そうですが、明日香が一輝にサッカー繋がりで急接近したり、深月(みつき)が光一におしとやかさで結美にタイマン勝負を挑んできたり、逆に摩央が幼なじみ&同じ屋根の下アタックで光一を攻め落とさんとするという不安定要素もなくはないかと。<この作品の基になったのは全年齢のギャルゲー作品です、念のため(ギャハ)。
やっぱり前評判どおり面白いです。今から見ても面白いんじゃないかなと思います。唯一残念なのは、ハイビジョン対応じゃなかったことくらいか?この作品はきれいなほうが映えますよ。真面目に。
あ、うちの地域、中の人が出てきたスペシャル特番やってたんですが、こんな人がやってるんだと思って見ると、(以下検閲(爆))。
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