2021年03月11日

あの日から10年

東日本大震災から今日で10年になりました。
見た感じでの復興は大きく進んでいるところが多いと思いますけど、いまだに福島第一原子力発電所周辺の復興は進んでいません放射能の除染がまだまだ進んでいないのと、個人的な見方ではありますが、そろそろ打ち切りを視野に入れているのではないかと思えてならないです。
心の復興に至っては、まだ震災の傷が完全に癒えきっていないと感じます。恐らく一生掛かっても癒しきれるものではないと思います。彼らの心のケアを国や自治体は、これからも噛み砕いてやってほしいものです。

10年ひと昔と言いますが、まだまだひと昔の出来事で片付けられるような地震ではありません1ヶ月前には、東日本大震災の余震と思われる大きな地震がありました。この先もまだ大きな余震が続くかもしれない恐怖と不安にさいなまれながら、さらに10年重ねていくかもしれません。
だからこそ、ここで区切りだとか10年ひと昔とか言えないのではとも思っています。まだ震災後は続くのです。もしかすると世代を越えて、100年・200年の大きなスパンで進められるのかもしれません。


そんな東北を今年こそは見に行きたいと思っています。去年は東北には行く機会はあったものの、被災地だったところを直接行ける機会が新型コロナウイルスの影響で得られなかったのが一番の理由ですね。丁度毎年5月に行っていたのですが、そこは緊急事態宣言の関係で動けなかったですから。
もし、今年行けるチャンスを得られたら、一昨年までの8年間で回った中で、特に印象の残っていたところに行きたいと思っています。2ヶ所は間違いなく行きたい。あと1ヶ所をどうしようかと思っているところです。どれだけ変わったのかをこの目で見て、時の流れを感じたいのです。


最後に、被災して亡くなられた方のご冥福をお祈りすると同時に、いまだ復興道半ばな中で一生懸命働いている方々に心より感謝申し上げます


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Posted by alexey_calvanov at 22:47Comments(0)

2017年03月11日

夢を絆を繋ぐ一品

SHV32_0478今日は東日本大震災から6年の節目。
あの日から6年経ったのだと思うと、時の流れの速さを痛感せずにはいられません。だって、あの日産まれた子がもう来月小学校入学ですよ。そう思わずにはいられないですよ。


そんな中、ローソンでは東北産の物を使用した商品が発売されています。いくつかあるのですが、今回は「からあげクン 奥州いわい監修しょうゆダレ味」をば。
東北産(東北地方では岩手県産)の若鶏を奥州いわいで使われているしょうゆダレに漬けて揚げたものです。奥州いわいは2016年の「からあげグランプリ」で金賞受賞したのだそうな。



味は、しょうゆダレに漬けていることもあってか、醤油の風味が強いだけでなく、しょうがの風味もなかなか。ご飯のおかずにも使えるような唐揚げになっていますわ。肉も美味しいですわ。元々「からあげクン」は国産若鶏を使っているんですけど、東北産の若鶏でもいいんじゃないの?十分美味しんですから。


この商品を始め、「宮城県産金華さばの直火焼さば弁当」・「岩手県産赤鶏の鶏めし」・「苺のモンブラン(宮城県産もういっこ苺トッピング)」の計4品は、「夢を応援基金」寄付付き商品になっております。たくさん食べて、1人でも多くの子供達の夢を繋ぎたいものですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2016年05月07日

東北の旅2016④ 厳かながらも心温まる式典だった

さて、何とかタクシーを捕まえたはいいが、運転手はおじいちゃん。大丈夫かなと思ったものの、乗って行けば間に合わないという事態は避けられる。とりあえず、今回の目的地、厳島神社に向かうことにした。
正確には、大久喜地区にある厳島神社で、JR大久喜駅から徒歩で10分くらいのところ、大久喜漁港のそばにある。


SHV32_2478そんなところを知ったきっかけが、4/27付中日新聞の夕刊の記事
その記事によれば、東日本大震災による津波で厳島神社の鳥居が流され、アメリカ・オレゴン州に笠木だけが流れ着いたのだそうな。発見者が何か特別なものを感じて地元メディアに写真を送ったところ、偶然同州ポートランドにある日本庭園の関係者が笠木であることを告げ、後に見つかったもう一本の笠木から奉納された日付と奉納者もわかることに。
手掛かりを求めて被災地の岩手・宮城・福島を訪れたものの、一向に分からなかったところに、青森で被災したものではないかという情報が入り、八戸市博物館で鑑定したところ、厳島神社のものということがわかったわけです。
返すことが正しいのかと悩んだ時期もあったそうですけど、返還が地元の人達の励ましになるのではと思い、2015年に返還されることになりました。



さて、目的地を告げたものの、タクシーの運転手は「わかんねぇなぁ」
・・・笑うしかなかったわい(苦笑)。必死に説明するものの、配車オペレーターもわからなかったらしい。そこで、あらかじめ場所を調べる際に、検索で出てきた厳島神社の場所をタクシーの運転手に見せてやっとわかってもらうものの、運転手は初めて行く場所だったのか、おっかなびっくり状態で目的地まで向かってもらいました


SHV32_239420分くらいで目的地の厳島神社に到着。



SHV32_2399正面から見たところ。3つの鳥居と本堂があります。大漁旗がはためくのも漁師町にある神社ならではの特徴ですね。
アップにしているのでわからないかもしれないですが、ここもウミネコの繁殖地になっており、蕪嶋神社以上に密集しておりました。こちらは巣もダイレクトにあり、怖い怖い。踏ん付けようものなら何されるか。
そのこともあり、神社周辺にはフェンスが張り巡らされており、夜間は入れないようになっているのだと推測



SHV32_2396こちらが、例の鳥居。
今回再建された鳥居は一番右端と真ん中のもの。そして一番左端にあるのは、震災後に地元有志の寄付によって建立されたもの
恐らく、再建された鳥居は戻って来ないと思い作られたのでしょう。戻って来たことで、すごく立派な神社になったと思います。



SHV32_2395この神社の中には、鳥居再建の碑が建てられており、アメリカ・オレゴン州ポートランドへの感謝がつづられております。



SHV32_2397本堂そばには、やはりウミネコ(笑)。
大漁旗に何事もないのが不思議に感じられるわ。



SHV32_2400こちら、当日もらった鳥居再建式典のスケジュール
やっぱり午前10時からだった。会場場所がわからずどうしようかと思ってたら、どうも漁港のほとりで行うふうだったらしい(雨天時は近くの建物で行う予定だったのだそうな)。



SHV32_2401午前10時少し前に式典が始まる。
最初はポートランド日本庭園のCEOのあいさつから始まり・・・。



SHV32_2403厳島神社の宮司さんが神事を執り行いました。



SHV32_2408その後、オレゴン州議会議長のあいさつ、オレゴン州知事のメッセージ紹介、八戸市長のあいさつ、札幌にあるアメリカ総領事館の首席領事のあいさつと続き、近くにある大久喜小学校の演舞(ソーラン節)が行われました。
子供達のダイナミックな演舞は素晴らしかったです。



SHV32_2414最後に記念撮影。
地元の方々とアメリカ・オレゴン州の方々の微笑ましい姿が印象的でした。これがきっかけとなって新しい絆が生まれるといいですね。

この撮影後に、互いが抱擁し合って喜び合う姿も印象的でした。地元の人達だけでなく、オレゴン州の関係者にとっても、元の場所に戻り安堵したのだろうと思います。
厳かながらも、最後は皆の心を温めてくれる、いい式典になっていたと感じました。



SHV32_2415見た感じ穏やかな海原ですが、八戸市で1人(青森県全体で計3人)死亡、1人行方不明(同じく計1人)。かつ建物にも漁船にも多大な被害があったそうです。
どうしても震災と言うと、オレゴン州の方々もそうでしたけど、岩手・宮城・福島がクローズアップされがちです。しかし、あの震災は青森でも、茨城・千葉をはじめとする関東圏の一部でも被害が出ていました他にも被災地があるということを改めて知るいい機会になりました。



SHV32_2417この大久喜地区には、国指定重要有形民俗文化財の浜小屋があります。
幕末頃に建てられ、主に漁具の修繕・管理する場所として、繁忙期には食事を採ったり宿泊したりする場所としても使われたのだそうです。



SHV32_2420こちらは、報效義會(ほうこうぎかい)鼎浦丸遭難之碑
千島列島の干拓と守備のために東京・隅田川を出発した鼎浦丸が、1893(明治26)年5月下旬にこの地区の沖合で沈没したそうです。付近住民は助けようとしたものの、あまりの暴風雨のために沿岸からかがり火を焚いて乗組員達を励ますことしかできなかったという言い伝えが残っています。

なお、三沢沖でも1隻遭難し、鼎浦丸の乗組員を併せて19人が亡くなっていますが、残った隊員は6/17に無事択捉島紗那(ロシア名ククリスク)に着いたそうです。



式典が終わった後は、11時過ぎに来る電車に乗れないと、またタクシーのお世話になりかねないので、急いで大久喜駅に向かうことに。途中迷い掛けるも、何とか間に合い、再び八戸駅に戻るのでありました。


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2016年03月11日

あの日から5年

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が起こってから今日で5年となりました。


見た目には、復興は大きく進んでいるようにも見えます。しかし、まだまだ本格的に復興が進んでいるところは少なく、更地の部分が多いです。福島第一原発も汚染水の問題と廃炉への道のりがまだ決まっていない中、まるで後片付けのような作業を行っています。
今年は、奇しくも震災発生時と同じ曜日の金曜日。これから週末だ・・・と心馳せていた時に地震が起こったのです。約1万5000人の人が亡くなり、行方不明者と震災後に亡くなった震災関連死も含めれば、2万人を超えています。そして今でも17万2000人の人達が避難生活を余儀なくされています。その中には、福島第一原発の事故で、帰りたくても帰れない人達がいるのです。


5年経ち、大きな問題になっているのが、震災に耐え抜いた建物など。これらを震災遺構として残していくのか、取り壊すのかでいまだに揺れています。今だけでなく震災発生からしばらくして起こった問題ではありましたが、長い年月が経ち、残すにしても壊すにしても大変なカネとエネルギーが掛かるものになっています私個人の印象としては、残すことで教訓を残し、過去に大きな災害があったことを知らせるべきだと思っています。ただ、震災遺構として残すことで、過去のトラウマを呼び起こす人たちも事実その人達を慮って壊すのであれば、記憶を風化させないための何かを残すべきだとは思います。


もう5年と見るべきなのか、まだ5年と見るべきなのか。
国は今後の5年間は東北に観光客を招くとしているそうですけど、まだ復旧が進んでいるとは言えない現状観光客を呼ぶことも大事ですけれども、街の復興を早め、安心してかつて住んでいた人達が住めるようにするのが第一なのではないのでしょうか。そして、福島第一原発の廃炉への道筋をより確実になるように、国は率先して関与し、時には世界の国々に協力を呼び掛けて一丸となって解決するべきなのではないのでしょうか。


最後に、亡くなられた人達へのご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の1日も早い復興を心からお祈り申し上げます


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2015年03月11日

あの日から4年

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が起こってから今日で4年となりました。


地域による復興の差は、これまで以上に露呈されている点は問題ではあるものの、総じて言えば一歩一歩確実に復興が進んでいるように感じます。特に放射能による汚染が続く福島県浜通りで復興が進み始めたことは、この1年の中で大きな出来事ではなかったのかと思います。

しかしながら、東京オリンピック開催決定に伴い資材の高騰が起こるようになり、人不足も起こっています。この状況が復興への今後足かせになっていかないか、復興の差に拍車を掛けないかとも言われています。
また、復興の方向性を巡って地域住民が対立している例もまだあり、下手をしたらもうその地域の復興はままならなくなるのではないかとも思えてなりません。

そして今後の課題は、これまで仮設住宅で築いたコミュニティが再びバラバラになっていかないかという点です。
阪神・淡路大震災の際には一度仮説住宅で築いたコミュニティが、復興住宅に移る段階で再びバラバラになったことで孤独死が相次いだと言われています。東日本大震災では集団移転を促進させているとのことですが、復興住宅が建築完了となった際に、希望者全員が同じところに移れるように配慮して、できる限り孤独死を減らす努力をしてもらいたいものです。コミュニティ崩壊の阻止と新しくできたコミュニティ保護こそが今後被災地に横たわる大きな課題になるはずです。国と自治体はこの点を憂慮してもらいたいものです。


そして、集中復興期間が来年で切れますそうなった際の復興計画はどうするのか、政府に本腰を入れてほしい課題でもあります。東日本大震災は甚大な被害をもたらしました。到底5年では終わらないはずです。普通に震災と津波の被害を受けた地域は、今後東京オリンピック関係で物資と人不足になることを加味しても、少なくとももう5年は必要なはずです。そして福島第一原発の被害を受けた地域は、福島第一原発の廃炉まで最低40年かかるとも言われてるので、それ以上の支援が必要です。人の住める地域が広がってきたとはいえ、確実に安全と立証できることが必要なのではないかと思います。


震災復興はまだ終わりではありません。被災地の現状が報じられることが減っていく中、私達ができることは、私達ができる範囲内での大なり小なりの継続的な支援であることを忘れてはならないと思います。


最後に、亡くなられた人達へのご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の1日も早い復興を心からお祈り申し上げます


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2014年03月11日

あの日から3年

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生して、今日で3年経ちました。
あの日から3年経ち、地域によっては着実な復興を遂げているところもあれば、福島第一原発周辺のように全く先に進まないところもあります。


その中で、震災の記憶が薄れていく現実との戦いになっていると思います。
被災した人達にとっては思い出したくないことなので、被災していない人達にとっては他人事だったからということで、それぞれが忘れて行くのではないかと思われる状況が発生しています。あれだけ報道していても、関心のない人達にとっては、過去の出来事で流してしまってるんだなと痛感させられることもしばしばです。
震災遺稿と言われる、震災時に残った壊れた建物などを残す意向も十分にかなっていないようにも感じます。その理由は、区画整理や復興計画の妨げになるからという現実的な理由もさることながら、被災者の中から思い出したくないという憎悪の対象になっているという点も見逃せないでしょう。
以前にも話しましたが、壊すことは簡単です。しかし、それを行ったことでまたその時の出来事を思い起こす際に詳細が思い浮かばない(つまり風化する)という取り返しのつかないことになってしまわないかということにならないかと思うわけです。実際気仙沼市の鹿折(ししおり)地区にあった共徳丸という漁船は住民の震災遺稿化反対により撤去されました。この震災遺稿になるはずだった漁船は、損際の津波の恐ろしさを伝える碑(モニュメント)となるはずのものでした。住民の意向は最優先でなければならないものの、やるせなさと残念無念の思いに駆られたのは言うまでもありません


薄れ行く記憶に立ち向かうためにも、あの時起こったことを何かしらの碑にして残すことの重要性が問われているのではないかと思います。どんな小さいものでも震災の記憶を伝えるものを残さなければ、再び震災が起こった時に何の教訓も生かされないという結果になります(実際、今回の震災も過去の震災の教訓が生かされなかったケースがあると見られている)。


現在、国立国会図書館では、個人が残した震災関連の記録の保存を呼び掛けています実際に取り壊されてしまった物でも、写真や映像、ブログなどのサイトで残っている記録から呼び起こそうという主旨なのでしょう。こういったことで、改めて震災の記録と記憶が残るきっかけになればと思っています


最後に、亡くなられた人達へのご冥福をお祈りすると共に、被災された地域の1日も早い復興を心からお祈り申し上げます


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2013年03月11日

3.11 東日本大震災について話そう

もう震災から2年経つんですね。
メディアなどでは風化の心配が起こり始めていると訴えています。また住民の中には、見たくない・悪いことは思い出したくないという理由で震災遺構の取り壊しが起こっています


正直風化というのは起こるべくして起こるというものです。しかし、あれほどの未曾有の出来事、被害は無くとも相当な揺れを感じた場所も多かったと思うのです、が起こっているにもかかわらず、のど元過ぎれば・・・となってしまっているのがとても情けなく感じていますたとえ仕事で忙しくて黙祷ができなくても、常にこの日があったことだけは忘れてはいけないと思います。

私達がこれから必要なことは、防災意識だけではなく、風化との戦い。つまりは、あの日何が起こっていたのか、震災を体験した人達が今こそ率先して語ってほしいのです。辛い経験を掘り起こすことになるのかもしれませんが、私達が聞かなければならないことは、その辛い経験から自らを身を守るための教訓を得るためなのです。
そして、私達は被災地が抱えている問題をもっとよく知る必要がありますこの中で挙がってきた問題が将来我々に降りかかってくるのかもしれないのですから・・・。

そして、何より目を背けてはいけないのが原発問題です。いまだ廃炉にどころか放射能との戦いが巻き起こっています帰りたくても帰れない人達がまだまだ大勢いるのです。そのことは決して風化させてはいけない出来事なのです。原発をどうするのかを改めて考えるべき時ではないのでしょうか。またこういう人達を増やしてしまうことになってもいいのか。逆にこの『人柱』を教訓にして、より安全な原発事業を起こすのか・・・


今年も5月に東北に行く予定です。まだどこに行くか具体的には考えていませんが、間違いなく行きたいところがあります。

まずは宮城県石巻市ようやくリニューアルした石ノ森萬画館に是非とも訪れたいです。そしてできることなら、「がんばろう石巻」という立て看板の建っているあの場所に行ってみたいです。どうもそのあたりが区画整理で公園になるとのことらしいので、区画整理が進む前に見ておきたいところだなと思っています。

また前回は近くまでしか寄れなかった岩手県陸前高田市の奇跡の一本松に行ってみようと思います防腐処理の行われた後の松ですが、もう一度見に行きたいと思っています。
そして、岩手県はもう少し沿岸を回ってみたいと思っています三陸沿岸域になると思いますが、できるだけ色々な場所を回ってみたいです。


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2012年05月03日

再び東北へ・・・

大型連休真っ只中、明日(5/4)と明後日(5/5)、約1年ぶりに東北に行って参ります


去年は震災直後というのもあって、仙台と石巻だけでしたが、今年は、前にも書いた通り、仙台を軸に気仙沼・南三陸・石巻、そして陸前高田に行って来ます
2日間というスケジュールでは、どう頑張ってもこれが限界でしたね・・・。公共交通機関が寸断されていると言ってもいい現状、代行バスだけでは限界があるということをスケジュールを夜中に組んでいた際、まざまざと感じさせられました。

大きな目標としては、陸前高田の現状を見たかったのといつ無くなるかわからない奇跡の一本松をこの目で見ておきたかったこと、気仙沼・杉ノ下地区にあるという慰霊碑や全壊になってそのままになっている南三陸町役場をこの目で見ておきたかったこと、そして1年経った石巻を訪ねたかったという点でしょうか。
天候がまだまだ思わしくないかもしれないとのことですが、せめて寒くてもいいから雨じゃなく曇りであってほしいと心から願うばかりです。


・・・え、この時間に何で書いてるのかって?それに気付いたあなたは鋭い。その下りはまた後日にでも。


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2012年03月11日

東北の美味しい食材が身近で買えるようになっています

ISW11F_0012現在、東日本大震災1周年を迎えることから、ローソンでは「東北応援!」フェアを行っています。
このフェアは、東日本大震災で被災した東北3県を中心に、東北地方の名物料理やB-1グランプリに出場した料理をキャンペーンの一環で販売しているものです。
左上から、青森県の十和田バラ焼き弁当、岩手県のいわてまち焼きうどん、宮城県の仙台味噌の焼さば寿司、福島県のなみえ焼そば
宮城県のものを除いて、B-1グランプリ出場料理として有名で、なみえ焼そばに関しては、他のコンビニでも弁当で展開されていました



十和田バラ焼き弁当はもう少し玉ねぎの甘みが欲しいかなと思ったものの、シャキシャキの玉ねぎの味わいが甘辛のベルサイユの薔華(ばか)ったれの旨味と肉の旨味で上手いことバランスが取れていますね。
いわてまち焼きうどんは、以前食べたものよりも味付けはしっかりめ。特に、そぼろ肉の辛みが焼きうどんの旨味といい塩梅で絡んでいますね。
仙台味噌の焼さば寿司は、焼さばのトロ加減が絶妙で美味い。ただ、もう少し仙台味噌の味付けが濃くてもいいかなとか思ったり。でも焼さば寿司としてなら十分美味しい。オススメ。
なみえ焼そばは文句なし。濃い味のソースに一味のピリ辛が最高に美味しい。何杯でも食べたくなる美味しさとはこのことを言うんだなぁ・・・。


ISW11F_0011で、ファミリーマートでも、なみえ焼そばまんという形で展開されています。
こちらの方は、味の濃さを味わえる中華まんとしては異例なものなんじゃないかと。



ちなみに、なみえ焼そばは「何事も馬九行久(うまくいく)」という言葉があり、これには「食べれば口福(こうふく)が訪れ、何事も上手く行き、幸せになれる」という意味があるそうです。


その浪江町、福島第一原子力発電所の事故により、放射能汚染が起こったため、半径20km以内の立ち入り禁止区域が町の東半分に設定され、西半分も当初は高濃度の放射能が降り注いだとされています。現在でも町民のほとんどが故郷に帰れないまま避難生活を送り、行政機能も隣の会津若松市に残ったままです。
なみえ焼そばに込められた言葉のように、何事も上手くいくことを心から願っています。


【がんばろう浪江!】太っちょ なみえ焼そば<3袋>【がんばろう!福島】【viva_up】point【がんばろう浪江!】太っちょ なみえ焼そば<3袋>【がんばろう!福島】【viva_up】point



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東日本大震災、あの日から1年

今日で東日本大震災から1年になりました。今日は各所で半旗が掲げられ、閣議内で震災発生時刻には黙祷を捧げて頂くようお願いする呼びかけがなされていました。


被災地よりはるか遠くでも感じられた大きな揺れは今でも忘れることができません。それを思えば、被災地の揺れは相当なものだったと思うし、その後襲った津波に関しては、私達の想像を超えるものだったのかもしれませんテレビで流れる映像や報道写真でさえ、いまだに信じられないくらいにすさまじいものだと感じるのに・・・。


今日はテレビ(4大ネットワークとNHK)を中心に特別番組を編成するところが多いように思えました。その編成に賛否両論あるものの、私自身、あの震災を忘れないためにも今日は徹底的にあの日を検証し、今後起こるであろう災害に備えるための教訓にしていかなければならないと思います。それゆえに積極的に東日本大震災の検証・支援をするNHKの姿勢には頭が下がるばかりです。公共放送としての責務を十分に果たしていると思います。
ところで、今日の特番の中で流れる番組の証言や映像を見ても、その凄惨さはとても言葉では語り尽くせません
7時のニュースで流れていた、宮城県気仙沼市杉ノ下地区で、高台に逃げても津波が想像以上に高かかったがために避難した人が襲われ、地区の1/3近くの人達が犠牲になったことを教訓に建てられた慰霊碑の一言で思わずもらい泣きをするほどでした。
その一言は、「揺れが来たら、今すぐ逃げろ。より遠くへ・・・より高台へ・・・」。大丈夫だろうと思ったがために起こった悲劇。無念だったに違いありません。


今年の大型連休に行けるものなら再度東北へ訪れたいと思います。回れるなら、昨年訪れた石巻、ニュースで取り上げられた慰霊碑のある気仙沼、そして一本松のある陸前高田に。
本当ならすぐにでも行きたいものですが、3連休以上の連休が今年はないのがここまで痛いとはなぁ・・・


報道写真全記録2011.3.11-4.11 東日本大震災報道写真全記録2011.3.11-4.11 東日本大震災



DVD 東日本大震災の記録〜3.11宮城〜DVD 東日本大震災の記録~3.11宮城~



河北新報特別縮刷版 3.11東日本大震災1ヵ月の記録河北新報特別縮刷版 3.11東日本大震災1ヵ月の記録



日本人の底力 東日本大震災1年の全記録日本人の底力 東日本大震災1年の全記録



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2011年07月23日

QVCマリンフィールドにやって来ました

最初着いた時は小雨がパラついて大丈夫かと思ったんですけど、何とか天気は持ってくれた千葉にあるQVCマリンフィールドの今でございます。


59a5cfac.jpgQVCマリンフィールドは、幕張新都心という埋め立て地にあることから、東日本大震災の影響で一部に液状化現象が起こりました

ちなみに、QVCは幕張新都心にある通販会社



で、このQVCマリンフィールドが今まで行った野球場の中で一番食い物が充実しているんですよ。
その中で、ホントはロッテリアのキムチ・テギュンバーガーを・・・と思ったんですが、今回はないとのこと。
そうしたら、近くの人が、「サブローバーガーないの?」と店の人に聞いていたので、「お前ふざけてんのか」と店の人に怒られましたとさ(ウソ)


949cabee.jpgそういうわけで、いつものバックスクリーン裏にある売店で買ってきた。
前にも紹介したかもしれないもつライスに、いつの間にかキムチもつ煮(キムチもつライスもある)が・・・。
味は、もしかするとキムチの方が美味しいかもしれない(苦笑)。
いずれにせよ、何回も食いたくなる味なのは間違いない
あと、もつ好きやねんのツッコミはなしで(笑)。


  
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2011年07月07日

東北3県の地デジ化、来年3月末までに完了へ

今月24日まででアナログ放送が終了することになっている中、東日本大震災の被災地になった岩手県・宮城県・福島県の3県は、法律により最高1年までアナログ放送が継続できるようになっていました

そのアナログ放送の延長が、来年の3月末までで終了し、同日からデジタル放送に移行することになりそうです。
本来なら期限いっぱいまで伸ばしたいところですが、元々空いたアナログ放送の電波を新しい電波帯として割り当てる予定(主に携帯電話の新周波数)があり、それが来年に迫っているのと、アナログ放送延長によって生じるコストが莫大になり、東日本大震災以降元々減っていた収入がさらに減っていた3県12局の民放各局の経営を圧迫しているので、できるだけ早く終わらせたいという事情があるため、また東日本大震災の状況を考えれば、1日でも長くアナログ放送を続け、被災者の経済事情・自治体の運営状況に配慮してほしいという事情との間で妥協した結果、来年3月末に終了となったわけです。


正直、地デジにスムーズに移行できるのかどうかが心配なので、できることなら期限いっぱいまで・・・と言いたいところですけど、先述の通り、電波帯の件や民放の経営状況に大きな影響を与える可能性があることから、なるべく早く終わらせたいという事情もわかります
一応、アナログ放送を延長することで生じる経費は国の援助で補てんしてくれることになりそうですが、地デジ移行に際しても、経済的に苦しい家庭が多いと考えられるので、一刻も早く詳細な調査を行って、地デジ移行のための援助を行うべき世帯を割り出し、援助してあげてほしいと思います。自治体に頼る手もありますが、まだまだ震災復興で手が回らない時期。ここは国が被災地以外の自治体・ボランティアに協力を仰いで、総力戦で行っていくべきだと思います。


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2011年06月18日

続けるもの、やめるもの

東日本大震災でゲーム開発にも大きな影響を与えたというのは、過去何回かお届けしてきたかと思います。
いくつかは延期したものの、無事発売されることで終焉しましたが、中には発売を中止したり、開発を一時凍結したものの、再度開発をすると決めたものも出てました。


発売中止の最たる例は、「絶体絶命都市4 -Summer Memories-」今年の夏に発売する予定で開発が進んでいたものの、東日本大震災の影響で発売中止が震災直後に決まったとされています。

そして最近、「モーターストーム3」が発売中止になったことが発表されました。発売中止に至った理由は『諸般の事情』としか明らかになっていませんが、恐らく「絶体絶命都市4 -Summer Memories-」の際と同様、東日本大震災の影響によるものではないかとされています。というのも、舞台設定が崩壊寸前の都市を疾走する・・・というものだからです。


正式に発売が決まる前に早々と中止を決めたものもありました。
それが桃太郎電鉄(桃鉄)シリーズの最新作(「桃太郎電鉄2012」という仮題でファンの間からは呼ばれていた)制作者のさくまあきらさんは、「被災地に物件がないのは悲しすぎるし、何事もなかったようにいままでの物件が堂々と登場するのも変だ」とブログ内で語っており、東日本大震災から被災地が復興するまでの間は新作を発売しないということも示唆しました。なお、この作品がWiiでの最後の作品になるとされ、一部からはWiiでの桃鉄シリーズの集大成になるとも言われていました。


逆に開発を続けることを決断した作品もあります。
水戸市に本社を置くPCゲーム(18禁)作品を制作するチュアブルソフトは東日本大震災で会社としての業務も成り立つのかと言われ、最新作「Astraythem(アステリズム)」は、架空の都市ながら、仙台市から石巻市の間を模した仙石市を舞台にしたことに加え、(架空の都市の舞台設定でもある)1996年の震災直前の街と、地震と津波から復興を遂げた街、そして現在を描いたストーリーが問題視され、一時は開発を凍結するということになりました。
しかしながら、復興を遂げた仙石市でハッピーエンドを迎える物語を変えることはできないということで、設定はそのままで開発が再開されることが決まりました。しかしながら、発売は少なくとも2012年以降になることと、地震描写に関しては、被災地への心情を限りなく配慮したものにしていくということだそうです。

いくつかの作品が、開発中止を進めていく中、敢えてそのままの作品を製作して行こうとするその意気込みは、実に立派だと思います。過度の自粛で委縮していく中、この取り組みは震災時における表現対策としていい見本になるのではないかと思います。


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2011年06月11日

こんな芸当もできるんだ

15555c1e.jpg海老名サービスエリアにて。
実は、このシャッターが下りているのは、トイレ



なぜシャッターが下りていたのかというと、東日本大震災による節電対策とのこと。
NEXCO中日本とはいえ、東京電力のエリアですしね。


しかしまぁ、トイレにシャッターを下ろすもんなんだなぁ。それ以前に、トイレにシャッターなんて珍しいよなぁ。  
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2011年06月08日

夏の新機種2011 ソフトバンク編

夏の新機種、今回はソフトバンク編です。

以前から申し上げていることの繰り返しになりますが、今回ソフトバンクモバイルは東日本大震災の影響で大規模な発表を自粛していました。しかし、機種開発そのものは止めていたわけではなく、今回今のところ4機種ですが新機種として登場することになりました。
この自粛の動きは、ソフトバンクが支援していた「S-1バトル」の最終決戦を中止し、その活動費用を全て東日本大震災被災者への寄付金に充てたことからも、以前お話した孫さんの今後ソフトバンクでの生涯収入全額寄付からもわかる通り、この会社の本気度がわかるかと思います
なお、この4機種以外にも幾機種かが登場するかもしれないので、新しい機種の情報がまとまり次第この中でも伝えていけたらと思います(おおよそ8月末~9月上旬くらいまでの間に機種発表されたものを対象)


では、新機種の紹介です。今日(6/8)現在、スマートフォン3機種・一般ケータイ1機種が発表されています。


①Sweety(003P)
4.3インチの大型ディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid2.3。
機種を片手で使えるよう配慮され、「タッチスピードセレクター」では、回転させながらメニューを選ぶことが可能になっている。

個人的感想
この機種はドコモのP-07Cと同じようなものになっており、大きなディスプレイであるものの、スピードセレクターからアレンジされたタッチスピードセレクターでその大きさや使いにくさを感じさせなくなるだろうと思う。
この機種では、ワンセグ・赤外線通信は搭載されているが、おサイフケータイが搭載されていないのは少々残念なところ。


②AQUOS PHONE 006SH
シャープの液晶テレビAQUOSの名を冠したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid2.3。
世界で初めて3Dに対応した動画を撮影できるようになっている(そのため、800万画素のCCDカメラを2つ搭載している)。
別売りのHDMIケーブルをテレビに挿すとケータイで撮った映像をテレビで見ることも可能だが、3D対応のAQUOSに挿すと、3Dで撮った画像も3Dで表示できるようになる

個人的感想
この機種は、ドコモのAQUOS PHONE(SH-12C)、auのAQUOS PHONE IS12SHと同じもの歴史的な機種が3キャリア揃えて発売されたことは大きな意義があるのではないかと。
本格的な3Dが楽しめるようになると思うので、それを堪能してほしいところ。


③AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH
3.4インチのフルワイドVGAモバイルNewASV液晶を搭載したスライド式のスマートフォン。OSはAndroid2.3。
スマートフォンながらテンキーを搭載している。
ディスプレイをスライドさせるとツイッターへのツイート画面へジャンプできるといった機能やオープン通話・クローズ通話が備えられている。
なお、派生モデルとして女性向けモデルAQUOS PHONE THE HYBRID 007SH Jという機種も登場する。

個人的感想
この機種はauのAQUOS PHONE IS11SHに似た機種ではあるものの、メインディスプレイはタッチパネル付の3.4インチフルワイドVGAモバイルNewASV液晶、カメラは1610万画素CCDオートフォーカス・手ブレ補正対応のものになっている
これまでのケータイと同じように扱える部分は新しいスマートフォンの提案になることは間違いない。加えて、例えばauのものよりもカメラ機能はよくなっているなど一部いい部分もあるので、カメラ重視ならこの機種も対象に含めてもいいかもしれない。


④かんたん携帯 008SH
ソフトバンクが提供するシニア向けモデル「かんたん携帯」の6代目新型番になってからは初登場になる。
IPX5/7相当の防水機能とIP5X相当の防塵機能・着信やメールの受信を文字点滅で知らせる「お知らせランプ」・1日1回、携帯の開閉操作時にメールを自動送信する「元気だよメール」機能・メール開封時に自動返信する「読んだよメール」機能を搭載している。

個人的感想
かんたん携帯としては6代目になり、色々な改善が加えられているとわかるように。
特によく使うボタンはカラフルに色分けされて視覚的にわかりやすくなっているところやボタン・液晶(特にサブディスプレイ)の視認性が高くなっていると思う。
シニア層に必要なものを盛り込んだ素晴らしい機種になっています。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月28日

夏の新機種2011 ドコモ編①

夏の新機種が出揃い始めましたが、今回は東日本大震災の影響で、ソフトバンクが今回大規模な発表を行わないというふうにしたため、ソフトバンクの新機種の全容がいまだに見えてこないので、いつ始めればいいんだろうと思ってたら、既に一部機種の発売が決まり、販売も始まっているので、始めていこうと思います


とりあえず、今回は先に発表のあったドコモから。その次にau、そして大規模発表を行わず小出し状態のソフトバンクの順番で行きたいと思います。

ドコモに関しては、今回も本格的にスマートフォンを出してきました内容としてはAndroid端末が圧倒的なものの、BlackBerryといった独自OSのものやWindows 7を利用したケータイも久しぶりに登場しました。
一般的なケータイも登場し、今回初めてカシオから機種が登場します。恐らくNECとの関係で出すことになったと思われます。既にauやソフトバンクで実績を積んでいるだけあって、どういう評価をされるのかが気になるところです。
データ端末もドコモの次世代機LTE(第3.9世代)になるXi対応機種が本格的に登場します。

なお、今機種から全てSIMフリー端末となるため、端末だけ買って他の携帯会社のSIMカードを挿し込んで利用することも可能になりました(ただし、構造の違うauは利用不可)


では新機種の紹介です。今回はNEC系とソニー系の紹介から。


1:MEDIAS WP(N-06C)
薄さ7.9mm(最厚部9.9mm)のストレートタイプのスマートフォン。NECが展開するMEDIASシリーズの一つ。OSはAndroid2.3で、IPX5/IPX7相当の防水機能、下り最大14MbpsのFOMAハイスピードを搭載している。

個人的感想
春モデルの隠し玉で登場したMEDIASのマイナーチェンジ版。基本的な機能はMEDIASと同じ。ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイ機能など日本独自の機能もMEDIASの時と同様に残している。
そのため、スマートフォンを始めて使う人にはわかりやすい機種になるかと思うが、カメラ機能が510万画素しかないところが残念なところ。


2:Xperia acro(SO-02C)
海外で主に展開されていたストレートタイプのスマートフォン。ソニーエリクソンが展開するXperiaシリーズの一つ。OSはAndroid2.3で、CPUはSnapdragon「MSM8255」を搭載している。
4.2インチフルワイドVGAの大型液晶を搭載し、ワンセグや赤外線通信といった日本独自の機能も搭載ないしはインストールされている。

個人的感想
海外でも日本でも人気の高いXperiaシリーズの新作。海外でも評価の高い機種として知られているそうです。
残念ながらゲーム機能を搭載したXperiaではなかったものの、日本市場で売るためのマーケティングを積み重ねていると感じさせられる。
個人的には、カラーリングの素晴らしさとmicroSDをカバーやバッテリーを付け外しなくても抜き差しできるのがいいかと。


3:P-07C
4.3インチの大型ディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid2.3。
機種を片手で使えるよう配慮され、「タッチスピードセレクター」では、回転させながらメニューを選ぶことが可能になっている。

個人的感想
大きなディスプレイであるものの、スピードセレクターからアレンジされたタッチスピードセレクターでその大きさや使いにくさを感じさせなくなるだろうと思う。
ワンセグは搭載されているが、赤外線通信が搭載されていないのは少々残念なところ。


次回はドコモのスマートフォンが続きます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月13日

もはや自販機の体をなしていない

PA0_0976うちの近所にある自動販売機。
先日歩いていると、おかしなことに・・・。
何と商品の3/4が売り切れているのだ。



PA0_0978見えにくいかもしれないので、ちょっと拡大。
こうもきれいにないとは・・・。
東日本大震災の影響もあるわけですが、売っている金額が100円なり130円なりといった格安自販機というのも影響しているのかもしれないなぁ。



後日、同じところを通ったのですが、ほとんどの商品が補充されていました。よかったよかった。


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Posted by alexey_calvanov at 20:13Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月03日

石巻、その復興の途上

先日、仙台から石巻に向かったのは以前に話した通り。
今回は、その時の話をしていきたいと思います。


PA0_0932仙台に向かう途中、福島を通ったのですが、その時に撮った雪山の写真。
恐らく会津磐梯山じゃなかろうかと。



4/30の朝に仙台に着いたのですが、こういうのもアレですが、思ったほど仙台市内そのものに大きな被害はなく拍子抜けした思いでした。震度6強という震度を観測していたにもかかわらず、仙台市内のビルには目立った被害がないというのは、つくづく日本の耐震技術・耐震補強の高さを知らしめる結果になったのではないかと思えてなりません。
しかし、仙石線で東塩釜(注:この時は、まだ石巻までの直通電車がなかった状態)まで向かった際、だんだん東塩釜に向うに従って、住宅の屋根の上にブルーシートが乗っている確率が高くなっていたように思いました。


PA0_0922東塩釜に着いてからは代行バスで向かうことになりました(写真は石巻で撮った時刻表)。
東塩釜から石巻へのバスは基本1時間間隔での運行。観光バス(夜行バスや高速バスで使っているものと同じ)を路線バスにして運行しています。
もし石巻(ないしは代行バス区間)に向かう際は、SuicaなどのICカードよりも直接切符を買って向かう方がスムーズです。ただし、改札口には通さず、駅員に見せてから代行バスに乗るという方法になりますが。



石巻に向かう途中は、少し疲れていたため、ほとんど眠りっぱなしだったのですが、少なくとも起きていた時に見た限りでは、あちこちの建物が地震やその後に起こった津波でがれきの山になっていたというのは間違いありません。
私がかつて行った松島海岸周辺はきれいに整備されていましたが、お土産屋の1階は津波の影響で目茶苦茶になっているのが遠目からもわかったほどです。


東塩釜から1時間20分くらいで仙石線の終点である石巻に着きました。


PA0_0923石巻駅前にある「サイボーグ009」シリーズの像。駅周辺も浸水したそうですが、無事に立っていました。その先にあった009の像も無事でした。



PA0_0931この写真自身は、帰る時に撮ったものですが、その時の時刻がもうすぐ11時になろうとしていた時
街の至るところに時計があったものの、停電からかいずれの時計も止まっている状態で、動いている時計を見かけるのはほとんどありませんでした。それゆえに、現地で時刻を知りたい時には、自身の持っている腕時計や携帯電話の時計機能で確認しなければなりません



今回向かおうと思ったのが、石ノ森萬画館。どうなっているのかが気になっていたからです。
そこへ歩く途中の道は、何とも言えないものになっていました。
道はあちこちで砂塵が舞い、歩道の一部は凸凹になっていました。

マンガロードになっている商店街も、開いている店はほとんどなく、シャッター通り商店街になっていました。
元から活気がなく起死回生策でマンガロードという作品のキャラを利用してにぎわいを取り戻そうとしていた矢先だっただけに、この震災が商店街へのとどめにならぬことを祈るばかりです。


PA0_0924マンガロード途中のアーケードも、よく見るとわかるのですが、途中で崩壊しています。



PA0_0925仮面ライダーの像も、周囲が危険な場所になっているため、基本的にはサイドからしか見られないふうです。



PA0_0933マンガロードの先にある石巻港近くの交差点。
商店街や駅前は電気が通っているので、交差点の機能を果たしているのですが、この交差点より先は、電気が通っていないためか交差点の機能を果たしていない状況でした。
そのため、交差点には、警官が手旗信号をして交差点に立っていました



歩いていると、あちこちで復興への礎を作ろうと奮闘しているものの、まだ水道はおろか下水道でさえも復旧していないふうでした。
特に港に向かう途中、下水道が詰まっているのか、すえた臭いが漂ってきたのにはショックを覚えました。1日も早いインフラの復興を願いたいものです。

石ノ森萬画館の浮かぶ中洲にかかる橋は、津波の影響で橋の欄干が流されていました。半分は復旧工事の過程で付けられていましたが、半分はそのままになっていました。
その流された欄干を見るにつけ、改めて津波のパワーを思い知らされます。
また、このあたりは、がれきが方々にあり、まだまだ復興への道筋が経つか経たないかといった状況です。


PA0_0934駅から歩いて約30分。やっと着いた石ノ森萬画館。
は浸水したりがれきの山だったというものの、建物は健在でした。
力強く鯉のぼりが泳いでいました。



PA0_0935石ノ森萬画館のそばには桜の花が満開になっていました。もう散り始めにはなっていたものの、震災や津波の際に海水に浸ったにも関わらず、きれいな花を咲かせていました
しかし、その向こう岸には過酷な現実が写っています。
このあたりはマリーナがあるのか、プレジャーボートがあちこち打ち上げられていました。そのボートが写し出されているのです。



それでも石巻の人達や全国からやって来た支援者達が懸命に復興に向け奮闘しています
丁度この日、商店街でも笹かまぼこ屋やパン屋が営業を再開(オープン?)したようで、大勢とは言わないまでも、待っていた人達が行列を作っていました

正直、ここに来ることさえためらいを覚えました。
できることならボランティアなどでここを訪れたいとも思っていました。
それゆえに、ここに来るのもここにいるのも、最低限の時間(次のバスが来るまでの1時間)しかいないように・・・と配慮したつもりです。
だからこそ、復旧したら、真っ先に石巻や今回行けなかった塩釜・松島に行こう。そう堅く思ったのでした。


PA0_0936
最後に、駅すぐの交差点にある本屋。
一部が地震によって崩落しています。


PA0_0930その本屋に貼ってあったイベントの告知。日時は震災の前日。
この本屋の前だけ、まるで震災の前日で時が止まったかのような感にさいなまれたのは、私だけなのでしょうか・・・。



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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)

2011年04月26日

春の新アニメ2011 その19 もしドラ

春の新アニメ2011、19回目は昨年のベストセラーになった小説が原作の「もしドラ」です。
正式な名前は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」というものですが、アニメ化に伴い略称が表出るようになりました(ただし、略称が正式な名称ではない模様)。

この放送、本来は3月に行われ、春の新アニメとしては最初に紹介する予定だったのですが、放送直前に起こった東日本大震災の影響でそれ以降は度重なって延期され、逆に最後の作品紹介になるくらいのところまでになりました
なお、もう1作品くらい紹介するかなぁ・・・とは思っていますが、その作品が面白いか否かわからないので、今のところは何とも言えません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


川島みなみは都立程久保高校に通う女子高生。彼女はある出来事がきっかけで野球嫌いだったものの、友人の宮田夕紀の入院をきっかけに、野球部のマネージャーを引き受けることになる
やる気のない野球部を活性化させ、甲子園に出るために、マネージャーの本を探していたものの、なぜか彼女はP.H.ドラッカーの「マネジメント」を買ってしまう

せっかく高いお金を出して買ったんだから・・・と読み進めていくと、その内容に感銘を受け、やがてこの中で書かれていることを今の野球部の改革に生かせないかと奮闘するようになっていく。そして、それが「程高伝説」とまで言われる大きなムーブメントになっていく・・・。



というふう。


まぁ、期待していたほど面白い・・・というふうではないのが第一の感想
そして、元々ドラッカーというある種難易度の高い経営本を噛み砕いて説くための作品なので、説明的な会話が多くなってしまうのも面白みを欠けさせてしまうんだなと思わせてしまってますね。仕方ない部分ではありますが・・・。ゆえに、本編視聴の際は字幕放送推奨です(苦笑)。

第二の感想としてヤマが薄く、古き良きNHKっぽい『教育アニメ』みたくなっていますね。
主に、70年代~90年代に火曜および金曜夜にやっていた「未来少年コナン」・「子鹿物語」・「アニメ三銃士」・「ふしぎの海のナディア」などのような部分が垣間見えます。まぁ、この中で挙げた作品は今回紹介した作品以上に面白い作品ですよ、念のため。
第三の感想として、絵が手抜き?と思わせるシーンが多い点。
もしやNHKゆえに安く買い叩かれたのか、逆にNHKゆえにテキトーにやっても問題ないと判断されたのか、絵があまりよろしくない。嫌いな絵ではないものの、もう少しねぇ・・・。Production I.G製作なんだから・・・。


なお、おまけの「私とドラッカー」はなかなかです(ニヤニヤ)。


※放送局の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02 │Comments(0) │TrackBack(0)│

2011年04月25日

パン祭り復活キター!

東日本大震災の影響で中断を余儀なくされた「ヤマザキ 春のパン祭り」。あれから約1ヶ月強の休止期間を経て、「『白いお皿プレゼント』キャンペーン」として今日(4/25)から再開されることになりました。


対象商品は春のパン祭りと同じ。つまり、100円以上のパンに点数が付くというわけです。そして何より、これまで集めたポイントもそのままためて使うことができるんですよ、オクサン。もしかして台紙捨ててませんか?ぜひ一度探してみて下さいよ、もったいないので。

期間は今日(4/25)から6/7まで。ただし北海道はさらに1ヶ月延長され7/8までになっています。
・・・何か、春じゃなくて既に夏になってますな(苦笑)。それゆえに『白いお皿』が強調されているんですね。


集めるのをあきらめていた方、まだ集めている途中だった方、もう何枚か持ってる方、誰でも構いません。便乗じゃないですけど、少しでも景気を回すのを兼ねて、白い皿を集めようではありませんか(笑)。<かと言って、腐らせるなよ。
とりあえず、頑張ってあと2枚集めてみたいと思います(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51 │Comments(0) │TrackBack(0)│
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