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いじめについて。(「お笑い・バラエティー番組」で考える)
2013年06月16日 (日) | 編集 |
こんにちは。蒸し暑いです。
さっき、ツイッターを眺めていたのですが、「おすすめユーザー」に、
ダウンタウンの松本人志さんが出てきたので、思ったことを、少し。

松本人志さんといえば、お笑い番組というか、バラエティー番組を思い浮かべますが、その、「お笑い番組」・・・私が昔から苦々しく思っていたのが、「人を困らせて(その、困っている人を)笑う」という番組のあり方です。
これは、松本さんに限らず、「オレたちひょうきん族」ぐらいからそうだったのかな。
80年代初めぐらいからのその流れが、あまり変わっていないような・・気がします。
私はバラエティはたまに見ますが、お笑い番組はあまり見ないのでそんなに詳しくはないですが、「出演者(スタッフも)空気を読み合って笑いをとる」、みたいな。そういうことを感じます。

テレビ番組だけのことなら、そんなに問題ないと思われるかもしれない。
つまらなくて視聴率が低ければ、淘汰される。けれど、視聴率を上げるために段々過激になって、(テレビに出る)芸人さん(またはお笑いタレント)と呼ばれる人たちが「イジラレ」キャラを演じるとなると、そういう番組を見ている子どもにとっては、とても害があるのではないか。
また、私には、「子ども事情」というか、学校で子ども同士がどういう話をするのが流行っているのかなどは分からないのですが、もしも、「テレビの話題を知っていないと友達の話についていけない」となると、そういう(人を「いじって」笑いをとるような)お笑い番組を、子どもは見るのではないかと思います。または、子ども自身が「面白い」と感じて見るか、親が見ているのを一緒に見るか。

お笑い芸人さんたち自体は、「お約束」または、そういうのが分かっていて、自ら道化になって「イジラレキャラ」という位置に出演・または逆に「逆ギレキャラ」「人をいじるキャラ」になって出演するのが通例になっているかもしれない。
けれども、それを見ている子どもは、「人(友達)に対して、そういうことをしてもいいんだ」とか、「空気を読んで表面上は楽しくやるのがいいんだ」という風に勘違いしてしまうのではないか・・私はそう思います。もうその萌芽は私が高校生くらいの頃(1980年代後半)から、あったように思います。
そういうのを、「いじめ」とは言わずに「いじる」とか「イジラレキャラ」と表現したりするから、性質が悪いと感じる。

情報番組・・・たとえば今日・日曜日の「サンデー・ジャポン」(TBS)などは、ジャンルはお笑いではないものの、司会者の爆笑問題が出演者に急に話かけて「悪ふざけ」して困らせるのがいやだな、と思ったり、「アッコにおまかせ」では、和田アキ子に何も言えない・言っちゃダメ?というような「雰囲気づくり」が、見ている人に無意識に与える影響はどうか。影響を受けて無意識に実行する大人も子どももいるだろう。(ネットも然りですが、今ここではテレビについて。)

ダウンタウンの松本さん浜田さんが司会をつとめていた、「HEY!HEY!HEY!」という、フジテレビの番組を音楽番組を何度か見たことがあります。
これは、「お笑い」ではありませんが、私は、怒りを感じた・・というか、とても残念だと思った回がありました。中島美嘉さんがゲストとして出演した時のことです。中嶋さんが売れ始めた頃なので、10年近く経っているかもしれないです。
ミュージック・ステーション(テレ朝)も同じく音楽番組で、何度か見たことがありますが、出演者を「イジる」、「茶化す」ような空気はないと私は感じました。
ダウンタウンの番組・・その時は、中嶋美嘉さんを「中嶋」と、呼び捨てでした。まだ、ヒット曲「雪の華」が出るか出ないかの頃で、「売れていない歌手だからいいや」というようなノリで中嶋さんをからかっている・・・と、これは私がダウンタウンの2人に感じた印象ですが、見ていて不快になりました。
私は、中嶋美嘉さんの曲がいいなぁと思っていたので、そうやって中嶋さんを困らせる時間があるなら、楽曲そのものについてや、中嶋さんがどんな感じの人なのかなど、そういうことを引き出して欲しかったのに、と思いました。

フジテレビ、TBSを良くないテレビ局のように書きましたが、たまたま、私が見ていたテレビ番組について書きました。