2015年02月01日 (日) | 編集 |
こんばんは。更新が空いてしまいました。
1月19日更新が最後だったのですが、今日までの間に、大事件がありました。
「イスラム国=ISIS」による、日本人人質事件です。
今朝、ツイッターを見たら、「後藤さん殺害か」というニュースが流れていて、
心配はしていたものの、何とも暗い気分になりました。
人質事件で思い出されるのは、約11年前の日本人イラク人質事件です。
あの時は、「危険を承知でボランティアや取材に行った方が悪い」という”世論”が支配し(マスコミが大量に流したと私は思う)、当時の首相・小泉純一郎氏までもが「自己責任」と言いました。首相が言ったことが拍車をかけてさらに被害者と被害者家族が責められて、被害者の方が犯罪人みたいになって、気の毒でした。
今回はさすがに、イラク人質事件から10年も月日が経っているということもあるけれど、いい加減多くの日本人は、「自己責任という問題じゃないだろう」と分かっただろうと思っていたので、
事件に巻き込まれたのは自己責任である、という「自己責任論」が出てきて驚きでした。(私が見かけたのはネットで(ネットのあちらこちらで)、ですが)暗たんとした気持ちになりました。
なんだか、考えてしまいました。
まとまらない文章になってしまっていますが、今回の人質事件(これは大変なことになったと思いました)について、私の大ざっぱな考えを書いてみます。(PCではなく紙のノートに下書きして、今直しています)
ある大事件があった時(今回はISISによる、日本人人質事件)、私は、家族など周りの人に、事件に対しての感想や意見を聞いてみることがあります。みなさんもあるかもしれません。
それで思ったのですが、
(事件に巻き込まれたのは)「自己責任だ」(危険な場所に行く方が悪い)、と言う場合は、自分に近しい人が人質の自己責任論を言う場合、自分にもそういう考えが差し向けられる可能性を意味しないだろうか。
ということを考えてしまいました。
なにかというと、「自助共助」(共助というのが厄介な気がする)という言葉を聞く(これは官製用語をマスコミがそのままそう流すからですね)息苦しい社会だからこそ、人質になった人に対して自己責任論が出てくるのだろうか、とも考えました。
日常で、例えば、
糖尿病になり(不摂生な生活が原因として)、仕事が出来なくなり、または思いがけず妊娠して体調が悪く仕事が出来なくなり、そういったケースで例えば生活保護を申請しようとなった時、そういうケースに対して
「甘えている」「働ける年なのに」「自分のせいでそうなったのに、税金を使うのか」
という言葉は、ネット等では見聞きします。
昔、祖母の知り合いが生活保護を受けたときですが(その家は男性と母親二人暮し、男性は統合失調症で母親は高齢で男性が母親に暴力を振るっていました)、にっちもさっちもいかなくなって初めて生活保護を受ける感じで、そうなる前にもっと早く受けられなかったのかと思いましたが、
我が家の親戚(付き合いはないです)が生活保護を受けたとき、「ああいう人を税金で養ってやるなんて」という声を私の家族の中から聞いたこともありました(そう言ったのは母ですが)。
なんというか、人質になった人に対しての自己責任論は、そういった【世間様の声】を連想させます。世間様の声に萎縮して萎縮して、縮こまって苦しくなって瀕死の状態にならないと声を上げられない・・・
そんな世の中でいいのかな!?
と、自己責任論をみていて思いました・・。そんな世の中は怖いです・・。
もうひとつ、ISISが「テロ組織」とされていることについて。
テロ事件がなぜ起きるか、です。
1995年3月20日(その前年の松本サリン事件(死者8人)もあります)、
オウム真理教による地下鉄サリン事件が起きました。
オウム真理教は、日本の東京で宗教法人として認可されました。
日本で生まれました。
オウム真理教だけを「ワケの分からないテロ集団」として片付けてしまっていないだろうか、
ということも考えました。
<ツイッターで得た情報>です。
リンクになってしまってすみません。
お時間がある方は、リンク先を読んでいただきたいと思います。
①首相「空爆でイスラム国壊滅を」http://t.co/1EX9p1W2gU
②日本・イスラエル テロとの戦いで協力http://t.co/2TK2rgPnQN
この記事はNHKの記事ですが、リンク切れです。
後で、記事を探してリンクさせます。
③中村哲「単に日本人だから命拾いしたことが何度もあった」
個人ブログ:『薔薇、または陽だまりの猫』さまより、
≪ペシャワール会の中村哲医師「9条は・・・思っている以上に、リアルで大きな力」≫
2013-06-13http://t.co/b7mqCef1to
特に、①の、首相「空爆でイスラム国壊滅を」ですが、
(日本経済新聞・2014/9/24 10:19 の記事。ほぼ全文転載)
→安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日朝)、エジプトのシシ大統領と会談し、米軍による過激派「イスラム国」掃討を目的としたシリア領内での空爆について「国際秩序全体の脅威であるイスラム国が弱体化し、壊滅につながることを期待する」と述べた。
安倍首相がこのように述べた事実があります。
このことが、ISISが日本人を人質にとった原因になったのでは、
と私は思います。
日本の安倍晋三首相は、日本国民にとって危険です。
日本在住者にとっては害になっています。
安倍首相、今すぐ内閣総理大臣を辞めてもらいたいです。
1月19日更新が最後だったのですが、今日までの間に、大事件がありました。
「イスラム国=ISIS」による、日本人人質事件です。
今朝、ツイッターを見たら、「後藤さん殺害か」というニュースが流れていて、
心配はしていたものの、何とも暗い気分になりました。
人質事件で思い出されるのは、約11年前の日本人イラク人質事件です。
あの時は、「危険を承知でボランティアや取材に行った方が悪い」という”世論”が支配し(マスコミが大量に流したと私は思う)、当時の首相・小泉純一郎氏までもが「自己責任」と言いました。首相が言ったことが拍車をかけてさらに被害者と被害者家族が責められて、被害者の方が犯罪人みたいになって、気の毒でした。
今回はさすがに、イラク人質事件から10年も月日が経っているということもあるけれど、いい加減多くの日本人は、「自己責任という問題じゃないだろう」と分かっただろうと思っていたので、
事件に巻き込まれたのは自己責任である、という「自己責任論」が出てきて驚きでした。(私が見かけたのはネットで(ネットのあちらこちらで)、ですが)暗たんとした気持ちになりました。
なんだか、考えてしまいました。
まとまらない文章になってしまっていますが、今回の人質事件(これは大変なことになったと思いました)について、私の大ざっぱな考えを書いてみます。(PCではなく紙のノートに下書きして、今直しています)
ある大事件があった時(今回はISISによる、日本人人質事件)、私は、家族など周りの人に、事件に対しての感想や意見を聞いてみることがあります。みなさんもあるかもしれません。
それで思ったのですが、
(事件に巻き込まれたのは)「自己責任だ」(危険な場所に行く方が悪い)、と言う場合は、自分に近しい人が人質の自己責任論を言う場合、自分にもそういう考えが差し向けられる可能性を意味しないだろうか。
ということを考えてしまいました。
なにかというと、「自助共助」(共助というのが厄介な気がする)という言葉を聞く(これは官製用語をマスコミがそのままそう流すからですね)息苦しい社会だからこそ、人質になった人に対して自己責任論が出てくるのだろうか、とも考えました。
日常で、例えば、
糖尿病になり(不摂生な生活が原因として)、仕事が出来なくなり、または思いがけず妊娠して体調が悪く仕事が出来なくなり、そういったケースで例えば生活保護を申請しようとなった時、そういうケースに対して
「甘えている」「働ける年なのに」「自分のせいでそうなったのに、税金を使うのか」
という言葉は、ネット等では見聞きします。
昔、祖母の知り合いが生活保護を受けたときですが(その家は男性と母親二人暮し、男性は統合失調症で母親は高齢で男性が母親に暴力を振るっていました)、にっちもさっちもいかなくなって初めて生活保護を受ける感じで、そうなる前にもっと早く受けられなかったのかと思いましたが、
我が家の親戚(付き合いはないです)が生活保護を受けたとき、「ああいう人を税金で養ってやるなんて」という声を私の家族の中から聞いたこともありました(そう言ったのは母ですが)。
なんというか、人質になった人に対しての自己責任論は、そういった【世間様の声】を連想させます。世間様の声に萎縮して萎縮して、縮こまって苦しくなって瀕死の状態にならないと声を上げられない・・・
そんな世の中でいいのかな!?
と、自己責任論をみていて思いました・・。そんな世の中は怖いです・・。
もうひとつ、ISISが「テロ組織」とされていることについて。
テロ事件がなぜ起きるか、です。
1995年3月20日(その前年の松本サリン事件(死者8人)もあります)、
オウム真理教による地下鉄サリン事件が起きました。
オウム真理教は、日本の東京で宗教法人として認可されました。
日本で生まれました。
オウム真理教だけを「ワケの分からないテロ集団」として片付けてしまっていないだろうか、
ということも考えました。
<ツイッターで得た情報>です。
リンクになってしまってすみません。
お時間がある方は、リンク先を読んでいただきたいと思います。
①首相「空爆でイスラム国壊滅を」http://t.co/1EX9p1W2gU
②日本・イスラエル テロとの戦いで協力http://t.co/2TK2rgPnQN
この記事はNHKの記事ですが、リンク切れです。
後で、記事を探してリンクさせます。
③中村哲「単に日本人だから命拾いしたことが何度もあった」
個人ブログ:『薔薇、または陽だまりの猫』さまより、
≪ペシャワール会の中村哲医師「9条は・・・思っている以上に、リアルで大きな力」≫
2013-06-13http://t.co/b7mqCef1to
特に、①の、首相「空爆でイスラム国壊滅を」ですが、
(日本経済新聞・2014/9/24 10:19 の記事。ほぼ全文転載)
→安倍晋三首相は23日午後(日本時間24日朝)、エジプトのシシ大統領と会談し、米軍による過激派「イスラム国」掃討を目的としたシリア領内での空爆について「国際秩序全体の脅威であるイスラム国が弱体化し、壊滅につながることを期待する」と述べた。
安倍首相がこのように述べた事実があります。
このことが、ISISが日本人を人質にとった原因になったのでは、
と私は思います。
日本の安倍晋三首相は、日本国民にとって危険です。
日本在住者にとっては害になっています。
安倍首相、今すぐ内閣総理大臣を辞めてもらいたいです。
この記事へのコメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/02/01(日) 19:11:23 | | #[ 編集]
返信が遅くなりました。
>無自覚にも国民はこうも感じてゐるはずです
たぶん、「自民党はだめだ」「安倍首相じゃだめだ」
と思っている人の方が多いと思います。
良くない状況なのは、
戦争の下地が十分に出来てしまったということでしょうか。
消費税10%になったら、想像もつかない暮らしが待っています。
ただ、次の選挙で自民党を勝たせないことは出来ます。
投票に行く行かないということで議論してもしょうがないでしょうね。
国民はそこまで疲れている。または、イライラしている。
その圧迫感が、どこに向かうのか。
いつもありがとうございます
>無自覚にも国民はこうも感じてゐるはずです
たぶん、「自民党はだめだ」「安倍首相じゃだめだ」
と思っている人の方が多いと思います。
良くない状況なのは、
戦争の下地が十分に出来てしまったということでしょうか。
消費税10%になったら、想像もつかない暮らしが待っています。
ただ、次の選挙で自民党を勝たせないことは出来ます。
投票に行く行かないということで議論してもしょうがないでしょうね。
国民はそこまで疲れている。または、イライラしている。
その圧迫感が、どこに向かうのか。
いつもありがとうございます
2015/02/09(月) 15:22:03 | URL | ゆうこ #-[ 編集]
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