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家事専業。犬と猫が好きです。(・∀・)ノ ツイッターアカウントは、画面の下の方です。
滝実法務大臣就任中、二回目の死刑執行
2012年09月28日 (金) | 編集 |
四国新聞社web版より。
2人の死刑執行、野田内閣7人目/福島の信者殺害など

朝日新聞デジタルより。
退任示唆の滝法相、2人の死刑執行 「駆け込み」は否定

今朝(9月27日)、二人の死刑囚に死刑が執行された、ということです。
朝日デジタルには、『国際的に執行停止や死刑制度の廃止を求める声が高まる中、2カ月弱で再び執行に踏み切ったのは、執行継続の強い意思を示したといえそうだ。』
という解釈がついてましたが、
そういうことは置いておいて、今はただ、私の感想を。

印象としては、死刑囚が「ボトボト落ちている」、ということ。
何が、「落ちている」のかと聞かれると、そうとしか、今は表現できないです。

グーグルの検索窓に「死刑囚 に」と入れると「死刑囚 人数」
「死刑執行 に」では「死刑執行 人数」で予測変換されます。

自分の心の中にも、「何人いるんだろう」という頭がある。
今、130人が「死刑執行待ち」です。

「ボトボト落ちた」、というよりも、「溜まっているから処分しないと」
という、印象です。これは、あくまで私の印象です。
で、また、新しい死刑囚が増えて、その分をまた、処分しないとならない。
そんなことを思っている人もいるかもしれない。
「死刑囚が溜まってしまって困る」、とか。

サイト:
「犯罪の世界を漂う」より。

死刑確定囚リスト(9月13日最終更新)

今回執行されたのは、
79番目の江藤幸子元死刑囚、81番目の松田幸則死刑囚。


「元刑務官が明かす 死刑のすべて」(坂本敏夫著・文春文庫)より、一部転載、引用。
====================================ここから。

p98
気の毒な死刑囚

 Kは無学で読み書きができず、知的障害と思える五十歳代の男だった。刑務所生活は通算で三十年。前刑は強盗殺人で無期懲役。その刑の仮釈放中に再び殺人を犯してしまった。
・・・・
 再犯受刑者が最後にたどり着いたのが死刑台!刑務官にとってこれほどに悲しいことはない。
 せめてもの願いは、Kに天国に行ってもらうこと。神に感謝しつつ安らかな気持ちで死刑台に上がってもらうことである。
・・・・
p99
死刑囚の特別な処遇とは
 死刑囚は特別な存在である。
・・・・
 法律では、死刑囚の処遇を被告人に準じるとなっているが、そんなに簡単に割り切れるものではない。生身の感情を持った人間を扱うのである。
 被告人の生活は一言でいうなら無味乾燥。三食昼寝つきで楽でいいという人がいたら、その認識を改めてもらおう。
 人間らしい生活とはいえないのだ。裁判をしている間は、少しでも刑を軽くしてもらおうと、考えたりやらなければならないこともある。
 しかし、それを取ったら何もない。仕事がないことは、普通の健全な人間だったら大いなる苦痛である。
「処刑を待つ死刑囚に被告人と同じ単調な生活はかわいそうだ!」
と考える拘置所長もいる。
 塀の外の人間に塀の中のことは絶対にわからない。塀の中には拘禁されている人の数だけ問題があり、人生がある。
 一部の獄中体験者の「お話」は何十万分の一の話なのだ。自分の犯した犯罪を棚に上げて、小社会である拘置所の規律やモラルを無視し、文句ばかり言っている人間と、犯した罪を反省し償わなければならないと思っている人間に対する取り扱いは、違って当たり前である。
 社会にいて好きなことをやって、好きなことを言える自称・人権家。法律や条約だけを念頭に「監獄の人権」と言っている弁護士や学者。かれらに拘置中の中の特別な存在、死刑囚の気持ちや、あれこれと気を遣っている心ある拘置所長の気持ちがわかるはずはない。

p101 
東京拘置所・死刑確定者処遇内規

 死刑囚を多数(2006年3月1日現在43人)収容している東京拘置所の死刑囚処遇の内規である。
(※第1条~23条まで、細かく記してあります)
 法律に書いていなければ、本来やらなくても文句は言われない。
 しかし、死刑囚が被告人と同じ生活スタイルではかわいそうだからと、所長が定めて運用している規定である。
 自由を奪われるという償いをしている懲役受刑者に認められていないこともあり、被告人以上に範囲を広げているものもある。
 これを読まれた皆さんが何を思ってくれるか? 私は拘置所が死刑の執行だけをする場所でないこと、言外に、でき得るならば死刑はしたくない拘置所の本音が書かれた内規であることを読み取っていただきたいと思う。

================================ここまで。(下線は私)

> でき得るならば死刑はしたくない拘置所の本音

・・・そうかもしれない。
死刑囚は拘置所が生活の場所で、刑務官は日常接するわけだから、死刑囚のいろいろな面を見ていて、いざ死刑執行となると、つらくて堪らない・・・そういう刑務官もいるでしょう。
私には想像することしかできない。

> 塀の外の人間に塀の中のことは絶対にわからない。

そうです。その通りです・・・。


そして。
死刑制度はこのままでよい(死刑制度存続派)の人の中には、
「死刑をなくして終身刑を最高刑にすると、その分、養わなくてはならずお金がかかる」とか、
「そんなこといったら、被害者はどうなるの?
死刑反対って言うだけなら簡単じゃん。
一番大変なのは刑務官でしょう」、と言う人がいますが・・・

よく考えてみて欲しいのです。

以前より死刑判決が増えて、そして、「永山基準」という言葉を使い、
「被害者のことを考えて厳罰化を」などと言う人を散見しますが、
(そういう人は、
「では被害者にはどういう支援をしたら良いか」を考えることはあるのだろうか)
被害者のことは、殺人を犯した人を単に死刑にすることとは離して考えるべきです。
(私も一時、テレビの「キャンペーン」めいたものに乗っかってしまったが、
その「被害者のことを考えて」の最たるものが山口光市母子殺害事件だったと思う。
もちろん私は、遺族の本村さんを批判しているわけではない。マスコミが扇動したのであって)

「厳罰化」は、私には「スピード処理」にも聞こえるんですよね・・。
この前の、「エスカレーター右空け」の記事にいただいたコメント返信に、
”同調圧力”で「永山基準」のことが頭に思い浮かんだので、それを書きました。

http://upishi.blog5.fc2.com/blog-entry-1874.html#comment3396

私が最近、死刑について書いた記事です。

死刑について---『死刑絶対肯定論』という本。(2102年6月6日)[2]

大阪通り魔・二人殺害される/自分一人だけで死ねばいいのに(2012年6月12日付け)

8月3日、二人に対し死刑執行(2012年8月4日)



はぐらうり収穫・もうこれで最後
2012年09月26日 (水) | 編集 |
今年の夏は、「はぐらうり」という種類のキュウリを、植えてみました。
(すみません、ブログに7月に植えた直後と初収穫時の写真を載せました。
下書きになっていました。今、ブログにアップしました。

こちら → http://upishi.blog5.fc2.com/blog-entry-1849.html


これから先の画像は、9月20日撮影です。
父が、「おい、ゆうこ。キュウリがなってるぞ」というので「もうキュウリ終わってるに決まってるじゃん」と言ったら「太いのが吊るさってるぞ。どうするだ」とさらに聞くので、見に行きました。
そうしたら。
びっくりです。

植えたのはちょうど金環蝕の5月21日前後という記憶があります。
この間、ちょっと忘れてしまったりして太くなってしまった時もあり、
食べられるかな・・・と思いましたが、糠の漬物にすると(夫の実家のお母さんの糠床で漬けてもらいました)おいしかったです。
たくさん水分を摂った真夏、適度な塩分で、汗から出たミネラルを補ってくれました。



放っぽらかしだったので、草ボーボーになってしまった。


P1010352_convert_20120926172435.jpg
引っ張ったら取れました。
もう、茎は枯れていました・・・。
ガレージのコンクリートの上に置いてみたところ・・・。


P1010353_convert_20120926172621.jpg
台所に持って来ました。
重さを測ったら、850グラムでした。今までの最高記録です。


P1010354_convert_20120926173134.jpg
思い切って、一気にスパーン!と切りました。
もしかしたら、「す」が入ってるかもと思いましたが、
種を取ろうとすると水分がじゅわっと出てきて、メロンのようです。


P1010355_convert_20120926173244.jpg
乱切りにして、粉末状の「浅漬けの素」を入れて、モミモミします。
30分ほど、放置。この日はまだ暑かったので、そんなに時間が経たずに水分が出てきました。


P1010357_convert_20120926173724.jpg
皿に盛り付けて、出来上がりです。
今は私は体調がかなり戻りましたが、この時はまだ夏バテの真っ最中で、
みずみずしくて、塩気も手伝い、おいしかったです。

「はぐらうり」ではなく普通のキュウリにするつもりが、
かえって、このうりで良かったかな。
こんなに育ってしまい、見た目は「ヘチマ!?」と思ってしまうほどですが、
意外と漬物でもいける、はぐらうり。

受粉したてのはぐらうり、大きさが3~4センチくらいしかないのに、
もうしましま模様ができていたりして、かわいかったです。
そういうのも、写真に撮っておけば、よかったかな~。^^



鉄道の駅での「エスカレーター右空け」は常識なのか?
2012年09月19日 (水) | 編集 |
ツイッターで2,3日前、「朝日新聞にこんな投書があった」というのを見かけ、
思い出して、古新聞から取り出してきました。(2012年9月13日付朝日新聞)

朝日新聞「声」欄

2003年。母が腰の手術を受けるため、東京の病院に2ヶ月ほど入院した時、
私は、一週間に2~3回ほど、洗濯物を届けたり、母の身の回りのことを世話するために、
九段坂の病院に通ったり、その後母はがんになって転移し(2009年)、
その時も東京の田端駅近くの病院に1ヶ月半、3日おきくらいに、
山梨から通ったことがあります。

通いながら、駅や地下鉄の構内のエスカレーターで感じたことは、
「なんだか、殺気立っている・・」ということです。みなさん、急いでいる。
でも、通っているうちに自分もそういう人間になっていると気づきました。

エスカレーターには、みなさん、左側に立っています。
右を空けておいて、急ぐ人は、エスカレーターを走っていく人もいます。
私も、「あーあ今日は遅くなった」とか、「電車に乗り遅れるー」という時に、
右から追い越したりしました。
今でもたまに、東京方面に行きますが、そういうことはあります。
(右が空いていると、便利といえば、便利・・・それは否定できない)

しかし、ある時、「左半身が麻痺して不自由なので(または左足に障害がある、だったかもしれない)、エスカレーターでは右側に寄りかかざるを得ない」という、これもまた朝日の「声」欄だったと思いますが、そういう意見を見かけました。
確かに・・・と、思いました。

投書の画像をアップしましたが、この方は、「エスカレーターでは、右側は急いでいる人が歩けるよう空けておく習慣が浸透しています」と言っていますが、
それは、日本の習慣なのか、東京の習慣なのでしょうか。
調べてはいないのですが、関西はどうなのだろう。

この投書の方は、欧米系の外国人が右側に立っていたので左から追い越したところ、「階段を歩きなさい!」と命令された、ということです。

私は、この外国人がそう言うのも無理はないなぁ・・・と思いました。
投稿者は外国人に対し「この人のように実力行使での反対表明はトラブルを生みかねません」と言いますが、「今までみんなが黙り過ぎてたんじゃない?」とも感じます。
それに、自分がスムーズに目的地に着くことだけを考えると、右側にいると邪魔!という風になるのでしょうか。
(こんな風に書きながら矛盾しているのですが、急いでいると、
私もそう感じることがあります)

私が母のために東京に通った頃は、「合理的でいいな」と感じました。
しかし、妹と一緒に幼い姪っ子を連れて東京の母の病院に行った時、私はベビーカーを持ったり姪っ子の相手を手伝っただけなのに、疲れてヘロヘロになりました。
ましてや、ベビーカーを持ちながら幼い子を二人も連れて電車で出かけざるを得ない母親のことなども考えると、
エスカレーターの右側にいて、もしも、いかにも邪魔だなという風に見られたり、自分が体が不自由になった時に、不自由でない普通に歩ける人から邪魔扱いされたら悲しくなると思います。

私は「エスカレーターの右空け習慣」は必要ない、と思います。
(↑そんなことは、東京に住んでいないし、東京に仕事等で通ってもいないから、
思えるのでしょうか)
高校生がダラダラと自転車で道路を走るのは危ないが、エスカレーターではいいと思うし、
「右が常識でしょっ」、みたいな空気は殺伐としていて、嫌ですね・・。

それに、例えば山梨のように一本電車を逃すと朝でも15~20分くらい待たなきゃならない(夜は30分待ち)というのではなく、東京はすぐ電車がくるではないですか。

そうはいっても、最近東京方面に電車で行ったのは原発再稼働反対の官邸前抗議の6月ですが、その時も、「一応習慣」というのは無意識になっていて(というより、その場の人の流れ状態を見るとそうなる)
で、習慣になっているから、というのは結局私の頭からも抜けず、
矛盾していますが、あの時も右から追い越した記憶はあります。

夫は20年ほど前に東京に1年間住んでいたことがありますが、聞いてみたところ、
もうすでに、その頃からエスカレーターの右空け習慣はあったそうです。

すみません、長いわ。

私の結論。

投書の外国人がどういう思いであえて右側に立ったのか、その方の詳しい心情までは分かりません。しかし、その外国人にには同意するところもある。
けれども、世界有数の巨大都市の駅で習慣化してしまったことを変えることは実際には難しいと思われ、
なので、
基本的には「エスカレーター右空け」に従い、右側に立っている人がいたら、
自分が急いでいても、「邪魔だ」「どいて」など声を掛けず、せっつくような態度もとらず、後ろに立って、エスカレーターが着くのを待てばいいのではないでしょうか。



気分が「復興」に向かない子どももいるのではないか・・・気になったこと
2012年09月15日 (土) | 編集 |
今朝のNHKニュースを見ていて気になったことを。

東日本大震災からの「復興」に関して、宮城県と岩手県の子どもに、
NGO団体がアンケートをした、というニュースを伝えていました。

以下、河北新聞9月12日付記事より転載。

==================ここから。

復興活動関わりたい 小中高生7割、意欲 NGOが調査

 東日本大震災で被災した宮城県石巻、岩手県陸前高田の両市と岩手県山田町の小中高生の7割が「地域復興に関わりたい」と考えていることが、子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(SCJ、東京)のアンケートで分かった。SCJは「復興の情報や、参加の機会を子どもにも提供する必要がある」と指摘している。

 アンケートの「自分のまちの復興に関わりたいと思いますか」との問いに、69.5%が「はい」と回答した。「いいえ」と答えたのは29.9%だった。
 復興に向け、関わりたいと思っている具体的な活動(複数回答)を聞いたところ、最も多かったのは「募金」の46.1%。次いで「片付け」の41.3%、「地域行事への参加」の35.2%と続いた。「復興計画について知る」も29.5%あった。
 一方、「いいえ」と答えた理由では「何をしたらいいか分からない」が48.5%で最多。「関わる機会がない」(36.9%)や「勉強で忙しい」(33.6%)も目立った。
 自由記述には「仮設住宅建設で子どもが遊ぶ場所が奪われた」(石巻市の高1女子)、「震災がれきの受け入れを拒む人がいて残念だった」(陸前高田市の中1女子)などの意見があった。
 調査はことし6~8月、3市町の小学4年~高校3年計1万6171人を対象に実施。90.3%の1万4600人から回答があった。

2012年09月12日水曜日

===========================ここまで。(下線は私による)

河北新聞のこの記事内容に沿う形で、NHKがテレビニュースとして伝えていました。
NGO団体(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)のスタッフも映っていました。

私が違和感を持ったのは、下線を引いた部分です。

(「復興に関わりたいと思いますか」の問いに69.5%が「はい」で29.9%が「いいえ」なのは複数選択にしたからだと思いますが、)
テレビニュースとしてNHKが伝えると、印象がずいぶん違います。
まるで、「自分のまちの復興に関わりたいと思いますか」の問いに「いいえ」と答えた子どもはけしからん、そんなことじゃダメだ、協力しろ、というような、圧力めいた雰囲気を感じました。

『SCJは「復興の情報や、参加の機会を子どもにも提供する必要がある」と指摘している。』
ということですが、
それはいいことだとは思いますが、
何のためのアンケートなんだろうな・・・と、私は少し疑問を持ちました。

被災した子どもの心もさまざまで、積極的に地域のために何かしたいという子もいれば、
たとえば、被災しても家族が全員生存していて一見元気なように見える子どもでも、
実はつらい思いを抱えている子もいるのではないか・・・と、
私は想像しました。
そういう部分に「アンケート」という形で踏み込んでしまっていいのか・・
なとど、ちょっと、かんがえてしまったんですよね。

-------------------

除染のことで、まだ続きがあるので、そのことも書きます。



「大間原発の建設差し止め訴訟原告~小笠原厚子さん」にはがきを出します
2012年09月12日 (水) | 編集 |
きのうのツイッターからの情報です。


「あさこはうす」というのは、大間原発の建設差し止め訴訟の原告である、小笠原厚子さんの母親の、熊谷あさ子さんが建てた、ログハウスです。
あさこはうすの300メートル先に、原子炉が「取り付けられた」ということですが、
動画に収められた集会では、
「燃料棒は入っていないで、まだこれは、ただの箱です」と、厚子さんは言っています。
「この大間原発に燃料棒を入れさせない、稼働させないように・・」と、
小笠原さんは、訴えています。
上のリンクの、
デイリーモーションの動画 http://t.co/dQEusQrXは、
2011年5月22日放送のTBS報道特集で、「大間原発のあさこはうす」を取材しています。
「あさこはうす」の土地を買収しようとした、ある事件の大筋を書き出し。

===================ここから。

2002年の10月、大間町の海岸に停まった高級外車の中で男性二人が襲われる強盗発砲事件があったそうですが(「車に載せた現金7000万円が3人組の男に奪われた」と被害者は供述)、それは被害者とされた男性の「作り話」で、その7000万円は二人が勤務する地元業者のもので、拳銃を発砲したもう一人の男と山分けして着服。三人は横領罪などで有罪判決になり、事件は終結した。
ところがこの事件には大間原発との意外な接点があった。
横領された7000万円、実は「あさこはうす」の土地を買収するために用意された金だった。横領事件の実行犯だった一人が、報道特集の取材に応じ、土地買収工作の内幕を語った。
「あさこはうすの土地は、地元の暴力団関係者も地上げを狙って動いたが、全くダメだった」
大間町の議員で、30年以上反原発を訴えている佐藤さんの元にも、土地買収への協力を求める人物がやってきたという。(暴力団のような感じの人だった、と話す、佐藤さん) 熊谷さん(あさこはうすの所有者)に話をつけてもらいたい、と-----。
(※その後、「発砲強盗・自作自演事件が起こったということだと思います)
そうした中で準備された、7000万円。元実行犯の男性は「この金の本当の出所は原発工事に関わる、大手企業だ」と証言する。
「7000万円は、原発関連の大手企業から別の地元業者に渡された1億円の一部だった」「金を受け取る地元業者の幹部は、事前に電源開発の関係者と会って、”土地買収をやり遂げる”と宣言していたと聞いている」
---一方、電源開発は「他の会社に土地の買収を依頼したことはない」と、証言を否定。名指しされた地元業者の幹部に質問状を送ったが、これまでに回答は得られていない。

=====================ここまで。

原発建設に関わる業者や電源開発・・・暴力団とくっついてしまうのですね・・・。

はがきや手紙を出して「あさこはうす」に郵便物を届けてもらい、
封鎖されそうになっている、あさこはうすへの道を、郵便屋さんだけでなく、宅急便の人にもメール便で届けてもらうべく(そうすれば少しでも交通量が増えます。小笠原さんも、そう言っています)、はがきやメール便等を出す・・・・
私にはこれくらいしかできないですが、しかしこれは有効であると私は思います。
微々たることですが、これからも続けます。

福島第一原発の事故の収束の見通しはたっていないです。
その状態で、新しく原発を建設するのは、間違いです。
『これ以上、原発を造らないでほしい』と小笠原さんは言っています。
同意します。

あさがお

こんなにうまくきれいに描けたらいいのですが、これは、いつだったか県立美術館に行ったときに購入したはがきです。
今の時期にぴったりの、あさがお。
今から大間の「あさこはうす」まで旅をします。

※『大間原発は、世界初の「MOX燃料を使う原発」として、世界から注目されている』と動画にありましたが、その計画に携わっている人たちは周りが見えなくなってしまうのか・・・・建設は、中止するべきです。



放射能汚染度の高い場所は、除染は無理ではないか
2012年09月09日 (日) | 編集 |
9月4日か5日、ツイッターから情報を得たのですが、
福島県の除染のニュースです。

南相馬の除染始まる 当初計画から7ヵ月遅れ
(河北新聞2012年9月4日付)

地中30センチにまで浸透か 放射性物質、除染に影響も
(2012/03/14 11:04 共同通信)
より、一部抜粋して転載。
==============ここから。
 東京電力福島第1原発事故で放出され地面に降り積もった放射性物質について、事故から3カ月後の昨年6月にはほとんどが地表から5センチまでの浅い場所にとどまっていたが、1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透している可能性があるとの推定を、日本原子力研究開発機構のチームが14日までにまとめた。
==============ここまで。

とのことなので、原発事故からもうすぐ1年半年経った今では、さらに、
地中まで放射性物質が浸透してしまっているのでは、と予想します。

そして、ここで疑問になるのは、「ソ連軍も除染をあきらめた」という、
チェルノブイリでの汚染度と、どのくらいの基準で避難の対象になったのか、
ということです。
最初にリンクした南相馬のニュース記事では、南相馬市原町区片倉地区という場所では『空間放射線量は平均で毎時1.31マイクロシーベルト』、ということですが、
(除染後なのか除染前の値か、それは明記していない)
毎時1.31マイクロシーベルトは、山梨の空間放射線量(甲府市 | 山梨県の放射能測定)が地表面から1メートルで大雑把に平均0.06マイクロシーベルトとすると、
南相馬市の1.31という空間放射線量は、山梨の約22倍ということになります。
これは、かなり高いです。
しかも、1年で30センチも放射性物質が沈んでいる可能性があるということでは、
表土を剥ぎ取って除染、そして放射性廃棄物となった土や草を保管となると、
不可能に近いのでは、と思います。

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除染という本題からやや逸れますが、汚染度の話になります。
チェルノブイリ原発事故で土壌が汚染された後、避難したのはどのくらいの基準か、
というのが重要です。

私は、ネットの中で流れている「ソ連軍も除染を諦めた・・」とか、「チェルノブイリより高い汚染度」という断片的な言葉・情報だけで正確な数値を分かっていなかったので探してみました。

郡山市に住んでいる人が、昨年の4月に「ヤフー知恵袋」に質問を投稿しています。
Yhaoo知恵袋2011/4/15
「ベストアンサー」では、土壌汚染を「ベクレル」で示していますが、この数値がどこからの出典か、ということが全く書かれておらず、信用できるかどうか分からないのですが、参考までに。


机上計算をしてみた、という、ツイッターのまとめを発見したので、
リンクします。@shanghai_iiさんという方です。
チェルノブイリ避難基準を考えてみた
この方は、「ベラルーシの強制避難基準は0.5μSV/h」ということに疑問を持ち、
自分で計算しています。これも、参考までに。
私はこの方のツイートを見て思ったのですが、直感的に危険と感じることは大事ですが、
「チェルノブイリではどうだったか」「『事実』はどうか」を、細かく調べてはいないのではないか、という点では、ツイッターの情報をそのまま受け取る部分もあり、反省です。

ただしやはり直感も大事で、日ごろ自分が食べるものは大丈夫か、長期的に内部被曝をすると体はどうなるのか心配する、という感覚を、持っていないとならないと思います。

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除染の話に戻りますが、除染とは、「掃除」ではありません。
放射性廃棄物が出ます。しかも、一つの町や村となると、膨大な面積です。
これらを保管する場所も無い、と報道されています。
除染とはまた少し違いますが、「農作物を栽培する場合に、ゼオライトというものを混ぜると放射性物質の吸収を防げるのでは」、など、実際に役立つことはありそうですが、
広大な面積の土地の除染、となると、無理だと感じます。



感傷的な日々
2012年09月06日 (木) | 編集 |
大分麦焼酎・二階堂のCMがすきです。
2009年の「消えた足跡」が、私は一番いいかな。
子どもの頃に母の兄弟家族で集まって、
にぎやかだったあの夏を思い出します。
もうすぐ、彼岸花が咲きます。

(灰色の文字は、ナレーションです)


大分むぎ焼酎 二階堂 「消えた足跡」



近道は 遠回り 
 
急ぐほどに 足をとられる...




大分むぎ焼酎二階堂 2012



思えば 守れない約束ばかりだった

会いたい人と 会えない人

風の便りは いつも風向き次第...





大分むぎ焼酎二階堂 「黄昏の想い出」2011



あの頃の私に出会えたら どんな言葉をかけよう

深呼吸をして 前を向く

降り積もった日々が 私の背中を 強く押します...



もう一つ。曲がよかったので。

二階堂 遠い憧れ 2003



錆びついていた時計が 再び時を刻み始めた...


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山梨県西桂町、「ウナギ騒動」で町長・町議会ともリコール 
2012年09月04日 (火) | 編集 |
こんばんは。
「ウナギ騒動」といっても、ウナギが逃げ出したとかいうのではありません。
山梨県の西桂町で、町長が支持者にウナギのかば焼きを贈った問題が、1年も続いてまだ決着していないということだそうです。
4,5日くらい前か、朝日新聞を何げなく見ていたところ、西桂の「ウナギ問題」が社会面に小さく取り上げられていました。
まだ続いていると知ったのはこの時です。

で、日曜日の午後に放送している、「あのねのね」の人や競馬の解説者の人が出ている、”地域の騒動”コーナーで、なんと西桂町が取り上げられていて、さらに驚きです。

2012年9月4日付のスポニチネット版より。

長~い対立…町長が当選御礼ウナギで町真っ二つ!

 町長が当選後に支持者らへ贈ったウナギをめぐり、山間の小さな町が真っ二つに割れている。その町は山梨県西桂町。町長派の住民は3日、1年にわたって問題を追及してきた町議会のリコールを町選挙管理委員会に本請求した。一方、反町長派も5日に町長のリコールを本請求する予定。町長解職と議会解散を問う住民投票が10月中にも実施される見通しとなった。

 価格の高騰が社会問題化しているウナギ。人口わずか5000人ほどの西桂町では“贈答”が政治問題に発展している。

 長~い騒動に及ぶ端緒は昨年7月。石田寿一町長名義で前町長ら有権者31人にウナギのかば焼き(6000円相当)が宅配された。同6月の町長選で初当選した直後のことだった。公選法は、政治家が選挙区内の有権者に現金や物品を贈ることを禁止しており、山梨県警が同法違反容疑で町長を任意聴取する騒ぎに発展した。

 議会は同9月に特別調査委員会を設置、町長の辞職勧告決議を可決するなどして問題を追及してきた。一方の町長は「妻が独自に贈った。お中元が違法という意識は私もなかった」と釈明。県警は現在まで立件しておらず、町長派の住民グループ「西桂維新の会」は3日、「ウナギ問題ばかりを取り上げて町政を停滞させている」として、議会のリコールを町選管に本請求した。

 一方、町長の解職運動をしてきた反町長派のグループ「明るい西桂町を創る会」も5日、町長のリコールを本請求する予定。議会は「議員は良識と正義のため、悪いことは悪いと信念を持って行動している」とコメントした。住民投票は本請求から60日以内に行われるため、10月中に実施される見通し。町長選では石田氏が1667票、対立候補が1588票と接戦を演じている。

 西桂町の有権者数は3721人。町選管によると、住民投票の実施には、この3分の1(1241人)以上の署名が必要で、町長派は1459人、反町長派は1375人と、いずれも必要分を集めた。

 こうした事態に、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は「平和ですね。外交、政局と大揺れの中で、ある意味ホッとするニュース」と感想。住民投票が実施されるまでに騒動が発展したことに「町長が有権者全員にウナギのかば焼きを振る舞ってわびるとか、明るく楽しく解決すれば町のPRにもなるのに」と首をかしげていた。

 ▽西桂町 山梨県南東部の町。富士北麓の富士吉田市と都留市の間に位置する。総面積は15平方キロメートルで、その約80%を山林が占める。1952年に村から町となり、60年に一部が富士吉田市に編入されて現在の町に。著名な出身者に芥川賞作家の李良枝さんら。
[ 2012年9月4日 06:00 ]


町長が有権者にモノを配るのは、公職選挙法違反ではないか?
と、当然ながら思います。
町長はおかしい、辞職するべきだという声が上がるのは当然だと思いますが、
しかしなぜ、「町議会をリコール」になったのか・・・
というのは、
スポニチの記事にもあるとおり、
「ウナギ問題」のことを追求してばかりで、本来の仕事である町の行政についての議事が空転してしまっている・・・何事だ、と、町長支持派がリコール請求したということのようです。

ちょっと待った・・・じゃあ、町長は辞めないの?辞職しないの?
という疑問ですが、
『県警は現在まで立件しておらず』とのことで、
町長はある意味「開き直っている」というか・・・(私はそう思ってしまうのですが)

町長は『(お中元として)妻が独自に贈った』と言っていますが、
どう考えても無理があるように思います。

山梨県西桂町、人口は現在、約4800人ほどで、平成大合併の中、
合併はしていません。
大月市(2012年9月で人口27,933人)と、富士吉田市(2005年10月で人口52,731人)に挟まれている、ということしか、山梨県人の私にさえよく分からないのですが(これで調べるまで位置もよく知らず)、
町長派と反町長派に分かれてしまっているようです。
狭い町の中なので、「誰々は町長派で・・」と、険悪な空気になっているのだろうか・・
と、勝手に想像してしまいます。

しかし、町長支持派の住民グループの名前が「西桂維新の会」というのがすごいです。
こんなところでつけてしまったか、「維新」。

というか、ウナギを最初に配った町長がなぜ、居座っているというか、
辞職しないのか、そこがまったく理解できません。
問題が発覚した時に、町長は速やかに辞職すべきだったと私は思います。