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『お登勢』旅日記16
矢之輔旅日記16
最若手の紹介でもしょうかい
わての息子の睦太郎は、阿蘭陀式の短銃を手に入れて、いつかこれで浅葱者の三田昂馬や津田貢を殺す、いうて息巻いとる。そんな事したらあかん、話し合いや、言うても聞かへん。困ったもんや、思うてたら、とうとう浅葱者を襲撃しよった。
しかも、娘・志津の元亭主、津田貢の両親を、鉄砲で撃ちよったんですわ。ほんまに、無鉄砲や。
後で聞いたら、撃ったんは多村礼次郎。娘が見合いして、婚約までしながら破談にした多村慎吾の弟。親としては「そんなの関係ねえ、ハイ、オッパッピィ」なんて言うてられへん。困ったもんや。礼次郎と、貢人形の左手と、わての着替えの助手と、小道具の手伝いと、その他いろいろやってる、新村宗二郎、ちゃんと謝らんかい。
「皆様こんにちは!新村宗二郎です!僕は前回の四国巡演に引き続き多村慎吾の弟、多村礼次郎を演じさせて戴いてます!この役の見せ場としては、やはり津田貢の両親を誤って鉄砲で打ち殺してしまうという場面なんですが、これがまた稽古の段階から中々上手くいかず、何度もやり直す時間を割いてしまい稽古がスムーズに進まないという状況を生み出してしまいました!でも関係者の皆様には本当に申し訳ないと思うと同時に、僕の気持ちとしては自分をまたひとつ成長させてくれた事に深く感謝したいと思う気持ちで一杯です!失敗をいつまでもくよくよ考えても仕方ないので、しっかりと受け止めつつ今は自分の出来る事を精一杯務めようと励んでおります!
この旅ももう折り返し地点を越えました!ここで気を抜かず、無事に公演を終えられるよう楽日まで集中して参ります!まだ御覧になられていない方はどうぞ楽しみにしていて下さい!それでは!!」
熊本出身の若手、ワカッテないことだらけでおまっけど、可愛がったって下さい。本人頭丸めて謝ってます(ほんまかいな)。
小道具の刀を並べている、新村宗二郎
わてかてこんな時代がおました。懐かしいなぁ。
【秋、妙にノスタルジックな 矢之輔 記】
最若手の紹介でもしょうかい
わての息子の睦太郎は、阿蘭陀式の短銃を手に入れて、いつかこれで浅葱者の三田昂馬や津田貢を殺す、いうて息巻いとる。そんな事したらあかん、話し合いや、言うても聞かへん。困ったもんや、思うてたら、とうとう浅葱者を襲撃しよった。
しかも、娘・志津の元亭主、津田貢の両親を、鉄砲で撃ちよったんですわ。ほんまに、無鉄砲や。
後で聞いたら、撃ったんは多村礼次郎。娘が見合いして、婚約までしながら破談にした多村慎吾の弟。親としては「そんなの関係ねえ、ハイ、オッパッピィ」なんて言うてられへん。困ったもんや。礼次郎と、貢人形の左手と、わての着替えの助手と、小道具の手伝いと、その他いろいろやってる、新村宗二郎、ちゃんと謝らんかい。
「皆様こんにちは!新村宗二郎です!僕は前回の四国巡演に引き続き多村慎吾の弟、多村礼次郎を演じさせて戴いてます!この役の見せ場としては、やはり津田貢の両親を誤って鉄砲で打ち殺してしまうという場面なんですが、これがまた稽古の段階から中々上手くいかず、何度もやり直す時間を割いてしまい稽古がスムーズに進まないという状況を生み出してしまいました!でも関係者の皆様には本当に申し訳ないと思うと同時に、僕の気持ちとしては自分をまたひとつ成長させてくれた事に深く感謝したいと思う気持ちで一杯です!失敗をいつまでもくよくよ考えても仕方ないので、しっかりと受け止めつつ今は自分の出来る事を精一杯務めようと励んでおります!
この旅ももう折り返し地点を越えました!ここで気を抜かず、無事に公演を終えられるよう楽日まで集中して参ります!まだ御覧になられていない方はどうぞ楽しみにしていて下さい!それでは!!」
熊本出身の若手、ワカッテないことだらけでおまっけど、可愛がったって下さい。本人頭丸めて謝ってます(ほんまかいな)。
小道具の刀を並べている、新村宗二郎
わてかてこんな時代がおました。懐かしいなぁ。
【秋、妙にノスタルジックな 矢之輔 記】
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- カテゴリ : お登勢
- 2007-09-26
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