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山崎辰三郎 『38回目の国立大劇場』
「誠に役者冥利、有難いの一言です。」と、パンフレットにも書かせて頂きましたが、私、今回の国立劇場公演出演が、通算38回目。
1981年8月の「佐倉義民伝」「お六と願哲」「阿部一族」昼夜二部制の前進座国立劇場初出演の公演以来、その全ての舞台に出させて頂く事になります。劇団内では、矢之輔氏と二人だけ。いや、嬉しいですねぇ!
コロナの影響で一年越しの舞台、危うく再延期やむなしかと思われた6日間の短縮記念公演。
色んな意味で特別な公演でしたが、昨日13日、無事初日の幕が開きました。
私は「操り三番叟」で、翁を踊らせて頂き、「たが屋の金太」では、金太の母・おやすを勤めます。
立ち役と女形、ガラリと違った役どころ。これ又、役者冥利と言えましょうか。
「たが屋の金太」では、女優陣と共に、大いに舞台を盛り上げ、客席を笑いで包みたいものです。
コロナ対策・対応に、おおわらわの今公演。
95周年、100周年を迎えた時、「そんな事もあったねぇ!」と、笑い話になりますように!!!!!
〜 山崎 辰三郎 記〜
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- カテゴリ : 2021 創立90周年記念 五月国立劇場公演
- 2021-05-14
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