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『四谷怪談』柳生啓介 “太陽に向かって前に進む”
〈宮崎市民劇場さん一日目〉
終演後、事務局長の川崎さんが興奮した様子で私に話して下さいました。
「凄い。本当に凄かった。歌舞伎の美しさ、役者さん一人ひとりの演技に完全に悩殺されました」
宮崎市民劇場は来年が創立30周年!
29年前の発足例会は前進座の『五重塔』でした。
「当時は会員は380人しかいなくて規定の上演料が払えなかったんです。だから前進座には恩があるんですよ」
その後宮崎市民劇場は着実に会員数を増やして2ステージ体制になり、1300人を超えるまでに成長しました。ところがこのコロナ禍で会員数が300人も減り、来年からは1ステージに後退せざるを得ないそうです。
けれども今回見事前例会クリアをやり遂げた運営サークルの集まりにはいつもにぎやかな笑い声が絶えません。
「宮崎気質なんでしょうかね、私たちはめげません。いつも明るく前向きで、太陽に向かって咲き誇る向日葵なんです。今回の『四谷怪談』でものすごい元気をもらいました。芝居を観続けることの喜びを体全体で感じました。すぐにまた2ステージに回復させてきっと前進座へ恩返しをします」
私たちも今、演じられることの喜びをしみじみとかみしめています。本当に市民劇場の皆さんには感謝しかありません。我々もまた太陽に向かって前に進んでまいります。
柳生啓介・記
終演後、事務局長の川崎さんが興奮した様子で私に話して下さいました。
「凄い。本当に凄かった。歌舞伎の美しさ、役者さん一人ひとりの演技に完全に悩殺されました」
宮崎市民劇場は来年が創立30周年!
29年前の発足例会は前進座の『五重塔』でした。
「当時は会員は380人しかいなくて規定の上演料が払えなかったんです。だから前進座には恩があるんですよ」
その後宮崎市民劇場は着実に会員数を増やして2ステージ体制になり、1300人を超えるまでに成長しました。ところがこのコロナ禍で会員数が300人も減り、来年からは1ステージに後退せざるを得ないそうです。
けれども今回見事前例会クリアをやり遂げた運営サークルの集まりにはいつもにぎやかな笑い声が絶えません。
「宮崎気質なんでしょうかね、私たちはめげません。いつも明るく前向きで、太陽に向かって咲き誇る向日葵なんです。今回の『四谷怪談』でものすごい元気をもらいました。芝居を観続けることの喜びを体全体で感じました。すぐにまた2ステージに回復させてきっと前進座へ恩返しをします」
私たちも今、演じられることの喜びをしみじみとかみしめています。本当に市民劇場の皆さんには感謝しかありません。我々もまた太陽に向かって前に進んでまいります。
柳生啓介・記
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- カテゴリ : 『東海道四谷怪談』
- 2020-12-20
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