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『柳橋物語』仙台四日目 舞台監督中橋耕史です❗
『良いセリフはたくさんありますが』
舞台監督の中橋耕史です。(開演前の緞帳裏で最終チェック中)
仙台での四日間を終え、『柳橋物語』の巡演も残り少なくなってきました。
先日ニュースで見たのですが、ドイツの環境NGOの発表によると、去年1年間に異常気象で世界で最も深刻な被害を受けたのは、日本だったそうです。
昨年の西日本豪雨を始め、今年の台風19号の災害……被害を受けた各地の様子(暮らし)は、被災地から遠く離れた地にいると時が経つにつれて霞んでいく。でも、その被災地には今も被害と向き合って生きる人々の暮らしが綿々と続いています。
『柳橋物語』は昭和21年に発表された作品です。
山本周五郎が書いた真っ直ぐに生きる人々の姿が、戦後の激動の中で生きた人々に、そして今日の冬を迎える被災地に暮らす人々に重なり、思いを馳せずにはいられません。
「諦めちゃあいけない、石にかじりついても生きるんだ!」
幸太の言葉は、悲喜こもごも人生のエールのようにも思います。
中橋耕史☆記
舞台監督の中橋耕史です。(開演前の緞帳裏で最終チェック中)
仙台での四日間を終え、『柳橋物語』の巡演も残り少なくなってきました。
先日ニュースで見たのですが、ドイツの環境NGOの発表によると、去年1年間に異常気象で世界で最も深刻な被害を受けたのは、日本だったそうです。
昨年の西日本豪雨を始め、今年の台風19号の災害……被害を受けた各地の様子(暮らし)は、被災地から遠く離れた地にいると時が経つにつれて霞んでいく。でも、その被災地には今も被害と向き合って生きる人々の暮らしが綿々と続いています。
『柳橋物語』は昭和21年に発表された作品です。
山本周五郎が書いた真っ直ぐに生きる人々の姿が、戦後の激動の中で生きた人々に、そして今日の冬を迎える被災地に暮らす人々に重なり、思いを馳せずにはいられません。
「諦めちゃあいけない、石にかじりついても生きるんだ!」
幸太の言葉は、悲喜こもごも人生のエールのようにも思います。
中橋耕史☆記
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- カテゴリ : 柳橋物語
- 2019-12-09
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