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『佐倉義民伝』国立劇場公演 前進座文芸演出部
皆様こんにちは!
前進座五月国立劇場公演『佐倉義民伝』、お陰様を持ちまして千穐楽を無事に終える事が出来ました!
ご来場いただきました皆様、心より御礼申し上げます。
今回の舞台で、表には出ず、裏で活躍していた前進座文芸演出部を紹介させていただきます!
まず最初に池田 茜さんです。
今回彼女の大きな仕事のひとつ『佐倉在印旛沼渡し小屋の場』で幕切れに甚兵衛が自分の命をかけて宗五郎を渡し舟に乗せる場面で、彼女が舞台袖でヒモをたぐりよせて舟を動かしていました!
こちらは小林 楓さんです。
こちらの写真は『佐倉在印旛沼渡し小屋の場』に登場する柳生啓介先輩扮する、幻の長吉の傘の上や肩に紙雪をのせているところです。こうする事で歩く度にハラハラと雪が舞うという仕掛けです。
こちらは川名あきさん。
一度降らせた雪からゴミを取り除き、綺麗な雪を再利用する為に紙雪をふるいにかけています。
紙雪は美しく宙を舞うように四角にカットされています。
そしてこちらが小野文隆さんです。
狂言方(舞台監督)を勤めており、楽屋や舞台で柝(拍子木)を鳴らし幕内に時間やきっかけを知らせています。
今回は『雪』が見せ場のひとつでもありましたので雪絡みの仕事が多かったのですが、それ以外にもお客様には見えないところで演出部は大活躍しています。
外部スタッフとの架け橋になって芝居を裏側から支えている文芸演出部の存在も知っていただき、今後の芝居も楽しんでいただければ幸いでございます!
〜 新村 宗二郎 記 〜
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- カテゴリ : 『佐倉義民伝』2019年5月国立劇場
- 2019-05-22
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