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『柳橋物語』班、休息 嵐芳三郎

鳥取、米子、松江、出雲市と、初日から怒涛の四日間を終え、今日は移動日で公演は無しです。貸切バスにて倉敷へ参ります。旅が始まって初めての休息。みんなほっと一息ですね。今日はゆっくり休みましょう。

さて、「柳橋ブログ」は私芳三郎が出演者に取材をして、みんなを紹介するというスタイルで行こうと思います。

今日登場しますのは、研ぎ師源六を演じる、津田恵一先輩

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源六のアップです。いいですねぇ~、どっから見ても江戸の老職人。腕の良さと頑固一徹さが伝わります。

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源六は50年の年季が入った研ぎ師。江戸中の大工職人から尊敬され頼りにされています。この人に頼めばどんな道具も抜群の切れ味に。しかし頑固者なので、道具を研ぎながら、職人の腕や悪い癖なんかも簡単に見抜き、「こんな使い方じゃ、刃物がいくつあっても足りねぇ・・・」と、お説教してくれる爺さんです。

津田さん曰く、「源六というのは、原作者の周五郎先生の代弁者。周五郎先生は自分の人生哲学を、この源六に語らせている。それを忘れずに、大事に大事に演じていきたい。」とのことです。津田さんの熱い思いが伝わります。

さて、そんな津田さんですが、この先輩は非常に多趣味。そのなかでも特に長いこと熱中されているのが、こちら。

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トランペットです。始めたきっかけは、「旅の終わりに」という前進座の芝居で、ラッパ吹きの役をやったのがきっかけ。それ以来十数年、旅先でも練習されています。一曲聴かせて貰いましたが、音がやわらかく綺麗で、わたしの耳にはプロ級に聞こえました。

津田恵一さんの素顔のほんの一部・・・・ トランぺッター TSUDA

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本日のおまけ
楽屋裏話

一個まえのブログで、ダイエットに失敗したが、今は痩せなくてよかったと思っていると書いた。その理由をご説明しよう。何故ならそれは、劇中で源六をおんぶして、火事のなかを逃げ回るというシーンがあるから。忘れもしない、立ち稽古一日目、僕は津田さんをおんぶしたとたん一歩も歩けなくなってしまった。僕の体には津田さんは重すぎた(津田さんごめんなさい)。これは減量してる場合じゃないと、しっかり食べて体力をつける方針に変えたのだ。

今でも津田さんは、「ごめんね、私重いから。ダイエットするね」と言ってくださる。いえいえ、津田さん、僕はすっかり津田さんの重みに慣れました。もう大丈夫です。なのでダイエットなんてしなくていいです。だけど今より太らないでいてくださったら、ちょっぴり嬉しいかな。

記 嵐芳三郎
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