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『棒しばり/唐茄子屋』班、嵐芳三郎です最終回
こんにちは、芳三郎です。
中国地方を巡演しました『棒しばり・唐茄子屋』班は、最終公演地徳山での千穐楽を無事に終え、すべての日程を終了しました。
今回一度も触れませんでしたが、この巡演は会員制演劇鑑賞団体の主催公演でした。
どの会場でも、私たちが来ることを心から楽しみに待っていて下さり、搬入搬出のお手伝いから、手作りのお料理など、会員の皆様のおもてなしに、いつもながら感激致しました。
私たち劇団が、全国各地でお芝居ができるのも、ひとえに演劇鑑賞会があってのことです。感謝いたしております。
これをお読みの皆様!!
鑑賞会は、「演劇鑑賞会」、「市民劇場」、「労演」など名称は様々ですが、各地にございます。お近くでいろんな演劇が観られるって、とっても素敵なことではありませんか!お友達も増えて楽しい活動ができます。ぜひ、ご入会のご検討を、宜しくお願い致します。
さて、一つの芝居が終わり、次の芝居が始まります。前進座は今後、色んな作品で若手の男優女優がどんどん活躍していきますが、今は目前に迫った五月国立劇場公演『東海道四谷怪談』についてのみご紹介させて頂きます。
狂言舞踊『棒しばり』で、太郎冠者を勤めた忠村臣弥。
彼が、四谷怪談では女形に扮します。それがこちら!
撮影 加藤 孝
お岩の妹、お袖です。薄幸な身の上ですが、健気に生きていて、とくに第四幕一場、「深川三角屋敷の場」では、お袖の心情があふれます。何事にも誠実に打ち込む彼のことですから、きっといいお袖を見せてくれるでしょう。ぜひ、観て頂いて、これから応援よろしくお願い致します!!
後輩の紹介はこれくらいにして、私自身もアピールさせていただきます。
「唐茄子屋」の徳三郎が終わって・・・
いよいよ、四谷怪談、民谷伊右衛門です。
撮影 加藤 孝
この男、半端な悪人ではありません、極悪人です。「お岩様」が浮かばれずに亡霊となってまで、伊右衛門を恨み続けるほどです。お客様の好感度を著しく下げるほど、骨の髄まで悪に染まりたい。
ぜひご覧ください、宜しくお願い致します。
さて、私が担当する『棒しばり・唐茄子屋』班のブログはこれでおしまいです。今までお付き合い下さりありがとうございました。私も久しぶりにブログ担当になって楽しかったです。それでは、またいつの日か。
おしまいのおまけ
つぶやきヨッシー
今回の旅が始まる前、岡山県倉敷市の「児島演劇鑑賞会」さんに招かれ、「唐茄子屋」の話をさせて頂いた。
その時、「お芝居をご覧になるときは、おしゃれをして、その日一日を存分に楽しんでください」、と言わせて頂いた。
数日後「岡山市民劇場」さんの終演後に行われた交流会で、僕の隣に座ったお客様が、
「私は、児島まで芳三郎さんのお話を聞きに行ったんですよ。芳三郎さんがおしゃれをしてと仰ったので、普段はあまり着ないけど、今日はきものを着て来ました」と、嬉しそうに言ってくださった。
僕のほうが嬉しかった。
お芝居を観るときは日常を忘れ、特別な日にしてほしくて「おしゃれをして」、と言ったんだけど言った甲斐があった。
これからも楽しんでくださいね。
記 芳三郎
中国地方を巡演しました『棒しばり・唐茄子屋』班は、最終公演地徳山での千穐楽を無事に終え、すべての日程を終了しました。
今回一度も触れませんでしたが、この巡演は会員制演劇鑑賞団体の主催公演でした。
どの会場でも、私たちが来ることを心から楽しみに待っていて下さり、搬入搬出のお手伝いから、手作りのお料理など、会員の皆様のおもてなしに、いつもながら感激致しました。
私たち劇団が、全国各地でお芝居ができるのも、ひとえに演劇鑑賞会があってのことです。感謝いたしております。
これをお読みの皆様!!
鑑賞会は、「演劇鑑賞会」、「市民劇場」、「労演」など名称は様々ですが、各地にございます。お近くでいろんな演劇が観られるって、とっても素敵なことではありませんか!お友達も増えて楽しい活動ができます。ぜひ、ご入会のご検討を、宜しくお願い致します。
さて、一つの芝居が終わり、次の芝居が始まります。前進座は今後、色んな作品で若手の男優女優がどんどん活躍していきますが、今は目前に迫った五月国立劇場公演『東海道四谷怪談』についてのみご紹介させて頂きます。
狂言舞踊『棒しばり』で、太郎冠者を勤めた忠村臣弥。
彼が、四谷怪談では女形に扮します。それがこちら!
撮影 加藤 孝
お岩の妹、お袖です。薄幸な身の上ですが、健気に生きていて、とくに第四幕一場、「深川三角屋敷の場」では、お袖の心情があふれます。何事にも誠実に打ち込む彼のことですから、きっといいお袖を見せてくれるでしょう。ぜひ、観て頂いて、これから応援よろしくお願い致します!!
後輩の紹介はこれくらいにして、私自身もアピールさせていただきます。
「唐茄子屋」の徳三郎が終わって・・・
いよいよ、四谷怪談、民谷伊右衛門です。
撮影 加藤 孝
この男、半端な悪人ではありません、極悪人です。「お岩様」が浮かばれずに亡霊となってまで、伊右衛門を恨み続けるほどです。お客様の好感度を著しく下げるほど、骨の髄まで悪に染まりたい。
ぜひご覧ください、宜しくお願い致します。
さて、私が担当する『棒しばり・唐茄子屋』班のブログはこれでおしまいです。今までお付き合い下さりありがとうございました。私も久しぶりにブログ担当になって楽しかったです。それでは、またいつの日か。
おしまいのおまけ
つぶやきヨッシー
今回の旅が始まる前、岡山県倉敷市の「児島演劇鑑賞会」さんに招かれ、「唐茄子屋」の話をさせて頂いた。
その時、「お芝居をご覧になるときは、おしゃれをして、その日一日を存分に楽しんでください」、と言わせて頂いた。
数日後「岡山市民劇場」さんの終演後に行われた交流会で、僕の隣に座ったお客様が、
「私は、児島まで芳三郎さんのお話を聞きに行ったんですよ。芳三郎さんがおしゃれをしてと仰ったので、普段はあまり着ないけど、今日はきものを着て来ました」と、嬉しそうに言ってくださった。
僕のほうが嬉しかった。
お芝居を観るときは日常を忘れ、特別な日にしてほしくて「おしゃれをして」、と言ったんだけど言った甲斐があった。
これからも楽しんでくださいね。
記 芳三郎
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- カテゴリ : 棒しばり・唐茄子屋
- 2016-04-19
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