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『夢千代日記』公演ブログ
12月10日、
広島は晴れ。
これから広島駅から呉へ向かいます。
69年前、
原作者の早坂先生はこの広島の駅で、
ピカに遭った人たちの何千、何百の遺体から生まれたリンが燃えるのを見て
「地獄の眺めだ」と思ったそうです。
2日間の広島公演が終わりました。
広島市民劇場さんは10名の前例会クリアで迎えて下さいました。
本当にありがとうございます!
『夢千代日記』の舞台である広島での公演。
平和記念公園から程近いアステールプラザ。
69年前、
この舞台がある場所でもどれだけの方亡くなったのか。
前日には公演班で市内を巡り学習会をやり、
自然と舞台にも力が入ります。
しかし、
その思いは深いところで感じ、
100ステージを重ねてきた舞台を気負わず、
ニュートラルに勤めなければと舞台に臨みました。
交流会では、
押し付けでも誇張でもなく、たんたんと、
しかし深くメッセージが届き、
大変感動する舞台でしたと感想を頂きました。
また、
原爆投下の数日後に広島の銀行にお金を降ろしに来て、
目の当りにした広島の惨状をお話して下さった会員さんも。
貴重なお話やありがたい感想を聞く事が出来る交流会でした。
12月中旬まで帰京出来ない『夢千代日記』班は
広島の地で衆議院選挙の期日前投票に行きました。
二度と戦争を起こしてはならない、
核兵器が使用されてはならないという気持ちも込めて一票を投じました。
これからの国の行末を決める選挙にこの広島で行けた事はとても深い思いです。
気持ちを新たに、
これからも全国に『夢千代日記』のメッセージを伝えていきます。
高橋佑一郎 記
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- カテゴリ : 夢千代日記
- 2014-12-10
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