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『おたふく物語』だより
石田聡でございます
ついこの間まで暑かったのが嘘のような、涼しい日が多くなってまいりました。
さて今回わたくしは…、
まるっきり出演しておりませぬ。
しかしながら、
プロンプターとして、初日から3日間だけ舞台裏に待機することと相成りました。
そこで、台詞の間合いを掴むためにお稽古からの参加と成った訳ですが。
普段、出演者が各場面持ち回りで受け持つこの役割、
今回私一人で始めから終わりまで。
という事でずーっと観続けておりますが、
役者の芝居作りの過程を集中的に見られる貴重な体験です。
立ち稽古に入ってから参加したのですが、
日を追うごとに稽古が積み重なっていく様子が、ありありと感じられます。
さて、
そんなこんなで劇場での稽古が終わって皆で掃除をしながら、
この場所での新作づくりも最後かぁ~、
という話をしておりますと、
知ってはいたけれど開けた事のないフタが。
では、開けてみましょう(?)
実はこれ、かつて蓮如上人のお芝居で、
演出上、井戸に飛び込むシーンのために開けられたもの。
一辺が軽く大股一歩くらいの幅、そんなに広くありません。
飛び込むとなると相当にコワいモノがあります。
そして構造上それ程深くはありません。
どの位かと言いますと
この位。
穴があったら入ってみたくなるもの。そこで、
入ってみました。
こんな事が出来るのもあと僅か。
寂しい限りです。
折角の秋のファイナル公演、
大勢の方に、この劇場を見送っていただきたくおもいます。
芸術の秋は是非、前進座劇場へ。
お待ちしております!
石田聡:記
ついこの間まで暑かったのが嘘のような、涼しい日が多くなってまいりました。
さて今回わたくしは…、
まるっきり出演しておりませぬ。
しかしながら、
プロンプターとして、初日から3日間だけ舞台裏に待機することと相成りました。
そこで、台詞の間合いを掴むためにお稽古からの参加と成った訳ですが。
普段、出演者が各場面持ち回りで受け持つこの役割、
今回私一人で始めから終わりまで。
という事でずーっと観続けておりますが、
役者の芝居作りの過程を集中的に見られる貴重な体験です。
立ち稽古に入ってから参加したのですが、
日を追うごとに稽古が積み重なっていく様子が、ありありと感じられます。
さて、
そんなこんなで劇場での稽古が終わって皆で掃除をしながら、
この場所での新作づくりも最後かぁ~、
という話をしておりますと、
知ってはいたけれど開けた事のないフタが。
では、開けてみましょう(?)
実はこれ、かつて蓮如上人のお芝居で、
演出上、井戸に飛び込むシーンのために開けられたもの。
一辺が軽く大股一歩くらいの幅、そんなに広くありません。
飛び込むとなると相当にコワいモノがあります。
そして構造上それ程深くはありません。
どの位かと言いますと
この位。
穴があったら入ってみたくなるもの。そこで、
入ってみました。
こんな事が出来るのもあと僅か。
寂しい限りです。
折角の秋のファイナル公演、
大勢の方に、この劇場を見送っていただきたくおもいます。
芸術の秋は是非、前進座劇場へ。
お待ちしております!
石田聡:記
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- カテゴリ : おたふく物語
- 2012-10-20
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