熊本#8 夏目漱石旧居を訪れました @熊本市内
おはようございます。昨日は午前中会議資料等のまとめ、午後は来客があって終日オフィスにおりました。さて1月1日のentryで、夏目漱石が寺田寅彦に送った葉書の事を書きましたけれど、今朝のentryは、夏目漱石繋がりで、昨年2024年11月の熊本・宮崎旅の続きです。
この九州旅では南阿蘇に宿をとりましたので、あまり熊本市内で時間はありませんでしたが、熊本市内も少しだけ楽しませて頂きました。今回は内坪井町の夏目漱石旧居を訪れました。ご存じの通り、夏目漱石は愛媛・松山の後、1896年(明治29年)に第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として来熊しています。この地で4年3ヵ月を過ごすのですが、その間なんと6回も転居しています。そのうち5番目で最も長い1年8カ月を過ごした家がこの内坪井の家です。
この家に当時五高の学生であった寺田寅彦が俳句を見てもらうために度々訪れていて(4軒目の家に住んでいたころから訪れていたようですね)、漱石はその句の添削をしています。このころから、漱石と寅彦の交流が始まっています。
2016年の熊本地震で土壁が崩落するなどの被害があり、2023年まで休館していました。熊本城などまだまだ熊本には16年地震からの復旧の途上にありますが、今回旧宅を訪れることが出来ました。
↓前回の熊本entry↓
熊本#7 阿蘇山に久しぶりに行った
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