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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

熊本#8 夏目漱石旧居を訪れました @熊本市内

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おはようございます。昨日は午前中会議資料等のまとめ、午後は来客があって終日オフィスにおりました。さて1月1日のentryで、夏目漱石が寺田寅彦に送った葉書の事を書きましたけれど、今朝のentryは、夏目漱石繋がりで、昨年2024年11月の熊本・宮崎旅の続きです。

この九州旅では南阿蘇に宿をとりましたので、あまり熊本市内で時間はありませんでしたが、熊本市内も少しだけ楽しませて頂きました。今回は内坪井町の夏目漱石旧居を訪れました。ご存じの通り、夏目漱石は愛媛・松山の後、1896年(明治29年)に第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として来熊しています。この地で4年3ヵ月を過ごすのですが、その間なんと6回も転居しています。そのうち5番目で最も長い1年8カ月を過ごした家がこの内坪井の家です。

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この家に当時五高の学生であった寺田寅彦が俳句を見てもらうために度々訪れていて(4軒目の家に住んでいたころから訪れていたようですね)、漱石はその句の添削をしています。このころから、漱石と寅彦の交流が始まっています。

2016年の熊本地震で土壁が崩落するなどの被害があり、2023年まで休館していました。熊本城などまだまだ熊本には16年地震からの復旧の途上にありますが、今回旧宅を訪れることが出来ました。

↓前回の熊本entry↓
熊本#7 阿蘇山に久しぶりに行った
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3162.html

Category : 九州沖縄
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福井#10 へしこを頂きました @実家

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おはようございます。昨日は一日挨拶まわりで大阪市内を回っておりましたが、夕方まであいにくの雨が降っていたので体が冷えました。人が多い場所も通りましたので、風邪をもらっていなければいいですが。

さて今朝のentryは鯖のへしこです。年末に小浜に行ったことを書きましたけど、そこで買った鯖のへしこをもって鯖街道を歩いてきたのです。

Days 2024年締めくくりwalk!やっちゃえ!
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3165.html

皆様は「へしこ」を食されますか?若狭・越前海岸周辺で作られている糠漬けなんですけど、魚の糠漬けは北陸から山陰地方に広くみられますので、そのエリアにご縁のある方はへしこやこんか漬けなど魚の糠漬けを食されたことがあると思います。塩っ気が強いのでお酒と一緒に頂いたりしますし、ご飯も進みます。お茶漬けもいいんですよねえ。

冷蔵技術が発達する以前は、食料の長期保存は最大の関心事でしょうから、内臓を取り除いて塩漬けして糠漬けすることで、腐らせずに長期保存するこの「へしこ」の技術もすごい技なんですよね。

へしこという呼び方は珍しいなぁって思います。やはり諸説あるみたいですね。魚を樽に押し込むこと=「へしこむ(圧し込む)」から来たというのが私的にはしっくりきますけどね。

また1月後半にも北陸方面に行く予定があるので、へしこ買ってこよっと。おいしいんだもの。

Category : 中部
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福井#9 むかごご飯 @実家

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こんにちは。今日のお昼は何でしょうねえ。今日は挨拶まわりで外回りをしていますから、お昼ごろは淀屋橋周辺にいると思うんですよねえ。一日歩くのでお腹がすいていると思います(予約投稿)。

さて、今日のentryは、むかごご飯です。年末に鯖街道を歩くっていうので熊川宿も歩きましたけど、熊川宿の無人野菜販売のところで地でとれた野菜を売っていて、ご近所の方が普段使いされていらっしゃるんでしょうね。比較的朝早くだったのですが、ほかにも買っていく地元の方がいらっしゃいました。そこで頂きました「むかご」を年始にむかごご飯にして頂きました。むかごはさっと汚れ落としで洗うだけで、ご飯と一緒に炊けばいいだけです。お好みで昆布と塩を入れるとおいしいですよ。

♪いちじく にんじん さんしょ しいたけ ごんぼ むかご ななくさ やまいも こんにゃく とおふ♪
鞠つきの数え歌に出てくる、あの「むかご」です。

むかごご飯は、晩秋の味として親しまれているのでしょうけど、意外と保存もききますし、山里の秋冬の味覚ですね。

↓前回の福井entry↓
福井#8 今年最後の蕎麦entryは、コレ! @熊川宿
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3167.html

Category : 中部
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Book#48 藤井則行著 『文学もまた「人」である ふくい児童文学会だより 巻頭言88』 

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おはようございます。今日は1月6日、2025年の仕事始めです。今日は終日挨拶まわりですね。年々挨拶まわりや賀詞交歓会などは減ったり姿を変えて催されたりしていますが、そんなに遠くない時期に廃れていくような気もしますね。

さて、今朝のentryは、会報・誌の巻頭言を集めた冊子なのですが、読んでいてすっと入ってくる文章たちでした。著者が誰もがわかる平易であることを心がけて書かれた文章だなというのがよくわかるもので、それを集めたものでした。大きな会ではないのかもしれませんが、こういうものがもう少し広く読まれるといいなぁと思う、とてもよい文章が詰まっていました。

第229号、平成21年1月1日の項目では、大伴家持の「いや重げ吉事」が引かれていました。私も大好きな歌です。そして著者は、千年後の明治の時代に石川啄木が詠んだ、

今年はよいことあるごとし
元日の朝
晴れて風なし

を合わせて引き、「今年は」の「は」に注目したいといっています。様々に苦難に満ちた啄木にとって「今年こそは」という強い願いを込めているといいます。そして、悩みや心配事のない人なんて誰もいません。それが現実です。と著者は言います。

その通りでしょう。私たちにとってもそれは同じです。「今年は」と、毎年祈り続け、すべての苦難が除かれることはなくとも、少しでも幸せでありたい、あの人に幸せになってもらいたい、と願う気持ちを持ち続けたいものです。

↓前回のbook entry↓
Book#47 「柿の木のある家 他十五編」壺井 栄 著 旺文社文庫
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3156.html

Category : book 本
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Days お雑煮を頂きました 2025 @実家

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明けましておめでとうございます。今年が皆様にとって良い年でありますように。

2025年が始まりましたね。今日は1月4日です。写真は元日に頂きました大阪の実家のお雑煮です。大阪の実家では元日は白味噌のお雑煮を頂きます。今年は30日から2日まで大阪の実家に帰省をいたしました。

毎年のことですが、皆様のご自宅でもお雑煮食べたお宅は多かったでしょうね。雑煮は地域やそれぞれの家庭で違って面白いですよね。もともとの地域性があることに加え、その家族がどの地域のご出身かで作り方や具材が混ざったりして興味深いものです。

ちなみに皆さんはお雑煮は朝昼晩、どの時間帯に食べますか?我が家は大晦日から一日に夜更かしをしがちなので、遅いお昼ぐらいに頂くことが多いようですが、夕飯に頂いてもおなかに優しそうなのでいいかなと思います。

「君、年始をやめて雑煮を食いにこぬか。なるべく晩食の際が落ちついてよい」と夏目漱石は葉書に書いています。1905年(明治38年)1月2日、寺田寅彦宛てに朝出して夕食に誘っていて、雑煮を晩飯にお誘いをしているところが面白いです。

恩師からこんな誘いがあったらひょいっと行ってしまいそうだなぁ。

Category : Days
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福井#8 今年最後の蕎麦entryは、コレ! @熊川宿

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こんばんは。この予約entryがupされている頃には、我が家でも年越し蕎麦が食べられている時間帯だと思います(想像)。アレルギーのある方は別のものを食べてらっしゃいますかね。

今年最後のentryは、やっぱり蕎麦ということに。写真は鯖街道walkをやった際に、鯖街道最大の宿場町・熊川宿で頂きました、おろし蕎麦です。海苔がたっぷりかかっているので、大根おろしが見えにくいですが、辛味大根のおろしも海苔の下にたっぷり。辛味はあるけど大根そのものが持っている甘味があって、これがたまらなく美味しい。太めの蕎麦もしっかりとして、のどごしより歯ごたえ。東京の蕎麦もいいけど、こういう太い蕎麦もいいねえ。一緒に頂くかやくご飯が、これまた相性がいいですねえ。蕎麦大盛で頂きまして、もう満腹&満足。

健康診断で少し、数字が悪くなってきているので「食べ過ぎない+飲み過ぎない」を心掛けるよう言われているのですが、、、ついついやってしまいます。1月からもう少し摂生するように頑張ります。

今年一年も皆様ありがとうございました。2025年が皆様にとって良い年でありますよう!

Category : 中部
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福井#7 若狭路鯖定食 @小浜

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こんばんは。今年は久しぶりに大阪の実家に帰省を致します(予約投稿なのでこれがupされる頃には実家にいるかな)。私は大阪に単身赴任をしているので大阪に帰省というような印象はないですが、実際に実家に行くのは久しぶりですね。

お昼のentryで鯖街道の一つを歩いたと書きました。この行程を歩き切るためにはどうしても日の出前に小浜を出発しなければならないので小浜に前泊しました。せっかく小浜に来るんだから、いろいろ見たい場所もありましたしね。小浜に泊まったことは多分初めてじゃないかな。いわゆるビジネスホテルに投宿。近くにスーパーがあるし、本屋さんもあったので便利でした。

さて鯖街道の起点、小浜に行って鯖を食べないなんてことはないでしょう。ということで市内の食堂「みつや」さんで早めの晩御飯を頂きました。この日も色々歩いたんでね。鯖の塩焼きと鯖の醤油干しが同時に頂ける、若狭路鯖定食を頂きながらbeerをジョッキで2杯。大満足です。鯖の醤油干しは醤油ベースのタレに漬けて一夜干しした鯖です。香りがいいわぁ。

当地・小浜では鯖だけでなく鯵など他の魚も醤油干しにて頂くそうですよ。そりゃ美味しいでしょうね。醤油ダレに漬ける時間と干す時間がポイントだそうです。ご家庭でも作られるそうですが、私はもう30年以上作ったことはないですねえ。(学生の頃は海が近かったので、干物つくったりしていました。)

干物って美味しいですよねえ。皆さん、紅白見る準備できましたか?

↓前回の福井entry↓
福井#6 元祖鯛鮨を頂いて出張
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3110.html

Category : 中部
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Days 2024年締めくくりwalk!やっちゃえ!

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こんにちは。日本時間ではあと半日で、新年2025年を迎えますね。早いねえ。2024年は沢山出張し旅に出て、いろんな風景を見ることができました。walking/hikingもそこそこ行ったようにも思います。

今年最後のwalkingは、、、「鯖街道やっとく?」です。いわゆる「針畑越え」や朽木を通る若狭街道は、雪が積もっているし、寒い中でビバークなんて絶対嫌なので、このルートは止めときましょう。体にも堪えるし、、、。若狭から京都に至る道筋は他にもある!これら総称して「鯖街道」というのですが、今回私が歩いたのは、小浜から熊川宿(若狭街道の一部)を越えて、九里半越えで今津(近江今津)に抜ける道。そして昔は琵琶湖の水運で今津や木津から大津に便がありましたので、そこは電車移動。その後、大津から小関峠を越える小関越えで、京の町へ、最後のgoalは錦市場。前半戦が32㎞、後半戦13㎞で合計45㎞の行程です。

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件の鯖街道、「京は遠ても十八里」と言われます。「京は遠いっていったって、十八里よ?近いわぁ。」って意味ですよね。針畑越えも若狭街道もおおむね73㎞~75㎞ぐらい。十八里。現代人の私の感覚からすれば「いや!遠いから!歩くには、、、」。私の場合は、一番楽なルートで徒歩部分はたったの45㎞ですよ。それでも足は痛くなるし、水膨れもできるしで、ショートメールを妻に送ったら「いやいやいやいやいや、数字おかしいおかしい」との返信。そうですよね。

海に面した若狭は、御食国(みけつくに)と呼ばれ、朝廷に御食(みけ)、御贄(みにえ)を納めた国でそれらを京に運ぶ道がありました。現在、鯖街道と愛称される複数の街道筋もそのような物流路です。しかしこの鯖街道って呼ばれ方は、随分最近付けられた愛称のようですね。古い文献資料には見当たらず、昭和も随分後の方になってからのようなんですよね。小浜市鯖街道ミュージアムの方曰く、地元の人は「京道(きょうみち)」と呼んでるそうです。この京道という呼び名は、道標などにもにも残っています。

そんな様々な物産が運ばれた道が「鯖」で代表とされたのは、18世紀の郷土の文献にも「鯖飯ことさら今に盛んなり。(中略)たた昔に替わらぬものは鯖のぬかみそいり。蒸鰈、口塩の鱈、鼻折小鯛、京にて殊更に賞せらる。」(稚狭考)。や「生鯖塩して荷い京へ行き任る。」(市場仲買文書)とあり、鯖が名物のようだったからですね。

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ということで、鯖街道の一つ、一番楽バージョン(でもシンドイ)、をやってきました。約45㎞、67775歩。歩きすぎ!



Category : Days
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東京#123 年末ですねえ、、、鰻を頂きました @三越前

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こんにちは。昨日から年末年始のお休みに入っていますが、お休みの皆様はいかがお過ごしですか?そして年末年始もお仕事の皆様、お疲れ様です。

今日のentryは、年末最後の東京出張で頂きました鰻です。鰻も高級ですからね、頂くことが減っています。皆様食べていらっしゃいます?私のきわめて個人的な「食べ物の中で好きな食べ物ランキング」ではそこそこ上位にいますが、高級。食べられないわけではないものの、もっとお安くて美味しいものも一杯あるんで、どうしてもそっちに行きがちです。そうハレの日の食べ物の位置づけでいいと思うんですよ。

今回は、東京日本橋・三越前周辺でお仕事でしたので、お昼に頂きました。今回も出来立てがやってきてふわふわの鰻です。身がとろける。鰻の香りがよかったものですから、この日は粉山椒も全くふらずに全部頂きました。皆様、粉山椒使われますか?

ここの鰻屋さんは夏にね、京急百貨店内の店舗で食中毒があってnewsにもなってしまっていました。お亡くなりになった方もいらっしゃって、大変なことでした。当該の百貨店内の店舗は閉店になってしまいました。私が行くお店は三越前の本店のみで、最近どうなってるかなという思いもあり年末に頂きました。ここの鰻もやっぱり美味しいですよ。衛生管理はどこのお店においても大切ですが、その上で美味しい料理を出し続けて頂ければと思います。ここのお店は東京で頂くことにしている鰻屋さん数店のうちの一つにしていまして、なくならないで欲しいですね。

SNSの時代になって、すぐに炎上したり、ぼこぼこに叩かれたりして社会的に大きなダメージを食らうことがままある世の中で、それはどうなんかなぁって思ったりしますね。「幻滅!」とか「もう行きません!」とかじゃなくて、「大変なことになっただろうけど、改めるところを改めて、ええもん出してよ、応援してるで。」ってのがありたい姿のように思いますけどね。

↓前回の鰻entry↓
岐阜#3 鰻 & 鯉 @岐阜羽島
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3101.html

Category : 関東
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Have your best Christmas

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今年も残すところわずかになりました。紛争や事件などが今年もありました。平和であらんことを。Merry Christmas。

今年も単身赴任宅近くの梅田Sky Bld.のChristmas Marketを覗いてきました。今年も大きなLEDマッピングツリー(高さ25m)が飾られていました。いろんなものが表示できるこのマッピングツリーはLEDを約13万球も使っているそうです。

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お店でいろんなものが売られていました。いろいろ覗くのが好きなんですけど、ともかく人が多くて、、、。毎年Chrismas seasonにいろんなところでornamentを買うのですが、今年は欧州出張が11月末にありましたので、HelsinkiとAmsterdamで1つづつornamentを買いました。

Christmas marketは楽しい場所のはずなのですが、MagdeburgのChristmas marketで起こった事は本当に痛ましい。どんな背景があろうとも安らぎを求める人々の命をこのような形で奪ってしまうのは悲しいことです。今年も世界中での戦争・紛争や事件があり、今日この時間も多くの人々がつらい思いをしていることを忘れずに。

Many people want peace, but we still have been many conflicts and incidents this year. May peace be with you all. Merry Christmas.

Category : Days
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熊本#7 阿蘇山に久しぶりに行った

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おはようございます。今週末で仕事納めですねえ。忙しい最終週を過ごすことになります、、、最終週なのに週の真ん中に出張が入っているという、、、。ははは。今日は夕方に東京移動です。

さて。もう1カ月半ほど前ですが、熊本旅に出かけてきたんですよ。別に半導体工場を見に行ったわけではありませんが、半導体関連企業がいろいろと出ているのを聞いていますし、にわかに求人も増えていると聞きますが、そんなことを横目に阿蘇山に行ってきました。

阿蘇山は過去に約30万年前から約9万年前の間に4回の大規模な噴火をしたらしく、古い方からAso-1、Aso-2、Aso-3、Aso-4と呼ばれています。その4回の大規模な噴火によって現在の阿蘇山の姿、阿蘇カルデラが形成されています。カルデラというのは噴火によってできた地下の空間が陥没して凹んだ状態なのですが、現在の阿蘇山のエリアは、カルデラ形成後の約7万年前以降にカルデラ内に中央火口丘群が形成されていて、現在の阿蘇山の姿となっていましてね、、、。

今回の熊本旅のメインはこのAso1-4の火砕流の跡です。ということで1つ目はやはり中央火口丘ですよね。

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流石に噴火の跡がそのまま残っていて、噴石がどかんとある風景は、もう火星モノの映画が撮影できるような風景です。こんなの飛んで来たらひとたまりもありません。@中岳第四火口。

↓前回の熊本entry↓
熊本#6 きくらげとニラと卵 @ 自宅
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2153.html

Category : 九州沖縄
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Days 心斎橋の人人人 @心斎橋

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こんばんは。今日も夕方まで「自宅で体を休める週末を!」ということで読書をしたり、映画を見たりして過ごしておりました。今日も、ということは「昨日も」でした。

昨夕は、少し日頃の買い物をしたくて難波まで出かけましたが、Book *ffに入っている間に、雨が降り出してアーケードに観光客が一斉になだれ込んできたためでしょうか、まったく身動きが取れないほどに人人人に、、、。いくらinboundで多くの外国の方が訪れることはwelcomeと言っても、こんだけ混んでしまったら、overtourismで気の毒になります。特に親に連れられてやってくる子供たちの気持ちを考えると、、、。

初詣で京都に出かけるぐらい身動きがとれませんでした、、、これはつらかった、、、。

Category : Days
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Saijiki 今年の紅葉 2024 @京都府立植物園

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おはようございます。ようやく週末ですね。私はこの週末は関西にいる予定です。皆様お元気でらっしゃいますでしょうか。

今年は紅葉のシーズンが少し遅れました。先週京都府立植物園にお邪魔したのですが、写真のようにまだまだきれいでしたね。

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今年の京都府立植物園は夜間ライトアップの代わりに、Light Cycles Kyotoというイベントをやって集客と収益を狙っているみたいですが、どうなんでしょうかね。

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植物園では紅葉散策マップも配られていて、紅葉のメカニズムの簡単な説明であったり、葉が赤くなるのを「紅葉」、黄色になるのを「黄葉」というというところまではよくある説明ですが、褐色になるのを「褐葉」と呼びますなど、植物園ならではの豆知識を入れてくるところが、私は好きです。

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ともかく、紅葉はきれいだった!ということで。

Category : Saijiki
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富山#17 とろろ昆布の入った椀物 @富山市内

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おはようございます。皆様年末年始はどのような過ごされ方をされるのでしょうか。今年は9連休になるという方も結構いらっしゃるのではないでしょうかね。私は、、、体調を整えたいですねえ。

さて、今日のentryは先週、12月11日、12日と富山出張をしており、その際にお寿司屋さんで頂きました椀物です。そう、とろろ昆布が入っていました。これ、美味しいわぁ。富山は昆布の消費量が全国1位ですからね、様々な料理に昆布が使われています。

ところでとろろ昆布ってどうやって作られているかご存じですか。とろろ昆布は、沢山の昆布を重ねてプレスして大きなブロック状にしたものを機械で削り作られています。側面を削っているので細い糸状になっています。よく似たもので、おぼろ昆布がありますが、おぼろ昆布は黒い皮付きのままの昆布を薄く幅広に職人が手すきで削ったものですね。

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お寿司屋さんなので寿司の方がメインですし、ここの富山で獲れたお魚のお寿司はそれはそれは美味しかったのですが、今日のentry的には私は「とろろ昆布の椀物」に注目したのでありました。

ご馳走様でした。

↓前回の富山entry↓
富山#16 みょうが寿司をお昼に @富山市内
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3154.html

Category : 中部
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香川#15 二十四の瞳、岬の分教場

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こんにちは。今回は、小豆島の旅の続きです。9月の小豆島へのフェリー旅では、「二十四の瞳」の舞台となった岬の分教場も訪れました。場所が島の中心からは外れた島の端にあるものですから、電動アシスト自転車ではかなりきつい場所でしたが、海を見ながら走りたいの一心で走ることができました。

壺井栄の作品を原作に、映画「二十四の瞳」は、壺井栄の出身でもある小豆島でロケがなされました。原作には「瀬戸内海べりの一寒村」としか書かれていないので具体的な地名は出てこないのですけどね。原作が1952年で映画が1954年だから映像化したかった作品だということがよくわかります。

映画「二十四の瞳」の舞台となったのが写真の田浦分校。1902年(明治35年)に建てられた木造平屋建校舎です。その後、苗羽小学校田浦分校として使用され、1971年(昭和46年)に廃校となっています。映画が撮られた1954年頃は現役で使われていた校舎だったんですね。

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木造の教室。ある年代というか地域もあるかな、懐かしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。私の学んだ学校は大阪の新興住宅地の学校でしたので、こんな風情のある学校ではなかったですが。


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廊下の様子もいいですよねえ。

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学校の目の前は、海がひらけています。

そういえば、映画で主演した高峰秀子(1924-2010)さんは、今年が生誕100年でしたね。

↓前回の小豆島の旅entry↓
香川#14 小豆島尾崎放哉記念館を訪ねる @土庄町
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3152.html

Category : 四国
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大阪#156 ハンバーグにゆず @箕面

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おはようございます。昨日今日と出張で徳島に来ておりますが、今日は大阪からレンタカーで移動してきました。昨日は大阪を正午頃の出発でしたので、箕面萱野の近くでお昼を頂きました。

ここは手作りハンバーグのお店なのですが、名前もそのまま「手造りハンバーグの店」です。住宅街の中にあるお店で私共がお邪魔したタイミングではお客様がほかにはいらっしゃらなかったのですが、オーダーして出てくるのを待っているうちにあれよあれよとお客様でいっぱいになりました。人気のあるお店なんですね。

和風のハンバーグというのはおろしハンバーグなどありますけど、写真の通り、すったゆずがたっぷりのったこのハンバーグは日ごろ味わうことのない新鮮なお味でした。

箕面はゆず押しなんですよね。というのも箕面の止々呂美地区が実生栽培のゆずとしては有名な場所で日本三大実生ゆず栽培地だそうで、箕面のほかは、埼玉県毛呂市と京都府水尾だそうです。

ゆずとハンバーグ、あいますよ!ご馳走様でした。

↓前回の大阪entry↓
大阪#155 南海そばで〆 @南海なんば駅
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3132.html

Category : 近畿
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Book#47 「柿の木のある家 他十五編」壺井 栄 著 旺文社文庫

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こんばんは。今日は午前は、片づけをしたり、本を読んだりしておりました。午後はいつもの植物園に出かけてきました。やっぱり私は出かけるのが好きなんですよね。小石川植物園のシセントキワガキの実も食べられるってことを書きましたけどね、まぁ金柑より小ぶりな実で、種が3つ4つ入っていることを考えると食べやすい普通の柿も食べたいですねえ。

今日の本「柿の木のある家」の柿は村でもよく実のなる木で、その家の子供たちにとっても自慢の柿の木。祖父にとっても、そしておじさんにとっても大切な木としてこの作品の中心をなしています。この木の周りに時間が流れます。

作品の最後の方で、

「柿の木は、こういう風景を、にこにこ笑いながら見おろしているようです。柿の木にとっては、この下でかわされる子供たちの話や、歌声や、ときどきはむずかって泣きやまぬ赤ん坊の泣声や、道ばたまでとどく、長い繩でつながれた山羊が、草をたべている姿など、毎日見ても、見あきない風景でありましょう。そして、あまりの面白さに、人間にはわからぬ柿の木の声で、はっ、はっと笑い出すと、そのはずみに柿の葉が散るのかもしれません。」と書いています。

柿の木から見た人々の生活の営みは何とも不思議で面白いものなんだろうなぁと思わせてくれ、作品を読むとほっこりとします。もともと「柿の木のある家」で執筆されていたのですが、1944年(昭和19年)初出時の表題は戦時中のため「海のたましひ」として改題されて出されたそうです。戦後、改めて筆を入れて改作、1949(昭和24)に山の木書店版として出ました。戦争というのはいろんなところに影を落とすものです。

ちなみに私が持っているのは、写真の旺文社文庫版。旺文社も昔、文庫を作っていたのです(1965-1987)。旺文社ももともと「歐」の字だったですが、敵性語だとかいうのを避けるため、旺文社にしたんだとか、、、いや、ほんと同調圧力と空気に押し切られた戦前の日本のたどったことを思うと、よくよく考える必要があるよ、と思います。

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話が横道にそれてしましました。柿の木から見た、人々の営み。どんなふうに見えているのでしょうかね。

<追記>
表題作は青空文庫にも収められています。

Category : book 本
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Saijiki シセントキワガキの実 @小石川植物園

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こんにちは。昨日は寒い中、今年最後(の予定)のゴルフコンペに出ましたけど、ちょっとスコアは、、、ねえ、という残念な結果でした。来年リベンジだな。

先日12月8日、ちょっと長引いた風邪がようやく落ち着いた妻と一緒に、小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)に紅葉を見に行ってきました。温室の周辺のイロハモミジの並木は寒さにあたって色鮮やかに紅葉していました。この植物園は桜の木がたくさんあるのですが、桜の方はほとんど落葉しており、冬支度が整った様子でしたね。

植物園の正門から入ってモミジ並木の向こう側にあるシセントキワガキの木にかわいらしい実がたくさんなっていました。シセンは中国の四川。このあたりを減産とすることから。トキワは常緑だからですね。中国では乌柿(Wu Shi:wū shì)と呼ばれ、四川省西部、湖北省西部、貴州省、湖南省、安徽省南部など分布しています。一般的なカキとは異なって枝に直接できず、柄にぶら下がってできますのでちょっと変わって見えます。ちなみに実は甘くて、食べられます。ロウヤガキとも似ていますが、ロウヤガキは落葉するのですけど、これは常緑なので見分けやすいですね。

みょうが寿司から茗荷谷にある小石川植物園につながった?いや強引すぎですね。茗荷谷も昔、茗荷畑がその地名となったんですよ。

Category : Saijiki
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富山#16 みょうが寿司をお昼に @富山市内

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おはようございます。12月も後半に差し掛かりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。先週12月11日は、東京から富山に朝から北陸新幹線で移動し、その間もweb面談が入ったりしてバタバタしていました。富山にたどり着いて荷物をdropしようかとhotelの近くまで来たのですが、お昼ご飯で考えていたお店が開いておらず、地場のものを売っているお店で「みょうが寿司」とおにぎりを買って軽いお昼ご飯としました。

今回頂いた「みょうが寿司」も、旧大山町(富山市)の小佐波地区で採れるみょうがを使った名物として、郷土自慢の一品となっているようです。みょうがの鮮やかな赤色としゃくしゃくの食感がたまらなくあっという間に2つ食べてしまいました。

笹の葉に包まれたこのスタイル、鱒寿司と同じですよね。この笹の葉に包まれたみょうが寿司が出てきたのは新しいようで、もともとは講や祭などのハレの料理として、炊きたてのご飯で酢飯を作り、みょうがと鱒のほぐし身を混ぜて、それを茶碗によそっていただく「混ぜ飯」のスタイルなのだそうです。こちらは家で作ってみたいですねえ。茗荷の旬の頃、8月から10月頃に頂くものが香りもフレッシュでいいでしょうね。旬の時期以外は酢漬けや味噌漬けのものを用いられることもあるそうです。味噌漬けが食べてみたい、、、。

茗荷といえば、古くから食されてきた食材(まあ多くの食材がそうでしょうけど)、7Cの長屋王邸跡の木簡には醤津名我(みょうがの醤漬けか)が見られますし、延喜式にも記載がありますので、少なくともその頃からは食すようになっていたことが推測されます。

ご馳走様でした。

Category : 中部
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富山#15 コロッケそばをお夜食に @富山市内

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おはようございます。今週は東京出張→富山出張という流れで、昨日今日と富山におります。blogは今月も遅れ気味ですねえ。残念。

今朝の写真は昨晩、飲み2件をはしごした後、一人で総曲輪周辺を夜散歩をして最後に〆で頂きましたコロッケそばです。富山を知る方ならご存じの通り歓楽街のあたりなので、夜散歩といっても声をかけられたりしてもお店に入るわけでもないので、申し訳ないので、ささっとという感じですけどね。12時を過ぎているというのにも関わらず、蕎麦屋の店内には沢山のお客様がいらっしゃいました。つまみで飲めたりするので人気店です。

私はお夜食ですので、もう飲まずにコロッケ蕎麦だけ。今や全国区のコロッケ蕎麦ですが、富山っぽいというか北陸っぽいといえば、添えられたかまぼこでしょうかね。この赤の「の」の字、「赤巻き」と呼ばれるかまぼこが入ってると、あぁ、富山だなぁなんて思うんですよね。普段使いでもかまぼこを多用する食文化があるので、全国での消費ランキングでも、仙台市(頭一つ抜けて多い)、長崎市についで3位です。(総務省統計局:2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)さすが。

お蕎麦もおいしくて、ほっこり。ご馳走様でした。東京大阪より寒さを感じる富山ですけど、雪はこの週末からのようですね。さて、今日も一日頑張ります。

富山#14 氷見うどんを食べて急いで帰ってきた @富山市内
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3108.html

Category : 中部
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香川#14 小豆島尾崎放哉記念館を訪ねる @土庄町

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おはようございます。ようやく金曜日ですね。今週は月火と東京、水曜の朝に東京→大阪で移動し、昨日、昨日は会食があったりで遅くなってしまいまして、、、。さすがに体力が奪われているような気がしますね。

さて、今日はupできていなかった香川・小豆島entryの続きを書いておきます。9/7に行った小豆島にジャンボフェリーで行った事を書いたのが、10/5、その後触れられていませんでした。いやぁ、月日が経つのが早いですね。

香川#13 ジャンボフェリーで高松経由、小豆島へ
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3106.html

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フェリーで小豆島について、レンタサイクルとバスを駆使して(正しく言うとレンタサイクルが思ったよりしんどくて、途中でバスに変更した)、土庄(とのしょう)の方に向かいました。土庄では潮の満ち干で、道が現れたり消えたりする「エンジェルロード」にまず向かいました。干潮の時間を越えて満ちてくる時間帯でしたので、ね。まぁおっさん一人旅には似合わない場所です。「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」という、、、いや、おっさん独りやから、手は繋げないよ、、、。いわゆる陸繋砂州もしくは砂嘴で満潮時にはその陸繋部が水面下になることによるものです。おっさんにはこのような解説の方がロマンチックです。Tomboloというとか。


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続いて土渕海峡へ。この海峡、小豆島本島と前島の間を流れる全長2.5kmの海峡で一番狭いところで幅9.93m。「世界で一番狭い海峡」なんだそうです。正直、これが海峡って言われましても、、、。

そして、トップの写真、今日のentryタイトルにあるように、小豆島尾崎放哉記念館を訪ねました。人としての尾崎放哉はハチャメチャな人ですが、詠まれた句は素晴らしいものが多くて、、、。

香川#11 「海も暮れきる」吉村 昭 著 を読む(講談社文庫)
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2835.html

上記のentryでも書きましたけど、吉村昭氏が小豆島に取材した1976年においても「なぜあんな人間を、、、」と言われたほどの悪名だったそうですが、今や土庄町に小豆島尾崎放哉記念館があります。放哉好きなら、訪れてらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうかね。放哉は晩年を土庄の西光寺の奥の院・南郷庵で過ごしており、その南郷庵を復元した記念館です。

この記念館が発行している「大空 放哉だより」で昨日発行されたものがuploadされていましたが、に大正14年12月26日に放哉が井泉水に送った手紙のことが書いてありました。その手紙には久しぶりの入浴の事を記しており、困窮しながらも句作を続けている様子が伺えます。

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吉村昭の小説のタイトルにもなった句の句碑です。この句碑の裏には南郷庵の近くにあった銭湯「三日月湯」の鏝絵が残されていて、そのことも上記のたよりに記事がありました。放哉、惹かれます。

Category : 四国
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東京#122 虎屋のゴルフ最中

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おはようございます。昨日は一日東京におりました。東京の街角も随分と紅葉が進んできました。

さて、今朝のentryは会社で頂いたゴルフ最中。その名も「ホールインワン」。決して私がホールインワンしたわけでもなく、周りでした人がいたわけではないのですが、、、。頂き物でした。さすがの虎屋ですから最中自体おいしいです。私、虎屋といえば羊羹一筋。かさばらないので手土産でも出張者への手土産で重宝しています。

ところでこのゴルフ最中、私羊羹ばかり買うので、このような最中があるとは存じ上げませんでした。そしてこれ、結構歴史あるものだそうで、初出は1926年(大正15年)だそうです。日本で初めてできたゴルフ場は1903年(明治34年)にできた神戸・六甲山の神戸ゴルフ倶楽部。それを考えるとまだまだゴルフを嗜む人口も随分と少なかった時代に、このようなゴルフボールの形をした最中を作ったっていうのですから、相当斬新なアイデアです。

来週末は今年最後のgolfの予定ですけど、まぁ結構大きめのコンペなのでホールインワンはやっちゃだめですね。狙ってできるわけではないですけど。そうそう、先週は、神戸ゴルフ倶楽部を開いた、英国人貿易商Arthur Hesketh Groom(1846-1918)が登場する小説を読んでいました。その話はまた。

え?虎屋は京都発祥だろ?entryは京都じゃないの?って思ったりしました?実は取扱店舗の数ですと、東京の方が多いんですよ、この最中。なので東京としておきました。

東京#121 冷やの梅わかめうどん @中野,東京
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3070.html

Category : 関東
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三重#6 ろっぽう焼きを頂きました @尾鷲

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こんにちは。ちょっと間が空きましたが紀伊半島の旅⑥です。わたくし甘いものに目がないのですがこの旅でも甘いものを買いました。尾鷲で頂いたのが、みのや製菓舗さんの「ろっぽう焼き」。六方(ろっぽう)焼きといえば、北陸や近畿に広く分布している焼き菓子で、角きんつばのように、六面が焼かれたものですけど、きんつばは小麦粉の生地ですが六方焼きは小麦粉と卵の生地です。

六方なので六面体のものが一般的なのですが、みのや製菓舗さんのは5角形に上下2面があるので7面体です。これは尾鷲の輪内地区には7つの浦があるので、7面体なのだとか。へええ。面白い。七方焼き、って呼んでもよかったかも。原材料表記を見ると小麦粉、卵など以外にもしょう油、みりんとかも入っているのね。

素朴なお味で私は好物です。おいしく頂きましたよ。

三重#5 尾鷲神社にお参りして、、、 @尾鷲
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3144.html

Category : 近畿
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Saijiki 紅葉を楽しむ2024 @中野駅周辺

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おはようございます。この土日は東京は天気が良かったですよ。皆様はどう過ごされましたか?

海外出張から帰ってきたばかりで体調は万全とは思えなかったので遠出はしませんでした。土曜日は妻と中野駅で合流して、中野四季の森周辺を散歩しました。妻も風邪をひいていましたしね。楓の木もあってきれいに紅葉していましたよ。

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中野四季の森は、もともと旧警察大学校などがあった場所が移転に伴う土地処分で再開発された場所です。企業ビルや大学キャンパスなどがあり公園もあるので、中野駅前の憩いの場所になっています。結構イベントなんかも多かったりして、我が家もちょくちょく散歩しています。

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大学キャンパス側の並木もきれいに黄葉になっていました。

皆様は紅葉を楽しまれましたか?

Category : Saijiki
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そら#35 オーロラを見ることができました @北極圏上空

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おはようございます。今日から12月が始まりました。師走ですねえ。私は金曜午後に欧州出張から戻ってきました。いやぁ、さすがにいろいろあって疲れましたね。今回は時差ボケを克服することができないまま1週間が過ぎてしまったり、トラブルもあったりで疲れました。まぁそんなことは追々、、、。

さて今朝のentryは、行く前から少し期待していた事なのですが、羽田からHelsinkiに向かうにあたって北回り航路となれば、北極圏を通りますよね。そして太陽活動が活発でもあるので、オーロラが見えるんじゃないかなぁ、と思っていました。

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そう、写真の通り見ることができました。CAさんと話をしていて白くぼんやり見えていますね、と言われていましたけど星屋(天文好き)で日ごろから暗い星空に目を凝らす訓練をしているせいか、あぁあれだなっていうのが私にはわかりましたねえ。

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オーロラは太陽から飛んできた粒子(プラズマ)が地球の大気と衝突した際に光る放電現象です。対流圏よりも遥かに高い電離層で発生しますので、雲の上を飛ぶ飛行機の窓からは比較的に見やすいはずなのです。

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オーロラにはいろんな色がありますが、これはプラズマがどの原子とぶつかるかによって変わります。酸素だと大気の空気密度によって赤か緑に、窒素では青やピンクに発光します。

飛行機内の落とされた照明であっても窓に反射するので、毛布を頭からかぶって映り込みや外光を避けるようにし、目を慣らしていくとみることができました。写真のほうも同様にしてiPho*eの10秒開放で撮りました。まぁ携帯のカメラで撮ってる割にはよく撮れたかな、って思っています。

出張中にコメントいただきました皆様、ありがとうございました。まだ本調子ではないので、また返信させていただきますね。

Category : Nature自然
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Days 羽田からおはようございます @羽田空港

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おはようございます。昨日夜便で大阪から東京に移動し、羽田空港内のHotelに宿泊して、朝一で欧州に向かいますが、今日はまずHelsinkiに移動します。久しぶりの欧州ですね。物価上昇もすごいですし為替が円安なので、ともかく旅費が跳ね上がりますね。旅費を計算するとびっくりしちゃいます。

ということで今朝の羽田空港・Airline loungeからの朝焼けです。あ、航空会社から呼び出しが来たので、、、行ってきます。

Category : Days
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Book#46 「朝のかたち」(谷川俊太郎詩集Ⅱ)谷川俊太郎著 角川文庫 1985

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おはようございます。谷川俊太郎さんが11/13にお亡くなりになられたとの訃報が一昨日出ました。東京出張中で朝家を出てから訃報に触れ、出先で古本屋に入って手に取りました。家に帰れば本棚にはあるはずですが、、、。本が多くて、手放したり、人に貸したりもしたりもしていますし、図書館で借りて読んでいることもあったりで記憶が曖昧なものも多いもので。谷川さんは多くの本が出されていますし、古書店には必ず谷川さんの作品はあるだろうと思いましてね。やっぱりありました。多くの人が谷川さんの詩に触れているでしょう。

人それぞれ、印象に残る刻まれた谷川さんの詩があるだろうな、と思ったりします。私もありますが、、、今回読み直しでは、「空に小鳥がいなくなった日」がやっぱり強く印象に残りました。その詩では<空は静かに涙ながした>、<ヒトは知らずに歌いつづけた>と。

だんだん当方も歳を重ねていくにしたがって、自身が慣れ親しんだ作家、artist、俳優さんの訃報を聞くたびに寂しさも感じる一方、いずれ自分も大きなものに還っていく日がやってくる。それは約束だし悪いことじゃない、とも思います。だからこそ、今を生きよう、って思ったりね。

谷川俊太郎さん、沢山の言葉をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

Category : book 本
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和歌山#10 さんま寿司を頂きました @那智勝浦

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こんにちは。昨日は徳島に出張に行っていましたが、そのまま昨日徳島から東京に移動し、今日は東京出張です。まぁ自宅があるので自宅に帰っているのと同じなのですが。明日大阪に戻り、その後また東京から海外出張に向かいますよ。今週も忙しいですね。

さて、今日も紀伊半島entryの続き、紀伊半島の旅⑥です。この時期の紀伊半島に行ったというなら「さんま寿司」ははずせませんなぁ。H君に今回の旅は「生マグロ」は外せないのだといっていましたけど、(食の)裏目標は「さんま寿司」でした。これを食べずに晩秋の紀伊半島を後にすることなどできません。晩秋から春にかけて、南下してくる親潮に乗って熊野灘にもやってくるサンマは北海道や三陸沖より小ぶりで脂が落ちています。それ故、丸干しやさんま寿司が合うんですよね。それに加えてその時期にはさっぱりとしたアクセントをくれる柑橘類もそろっています。合わないわけがない。

今回頂いたのは、那智勝浦の港町のとあるお店のものです。このさんま寿司を食べる前に訪れた尾鷲の三重県立熊野古道センターの展示でもさんま寿司には紀北と紀南で違いがあるよ、という展示がありましたね。ご当地自慢なのです。私の頂いたのは紀南のものです。頭は落としていましたし、酢で〆ているところは紀北的なテイストもある作り方のさんま寿司でしたが、これが絶品!こんなに美味しいさんま寿司があるの!と思うぐらいでした。漁港から遠い場所に住んでいるとさんまを生で食べるという習慣はないものですが、最近はコールドチェーンもさらに発達して全国で生のさんまを頂くこともできるようになりましたが、、、それでもやっぱり生のさんまは水揚げする港の近くで頂きたいものです。

紀南のさんま寿司の作り方は、尾頭をつけたまま(頭を落とす店もある)、背開きにして骨を取り除き、巻き簾に身の方を上にしてさんまを敷いて、酢飯をのせて巻きます。その際にさんず(橙の果汁)や蜜柑、柚子の川を刻んだり摺ったものを隠し味にします。つけ時間はやや長め。巻き寿司なので、断面は楕円系になります。一方、紀北のさんま寿司は、腹開きにして骨を取り除き、頭を落としています。降り塩をして一昼夜おいて、水洗いで塩抜きして甘酢に浸して漬けます。押し型に身の側を上にしてサンマを敷いて、練からしを薄く塗って酢飯をのせ押し寿司に。押し寿司なので断面は平べったいですね。腹開きなので上から見た時に背の青さが黒っぽく見えます。

おばあさんがお一人で作ってらっしゃるだろう、さんま寿司。このさんま寿司を食べるためだけにまた那智勝浦に行きたくなります。ご馳走様でした。

↓前回の和歌山entry↓
和歌山#9 生まぐろ丼を頂きました @那智勝浦
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3141.html

Category : 近畿
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三重#5 尾鷲神社にお参りして、、、 @尾鷲

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おはようございます。今日は日曜日です。私は月曜の朝一が早いので、出張先へ一足先に移動します。同行するI君も前入りのようですね。

さて、今朝も紀伊半島の旅⑤です。今日も尾鷲の事を書くのですが、、、。三重を近畿に分類するか中部に分類するか、、、これは人によって、そしてそれを聞くタイミングによって随分と答えが変わるでしょうねえ。そこが難しいところ。先日、三重出身者はどう思っているのか?N数1で聞いた極めて個人的な回答では「どっちも。」、、、そうですよねえ。7地方区分では、三重は近畿となっていますけど、実際に三重県北部は中部(東海エリア)との紐帯の方が強いでしょうからその場合は中部の印象です。

そして今回の「尾鷲」。畿内の近く?とはとても思えない場所にあり、言葉も独特のアクセントもあるんですよね(東紀州はアクセントが多様であるということは有名ですが)。より一層他の近畿の府県とは違うなぁ、という印象です。例えば、強調の言葉で、副詞の位置で面白いのがあります。「足がはやい」の「はやい」を強調する「副詞」ならば、「とても・はやい」「ぶち・はやい」「なまら・はやい」「めっちゃ・はやい」「ごっつい・はやい」と、「形容詞」の前につきますけど、尾鷲弁では「はや・きってく」と語尾変化をするらしいのです。むずかしい→「むすかし・きってく」、おいしい(うまい)→「うま・きってく」になります。面白いですねえ。

横道にそれてしまいました。トップの写真は尾鷲神社です。境内に大漁旗が奉納されていてさすが漁師町だなぁという印象です。(大漁旗の写真もあるんですけど、大漁旗って結構名前が入っているので、、、控えておきます。)この神社の創建についてははっきりとした記録が失われてしまっています。その理由は宝永4年(1707年)の宝永地震と安政元年(1854年)の安政南海地震による津波で失われてしまったためだとか。両方、江戸時代の南海トラフ地震です。そうかぁ、南海トラフ地震があるとそのフロントラインですもんねえ。

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尾鷲神社はもうすぐそこに海があります。尾鷲の海は多くの海の幸も運んできますが、災害も引き起こす厳しい自然でもあるんですよね。そのことは忘れないよう正しく記録され将来の備えとしないとね。

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私が子供の頃にはなかった施設も。三重県立熊野古道センター。ここの建物は美しいですねえ。6,500本の尾鷲ひのきを等断面集積木材構造で構築した建物で、見た目も美しいですね。中の展示物も東紀州の熊野古道やその周辺の自然、産業についてコンパクトに解説してくれている施設で無料なのがうれしいところです。熊野古道では熊が出るようで、当該施設で熊鈴を貸してくれるというサービスもやっているようでした。なんとまぁ。熊野信仰と補陀落渡海についても簡潔に触れられていて、やはりこの尾鷲という町は海とそこに迫る山々に囲まれた場所であるということを考えさせてくれる良い施設だと思いました。

さてさて、今日も一日、元気で過ごしましょう。休日が充実していないとね!

Category : 未分類
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三重#4 鯛飯を頂きました @尾鷲

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おはようございます。この週末は関西はあまり天気は曇&雨のようですね。今日は一日曇り空かな。まぁ紅葉を見に行く予定ですので、晴れていて欲しいのはやまやまなのですが。

さて今朝のentryは紀伊半島の旅④です。大台ケ原を楽しんだ後、三重・尾鷲に降りてきました。久しぶりの尾鷲です。大阪からはかなり遠く(直線距離では来れないため)、なかなか来ることはできません。しかし私は尾鷲は初ではなく、子供の頃にも来たことがあります。以前にいとこが尾鷲に住んでいたことがあり、夏休みに尾鷲に滞在したことがあるんですよ。きれいな海の漁師町だということが印象的で、北摂とはいえ尾鷲と比べりゃ都会育ちの私にとって、「ない」ということの豊かさを感じる原体験でしたね。あの頃は、「なんだよぉ、田舎町だなぁ。」って思っていたでしょうけど、ゆっくり流れる「時間」を感じることができる場所でしたね。

写真は尾鷲で買った鯛飯。尾鷲にたどり着いたのが昼と夕の間ぐらいでしたので、丁度小腹が空いているけど、晩御飯には早すぎる、お店も微妙に開いていないという時間帯でした。直売センターのようなところで売られていたで鯛飯を頂きました。鯛飯は全国にありますけど、やはり愛媛・宇和島のが頭一つ出て有名なような気がします。郷土料理としてのPRが上手なんだろうなと思いますね。

で、この鯛飯も冷めていても美味しかったですよ。写真を見てもわかるように、炊いてから時間がたってふやふやでしょ?でもね。やっぱりこういう炊き込みご飯は、冷めても美味しいですよねえ。勿論、出来立ては絶品でしょうけど、冷めた炊き込みご飯も好物です。特に炊き込みご飯の翌朝の冷めたのが。

Category : 近畿
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