富山#16 みょうが寿司をお昼に @富山市内
おはようございます。12月も後半に差し掛かりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。先週12月11日は、東京から富山に朝から北陸新幹線で移動し、その間もweb面談が入ったりしてバタバタしていました。富山にたどり着いて荷物をdropしようかとhotelの近くまで来たのですが、お昼ご飯で考えていたお店が開いておらず、地場のものを売っているお店で「みょうが寿司」とおにぎりを買って軽いお昼ご飯としました。
今回頂いた「みょうが寿司」も、旧大山町(富山市)の小佐波地区で採れるみょうがを使った名物として、郷土自慢の一品となっているようです。みょうがの鮮やかな赤色としゃくしゃくの食感がたまらなくあっという間に2つ食べてしまいました。
笹の葉に包まれたこのスタイル、鱒寿司と同じですよね。この笹の葉に包まれたみょうが寿司が出てきたのは新しいようで、もともとは講や祭などのハレの料理として、炊きたてのご飯で酢飯を作り、みょうがと鱒のほぐし身を混ぜて、それを茶碗によそっていただく「混ぜ飯」のスタイルなのだそうです。こちらは家で作ってみたいですねえ。茗荷の旬の頃、8月から10月頃に頂くものが香りもフレッシュでいいでしょうね。旬の時期以外は酢漬けや味噌漬けのものを用いられることもあるそうです。味噌漬けが食べてみたい、、、。
茗荷といえば、古くから食されてきた食材(まあ多くの食材がそうでしょうけど)、7Cの長屋王邸跡の木簡には醤津名我(みょうがの醤漬けか)が見られますし、延喜式にも記載がありますので、少なくともその頃からは食すようになっていたことが推測されます。
ご馳走様でした。