2016年09月26日 お金では買えない不動産 おはようございます。 台風の影響で どんよりした天気の沖縄です。 さて 先日あるお客様から ご相談がありました。 知り合いが所有している土地で 関係者の所在が 分からなくなってしまっている土地がある、 と言うものでした。 その土地の名義人は 既に亡くなっていますが、 その身内も 亡くなっていたり 県外に引っ越していたりで 所在が分からないそうです。 だからと言って 土地は放っておくと 草ボーボー(草がいっぱい生えた状態のこと)になり そこがハブの隠れ家になったりすると 近所の迷惑になります。 ですので そのお客様が 何十年に渡って 定期的に草刈りをしているそうです。 しかし このお客様も歳を取り いよいよ管理も難しくなって来たので この土地の今後の扱いについて そろそろ整理しておきたいといのが 今回の主旨です。 土地の名義を変更したり 土地を売却したりも 考えていらっしゃいます。 しかし 不動産は名義人の権利が 圧倒的に強いので いくら管理をして来たからと言って 勝手に名義を変更したり 売却したりは出来ません。 それらの手続きをするためには その土地を相続する権利のある人を 探し当てるしかありません。 その旨をお伝えしました。 何十年も 土地の管理をしてきたお客様は それだけ貢献して来たという自負があり それまでは安易に考えて いらっしゃいましたが 一筋縄では進まないことを 理解頂いたようです。 そして まずは 相続の関係者の 行方を調べることに 注力するそうです。 今は 個人情報の関係で 役所等でも簡単には所在を 調べることは出来ませんが 知人等をたどって 探してみるそうです。 この土地が 再び息を吹き返すよう しばらくお手伝いすることになりそうです。 コメント(0) Tweet