2024年05月22日

カズ、鈴鹿に復帰?

現在、ポルトガルサッカー2部(リーガ・ポルトガル2)のUDオリヴェイレンセに期限付き移籍している三浦知良選手今年(2023~2024シーズン)は、ケガで満足な活躍ができないまま終了したことを明かしていました(6試合出場しただけらしい)。

ところで、三浦選手がポルトガルの2部に行った経緯なんですけど、移籍先のUDオリヴェイレンセは元々所属していた横浜FCと同じ親会社になる小野寺グループだったんですね。それ以前に期限付き移籍で移っていたJFLの鈴鹿ポイントゲッターズ(現在のアトレチコ鈴鹿)は三浦泰年元監督のパワハラ問題やチームの八百長問題など運営面での問題がクローズアップされ、J3ライセンスを取り消されてしまうところにまで至っていました新スタジアム建設も結果的に立ち消えになり、散々だった時期とも言えます。


そんな三浦選手の気になるところは、去就先になるでしょうね。本人は、UDオリヴェイレンセには残れないようなことを述べているので、そうなると日本に帰ってくることが選択肢の第一になると思われます(ただ、東南アジアなどの選択肢が無いわけではない)。複数の関係者の証言によれば、国内復帰が確実とのことらしいです。
「たくさん選択肢があるわけではない。自分の中に決める条件はある」と述べていることから、仮に国内復帰となると、鈴鹿になるのではないかという先程の複数の関係者の証言から明らかになっています。


ただ、個人的には鈴鹿に戻るのは、どうなのかなと思っています。というのも、先述の問題が起こった時に、実の兄に対して何も言えなかったことは、チーム内で尾を引くのではないかと思うんですね。今鈴鹿を率いている経営陣もトップは元読売ヴェルディで選手だった方ということなので、三浦選手のこともよく知っていることから、戻りやすい環境ではあるのでしょうけど、選手達がどう思うのかが気掛かりではあります。
しかし、元々所属している横浜FCでプレーできるほど甘くはありません既に57歳の身でJ2を戦い抜くのは、無理というより無謀です。JFLの鈴鹿に復帰となってもスタメン出場は厳しいと思います。
だからといって、JFLより下の地域リーグに行くなんてことは基本的に考えられないと思いますし、J3に行くというのも難しいでしょう(手を上げそうなチームが無いわけではないのでしょうけど)
ただ、JFL復帰を望む声は大きいと思います。一番の理由はJ参入の条件にある2000人以上の動員が見込める点1000万の入場料収入に近付けるからですね。既に鈴鹿との試合が終わっているチームが、もしかすると獲得に動く可能性はあります。選手としてよりも客寄せパンダじゃないのかというツッコミは置いておいて、真面目な話、彼のテクニック・プレースタイル・サッカーへの向き合い方というコーチ的な側面で必要としているチームが無いわけではないと思うので・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)

2023年08月05日

カズが訴えられたって!?

いや違う、正確にはカズがマネジメント契約していた広告代理店だ(ニヤニヤ)。


現在ポルトガルの2部リーグに在籍(横浜FCから期限付き移籍)しているカズこと三浦知良選手。彼がCM契約しているものの一つに、大正製薬の「リポビタンD」をはじめとしたリポビタンシリーズがあります。
大正製薬は、長年カズとのCM契約を広告代理店である株式会社ハットトリック(以下、広告代理店)と結んでいました。そして、その流れでリポビタンシリーズの一つで、錠剤タイプの「リポビタンDX」も・・・と思ったら、広告代理店側が契約書に載ってないからとNGを出したのです。そして、広告代理店はカズをサントリーウェルネスの錠剤タイプの健康食品に出演させることにしました。
そのことで大正製薬は、「リポビタンDX」(錠剤)もリポビタンシリーズの契約上の広告対象となっている点と広告代理店との契約の際に競合禁止規定によりカズが他社の競合製品の広告に出演することは禁止している点で、広告代理店を相手取って訴訟を起こしました
ところが、裁判所は錠剤は契約書の文言に記載されていないことを理由に請求を退けたのです。

この判決に対して、業界の健全な社会常識に反するとして全く納得せず、かつ競合禁止規定に基づいて出演者が競合他社製品に出演しないことを前提に高い契約金を払っているのだから、今回のような判決が出ると、いわゆる信用問題の観点から高額な契約金が払いにくくなると訴え、サントリーウエルネスに対して、今回のような事態を二度と起こさないことを願い、公式リリースを出したそうです。


要は、ビジネスか義理人情かを問う話になっているのですけど、今回の件は、契約書に穴のあった大正製薬が悪いんじゃないのと。仁義に反してライバル会社の広告塔を引き抜こうとするサントリーウエルネスも全く悪いわけではないのですけど、サッカーじゃ『禁断の移籍』(例として、シーズン中のダービーマッチが行われるチームや同カテゴリー間の移籍)なんてものもあるから、広告代理店側はあまり問題視していなかったんじゃないのかなと。

大正製薬に関しては、逆ギレのようにお怒りですけど、今回のことを踏まえて、契約書に穴がないかをしっかり確認の上で、契約書を結ぶことですね。それこそ毎年なり数年おきなりに契約書の更新を行うでしょうから、その時にすり合わせをおこなっておけば、今回のようなことは避けられたんじゃないのかなぁ。
サントリーウエルネスに関しては、ライバル会社の人間を引き抜くことで起こる会社のイメージの加減を知っておくべきでしょうね。状況によっては会社にマイナスになりかねんので、こと慎重に行わないと。でも、ほとんど悪くないと思うので、露骨にやらなければいいと思います。


・・・まぁ、どんなCMが見られるか楽しみだわ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)
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