昨日、愛知県岡崎市に行ってきました。というのも、この日にFCマルヤス岡崎×高知ユナイテッドSCの試合を開催しているマルヤス岡崎龍北スタジアム(岡崎市龍北総合運動場 龍北スタジアム)に行くからです。
この日の試合で、高知が勝てば、栃木シティFCの結果次第では、最終節までもつれ込みます。ただ、引き分けないし負け、あるいは栃木Cが勝つか引き分ければ、その時点で2位確定になります。とりあえず、今回は高知がどんなチームなのかを見ようと思って来たわけです。
ということで、名鉄の東岡崎駅前にやって来ました。建て替え工事に向けて、駅ビルが閉鎖されており、本来の乗り換え方向とは逆の方向に行ってしまった(泣)。
ただ、2030年に完成予定の駅舎が、ちらりと見える看板が撮れただけよしとしよう。
なお、この建て替えに伴い、東岡崎駅名物のバックで出発するバスターミナルも無くなります。
スタジアムに着くと、高知の選手バスが停まっていました。高知から瀬戸内の橋を渡って岡崎まで来たのか・・・。かなりの時間を掛けてやって来たのでしょう。ご苦労様です。
右側がアウェイになった高知、その一角には個人幕などの弾幕が張られていました。
その中には、FC岐阜から期限付き移籍で行った和田侑樹選手の個人幕も。誰かが作ってくれたんでしょうね。
残念ながら、和田選手は移籍後も出場機会に恵まれず、この日の試合もメンツから外れていました。
そして、高知といったら・・・じゃないけど、大漁旗の横断幕がありました。
さて、スタメシ・・・と意気込んではいない(苦笑)。過去、岡崎のスタメシは、それほど多くないことはわかっていたんです(泣)。
そんなこともあって、最初にセレクトしたのは、MOGUMOGU cafeの「福肉焼きそば」(左)と「知多豚ソーセージ」(右)。
「福肉焼きそば」は、やや甘めのソースに青のりの風味が生きている味わいになっていました。ただ、肝心の肉が少なかったのは残念至極。
それを補うかのように買った(爆)「知多豚ソーセージ」ですけど、こちらは香ばしい味わいと少し辛めの味付け(しょっぱいというのが正確か)が、肉のジューシーさを引き立てておりました。
あまり無いスタメシ、もう少し何か欲しいと思って、etcの「自家製からあげ」を買いました。
中は、ごく普通のから揚げですけど・・・。
袋に入っているそれは、結構デカいのよ(苦笑)。8個で1000円なら、1個あたり125円と、3個600円(1個あたり200円)に比べりゃ、まぁまぁオトクか。
こちらは、揚げたてだったのか、結構ジューシーな仕上がりに。醤油の風味も相まって、あっという間に食べてしまった(爆)。
試合はというと、高知はプレッシャーからなのか1年突っ走った疲れからなのか、粗っぽい部分が垣間見えました。気迫とかは伝わってくるんですよ。でも、パスが雑だったり、受け取る側も弾いてしまうような受け方が散見されていたんです。アマチュアリーグならいいでしょうけど、プロならそこは狙われます。取りに行きます。取られちゃうかもしれないですよ。止めて受けるという基本を1年できるようにならないと、プロでやる時はヤバいです。
それでも、前半15分にスローインから受けた球をクロスで上げて、岡崎の守備をかいくぐった高知の選手が頭で飛び込んで先制点を挙げました。
このまま高知としては逃げ切りたかったのですけど、岡崎も食い下がる。双方シュート数は多くなかったものの、岡崎に関しては精度が高いものが飛んできて、あわやゴールとなりかねないシーンが幾度か見られました。そして後半24(69)分、左サイドにボールを展開した岡崎が、中央にクロスを上げ、岡崎の選手も飛び込んだものの間に合わず、高知の守備陣もゴールマウスを防ごうとした中、あわやボールがラインを割るかという時に岡崎の選手が飛び込んできて、角度のない中で放ったシュートがゴールマウス左隅に刺さり、同点になりました。
その後も双方点の入らない膠着状態に陥って、試合終了。これに伴い、高知の2位が確定となりました。
とはいっても、首位に立っていた栃木Cなんですが、カンセキスタジアムとちぎでアトレチコ鈴鹿と戦っていたんですけど、前半で4点取っていた(汗)。その後も点を重ね、6-0の圧勝。この結果、栃木Cが自力で優勝を手繰り寄せ、Jリーグ参入も決めました。そして、高知は2位確定となって、J3・JFL入れ替え戦に挑むこととなりました。その対戦相手は、J3で19位に終わったY.S.C.C.横浜。入れ替え戦のあたりは後日に。
正直、勝負弱いんじゃないかとか思う部分もありましたし、前述の通り、コンディションのせいもあるのか雑で粗い部分も垣間見える。でもスプリントの速さ・飛び出しは目を見張る部分があるので、持ち味を出せれば、上手く転がっていくんじゃないのかなと思っています。
Y.S.C.C.は、決して組織立ってはいないものの、一つのプレーで大きく展開を変えられる力あるチームです。インターセプトが成功した・パスが通った・波状攻撃を仕掛けてきた・同点に追い付いたという本当に単純なことで、展開を変えてしまうのですから、恐ろしいですよ。
高知としては、自分達のサッカーを今一度思い出して、残り少ない時間で、それを再び叩き込み、連携をしっかりと見直して、プロチームに挑んでほしいです。天皇杯で挑むプロチームとは違い、ベストメンバーで挑んできます。ゆえに、軟なことをすれば、あっという間に足をすくわれますよ・・・。