はてなキーワード: 遺言とは
ニュースで、中山美穂さんが残した二十億円の遺産を、息子さんが相続放棄したという話を読んだ。
数字だけ見れば、ちょっとした都市開発プロジェクトが回りだしそうな額だ。
でも、そのお金はすぐに現金化できるわけではなく、大半は売りづらい不動産や、中身のよく分からない資産の束として、どこか宙吊りになっているらしい。
そこに相続税として十億円近い現金を十か月以内に払ってください、と言われる。
その玄関先に、誰も頼んでいない巨大な荷物が、ある日いきなり届いてしまったようなものだ。
開けるか、開けないか。受け取るか、受け取らないか。そのどちらかを選ばなければならない。
相続税というのは、たぶん駅前の横断歩道に引かれた白線みたいなものだ。
そこを渡るとき、人は一度立ち止まり、自分の位置と車の流れを確認する。
もし横断歩道がなければ、車はもっと速く走り、人は「渡れる人だけ勝手に渡ればいい」という無言のルールにさらされることになる。
税金という白いラインは、本当は誰かを懲らしめるためではなく、富の流れがあまりにも勢いを増して暴走しないように、社会全体の速度を少しだけ落とすために引かれている。
少なくとも建前としては、そういう話になっている。
ところが現実の相続となると、その横断歩道はやけに入り組んだ幾何学模様になり、信号機は青と赤を同時に点滅させ、脇では「抜け道はこちらです」と書かれた怪しげな小路が口を開けている。
そうでない人は、正面から正直に渡ろうとして、途中で車列の真ん中に取り残される。
そこに「国家の横暴だ」と叫びたくなる気持ちが生まれるのは、そんなに不思議なことではない。
何も対策をしていない高額の遺産が、うまく処理されずに国庫へすべり込んでいく光景は、たしかに「没収」と呼びたくなる風景をしている。
じゃあ、それを国家の強奪ある、と定義していいのかといえば、そう話を単純にしてしまうのもやはり乱暴だ。
僕らはすでに
「一定規模以上の財産が、ノーチェックで血筋だけを伝っていく社会は、どこかで歪む」
ということを、
歴史のいろんな棚から証拠写真みたいに取り出せる年代に生きている。
努力の蓄積ではなく、
果たして公平感を見いだせるのかどうか。
それを少しだけ弱めるための仕掛けとして、相続税という横断歩道はそこにある。
都市のマンションが、マトリョーシカ人形みたいに、祖父母、両親、子へと入れ子になっていく。
富は特定の階層の間で凝固し、外側にいる人たちは窓ガラス越しにその光景を眺めることになる。
でも、触れてみれば分厚く固い。
相続税のない社会というのは、ときにそういう種類のガラスを静かに厚くしていく。
僕らのいる国では、ガラスを薄くする代わりに、税金という紙やすりで表面を削ろうとしている。
ただ問題は、その紙やすりの扱い方があまり上手とは言えないことだ。
もうひとつ考えたいのは、「そもそも、その遺産は本当に相続されることを前提として準備されていたのか」という点だ。
遺言もなく、遺産の中身もよく分からず、生前に「これをおまえに託す」と語られた記憶もないまま、ある日突然、役所から書類が届く。
「あなたは多額の財産を相続できます。ただし、それに伴ってかなりのリスクも背負います。期限は十か月です」
これはもう、慎ましく暮らしていた人の玄関先に、巨大な冷蔵庫を置いていく悪戯のようなものだ。
その冷蔵庫の電気代やメンテナンス費用のことは、とりあえず誰も教えてくれない。
そう考えると、「極めてカジュアルに相続させる」という現在の仕組み自体に、どこか時代遅れの影が差しているのかもしれない。
本来なら、一定規模を超える遺産については、「家族にどこまで残し、社会にどこまで還元するのか」を、被相続人自身にもっと強く、しつこく問い直すプロセスが必要だったのだろう。
そういう問いかけを組み込まないまま、「法律上は自動的にあなたが引き継ぎます」というレーンに乗せてしまうから、相続人は、受け取るか、全部捨てるか、どちらかしか選べない角に追い詰められる。
本当は、もっとグラデーションがあってもいいはずだ。たとえば、生活基盤にあたる部分まではほぼ無傷で家族に残し、それを超える部分は、税金というかたちでも、寄付でも、公益信託でもいいから、少しずつ社会に溶かしていく。そうすれば、国家が一方的に没収する、というイメージからは距離を置けるし、「何も考えなければ全部子に渡る」という惰性の相続からも、少しだけ離れられるかもしれない。
結局のところ、相続税の是非というより、「遺産というものを、家族と社会のあいだでどう分け合うのか」という設計の問題に近い。
国家が強欲すぎれば、人々はシステムから逃げ出し、抜け道だけが洗練される。
家族主義が強すぎれば、富は血筋の中で濃縮され、社会の床はきしみ始める。
その中間をどこに置くかという問いは、きっと簡単には答えが出ない。
でも、少なくとも「最初から国家の横暴だ」とか「税金こそ絶対の正義だ」とか、そういう簡単なスローガンの外側で、ゆっくり時間をかけて考えるべき問題なのだと思う。
https://togetter.com/li/2674507
これを見て思い出したので書いておく。
ワイのばあちゃんは、膝に人工関節を入れていた。それもかなり初期のもの。
それを60直前で入れて、100超えまで生きたので40年以上使っていた事になる。
手術した当時、人工関節を入れることのできる病院は地元にはなかったので、ある地方都市の先進的な病院にて手術がされた。
そのため、日常的なかかりつけは地元の病院だったが、年に1回、数百キロ離れた病院まで見せに行っていた。
最後の頃は体力的にきつくなっていたが、旅行も兼ねて、途中で温泉に一泊して、3泊4日の日程で通院していた。
そこまで通院していたのは理由があって、人工関節置換が日本でおこなわれるようになった初期の事例で、なおかつ当時から詳細に途切れずに記録が残っている例というのがかなり珍しく、若い頃に入れたために使われている年数が非常に長い、ということもあって、病院側からも強く要望されていたのだった。
そんな祖母が死んだ。診断は「老衰」。昔なら多臓器不全という言い方なのだろうが、当時は「老衰」と書いてくれるようになったころだ。気がつけば15年以上まえになるのか。
祖母の遺体は、本人の遺言と生前の手配の通り、人工関節を入れた病院から迎えが来て、検体として送られることになった。
そういして、40年以上使われた人工関節は取り出され、また周りの様子もキッチリと記録され、さらに通院記録病歴なども完全に提供され、一週間ほどして帰ってきて荼毘に付された。
そのため、祖母が火葬された後は、片足の骨が半分以上なかった。
そのかわり、祖母の情報は、医学論文にされて公開され、世界的にも珍しい貴重な長期観察例として掲載されることになった。
現在でも、多くの論文のリファレンスとして採用され、これを根拠に様々な人に人工関節置換術が施され、多くの人のQOLを向上させている。
もちろん本名は出ていないので、名前が残ったというのはちょっと盛っているわけだが。
一つ言えることは、若い頃に人工関節置換術を決断していなかったら、間違い無くこんなに長生きはできなかっただろうということだ。
一方で、医師は当時、おおよその寿命15年といっていたらしい。その頃にもう一回手術が必要になるかもしれないと。しかし実際には行われず、40年十分に、大事につかって保ったのだった。
病院にかかることに躊躇がなく、ちゃんと記録していて病院の使い方を良く知っていたから長生きが出来たのだと思っている。
ワイもそんな風に生きれたらと思う。たぶん無理だが
そのための遺言ではないんか
法的拘束力を持つかどうか、その品目を相続させる効力があるかどうかって言ってるよな?
飴の評価額が他人の遺留分を犯す範囲で高額でない限り、飴を相続させるという遺言は有効だって結論だろ
無効になるのは他人を遺留分を犯す場合、飴を資産化して相続するか、共同所有にするなどの手法が必要になるわけだよな
他人遺留分を犯さない範囲においては、飴の相続は絶対で拒否権はない(相続人全員が合意する例外は除く)
飴の評価額が低いから自分の不足分の遺留分を請求できることと、飴の相続が有効かどうかは関係ないよ
この場合、飴の相続は有効だが遺留分に足りないから、不足分は請求できるとなるだけ
問題切り分けような
これは評価額が足りてればそして評価が正当ならばって話なので有効かどうかは状況によるの
バカは状況によるとかわかんないからとにかく有効なのか無効なのかはっきりしろお前は知能が足りないのか!とかキレるけど
世の中はバカ向けに作られてないのでごめんね
別で暴れたあほ増田が竹林がどうたら言ってるけど、竹林の評価額は置いておいて、竹林そのものを遺言で指定することは有効(法的拘束力はある)ってことよね
これだけ言えばわかるのになんであんなに暴れるのかわかんね
逆に金が高騰して2000万になりました。計2500万の財産ですってなった場合、遺留分は625万で兄側は125万円分を請求することができるわけやな
この時は弟の金塊分が一部兄に補填されるって意味で、金塊の品目指定が絶対ではないといえるが、兄現金、弟金塊の品目指定は基本的に有効って考えてよさそうやね
あーあ、また金額の話に戻ってきちゃった
まじで馬鹿だなあ
お前は何もわかってないってことが理解できたからもう黙っていいよ
このトラバ遺留分を満足する範囲で特定の品目や土地を遺言として残した場合に、当該者がその品目を拒否れることは可能かどうかしか聞いてない
引き下がるとかは協議合意の話であって遺言が有効か無効かの話じゃないじゃん
売れない竹林を増田にって書いてあって、増田が反対な場合でも強制的に履行できるのか無効なのかを聞いているだけだぞ
あと、あくまで設定だし、両親は健在だし、兄弟も4人だから増田がどうこうって付け加えるのいらないよ
結論から申し上げますと、「法定相続分」と「遺留分」の計算を混同されている部分があります。
まず、大きな誤解を解いておく必要があります。「遺留分 = 法定相続分」ではありません。
法定相続分(目安) 今回のケースでは、おっしゃる通り 母 1/2、兄 1/4、私 1/4 です。
遺留分(最低限の保証) 遺留分は、原則として法定相続分の半分です。
つまり、「遺言で誰かに全額」と書かれていても、あなたが請求(遺留分侵害額請求)して確実に取り戻せるのは、2,500万円ではなく1,250万円までとなります。
「>遺留分の申し出を行えば無効になるということでいいですよね?」 ここが重要なポイントですが、遺言は**「無効」にはなりません。**
今のあなたの考え方は非常にロジカルです。ただ、遺留分は「法定相続分の半分」であること、そして遺言がある場合は「遺留分」までしか法的に強制できないことを念頭に置くと、より正確な戦略が立てられるはずです。 anond:20260310101223
父が死にました。遺産相続人は上記3名以外はいないものとします
父の財産
家2000万円、土地3000万円、株4000万円、現金1000万円の計1億円とします
法定相続割合は母1/2、兄1/4、増田1/4でいいですよね?
この場合、母は5000万円、兄弟はそれぞれ2500万円の遺留分があるということになりますね?
ここで父の遺言として兄に全額や母に全額と書いたとしても、遺留分の申し出を行えば無効になるということでいいですよね?
申し出を行って遺産分割協議により、母は家と土地で5000万円、兄は1000万円の株と500万の現金、増田は3000万円の株と500万の現金とする。などは可能ですよね?
申し出れば法定相続分はもらえるのになぜ揉めるのかが分からない
みんな遺留分を知らないってこと?
※遺留分は法定相続分の半分らしいね。法定分貰えなくても半分って決まってるならそれで揉めなきゃいいじゃん。それが遺言書ってことでしょ
はー、バカバカしい。
今日も当直明けのボロボロの頭で、お前ら底辺の命を救ってきたわ。
改めて計算したんだけどさ、俺、年間で2000万円も税金払ってるんだわ。
これ、お前らみたいな「住民税非課税世帯」とか「年収300万のボリューム層」が何人集まったら届く額か計算したことある?
俺一人が必死にオペして、当直して、QOL削って納めた金が、お前らのガキの無料給食とか、毎日公園で暇つぶしてるジジババの医療費に消えてるわけ。
正直、感謝されるならまだしも、ネットじゃ「金持ちからもっと取れ」だの「医師免許は独占権益」だの、よくもまあ吠えられるよな。
笑えるのが、これだけ払っても俺が受けられるサービス、お前らと全く一緒。
いや、むしろお前ら以下だわ。
所得制限のせいで、俺の子供は児童手当すらカット。高校無償化? 鼻で笑っちゃうね。
俺の納めた2000万で、隣の「自分より低年収の家族」の子供がタダで学校行ってるのを眺める気分、お前らにわかる?
これ、もはや「社会貢献」じゃなくて、ただの「略奪」だろ。
「嫌なら医者やめろ」って?
いいよ、俺らみたいな高額納税者が一斉に日本見捨てて海外行ったら、この国マジで終わるぞ?
お前らのインフラ、誰が支えると思ってんの?
「公共の精神」なんて、搾取する側が都合よく作った幻想に過ぎない。
お前らは俺のことを「特権階級」だと思って叩くんだろうけど、現実は逆。
俺は、お前らっていう巨大な「フリーライダー」たちを背負わされてる奴隷なんだわ。
それをどこの誰かも知らん奴の社会保障のためにドブに捨て続けてる。
弱者が強者のポケットから合法的に金を盗むための、最高の免罪符だ。
もうさ、納税額に応じて選挙の票数変えるか、役所の窓口に「納税者様専用レーン」くらい作れよ。
それか、俺が診察室に入った瞬間、お前ら全員三下り半の礼でもしたらどうだ?
お前らの命を繋いでるのは、神様じゃなくて、俺が納めてる「2000万円」なんだから。
あーあ、明日のオペもやる気出ねーわ。