はてなキーワード: 君の名は。とは
AIの返答、まとめ
新海誠と脚本家(&プロデューサー)の関係を簡単にまとめると、
| 作品 | 脚本クレジット | 実際の関係性 |
| ----------------------- | --------------------- | -------------- |
| 『秒速5センチメートル』まで | 新海誠(一人) | 完全に独りで書いてる。感情過多、説明過多、キャラが自分の分身すぎる。 |
| 『星を追う子ども』 | 新海誠 | まだ一人。宮崎駿オマージュやりすぎて迷走。 |
| 『言の葉の庭』 | 新海誠 | 一人で書いてるが、尺が短いおかげで破綻しなかった(=被害最小)。 |
| 『君の名は。』 | 新海誠 | **実質的に川村元気が大幅改稿** ・入れ替わり当初のエロ描写全部カット ・瀧の「自分勝手すぎる性格」を意図的に残す ・三葉の父親との和解シーン追加 など |
| 『天気の子』 | 新海誠 | 川村元気がさらに深く介入 ・当初のラストは「陽菜が死んだまま」だったらしい → 川村が「それは観客が許さない」と全力で反対→現在の「代償を払ってでも救う」ラストに変更 |
| 『すずめの戸締まり』 | 新海誠 | 川村+東宝+チーム全員で「新海の暴走」を徹底監視 ・当初はもっと暗い結末だった ・鈴芽の母親の死を「観客が受け入れられる範囲」に調整 ・草太の椅子化を「笑えるレベル」にまで薄めている |
1. **「新海誠がやりたがる暗すぎる展開」を全力で止める
→ 新海は基本的に「悲劇で終わらせたい」人。でもそれやると大コケする。
→ 新海は自分の感情をキャラに喋らせたがる。川村が「それはナレーションでいいよね?」と9割カット。
3. **観客が置いてけぼりになる展開を潰す
→ 「説明不足でカッコいい」は新海の好物だが、川村は「最低限ここは説明して」と強制。
→ 新海誠単独だと99%バッドエンドで終わる。川村が「いやダメです、希望をください」と毎回言ってる。
## 結果
新海誠は今、**「自分のやりたいことの7割は封印されて、残り3割だけ出させてもらってる」**状態。
でもそのおかげで、
という“奇跡”が起きてる。
| 細田守 | 新海誠(2016年以降) | |
| ---------------------- | ---------------------------- | ------------------------------- |
| 脚本の暴走 | 誰も止められない | 川村元気が全力で止める |
| 自分の暗部 | そのまま全部出す | 7割封印される |
| 観客への配慮 | ほぼゼロ | 強制的に入れさせられる |
| 結果 | どんどん評価が下がる | どんどん評価が上がる |
新海誠も内心では「もっと暗くしたかった…」って絶対思ってるはずだけど、
細田守には、残念ながらそういう“檻”がない。
映画興行収入ランキング https://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/
興行収入が大きいほど、の率が高いことがわかる。
君の名は until_2016-08-29 since_2016-08-26 - 検索 X
公開が2016年8月26日からだから公開後3日間くらいを指定してみた。
まず最初に思うのは、いまみたいなバズ狙いの過剰な言葉を並べた感想ツイートがほとんどないこと。アカウントが既に消えているだけかもしれないが。
RT数が多いツイートがぜんぜんない。ほんとにただのつぶやきみたいなのばかりだ。
オタクの様子見のつぶやきが多くて、「なんか評判が良いらしい」という空気だけがふんわり漂っている感じ。
その実、公開後3日間で、動員96万人、興行収入12.8億円のヒットスタートになったわけなのだが、公開直後のTwitterはわりと冷静だったんだな。
当時も言われていたみたいだが、ネットで可視化されていない層にめちゃくちゃウケたのだろう、と。
見に行った層がみんなTwitterやってなかったってことかねぇ?
あれ?2016年のTwitterってまだ今みたいな地獄じゃなかったんだっけ?変わったのってコロナ禍ぐらいだったっけかなぁ。東日本大震災後にはもう地獄だった気もするけど・・・。
| タイトル | 興行収入(億円) | 公開年 |
| 借りぐらしのアリエッティ | 92.6 | 2010年 |
| ONE PIECE FILM Z | 68.7 | 2012年 |
| ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q | 53 | 2012年 |
| 風立ちぬ | 120.2 | 2013年 |
| STAND BY ME ドラえもん | 83.8 | 2014年 |
| 映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン! | 78 | 2014年 |
| バケモノの子 | 58.5 | 2015年 |
| 映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン! | 55.3 | 2015年 |
| 君の名は。 | 251.7 | 2016年 |
| 名探偵コナン 純黒の悪夢 | 63.3 | 2016年 |
| ONE PIECE FILM GOLD | 51.8 | 2016年 |
| 名探偵コナン から紅の恋歌 | 68.9 | 2017年 |
| 名探偵コナン ゼロの執行人 | 91.8 | 2018年 |
| 映画ドラえもん のび太の宝島 | 53.7 | 2018年 |
| 天気の子 | 142.3 | 2019年 |
| 名探偵コナン 紺青の拳 | 93.7 | 2019年 |
| ONE PIECE STAMPEDE | 55.5 | 2019年 |
| 映画ドラえもん のび太の月面探査記 | 50.2 | 2019年 |
| 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 407.5 | 2020年 |
| 劇場版 呪術廻戦 0 | 138 | 2021年 |
| シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 | 102.8 | 2021年 |
| 名探偵コナン 緋色の弾丸 | 76.5 | 2021年 |
| 竜とそばかすの姫 | 66 | 2021年 |
| ONE PIECE FILM RED | 203.3 | 2022年 |
| THE FIRST SLAM DUNK | 164.8 | 2022年 |
| すずめの戸締まり | 149.4 | 2022年 |
| 名探偵コナン ハロウィンの花嫁 | 97.8 | 2022年 |
| 名探偵コナン 黒鉄の魚影 | 138.8 | 2023年 |
| 君たちはどう生きるか | 94 | 2023年 |
| 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White | 63.2 | 2023年 |
| 名探偵コナン 100万ドルの五稜星 | 158 | 2024年 |
| 劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 | 116.4 | 2024年 |
| 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM | 53.8 | 2024年 |
| 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 | 367.7 | 2025年 |
| 名探偵コナン 隻眼の残像 | 146.7 | 2025年 |
| 劇場版 チェンソーマン レゼ篇 | 57 | 2025年 |
https://special.dmm.co.jp/fanza/feed/news/fanza-report-2024-doujin
https://www.dlsite.com/modpub/lp/maniax/dlsite-nation-survey-result/
NTRだとかBSSだとかというジャンルは、冷静に考えてみるとかなり不思議なR18コンテンツのジャンルだ。自分がその立場に立つとどう考えても辛い。
どう考えても辛いのにめっちゃ人気なのは、R18というものを考えると不思議だ。R18コンテンツは要するに抜くためのもので、ストレートに性的に興奮できるかどうかが最も大事だ。なのに深いコンテクストでしかも主人公の立場に立ってみるとこれ以上にないバッドエンドだ。
と考えてみて、これらのジャンルに目を通してなんとなく自分の中でエビデンスレスだがなんか納得できる説明が得られたのでチラシの裏として書き留めておく。
このジャンルは2つの属性の人間をターゲットに捉えていると思う。
1. 自分のモノが強いものに奪われる、何もできない自分という構造が好きなある種類のマゾヒスト
3. コンテンツ消費する際に主人公に感情移入する以外の消費方法を持っている
1はシンプルだ。おそらくNTRが好きな人の人物像としてぱっと思い浮かぶ人物像だろう。多くの人にとって「理解はできないが、まぁそういう人もいるよね」みたいな感覚。意外にそういう人めっちゃ多いな、なんか不思議だ、という感想になるだろう。
2は感傷マゾという複雑なコンプレックス(頭痛が痛い、かわいい美少女的表現)を持つ人の
感傷マゾという言葉は https://note.com/kansyo_maso/n/n365a0a449a89 を参照
2019以前からこの概念は囁かれていた気がするが、概ねこのブログが(すでに死語になりつつある気がするが)現在流通している感傷マゾの定義だろう。
僕の理解だと、感傷マゾは概ね新海誠が好きだが、君の名は。だけははっきりと拒絶しているイメージがある。大体これだけでどういう種類の人種かはわかるんじゃないだろうか。
失った青春に対する幻想と奪われる好きな人(あるいは付き合っているパートナー)という想像は、彼らに解像度の高いストーリーを提供できる。
3は、要はストーリーを見るときに主人公も登場人物の一人として処理し、自分の目は神の目的なポジションを保つ人間。
この手の人間は別に自分の体験としてNTRやBSSを需要していない。シンプルに女性が間男、あるいはいきなり登場した積極的に女性に迫る軽薄な男に、ある過程を経て徐々に身体的に、あるいは心理的に絆され落ちていく過程にエロティシズムを感じているのだろう。
あるいは、自由に登場人物の目線を移動させて間男目線に立って「寝取っている感」を味わっている。
僕はこの3番の人間が多いのではないかと考えている。僕自身、調べてコンテンツを消費していく中で、普通にハマったんだけれど、おそらく3番の人間だからだろうと考えている。別の人間を考えてちょっと抵抗していたり、何かしら高値の花として機能している属性が、身体的に、あるいは心理的にほぐれていく過程が良いのだろうなと思った。
だから、DLsiteのような賛否両論が強くなるんじゃないかなと。
主人公に心情移入する人は特殊な性癖じゃないと消費に至らないどころか理解できない。一方でどの視点で見るか自由な人間はシンプルにコンテンツの美味しいところだけを吸って消費できる
特殊な性癖向けに、例えば女性の属性が強くなったり、ストーリーが少し重たくなるという先鋭化をしていくと、3番の人間は視点が自由なのでより効率的に語られるNTRに対する衝撃の強さをそのままエロさに還元できてしまうので、コンテンツとして魅力が増す。
多くの人がNTR好きな人の勘違いに対して、別の人がちゃんと利益を得ている擬似相関のような関係できっとジャンルとして多くの人に受容され、売れるからこそコンテンツが増え、よりコンテンツが成長しているのではないだろう。
この手の構造分析をしている人はいっぱいいるだろうし、僕の意見が間違っている可能性もかなり高いが、僕の中でこの論は納得がいった。そして僕はまたFANZAでコンテンツをポチるのだった。
女子ウケってのが爆発させるにはすごく大事なんだけどじゃあどうやってさせるかってところで、
男の人には理解し難い事だがまず推しを選べるというキャラ関係を作るのがすごく大事なんですね。ニセコイとかおそ松さんみたいにどれかしらのキャラが自分の好みだという選べる環境を作るのが楽な手です。
例えば柱ってのが鬼滅だと出てくるけど何人かの立場が対等な性格の異なるキャラ達。立場が対等ってのが実はすごく大事なんだけどそれが何故かって言うとこの中から選べるっていうのを見てる人に刷り込ませることができるからなのだ。あとは各キャラにイメージカラーとなり得る属性をつけるのも有効な手段ですに。ポケモンのジムリーダーとかラブライブとかおそ松さんとか思い浮かべてもらうとイメージしやすいかなと
そしてここが男の1番理解できない部分。本家「原作」は大したものじゃなくていいんですよ。なぜかと言うと女性は勝手に自分好みのストーリーを妄想してくれるからです。なにかが起きそうな設定だけでいいんです。その妄想はSNSで発信かつシェアされて自然と作品を宣伝してくれます。
んでその後は君の名は。現象ですよ。面白いかどうかは関係なくすげぇはやってるやつがあるからちょっと覗いてみようってことで分母が爆発的に増えるのでそりゃいいねの数も増えますわと
つまんないという人も沢山いますがそレがどうしたどっこいしょってことで今に至ります。
女子に爆発的な大ヒットして男子はポカン…としてるような温度差がある作品が何故生まれるのか?
という長年解けなかった疑問の答えが見つかったようで凄いスッキリした…
原作者よりむしろ二次創作者を尊敬して神と崇めてるのもこれが理由かー…ってしっくり来た
いやまあ、実際の所どうなのかは知らないけどね
踊る大捜査線2が173.5億のため、それを超えてTOP10に食い込む
| 順位 | 作品タイトル | 配給会社 | 興収 | 公開日 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 | 東宝/アニプレックス | 407.5 | 2020/10/16 |
| 2 | 千と千尋の神隠し | 東宝 | 316.8 | 2001/07/20 |
| 3 | タイタニック | FOX | 277.7 | 1997/12/20 |
| 4 | アナと雪の女王 | ディズニー | 255.0 | 2014/03/14 |
| 5 | 君の名は。 | 東宝 | 251.7 | 2016/08/26 |
| 6 | ONE PIECE FILM RED | 東映 | 203.4 | 2022/08/06 |
| 7 | ハリー・ポッターと賢者の石 | ワーナー | 203.0 | 2001/12/01 |
| 8 | もののけ姫 | 東宝 | 201.8 | 1997/07/12 |
| 9 | ハウルの動く城 | 東宝 | 196.0 | 2004/11/20 |
| 10 | 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 | 東宝/アニプレックス | 176.4 | 2025/07/18 |
君の名は。って秒速5センチメートルの続編だったんだな
というか第4話「君の名は。」って感じ
秒速5センチメートルも君の名は。も距離と男女をテーマにした物語だった
第3話「秒速5センチメートル」は1話2話の要素を合わせ込んだエピローグ
それぞれの次元で距離が離れてしまった男女の物語を新海誠は描いていたんだな
なかなか面白いと思った
考えてみたら天気の子もすずめの戸締まりも離れ離れになる男女の物語だし全部一緒だな
ただ、物理(空間)・精神・時間という対になる概念で実験してる感じが天気の子とかとは違う感じがするな
まぁ天気の子とすずめの戸締まりも言ってしまえば天と地で対になってるか
実写版もこの勢いで観ようかな
以上、で終わりたいところだが、以下蛇足。
「君の名は。」という映画では、分裂した彗星が、何の事前注意喚起もなく某所に落ち、町が一つ消えてなくなるという大惨事展開が描かれるが、あんなことが現代日本に起こり得るだろうか。答えは「否」だ。
当たり前だが、地球に飛来する可能性がある隕石類は事前に観測され、衝突の危険性があれば事前に注意喚起される。あの世界ではそうした観測機能が何らかの事態により壊滅しているのであれば話は別だが、どうもそういうことはなさそうだ。
舞台が現代日本である以上、これはガバ設定と言わざるを得ないが、このことをもって「『君の名は。』はガバ設定www」という主張が広く説得力を持つかというと、これも答えは「否」である。
なぜかというと、同作は入れ替わりと、それに伴う時系列のズレ、キャラ同士の関係性のドラマに求心力があり、上記ガバはストーリー上、重箱の隅的な些細なことと捉えられるからだ。
じゃあ、さっきの型にそれぞれ会話例をつけてみるね。
---
「お、いい時計つけてんじゃん」
「昔、写真館やっててね…」
「めっちゃ詳しいっすよ。フィルムとか現像も自分でやってたらしい」
→ 時計 → 祖父 → 写真館 → カメラと話題がスムーズに流れる
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「暑いよな~」
「日陰入っても暑いし」
「風もぬるいしな」
「アイス食いたいわ」
「それな!」
→ 内容が特に発展しないが、気持ちが共有されることで満足感が得られる
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「〇〇くん、休み何してんの?」
「へえ、何観たん?」
「え、私も!〇〇さんも観てたよね?」
「うん、あれ泣いたわ~」
→ 司会役が次々と人を巻き込みつつ、話題をつなぐ
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会話というより"ネタ"を披露し、周囲が笑いを入れて盛り上げる。
「でな、信号待ちの時とか地面見てるから、アリの列ばっか気になるんよ」
「それ完全に虫目線やん!」
→ 一人がボケ、もう一人がツッコミ役を担いながら"場"を楽しませる
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「なになに?」
「乗った電車が逆方向でさ、次の駅で降りようと思ったら、なんか急行でさ、10分くらい停まらんくて」
「あるある!」
「それで着いた駅がめっちゃ田舎でさ、駅員さんもおらんくて、次の電車1時間待ちやってん…」
「最悪やん…」
→ 話し手のリズムが重要。興味を引けないと退屈になるリスクあり
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短くサクッと完結する一言会話。
「ちょっと聞いて」
「なに?」
「さっきファミマで買った唐揚げ、家帰ったらレジ袋に入ってなかった」
「うわ、つら…」
→ 会話は短いが、その場の空気を変えたり、次の話題のきっかけになる
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次々と質問を重ねて話を広げる。
「あー、キャンプですかね」
「へえ、どこ行ったん?」
「この前は山梨の方に行きました」
「装備とか揃えた?」
「基本ソロですね」
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「へえ~」
「わあ、うまそう」
「最高やん!」
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「あ、知ってる!〇〇ってとこでしょ?」
「でも混んでるらしいよ」
「やっぱ並ぶんかー」
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「いや、Androidの方がカスタマイズできるから便利でしょ」
「それはあるけど、バッテリー持ちとか考えたらAndroidやで」
---
「この前、駅で面白いおじさんに遭遇してさ」
「お、どんな人?」
「なんか傘を剣みたいに持って『我は剣士なり!』って言ってたんよ」
「いや、やばいやつやん!」
「でもその後、雨降り始めたら普通に傘さして帰ってた」
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これ、型を組み合わせると意外と応用が効きそうやね。
相手の主張に対して、論理的に矛盾や誤りを指摘し、反論を展開する型。ディベートやネットの議論に見られがち。
「いや、それは極端やろ。カルシウムも豊富やし、筋肉の修復にも役立つし」
「それは"一部の人"の話やろ?ほとんどの人には栄養源として有効やん」
「うーん…まあ確かに」
→ ポイントは「ただ相手を言い負かす」のではなく、「相手が納得できる理屈」を提示すること。
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話題のきっかけを提供する役回り。ボケやツッコミの前段階として機能する。
「どんな?」
「え、麺がデジタルとか?」
「食べられへんやん!」
→ 話の本筋よりも「話題の種」をまくのが役目。ボケやツッコミが自然に発生するように流れをつくるのがカギ。
---
会社の周りにはチェーンの牛丼屋やラーメン屋が立ち並んでいるんだけど、そういうのはもう飽きた。せっかくなら誰も知らないような穴場を見つけて「ここ、美味いんだよ」とか言ってみたい。そんな野望を胸に日々彷徨っていた結果、最近通い始めたのが居酒屋のランチ営業。
夜は普通の居酒屋なんだけど、昼は定食屋みたいになっている。味は普通に悪くないし、何より空いているのが良い。混んでいる店はそれだけでストレスになるし、昼休憩なんて限られた時間しかないんだから、さっと食べてさっと帰れる方がありがたい。
今日もその居酒屋に足を運んだんだ。店内に入ると、寒いせいもあってか予想通り誰もいない。でもすぐあとにおっさん一人が入って来た。サラリーマン風のどこにでもいる普通のおっさんだ。
おっさんも席につき、店員が注文を取りに来る。俺はA定食を注文して、客が少ないからか店員さんはそのままおっさんの方にも注文を取りにいってて、おっさんはB定食を注文したようだった。
でも目の前に置かれたのはB定食。
え?と思っておっさんの方を見ると、おっさんの前にはA定食が置かれている。
目が合う。
「……」
「……」
いやいや、そんなことある?まさかの君の名は。現象。おっさんも俺も一瞬フリーズして、ちらちらとお互いの定食を見比べる。そしてどちらからともなく立ち上がり、無言のまま定食を手に取った。
店員さんは奥に引っ込んでしまっているし、大声を出すほどのことでもない。こういう時、人間は言葉を交わさなくても通じ合うものがあるらしい。俺とおっさんは無言で席を移動し、無言で定食を交換した。
たったこれだけのことなのなんだけど結構ドキドキした。普段の生活の中で、こういう体験って滅多にないし。おっさんもなんとなく気恥ずかしそうな表情を浮かべていた。