「猟師」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 猟師とは

2025-10-31

anond:20251031171502

ガバメントハンターに反対してるのも高齢猟師だし、20年くらいしないと無理じゃね

anond:20251031174911

元増田です。自分公務員への狩猟許可はあって然るべきと思います。ただし、法を改正し、公務員から適正のあるものを選び、教育を施して実用にいたるまでには、最低でも5年はかかると考えます猟師公務員登用が、カリキュラム作成へつながると期待はしています

そして、公務員は急に増やせないし、急に減らすことも難しいという問題があります地方公務員だと管轄問題も発生します。急に現場に駆けつけて、熊だけ退治して去っていく。これができるのは現状で民間猟師しかいません。まずは民間猟師の参入を増やし、ノウハウ継承を優先すべきと思います。熊を狩る能力自体が失われつつあるためです。

民間クマ撃ち養成支援すべき[訂正3]

前提

人口減少社会森林面積は増大しており、熊の人里への進出は止め難い。

しばらくは、我々は捕食対象として襲われ続けるだろう。

熊は人のつくる農作物果物の味をおぼえると、ドングリ食に戻れなくなる。

肉の味を覚えて完全肉食と生態を変えた個体確認されている。

熊は、高度の知的能力適応能力を有した生物であり、手強い競争相手

人に慣れ街に出る「都会っ子」の熊は、不可逆な変化・成長を遂げたとみるべきだ。

公的対処

現行法下では対処法は限定されている。

自衛隊有効銃火器使用禁止され、多勢を持って熊を威圧するために出動した。

罠を仕掛けるのに必要時間マンパワーを稼ぐためだ。

弓や槍の携帯も許されない、圧倒的に不利なフィールドだ。

300年前、「生類憐みの令」が猟銃を取り上げた時も、長槍兵が囲んで討伐していた。[訂正1]

から、熊と対峙する人間に対して、これほど貧弱な装備で派遣するのは古今に例がない。

縄文人よりも不利な条件なのだ

ただ、自衛隊銃火器を持っていたとしても、退治できるかは怪しい。

体力と精神力という資質の部分が大きなウェイトを占めている。

警察自衛隊クマを撃てる人間養成するためには、選抜し、教育しないといけない。

それには時間金もかかり、予算必要だ。[訂正3]

クマ撃ちを育てるまで

猟師クマ対峙して有効武器は猟銃のみ[後注、誤記2本文ではライフル銃のこと]。

猟銃の許可を取るためには、散弾銃許可を得てから基本的10年の要件期間を必要とする。

散弾銃は貫通力が弱く、熊の皮膚を抉るにとどまる。

クマ撃ちができるまでには、一般的には数年の経験必要

複数猟師指導し狩りに同行させて経験を積み、山を知り熊を知り対峙可能になるまでに三年。

高度の体力と精神力という資質と、正しい指導、そして経験が備わって初めてクマ撃ちが可能になる。

逆に、資質があり罠や散弾銃許可をえていても、猟銃の携帯までは時間がかかる。

提言

自分は、散弾銃所持猟師にも条件付きで猟銃の携帯を認める仕組みにすべきと思う。

猟銃は、先輩猟師が所有して狩の時に徒弟たる猟師に貸し出す形の登録制がよい。

先輩猟師指導員及び身元保証人になるわけだ。

徒弟は猟銃の訓練及び緊急避難の時のみ発砲を許可する。

見習い期間3年で特例による猟銃所有の許可を認めるという感じ。

熊撃ちの技術継承されるためのキャリアパスをつくるべきだ。

もちろん手当の増額なども必要だ。

しばらくは苦しいが、「巻き返し」をしなければ、未来世代負債を残すことになる。

自然保護というお題目のために、自らの子孫の命を危険晒した罪は我々にある。

将来世代へ出来る償いとして、まず自衛可能法制度を整えることが必要だ。

[訂正1]

ソースを見返したところ、誤認があったので訂正する。他にも誤解があるかもしれないので、仮に[訂正1]とする。https://www.wwf.or.jp/activities/opinion/2006.html

https://www.wwf.or.jp/activities/opinion/2005.html

江戸時代の「生類憐みの令」のもとでも、熊の被害が起きた場合藩兵は猟銃の使用限定的に許可されていた。熊以外の殺傷をしないという誓約をしてことに臨んだ。一方、猟師は槍一本を携帯していた。

生類憐みの令により民間の猟銃運用能力伝承は途絶えたようで、民間猟師の猟銃を用いた熊退治が記録されるようになったのは1721年将軍が死亡してから10年余後のことだった。

[誤記2] 銃の区分

本文中、猟銃をライフル銃の意味で用いていた。正しくは、猟に使用可能な銃の総称が猟銃であり、空気銃散弾銃ライフル銃が含まれ概念。一方、江戸時代の銃も猟銃と表記しているが、種類としては火縄銃に相当すると思われる。

そして、今年2025年3月規制されるまで、ハーフライフルという「法律上散弾銃区分されるがライフルに準じた運用可能な銃」が多く運用されていた(一部特例により運用継続地域あり)。ライフル銃の銃身内側には螺旋状の溝があり、弾丸を回転させて射程距離と直進性を高めている。これをライフリングとよぶ。ハーフライフルは、ライフリングを一部省略するなどして散弾銃扱いで運用できるように加工した日本独自の改造銃だ。ほとんどが北海道運用されてきた。

ライフルには及ばないもの、専用スラグ弾を詰めたハーフライフルは100m近くの射程距離がある。「平筒銃」と呼ばれる散弾銃は40-50mで命中精度も低い。

北海道銃砲火薬組合は「ヒグマの走る速さは秒速約16メートル」とし、単弾を用いた平筒銃で50メートル先のヒグマを撃って外した場合は3秒以内、30メートル先だと2秒以内で反撃されると試算。「自身の身を守るためにも新人ハンターハーフライフルは必要」と訴えていた。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASS2245W0S1VIIPE025.html

ハーフライフ規制により新人ハンター経験を積む機会は決定的に減少したと思われる。

[注記3] 公務員への狩猟許可

これについては「時間を要する」と記述したのみで、公務員狩猟可能制度改正を行うことを否定しておらず、むしろ賛成の立場である。。ただし、法を改正し、公務員から適正のあるものを選び、教育を施して実用にいたるまでには、5年は最低でもかかると考える。

公務員は急に増やせないし、急に減らすことも難しい。地方公務員だと管轄問題も発生する。急に現場に駆けつけて、熊だけ退治して去っていく。これが法律上可能なのは現状で民間猟師しかいない。そのため、まずは民間猟師の参入を増やし、ノウハウ継承を途絶えさせないことが大事と考える。育った人材特別公務員として任用する流れがあれば、より望ましい。猟師公務員登用が、カリキュラム作成へつながると期待する。

いま猟師ってブルーオーシャンだと思うけど

上手く立ち回れば死ぬまで出来そう

2025-10-30

anond:20251030080233

このレベル猟師さんは日本に何人残っているのだろうか?

中世代は引退済みだろうから槍の腕だけなら増田トップレベルでは?

anond:20251030165749

最近アーバンベアには通じないらしいよ。

猟師バンバン撃って、無数の熊が殺される様子を目撃した熊だけが声音を恐れるんだって

anond:20251030165541

軍オタ銃オタが好きなのは軍用銃だから、民生の猟銃についての知識結構怪しいひと多い

猟師とかだと講習会で口酸っぱく叩き込まれるんだが、そういう話はつまらからな。ネットじゃ「クマ退治にドローンつかおうぜww」くらいのノリが受ける

熊系の議論見てると「ライフル威力が」「威力が弱い散弾なら」みたいなゲーム知識現実に当てはめるひとが結構いると感じる

そもそもライフル持ってる猟師なんてほとんどいない(ライフル規制が強いので大半は散弾)し、威力が弱い鳥撃ちの散弾でも一キロくらいは飛んでく(逆に重さがあるスラッグ弾なんかの方が飛距離は短い)

もっと言えば猟師という職業現代日本にはなく、ほとんどがジジイ暇つぶしであり、現代の銃規制の厳しさの一端には「コンプラ意識低めのジジイものやらかし」もある(銃所持の手続きでいく講習会実例をあげ死ぬほど言われる奴)というのを忘れがち(というかそもそもしらないんだろう)

そういうのを無視して「クマが出たから」だけで規制を緩くし町中でバカスカ撃てるようにできるわけない。

駆除賛成(というのもあれだが)するにしても

クマが出なくても矢先を確認せず人家にぶち込むアホタレがいる」というのは理解した上で議論すべきだとは思う

熊系の議論見てると「ライフル威力が」「威力が弱い散弾なら」みたいなゲーム知識現実に当てはめるひとが結構いると感じる

そもそもライフル持ってる猟師なんてほとんどいない(ライフル規制が強いので大半は散弾)し、威力が弱い鳥撃ちの散弾でも一キロくらいは飛んでく(逆に重さがあるスラッグ弾なんかの方が飛距離は短い)

もっと言えば猟師という職業現代日本にはなく、ほとんどがジジイ暇つぶしであり、現代の銃規制の厳しさの一端には「コンプラ意識低めのジジイものやらかし」もある(銃所持の手続きでいく講習会実例をあげ死ぬほど言われる奴)というのを忘れがち(というかそもそもしらないんだろう)

そういうのを無視して「クマが出たから」だけで規制を緩くし町中でバカスカ撃てるようにできるわけない。

駆除賛成(というのもあれだが)するにしても

クマが出なくても矢先を確認せず人家にぶち込むアホタレがいる」というのは理解した上で議論すべきだとは思う

熊鍋の思い出

中学生の頃、PTA 会長猟師か何かで、熊を取ったからということで父兄会に振る舞うイベントがあった

その日は土曜日で、偶然部活学校にいたからそのイベントに混ぜて貰えた

それが中々の美味で、今でも忘れられない味になったから、年に数回は熊鍋を出してくれる店に今でも行っている

今年はたくさん熊が出るから、食肉としてもいつもより多めに流通してくれるといいな

anond:20251029153409

父親友達猟師で毎年鹿肉をもらってきてたけど

10年くらい前に亡くなったのでそれ以来食ってねえな

鹿とか熊とか猪とかもっと気軽に食いたい

お取り寄せとか山奥の道の駅とかじゃなくてもっとその辺のスーパーでも買えるようになって欲しい

猟師になったらこっそり食ってもいいとかないか

尻尾だけ提出すりゃいいんだっけ?

熊は人食ってるかもしれないか内臓はそんなに見ないようにしてさあ(健康面はどうなんだろ)

anond:20251030080233

極まった猟師って槍でヒグマ倒せるのか

いやそうだよな過去時代はそうしてたはずだもんな

とは言え古い世代が多く居たはずの昭和30年代でもヒグマに荒らされてるんじゃ人類の外れ値みたいな強さの人じゃないと無理なのか

猟師の孫

「爺ちゃんの傍さ離れんなよ」

孫は聞いているんだか聞いていないのだか「うん!」と答えるが、その辺で拾った良い感じの木の枝を振り回し遊ぶ。木々が生い茂って独特の静寂さを持つ山中を老人とその孫、そして愛犬の五郎は進んでいった。

後年、知ることになるが本州の山林とは違い、ここ北海道の山は本州のそれとは違って非常に視界が悪い。本州の山林のほとんどは林業を営む方々が手入れをし真っ直ぐに樹木は伸びるが、北海道ではその圧倒的な森林面積により人の手が入っていない部分が数多く残り、文字通りの原生林として山の威容を示し、伸び放題となった木々山中を行くあらゆる生命の視界を遮る。

老人とその孫の身なりは帽子、長袖長ズボン長靴、本革製の手袋と手足首を覆う手甲と足甲は老人の妻、即ち孫から見れば祖母の手製だ。ハイキングならばまだしも老人と孫の装備は見るものが見ればひと目で生業特定できる。猟師だ。可能な限り肌の露出を抑え、特に四肢を重点的に防護する見た目は娯楽ではない事を表す。

老人の右手には大鉈、左手には老人の背丈と同じ程度の狩猟槍、肩に猟銃を下げていた。孫は武器らしい武器はほぼ無いが猟に出る際にだけ持たされるマキリと呼ばれる小刀は腰に差されていた。マキリの持ち手には滑り止めを兼ねたフクロウを模した見事な装飾が施されており、この持ち手の作者は孫の目の前を行く祖父である

この日は週のうちに何度も繰り返す山道の整備と捕獲罠の点検だ。祖父は大鉈で不要草木を打ち払いながら進み、樹木の肌やその根本を観察する。昨今の報道でも知られるようにクマ樹木へ爪で傷を付け自身縄張りを主張する。そして熊だけでなく多くの野生動物は排泄をする際に隠れるため木々の近くでする事が多い。

「爺ちゃんコレ!」と孫が樹木を指差す。孫はマーキングを見付けたと祖父へ伝えた。「おぉそうだよく見付けたべなぁ。クマが出っかも知れねぇから気ぃ付けろぉ」と孫を促す。当然ながら孫よりも先に祖父マーキングに気が付いている。しかし孫の"発見"を褒めてくれるのだ。一応の確認として猟犬としてよく訓練された五郎へ目を配り何も反応がない事を知ると前へ進んだ。

いくつかの罠を巡ると、くくり罠に雄のエゾシカが捉えられているのを見付けた。祖父はそっと猟銃と大鉈を地面へ置き、槍を構えてエゾシカへ近付いた。そこそこの歳を重ねているであろうエゾシカはその場へ伏せていたが祖父を視界に収めると立ち上がるものの一切の抵抗を見せない。エゾシカはまさに威風堂々と言った立ち振舞いをし祖父を見つめている。祖父が音もなく踏み込み、首元から深く入るたったの一突きでエゾシカは倒れた。

馬ほどの体格を持つとは言え、素人からするとたか草食動物を容易に倒したように見えるが首元から様々な骨を避けて心臓まで一閃する達人の技だ。

実は昭和30年代に北海道で冷夏が相次いで森が飢饉状態となりエゾシカヒグマキタキツネなど野生動物が人里へ大量に押し寄せる状態となったことがあった。その際に多くの民衆ヒグマに襲われるという事故が頻発し、若き日の老人は槍一本のみで日夜ヒグマを狩り続け、多いときには月に20頭以上、日に3頭ものヒグマを狩った。この若者は周囲の村落で大いに語られる槍の名手として名を馳せた。

その男気を聞きつけて槍を習おうとする男衆に混じり見物に来ていた女性は槍の名手の男に惚れ込んでそのまま押し入り女房となったという。それが孫の祖母である

「奥義は下段」

孫は槍の名手たる祖父から毎日のように槍を習った。槍を習うとは言っても「まだ早い」と言われ穂の無い槍、すなわち単なる長い棒であり来る日も来る日も孫は祖父お手製の"槍"を振った。

祖父は口癖のように「奥義は下段」と言った。漫画の中で見るような敵を大きく吹き飛ばしたり環境破壊を伴う派手な技でない。単に獣へ対して半身を取って穂先を地面すれすれに落とす構えこそが祖父の槍、アイヌの槍の奥義なのだという。

「槍を振った」と前述したが、実のところ槍を振り回すことはお説教を招く動きだった。「振るなァ!突かんかァ!」という祖父の怒号は今でも頭の中で鮮明に響き渡るほど毎度毎度同じ説教を貰った。

「突き引きが遅い!」「力任せに振るな!」「穂先を目線より上げんな!」「下段から何を出来るか考えれェ!」と覚えの悪い孫は何度も何度も同じ説教を受け続けたがコレがまたなかなか上手く出来ないものだった。祖父が用意してくれた的へ次々と素早く当てようとするとどうしても槍を振ってしまうのだ。

後年、孫は祖父の教えの真髄を1つずつ理解するようになってきた。

特徴と言えば祖父の槍、つまりアイヌの槍は内地(本州)の槍よりも短い。前述したが長さは使用者の背丈前後程度。これには理由があり樹木が生い茂る環境内地の槍は振るうこと叶わず、まさに無用の長物となるのであった。内地の槍の長さは人間同士が平地で争うための長さだ。

これが理解できれば"樹木が生い茂る環境で槍は振るうこと叶わず"であり、槍は基本として突かなければならないというのも理解できるようになる。槍を振れば周囲の樹木へ当たる。しかも槍を使っているということは獣とまさに相対している時である森林で槍を振るということは自らの死を招く愚行なのだ

「下段を奥義」とするのも獣と相対した際の死活問題から来ていると今では推測している。半身で構える下段は体当たりしてくる四足の獣の動きへ穂先の反応が遅れたとしても槍の柄が使用者と獣の間に残り、槍の柄で防御へ転じられる。これが上段や中段の構えであれば穂先の反応が遅れた瞬間に獣の一撃を直接身体へ貰うことになるだろう。下段から何が出来るか?攻撃と防御が同時に出来るのである

孫は何度か祖父が槍のみでヒグマを打倒するところを見たことがある。法令上、猟銃が使用できる範囲は限られ、猟銃使用許可のある場所であっても射撃方向に民家があると使用できなかったりするためだ。

遠くへ行ってろ」と言われ祖父から離れるが、ギリギリ祖父を視認できる距離で見ていた。猟犬五郎祖父の指示を受けるまでもなく孫が祖父から離れると護衛のように孫へついて行く。

奥義の下段を忠実に構える祖父の気迫は幼い孫が遠目で見ても物凄く伝わってくる。じりじりとヒグマとの距離を詰め、痺れを切らしたヒグマ祖父体当たりを敢行する。祖父の動きは音がしない破裂音であるパンッと鳴ったと錯覚するような鋭く素早い動きでヒグマ体当たり回避たかと思えば、ヒグマは自ら後ずさりする。祖父の槍の穂先がヒグマの血で赤く染まっていた。

ヒグマの口から鼻先が切り裂かれているようだ。瞬く間に祖父ヒグマから後の先で呼吸を奪った。命のやり取りという極限のストレスの中で呼吸が難しくなるというのは息をする者にとってはかなりの重荷を背負ったことになる。時間が経てば経つほどにその巨体が自らに重くのしかかり、逃げることすら困難にさせる。

体当たりは分が悪いと悟ったヒグマ祖父へ怒涛の勢いで距離を詰め、右前腕での引っ掻きを狙うが右前腕の起こりに合わせ祖父は瞬時に熊の手を下段から貫いた。ヒグマはあまりの激痛からか唸りとも呻きとも取れる声をあげて四足を地へ付く姿勢に戻ろうとするが右前腕は軽く浮かせたままである

三足となったヒグマは再び必死体当たりを敢行するが祖父は素早く真横へ体当たり回避し、三足となり横方向の動きが制限されたヒグマ祖父の動きを視線しか追えず首へ必死の槍を受けた。祖父は力なく地へ沈むヒグマの様子を見ると距離を取り2分3分と下段の構えを解かずヒグマの様子を伺い続けた。

短いようで長い時間が経つと下段の構えを解き、祖父が手を振って終わりだと合図したことを察した孫は祖父へ駆ける。仕留めたヒグマは体調2mを優に超える大物だ。「すごいすごい!」と興奮する孫をよそに祖父はニヤリと意地悪く笑って孫へ「血抜きすんぞ」と告げた。

ヒグマメートル100キロ、2m超のヒグマ200kg以上である。これを老人と幼き孫が気合いで持ち上げ木へ吊るして血抜きするのである祖父との狩猟で最も楽しくないのが大物の血抜きという重労働であり「忘れてた!」と声を出さずともわかる表情を孫は浮かべた。

-----------------

父が「来月から毎日山を見て回るぞ」と言うので幼き日の思い出を書きました。

私が1人でヒグマを獲ったのは二十歳を越えた頃、何かあったときのために祖父が後ろで見守りながらだったという、祖父とは違って槍下手なのですが私程度であっても昨今の情勢で何か社会のお役に立てれば幸いかなと。

では、行ってきます

2025-10-29

anond:20251029151820

熊が増えたかどうかは問題ではなく人里に降りてきて人を食い殺すようになったことだけが問題です。増えても山にこもって人を殺さなければどうでもいいのです。

堅果ドングリ類)の不作・食料不足 — 秋にブナ類などの結実が不作だと、森に食べ物が足りず人里へ下りてくる個体が増える。これが大量出没の大きなトリガーになっている。

狩猟者・狩猟圧の減少 — 全国的猟師狩猟者)が減っており、人為的個体管理捕獲圧)が落ちたことが個体数増加の一因と指摘されている。

里山中山間地域の衰退(過疎化高齢化耕作放棄) — 人間里山管理が弱まり(人の出入りや耕作が減る)、クマが利用できる生息域が拡大したり、人里との境界あいまいになった。

食べやすい作物や放置ゴミなど“人の資源”の利用 — トウモロコシ等の作物・家庭ゴミ放置物が秋の「端境期」に魅力的な餌となり、被害や出没が増えやすい。

気候変動・森林環境の変化 — 気候変動や林業土地利用の変化が樹木の結実パターンや餌資源を変え、間接的に出没傾向に影響している可能性がある(研究・報告で指摘)。

要するに気候変動や森林環境の変化と過疎化が原因なので、人が毎日のように熊に食い殺されるのをどうにかしたければ原因が何であれ射殺するしかありません。

射殺しなければ引き続き食い殺されるのを放置することになります。そうすればさら過疎化が加速し、熊の領域は増えることになるでしょう。馬鹿が。

anond:20251029110632

カラスの鳥害に悩んでいる家では殺したカラス吊るしとくと寄り付かなくなるみたいな対策があるから

※吊るす用の死体猟師に分けてくれと頼む人がいるくらいには信じられてる

熊ぶっ殺してそれ吊るしといたら一定の効果はあるんじゃねぇかと思うよ

anond:20251028120628

昭和時代から見て猟師が1/5に減って、熊の駆除数が減って、熊の個体数が増えたのが現状。

餌が山の恵みだけでは足りなくなれば、人を餌として襲うようになる。←イマココ

人の活動領域を狭めたら、熊の個体数が更に増加する。

今よりも熊の個体数が増えれば、人を襲う熊の個体数も増える。

anond:20251028120628

FIREした人がちがクマfireする猟師になるのがベスト

FIREした人は新しい生きがいを見つけられるし、一般人安全に過ごせるし、クマはおいしいジビエになれるしで三方よし

anond:20251028171757

それな

GHQが来るまでは割とアメリカンな感じでカジュアル武装していたのが日本

この頃の猟師なんて地元の名士(元武家国人衆)の一党で半分州兵みたいなもんだし

戦前まで請願巡査つって有力者の私兵警察身分を与える、これまたアメリカン制度もあった。

大戦GHQ個人から武力を奪うまではそこそこヤンチャな国よ日本

2025-10-28

クマ被害減らすためにシカ狩ろうぜ

クマが町に降りるのは食糧不足

原因は同じ食性のシカが大量繁殖しているか

(長期のシカ増殖は土砂災害リスクに繋がる)

シカ大量繁殖の原因は猟師の減少

(熊が人を恐れなくなった原因の一つでもある)

じゃあ、まずはシカ狩りしつつ猟師育てようぜ←なぜこうならない

anond:20251028122227

田舎暮らしで昔は地元猟師鹿肉を分けてくれることも多かったけど

もう猟師ほとんどおらんし難しそうだな

なんやかんやでちゃんと調整取れてたんだろうな

2025-10-27

anond:20251027113946

猟師は顔の近くで猟銃をかまえて撃つの

クマ人間は顔から攻撃してくるものだと認識してて、人間の顔を警戒している、人間の顔に恐怖しているという説もある

熊が絶滅するのが先か、猟師が誤射で一般人撃ち殺すのが先か

それが問題

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん