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ジェントルメン ぺたぺた団構成員。貧乳を愛しており、♪を崇拝している。
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「三流木萌花は名担当!」の記事における「用語一覧」の解説
三流木出版 (みつるぎしゅっぱん) 萌花の父が社長を務める出版社。売れた本の二番煎じどころか、三番、四番煎じの本を出していたため、経営が傾いている。そのため、萌花の母をはじめ、社員が離れてしまっている。 二刀出版販売株式会社 (にとうしゅっぱんはんばおかぶしきがいしゃ) 通称二刀販。華撫の父の父が社長を務めている日本最大の出版取次会社。 銀河サイキック少女ミライちゃん (ぎんがサイキックしょうじょミライちゃん) 時任零路によるミツルギファイヤー文庫の創刊号として発刊されたライトノベル。輪廻姫が挿絵を担当して、萌花が編集している。萌えるライトノベルをテーマに描かれていて、バトルも含まれている。
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呪い 人が人にかけるもの。対象は人間に限定されないが、その行為の主体は人間である。かつては何の補助もなく呪う技術が存在したが、過去に失われてしまっており、現在の呪いは呪具を使用することによってかけられる。呪いを解消するには、ゆっくりと時間をかけて祈りなどによって解く方法と、より強い呪いをぶつけて打ち消す方法が存在する。 呪症 呪われた人間の身体にできる痣。身体の何処に現れるかはそれぞれ異なる。 神呪 極稀に現れる、生まれつき背負っている呪い。非常に強力であるため風化することがなく、解消するには千人規模の祈りや呪いを必要とする。それぞれの神呪の本質を見抜くことができれば、それに合った呪具を媒介にして、神呪を利用することができる。ただし精神と肉体に大きな負担がかかる。 神 呪いが誰かが誰かにかけるモノである以上、存在するとされる神呪の原因。宗教における神とは違い、単に人じゃない何者かを指す、呪いを扱う者たちの業界用語。 神器 神呪を受けて生まれた人間を指す。神呪の力は強大であるため、その多くが呪いに振り回され不幸な生涯を送る。呪いはより強い呪いに打ち消される関係上、呪いに対して強い耐性を持つ。 否運 神呪のうちの一つ。その本質は確率の支配。確率の呪具を媒介にすれば、指向性を持たせることが出来る。誰にも望まれぬ者が人の上に立ち、数々の惨劇を引き起こした上で死を望まれ、ようやく期待に応えられるのが処刑されるとき…。そんな悲劇にはこの呪いが関わっているとされる。人と関わりさえしなければ、ただ孤独に死んでいくだけで済む。 封神珠 琥珀色の丸石。呪いを集め、周囲への悪影響無しに強力な呪いを作ることができる。この呪いを消費してぶつけることで呪具や神呪を打ち消すことができる。集められる呪いは、人が人にかけた呪いだけであり、人以外にかけられた呪いである神呪は回収できない。また呪具から直接、呪いを吸い出すこともできない。さらに、呪いを集めるには呪いをかけられた対象が心を開いて、同意し、呪症に封神珠を押し当てる必要がある。そのため昏睡を起こす呪いなどは同意が得られないため解呪できない。 緑色の石 呪いに対するカウンター。細かい事象には効果はないが、大きな事象から、事前に持ち主を遠ざけてくれるお守りみたいなもの。持ち主に直接呪いをかけても打ち消してしまう。 呪具 持ち主に呪いの力を与える道具。呪具にはそれぞれ宿った感情があり、願いがある。それに呼応する願いを持ったものが現れた時、呪具はその能力を発揮する。持ち主は呪具に宿った感情と同調する必要があるため、どんどん呪具に宿った感情に引き込まれて、最悪、自我が崩壊する可能性がある。呪いの大元であるため、呪具そのものの呪いが消えれば、その呪具によってかけられた呪いも自然に消える。呪具の発生には、人間一人が死の間際に抱く強さくらいの感情があれば充分であるため、呪いの大きさの違いこそあれど、気付かずに呪われている人は、とても多い。同時にいつの間にか呪いが風化し解消していることも多い。怒りや哀しみ心残りからは負の力を持った呪具が、喜びや希望周りに託すものがあるなら正の力を持った呪具が生まれる。 愚者のダイス 所有者をどんなゲームにでも勝たせるダイスの呪具。ただし、一度使う度にそのイカサマの対価としてちょっとずつ寿命を消費する呪いが持ち主にかかる。否運を利用するための媒介として使用可能。媒介はあくまで神呪を人間の感情の形に合わせる型であるため、このダイスに宿った感情と同調する必要は無い。使用の際に肌に触れさせていればよく、振る必要はない。 理性の境界 革製の腕輪の呪具。悪意、善意、喜怒哀楽、そして愛情、といった感情を溢れさせる呪いをかけることができる。特定個人に向ける感情を暴走させることで間接的に人を操作できる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/21 01:30 UTC 版)
本当の自分(ベクトル) 秘められた才能で階級ごとに分かれている。一番上は究極クラスで康介とミトラの二人しかいない。クラスは神話クラス、王クラス、一般クラスの順になっている。 八広学園(やひろがくえん) 世界各国からベクトルを持った者たちが集まる学園。時には戦争も起きる。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 02:44 UTC 版)
「激辛! 夏風高校カレー部 (いもうと付)」の記事における「用語一覧」の解説
幽霊部員 カレー部における幽霊部員とは、食べるだけで作らない人のこと。 全国高校カレー選手権大会 年に1回、8月~12月にかけて催される、カレーの高校日本一を決める大会。夏風高校、宝蔵院高校はこの大会の常連校。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 15:03 UTC 版)
「悪魔をむにゅむにゅする理由」の記事における「用語一覧」の解説
清条院学院(せいじょういんがくいん) 夢人たちが通う学校。同じ鏡裕之の作品である『魔女にタッチ!』の舞台にもなった。 魔物(まもの) 普段は人間の姿をしているが、夜になると魔物化してしまう。共通して巨乳でグラマーな体形をしている。天使の手によって人間になることができる。 天使の手(てんしのて) 魔物の胸を年齢と同じ数だけ揉むことによって人間にもどすことができる手。 悪魔の手(あくまのて) 魔物の胸を揉むことによって悪魔にすることができる手。契約によって手に入り、揉むと胸が大きくなったり、服従させることが可能になる。ただし、悪魔化に失敗すると、髪型が変わってしまう。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 15:02 UTC 版)
清条院学院(せいじょういんがくいん) 高等部だけでなく、中等部もあり、宗人達が通っている。同じ鏡裕之の作品である『悪魔をむにゅむにゅする理由』の舞台にもなった。 魔女(まじょ) 魔女狩りが行われていた時代を生き延びた子孫。静姫や真由香などが血を受け継いだものの、必ずしも遺伝するものではなく流奈には遺伝していない。共通して巨乳でグラマーな体形をしているが、一生に一度「揉み男」に選ばれた人物に胸をもまれなければ、貧乳になる。 異端審問官(いたんしんもんかん) 魔女に対して「魔女の鉄槌」を下して、魔女でなくして貧乳にしてしまう魔女の敵。代々家系で受け継いでいくが、一生に一度好きな人に一定回数胸を揉ませればやめることができる。しかし、失敗すると一生続けることになる。魔女に対抗するために魔術を会得しているが、甘いものを食べると力を損なう。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:02 UTC 版)
聖剣 勇者が所有する剣。地獄の門を封印するために不可欠とされる。また、魔王や四大魔公を殺すことができる数少ない武器の一つ。 魔力を注ぐことで自由自在に形状や大きさを変えられる。手から離れて一分経つと元の形に戻る。大きくしたり所有者の魔力が低いと剣の強度が下がってしまう。 勇者以外には聖剣を形状変化させることができない。また、聖剣自身が勇者を選ぶ性質があるようであり、かつては岩に刺さっていたところをシオンに引き抜かれ勇者として選んでいたが、王都の事件の後は魔力レベルが一時的に上がっていたトウカを次の勇者としてふさわしい者であると誤認した。 「聖剣の世界」と呼ばれる死んだ勇者の精神が連れて来られる場所を内包しており、使命に身を捧げた見返りとして覗いたものの思い描く理想の世界を見せる事が出来る。シオンの精神もこの世界に滞在している。 万が一紛失しても、しばらくすると自動的に勇者の元に戻って来る機能がある。勇者の意志で手元に瞬間移動させることも可能。 悪魔 地獄の門から来る異形の怪物であり、人の肉を好んで食べる。 下級悪魔、中級悪魔、上級悪魔に分かれている。中級は黒い頭をしており、魔力レベルは7程度で魔術を用いてくる。上級は赤い頭で、魔力レベルは11以上ある。 女性型の悪魔も存在するが、人間の女性に欲情する悪魔が多く、好んで裸にしたがる。 上級悪魔のさらに上位の悪魔として、四大魔公と魔王がおり、いずれも聖剣もしくは人造聖剣の攻撃でなければすぐにダメージを再生できる。3年前に四大魔公と魔王はシオンによって倒されており、四大魔公の死体は屍術師達が所持し、魔王の死体は地獄の底にあると言われている。 地獄の門 地獄と地上の世界を繋ぐ門。北大陸に位置する。 3年半前に開いてしまい、多数の悪魔が地獄から来たため、人間同士の争いが終わったと言われていた。3年前にシオンが聖剣によって封印したが、3か月前に再び開いてしまい、悪魔の二度目の侵攻が始まってしまった。 門が開くのと同時に周囲が結界で囲まれるようになり、結界には通る際に悪魔や屍術師にダメージを与える効果がある。また、地獄から送られる魔を閉じ込める効果があるため結界内部は魔の濃度が異常に高くなっている。門が開いたままでいると、魔力レベルの低い人間にとって毒となる地獄の魔が地上に流出し、やがて人間が絶滅してしまうと言われている。 魔王によって封印を妨害する力が働いており、魔王を倒した後に門の上部にある魔法陣に聖剣を刺さなければ封印できない。 過去に何度も開かれたことがあり、その度に勇者が選ばれて封印されてきた。地獄の門を封印した者には屍術師にまつわる世界の真実が教えられる。 魔晶石 悪魔の心臓で、魔術の使用に用いる結晶体。強く握るとその者の魔力の強さに応じて光る。石に刻まれている悪魔の文字「呪文」を「起動呪文(アイン)」のあとに続けて心の中で唱えるとその悪魔と同じ魔術が使える。 効果は使い手の魔力に依存するものが多い。複数の人間が一つの魔晶石を同時に握っても効果がある。一人の人間が複数の魔晶石を同時に使うことも可能。 同じ魔晶石を使い続けると、最初にあった呪文の下にもう一つ新たな呪文が現れ、「上級魔術」という別の魔術が使えるようになる。習得するには、常に魔晶石を身につけ可能な限り魔力を注ぎ続け、自分の体の一部のようにする必要がある。硬化の魔術のように、自身にかけるタイプは習得が早い。 屍術師(ネクロマンサー) 屍術を用いる人間。遠い昔、地獄に閉じ込められた人間の末裔であり、白い髪と赤い瞳は地獄の環境に適応する中で変化したもので、心臓が魔晶石でできている。また、倫理観が歪んだ者が多く、死者を悼む感情が無い。 魔の濃度が高い地獄で悪魔と戦い続けてきたため、魔力レベルが非常に高く、9のアンリでも落ちこぼれとされている。地上では地獄と環境が異なるため、鼻水や汗が常に流れ出たり、風邪気味になるなど体調不良になる者が多い。 地獄から門を通って来た際は、異質な力と姿を恐れた人々から悪魔だと断罪され、大勢が処刑された過去がある。 実は1000年以上前に地獄へ送られた罪人と悪魔との間に出来た子供の子孫であり、1000年前に悪魔と協力して地獄の門を開いて神々を滅ぼした。その後、人間たちの支配権をめぐり悪魔との間で対立が起こり、ファロム王国の4人の屍術師を除いた大半が地獄へ再び閉じ込められた。 悪魔と同様、人の魂を喰らい続けることで永遠に生き続けることができるが、常に大気中に漂う大量の魔を取り込んで心臓の魔晶石に供給し続けなければ死んでしまう。そのため、地獄の門を閉じて地上の魔が薄くなると、5年程度で死んでしまう。 屍術(ネクロマンシー) 死体を操作する禁術の一種。人間の死体の他、動物や悪魔、魔物の死体にも使用可能。死んでいなくても、魔人化の魔術により精神が弱められている相手にも使える。精神の宿った頭部を、魔力を込めた攻撃で破壊すると復活できなくなる。「遠隔屍術」と「憑依屍術」に分かれる。 遠隔屍術は死体に魔力を注ぎ、操作できる。複数の死体を同時に操作することができ、すべての死体と感覚を共有することができる。しかし、複雑な行動をさせる場合はかなりの集中力が必要となる上、死体を喋らせることは出来ない。死体と術者は魔力の糸で繋がっており、発動中は常時魔力を消費する。術者の魔術を死体にも使用させることが可能。術者から離れるほど魔力消費は高まるが、死体が破壊されても術者にダメージは無い。ファロム国王が用いる特殊な遠隔屍術は、ゾンビを喋らせるほか、疑似人格を与えて自動的に会話をさせることも可能。 憑依屍術は死体に精神を憑依させ、自身の肉体のように自由に動かす事が出来る。術者以外の第3者の精神も憑依させることが可能だが、術者以外の人間の場合は本人の意思で自由に元の体に戻る事が出来ず、術者に戻してもらう必要がある。憑依時に大量の魔力を消費するが、憑依後は消耗しない。憑依した精神や元の肉体が破壊されると、憑依者は死んでしまう。魔力を消費することで死体のダメージは再生するが、憑依者の魔力レベルが低いと再生できず、逆に腐敗していき骨だけになってしまう。また、何度も憑依を繰り返すと精神が劣化する恐れがあり、魔力レベルの低い者の場合は廃人になってしまう。 生者の棺 古代の魔導具。憑依屍術でアンリがトウカの精神をシオンの肉体に移した際、トウカの肉体を魂と共に封じた小さな棺。これを破壊するとトウカの意識は途絶え、死亡する。 屍術師達は四大魔公の死体を生者の棺に封印しており、この棺を手にした者は四大魔公の再生能力を利用して重傷でも一瞬で回復させることができる。 冒険者ギルド 冒険者たちが仕事を請け負う場所。その仕事内容は届け物を街から街へ運ぶ簡単なものから化物退治など命の危険を伴うものまで、様々である。 ソーマの雫 原料に世界樹から極まれに採れる果実が使われている貴重な薬品。価格は一本一億クルーク。飲めば魔力が一時的に3レベル上昇するが、同時に複数使用すると肉体や精神が膨大な魔力に耐えきれず後遺症が残ることもある。 魔漏症 精神的なストレスにより、魔力を体に留める事が出来なくなる病気。魔力を補給するために大量の食事を摂らないと死に至ってしまう。体液が体外に排出される際に脳が誤った信号を出して魔力まで排出してしまうため、生理現象で排出された体液にはソーマの雫とは比べ物にならない程高濃度の魔力が含まれている。そのため、体液を飲んだ者は一時的に魔力が急上昇する。 人造聖剣 世界有数の魔術師や魔導技師、鍛冶師が協力して作り上げた4本の新たな聖剣。ミリィが所有している「デュランダル」及びアルバートが所有する「ブリューナク」がこれにあたる。地獄の門は封印できないが、魔王や四大魔公を殺すことは可能。 地獄の門の封印がすぐに解ける事を予期していたシオンが、悪魔への対抗手段の一つとしてシオンの主導で造った。 魔物 悪魔と違い、元から地上にいた化物の総称。昔の勇者や冒険者、悪魔たちの標的にされた結果、ほぼ絶滅した。ドラゴンやゴブリン、ハーピィなど様々な種族がいる。 賢者の島では多数の魔物が生息しているが、ニコラが実験の中で作り出した魔導生物であり、元は人間や動物の死体、魔晶石からできている。 魔女 ごくまれに人の限界を超えた魔力レベルへ急激に上昇する人間。主に女性に多い。 膨大で高純度の魔力は人の体では耐え切れず、そのままでは1年も経たない内に死に至ってしまうが、魔力レベルを下げる道具を身につければ死なずに済む。 屍術師と同様に人々から恐れられ、最終的には処刑されるか辺境の地へ追放される者がほとんど。 神々 かつて世界を支配し、人間を統治していた存在。天使を従え人々の行動を監視し、罪人は即座に地獄へ送って世界の秩序を保っていた。 しかし罪人と地獄に住んでいた悪魔は神々に不満を抱き、1000年前に協力して地獄の門を内側から開き、神々に戦争を仕掛けた。3年にも及ぶ戦いの末神々と天使は全て滅んだ。 神造武具 神々の創造物の一種であり、装備として小型化された兵器。 勇者の持つ聖剣やロゼリア王国に伝わる支配者の指輪、レナードが所有する戦神の鎧がこれにあたる。 霊体連結 精神体と肉体の結びつきを魔力で極限まで強固にする技術。 この力は魔力の質や量よりも、魔力をコントロールするセンスが必要になる。また、肉体の限界を超えた動きを行うため負荷も大きく、鍛え抜かれた肉体でなければ長時間の使用はできない。 シオンやマルグリッド、カイル、フィエリなどが用いる超人的な体術はこの技術で行われている。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 15:41 UTC 版)
リプル島 ギルドの新人を発掘する大会が毎年行われている島で本作の舞台。モチーフはカプリ島。
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「フリーライフ 異世界何でも屋奮闘記」の記事における「用語一覧」の解説
《アース》 物語の舞台となる異世界。いわゆる剣と魔法の世界だが、なぜか《Another World Online》というゲームと酷似している。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 00:12 UTC 版)
bio(ビオ)クラフト 宇宙船型の生命体。人間形態(ホロン体)と、宇宙船形態(bioクラフト形態)の二つの姿を持つ。大きく六つの階級に分かれており、チェスの駒に例えて上から順に『王(キング)』『女王(クィーン)』『僧侶(ビショップ)』『騎士(ナイト)』『城塞(ルーク)』『歩兵(ポーン)』という、地球人類が言い出した呼び方である。上位二つが『貴族(パトリシャン)』、下位四つが『市民(プレビシャン)』である。bioクラフト同士の名乗りでは市民階層の場合、装備するドリルの数を名乗る。 審判の四姉妹 bioクラフトたちの中でも特別な地位にある、ティラ、ティセ、ティル、ティオの姉妹。bioクラフト形態が『クレストン(露頭)』モード(いわゆる普通のbioクラフト形態)と、真の姿である『ジャッジメント(審判)』モード(大きさは内惑星軌道の直径ほど)の二つある。 ドリル 市民階層のbioクラフトが装備する、回転式次元衝角。 チェーンソー 下位のメリグナントクラフトが装備する、鋸歯状次元衝角。 サテライト bioクラフトの分身とも言うべき存在。bioパートナーが操船する際のコントローラーとして機能する上、武器としても使える。通常、bioクラフトの形をそのまま模した『オービット(軌道)』モードと、杖にドリルが生えたような『ステーショナリー(常備)』モードの二つの形がある。 UNbAR 国連bioクラフト適合交流研究センターの略称。 契約 bioクラフトは通常、知的生命体と契約しなければ戦闘モードを取ることができない。 HELLO 人類及び地球解放連盟の略称。 アミークス bioクラフトと地球人類との分離を主張するbioクラフトたちの組織。 グランディッツァ 地球人の間にネットワークを持ち、ペンデュラム財団のバックにいる組織。 量子ブラインド bioクラフトは、姿を隠すために『内側からは外を認識することが出来るけど、外からは内側を認識することが出来ない』領域を展開することが可能で、これを量子ブラインドと呼称している。 アペンディックス bioクラフトが所有する、様々な種類の知的生命体。 オーグメントクラフト bioクラフトが自分たちを補助する為に使用する存在。 メリグナントクラフト 鋸歯状次元衝角を持つ宇宙船型の生命体。知的生命体と契約なしでも戦闘モードに移行できる。bioクラフトからは「文明の破壊者」と呼ばれている。
※この「用語一覧」の解説は、「グロリアスドーン」の解説の一部です。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/15 06:07 UTC 版)
「えでぃっと!―ライトノベルの本当の作り方?!―」の記事における「用語一覧」の解説
大枝芸術学園(おおえだげいじゅつがくえん) 芸能関係の仕事を目指す生徒たちが通う学園。文芸、美術、音楽、芸能の4つの専門授業から各生徒が専攻を決める。 大枝神社(おおえだ じんじゃ) 参拝すれば芸の才能が開花するといわれている神社。イツキが祭られている。
※この「用語一覧」の解説は、「えでぃっと!―ライトノベルの本当の作り方?!―」の解説の一部です。
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JL(ジャンプランド) CC(チャットカフェ) ユーザー同士がキャラクターを選びチャットすることができ、キャラクターの表情を喜怒哀楽により選択したり文字を変化させることができた。 HN(ハンドルネーム) IC(一覧チャット) カキチャ(書き込みチャット) カキコ(書き込む) 友メ(友達メール)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 03:01 UTC 版)
「材木売」「材木商人」らのおもな関連用語の一覧である。 材木座 - 貯木場・板材等の販売権を独占する座 材木奉行 -中世の材木の調達・管理を行った役人・役所 近世・江戸幕府の職名、材木の調達・管理を行った 木屋・樹屋(きや) - 材木小屋、材木の貯蔵用の倉庫 木屋預(きやあずかり) - 木屋の管理をする頭人・頭目 川並鳶・川並 - 木場で木材の管理をする者 材木問屋 - 近世以降の流通における問屋 材木屋風 - 近世・江戸で流行った髪形 杣 - 古代・中世の律令時代の指定山林 杣司 - 古代・中世の杣の管理人 杣工 - 古代・中世の杣を伐採・製材する者 木屋師 - 丸太を山中から川まで運ぶ職人 筏師 - 筏作り・筏流しを行う労働者 木挽・大鋸挽 - 製材する者
※この「用語一覧」の解説は、「材木売」の解説の一部です。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 14:10 UTC 版)
「マルドゥック・スクランブル」の記事における「用語一覧」の解説
マルドゥック市 この小説の舞台となる街。沿海の工業都市であり、一見華やかであるが貧富の差が大きく一部にはスラム街も存在する。ブロイラーハウスに代表されるような塔型建築に象徴されるような男性型社会である。都市名の由来は政令中枢部に設置された螺旋階段状のモニュメント「天国への階段」である。 三博士 宇宙戦略研究所の創立者。チャールズ・"フェイスマン"・ルートヴィヒ、サラノイ・ウェンディ、クリストファー・ロビンプラント・オクトーバーの3人である。先の戦争が終結し、戦争に用いることのできる科学技術の禁止が決定されたのに伴い研究所も閉鎖されることとなったさい、それぞれ、研究所を完全に外界から隔離することで研究所の存続を図ること(楽園)、都市にたとえ非合法な形であったとしても快楽を供給することで研究所の科学技術の有用性を証明すること、マルドゥック・スクランブル-09法を提案し、それぞれに実行した。クリストファーはオクトーバー社、ネイルズファミリー、カトル・カールらとの争いのなかで死亡し、サラノイは自殺未遂によって植物人間となったため、この物語の時点での生存者は実質フェイスマン・ルートヴィヒだけである。 マルドゥック・スクランブル-09 マルドゥック市における人命保護を目的とした緊急法令「マルドゥック・スクランブル」の一つで、保護証人の人命保護のために委任事件担当捜査官および保護証人に禁じられた科学技術の使用を認める法律。三博士のひとりであるクリストファーが提案創設したもので、元来はクリストファー、ボイルド、イースター、ウフコック等の10名と2匹から為る独立した法執行機関であったが、労働組合を利用したオクトーバー社の犯罪を捜査する過程でクリストファーをはじめとするほとんどのメンバーを失い独立機関として維持することが困難になったため、クリストファーと"繋がり"があり09を擁護する立場にあったヴィクトル・メーソン市長の支持のもと09は改正され、09の執行機関を一つと限定せず、それぞれの機関の人数制限を撤廃し、禁止された科学技術の保有者が市民の生命保全のため(主に委任事件担当捜査官として)に働く、という現行のものとなった。ただし09により禁じられた科学技術を使用する者は常に自身の有用性を証明し続ける必要があり、社会から危険と認識されればいつでも廃棄処分を受ける可能性がある不安定で危険な立場である。 委任事件担当捜査官 事件当事者からの委任を受け事件の捜査、解決を行いその結果ブロイラーハウス(法務局)から報酬を受け取る者のこと。俗称は事件屋。委任事件担当捜査官はライセンス制で人間でないものであってもライセンスを取得することは可能。担当する事件に関係する場所、物品にかんして非常に強大な権限を保有しているが、事件の捜査過程の行動や解決の行方によっては連邦法の容疑者として特定される可能性がある。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 23:13 UTC 版)
ア・ハーン 作品の舞台となる大陸。文化圏は大きく東方、西方に分かれておりその間に不毛地帯である中原が横たわっている。本作の主要な舞台は中原から東方にかけてで、西方は作中では断片的にしか描かれていない。 中原は大森林を西方との境界とし、東はカーランカ大山脈と大河アグが東方との境界となっている。東西それぞれの領域の倍以上の広大な地ではあるが、乾燥地帯や荒地が多く中央~東部には広大なゴナ砂漠が広るなど、豊かとは言いがたい地である。唯一、アグ河の巨大な三角州ハムル地方のみは、多雨と言ってよい地であり、一大穀倉地帯となっている。しかし、そのために古くから東方と中原の争奪戦が起きており、住民は入れ替わってきた。現在は隣接するシンの領土となっている。 西方から東方を結ぶ交易路が通じており、中原の国家の多くはこの交易路沿いに発達している。このため、中原は東西の文化と元々ある文化が入り混じった独特のものとなっている。 現在は文化的には後進と言える中原だが、現在砂漠となっているゴナはア・ハーンで最初に生じた場所とされ、かつては先史文明の都が存在していたこともある。「白の王」の時代には高度な先進技術を持つ古代王朝が栄えていたが、やがて分裂。後を襲ったラウマーナ帝国もやがて滅亡した。 東西両地方は中原よりは文明化が進んでいるが、現在の文化レベルは操兵を除けば我々の世界の中世程度である。西方は唯物的思想が強いとされる。東方は魔術の統べる地とも呼ばれており、呪術的なものが普通に存在する世界である。作中には植物の繊維による紙は普通に登場する。鉄鉱石からの鋼鉄の量産も可能なようである。火薬は先史文明においては生産されていたものの、現在は製法が失伝しわずかに遺跡から発掘される程度で、火器も遺物を除いて全く流通していない。鉱油は存在しており、「白の帝国」の時代には合成樹脂製品や繊維をも量産できるまで至ったものの、すでに精製技術は失われ、わずかに灯光用に採掘されるのみである。 作中の度量衡については1リット=4cm 1リート=4m 1リー=4km 1グラン=1.2g 1グレン=1.2kg 1グロー=1.2t 1リット=1リットル 1刻=2時間(刻以下の単位は存在しない。そういう時間感覚ということ) 1金ゴルダ=100銀ゴルダ=1,000銅ゴルダ などとされている。 なお、操兵の価格は中古の従兵機が1,000〜2,000ゴルダ、狩猟機が8,000〜20,000ゴルダ(いずれも金貨)とされている。新品に関しては工呪会と教会の思惑によるので不明だが、アビ・ルーパは破格の200,000ゴルダ以上とのこと。 東方 東方はアグ河とカーランカ山脈により中原と区分されており、中原との交通はアグ河を渡るルートにほぼ限定されている。対岸がかすむほどの大河が自然の濠となっているため、東方連合は動員操兵の数では10倍以上の差をつけていながら中原を攻めあぐね、東方と中原の紛争は膠着状態となっている。 東方は文化・気候により北部、東部、南部、西部の四つに区分されている。 北方より移住した民が聖刻教会の原型をつくり布教を始めたのが北部域である。北部は寒冷な気候のため、あまり豊かとは言えない地であるが、信仰心は不毛の荒野に壮麗な都を築いた。教都ワースランとそびえ立つクラマッソ大聖堂は教徒にとっては聖地とも言える場所となっている。 東部域は交易路の東の終点であり、気候も穏やかなことから東方の商業の中心地となっている。最近は駐留する四鳳騎士団が教会の権威をかさに着た行動を取っているため、大商人や支配階級はかなり反感を持っている。 南部は高温多湿の気候であり、元々荒っぽい気性の住民が多い地であった。北部よりストラ家が移り住み、武威を用いず根気良く布教を行ったことから現在は聖刻教も広まり、ストラ家を範とする武を重んじる気風になっている。この地を管轄する赤龍騎士団は16騎士団最強との呼び声も高い。製鉄や金属加工が有名で、この地の良質な鋼は「南部鉄」と呼ばれ西方の「ミルジア鉄」と並び称される。 西部は先史文明の末裔の古い王国が多く残る地であり、聖刻教も布教が進まなかった。大動乱が勃発してからも教会の仲介を拒否しており、聖刻騎士団の武力介入にも最後まで抵抗したが、最終的には膝を屈し聖刻教の布教と聖刻騎士団の駐留を認めることとなった。しかし、聖刻教への帰依も操兵を入手するための方便であり、ヒゼキア・スラゼン連合王国の建国による混乱で再び西部全体が不安定な状況となっている。長い歴史を持つ地だけに古代の遺跡も多い。 西方 西方は中原とは巨大山脈ラムクトと「大森林」によって隔てられた地で、世襲型の王政の国家が多数を占める。《封印者》である「天都」とその二次組織である西方工呪会もこの地に拠点を持つ。人種はアハル民族が9割を占め、次いでフェルム民族が8%を占める。いくつかの分派が存在するものの宗教としてペガーナ教がほぼ全域に渡り広く伝道されている一方、唯物主義的な思想も発達しており、文明的には中世ヨーロッパに近似している。ラムクトの存在により、各地域間への移動や中原への交易には船舶を用いるのが一般的である。 西部域は古代には「龍の帝国」が300年もの長きに渡り覇権を握ったものの、絶対的抑圧者であった龍の王の死後は群雄割拠の状態が長く続いていた。しかし南部域からバルーザ人が侵攻するにあたってロタール国を中心として諸国は団結。こうして建国された「青の帝国」こと「神聖ロタール帝国」に臣従することにより、諸国はバルーザという共通の敵と宮廷という代理戦争の場を獲得。水面下での戦いこそ免れないものの、諸国は調和が保たれている。 北部域には「秘装八者」と呼ばれる《八の聖刻》のもととなった自我を持つ操兵がいるという説もあるが、真偽は定かではない。かつては「古の種族」と呼ばれる民族が建てた「黒の帝国」ことダカイト・ラズマ帝国が隆盛を誇ったが超自然的存在を巻き込んだ大規模な内乱を繰り返し衰退、やがて奴隷階層であったアハル民族に滅ぼされ、今は生き残りであるラズマ氏族がマバディ島にわずかに住まうのみである。現在は四つの大国と小規模国家が存在し、古くから発達してきた鉄工業を背景に、優れた鉄製農具や非戦闘用操兵の量産によって本来農業に向かない大地を西方随一の農業地帯へと押し上げている。事実、西方でもっとも科学技術が発達しているのは北部域との噂も高い。 南部域はかつて西方の文明の中心であった地域で、硬直し零落した旧王朝諸国をよそに、現在はシャルク法王国が覇権を握っている。オルゴ河流域の食糧地帯と南西部の砂漠からの鉱油、スカード島の鉱石採掘とが主要産業であり、オルゴ河南部のステップ地帯はバルーザ人が遊牧を行う程度でほとんど文明化されていない。ラムクト山麓には莫大な鉱物資源が眠っているが、これが産業化されるには相応の時間を要する。 東部域はラムクトと「大森林」と呼ばれる原生林が広がり、九尾獣等の強大な魔獣が人類の拡大進出を阻んでいる。一方で、ヴァーキン国など人類の生存域もいくらか存在し、ロタール帝国に臣従するなどして活路を見出している。 中原 アハーン最大の砂漠地帯ゴナ砂漠を中心に、西はロード平原から東はカーランカ山脈、そして大河アグ、北は東西に長く横たわるカッチャナラ山脈、南はレアーシボ西岸からシャクティ地溝、キャクチャス海岸に囲まれた広大な地域である。南北には中央山嶺が走り、〈ロード平原諸国〉や〈交易路周辺地域〉、<カッチャナラ大森林>や<カッチャナラ西部山脈南平原>といった様々な地域を分っている。 中原諸国・ホータン・シン・ダマスタ・パルティア・レイケン・キタン・ナリール・ウルオゴナ ゴビ砂漠 カーランカ山脈 カッチャナラ山脈 北方 東方北部域の更に北を指す。北部域すら寒冷で人が住むには適さないとされるが、北方は更に過酷な気候で険しい山脈と凍土が連なる地帯である。一方で、先史文明の遺産が色濃く残る地でもあり、聖刻教会は北方から東方へ移り住んだ人々が伝えた宗教であり、教会練法師団の本拠地(通称「お山」)も北方にあるとされる。警戒も厳しく「招かれざる客」は直ちに排除される。邪気を払う神樹「ホーマ」が自生する地であり、ハイダル・アナンガとダム・ダーラを封じた聖なるホーマ樹も北方のどこかに存在している。東方から北方へのルートは険しい山脈により遮断されており(聖刻教会の始祖は山脈を貫くトンネルを使用したが、現在は崩れている)、中原からはゴナ砂漠を渡り更にカッチャナラ山脈を越えなければならないが、このルートから生還した人物は確認されていない。このため一般の人々が北方に立ち入ることはほとんど無い。カッチャナラの尾根からは<アレビス大森林>と呼ばれる針葉樹の樹海が確認できるものの、その先を見通すことはできない。 南方 古操兵や魔獣が跋扈する文字通りの暗黒の地であり他の地域からの侵入・進入を許さない。謎に包まれた地である。 聖刻教会 東方最大の宗教組織。 2500年前に八の聖刻の一つを封印した八聖者が起した宗教とされている。聖刻に秘められた神の意思を理解し、聖刻の力を正しく使うことで乱れた世を救済すことを教義とする。 実体は八の聖刻に対抗する術を後世に残すための《封印者》の組織である。 総本山は東方北部の教都ワースラン。下部組織として、教務団、聖刻騎士団、操兵鍛冶匠合、練法師団をかかえている。教務団 聖刻教会の四大機構の一つ。聖刻教の布教や信徒の共済といった一般教務を執り行う修道士によって組織された機構 聖刻教会で一般に≪修道士≫と呼ばれる人々はこの組織に属し、聖刻教会僧はその格の高さによってハつの≪階梯≫に分けられている。 入りたての第一階梯は≪見習い≫、第二階梯から僧侶と呼ばれ、第三階梯から≪布教士≫の資格が与えられ布教活動が可能になる。また、ある程度、聖刻の力をある程度封じることができる≪聖印≫が与えられるのも、この階梯からである。第四階梯から≪派遣士≫の資格が与えられ、他の地域の教会に派遣されるようになる。 第五階梯にもなると≪司祭≫と呼ばれる様になり、国単位の小管区を与えられるようになり、:第六階梯は≪教導師≫としての任をおび、法王庁との中立ちとして聖刻教を国教とする国々への相談役として派遣されるようになる。 第七階梯は管区長として一地域をまかされる。この管区長を束ねる最高位の階梯を持つ統括総管区長、つまり教務団の頂点である。階梯そのものは八つしかないが階梯を一つ上げる事は至難の業であり、管区長と審議僧連による厳しい人格・人望・信仰心の審査が行われる。 操兵鍛冶匠合 東方で唯一、操兵を製造すつ秘術を継承する組織。 本拠地や構成員は厳重に秘匿されており、各地の聖刻教会を通じてのみ連絡を取ることができる。 操兵は聖刻の力で動くものであるため、聖刻の奇跡を具現化した存在の一つとして扱われている。したがって、ただ大金を積めば売ってもらえるというものではなく、聖刻教を保護し喜捨を行うことで一種の現世利益の形で操兵が譲渡される。聖刻教が国家に庇護され、東方で最大勢力を持つに至った理由の一つである。 譲渡や売買については制限を課しているものの、前述の通り操兵をただの兵器ではなく「具現化された聖刻」と見なしており、また機械ではなく「一種の生物」とも見ているために、修理や整備に関しては敵味方に関わらず中立を保って行うことを原則としている。 匠合構成員はすべて世襲であり、その中でも幼少期からの座学・実地研修・を優秀な成績でくぐり抜けた者のみが正式な鍛冶師となれる。一方で、階級絶対主義や派閥主義が横行しており、組織の腐敗が深刻化している。 聖刻騎士団 東方聖刻教会の擁する騎士団で、信徒と信仰を守るために結成された。操兵鍛冶匠合より高品質の操兵を配備され、操手も技量が高いうえに信仰心篤く死をも恐れぬ騎士で揃えていることから、東方最強の武力組織とされる。虎、龍、鳳凰、狼の四聖獣の名を冠した四つの騎士団が、それぞれ東方の北南東西の地域を管轄としている。かつては白虎、青龍、赤鳳、黒狼の四騎士団で編成されていたが、大動乱鎮圧後に増員が行われたことで各騎士団がそれぞれ白赤青黒の四騎士団編成となり、合計16の騎士団で構成されている。 東方全域に展開しているが、国家には属さず国家間の戦争には不介入を原則としている。団員は全て僧籍を持ち、聖刻教の信者の信仰を守るため、やむを得ないときのみ戦うとを許されるとされている。このため出動の命を下せるのは法王のみである。 前法王アショーカは東方大動乱を看過しえず、ついに聖刻騎士団を鎮定に出撃させることを決意、介入より動乱の終結には成功したものの、戦争不介入の原則を破る前例を作ってしまうこととなった。 現法王ネーザは聖刻教会による東方統一という野望を持っており、結託したザトウク家が騎士団の力を拡大しようと大幅な増員をかけたうえに敵対一派をことごとく排斥しているために団員のモラル低下を招き、一部では恐怖と憎悪の対象にすらなっている。 練法師団 東方最大の練法師の組織。従来から東方各地に居た練法師達をその力と組織力を活かして駆逐していった。その実態は不明な部分が多い。本拠地の「山」は永久凍土に覆われた「北方」にあり厳重に秘匿されている。八門はそれぞれの門主の指揮の下に活動するが、さらに上位に「老」と呼ばれる存在があり、法王に助言を行っている。「老」を始め練法師団の関係者が人前に姿を現すことはほとんど無い。教会での会合には練法師団の代表として「大老(タイト)」と呼ばれる役職の人物が出席している。大「老」とついてはいるが、立場は「老」にはるか及ばず、聖刻の秘儀や八の聖刻についての思索を第一義とする「老」にとっては取るに足らない存在に過ぎない。第一部~第四部の大老は陽の門の練法師で、僧形を装った際の姿から老人だと判明してはいるものの、性別や階梯を含め詳細は不明である。ただし、第四部では現在の大老はネーザやザトウクと手を組むことにより出世していった、俗世での政治的能力に長けた人物であることが判明しており、また小競り合いでミカルドにたちまち長々剣を喉元に押し当てられるという、近接戦闘にも長けていて当然の高級練法師としてはありえない失態を晒している。 下部組織として暗殺部隊を持っており、暗殺はもとより諜報、破壊工作などで絶大な力を発揮する。 なお、《封印者》としての役割のほかは太古に失われた秘術の研究を目的としており、工作員となるのは通常は低位の術者のみである。 「老」の本体は歴代の門主の魂の意識集合体であり、彼らは常時討議することにより、《八の聖刻》への対策や練法を含めた世界の在り方について思索している。 西方工呪会 西方で唯一操兵製造の秘術を持つ組織。天都(エヌマ・エリシャ)と呼ばれる組織の下部組織である。 物語中に登場することが少ないため思惑は判りづらいが、本来は聖刻教会同様、八の聖刻による破滅を回避するための《封印者》の組織である。 経緯は不明であるが、現在は聖刻教会とは敵対関係にあり、互いに間者を送りあったり、操兵を対戦させることで情報収集を図っている。 中原の情勢には敏感であり、東方の中原侵攻に対しては、アグ河を挟んで東方と対峙する中原の大国シンに、東方製よりは高額とされる工呪会操兵の新鋭機を無料同然の値段で大量に供給している。しかし、八の聖刻に対する考え方は東方とは微妙に異なるらしく、起動に成功したアルタシャールをクリシュナから回収しようともしている。 配下には教会のような大規模な直属練法師団を持たないものの、一種の人体改造や生物兵器などの独自の技術で対抗しており、互角に渡り合っている。 ラマス教 中原で広く民衆に浸透している宗教。自己鍛練、弱者救済を旨とし、宗教と言うより過酷な自然環境にさらされる中原の民の生活幇助組織としての一面が強い。聖刻教会、工呪会に並ぶ《封印者》の組織。 初代リムリアを祖と仰ぐ。八の聖刻を生み出した超古代文明からの英知をほぼ完璧に継承しているが優れた技術に頼る危険性も熟知しており、むしろ困難に立ち向おうとする人の持つ可能性を重要視している。 率先して民を助けるため、ラマスの僧は心身を鍛え上げ、自給自足の生活を行い、荒地を開墾し、薬草や医術に通じ、「気」を操る独特の拳法を修めて外敵に対抗する。また質素清貧を旨とし多額の喜捨は決して受け取らない。このため、多くの貧しい人々の信仰を集める一方で、各国の王や領主からは煙たがられている。 白亜の塔 現在アラクシャーがある地は、かつて<白き王の帝国>の都でもあり、その中央にそびえるのが白亜の塔と呼ばれる建物である。伝承によれば<白き王>の墓地であるとされている。 先史文明の高度な叡智による遺産であり、白き王はヴァシュマールとの契約により塔の力を使う術を伝授され、一代にして大帝国を築き上げた。しかし、王の死と共にヴァシュマールと真・聖刻は封印され、塔そのものも地下に埋められた。 八聖者(プル・オ・ルガティ) 2500年前にハイダルと死闘を演じ、聖刻教会を創立したとされる八人の人物。陽の聖者 マハーバラ 金の聖者 アチュラ 火の聖者 グリーヴァ 木の聖者 ヤマーン 月の聖者 イーシュナ 風の聖者 ヴァルナ 水の聖者 ラクーシャ 土の聖者 クベーラ 小説第一部の描写では、八門派の練法師のように描写されている。遡れば、神代の太古に巨神族に仕えた人間の末裔であるらしい(少なくとも、初代イーシュナは巨神族の預言者ジュレミィに仕えていた事が判明している)。 彼ら八聖者の魂を受け継ぐ者のみが八機神に搭乗する資格を持つ。これは単なる血縁による子孫という条件でもないようである。 転生者は性別も容姿もその代ごとに変るが、性格のみはほぼ同じになり、どの代でも仲の良し悪しなどの相性は変らない。 月のイーシュナだけは元の顔がよほど気に入っていたのか、男でも女でも同じ顔で生まれてくるとのこと。 火のグリーヴァは年齢差はあれど、常に男女の二人一組で生まれてくる。 聖刻石 練法を使用するときに触媒として使われる、神秘を秘めた宝石。別次元にまたがって存在する物質で異界から力を引き出すことができる。 原石は乳白色をしており、儀式と研磨で導き出す8種類・二天六大に分けられ完成し、より強大な聖刻力を使用できるが完成された聖刻石は使用によって内包する力は減少して輝きを失い、力を失った聖刻石は寿命により二度と練法の触媒に使うことはできない。 練法 この世界における魔法、呪術に相当し、自然界の八つの要素を直接力に変える技術。 触媒として聖刻石という石を使い、指先で決められた印を組み呪文を唱えることで発動する。陽門(リーチャ) - 表門第一位。陽とは太陽を示し光、熱、躍動といったエネルギーを操る門派。シンボルカラーは黃。 金門(キンガイ) - 表門第二位。物質の特質を強化したり、新しい特質を加えることができる補助術を得意とする門派。創造や防御術にも長ける。シンボルカラーは金(教会創設時は銅色)。 火門(フォンハイ) - 表門第三位。火を操る門派。陽門のごとく精密な制御は利かないが絶大な威力を発揮する破壊に特化した門派。シンボルカラーは赤。 木門(ムウナ) - 表門第四位。植物を操る門派。木は生命力を示し治癒術、薬学にも通じるのが特徴。シンボルカラーは緑。 月門(ユイーズ) - 裏門第一位。練法の中でも闇や精神といった事象そのものに干渉する呪術的要素が強く扱えるのがすべて女性のみという特徴的な門派。シンボルカラーは銀。 風門(フェンレイ) - 裏門第二位。風、大気を操る門派で高位術者ともなると雷撃など局地的な天候を操ることもできる。シンボルカラーは白。 水門(シュイチ) - 裏門第三位。水、転じて冷気そのものを操る門派。シンボルカラーは青。 土門(ツファオ) - 裏門第四位。土、大地を操る門派、また大地に還るという意味か死霊術(ネクロマンシー)も発達している。シンボルカラーは茶(教会創設時は黒)。 練法の最高域である第十二階梯はいずれも物理法則をも捻じ曲げア・ハーンの大地に多大な影響を及ぼしかねない強大な術が揃っており、人の身で《八の聖刻》に対抗できる数少ない手段のひとつともなっている。ただし、この域に到達した練法師の存在は神話や伝説としてしか残っておらず、聖刻教会や西方の高級練法師匠合にもこれらの術を扱える者はいない。 かつてのアハーンにはこの上位の存在であり練法が八門に分かたれる以前の原型である秘裝練法も存在したが、風門の派生の雷門や月門の派生の時門などの一部の練法を除き、多数が失われている。聖刻教会やラズマ氏族は使えこそしないものの、秘裝練法のいくつかを今も保有しているという。 練法師 練法を使う、いわゆる「魔法使い」。育成には幼い頃から専門の訓練が必要で、望んで就ける職業ではない。古代からの叡智を護る一族という自負があること、古代人の血を濃く残す一族が練法の素質をより強く持っているという側面があることから、多くの組織が純血主義であり、秘密主義、排他的である。適応力の低い人材までも登用して勢力を拡大した聖刻教会の練法師団はかなり異質の存在であるらしい。教会練法師団も秘密主義に代わりはなく、教育の過程で一種の洗脳も行われ、組織に対する忠誠心が植えつけられている。また多くの脱落者が機密保持のために抹殺されているとされる。 術者としての位が上がるにつれ、肉体が術の行使に特化していき、余分な肉は落ち、内臓が退化し食事は丸薬と水だけになってしまう。一方で精神が先鋭化して行き、欲求や思考も常人のものとはかなり異なったものになるようである。体力的には退化とも言える状態になるが仮面から力を得ることで若さを保ち、高位になると100歳を超えるような術者も居る。 盗聴や遠話、空間転移の威力は工作活動には絶大であり、貴人の邸宅に練法による盗聴を防ぐための鉛張りの部屋が設けられたり、軍勢の野営の際の結界のまじないは練法師の転移を防止するためのものである。 術者にとって下級の練法である場合、他門であっても行使することが可能である。たとえばゾマはカルラの仮面を介して幻覚を用いたり、ミカルドやカイユはアラクシャー侵攻時に火の練法で放火を行ったりしている。 このように練法師は超常の力を様々に振るうことができるが、ただしそのためには結印(ムドラー)のために手を封じ呪文(タンスラ)を詠唱する時間と肉体的余裕とを必要とするために、武人とまともに立ち会えば勝ち目は無い(ただし高位の練法師は強く念じることでこれらの手順を代用できるため、低級の術に関しては瞬時に詠唱を行える)。したがって、練法師は極力自分の姿を見せないで戦うことが多い。そのような振る舞いや、工作・暗殺などの後ろ暗い任務が多いことから、同じ教会下部組織でありながらクランド一門などは練法師を毛嫌いしているようである。 東方では教会練法師団に駆逐されてしまったものの、中原にも小規模な組織は存在するようで、東方から逃れたアバダ一族はシン国に仕えることで援助を取り付けた。西方では「天都」に仕える組織が巨人族の戦いや龍の帝国、「緋の三者」の暴走や女王戦争等によって複数の匠合に分裂した形跡があり、いまや複数の練法師匠合が社会の裏側で鎬を削っている。 占い師や呪い師のように世俗に伝わる下位練法を操ることで生計を立てる術者は「練法使い」と呼ばれ、正規の修業を経た練法師からは蔑視されている。 仮面(人間用) 人間用の練法師用の仮面は、聖刻石と同じく練法を使用するために必用な触媒物の一つ、一般に練法師が術を使用する場合は大抵仮面を着用する。低位のものは鼻から上を覆う半面しか与えられないが、高位になると顔をすべて覆う仮面を与えられる。仮面から力を得ることで延命などの効果があるため、通常高位練法師が仮面を取ることはなく、練法師の象徴ともなっている。仮面の裏の聖刻石の配列は所属門派、技術水準によって違い、力を使うたびに仮面の聖刻力は低下し、聖刻石と同じく寿命がくれば仮面も触媒物の力を失う。しかし、力の尽きない真の仮面もあるといわれている。 呪操兵は操兵用の仮面とペアになった人間用の仮面で操縦する。 また、狩猟兵であっても、遠隔操作や情報共有のために人間用の仮面が存在する機体もわずかながら存在する。 調整された練法師 教会の練法師団は練法師の育成の過程で意識下に組織に対する忠誠心を刷り込む一種の洗脳が行われる。この忠誠心の対象を、特定の個人や組織にした者が調整された練法師と呼ばれる。裏切ることの無い間者として、一部の有力者に雇用されている。しかし、実際には調整は完全では無い。 聖騎士 聖刻騎士団所属の騎士のこと。神に仕える軍を自任し、僧籍を持つことからこう呼ばれる。これに対して、一般の領主に仕える騎士は世俗騎士と呼ばれる。 三聖剣 《八の聖刻》との直接戦闘を想定して生み出された剣の形を持った三種の聖刻。操兵用と操手用とが一対になって存在する。いずれも「ジュレミィ(輝く者)」の力が宿っており、障壁の無効化・聖刻力の封印・破壊不能など超常の能力を与えられている。エル・ミュート かつては巨神族の勇者フェンが振るったという神代の剣。三聖剣の中でも特に八の聖刻戦に特化した力を持つ両刃剣。ヴァシュマールの背中に装備されているが普段は鞘から抜くこともできない。しかし、八の聖刻に対峙した際はひとりでに使用者の手元に収まったり、剣だけで戦ったりとほかの聖剣と比べても別格の力を持つ。ただし、鞘から抜かれたエル・ミュートの力は現世に転生しているジュレミィ(今代ではジュレ・ミィ)の生命力を削って発現するため、用いるごとに転生者の命を大きくすり減らす。実際に過去世においてエル・ミュートを振るった結果当時のジュレミィが死亡したため、勇者フェンの転生者はエル・ミュートの行使のみならず刃物の使用を本能的に忌避する。また、「写し」として鍛たれた操手用の剣は北方でダム・ダーラの本体を封じるための楔となっていたが、ヴァルダ・カーン封印の影響を受けたことにより、第三部終了後に抜け落ちている。 プレ・ヴァースキン 三聖剣の一本で形状は太刀。東方の聖刻教会の秘宝として祀られており持ち主の気を増幅する機能がある。大動乱鎮圧の功により法王よりラドウ・クランドが拝領し、この剣のみ持って山中に隠遁した。後にラドウの死に際してガルンに託された。操兵用の剣は、未知の金属で作られたラジャス・カーラ・ギーターの装甲すら易々と切り裂く。操手用の剣は第一部でゾマの手に渡っており、二部以降は朽ちようとするゾマの肉体をその神力によってわずかながらも癒やしていた。第四部時点では再びガルンの手に戻っている。 アル・ス・レーテ 三聖剣の中でも二本で一対となっている珍しい剣、形状は細剣。それぞれ柄に赤い宝珠と青い宝珠が装着されている。西方の霊峰ラムクトにて管理されていたが、ラマス教団、イル・カタムを通じてクリシュナに託された。それぞれが操兵、操手の身体能力を高める力があり、ウルオゴナ戦では満身創痍でただバランスを取るためにくっつけていただけのアビ・ルーパの左腕を、筋肉筒との接続すらなされていない状態で動作させた。さらに第四部でのヴァイダラーフ戦ではレプリカとはいえ八機神の装甲を易々と貫き、操手槽の座席までを斬り裂いている。 同化 操兵に搭乗中、操手の意識が身体を離れ仮面に乗り移った状態となること。操兵乗りの極意とされる「人機一体」の極限の姿ともいえる。格の高い仮面を備えた狩猟機で稀に起こるとされている。 元々操手と操兵の同調が進むと、操手は操兵の受けた傷を自分の痛みとして感じることがあるが、同化は文字通り操兵を自らの身体として操り、通常の操縦では引き出せない性能を発揮することができる。しかし同化中は操手の心臓が停止し仮死状態となってしまうため、長時間の同化は非常に危険である。 ラドウ・クランドは自分の意思で同化が行えたとされているが、通常は絶体絶命の窮地などに突発的に起こるものである。 テルガー・カムリは死後も同化を維持し、クリシュナを救おうとした。 聖四天王 聖騎士の中で、聖四天王戦を勝ち抜いた勝者四名に与えられる称号。 16の小騎士団からそれぞれ選ばれた代表が操兵による勝ち抜き戦を行い、勝敗を決する。勝負には真剣が使われるため、死傷者続出の激しい戦いとなる。 更に聖四天王同士の戦いを勝ち抜いた者には聖騎士としては最高位の「機神」の称号が送られる場合もあるが、ただ勝つだけではなく他の三人を圧倒する技量と品格が求められるため、称号を持つものは長い騎士団の歴史でもそう多くはない。 現在の聖四天王は、ワルサ・ジュマーダ、ガルン・ストラ、イスルギーン・ツベルク、テルガー・カムリ。それぞれが任地と所属騎士団、戦いぶりをあわせ「北部の猛虎」、「南部の猪」、「東部の荒鷲」、「西部の餓狼」の異名で知られるが、これは観客が着けたもので正式なものではない。 なお、ガルンの異名が所属する騎士団の象徴「龍」ではなく「猪」なのは、乗機のパラシュ・バラーハが「斧を持つ猪」の意であるため(それ以前から猪武者として知られていたという面もあるが)。 この大会では聖四天王が決した時点でガルンが昏倒したため、他の3人はそれ以降の戦いを辞退し機神戦は行われていない。 また、世情の乱れにより聖四天王戦はこれ以降行われていない。 神人(カムト) 東方西部域の山中に住む種族。外界との交流はほとんどなく、狩猟や採集中心の生活を送っている。 男性は1リート前後の巨体で、身体能力は通常の人間を遥かに上回り、人間ならば操兵をもって対することさえある四手熊を、素手で倒して一人前と認められるという。つまり単純比較するならば、神人の戦士は1人が操兵並の戦闘力を持っているということになる。産まれながらにして強力な「気」を操り、術式を必要とせずに「読心」を使うなど、人間離れした力を持っている。 女性は見た目こそ俗人と変わらないものの、予知や占卜の技能に優れる。中には練法を操る者もいるという。 寿命は人間よりも長く成長も特殊で、一定期間は容姿がほとんど変わらず20歳、40歳、60歳にまとめて成長する。このため外見から実年齢を測ることは難しい。 赤目(キリト) 人跡未踏の北方に住んでいる、赤目で白い肌の種族。「北方人」などとも呼ばれているが、実は太古に聖刻を管理する役目として創造された種族。人間より遥かに長命であり、作中の台詞からは死後転生しても前世の記憶を持ち続けるとされている。しかし、地下に住むことを宿命付けられているためか赤い目も白い皮膚も光に弱く、屋外に出る際は常に遮光器や身体を覆うマントが欠かせない。人間と混血することは可能だが、遺伝的特性はすぐに薄れてしまう。 同様の使命を持ちながら身体的には正反対の特徴を持つ神人に対しては、複雑な思いがある。 聖刻教は「北方人」が伝えたとされているが、この「北方人」が<赤目>を指すのか、普通の人間の北方人もいるのかは不明。 亜龍 いわゆるドラゴン。生物としての戦闘力ではアハーンの頂点に君臨する。 この世界の<龍>は神として認識される存在であるが、亜龍は<龍>により、自らの力を受け継ぐ眷属として造られた生物である。能力は<龍>に劣るものの、繁殖で数を増やせるなど生物の特色を兼ね備えている。代を重ねるごとに能力は劣化しているが、元々が神と戦うための生物であったため強大なパワーと強靭な体は操兵を持ってしても対抗するのが難しい。長い年月を生き延びている初代に近い個体は練法も自在に使いこなし、秘操兵と渡り合うだけの力を持っている。 真龍 上記の亜龍を生み出した存在。文字通りの「神」であり、その価値観を人を持って測るのは不可能である。形状はいわゆる龍の姿をしているとは限らない。 四手熊 名前の通り、四本の腕を持つ羆。カッチャナラ等に生息する。性格は極めて獰猛かつ体格も巨大であるため、フェンですら苦戦をした。「こいつを倒すには操兵が要る」というのがフェンの弁である。 東方の剣術 東方の剣術は気(プラーナ)を操り、西方剣術と比べ使い手によっては防御・攻撃共に破格の効果を生み出す、また操兵戦では仮面の能力の効果もあり絶大な能力を示す 八極流 木刀を持って岩をも叩き割る実力で皆伝とされ:気を込めた一撃必殺の破壊力を旨とする流派である。他流派の皆伝は八極流において中伝が相当とされる。ガルン、ワルサ、ラマール、ラドウ、ジャランなどが八極流の剣士である。北派と南派に分かれており、ストラ家は南派、クランド家は北派を修める。 神形流 東方で最も普及している剣術 黒狼剣 神形流を元にテルガー・カムリが独自に編み出した勝つことに拘った剣術 天流 長大な刀を使い八極流と並び学び収めるのが難しい剣術 気闘法 体内を巡る「気」を高め、これを用いて戦う技術。特に東方で発展しており、他にラマス教の拳法でも用いられる。 遠当てのように飛ばしたり、折れた刀の刃をイメージすることにより刃があるがごとく敵を斬る、全身に気を巡らすことで、敵の刃をはじき返すなどの使い方がある。 熟練することにより、狩猟機で再現することも可能である。 黒い血 通常の操兵用の血液は人間同様の赤い色をしているが、黒陣営の血液は黒い色をしている。ただの血液ではなく強力な呪力を持っており、注入された相手を自らの眷属とする。神代の巨神と龍の戦争では、龍は黒い血で容易に数を増やし巨神陣営を苦しめたとされる。 操兵に投与すると「獣機」と呼ばれる状態に変化させる。撃破されたハイダルから飛び散った黒い血をダロトが収集しており、強力な教会練法師に対する切り札として使用した。黒い血を投入されたラディルは四足型あるいは猛禽型に変形し、強力な運動能力と再生力を得て他操兵を圧倒する存在となった。 しかし、黒い血は制御不可能の存在であり、直後には操手共々暴走する黒い血によって侵食され理性も知性も無い存在となってしまう。これを救う手立ては無い。 人間にも注入することで、黒陣営の眷属とすることができる。この際身体に剛毛が生えるなど獣人化のような症状が見られるようになる。アルタシャールに注入された黒い血は聖剣によって浄化されたが、聖剣の力をもってしても人間を救うことはできない。ダロトは、黒い血の呪いを解くためには術者を殺害する以外に方法は無い(術者の自然死や自殺ではだめらしい)としていたが、あくまで本来の術者は「黒の陣営」の八の聖刻であるため、たとえダロトが死亡したとしても、第三部で黒き血が及ぼした影響は解除されない。 大動乱 経緯 中原や西方では「東方動乱」とも呼ばれている。東方暦2433年、東方西部域で長い伝統を誇るヒゼキアが、突如隣国スラゼンの奇襲を受け滅ぼされたことに端を発する。 以降、旧秩序の崩壊したことを悟った各国は教会の説得にも耳を貸さず領土拡張戦争に乗り出し、戦火は南部から東部に飛び火、東方全土を焦土と化す泥沼の大戦争へと発展しかねない状況となった。 2440年、乱が始まって以来、不介入の原則と被害の甚大さの間で悩みぬいた法王アショーカは、ついに聖刻騎士団による鎮圧を決意。戦わぬ最強軍とさえ呼ばれていた聖刻騎士団は、創設以来1500年にして遂に国家騎士団との戦争に投入された。東部から南部と転戦を続けた聖刻騎士団は、7年の戦いで騎士団の1/3を失う痛手を受けながら西部域に達し、2447年最後まで恭順を拒んだ西部の大国ライリツの騎士団とトールハルで決戦となった。聖刻騎士団は壊滅寸前となりながらもこれを撃破。ついに戦乱を平定した。 表沙汰にはなっていないが、未曾有の戦火の元となったのはダム・ダーラである。大師の命を受けたカルラが、占星術師としてスラゼン王宮に入り込みヒゼキアを攻めるよう煽ったのである。ダム・ダーラの遠大な陰謀の第一歩とも言えるのが大動乱である。 影響 長い歴史を持つ国々が滅亡、あるいは分裂して相争う戦争となり、従来の勢力図が大きく書き換わった。 東方全土を揺るがす大乱となったことで中原方面が手薄となり。シンは東方に占領されていた穀倉地帯ハムル地方を奪回した。 国家間の戦争の影で、練法師組織の争いも起きていた。従来は古代からの英知を守り抜くという立場を重視し、不干渉に近い状態だったのだが、教会練法師団は各地の練法師を襲撃、教会恭順を拒む者は殲滅か追放してしまった。恭順した者は辻占い師に至るまで教会傘下に組み込まれ、聖刻の力を継承するものは、ほぼ教会に統一されてしまった。 結果的に聖刻教会が乱の勝利者となり、発言力が大幅に高まることとなった。 大きな損失を出した聖刻騎士団は、戦後の秩序維持のために旧に倍する大幅な増強を行うこととなった。このために僧であり騎士であるという厳格な選抜は緩和され、信仰心のかけらもない騎士が大量に入団することになった。
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「異世界はスマートフォンとともに。」の記事における「用語一覧」の解説
スマートフォン(スマホ) 冬夜が異世界に渡る際に、役に立つ情報を引き出せるという理由で神様に頼んで使えるようにしてもらった携帯電話。 冬夜が所持しているスマートフォンは元の世界のWebサイト等の閲覧はできるが書き込みやメールの送受信等の干渉は不可能。通話も神様に限られている。充電は魔力で行う。周囲に人がいる状況でスマホを使う際は、便利な魔法の道具(アーティファクト)、または無属性魔法のようなものとごまかしていた。スマホに様々な【エンチャント】や【プログラム】を施すことによって、本来の用途以上に万能性を増している。冬夜のスマホは神器である。 後にバビロン博士のアナライズにより、スマートフォンが量産され、冬夜の婚約者達やブリュンヒルド関係者、各国の代表者等に配られた。 冒険者ギルド(ギルド) 冒険者に依頼を仲介している。ランクがあり、黒から紫、緑、青、赤、銀、金と上がっていく。後に冒険者アカデミーが開設される際に、黒ランクの下に白ランクが新設された。 上位ランクほど難しい仕事を受けることが出来る。特定の条件を満たした場合の称号(竜殺し・巨獣殺し等)があり、自分より上位ランクの依頼でも称号の条件で受けられる依頼もある。なお、金・銀ランクは掲示が無く、本人に対する直接依頼が主になる。 依頼を完了すれば報酬がもらえるが、もしも依頼に失敗した場合、違約料が発生することがある。さらに数回依頼に失敗し、悪質だと判断された場合、ギルド登録を抹消というペナルティも課せられる。 物語当初はギャレンが唯一の金ランクであり、後に冬夜が昇格した。 魔法 個人の魔力、属性を引き出し、魔法名と効果をイメージして放出する技術。習得には魔法書かスクロール(巻物)、他の魔法使いによる教授が必要。火、水、風、土、光、闇、無の7つの属性があり、適性の無い属性の魔法は使うことができない。また、魔法のイメージがはっきりしない場合も発動しない。 無属性魔法は個人魔法とも呼ばれ、同じ魔法を使える者が2人以上揃うことは滅多に無い。無属性魔法は適性のある者がある時にふと突然頭に魔法名と効果が浮かび上がり、使えるようになる。 属性が多い者は希少であり、リンゼの3属性でも凄いといわれるほど。5000年の間で全属性持ちはレジーナ・バビロンと望月冬夜の二人だけである。 魔眼 ユミナの人の本質を見抜く魔眼、エリアス教皇の真偽を見抜く魔眼、焔の千里眼等、特殊な能力を宿した目を持っている体質。無属性魔法の一種とも言われている。 フレイズ この世界に突然どこからか現れ、人間や亜人を殺戮する水晶の魔物。下級種、中級種、上級種、支配種の存在が確認されている。最低1個から数個の「核」を内包しており、魔力吸収とミスリル等の武器でも傷をつけるのが難しい硬さを誇る身体で覆っている。5000年前に文明を崩壊させたが、この時は突然姿を消した。約1000年前のベルファスト王都遷都にも関わっていた。 人間や亜人を抹殺する目的は不明だったが、後に人間の心臓に取り付く「フレイズの王」の「核」を探す為だと判明する。 変異種 前述のフレイズが邪神(前述)の力により変異したもの。全身がくすんだ黄金色をしている。体が半透明ではなくなったため、核の位置が目視により確認できず、同型のフレイズの位置から推測して破壊する必要がある。 フレームギア 5000年前にバビロン博士により開発された対フレイズ用の搭乗用人型戦闘兵器。 新型の設計は設計図のみができておりそれまで「蔵」の中に死蔵されていたが、冬夜が「蔵」を発見した事で実用化される。後に「蔵」にあった設計図を元に専用機が作られる。 フレームユニット ロゼッタが開発したフレームギア操縦訓練用シミュレータ。 ゴレム 元は裏世界でおこった二つの古代王国の大戦争で生まれた、人に従い人の代わりに戦う機械仕掛けの自動人形。 太古の遺産である古代機体(レガシィ)と、それを解析、複製してグレードダウンした量産型である工場製(ファクトリー)がある。古代機体は能力持ちと呼ばれ、特殊な能力を持つものが多い。古代の天才ゴレム製作者(マイスター)のクロム・ランシェスが作った王冠(クラウン)シリーズはずば抜けた特殊能力を持つが、能力の発動にはマスターの代償が必要となる。 オーバーギア バビロン博士とエルカ技師がフレームギアの技術を用いて作り上げた機械獣型のゴレム用強化ユニット。ゴレムと直接シンクロしてその特性を引き出して増幅する、いわばゴレムのパワードスーツ。 アーティファクト 現存の魔道具とは異なる、古代文明の遺産、魔道具のこと。作中ではレジーナ・バビロン、デボラ・エルクスの二人の発明が多く、大概がトラブルの原因となっている。
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戦乙女(ヴァルキリー) 神界の「戦士の館(ヴァルハラ)」にいる9人姉妹の女神。力の源である恋をするほど強くなる。主神オーディンの娘として、神界ではアイドル的な存在。 半神半人(ハーフ)なので、戦闘体でないときは普通の人間とほぼ変わらないが、純血の神族が人間界に降りて来る場合は人間の器に入らなければならないためLv.1の能力しか使えないのに対し、“恋人”と戦恋をして経験値を貯めることでLvが上がり、キスすることで変身して聖剣本来の能力を行使することが可能。魂量が多い“樹師”を除けば、神族としての戦闘能力のランクは中の上程度。 AP 戦乙女や神族が戦闘時において消費されるエネルギーのこと。これが0になってしまうと、戦闘は不可能とされる。 樹師(セイズ) 半神半人で生まれる子が稀にもつ能力。体内のエーテル量が桁違い。強力な力を持つ代償として、多くは人体に影響する特異な体質を持ち、作中では一千花の超敏感肌、四乃の虚弱体質、八雲の聴覚過敏、スクルドの成長阻害が登場している。 エーテル すべての生物に備わっている生体エネルギー。「魂」と言い換えることもできる。体格や運動神経同様エーテルの量にも個人差がある。神族の能力はすべて魂が具現化したもの。その汎用性ゆえにいろいろな使い道がある。 世界樹(ユグドラシル) 世界創造の巨大樹。エーテルという生命エネルギーを循環させることで、「枝」にあり神々が住まう「神界(アースガルズ)」・「幹」にある狭間に生きる「人間界(ミッドガルズ)」・「根」にある最果ての闇「冥界(ニヴルヘイム)」の3つの世界を構築している。世界の狭間には門番がおり、世界間移動は極めて困難である。樹液にはエーテルを分解する力があり、捕われると能力を使えなくなる。 三世界に何千年もの大いなる繁栄をもたらしたが、10余年ほど前から枯れ始めている。その影響で、豊かだった神界は荒れ果てて見る影もなくなって物資不足に悩まされ、人間界では真冬の猛暑などの天変地異が起こり、神界・人間界の双方で謎の“病”が発生するなど、様々な異変が見られるようになる。主神派の調査により、冥界の最深部にある根に「棘」が刺さったことが機能不全の原因であると判明する。ヘイムダル 世界樹の境界防衛機構の通称。植物でできた巨大な嬰児のような外見をしており、神界と人間界の狭間に陣取り、通り抜けようとする者を探知する。かつて邪神派が人間界への侵攻を試みた際、その戦力を半壊させたという。 世界樹の涙(ユグドラシル・エア) 進化(ミストルテイン)・停滞(ブロート)・豊潤(モックルカールヴィ)の、この世に3つしかない超高密度のエーテル結晶体。その魂量は数億に達し、並みの宝樹(ドグェルグ)ではあり得ない数値を記録する。 物語の開始時点で3つ全てを主神派が所有していたため、戦力的には圧倒的に上回る邪神派が本格侵攻に踏み切れずにいた。だが、作中の時間経過に伴い、“進化”と“停滞”が邪神派の手に渡ってしまう。ただ、宝物庫に保管されていた“豊潤”は精巧な贋作らしく、所在不明となっている。ヤドリギの枝(ミストルテイン) “世界樹の涙”の一つ。「進化」の力を持ち、持ち主の体に宿ることでその能力を“超強化”させる。ただ、一度発動すれば次に芽吹くまで効能が宿らない。 学園祭の時は拓真に託され、ガルムの『牙』で腹から真っ二つにされ死亡した際に死の淵から蘇生させている。その後は亜久津邸で保管されていたが、スクルドが注意を引いている間に邪神派に強奪されてしまう。現在はロキの「退廃の館(アルフヘイム)」へ運び込まれ、“終末戦争(ラグナロク)”に向けて育っている。 刻わたりの兜(ベルゲルミル) 身体の弱い四乃のためにオーディンが製作した宝樹。装着者の年齢を1〜10歳まで増減でき、体格・性格・体調なども年相応に変化する。一説によると娘を溺愛する主神がいつまでも可愛い子供時代の写真を撮りたいがために作ったとも。 ヘイズレーン 巨大な姿見のような形をした通信宝樹。高性能な電話のようなもので、神界から人間界への異世界間通信も可能。 虹の橋(ビフレスト) 近年開発されたばかりの、神界から人間界に向かうための境界転送用宝樹。世界間移動は渡航経路の確保、大規模な移転装置の発明、大量のエーテルを全て用いて初めて成功する偉業であり、冥界へは未だに行く手段が存在しない。 “病”(やまい) 魂が汚染され、身体に罅が入り、最後は心まで失ってしまう完治不能な難病。原因は不明だが、世界樹の異変と関係がある模様。レスクヴァや拓真の母親はこの病気で命を落とし、四乃や新奈の父親が患い闘病中である。 魂が壊れる病気なので、外部からエーテルを補強することで進行を抑えることができる。ただし移植する魂の波長が似ていないと無理な荒技。
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明重神社(めいえじんじゃ) 視力を回復させる力がある神社。柾達はここでのお参りをきっかけに透視能力を持つようになった。
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暁宮(あかつきのみや) 上主の一之御子のこと。暁宮が住む宮も暁宮と呼ばれている。 仮妻(かりづま) 上主、または次期上主(=暁宮)の妻達のこと。複数の仮妻達は同列で、亡くなった後に嫡妻(正式な妻)として婚姻する。 綾津島(あやつしま) 大陸から切り離された巨大な島。上東国、上西国、上南国、上北国の4つの国に分かれて統治されている。現在は上北国が内乱により支配体制が崩壊している為、事実上は三国により統治されている。
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温泉民宿極楽荘 ミラが女将を務める温泉付きの民宿で従業員は全員妖怪。 天照学園(てんしょうがくえん) 日本神話の神アマテラスの名からきている国立の日本第二の規模の霊能者専門の教育、研究機関。 龍鎮玉(りゅうちんぎょく) 美梅が身につけている妖気を封じる封妖具。
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「放課後ランダムダンジョン」の記事における「用語一覧」の解説
学園(がくえん) 魔術を扱う生徒たちが通う学園。 迷宮(めいきゅう) 学園に存在する地下に続いていく道で、地下へ降りるほど強いモンスターが出現する。また、貴重な金属類が発掘されるため、お金集めにもなる。上の階には上がれず、テレポートを使えないため、戻ってくるには位相石と呼ばれるもので途中で中断して戻らなければいけない。そうしておくと、位相石に記録した場所に再び戻ってくることができる。 エーテル回路(エーテルかいろ) 自分の体に作られているマナを制御するための仕組み。 マナ エーテルに漂う粒子。マナの動きを制御することによって魔法を使える。 アーネイ界(アーネイかい) ケンの出身世界。治療魔術があまり発達していない。
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「セイギのミカタ いちご模様は正義の印」の記事における「用語一覧」の解説
Oウイルス ラブの父親がばらまいた人の理性を外すウイルス。性欲を増幅させて男が自分の欲望に忠実になる。潜伏期間があり、感染しても発症までには時間がかかる。
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毒マムシ学園(どくマムシがくえん) ヤンキーや馬鹿な生徒たちが集まる学園。番長をトップとした弱肉強食の学園で生徒は途中で退学してしまうこともたびたびあったが、番長が倒されてからは弱者を救う学園に生まれ変わった。
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パンドラの箱 様々な災厄が封印されていた箱。 災厄 人間に対して様々な災いをもたらすもの。
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