起こり
起こり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/07 01:52 UTC 版)
「共和国広場 (ベオグラード)」の記事における「起こり」の解説
1866年にスタンボル門が取り壊されたことで、この広場の歴史は始まった。1869年にはベオグラード国立劇場が造られる。門は18世紀初頭にオーストリア人によって建てられたもので、現在のベオグラード国立劇場とミハイロ像の間のところにあった。ベオグラードが堀で囲まれていた当時、この門は街を取り巻く門の中で最大であり、最も美しいと言われた。スタンボルとはイスタンブールを意味しており、この門から続く路はイスタンブール(コンスタンティノープル)へと続いていた。オスマン帝国統治下の時代、この門の前では非ムスリムの従属民(ラーヤ)に対する串刺し刑が行われており、当時の人々の間では門にたいしてそのイメージが残っていた。また、1806年の第一次セルビア人蜂起のベオグラード攻撃のさなか、オスマン帝国に対する反乱の指導者の一人、ヴァサ・チャラピッチ(Vasa Čarapić)が致命傷を負った場所でもあった。この悲劇を記念し、広場近くの通りと、付近のモニュメントにはチャラピッチの名が付けられている。 セルビアの自治が始まり、スタンボル門が取り壊されると、その跡地は長らく使われないままであった。その中にあって国立劇場は当時からずっと立ち続けている唯一の存在であり、1945年の共産主義体制発足まで広場はポゾリシュニ(Pozorišni、劇場)広場と呼ばれていた。しかし、1882年にミハイロ・オブレノヴィッチ3世の像が建つと、その後急速に多くの建物が立ち並ぶようになっていった。現在は国立博物館となっている場所には、平屋建ての長屋が建ち、著名なダルダネリ・レストラン(Dardaneli)もそこに入居していた。当時、この場所は芸術家たちの交流の場となっていた。1903年に長屋は取り壊され、財務省庁舎への出入りのための道路となった。この庁舎が今日の国立博物館である。国立劇場の隣の小さな公園には、イリヤ・ミロサヴリェヴィッチ=コララツ(Ilija Milosavljević-Kolarac)が経営するコララツ・レストラン(Kolarac)と映画館があった。現在はヤドラン(Jadran)映画館となっているリウニオネ宮殿(Riunione)は、1930年に建造された。現在プレス・ハウスとなっている場所には、第二次世界大戦前まで多くの店が入った長屋がたっていた。
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「起こり」の例文・使い方・用例・文例
- 地震が起こり,さらに津波が襲った
- 一人の人間にどうしてこんなに悪いことがたくさん起こりうるんだ?
- 戦雲,戦争が起こりそうな気配
- 金融の大暴落が今にも起こりそうだ
- 大地震が今すぐにも起こりかねない
- なんとしても世界大戦がもう起こりませんように
- 起こり得る災害
- 可能で,起こりそうで
- 今夜国境で紛争が起こりそうだ
- 町のその地域は海面より低いので洪水が起こりやすい
- その中で一つの事件が起こりました
- 必ず何らかの問題が起こります
- 成長帯骨折は成長帯の周囲で起こり骨細胞の成長を損なうことがある。
- これらの症状は非精神病の原因で起こり得る。
- 彼女は心配性な人なので、いつも起こり得る最悪の状況について話す。
- 脱毛症は何歳でも起こりうる。
- パワーハラスメントは、企業だけではなく、非営利団体や公共団体でも起こりうる。
- ヒヤリハット(ニアミス、クロースコール)は医療現場のみならず、製造工場や建設現場などでも充分起こり得るものである。
- われわれは、成功の復讐が起こりうるということを常に念頭に置くべきだ。
- それは日本でしか起こりえない。
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