特質とは? わかりやすく解説

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とく‐しつ【特質】

読み方:とくしつ

そのものだけがもっている別の性質特性。「雑誌の—を生かした報道

「特質」に似た言葉

特質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 06:27 UTC 版)

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特質

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 08:50 UTC 版)

今西家住宅」の記事における「特質」の解説

棟札残っているとともに屋根の棟の端部を飾る鬼瓦刻まれ刻銘鬼瓦銘)によって慶安3年1650年)の建立年代が明らかであり、建物妻面には複数屋根稜線見え重ね妻の棟数の多い建物で、天守千鳥破風唐破風付けて外観立派に見せ手法と同じであり、低い方の破風構造上の必要性はまったくない。また、外部白漆喰塗により隠し軒下まで塗りあげ大壁構法を用い、城を思い起こさせる建築様式である。 大屋根、庇(ひさし)とも本瓦葺外壁大壁白漆喰仕上げられ正面には太い格子入っており、2階窓の格子は軒(のき)と同様に塗籠められている。 は、細い幅の面を数多くつくって、元の丸太の形をあまり変えない「瓜むき」といわれる加工法で、戦国時代の城建築の特色残している。 井桁組んだ太いの上小屋束立て、貫(ぬき)で連結した豪壮な小屋組は、寺院庫裡見ているような錯覚をおこさせ、棟と直角に設けられ煙出し城郭彷彿させる。 平面形式約半分土間占め床上部分との境は鴨居敷居が突止溝(つきどめみぞ)と一本引きになっており、板戸入っている。この突止溝は他の間仕切りにも見られ城郭建築使われる技法である。これは、永禄年間1560年代)に建立されたときの名残であり、土間井戸残っているのも籠城考慮してのものである床上内部では、帳台構え、各間仕切敷居鴨居突き止めであることなどが一階平面の特質である。 1階居室部は前述のとおり6間取りとなっており、そのうち4通りより南の4間(「なかのま」、「なんど」、「だいどころ」、仏間)が上段になっており、部屋境には太い上段付いている。「なかのま」は、古くは「おうえ」と言われ座敷で畳十畳敷きになっており賓客招じる格好の間になっている。「なんど」との境に帳台構えがあるが、この種民家に古式とどめた帳台構が完全な形で残っている所は極めて少なく貴重な存在である。「なんど」への出入口は、帳台構え板戸開け一段上がったを跨いで入るのが建前となっていた。帳台構え出入口及び2段押入にはすべて「くろろ」(落とし)が付いていて、いずれも戸締りが完全にできるようになっている。他の部屋にも「くろろ」が付いており、外から遮断できるようになっている今井町このように「くろろ」が付いている住宅は他には見当たらないことからして外敵からの防御を常に意識していたことが考えられる2階には床付き座敷のあることが注目される2階このような座敷造ることは、階級意識強かったこの頃では、上から人を見下げるということで、一般民家には用いることが許されなかった。 現在、本建物建っている位置は、旧環濠集落西端にあって、西の要といったことから外敵威嚇、あるいは防禦する意味において、城郭思わせる建築様式備えさせたものと思われる。したがって、本建物故意北側道路上本町筋)に突出していて、2階座敷北と東の両面塗籠ぬりごめ)の連子窓れんじまど)を設け外敵見張りあるいは町内動向をさぐるに格好の場所であった思われる。 なお、身分制度などの規制強化した元和元年1615年)の武家諸法度発布から、規制緩和される元禄時代までに2階床の間式台があったことから、この家が武家であったことの証しとなっているのである内方高さが現行内方高さに合っており、畳寸法についても旧尺貫法長さ6尺3寸、巾3尺1寸5分の現行京間の畳が使われている。 以上の特質のうち2階座敷式台上段除けば今井町現存する古い民家共通した構造形式用いているが、その中でも旧形をよく保存されてきたのは今西家住宅のみで、他の建物では随時改変されている。 本建物東南隅すなわち仏間南に2階屋(別間)が接続しているが、この2階屋も後補のものではなく、本建物同期のものであることがわかった。この2階屋は改変がはげしかったために、1957年昭和32年)の本建物指定調査の際は、一応保留という形になっていた。再度調査で本建物同期のものであり、当然追加指定ということ考えられたが、内部改造のはげしかったことと、当主希望などもあって指定しないことにした。別間構造形式は、主屋大差はないが、各部材の大きさ比例関係である木割り小さいことと、1階南端柱間には書院のような痕跡のあることから、南8畳間の座敷は、書院形式のものであった仏間南現在押し入れのある個所は、もと東西長い4畳間であって、この4畳間から2階上がっていた。2階は現在前記4畳間上部は現昇降口及び押入れ・南に8畳間の座敷有しているが、もとは厨子形式のものであった。 この別間向い合って西に三階主屋西側の濠沿いに下屋があり牢屋であったが、1927年昭和2年3月7日北丹後地震倒壊した

※この「特質」の解説は、「今西家住宅」の解説の一部です。
「特質」を含む「今西家住宅」の記事については、「今西家住宅」の概要を参照ください。

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特質

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 10:21 UTC 版)

名詞

とくしつ

  1. そのものだけの持つ独特性質特性

発音(?)

と↗くしつ

翻訳


「特質」の例文・使い方・用例・文例

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