農具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 16:33 UTC 版)
農具(のうぐ、英: farm tool(s)) は、農機具のうち農業用の道具類の総称[1]。
概説
農業生産での労働の技術的補助手段を総称して農機具という[1]。農機具は広義の農具と農業用の機械とに大別される[1]。広義の農具には金槌や鋸のように必ずしも用途が農業に限定されない一般道具と鍬や鎌のように主な用途が農業目的の農用道具(狭義の農具)がある[1]。
農具は土を掘り返したり、農作物を収穫したり、脱穀するときなどに使われる。農具には人力で用いるもの(つまり人が手や脚で使うもの)と、畜力を用いるもの(つまり使役動物、たとえば牛・ロバ・馬等に引かせるもの)がある。
先進国では内燃機関などを用いた様々な農業機械が作られるようになりそれが農作業の主要な手段となっているが、それ以外の多くの国々(=開発途上国)では現在でも主として人力や畜力の農具に依存して農作業が行われている。
農具の歴史
焼き畑農業のような最も原始的な農業でも、棒きれのようなものが農具として使われ、土を掘り返すのに使われた。これは、タロットにも登場し、「ワンド」と呼ばれる。タロットがトランプに発展してからは、これは「クラブ」になった。もはや、直接農具を表示していないが、クラブは農民の意味で用いられる。
フランス革命前夜の『百科全書』では、大項目主義の他に、新しい技術の革新やそのしくみの図解などが多数取り入れられたが、新しい農機具もその中に含まれている。
主要な農具
- 耕うん・整地
- 水運び、揚水
- 他
- 芝刈り機(しばかりき)
- 篩(円篩(まるどおし)、長篩(ながどおし)、横篩(よこどおし)、長唐箕(けんどん)、横唐箕)
- 熊手 (くまで)
- 鋤簾(じょれん)[2][3]
- 臼(石臼)
- 裁断機
- ピッチフォーク
- 精米機
- 田打車
- えぶり(朳、柄振 いぶり) - 畑を平らにするのに用いる
- 馬鍬、プラウ、うねきり、ホースミル
- ししおどし
- かかし
- 千石どおし
- 米選機
脚注
- ^ a b c d 福田稔. “農業機械化の経済的意義に関する研究”. 岡山大学. 2019年11月14日閲覧。
- ^ a b 愛知県豊田市本地新田郷土資料館
- ^ 農機具データベース
関連項目
外部リンク
農具
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「牧場物語 しあわせの詩」の記事における「農具」の解説
農具は5種類があり、それぞれにレベルがある。使うほど経験値がたまり、がらくた屋やかじ屋でより性能の高い農具にレベルアップできる。 ハンマー 石、大石、岩を壊せる。 カマ 雑草、枯れ草、牧草を刈り取る。 オノ 枝、切り株、大切り株、大木を切って資材にする。 クワ 自分の土地、公共の土地を耕す。 じょうろ 作物に水をやる。
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「農具」の例文・使い方・用例・文例
- 農具.
- 農具
- 土(通気と雑草の調整と湿気の保存のために)の表面をバラバラにするのに用いられる農具
- 縁にある角度で多くのディスクをつけた除草用農具
- 持ち上げたり掘ったりするのに使用される農具
- 土地を耕して、植え付ける前に溝を切るための一つ以上の重い刃のある農具
- 畔引き馬鍬という農具
- 板鍬という農具
- 柄振りという農具
- 金掻きという農具
- 脱穀を行う農具
- 牛馬にひかせて用いる耕作農具の一つ
- 雁爪という農具
- すき起こした田畑の土塊を農具でたたいて砕くこと
- 塊叩きという農具
- 塊割りという農具
- 農具や車などを引かせるために使用する動物
- 畑地を地均しする農具
- 鋤簾という,土砂をかき集める農具
農具と同じ種類の言葉
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